インボイス制度の本質は何か

10月1日から始まった 消費税のインボイス制度。今になって「ああ、そういうことか」と感じることが多々出てきました。

SNS等でも多くの方が色々書かれていますが、 表層的なことしか書かれていないと思われるものも多いです。
例えば、「消費税は預かり金 だから払って当たり前じゃないか」とか、「今まで益税を貰っていたのだから、これからは許されない」とか。

 

一方 インボイス制反対派の立場の方からは、「消費税 自体が 逆進性があるから無くした方がいい」とか、「消費税がなければ 景気は大浮揚するはず」とか、「零細業者いじめではないか」とか。

それぞれに「なるほど」と思うことも多いのですが、しかし、インボイス制 問題の本質はもう一つ重要な要素を孕んでいる、と私は感じています。

インボイス制度では、「年商1000万」で線引きをしますね。
9月30日まで、売り上げが1千万未満の人や会社には、消費税納入の義務はありませんでした。
それが10月からは、1千万未満でも「インボイス制登録業者」であることを選択すると、納入の義務が生じます。
一方、 売上1000万円以下でも、今まで通り非課税業者の立場を選択出来て、今まで同様に非課税となります。

ところが、その非課税業者に物やサービスを発注した会社は、その非課税業者が免除された消費税を、代わって払う義務が生じるのです。これが、今回の制度の大きなポイントですね。消費税は必ず払われるのです。

つまり、非課税の業者に発注すると、発注元の負担が増えるのです。
そうであれば、出来るだけ「課税業者」から仕入れようとするのは、自然の流れですよね。

端的に言えば、「非課税かも知れないような小さな零細業者や個人の業者などには、発注しない、仕事を回さない」という現象が増えるはずなのです。これは、「課税業者に違いない大きなところに仕事を頼めば、間違いない」という考えにつながります。

少し飛躍して書きますと、これはつまり 小さな下請け業者をたくさん抱えているような規模の大きい 元請け業者を優遇させることにつながる、ともいえると思うのです。

つまり、仕事を発注する側は、課税業者である 大手元請け業者に発注すれば消費税関連の負担や処理の心配はなくなる。
一方、個人でやってるような 零細な現場の職人さんに直接頼むと、頼んだ側が消費税を負担しなければならなくなるかもしれない。
だったら初めから、そんな零細業者に頼まず、比較的規模のあるナントカ建設とかナントカ設備工業だとかいう 元請け業者に頼む、という動きになるわけです。
ここまでは、新聞等で指摘されていることですね。

問題はその先です。
上記の場合、ナントカ建設は多くの場合、その仕事を関連の下請け業者に回します。
さらに場合によっては、その下請け会社は、個人でやっているような熟練の職人さんに孫請けに出すかもしれません。
その孫請けを出された職人さんは、ついこの前までは、自分で直接仕事を受けることが出来ていた方かも知れないのです。

つまり、今回のインボイス制度は、日本のあらゆる業界に蔓延っている「元請け下請け構造」を増長させることにもつながると思えるのです。
そして、最終的に「現場」で仕事をするのは、こういった「孫請け」である個人の職人さん等であることが、相変わらず多いのかもしれません。

元請け、下請け、孫請けの3者があるとして、孫請けは、現場で仕事をします。作業を行うのは、最下層の孫請けなのです。
孫請けに発注する下請けは、元請けからもらう工賃から「ピンハネ」して利益とします。
下請けに発注する元請けは、発注者から工事代を貰い、「ピンハネ」して利益とし、仕事を下請けに回すのです。

末端の個人の職人さんが直接仕事を受ければ、孫請けとしての仕事よりも当然 収入は増える。
でも個人の職人に仕事が回ってこない 以上、こういった 下請け、 孫請け、さらにひ孫受けのような構造がどんどん増長することになる。

お分かりでしょうが、こうした不自然ともいえる構造は、日本の産業界の構造的な 特徴なのです。
そして今回 税法改正がこの構造を増幅させることになっているわけです。

頼む側とすれば 個人の職人さんに直接頼んだ方がよほど安くできます。「ピンハネ」が無いのですから。
しかし インボイス制度によって それが大いにしづらくなる。
下請け費用、 孫請け費用を加えた無駄な 代金を払う 構造になってしまう。
その代金の原資が、税金であることも多いです。公共工事などはそうでしょう。
税金が増えるということは、国民の負担が増えるということです。

そして、乱暴な言い方をすれば、「構造」の上部にある人や会社にとって、とても都合のいい構造である、ということになるのです。

建設だけではなく あらゆる業界に見える この いわゆる 孫請け、下請けの連鎖が、さらに増幅していくということです。

これが 今回のインボイス制の問題の本質だと私は思っています。

別の言葉で言うと、産業界の格差の拡大です。
国民の間の格差はこうして広がっていきます。
ビジネスや政治構造の上層に位置する人たちの権益利益だけが増え、現場で実務に携わる 多くの人たちの利益がその分 減る。

日本は、中小企業立国と言われてきました。
独自の技術を培った個人や零細業者や中小業者が、産業界を「下から」支えてきました。

それが、税制の改革で、「上から」抑えつける構図になってしまわないか。
今回のインボイス制で一番気になるのは、その点です。

百花繚乱、人の数だけ、会社の数だけ「売り」の技術がある。
そういう国は強いと思います。ピラミッド型の社会とは、大きな違いがあります。
一つがだめでも、他がある。次から次へと新たな斬新な技術や発想がどんどんと出てくる。そういう国が、これからの「乱世」では強い国となるのです。

上からの統制を強める税制が、それに逆行しているような気がします。

味音痴を作らないために

味音痴・・・いい言葉ではありませんね。味の本質が分からずに、本当の美味が理解出来ない。そういう方、こう呼びますね。

味音痴は、生まれつきのものなのでしょうか。
一生、治らないものなのでしょうか。

私の経験では、そういうものではありません。
むしろ、比較的短期間に治せるものだと思っています。
その治し方も、別に難しいものではありません。

味音痴で一番多いのが、「化学調味料依存症」です。
今やほとんどの加工食品に利用されている「化学調味料」は、味音痴を大量に生む、いわば「諸悪の根源」なのです。

化学調味料は、化学的に調合された強い「旨味」を加えるものです。
旨味というものは本来は天然の素材に含まれる穏やかな味わいですが、その「旨味」を、化学的に調合して、料理の上から覆いかぶせるように使うのが、化学調味料です。自然の旨味とは表面的には似た味わいですが、その作用は強く、化学的で不自然であり、いつまでも味覚から消え去らず、料理本来の味わいとは程遠い味となります。

その上、習慣性も強いのが化学調味料の一つの特徴で、使い続けると、あたかもそれが本来の旨味だと錯覚し、その化学的な旨味が無いと「まずい」と感じるようにさえなります。

これが、「化学調味料依存症」です。

私の感じる限りですが、今の日本では、程度の違いはあれ、ほとんどの方がこの「化学調味料依存症」に罹っていると言っても過言ではありません。

たとえば、だれでも好きな、「蕎麦」。このそばの温かい汁の味は、鰹節や昆布などから「出汁」を取り、その旨味を利用します。
ところが、中にはこの出汁さえ取らず、昆布や鰹の旨味に似せた化学調味料で「偽の味」を出しているところもあります。
スーパーで売っているカップ麺のそばやうどんなどは、全部がこの類です。

そして、それがまた売れるのです。

昆布や鰹から出汁を取るのは、手間もコストもかかりますが、顆粒状の化学調味料を少し入れるだけで、「偽の、よく似た」旨味が出るなら、それを利用する業者が現れます。

ものによっては、ほとんどすべてが「化学調味料の偽の似た旨味」に侵されている食品もあるくらいです。
キムチも、その一つです。

さて、こうして「偽の、よく似た旨味」を利用し続けると、どうなるか。

味覚が、鈍感になります。
より強い「偽の、良く似た旨味」を欲するようになります。
化学的な旨味のほとんどは、食べた後口の中から長時間消えないものですが、それに慣れて来ると、その不自然な強い旨味が無いと物足りなくなるのです。

そのような食生活を続けるとどうなるか。

血圧が高くなります。
化学調味料の成分は「ナトリウム」であり、ナトリウムは高血圧の元凶でもあります。

そして、飽食によりカロリーオーバーとなり、糖尿病や痛風のリスクが高まります。

高血圧、糖尿、痛風。いわゆる「生活習慣病」のオンパレードですね。

そして、不自然な濃い味に慣れ、味覚が麻痺してきて、「馬鹿舌」「味音痴」となっていくのです。こうなると、本当の食の素晴らしさの世界からは、遠く離れてしまうわけです。

では、これは修正できないのか。「味音痴」の深刻な世界から離れられないのか・・・?

それは、出来ます。
離れられるのです。
それなりの行動をとれば、自然な味の世界に戻れるのです。

その基本は・・・

★薄味の生活をする。化学調味料から離れる。

ということになります。

馬鹿舌になってしまうと、強い味、濃い味を求めるようになります。
これを治すには、まず「薄味」に慣れるしかありません。

ただし、これを何年も続けろと言うことではないのです。

1カ月、いや、せめて半月でも、化学調味料から離れ、薄味の生活をしてみてください。

その間に、あなたの舌の細胞は新しい細胞と入れ替わります。
その新しい味覚細胞を、薄味で慣れさせるのです。

そうすれば意外と早く、今までの「味音痴」生活から脱することが出来るはずです。

個人差はあるでしょうが、それほどの長期間を必要としないことは、私の経験から思うことであります。

そして「味音痴」を克服したら、その後は本当の食生活の楽しさを味わって頂きたいと思います。

「素材の美味しさを直接味わうこと(たとえば、サラダにドレッシングを使わない)」「出汁を利用すること(昆布、カツオ、しいたけ、煮干し等が基本です)」、
「無添加」の食生活をすること

こういう生活慣習が、味覚を正常化させ、成人病を予防し、健康的な生活を続けることにつながると思います。

 

 

 

 

 

職人の誇りを捨てるな(監修品について)

最近、コンビニやスーパーの棚に「有名店監修」などと銘打ったラーメンや唐揚げやカレー等の商品が並んでいるのをよく見かけます。

各地で人気のお店の店主が「監修」し、その店の味に模した商品をレトルトやインスタントなどの形で販売をしているのですね。

そういう姿を見て思うことをはっきりと書きたいと思います。

★職人の誇りを捨ててどうする!?

言うまでもないことですが、お店で店主が生み出した味を、大量生産の商品として製造ラインに乗せようとしても、同じ作り方が出来るわけがありません。
まさか有名店主が全国のスーパーやコンビニの店頭に自分で立って作るわけにもいきません。だから、「できるだけ本物に近いものを」というコンセプトで、有名店のメニューを再現しようとするわけです

しかし多くの店舗で扱う大量生産品となれば、保存性の問題や味の統一性の問題などから、「添加物」を使わざるを得ないのです。
添加物を使った大量生産なら、食品メーカーはお手の物なのですから。

それは、「本物に近い」と言っても、本物ではありません。当り前ですよね。
味の雰囲気が本物に近いだけで、要は人為的な加工を施した「偽物」の商品になるわけです。

そんな偽物の商品に、有名店店主は自分が「監修」という文字の元に関わったと世に示して、いったいどうなりたいというのでしょうか。

あなたが自分の店の厨房で苦労して磨き上げて来たその味が、全く違う製法で偽物として仕立て上げられ、自分の名前や店名がパッケージに載ることが、それほどに嬉しいのでしょうか。
あなたの職人の誇りは、一体どこに行ったのでしょうか。

私自身も、職人の一人です。
ですから、自分の名を冠した商品が世に広まるのを喜びとする店主の気持ちは分かります。

元来飲食店というものは、好きでなくては出来ない業種であって、それほど儲かるものでもありません。
せめて自分や店舗の「名前」が世に広まれば、日々の辛い仕事が評価されている気分にもなり、それは嬉しいでしょう。

ですが、今一度言います。

「偽物」の商品に自分の名前を冠されて、何が嬉しいのか。

聞くところによりますと、こうした「監修」により手にする「監修料」の金額は、わずかなものらしいです。
そんな金のために、自分の誇りを捨てていいのか。

それより、自分の店の考え方ややっていることを自ら主張し、日々の「商品」自体にさらに磨きをかけることの方が、誇りを増すことにつながると思います。

誇りを持ち、「偽物」の軍門に下ることを辞めましょう。

 

人は平等である

知り合いの方のお子さんが、高校生になりました。

とても礼儀正しい女子のお子さんなのですが、制服等の校則が厳しいということです。
髪型は肩まで伸ばしてはいけない、靴下の色は白だけ、靴もベストも指定のもの限定、カバンも指定のものだけとか、事細かに色々決められているそうです。違反すると、原則として学校の中に入れてくれないとか。

それを聞いて、50年前の私の高校時代を思い出しました。50年前ですよ。

東京都立上野高校には、制服というものがありませんでした。
何をどう着て行こうが、自由。
電車で通おうが、自転車やバイクで通おうが、自由。

それだけではありません。授業の出席も原則自由。嫌なら出なくてもいのです。

中間や期末のテストもありません。

噓だろうと思われるかもしれませんが、事実です。この学校は、生徒を「大人」として扱うことを校是としていて、無益な縛りは全廃したのです。

ただし、全ては自己責任となります。
テストは無くても、レポートの提出は頻繁にあります。

生徒は、自分の責任で勉強し、結果も自分の責任で受け取ります。

そう言う校風の学校で3年間過ごしましたが、「規律の乱れ」のようなことは1回も見ませんでした。
放任では無く、要所要所は教師がバックアップしてくれますので、学業の方も、それなりの成果を見せたと思います。東大に合格した生徒も、数人おりました。

繰り返しますが、50年前です。50年前に、生徒を、男も女も大人として扱ってくれた高校が存在し、私もそこの生徒の一人でした。私自身、バイクで通学し、当時のフォークソングの歌手のように長髪で、ベルボトムのジーンズを履いて、たまに授業をさぼってパチンコをしたり、喫茶店で友達と「だべったり」していました。


でも、好きな文学の鑑賞には夢中で、三島由紀夫や太宰治についての論文を書いて先生と議論をしたりしていました。楽しい3年間でした。

その後の大学の文学部での4年間は、それに比べれば実に退屈で凡庸に感じ、「まるで大学と高校のレベルが逆転しているようだ」と感じていました。

ただ、大学の途中で1年間だけ、アメリカの大学の文学部に編入して、英米文学を学んだ時だけは別でした。
アメリカという国もまた、自己責任の国です。
好きな分野の研究を好きなだけやれる国で、その結果は全て自分に帰ってくる国です。日本の大学生が遊び中心の4年間を過ごしている時に、アメリカの学生は本当によく勉強します。大学の図書館は24時間開いていて、学生が勉強するスペースが十分に用意されています。

自分で学び、導き出した結果は、正当に評価してくれます。
私のように、英語ネイティブでない東洋人が必死に英文で書いたレポートを、教授は一字一句漏らさず読んでくれて、批判してくれたり褒めてくれたりします。
教授も学生も、留学生も、「文学研究」という中では平等であり、切磋琢磨し合うという場が、大学という場所なのです。

権威主義などありません。出自で学生を差別したりしません。

だから、世界中から優秀な学生が集まるのが、アメリカなのです。

この国には、勝てない。戦争で負けたのは当たり前のことだと、1年間アメリカで過ごして、痛感したものでした。

人間の正当な力を評価してくれるのが、アメリカの発展の原動力です。
キリスト教国家であるからこそ、「神の下で平等である人間であるからこそ、信じ合う」という文化が根付いています。成果を上げれば、国籍や肌の色を超えて、信じてくれる国です。

人間は、疑われれば、相手を疑うのです。
信頼されれば、信頼するのです。

人として公平に扱われれば、その相手に対してもフェアに接するようになるのです。

出自や、家柄や、好みや外見だけで、人間を評価しようとせず、一人の人間として敬意を持って接すれば、その相手からも信頼されるのです。この日本でも、その筈です。

高校の制服や校則の問題だけではなく、もっと広い意味でも、大いに言えることです。

国籍や肌の色で人を区別、差別してはいけません。

性の好みや特性の違いで、区別や差別をしてはいけません。

互いに信頼し、ともに同じ場所で生きて行かなくてはなりません。

何故なら、全ての人間は、同じ人間であるという意味で、平等であり、公平に評価されるべきだからです。

今日本では、LGBT理解増進の法律が出来るそうですが、それに抵抗する勢力があるそうです。
由々しきことだな、と感じています。

そう言えば、私は留学から帰国して日本の大学に復学し、渾身の卒業論文を提出したのでしたが、担当教授は原稿用紙400枚に及ぶその大論文をろくに読みもせず、面談試験で「君はかなり生意気だね」との言葉を僕に投げかけ、「これじゃ卒業させられないかもなあ」といやらしい笑みを浮かべたのでした。

卒業式の日に、その論文と最終成績表を渡されるのですが、卒論の成績は、最低合格点の「E」でした。
50枚程度の読書感想文を出した友人の女子学生は、「A」をつけてもらったそうです。

この一事で、「16年間に及んで受けた日本の学校教育はこんなものだったのか」と、大きな失望感を味わったことを、昨日のように思い出します。

因みに、私の論文に「E」をくれた教授は、当時の「統一原理教」、つまり、今話題の「統一教会」の関連団体の「勝共連合」の幹部さんだったことを、最近になって知りました。

話題を戻します。

服装? 外見? 髪の色  国籍?

そんな「外側の事」で人間を評価している国には、未来は明るいものではないと思います。

どうでしょうか。50年前の都立上野高校のあの自由で溌溂とした空気は、今どこにも無いのでしょうか?

どうでしょうか?

 

孤独感こそエネルギーである

類は友を呼ぶ、と言います。

人は、似た者同士で集まるようです。親戚、友人、あるいは同じ地域の出身者、同じ学校の同窓生、さらには、同じ宗教や思想の信奉者、セオリーの実践者、等々。
こうした「同じ」でくくられる中にいると、人は安心感を感じるのでしょう。周りを見れば皆、「同じ」仲間なのですから。

ですがその「同じ」を、「違う」立場で見るとどうなのでしょうか。

「同じ」人たちの中に、「違う」人はなかなか入って行けません。入っていても、話題は合わない、思想も合わない、「仲間」どころか、「異邦人」扱いされて、「敵」とみなされることもありそうです。

ネットなど無い時代の伝統的な人間関係では、実際に「対面」してから関係が築かれることが殆どでした。

ところが、この数十年で、スマホや携帯電話、パソコンなどのインターネット環境が発達した今では、LINEやフェイスブック、ツイッター等のSNSが人間関係のプラットフォームとなり、そのSNSの場で、「類」が集団を作ります。

その集団に入って行けない人は、そこでは疎外感を感じます。

本来は人間関係の自由な往来に寄与するはずのSNSが、こうして、「分派」と「疎外」の行為を促すことになるのです。
過去、こうした被疎外感から、自分は社会関係から「排斥」されていると感じ、それに反発した人が大きな犯罪を起こした例がいくつもありました。

これは、ネット社会で生きて行く上で、実に大きな問題となります。

そして、これは誰にでも起こり得る問題なのです。
今や、良い意味でも悪い意味でも、ネット環境から離れて生きて行くことなど、非常に困難なのです。

では、何か解決策があるでしょうか。

私事ですが、私自身、こうした疎外感を感じた時に心がけていることです。

「孤独は最大の自由である」と思うことです。

孤独であることは、いい言い方をすれば、他者からの束縛が無い、ということです。
どこで何を思い、何をしようが自分の自由。邪魔をするものはありません。

人間の自由とは、物質的なものだけではありません。
精神の自由も含みます。心の自由です。
心が何物にも縛られていなければ、どれだけ強いことか。
あなたは、キリスト以上にも慣れれば、お釈迦様以上にもなれるのです。
こんな無敵な状態があるでしょうか。
敢えて孤独を選ぶことで「比較」する対象が無くなり、ひいては「敵」という概念も無くなります。

そう、「無敵」なのです。

私自身が今行っているキムチ製造業は、日本では、ほとんどが韓国系の方々の生業のような形で行われてきました。当然、業界の人間関係もその中で築かれているのです。

ですが、日本人である私には、そうした「しがらみ」もありません。
キムチ屋と名乗っていますが、旧来の常識からは、とてもキムチと呼べないようなものを作っているのも、オリジナルな発想と工夫が出来る立場だからです。それを止める人間関係も、仕事関係の条件もありません。

和食や中華等の別ジャンルの料理のノウハウをキムチに応用しているのも、同じ理由です。
私は、業界の因習や人間関係に縛られることなく、全く自由に「キムチ」を作ることが出来、やがちゃんキムチという名の世界を構築することが出来ています。

私は孤独なキムチ屋です。そして自由なキムチ屋です。
そうでなくなった時、やがちゃんキムチは一気に生気を失うこととなります。

添加物も酵母エキス等も使わないで、今の日本でキムチを作り、商い続けることは困難なことです。その困難に立ち向かえるのも、この「孤独」なパワーがあるからです。

無添加の味の世界を、これからも大きく、広く、深くしてまいります。

人は神にはなれない

最近やはり「老い」を感じることも多く、それではいけないと、思い出したように運動をしています。プールで泳いだり、ジムでマシンで鍛えたり。
でも、体は多少丈夫になっても、精神的なことは、また別の話ですね。
歳を取ったからこそ、思うことも多くあるのです。

そこで今回は、ちょっと真面目で深いお話。

私は今まで、様々の業界の多くの経営者の方々とお会いし、お話もし、交流もしてきました。

中には若くして短期間で株式一部上場をされた方もいます。
飲食業界の風雲児と呼ばれ、あっという間に日本中に店舗網を築かれた方もいます。
海外の有名雑誌の表紙を飾った方もいます。

一方、志を果たせずに去った方も多くいます。

手元に、経営者仲間で30年以上前に東南アジア旅行をした時に、タイで撮った一枚の記念写真があります。数えてみると、20名の経営者が写っています。端っこに一番の若手だった私が居ます。

写っている一人一人の現況を知っている限り思い出し、数えてみました。

条件により重複しますが、
不慮の事故や病気で亡くなった人、6名。
それも含めて自分の会社が倒産した人、12名。
命を絶った人、3名。
一方、見方はいろいろあれど、会社を発展させて「成功」させたと言える人、2名。
経歴は色々あれど、今でも元気で経営を続けているだろう人、3名から5名。
消息不明の方、少なくとも5名。

30年という月日は、それだけ人の世の表向きの姿を変えてしまうものです。
私自身は、こうして元気に仕事を続けているので、幸いな事だったと思っています。

そして今、こうして思い返して一番強く感じることを、敢えて書きます。

人は、功成り名を遂げることを目指せども、それだけでは決して成功しない。
自らの名を捨て、この世の人の役に立つを信じることを為せば、神は少なくとも見放さない。
後はどうなるか、全ては運命のなせる業だ。

何を知ったようなことを言うかとお思いでしょう。
ですが今、どう思い出して考えても、これ以上のことは書けません。

人は神にはなれません。これは真実です。
自分が神であると誤解した時、神は間違いなく何らかの罰を我々に与えます。
それが倒産であるか、死であるか、単なる絶望であるかは神が選び、与えます。
だから、自分を唯一絶対の存在だと自惚れてはならないのです。

私が出会った風雲児と呼ばれた方は、私の大恩人ではありますが、その最期は私にすら知らされない寂しいものでした。数年後に私はそれを知りました。
あれだけの魅力的な方が、自分を神と勘違いされ、そうなったと、近い存在であった私は今思っています。

 

謙虚であり続けるということは、最も難しいことなのかも知れません。
人生の目標は「名前も跡形も無くこの世を去ること」と仰った、尊敬する経営者のある方の言葉を思い出し、あらためてそう思います。

世に役に立つ仕事をすること。
それを誇らないこと。
そしてその実りは、この世に残して逝くこと。

胆に銘じて、今のキムチ業に邁進したいと思います。

(画像は、ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ氏夫妻。大統領になっても中古車を自分で運転し、月たった1,000ドルの収入で生活して、世界一貧乏な大統領と呼ばれました。善政を敷いたこの方から、我々が学ぶべきことは多いと思います)

アミノ酸入りや酵母エキス入りを見抜くコツ

周知の事実ですが、ほとんどの加工食品には添加物が使われています。

添加物は「使う必要がある」から使われている訳です。たとえば、「綺麗に見せるために」使うのが「着色料」であり、「日持ちを伸ばすため」に使うのが「保存料」であり、「希薄な素材しか使わないで形を作るために」使うのが、「増粘材」なのです。

そして、「美味しく感じさせるため」に使うのが、「アミノ酸調味料(=化学調味料)」や「酵母エキス」などです。(酵母エキスは分類上は商品添加物ではありませんが、本質的には添加物そのものです)

なぜ「美味し感じさせる」必要があるかと言えば、「美味しくないから」、ということになります。
そしてなぜ美味しくないかと言えば、「十分な素材を使っていないから」「十分な技術が無いから」ということになりますが、突き詰めて行くと、すべては「経済性」に行き着きます。

少しのコストで、多くの利益を出す。
ほとんどの添加物の使用理由はこれです。
これをまず、しっかりと認識しておきましょう。

さて、添加物の中で分かりずらいのが、アミノ酸調味料や酵母エキスのような、「化学調味料」です。
私たちはこういった「化学調味料」に舌が慣れ切ってしまっているので、その存在を見抜くのが困難になっています。

そこで、こういった「化学調味料」の添加を見抜くコツを列挙することにいたします。

 

1)食べてすぐに「美味しい!」と感じるのは、化学調味料の味である

テレビの食レポ番組等で、タレントが料理を口にした途端に「美味しい!」と叫ぶような場面を良く見ます。これは、化学調味料の味を「美味しい」と感じている、と判断できます。

本来の「旨味」というものは、口に入れて、舌で味わい、それが脳に伝わり、「美味しい」と感じるまで、最低6秒から10秒はかかります。
身近に無添加の食品があれば、それで実験してみてください。あるいは、大根やニンジンを生のままかじってみてください。その「味」を感じるのに、それだけの時間がかかるのがお分かりになると思います。

化学調味料は、化学的に合成されているので、私たちの体には「異物としての刺激」と感じられ、すぐに刺激感を感じるのです。
試しに、台所にある化学調味料を舐めてみてください。ほら、口に入れた瞬間に、刺激を感じますよね。

 

2)後味がいつまでも残るのが、化学調味料です

例えば、ラーメン屋さんで化学調味料入りのラーメンを「美味しいなあ」と言いながら食べたあと、喉が渇きますよね。だから、多くの人が、水を飲みます。

これは、化学調味料の刺激感が、消えずに口の中で残ってしまっているからです。
本能的に、その刺激を洗い流したいと思うから、水を飲みたくなるのです。

このように、化学調味料の味は、食後もしばらくの間口に残ります。
食中に「飽きる」感覚を覚えるのも、原因は同じです。

 

3)結局みんな、同じ味に感じる

中華料理などでは典型的に感じることですが、料理の素材が、タケノコであろうが白菜であろうが、キノコであろうが牡蠣であろうが、牛肉であろうが鶏肉であろうが、結局「同じ旨味」であると感じたことはありませんか?

これは、同じ化学調味料を使っているからに他なりません。

料理店には様々の化学調味料が置かれていますが、化学的に合成された「グルタミン酸」「イノシン酸」「酵母エキス」がその主成分の主なものです。

中華料理店では「鶏ガラスープ顆粒」が多く使われますが、それにもこの3種の成分が入っています。
だから、素材が何であれ、結局こうした強烈な「旨味」を持つ調味料で味を被せてあるので、同じ味に感じてしまうのですね。

無添加の料理は、そのお皿ごとに全く違う味になるはずです。

以上の3つの視点で、「無添加」か「添加物入り」かを見分ける意識を持つと、味覚レベルは飛躍的にアップするはずです。

店は無名でよし、すべてはお客様のために

新しい年が始まりました。

新年あけましておめでとうございます。

この3年ほど、「コロナ」が社会行動の変容を促し、食の世界でも大変動が起きました。
そして昨年のロシアのウクライナ侵攻を契機に、食材の大幅値上げや、光熱費高騰、人件費高騰と人手不足という、数重苦が襲ってきました。
「食」は今、危機に陥っています。

当店も、本店の小売価格は昨年小幅の値上げを数回致しましたが、食材価格はまだ上がる予想が立てられています。

その中でも、当店の営業指針には、変わりはありません。今まで通りの哲学を保持し、日々の業務を行ってまいります。

●「無添加」を徹底し、アミノ酸や酵母エキス等も排除し、食材の本来の味わいを生かします。

●ただ無添加であるだけではなく、「美味である」ことを追求し、そのために、良質の食材を濃厚に使用し、キムチ以外の食のジャンル(和洋中華)も研究応用し、お客様に「感動」を覚えて頂くレベルの味わいを実現します。

●徒に価格を上げることなく、あくまで「庶民の食」の範囲で販売します。

●やみくもに販売量を増やさず、品質のさらなる向上を常に追求します。広告宣伝費は一切使わず、その分は良質な食材を調達することに使います。

というような指針で、相変わらず営業を続けてまいります。

 

ところで、私は不偏不党で、選挙になれば、右や左や中間のどの政党にでも投票することがありますが、昨今の日本は、明らかにおかしな方向に進もうとしているように感じてなりません。
なぜ今、増税なのか。なぜ今、防衛費の突出増額なのか。
なぜ今、いろいろな社会的規制を強めるのか。
なぜ今、日本だけが世界の経済成長から取り残されて「後進国」になりつつあるのか。

こういった疑問を感じながら、それでも、やがちゃんキムチは、商品の品質に関しては「頑固一徹」を貫いて行く覚悟です。

通販の販売も、特例を除いて、モール(楽天等)には出店せず、自社サイトのみで行います。なぜなら、モールでは外部リンク禁止や「囲い込み」等で、自由なものの表現や販売を規制されるからです。
商品も強制的に何かの「ジャンル」に閉じ込められ、比べられたくも無い他店の「同ジャンルの商品」と無益な比較と競争をさせられます。

やがちゃんキムチが目指すものは、第一義的に、お客様の幸福であり、モールの繁盛ではありません。
もちろん、自店の繁盛でもありません。それは、お客様の喜びの結果、正当な報酬として自然と残るものと考えています。

自店の力で商品を作り、それを召し上がる方に直接販売するという原則を絶対に守り、下請けに出したり、右から左に横流ししたりすることは致しません。

自店で作り、お客様に喜んでいただき、そして「おこぼれ」として利益を頂く。
それで十分だと考えています。
モールや他の団体等に、余計な経費を払うことは致しません。すべては、いい商品作りに使っていきたいと思います。
マスコミにやたらに登場したり、冗舌に「売らんかな」の行動も取りません。有名にもなりません。無名のまま、最も価値のある商品という「作品」を作れれば満足です。

不穏な空気が蔓延している2023年初頭ですが、やがちゃんキムチの考えも行動も少しも変りないことを、ここで宣言したいと思います。

どうぞ本年も、よろしくお願い申し上げます。

※冒頭の写真は、沖縄竹富島の「西桟橋」の夕陽の光景です。女性がお二人でアーチを作られているのを遠くから撮らせて頂きました。

失敗体験の方が貴重である

 

法務大臣が、とんでもない発言をして辞任しましたね。

法務大臣とは、死刑執行の朝に執行命令書にハンコを押す時くらいしか目立たない、金が儲からない役職だ、などと繰り返し語ったそうです。実に不適切で醜悪な発言であり、大臣辞任どころか、議員辞職、いや、政治の舞台から永久に追放してもいいようなレベルのものであると思います。

この「元」大臣、辞任会見でも、どこか他人事のような態度であり、一層呆れましたが、その経歴を見ると、東大出身、警察官僚から国会議員、そして大臣の座に登り詰めた、エリート中のエリートでした。いわゆる「頭のいい」方だったのです。

東大出身、京大出身という方々は、若い頃に受験で一度も失敗していない、という方が多いわけですね。それ以上の「偏差値」の高い所は無いわけですから。

それは「優秀さ」の証でもあり、国会議員や、ましてや大臣ともなれば、「優秀」でなければいけないのでしょうから、さて、優秀な方なのに、何故このような下卑た発言を繰り返ししてきたのか。理解に苦しみます。

おそらく、我々凡人とは、物事を見る位置や方向が全く違うのではないでしょうか。

国の組織で人の上に立つ方というのは、国を、組織を、国民をより良い方向に導くのが仕事ですよね。
ところが、恐らくそんなことはどうでも良く、自分が歩いてきたエリートの道を順当にこの先も進むことだけを考えて来たのでしょう。
一度も失敗が無い、常に一番上で来た、必ず「合格」して来た、挫折という経験が無い。
そう言うエリート生活で身に着いた思考方式が、そのまま出てしまった、ということなのでしょう

分かりやすいと言えば分かりやすく、間抜けと言えば間抜けであり、やはり、醜悪な思考方式と言わざるを得ません。

この大臣一人だけならまだいいのですが、今の日本の「上層」には、同様の考え方をしている、苦労知らずのエリートや二代目、三代目、四代目の「ボンボン」が沢山いるのだと思います。

何やら、消費税をさらに上げようとしている動きもあるようですし。

それでこの国が良くなるというより、自ら属する「上層」の安定が図れると思っているとしたら、大きな大きな間違いです。そんな安易な方法で、この国が良くなるものですか。
間違いの上塗りを繰り返すだけだと、気が付くことも無いのでしょう。

こうした「失敗経験の無い」方々には、ぜひ「生活の現場」に下りて来ていただいて、一緒に我々と汗を流し、涙を流し、泥に汚れて頂きたいものです。

そこから生まれる「誰も取り残さない」「常に弱きものに寄り添う」というものの考え方を、ぜひ頭の良い方々にこそ、身に着けて頂きたい。

どうか、もっと失敗をしてから、要職について頂きたいものです。

 

 

 

お客様と一番近い商売

やがちゃんキムチの自社サイトが新しくなって、1カ月ほど経ちました。
お買い物が大分しやすくなりましたので、どうぞご利用ください。
間もなく、恒例の「おまけセール」も始まります。

https://www.chanja.co.jp/

うちのキムチ販売は、今回リニューアルしたこの本店自社サイトがメインで、全商品を最安値で販売しています。ほとんどのネット売り上げがこのサイトから生まれます。
他にもアマゾンとヤフーのサイト(現在閉鎖中)もあるのですが、品揃えも少なく、行く行くは閉じて行く方針でいます。

また、当店の商品は、すべて自社製造です。製造外注は一切しておりません。

さらに、当店はお客様に直接販売することを心掛けています。
飲食店様は別として、スーパー等の小売店や食品卸会社への卸販売も、地元一生協と道の駅売店以外は、全廃しました。

ネット販売を自社サイトに限るのは、楽天やヤフーといった「モール」で売ることは、純粋な自社販売とは言えないと思うからです。

一言でいえば、「食べる物を作るものが、食べる人に直接売るべき」という原則です。
ここに、余計な諸物を挟みたくないのです。
モールという場所に出していると、様々の縛りがあり、また、同ジャンルの他店との競合を意識せざるを得ません。
過去、そういうことで嫌な思いを散々してきた経験もあります。
こちらが嫌な思いをしながらモールの規制に従って行くことは、お客様にも決していいことであるとは思いません。

うちが売るのは、目の前の「自分が作ったこの商品」であり、買って下さるのは、「それを召し上がるお客様」です。それ以上でも以下でもありません。そこに、モールの思惑を挟みたくありません。そのものだけをお売りしたい。

商品以外の「余計な事」を意識しないためにも、当店は今後も、「自分で作り、直接お売りする」ことを基本としてまいります。

たとえそれが、商売を大きくするために無駄なことであっても、「本当に良いと信じ、それ以上、それ以外のものなど無い」という真実の中で、お客様と一番近い商売をさせて頂きたいと思っています。

 

 

 

 

物は焦げなければ匂わない

以前東京五輪の開催が決まった時に、「この五輪の動機に利権の匂いを感じる。今日本でオリンピックをやる理由はない」というような投稿を、何度かしました。

それを読んだ(だろう)知人たちから、その後何となく接し方を変えられたようにも感じていましたが、何ら意に介していません。思ったことを書くことには、誇りすら感じますから。

そのうえで今、五輪の組織委員会の関係者や関連業者の逮捕が報じられているのを見て、思います。

「火の無いところに煙は立たない」

「物は焦げなければ、匂わない」

煙が立つほどに派手に燃えれば、誰にでも異常は察知できます。
料理が正常に煮えていれば、いい香りしか漂って来ません。

しかし、どこかに異常があれば、料理はシグナルを発します。料理人はそれを察知したら、すぐに火を止めます。

料理以外の場面でも、「何か良からぬことが行われているな」という程度の「くすぶり」でも、おかしな雰囲気は感じられるはずです。それを口に出すか出さないか。それが大きな別れ道になることもあります。

「おかしい、何か焦げている!」と口に出せば、火を止める人は出てくるかもしれません。延焼が防げるかもしれません。大きな火事には到らないかもしれません。

五輪の事でこんな例えは不適切かも知れませんが。家庭の鍋の焦がしも、国家的プロジェクトの不正も、「人の間違い」ということでは一緒です。違うのはその間違いの規模と、もう一つ、

「意図した間違い」であるのかどうか

ということです。意図した間違いのことを、「不正」と言います。意図していなくても自分に多少でも原因があれば「過失」と言い、そうでない場合は「不運」と言うのでしょう。

五輪の組織委員会やJOCには、かつて国民の尊敬を集めた高名な元スポーツ選手がトップを務められていました。私自身も、現役時代の彼らの活躍に熱中し、自分の青春のエネルギーの燃焼の夢を重ね合わせて来もしました。
彼らは、焦げの匂いに気が付かなかったのでしょうか。
不正のくすぶりを感じなかったのでしょうか。

感じなかったとしたら、組織の長など引き受けなければよかったのです。たとえそれが過失であろうが不運であろうが、責任はあります。不運と言って済まされる問題ではありません。

結局、今回報道されている数億という単位の不正の金額も、あるいは五輪全体が残した数兆円に及ぶ負債も、これから背負っていくのは、「不運な国民」、つまり私達です。

背負っていくのだから、感じたことくらい書いてもいいでしょう。

私ごとき一介のキムチ屋が書くことは世間を1ミクロンも動かせませんが、私自身の気は多少は収まります。悲しいかな、市井の愚民が書くことはその程度でもいいのだと思います。

それでも、不正を感じ、焦げの匂いを感じても押し黙るのだったら、「木偶の棒」(でくのぼう)だと呼ばれても仕方ありません。
木偶とは木で作られた人形のことで、役に立たなければ、ただの棒に過ぎないから、木偶の棒と言うのだそうです。

 

 

 

料理の順位付けも、無帽の調理も「失格」!

 

先日、テレビで、シェフの日本一を決めるような番組をやっていました。
私はこの手の番組は好きではないです。というか、嫌いです。

料理の評価は、あくまで食べる方の「主観」で為されます。

その方の人生の背景、ものの考え方、食べる相手、季節、天候、精神的状況、等々、様々の要素が評価に絡んできます。
それが主観というものです。

ですから、同じ料理を10人が食べた時に、その評価はまさに十人十色。それが自然の姿であると思います。

そういう「主観的評価」しかできない「料理」という作品を、数名の審査員がさも偉ぶって(のように見受けられました)評価して、客観的な順位付けという行為をする・・・・もうこれだけで、矛盾そのものの行為だと思います。

ですから、「料理Aは料理Bより美味しくて優れている」という評価は、無意味です。

「AよりBの方が自分は好き」という主観的評価なら、意味があります。主観には、順位がありませんから、評価の基準を「好きか嫌いか」で行えば、問題はなくなるのです。

「好きか嫌いか」でやれば、評価はバラバラになるでしょう。
人の好みは千差万別。バラバラであることは、自然の理にかなっています。

ですから、メニューの良し悪しを順位付けすることには、全く意味が無いのです。
優勝しようが予選で落ちようが、そんな評価は無意味です。

ましてや、日本一だとか王だとかいう称号を冠すること自体、言葉は悪いですが、とても嫌らしく感じられます。
マスコミとはそういうことをするものなのでしょうが、公共の電波を使って流すべき内容とは思えません。
また、そこで仮にいい評価をされようが、そうでなかろうが、そのレストランの価値は一つも動かないということを肝に銘じるべきです。

否むしろ、下手にいい評価をされてお客が大挙して殺到でもしてしまったら、正常な店舗運営などは出来なくなるでしょう。

ところで、私がもし審査員なら、この日のシェフさんたちは、「全員失格」です。
全員帽子を被っていなかったから。

洋食関係の方に、無帽で調理する人が多く見受けられると思います。。

髪の毛は、必ず落ちます。いくら整髪剤で固めても、落ちます。
髭も伸ばしたらだめです。やはり落ちます。

だから、失格とさせて頂きます。

あくまで、やがちゃんの個人的な規準ですが。

最後の食事に何を食べる?

人生最後の食事に何を食べたい?・・・・という質問をよく見ます。
大好物のメニューを答える人もいますし、「卵掛けご飯」とか、「裏山の水」とか、シンプル素朴な答えも良く見ます。

私ならどう答えるか。
一つに絞るのは大変ですが、すらすらと、次の5個のメニューの名前が出てきました。

1)味噌チャーシューメン
2)カツカレー
3)カニチャーハン
4)カルボナーラ
5)カルビ丼

我ながら、すごく庶民的ですね・・・。

生まれは信州の人里離れた山奥で、育ちは東京下町の商店街。骨の髄まで庶民です。

しかし、もっと真剣に考えれば、「何を食べる」より、「誰と食べるか」の問題に行き着きます。

たとえご飯とお新香とイワシ焼きだけでもいいから、「最後に会いたい人」と一緒に食べたいです。
あの方、あの人、いいや、あいつかな・・・?

いえ、違います。
やっぱり、家族です。。血を分けた家族や近親者と会いたい。
できれば、死んでしまった父母や祖父母とも。

小さなテーブルを挟んで、何も語らなくていいから、向き合って食べたいです。
言葉など無くてもいい。ただ、顔を見合って食べたい。

病院勤務の方に教わりました。
病院では、あらかじめ許可を得ていない限り、何人(びと)も、たとえ絶命していても、近親者が来るまでは救命措置を続けなくてはならない。近親者が到着したうえで、死亡を確認するのだそうです。

元首相の思想信条は概ね受け容れられませんでしたが、立ち位置のはっきりした、大きな存在でした。
それでも、非業の死を「同情」や「神格化」につなげても意味はありません。
ましてや、政治利用するなど、もってのほかです。

今するべきことは、暴力では何も解決しないことをあらためて胆に銘じるべきことでしょう。

もうすぐお盆ですね。
先祖が帰ってきます。

敬虔に構え、今後の自分の生き方を、亡くなった親族に問いかける時でもあります。

生きている者と彼岸の人たちとの違いは一つ。

生きてる我々は、前に進むことが出来ます。彼岸の人は、我々の思いを聞き、見守ることしかできません。

つまり、前に進む行為そのものを、「命」と呼ぶのだと思います。

命ある私たちは、様々な制約を受けながらも、進みます。前へ。
生きているから、そうしなければなりません。

昆布はガンガン煮ればいい

昨晩出来上がった直後のチャーシューの鍋の画像です。

ネットが掛かっているのが、豚バラ肉。
それ以外はすべて、味だし素材。
これらを、ザラメ、丸大豆しょうゆ、清酒、和風だしを混ぜた液体で煮るわけです。
それは、旨いです。

 

ここにもある「昆布」ですが、最初から最後まで入れっ放しです。
昆布は沸騰させてはいけない、なんて言う方もいますが、昆布は煮れば煮るほど味が出る。

それを「雑味」と呼んで、沸騰直前に火を止めなければ雑味が出る!・・と良く言いますが、違いますよ。
雑味という味なんかない。雑味というのは、昆布に失礼な話です。
それは「旨味」なんです。

 

こうやっていろいろな素材の旨味と合わさって、混然一体となって、最後にはその料理の「味」となる。

ちなみに、チャーシューを煮終わった昆布は、「佃煮」として、最高に美味しくなります。

味は、相乗作用の世界。自由に作れる世界です。

もちろん、伝統の技術を学んで上で、そうする。
それが革新ということだと思います。

そして革新を重ねて行くことが、「伝統」の継承につながるはずです。
だから、その世界の「何代目」であろうがなかろうが、「破壊と創造」を繰り返さなければ、伝統は継げません。

やがちゃんキムチは狭い狭い世界ですが、連日これを繰り返しています。

無添加への道のり (旨味素材の工夫)

やがちゃんキムチの全商品は、「食品添加物無添加」です。

保存料や着色料等はもちろん、アミノ酸・核酸等の化学調味料だけでなく、一般的に添加物とはされない「酵母エキス」や「たんぱく加水分解物」なども使っておりません。

「味」作りにおいて、人工的な合成物を使ってはいない、ということです。

ですが、別にこれは、ベジタリアン、ビーガンやマクロビオティック等の考え方に基づいているわけではありません。私自身は、日常生活においては普通の食生活をしていますので、添加物も結構摂っています。

≪やがちゃんキムチは、ビーガンやマクロビの考え方とは無縁です≫

 

ただ、当店の作る商品には、もちろんそういった化学合成物は使っておりません。

理由は単純です。

「本当の美味を追い求めた結果、気が付いたら無添加になっていた」のです。

決して「無添加にするべきだ」という考え方から出発したわけではないのです。

それはどういうことか、以下に書き連ねます。

私がキムチ業を始めたのは、身近に韓国出身の方が居て、その方が私が当時経営していた会社の商品一つとして、キムチを作ってくれたのが始まりです。

当時のキムチはそれなりに美味しかったですが、別段無添加ではありませんでした。
否むしろ、「え、こんなに入れるの?」と言うくらいに、大量の化学調味料(味の素やハイミー、ほんだし等)を使っておりました。
それでも結構売れたので、特に気にしておりませんでした。

ところが、その韓国出身の方が事情で帰国し、キムチ担当が居なくなって、私自身が受け継いで思いました。
「こんなに合成物を入れて、本当にいいものなのだろうか」と。

そこで、試しに、化学調味料をゼロにして作ってみたのです。
その結果・・・・まずくて食べられたものではありませんでした。あの白い粉たちを入れないと、こんなに腑抜けの味になってしまうのかと驚いたのです。

そこで工夫してみました。

味の素の旨味は「グルタミン酸ナトリウム」です。
そのグルタミン酸を多く含む出汁素材と言えば、昆布ですね。そこで、キムチのタレ造りの時に、たくさんの昆布を煮だして使ってみました。

結果、「あ、昆布の味がする」程度のものでした。微かに旨味が増えた感じがする程度です。
そこで、昆布の量を増やしてみました。2倍、3倍、4倍、5倍、10倍と・・・! 鍋に入りきらないくらいの量まで使ってみました。

入れれば入れるほど、タレの旨味は増します。
ですが、化学調味料のあの味の強さには遠く及びません。
憶測ですが、「味の素」1キロ分の旨味を昆布で出すには、おそらく100キロ以上の昆布が必要なのではないかと思えました。それくらい、化学調味料の味は強力なのです。

それならば、と考えました。
「旨味」の要素は、グルタミン酸だけでは無いだろう。他の要素は何かないのか、と。
そこで、和食の「出汁」の世界に顔を突っ込みました。

ありました、ありました。
グルタミン酸以外にも、イノシン酸は魚介類に、グアニル酸は干ししいたけ等に。コハク酸は貝類や酒に。そしてこれらを組みあわせて使うと、旨味が相乗効果的にどんどん増していくことにも気づきました。

そして自然に、こうした素材の使う量は増えて行き、量の組み合わせにも一定の法則があることが分かりました。
結果として、かなりの量の化学調味料の使用を減らせました。

ただ、ゼロにするとやはりどこか、物足りなくなります。「腑抜け感」がどうしても漂ってしまうのです。

いくら無添加でも、美味しくなくては失格です。

やはり、完全に無添加にするのは無理なのだろうか?・・・・いや、そんなことはない!
まだまだ、工夫の余地はあるはずだ。
そう、思ったのです。

そして、こうした「旨味」の側面以外にも、もっと工夫を重ねてみようと思いました。

出発点は、あくまで、「美味しさ」の地点です。
ゴールが、「完全無添加」の地点です。
それが決まりました。

だから、要は、美味しさの追求から入ったわけであり、思想や哲学的な「無添加至上主義」では無かったのです。ここが、他の無添加メーカーさんとの大きな違いだと言えると思います。

以下、次号に続きます。

※なお、このテーマについては、拙書「秘伝レシピ公開! 無添加で超美味を実現するとっておきの現場ノウハウ(アマゾン電子書籍・定価2万円)」に詳細に書かれています。その読者さん方のために、このブログでは細部にまでは触れられませんので、ご了解ください。

沖縄の海

50年前、私は都立高校の2年生でした。

その高校は高校学園紛争の象徴のようなところで、「自由と責任」を強調し、生徒の政治活動には極力寛容。私生活にも寛容。制服も校則もなし、授業の出席も自由。試験もないし、成績順位もつけません。

大学のような「自主ゼミ」もあり、生徒が「自分で考えること」は大いに推奨したものですから、この年の沖縄の本土復帰については、友人同士で教室で大いに語り合ったものです。

本土復帰のその日か次の日かだったと思います。
しょっちゅう嫌がらせに来る右翼団体の街宣車が、授業中なのに校庭の脇で大音量でアジテート演説を始めました。

「〇〇高校の諸君、君たちの学校の教師はクズばかりだ! もっと歴史を学びたまえ! 大和魂を学びたまえ!」などと怒鳴り立て、授業どころではありません。

あまりにうるさいので、私と仲良しのN君が合図して、「やっちまおうぜ!」と立ち上がって、教室を出ました。先生は止めもしませんでした。

校庭に降り街宣車に近寄った私とN君は、フェンス越しに「うるせー!帰れー!」と叫び、校庭の石を投げ始めました。パチンパチンと、石は街宣車に当たりました。

中から、迷彩服を着た男性が飛び出てきて、「てめーら! この野郎!」などと叫んで走り寄って来ましたが、フェンスがあって上って来れません。
私達はその男性にも、石を投げつけました。

男性は堪らず車に逃げ帰り、またマイクで、「おまえたちの学校は間違っているぞー!」などと叫びながら、走り去っていったのです。

校庭を戻る時、教室からクラスメイト達が顔を出し、「よくやったー!」と拍手をしてくれました。手を振って応えました。他の教室からも、「いいぞー!」という声が掛かりました。

その後、先生や学校からのお咎めはありませんでした。

N君と私は、共同で文学同人誌を作って校内で配ったりした仲でしたが、N君はその後東大文学部に進んでビール会社の企画関係の部署に就職し、私は私大の文学部に進んだあと、一時は原理的な右翼思想に影響されたりもしましたが、親の急死で家業の小さな商店を継ぐことになり、それきり文学生活には別れを告げました。

それから10年も経ったころ、ビール会社の営業マンに連れられて、突然N君が私の店にやって来ました。
エリートサラリーマンになっていた彼は相変わらず受け答えに賢さがあふれていましたが、沖縄返還の日のあの石投げ事件の話になった時には、少年の顔になって「あの時は楽しかったなあ」と笑っていました。

とにかく、あれから50年。
沖縄は相変わらず、日本で一番貧しい県のようです。
米軍基地もそのままです。
もう左翼でも右翼でもなく、ただのキムチ屋の主人でしかない私も、「何とかならないものか」と思うことがあります。
今、石を投げるべき相手は誰か。いるのかいないのか。
石を投げなくても、思いを馳せるところは、どこか。
そもそも、大和魂とは、沖縄の心とは、いったい何なのか。それに答えられる者がいるのか・・。

キムチを自分で作って、吹けば飛ぶような商売をしている身には、いろいろと思いが浮かびますが、文章にはなりません。

何はともあれ、健康であること。体もそうですが、それ以上に頭も、考えることも。

今堂々と言えることは、そうやって自分の心を養いながら、さらによりいいものを作り、人様のために商うことだけが、するべきことだということです。

年齢を重ねて来ると、友人関係も無理には広げたくなくなるものです。
自分の真実の姿を理解しようとしない、あるいはできない人たちとは、敢えて近しくなろうとしなくなります。一言でいえば、好きな人とだけお付き合いするようになる。

場所もそうでしょう。今更、行きたくない場所には行きたくない。
好きな場所には、何度でも行きたくなります。

どうやるか、ではなく、何を何故やるか

久々の投稿です。1年近く経ってしまいました。
様々の事がありましたね。
ウクライナの侵略戦争は2月に始まり、いまだに終わりません。
東京五輪は、はるか昔のことのようです。
コロナは、ようやく終息するようです。

長く生きてきて、いろいろ技術革新を見て来ました。

通信手段の「電話」にしても、ほとんど全部見てきた気がします。

自宅に黒電話が入ったのが小学生の時。父があちこちに「電話が入ったよ」と嬉しそうに知らせていた光景を記憶しています。

プッシュホンになったのが中学生の時。同級生の女の子と長電話して、母に怒られました。

ポケベルを使ったのが40年前の20代の時。鳴ると慌てて公衆電話を探して、自宅(兼会社)に連絡しました。

ショルダーバックのような初期の巨大な携帯電話を買ったのがが35年前です。通信料が月に10万円はかかりました。当時、北海道で商売をしていましたが、その店の駐車場で車の屋根に携帯電話を乗せて、東京によくかけていました。屋根に乗せないと、電波が通じなかったのです。

折り畳みのガラケー携帯が30年くらい前から使いました。段々小さくなり、メールが打てるようになったり、ネットの画面も見られるようになりました。ワンセグのテレビまで見られたので、重宝しました。北京五輪の400メートルリレーで日本が3位に入った時は、このガラケーでテレビを見て興奮しました。

シャープのザウスという端末を使ったのが20年前。エッジと呼ばれる差し込み式の通信機を指して、ネットを見られました。速度は遅かったですが、それなりに便利でした。

スマホの初代(iphone3)は15年位前に、渋谷の友人の店で初めて見ました。
指先で画面のサイズを広げる機能に感心して、すぐに買いました。「これで電話ですべてが出来るな」と思った時でした。

wifiは当初、無線LANという言葉で語られ、ある団体の勉強会で知り、驚きました。

インターネット自体に触れたのが25年位前。
ネット通販でキムチを売り始めたのが20年ちょっと前。
今の自社サイト開始は15年前です。

この長い利用履歴の中で、わかったことがあります。それは・・・

「人はちっとも変わらない」

ということです。

こういう技術革新は。それ自体はただの「手段」。
少し遅れたからといっても、そのうちいやでも手にするようになるから全然大丈夫です。

問題は、こういう技術の嵐の中で、自ら「何」を作るか。創るか。
さらには、どういう哲学を背景に持つか、・・・ということでしょう。

「何をやるかで業績の7割は決まる。どうやるかでは、3割しか決まらない」と、尊敬するある方から何十年も前に学んだことは、やっぱり正解でした。

方法論ばかりに右往左往するより、しっかりとした哲学を持て。
方法などは、そのうちいくらでも現れる。
その通りの時代になっていますね。

要は、「お前は何者なのか?」という問いに、すぐにはっきりと答えを出せる存在になれ、ということです。

時代の中で浮わついていてはいけない。
たまたま時流に乗っても浮かれていてもいけない。

地面に根の張った、不動の姿勢をとれるかどうか、です。
結局、自分という人間などは、ほとんど進歩していないのですから。

知らぬ他国の夏祭り

 

松本清張原作の名画「張込み」の1シーンに、刑事役の宮口精二が

「知らぬ他国の夏祭り、か」

とつぶやく場面があります。

知らぬ他国の夏祭り・・このシーンは、犯人を追って東京から九州の佐賀までやってきた刑事の独白で、その町では夏祭りの季節でした。
孤独、徒労、不安・・・そういった感情が、この一行によく表れています。

今、東京で「知らぬ他国の夏祭り」が開かれています。

東京オリンピック 2020。

日本という国も、東京という街も私はよく知っています。生まれた国であり、育った街でありますから。

それでも、この夏祭りをやるような国は、私は知りません。

それは、以下の理由です。

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五輪がとうとう始まりました。

開会式の中継を見ていて、私は寝てしまいました。それでも、感想は人それぞれ。
それについてはここでは書きません。

それより、今更ながら、開催自体について、個人の独白。
誰に対してでもない、個人の率直な気持ちが整理できましたので、書き留めておきます。あくまで、個人的にです。

ですから、僭越ながら、否定的なコメントはお断りです。

コロナなんか無かった7年前に、開催が決まった瞬間からずっと東京五輪に反対してきました。あちこちで書いてきたから、ご存じの方もいると思います。それがついに開幕したので、いよいよかという気持ちです。

それでもやっぱり、日本選手が健闘するのを見ると嬉しくなる。率直に、そうです。

これはどういうことかな・・・?と自問自答して、答は出ました。

競技やアスリートは何にも悪くない。
スポーツは素晴らしい。
スポーツという言葉は「非日常」という世界を表す言葉につながり、「日常」からかけ離れた時間と空間で、普段は「生きるため」にだけ活動する人たちが、より活力を得られる高い次元のパフォーマンスをしたり、見られたりする場なのです。

その意味では、演劇や「祭り」と一緒です。

オリンピック精神自体も素晴らしく高邁なもの。

古代オリンピックは、小国同士の戦争が「日常」であったギリシャで、4年に一度は武器を捨ててスポーツという「祭り」で集おうという、当時の人間の叡智から生まれたものです。
まさに、非日常の「スポーツの祭典」であったのです。

その精神を、19世紀末にフランスのクーベルタン男爵が、長年の戦火に揺れるヨーロッパ諸国に提唱して始めたのが、今の近代オリンピックです。
開催中は戦争行為をやめ、敵国同士もスポーツの場で、平和に競おうという、「非日常の祭典」なのです。
だからオリンピック自体の元来の精神は、平和を愛する人なら誰も否定できないものであり、文句なく美しいものです。

そして、日本人である私が、自分の国である日本を愛する気持ちももちろん強い。
結構社会の現状に批判的なことを書く私を「反日」と言う方々もいるようですが、そういう人たちは、単純な思考で単純な決めつけと表現をされるだけです。言葉を換えれば、「見識」が足らないだけのことです。

それはそれとして、五輪の精神は高邁であり、人が自国を愛する気持ちは強い。
だから、自国開催の五輪を、本来はもろ手を挙げて歓迎すべきでしょう。

ですが、今回の五輪については、決定的な事実があると感じています。
それは、この五輪誘致を決めた人たちの一部の「動機が悪すぎる」ということです。

彼らが目指したのは、一言でいえば、五輪開催による日常の中の「利権」でしょう。
政治的利権、経済的利権、権力的野望・・・。

今までの五輪でも、そういうものがあからさまに現れた例がありました。
ナチスが支配するドイツで開催されたベルリン五輪です。
この五輪でナチスがその正当性を世界中に示した後、世界は未曽有の戦火の時代に突入していったのです。まさに、五輪の精神の悪用と破壊であったと言えます。

それでは、今回の東京五輪。

その開催の意義は、何なのでしょうか?

復興五輪? まだ、震災復興は道半ばです。
コロナに打ち勝った証の五輪? 今、コロナ禍の最中です。
どんな美辞麗句も空疎に聞こえ、とてつもなく大きな違和感を感じます。

1964年の「戦後復興の証」として行われた前回五輪にももちろん利権はありましたが、それは、利権というよりも、復興の結果として普く(あまねく)国民に降り注がれた「国益」というものでした。

これを契機に、新幹線や高速道路が出来、都市部の近代化が急速に進み、日本が世界の先進国の仲間入りをしたのです。あきらかに、「国益」を増した五輪でした。

TOKYO2020には、そういう国益がありません。
一部の関連業界や企業や圧力団体の利権という次元に留まっている。
まさに、「矮小な世界の巨大な利権」なのです。
普く国民に降り注ぐ国益などは全くなく、むしろ、終わったあとの負債が国民にのしかかってくることが明確です。

負債は、これからの世代が負担するしかありません。

だからでしょうか、今の若い世代は、今回の五輪に全然沸き立っていない。
五輪は若者の憧れのイベントでもなく、何処か別次元で行われる大きなスポーツイベントに過ぎず、その開催が自分達の負担になるのであれば、そんなものはやらないほうがいい、と思う人も当然多いでしょう。

コロナも、早晩終結します。
だから、コロナ禍を避けるために開催中止せよとは言わないし、もう始まっています。

アスリートたちは懸命にプレーしている。それは感動的です

だから、競技自体は楽しめばいい。
私だって、自分で経験してきた種目の競技(陸上・ボクシング)などは夢中で見るでしょう。
そして、日本選手が活躍すれば、それはとても嬉しいことになる。日本人ですから。

それでも、やはりこの大会の開催自体への疑念は残り、違和感は最後まで消えないと思います。
今、この時代に、この国で、確固たる理念がない五輪など開くことはなかった。
「矮小な世界の巨大な利権」だけが蠢いた五輪だったと、この先も思い続けると思います。

このような「祭り」をやる国は、私は知りません。

知らぬ他国の夏祭りが、進行しています。

 

以上、あくまで個人の雑感として書き留めました。

その上で、選手、善意の関係者の方々の健闘と健康を祈ります。

利を受けるか、利をとるか。(五輪が歪曲の祭典にならないように)

私は23歳の時から商売をしています。

それまでは学生でしたので、今まで一度も「従業員」として人の下で働いたことがありません。
常に、「店主」でした。

こんなに長い間商売をしてきて、紆余曲折はあったものの、結局今でも小さな店しか経営できていないのですから、経営者としては大した能力が無かったと、自ら認めざるを得ません。

商売にはお金の問題がつきもので、今までもずっと、お金のことで頭を悩ませて来ました。商人は皆さん、そうだと思います。

たとえば、月に100万円儲かりたいとします。

大体これくらい売って、そこから仕入金額を引いて、さらに家賃や人件費や諸経費を引いて、さあ決算してみると、なんだ、30万しか残っていないとか、あれれ、赤字だったとか、よくある話です。平凡な商人としての私の実力は、こんなものです。

ところが、ある種の人たちは、違います。

100万円利益を取ることを最初に設定してしまうのです。
100万円を残すためには、仕入れをこのくらいに、経費をこのくらいしなければならない。売り上げがこれしかなければ、一つ一つの商品にこれくらいずつ利益を乗せなければいけない・・・・と、凡人の私とは逆の計算方式で、強引に100万のお金を残してしまいます。

なるほどなあ、さすがだなあ、と感心します。

こういう方々には、すべてが見えているんだろうな、自分もそうなりたいな、などと思うこともあります。
少なくとも、かなり以前の私は、そう思っていました。

ですが・・・。

何かが足らない。何かが。そう感じています。これではいけないのです、足りないものがあります。決定的に足りないもの・・・それは何か・・。

「お客さん」の気持ちは、どこにあるんでしょうか?
「お客さん」は、利益を吸い上げる対象なのでしょうか?
「お客さん」の気持ちを汲み取ることを第一にできないのでしょうか?

といった、「お客さん目線」の問題。これが欠如していますね。

そして、お客さんにとって、「より良い商品」を提供していくという姿勢の欠如にもつながります。
目指すもの第一が「利益」なのですから、そういう結果になってしまいます。

そして、その根本のところにあるのが、「理想の欠如」ということになるのだと思います。
理想であり、「哲学」の欠如と言ってもいいでしょう。

 

自分は何のために商売をするのか。

それはある「哲学」をもち、そこから生まれる「理想」の状態に少しでも近づくために、物つくりを研究し、精査し、商品化し、お客さんに問うていく。
それがお客さんにとっての理想に近いものであれば、購入していただける。
支払っていただける金額は、あくまで「対価」であり、本来は、作ることにかかった費用と同等であるべきだとも言えます。
しかしそれでは作り手の生活が成り立たないので、生活を維持できる程度の利益を上乗せさせていただく。

利益とは、本来そのようなものであるべきではないでしょうか。

もっといい家に住みたい。いい車に乗りたい。いいものを食べたい。贅沢をしたい・・・・そういう思いは、誰にもあります。もちろん私にもあります。
ですがそれが度を越えてしまうと、人は何かを失います。
その何かとは・・・。
たとえば、知性であり、品性であり、品格であり、人間としての尊厳のようなものかもしれません。
人は、驕奢に走ると、留まるのが難しくなります。

100万円を得ると、1000万円が欲しくなります。1000万円を手にすると、1億円が欲しくなります。
この「アスピレーションコンプレックス」にひとたび陥ると、なかなか抜け出させません。
私もかつては、そのような時期がありました。
ひと時の「バブル時代」というのは、日本中がそのような潮流に覆われた時代でもありました。

まずは、基本に戻らなくては。商売の基本にです。

商売は、利を奪うためのものでありません。

商売の利は、正当な対価として、お客さんから「受けるもの」です。

このブログを書くのに、表現に行き詰まり、何日もかかってしまいました。
途中で間違ってアップしたりもしてしまいました。

その間、オリンピックの無観客開催が決まったり、緊急事態宣言の再発令が決まったりしています。

 

 

さて。

今回の東京五輪は、何のためのものでしょうか?

そこにある理想や哲学はどういうものなのでしょうか?

私はスポーツが大好きです。特に自分で体験してきた陸上競技やボクシングには、熱中します。

それだからこそ、今回の五輪は、本来あるべき姿が極限まで捻じ曲げられた、歪曲の祭典となってしまうような気がします。

願わくば、期間中もその後も、コロナ感染者や重症者、死者が増えずに、テロも起こらないことを。

人々が、正常な「理想」を持てる世界の再構築のきっかけになるように。

非常に困難ではあるでしょうが。

美味しいと不味いの境界線・・・無添加になった理由

食事の場面で一番使われる語彙は、「美味しい」でしょう。

「あの店は美味しいよ」「まずくて食べられたものじゃないよ」というように。

いったい、美味しいと不味いの境目はどこにあるのでしょうか。それを考えてみたいと思います。

たとえば、あるレストランを予約しようとする場合。電話予約の場合も多いと思います。

電話で、「何月何日の何時に3人で行きたいのですが。AコースとBコースとCコースでお願いしたいのですが」と頼んだとします。それに対するお店側の返答が、以下のようなものであったら、どうでしょうか?

1)皆さん同じコースでお願いしたいのですが(一つ一つ別々に作るのが大変なので)

2)同時に3名分出しますが、3つのコースを、同じお皿に一つに盛っていいですか?(盛り付けがたいへんなので)

3)皆さん別々のコースなので、出来上がりに差があります。別々の調理時間をいただきたいのですが、それでよろしいですか。

4)はい、同時にすべて別々の盛り付けでお出しします

 

私見ですが・・・

1はもちろん、論外ですね。
メニューに3つのコースが表示されているのですから、3種類注文されたら、作る義務があります。3種類を作れないのなら、表示するべきではありませんね。

2もよくある例ですが、これももちろん論外です。
メニューの写真等は、多くの場合1人前の盛り付けで撮られていると思います。それが3種類となれば、当然3種類の別々の盛り付けで出さなければいけませんよね。
こういう「一緒盛り」をすると、結果的に一人当たりの量が少なくなるのではないか、などという、つまらない憶測や疑念を生みます。作業が大変だからやらないのなら、最初から店をやるべきではありません。

3も、やはり失格ですね。
3人でお客さんが来て、別々の時間に料理が運ばれて来たとしたら、最後のお客はイライラしますし、先に来たお客も、食べるに食べずらいですよね。こんな気まずい時間をお客さんに提供したら、飲食店としては失格です。

お客さんは、ただ食事をするために来ているのではありません。
食べて、会話をし、感情を共有し、心と心を通わせるために来ているのです。その対価として、原材料の数倍(時に数十倍)のメニュー価格を支払うのです。
それが出来なければ、カップ麺とお湯をお客さんの前に同時に置いてあげた方が、まだましでしょう。
飲食店とは、そういう存在なのです。

 

話は若干逸れますが、コロナ時代の今、「黙食」とか、「マスク会食」とか、妙な提言がなされています。
それも、どうにも科学的根拠が乏しいと思わざるを得ません。どこのどういう飲食店で、どういう形の会食で「クラスター」が発生したのか、それがどれくらいの質量だったのか、そういうことを示されなければ、我々飲食業としては、はいそうですか、と思うわけにも参りません。

幸福な時間と場と、美味のメニューを提供したい私たちを、ぜひ納得させて頂きたいものです。

話を戻します。

上記1から3までは、いろいろな意味で、飲食店としては失格点でした。それなら、4なら、「合格」で決まりでしょうか?

いえいえ、そうたやすい問題でも無いのです。

4の時点では、まだ、メニューを提供しただけに過ぎません。いわば、スタートラインに立っただけです。肝心の「中身」の問題が残っています。

まず、提供したメニューが、もちろんですが、美味しくなくてはなりません。

味の問題は、極めて主観的な問題ですから、「どれくらい美味しい」とかを、数値で図るわけにはいきません。ただ、「すごく強烈な味で美味しい」「素材の味が生きていて美味しい」「家庭的で美味しい」「まろやかで優しい味で美味しい」・・・というような、いわば「味の主張」が為されることが必須だと思います。
人は食の好みがそれぞれですが、どのような内容であったにせよ、そこに、他のものとは一線を画する「特徴」がなければ、価値は半減します。
そして、その「価値」を左右するのが、店や料理人の「哲学」であると、私は強く思っています。

自分や自分たちが提供するメニューで、何を表現したいのか。
何を問いかけたいのか。
何を訴えたいのか。

それがどのようなものであれ、そのような働きかけがあれば、それを食する人の心は動きます。必ず動きます。

それはあたかも、美術作品と同じなのです。

芸術家が全力で描いた油絵や版画や彫刻を鑑賞して、感じ入って感動するように、料理人が全力で提供したメニューで、感動する。

それは時に、その人の人生観すら変えることがあるかも知れません。美術作品ではそれはよくあることですが、「食」でも、あっていいともいます。

そのくらいの力が、「食」にはあります。

ですから、上記1から3まではもちろん失格ですが、4においても、その力を示していかなければ、人の心を動かすことはできません。そこまで出来て、初めてお客さんから及第点を頂けるのではないでしょうか。

僭越ながら、やがちゃんキムチの場合は、可能な限りの美味しさを提供し、食する方に心を和らげていただきたい、という思いがあります。
「真に美味なるものは人の心を和らげる」
それが私の哲学です。
それを追求した結果、自然と「無添加」に行き着いたのです。決して最初から無添加を目指したわけではありません。
最初に目指したのは、食する人の心を和らげることだったのです。

美味しいと不味いの境目とは、実はこれだけの意味を孕んでいます。

たかが食事。されどそれは、人生の重要な場面であると、私たちは肝に銘じて、料理人としての「作品」を提供できるように努力しなければなりません。

 

 

キムチ作りは生き方そのもの

今回は、やがちゃんキムチの店主としての今までの経緯を簡単に書かせて頂きます。

長野県で生まれ東京に移り、小説や漫画が好きな普通の日本人の少年として育ちましたが、どういう運命のいたずらか、私は今、味の世界にいます。

料理の勉強をしたこともなく、師匠もいません。飲食店に勤めた経験も皆無です。もともとは実家を継いだ酒屋の小売店主であり、その前は英文学を学ぶ文学部の大学生でした。
やがちゃんキムチの創業は35歳の時。もう30年前のことです。

副業で経営していたラーメン店があまりうまくいかず、韓国出身のパートさんに作ってもらったキムチを、酒屋の得意先の飲食店に売り始めたのがきっかけでした。

そのキムチの評判が良かったので、新聞広告を出したり、楽天市場に出店したりしたのが20数年前。
もともと辛いものは苦手ですからキムチなど嫌いでした。それはキムチ屋を始めてからも変わらず、自分ではほとんど食べませんでした。
とにかく、売れればいい。売ってお金が入ればいい。どんな売り方でもいいから、売れればいい。その一心でした。

ですが、韓国のおばさんも帰国していなくなり、公私ともに失敗を繰り返して千葉に移ってから、考えが変わりました。というより、変えざるを得なくなりました。

強引に作り、やみくもに売っても、誰にも喜ばれない。自分にも喜びなどなく、ただ、売り上げがいくら上がったか、いくら足らないか、そんなことばかり気になって、幸福感や満足感や充実感などという言葉とは無縁の世界にいました。

そのうち、とにかく、売り上げが少なくともいいから、自分にとってもお客さんにとっても、「嬉しいもの」を作って売ろう。そう思うようになりました。

それならまず、キムチでは不可能とも思われた、「無添加」に挑んでみよう、と決めました。キムチは、辛い漬物です。ただでさえ、漬物はアミノ酸まみれの世界。そこに辛さが加わったキムチで、「自然の美味」を」無添加で感じてもらえるのは、ほとんど不可能だと思われていました。
無添加のキムチと称するものもあるにはありましたが、自分には食べられたものではありませんでした。

無添加にするのは簡単です。
アミノ酸等の添加物を入れなければいいだけの話で、だれでもすぐに無添加にできます。
しかし、それで美味を実現し、保存性も兼ね備えるのは、至難の業です。

工夫を凝らし、無添加化して売ってみました。
多くの方から「まずい」と言われました。
卸していた飲食店のお客さんには、「客の体の事などどうでもいいから、化学調味料をバンバン入れて作り直せよ!」と怒られたりしました。

でも、一旦無添加化してからは、二度と有添加には戻しませんでした。それをしたら、商売をやっている意味がなくなります。私にとっては、商売をやめるということは人生をやめることに等しいです。
やったのは、天然素材を増やすこと、配合を工夫すること、和食や中華の技術を応用すること、旨味の科学を勉強すること・・・等々です。
言ってみれば、現場で自分で、料理学校を開いていたようなものです。それも、お客さんをある意味実験台にしながら。
「おたくのキムチはいつも味が違うね」とはよく言われましたが「前より美味しいね」とも言われました。ある意味で本望でした。

キムチの作業の第一歩は塩漬けです。
それなら、無添加で美味しい塩を自分で配合し、それで白菜を漬けてみようと考え、東日本大震災の年に、一つの結論として、「頂」という名の白菜キムチを出しました。
それは大好評で、10年後の今に至るまで、うちの看板商品として活躍してくれています。

その後、唐揚げやカレー、マーボ豆腐、チャーシュー、弁当等々に扱い商品網を広げられたのも、キムチの無添加化で呻吟した経験があったからです。こうした総菜類も、もちろん無添加ですが、関連業種の人なら、それがいかに困難なことであるかは分かっているでしょう。

料理学校に行ったことはありませんが、学校ではたぶん無添加技術を教えてくれないし、教えられる人もいないでしょう。
何故なら、たかがキムチや総菜ですが、それは、すでに「技術」の問題などではなくなり、「生き方」の問題になっているからです。現場で苦しみながら、商品にだけは噓をつくまいと、固く思ってきた結果です。

料理は現場で「実践」したり「味わう」ことが先決の世界です。座学は関係ありません。理論も参考程度にしかなりません。
結局は、食べて味わうことでどのような「幸福感」を感じられるか、それがその人の人生の状況にどう働きかけるか・・・つまりは、生きていく上での大きな「力」になってくれるのが、「食」の世界なのです。

「頂」から、10年。

その後の総菜の経験を生かし、さらなる進化のキムチを作りましたが、ネーミングに悩みましたが、それを「頂・その先」としたのは、以上のような経緯があるからです。

やがちゃんキムチは、社是として、「有料広告」を一切しません。(無償の取材や紹介報道はお受けします)
それから、無理な宣伝やSNS活動もしません。
SNSでしようとしているのは、今何を考え、何をしているか、何を見て何を感じたかを、率直に書くことです。
ご反応も、気にしないようにしています。

「売らんかな」の書き方をすることには、避けるようにしています。

商品は、それ自体が、少しずつ少しずつ、お客さんのご協力で、広まっていくべきもの。
「頂」も10年間で、そういう定着の仕方をしてきましたし、「頂・その先」も、そうなってくれると信じています。

私にとって、商売とは、自分で自分が「良い」と信じるものを作り、お客様にお渡ししていくことです。
これからもそれを続けていくつもりです。

それでもオリンピックは必要か?

私が子供時代を過ごしたのは東京足立区の東部で、環状7号線の「大谷田交差点」がすぐ近くにあります。

この環7は未舗装の砂利道で、「十三間道路」と呼ばれていました。1間(けん)が1.8メートルですから、23メートルもの幅のある大きな道路です。

この環7が、近くの「綾瀬川」で分断されていました。橋を架ける予定の場所に、通称「バナナ工場」という黒い大きな建物があり、そこが立ち退かないからだ、という話を聞いていました。黒い建物の中では、輸入のバナナで何か製品を作っていた工場だったらしいです。

ところがその工場が突然立ち退いて、「十三間道路」が舗装されて開通しました。そして、町にはうれしい噂が飛び交いました。

「オリンピックのマラソンが十三間道路を走るらしいぞ! 大谷田交差点がその折り返し地点になるぞ! だから、バナナ工場が立ち退かされたんだぞ!」と。
昭和39年のことです。
私たち子供は皆その噂を信じていました。

小学校3年生だった私は、親にある少年向けの本を買ってもらいました。オリンピックの歴史が書いてある本で、古代五輪のマラソンの由来や、歴代の日本選手の活躍の様子も書いてありました。何度も何度も読み返し、文章を暗記するまでになりました。4年前に、ローマオリンピックでエチオピアのアベベ選手が、裸足で走って優勝した様子も、目の前で見たかのように心で描けました。

私の家は下町の小さな食品店です。
ようやく黒電話が入り、近所の人たちが電話をよく借りにきました。

そしてある日、電話以上に待ちに待ったものが現れました。
テレビです!
オリンピックを見るために、親がなけなしのお金を出して買ったのです。
店も居間もつながっていた小さな家ですから、買い物に来たお客さんや、買い物もしない人までもが、家の中に入って、テレビを見にきました。
力道山のプロレスの時や、美空ひばりが出る歌番組の時などは、人がたくさん押しかけて来ました。。
10月についに始まったオリンピックの時は、家じゅうが大変な騒ぎになりました。
一人息子の私は、それがうれしくてたまらなかったです。
としちゃん、としちゃんと近所の人にかわいがられ、すし詰めのような人と人の間から、真新しいテレビの画面で、開会式や、三宅選手の重量挙げや、東洋の魔女のバレーボールに熱狂しました。

そして、あのマラソンの日。国立競技場のスタートの様子を見てから、私は、友達と一緒に、大谷田交差点に走りました。
「アベベがやってくるぞ! アベベを見に行こうぜ!」
「アベベはまた裸足かな?!」
「大丈夫だよ。もう十三間道路は舗装されてるから、裸足でも大丈夫だよ!」
などと叫びながら。

ところが、着いてみると交差点には誰もいません。日の丸の旗を持つ人もいません。
車が盛んに行きかいますが、オリンピックのマラソンが来る雰囲気ではありません。
おかしいな?と思い、急いで自宅に帰ると、アベベは東京の逆方向の府中の道路を走っていました。戻ってきた私たちに、大人たちが大笑いでからかいました。
「アベベはいたかい? 速かったろう?」

その日、アベベは独走で優勝しました。靴を履いていましたが、世界新記録で、ローマに続く二連覇です。
日本の円谷選手も、最後の競技場内でイギリスのヒートリーに抜かれましたが、見事に銅メダルを取りました。国立競技場に、初めて日の丸の旗が上がりました。それをテレビで見た私たちは、大人も子供も興奮しました。

 

この1964年の東京五輪は、大人も子供も、日本中が熱狂して観覧しました。あの五輪を境に、高速道路や新幹線が通り、日本の高度成長が一気に進み、世界の先進国の仲間入りをし、私たちの世代は、青春時代に突入していったのです。良いにつけ悪いにつけ、日本の国が一つにまとまっていました。騒々しく喧々諤々しながら、それでも結局同じ方向を向いて、進んでいました。

政治では保守と革新が激しく対立し、日本中で公害が発生し、自然と国土が壊されながらも、それでも日本全体が「成長」の同じ方向を見ていました。
「もう戦敗国ではない」「アメリカやイギリスを抜くんだ」「世界に向かって扉を開こう」「今日よりも明日、明日よりも明後日のほうが、より豊かになるはずだ!」と信じながら。

57年経って、今。

私は65歳です。東京を離れ、千葉で小さな商売をしています。
東京にも千葉にも、未舗装の道路は既にありません。
電話は一人一台持っていますし、映像で世界中の様子を見ることも出来ます。世界中で何が起こっているか、その場で分かります。
人がすし詰めの状態になってものを見たり、奪い合ったりすることもほとんどなくなりました。

一方でコロナという厄介な風邪が流行り、人が集まることは避けられてます。

生活に必要なインフラはとうに出来上がっています。
若い人や子供が少なくなり、町には老人の姿が目立ちます。
外国語がしゃべれなくとも、外人としゃべれます。
原子力発電所が何か所もできて、そのうちの一つが、10年前の大地震と津波で破壊されました。

都心は超高層ビルが林立しています。
タワーマンションという巨大な集合住宅が人気を集めてます。
高速道路も地下鉄も、これ以上必要のないほどに張りめぐされました。

そんな中、コロナで人と人の接触が避けられています。

外国から人が入ってこれません。日本からも簡単には出ていけません。
それだけではありません。
家族が入院中の人は、病院に見舞いにも行けません。
介護施設に入ったおじいちゃん、おばあちゃんに気軽に会いにもいけません。
病院で危篤になっても、駆け付けることもできません。手を握ることも、最後の声をかけることも出来ません。

それがたった一人の配偶者でも、親でも、子供でも兄弟でも、触れることすらできません。
亡くなっても、葬式すら出せません。

若い人同士が愛し合い、新たな家庭を作ろうと決めても、その結婚式すら開けません。
大人になる大きな節目の、20歳の成人式すらなくなりました。

心から愛する人との、人生で一番大切な出会いや別れの儀式すら、出来ないのです。

そしてその憎きコロナは、まだ感染者を増やしつつあります。

ワクチンが出来たといっても、一般の日本人は今年中に受けられるかどうかも分かりません。特効薬ができるのは、まだまだ先の話です。

そして、問います。

今東京でオリンピックを開くことは、こうした、人としての大切なことすら出来ないさなか、許されることですか?
今、どうしてもやるべきことですか。

何のためのオリンピックですか。

誰のためのオリンピックですか。

オリンピックとは、いったい何ですか?

 

私は東京五輪が決まった当初から、成熟した社会の日本で、しかも灼熱の真夏に行われることに懐疑的でした。幾度かそれは発信しています。コロナ禍の中、その思いは決定的に強くなりました。

少なくとも今、オリンピック開催より優先しなければいけないことが、山ほどあるでしょう。

今、最後に問いたいです。

本当に東京オリンピックは必要ですか?

 

 

 

 

 

 

 

涙はどこへ行った

あなたは、最近いつ泣きましたか? 人前でです。

中学一年生の夏休みに、私は陸上部の練習で、校庭を走っていました。暑い日でした。
その時、校内アナウンスがあり、「陸上部の矢ケ崎君、すぐ職員室に来るように」と言われたのです。
慌てて職員室に行くと、電話の受話器を渡され、叔母の声が聞こえました。「お爺ちゃんがね、危ないの。すぐに病院に来なさい」

祖父は、その日の朝は元気だったのです。しかし、私が飛んで行った病院のベッドで、ちょうど息を引き取るところでした。
女医さんが祖父にまたがり人工呼吸を試みていましたが、それも終わり、「ご臨終です」と言いました。
心筋梗塞でした。

その時です。
ベッド脇にいた私の父が私たち家族に背を向けて窓に向かい、顔を上向きにして、涙をハンカチで拭いたのです。
そしてすぐに向き直り、先生に「お世話様でした」と頭を下げました。
その時の光景を、50年もたった今でも、私は思い出すことが出来ます。
それが私が体験した最初の肉親の死で、初めて見た父の涙でした。

次の体験は、ちょうど10年後。その父の死でした。
年末の寒い朝、父もまた、前の日まで何も無かったのに、心筋梗塞で急死しました。
同居していた姉の夫が人口呼吸を必死にしてくれましたが、息は戻りませんでした。
私は茫然と父の枕元に座り込み、動けませんでした。背後では、救急車を呼び、あちこちに電話したりと、家族があたふたと動く音が聞こえていましたが、やがて急に静かになりました。
姉の夫が襖を閉めて、私と父を二人きりにしてくれたのです。
無言で父の顔を見ていた私は、急に涙がこみ上げてき来て、堰を切ったように嗚咽しました。
ほんの、数十秒だったと思いますが、激しく泣きました。
それが二度目の肉親の死でした。

三度目は、それから35年後。母の死です。
店の商売があるから普段めったに地元を離れない私が、その秋の日に限って大阪城のすぐ傍のホテルに居て、夜開催されたある会合に参加していました。そこに妻から電話があり、入院中の母の死を知らされました。妻は、「お母さんは穏やかな顔だったよ」と言ってくれました。
会合の場を抜け出し、私は大阪城のお堀の前まで行き、誰にも分らないように泣きました。老いても私が心配を掛け通しで、念願の海外旅行にも連れて行けずに逝かせてしまった申し訳無さや、それでも、常に私を守ってくれた母の大きさや優しさを思い、泣いたのです。泣けて泣けて仕方が無かったです。

私の世代は、「男は親の死に目以外には、人に涙を見せてはならない」と言われた世代かもしれません。「抑制の美学」ですね。

このように私も、肉親の死で泣いてきました。それは、心から悲しかったからです。
祖父の死で涙をぬぐった父は、大正生まれの陸軍の兵隊上がりで、「抑制の美学」を教えられてきましたが、さすがに自分の父の死では、泣いたのです。あの涙は、13歳の私から見ても、純粋に美しいと思われた涙でした。

感情を表に出すのは、「抑制の美学」からは、よくないことかもしれません。
もちろん、やたらに泣く男は、「女っぽい」「女々しい」などと揶揄されるように、みっともいいものではありません。

しかし・・・

しかし、抑制したからと言って、感情が沸き立たないわけでありません。
泣かないからといって、冷たいわけではないのです。
それは「我慢」をしているだけであって、人目をはばからない場所であれば、どんな男でも、愛する人の死に際して、号泣するはずなのです。泣かないことと、感情を持たないことは、関係がありません。

ですが、最近の世にあふれる、無表情、無感情、無感動、冷淡、知らぬふり、等の顔、顔、顔・・・はどうでしょうか。

コロナでマスクをしているせいもありますが、思い切り笑ったり、泣いたり、怒ったり、喜んだりしている人を見る機会が、本当に少なくなりました。
これはいったい、どうしたことでしょうか。

それは少なくとも、「抑制の美学」などではありません。

一言でいえばそれは、「感情の欠如」なのです。

「汚れていないもの」「穏やかなもの」「清潔だと思われるもの」「感情的にならないもの」「喜怒哀楽を表さないもの」等々が、尊いとされる風潮が、今の世に広まっています。
そして、心の奥底を表現することが、「汚いこと」「恥ずかしいこと」「避けるべきこと」などとされがちなのです。

本当は泣きたい、笑いたいが、人前だからそれを忍んで抑制する、といったこととは違います。

云わば今の世の風潮は、泣くこと自体、笑うこと自体を「いけないこと」としてしまうのです。

これでは、人は人でなくなってしまいます。

人が人である所以は、感情を、心持を、喜怒哀楽を、精いっぱい表出出来ることにあると言っても過言ではありません。
それをするなというのは、人であることを捨て去れということに等しいのです。

あなたは、最近いつ泣きましたか?

人前で。

あなたの心の本当の姿を晒せる日が、早く来ますように。

清濁併せ呑む

コロナ禍で、「感染症」に関する関心が高まりましたね。
テレビでも連日、いかに飛沫感染や接触感染から身を守るかについて、専門家のコメントが伝えられています。

とにかく、ウィルスの存在が疑われるものには、近づかない、吸わない、触らない…というのが基本のようです。

確かに、それが完全にできれば、感染のリスクは全く無くなるわけですね。完全にできれば、です。

ですが、常に違和感を感じることですが、このような、「完全なる対策」をすることと、人間としての「人間らしい」生活が両立することは、まずありえません。人間らしさを捨てなければ感染が防げないというなら、その対策にどんな意味があるのでしょうか。

もちろん私は、どこに行くにもマスクはしますし、通常唱えられているような「対策」はしています。その上で思うのですが、「ウィルスから完全に離れることよりも、万一ウィルスが体内に入ってきても、コロナに感染しないという「免疫」の強さを養うことに力点を置いた方がいいのではないか」、ということなのです。

これは食中毒の話ですが、よく、高級ホテルのバイキング料理で集団食中毒が起きたりします。
それは、徹底的に清掃、消毒した会場に、なんらかの原因で菌が持ち込まれると、ほとんど無菌状態になった会場で、一気にその菌が繁殖するから、と聞いたことがあります。

つまり、徹底的に消毒をすると、普段は存在している「常在菌」までもがいなくなり、侵入する悪玉菌の邪魔をしてくれないから、ということなのです。綺麗すぎるのは、却って感染のリスクを増やすということなのです。

もしこの見方が合っているのなら、そして新型コロナにも当てはまるのであれば。これは由々しきことです。感染リスクをなくすために消毒をすると、逆に感染力が高まるということなのですから。

実際はどうであるか、私にはわかりません。

話は飛ぶようですが、人間そのものについて観察を続けてみると、同様のことがあるのは確かです。

過保護で無菌状態で育った者は、刺激に弱い。「悪いもの」への免疫が無いからです。

成功体験ばかり持つ者は、いざ失敗してみると、過度にへこんでしまう。あるいは、失敗そのものを認めないで、原因を他者に押し付けたりする。これも、よく見られることです。

理想ばかり唱える人は、異論をまったく受け付けない。または、異論を言う人を遠ざけてしまう。自分の信じる理想や理論ですべてが片付くと思ってしまう。そんな立派な理論や理想があれば、とうに世界は平穏に収まっているはずなのにも関わらず、です。

等々、ウィルスの件とはかけ離れていますが、全く無関係とも言えないのではないかとも思います。

ともあれ、ウィルスは、間もなく始まるワクチン接種で、何とか駆逐しましょう。

そして、人間そのものは、

★清濁併せ呑む★

という器量を持ちたいものです。最近、そのような「大きな人」をあまり見かけなくなったと思うのは、私だけではありませんね。

もちろん、ウィルスに対する免疫力が増すとまでは、申しませんが。

 

 

アフターコロナを生き抜くために

2021年ですね。
もう1月も10日を過ぎました。遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

昨年のほとんどの時間は、我々は「コロナ」に翻弄され続けました。今まだ、この奇妙なウィルスとの戦いの最中に居ます。2度目の「緊急事態宣言」が発令されたばかりです。

その中で、飲食業や地方の観光業などは、とても大きな影響を受けています。
飲食業とかかわりの深い、キムチ製造業もまた然りで、うちの同業者の何件かが閉鎖した、という知らせも入っています。ことは、深刻です。

その中で、先日偶然お邪魔したある和食旅館の繁盛ぶりに直面し、感じるところがありました。

その旅館は、千葉県君津市の海近くにある、「わかな」という、比較的小さな旅館です。

歴史は古く、以前は海釣り客相手の「釣り宿」だったそうです。君津には温泉は出ず、工業地帯となった今では釣り船も出ません。この宿は、そういう時代の変遷に対し、ある思い切った対策で今、堂々と生き残っているのです。

それは、「極上の食事」と「貸し切り露天風呂」に特化した宿、ということなのです。

食事ですが、驚きの内容でした。素材、味つけ、盛り付け、演出・・・どれをとっても最上級であり、十分過ぎるほどの満足感がありました。味についての詳細は控えますが、とにかくレベルは間違いなく「最上等」のものでした。

そして、貸し切りの露天風呂です。
最上階に、2~3名用の5つの露天風呂があり、無料で自由に借り切れるのです。
そこで夜風を浴びながら、風呂に入る。温泉ではありませんが、麦飯石を使った「健康風呂」で、肌当たりは優しいお湯です。
目の前は、東京湾。遠く、富士山の影もくっきり見えます。
家族や恋人同士でくつろげる、とてもいい空間です。

飲食業や観光産業は、「食べる」「寝る」ということを産業化したものですが、ただ食べて寝るだけでは、「飯場」に過ぎません。
人は、生きるためだけに食べるのではなく、休むためにだけ眠るのではありません。
そこが人と動物の違うところです。

人は時に、美味なるものを食べ、癒しの空間でくつろぐことで、新鮮な感動や驚きを感じるのです。そして、明日から生きる活力を得る。

そのために、宿に泊まり、食事を摂るという、「非日常の空間と時間」にお金を払うのです。

非日常の空間と時間には、「新鮮な驚き」がある必要があります。
決して、高価なものや華美なるものが必須であるということではありません。
質素なら質素なうえで、それでも何らかの「感動」「驚き」「喜び」といったものを、使用者に感じさせるものでなくてはなりません。

ですから、私の持論でもありますが、すべては、「芸術作品」と一緒なのです。

味わう人、くつろぐ人が、芸術作品を鑑賞して感動をするということと同じ意味で、食事も宿もサービスも、単なる「商品」ではなく、「作品」であるべきなのです。

ここまで出来てこそ初めて、その「作品」たちは、世に受け入れられ、それ相応の「報酬」を受け取る資格が出来てくる。そう私は考えています。

この君津の旅館「かわな」で、あらためてその思いを強くしました。

もちろん、食に関しても、サービスに関しても、そのレベルに達することはたやすいことではありません。

当然ながら、長年の経験と研鑽が絶対的に必要となります。
おいそれとできることではないのです。

しかしながら、そうであるからこそ、今コロナ禍で苦しんでいる日本中の「ベテラン職人」達には、まだまだ生き残る余地があるはずです。
ここで、まずは踏ん張る。
いろいろと補助や支援の策もでてきていますから、遠慮なくそれを使って、まずは生き残る。

そして、今までの長い経験を活かし、さらに、ネットなどを活用して、今の世に受け入れられる、ハイレベルの「味」や「サービス」をさらに作り出す。
それが出来る技は、ベテランにこそ備わっているはずです。

現場を知る者こそが、生き残らなければならない。今までの苦労を、今こそ生かさなければいけない。格好の良い理論やシステムなどに負けてはならない。
勝つのは、泥と汗にまみれて苦労してきた、我々職人たちでなくてはならない。何故なら、我々こそが、感動を「創る」行為をするものだからです。我々は、嬉しい驚き、感動の喜びを作り上げる職人なのです。

もうすぐ、コロナの闇は明けます。ワクチンも出来ました。
ですが、アフターコロナの世界では、人々の選別の目は一層厳しくなります。
今までと同じレベルでは、相手にされません。必ずそうなります。

ですから、何としても、「感動」を生む作品を作らなくては。

強くそう思います。

 

 

 

 

 

 

お客様と密になれ(コロナ禍が生んだ、本来のコミュニケーション)

コロナを契機に、お店に関する「口コミ」の形が変わってきています。

飲食店の場合も、広告が入る「食べログ」等の既製大型のものではなく、フェイスブック等で地域の市民が地元のお店を自発的に紹介しあうローカルなSNSが増えています。当然無料ですが、その影響力たるや、絶大なものがあると思われます。

地元で実際日々利用している人の自発的発信だから、信用度も注目度も高いです。
アマゾン等でよく問題となる「サクラ」的な投稿ではなく、リアルな店舗でリアルな消費をした、実在度100%の投稿だからです。

それと呼応するように、当店あたりの「通販」の場面でも、従来型の一方通行のネットでの「自動販売機的」な売り方より、お客様とのパーソナルな交信が確実に増えています。
ネットではなく、古典的な「電話注文」も増えていて、お客様の声を直接お聞きし、ご質問を受け、ご提案をし、商品の販売に至る形が蘇っているのです。

最近、店の側がインスタグラムの画像投稿やユーチューブの動画投稿を通じて商品販売をしようとする動きもありますが、そのようなもの以上に、実際のお客様の生きた声を通じてコミュニケーションを取る方がはるかに効果的であることは明らかです。

コロナがもたらした、いい影響の一つだと思います。

密になるな、ディスタンスを取れ、オンラインでつながれ、等々の暗黙の「同調圧力」が今世の中を被っていますが、その反動でもあるかのように、お客様と店との「密接な」つながりが見直されているのです。
いや、間違いなくこれは、反動でしょう。

人は、もともと群れて、触れ合い、顔を突き合わせて話し合い、自分の気持ちを伝えあう存在です。
コロナでそれを制限するのがあたかも「正義」のような風潮が出来ている中、こうした本来のつながり方が復活しているのは、間違いのない事実です。

我々小さな商人には、それは特に言えることです。
ものをこの手で作りお売りする立場から言うと、嘘偽りなく、一生懸命いいものを作り続ければ、お客様や身近な方がそれを強く紹介してくれます。

言ってみれば、口コミの強力化です。

お金を払って自社製品のアピールを絨毯爆撃のように「上から」繰り返したり、「一方的に」ネット広告で強引にホームページに誘導したりする必要はありません。

上から、一方的に、ではなく、「お客さんが自発的に」、「お店とお客さんが相互にフラットに」という動きこそ重要なのです。

お店が自分で「これはいいよ!」と発信することよりも、お金を払ってそれを利用してくださったお客さんという「他者」が、無償で自発的に「これはいいですよ!」と言ってくれた方が、はるかに効果的であることは、言うまでもありません。

これこそ、純粋なる「口コミ」の発生なのです。

そして今、そのような純粋な「口コミ」が実際の販売につながる割合が、コロナ禍の中で急速に増えているのです。

口コミが発生してくれた商品を売るのは、容易です。

上記のように電話注文も来れば、ネット知識が無くてもすぐに売れる「メルカリ」のような場でも売れるし、飲食業でしたらMENUでネット注文も受けられるし、Uberや出前館でデリバリーも出来るし、ネット通販も「BASE」のような仕組みで、無料で世界相手に売ることも出来ます。
お客様の側から「いい商品だ」と太鼓判が押された商品は、もう、売り方はいくらでもあるのです。これからも次々にいいシステムが現れて来るはずです。

以前のように、「SEOが出来ていなくてはだめだ」とか「食品は楽天で、スペック商品はアマゾンで」とか、「動画や音声で誘導しなくてはだめだ」とかいうような「セオリー」は、もう全く通用しないようになって来ます。

そのうち、SNSとショッピングサイトの垣根も無くなると思います。

だから、「いかに売るか」という発想自体がもう必要なくなり、「いかにいいものを作り続けるか」、の方がはるかに重要になると思います。HOWよりWHATの時代に急激に向かって来たのだと実感しています。

メディアでもない、広告会社でもない、一般のお客さんのほぼ全員がスマホを持っていて、お店を実際に利用して「取材」し、画像を撮り、自由に感想を発信するのだから、それによるいい口コミを広めてもらうためには、「いいものを作る」ことが一番の近道なのです。逆に悪い口コミもすぐに広まります。

もう、売り方のコンサルテーションは要りません。
それより、いい商品を作る「職人」の我らの「腕」が今まで以上に問われるという時代に入ったのだと思います。

そう、コロナの影響で、「職人の時代」が早くやってきたのです。

コロナも、あながち悪い影響だけ残したわけではないのです。もともと不要でありながら膨らんだ様々の要素が一気にはがされた、という表現も出来るでしょう。

本当に世の中の人が必要とするものの情報は、テレビやマスコミにはありません。
Youtubeの動画の中にもありません。
何故なら、こういったものは「売る側の立場」から作られた情報だからです。

本当に必要な情報は、商品そのものの中にあり、それを実際に体験したお客様の経験談の中にあります。
お客様の側から発信される情報こそ、宝物なのです。

「あずましや」の焼き鳥の向こうに見えるもの

『水戸で高校出てから、移動販売の焼き鳥屋に勤めたんです。10年間。スーパーの駐車場とか、花火大会とか祭りとか、ずっとやりました。10年間。
焼いてたのは、中国産の冷凍の鶏です。鶏肉の入った段ボールを見られないように隠してました。
売れたら売れたで歩合でいろいろ取られるんで、あんまり儲からなかったです。それでも10年やったんで、もう独立したいと思って、そこを辞めて、埼玉の焼き鳥の師匠に弟子入りしたんです。1年間修業しました。最後まで、焼かせてもらえませんでしたけど。

それで、この場所を紹介してもらって、借りたんです。ちょうど3年前です。最初の1、2年は、全然売れなかったです。それでもここのところ売り上げが伸びてきて、なんとかやれそうだなあ、と思っていたところで、やがちゃんさんのキムチの噂を聞いて、女房に「買いに行こうぜ!」って言って、その日に行ったんですよ。去年の秋でしたよね。土浦から来ました、焼鳥屋です、と自己紹介したら、やがちゃんさんが、遠いところ悪いねえ、って言ってくれたの、よく覚えています。それで、食べてみて美味しくて、店で出したらお客さんが「うまいうまい」と褒めてくれて、
あの、物まね芸人で有名な方がうちの常連さんなんですけど、こんな旨いキムチやチャンジャは他にないって、どこのキムチ屋かって聞かれたから、南柏のやがちゃんキムチですって言ったら、奥さんが千葉の方で、やがちゃんさんのこと知ってたんですよ。

とにかく、飲み物で儲ければいいから、焼鳥はいいものを安く出そうって。遠くから食べに来てくれる人も増えて、食べログとかでも評判がいいらしくて、これで何とかやっていけるなって、女房と言ってたんですよ。今、僕は32になりました。女房は昨日の土曜に忙しすぎたんで、今日は休ませています。

ところが、コロナで。
店は開けてやってましたけど、4月5月なんか、1日一人か二人しか飲みに来るお客が来ない日があったりして。テイクアウトで焼き鳥丼やりましたけど、ほとんど原価ですから、もう、自分たちの飯代が出ればいいくらいの気持ちでいました。でも6月に解除になって、お客さんが戻ってきましたね。

とにかく田舎なんで、悪いうわさが広まるのは早いんで、いいものを出すことに努めてるんですよ。焼き鳥のタレは、壺に半分くらい師匠から最初にもらったものに、ずっと継ぎ足し継ぎ足しで作って来ました。
鶏は筑波の生の鶏です。塩も、モンゴルの塩に色々味をつけて使っています。とにかく、新鮮な肉を毎日仕入れて、炭火でお客さんの目の前で焼いて、美味い美味いって言ってもらえるのがうれしくて・・・・

もう、それだけですよ。出来る限り、最高のものをたっぷり食べてもらいたいです。それだけでよね』

・・・・・・・・・

茨城の荒川沖の町に入った。駅から歩いて10分ほどの、真っ暗な田舎道の辺に、その焼き鳥屋はある。「あずましや」という名前だ。「ほっとする」という意味の方言の「あずましい」という言葉からつけたという。

開店3年経ち、4年目に入った。店主、まだ32歳。朴訥な茨城弁で恥ずかしそうに喋って、いろいろ話を聞かせてもらい、そして、今まで僕の人生で食べた中で、間違い無く最高の焼き鳥の数々を食べさせてもらった。

モモ。砂肝。ネギ間。皮。どれもが、柔らかい。もちろん、焼けている。ジューシーそのもの。今まで焼き鳥はタレで決まると思っていたが、違う。味なんかつけなくてもいい。新鮮な肉をこれだけ上手に焼けたら、それだけで、もう十分だ。
その焼き鳥が、一串わずか100円から150円。

レバー。牛ハラミ。牛タン。こういうものが一串350円。
もう、焼き肉専門店に行かなくてはいいのではと思うほど、旨い。

肉がいい。焼き方がいい。タレがいい。塩がいい。文句のつけようがない。

実に、実に美味かった。

この場所で繁盛するには、最高の味を、地域の人に受け入れられるそれなりの値段で出すしかない。それを、弱冠32歳のこの青年が、やってのけている。32歳と言っても、もう15年の経験を持つ、焼鳥の達人だ。とんでもない、超一流の焼き鳥職人だ。

都心で、かつて何度も「匠の技」などと賞される焼き鳥店に行った。バブル時代やバブルがはじけてからも、そういう超高級店で、1本1000円近くもする串を有難がって、拝むようにして食べたものだ。
そういう自分の過去が、おかしくなった。
都心で「一流店です」と、土地と店名と、かなりの虚飾に彩られた「味」に、いったい今までどれだけ無駄な金を払ってきたことだろうか。バブル以前のことまで入れたら、それこそ、天文学的な無駄遣いを自分はして来た。

茨城の荒川沖に、焼鳥一筋15年焼き続けて来た、32歳の素朴な青年がいる。3年経っても、店は新築のように美しい。焼き鳥の煙を吸い続けるフードのステンレスはピカピカしている。

虚飾に染まらない、今の彼は、ザ・焼鳥屋だ。

都心の一等地で、コロナを境に苦境に立つ飲食業の方々が長い間掛けて見失ったものを、32歳のこの彼は、今は100%持っている。今、彼は「旬」だ。

何か、数十年前の、汚れない頃の僕自身を思い出してしまった。
行け、行け、このまままっすぐに行ってくれ。
目の前で焼き鳥を焼き続けるその姿を見て、煙の向こうに、失ってしまった自分の姿を見ている錯覚に捕われた。
もし、飲んでいたのがノンアルコールでなかったら、口に出して言っていたかも知れない。
「お前、おい、曲がるなよ! 曲がっちゃだめだぞ! このまま行けよ! このままだぞ!」と。

どうか、このまま焼き鳥道に励んでくれるように。
そう祈らずにいられない、身に沁みる美味しさでした。

食とは、心です。
これを失ったら、崩れる。
今、寸分も狂わない青年が、茨城の荒川沖の町中で、「あずましや」の看板を掲げて焼き鳥を焼いています。

意思さえあれば道はできる

やがちゃんキムチの店舗で最近顕著な傾向があります。

メインの白菜キムチやサムゲタン等のほかに、ラー油、カレー、マーボ豆腐、スンドゥブ等の「サイドメニュー」にも人気が波及して、すぐに売り切れてしまうのです。
本来なら、中華屋さんやカレー屋さんが出すものですが、キムチ屋のうちが作るものが支持される・・・。理由は何だろうかと思いますが・・。

一つには、やはり、「美味しい」ですね。
そして同時に、「無添加」であることでしょう。

日本の中華屋さんやカレー屋さんで、アミノ酸その他の添加物と使わないところは稀有ですね。
何故使うのかといえば、間違いなくそれは「経済性」故です。
素材の味だけで満足な味を出すには、相当の濃度を伴わなければなりません。
そうすると、途方もない原価がかかるからです。

そこを、使うのです。
素材の味の特性や味わいの方向性をうまく組み合わせて、使うのです。
出来ないことはありません。
実際に当店は、すべて無添加で、キムチも、中華製品も、カレーもご好評をいただいています。

うちのメニューの特徴は、ヤンニョムジャン、コチジャン、オリーブ七味、醤油だれ、にんにくだれ、味噌だれ等の数種のメインのタレを自由自在に組み合わせて、新たな味を作れることです。
そのすべてが無添加ですから、出来るものも全部無添加です。

どの製造にも、一滴の水も加えない濃厚なものですから、味のメリハリがはっきりしていて、他のものとの差は歴然として来ます。

このことはお客さんが一番よくご存じで、これらのタレ自体を買われる方が最近は急増してています。うちのお客さんは、グルメレベルが高い方が多いのです。

こういう味をお出しして、少しずつ、少しずつ、じわじわとお客様が増えてくださって来ている状況の中で、当店は一切のPRや広告などはしていません。これは、社是です。
在庫処分や売り上げ確保のための安売りもいたしません。
するのは、無償で「おまけ」を出したりすることや、感謝の意味でたまに「増量」をすることくらいで、これも、うちの味をもっとご存じ頂きたい、という動機からです。

そんな当店にも、いろいろな営業や勧誘電話がかかって来ます。
ネットの大手モールなどからも頻繁にお誘いがあります。
ですが、全部お断りします。

うちは、うちだけの「やがちゃんキムチ」であって、仮に大手モールの傘下に入ってしまえば、その中の様々な縛りやルールによって、そのコンセプトが揺らぎます。
したくないセールを要求されたり、ポイントがどうの、ランキングがどうの、という話になります。
独立して営業する店舗にとって、わざわざネットのモール内で同業他社と競うことくらい、無意味で嫌なことはありません。ランキングを勝手につけられたり、賞を競ったり、とんでもない話です。
当店のお客さんは、うちの「やがちゃんキムチ」が好きで召し上がる。ザッツオール、です。それ以外の物事は全く望みません。

そんなことはありえませんが、仮に「ミシュラン」の星をくれると言われても、お断りします。ミシュランは、うちのお客さんではないからです。

どんな時にも、道はできます。
意思さえあれば、自分の前に道はできるのです。
その道を歩くだけ。固くそう思います。コロナの時代でも、同じでしょう。

話は全く変わりますが、学生時代の専門は「シェイクスピア」でした。

シェイクスピア劇の最高峰は4大悲劇などとよく言われますが、人生を生きる上での「深み」を考える最高峰劇と言えば、迷わず、「Measure for Measure」 邦訳名「尺には尺を」をお勧めします。

人間の不条理な裏表の真実を描いた「問題喜劇」で、これを理解すれば、これからの「コロナ時代」にどう生きるべきかも見えてくるかもしれないです。

和食かんざに脱帽

美味しいものは、確実にある。

6月某日、千葉県野田市の「かんざ」という和食のお店に行きました。

前の週に行くつもりで予約電話を入れたら、「満席で申し訳ありません」と丁寧に謝罪をしていただき、1週間待って、ようやく席を確保。

野田の市街からかなり離れた、田園地帯にそのお店はあります。外目には普通の農家。ですがその中で頂いた料理は、心を揺さぶられるものばかりでした。

 

頼んだのは、和食弁当御膳と、カニクリームコロッケ御膳。どちらも2200円。
和食弁当の、お造りに驚く。
ぶり、鯛、サクラマス。分厚い。口に入れると弾力がある。今の今まで生きていたのではないかと思えるほどに、新鮮。しかも、盛り付けがあざとく無く、小さく深い椀に重ねてあるのだが、椀の底にワカメと茗荷と生姜が敷いてある。それを魚と一緒に食べさせるように、無造作に盛り付けてあるのが、なおいい。

何かの魚の肝の煮つけ。苦みと旨味が優しく調和。
手作りの数種の練りもの。よほど丁寧に練り上げなければ、この滑らかさは出ない。もちろん、出汁の味付けだけの無添加。
ひじきの煮つけ。糸こんにゃくの白和え。優しい、柔らかな味付けで、しかも奥深い旨味。

ご飯。小粒で、粘り気も旨味も満点。毎日自分の店でコメを炊く僕も白飯には一家言あるが、これは美味しい。非常に美味しい。おかずとの比率もいい。おかずが終わるころに、ご飯も終わる。

うまい。

カニクリームコロッケは大好物だが、これほど柔らかでクリーミーで、カニの自然の味わいに満ちたコロッケは初めて食べた。

赤だしの味噌汁も深い。実に深い。
自家製のお新香もいい。お新香だけでも食事ができると思えるほど、食感と野菜の旨味が生きている。

最後にデザートの、小豆のムースにも驚く。
和のデザートの一つの極致ではなかろうか。
それが、何の衒いも無く、さりげなく出てくる。もっと、もっと食べたい。

これで一食2200円とは。

これを作ってくれたご主人はさぞ優れ者だろうと、会計の時に挨拶したいなと思っていたら、先にこちらを待っていてくださいました。

「畑の中の懐石料理屋 かんざ」 オーナーシェフ 石原喜之氏。
柔和な表情ながら、眼光に鋭さが垣間見える。
聞けば、この地に根を下ろして15年。
海鮮素材は北海道から空輸し、野菜は敷地内で自分で育てているとのこと。

この人は、出来る。
帰りに車に乗り、こちらが出発するまで、玄関から見送ってくださいました。こんな美味なるものを出していただいて、恐縮至極。

今日も一つの芸術に出会いました。

味の世界は、果てしなく広く深いですね。

不要なものは消えていく

コロナ問題勃発から数か月。
世界中で悲劇となり、日本でも相当の影響が出続けています。まさに、世が一変しました。

それでも、日本では自粛が解除され、また生活や経済が動き出しています。
数か月の空白を埋めるべく、誰もが必死です。

そうした中で、食の世界では何がどう変わったのか。
変わりつつあるのか。
これから先には、どうなるのか。

それを、この業界の人たちは必死に考えています。私も考え続けています。そして、今のところ行き着いた答えは、わずかながらあります。

全体に言うと、「不要なものは淘汰される」です。

不要なものとは何か?
それは、食が本来持つ役割とは無縁であることです。

食が本来持つ役割とは、何か。

一つには、栄養摂取。人は生きるために、食べなくてはなりません。
しかしそれだけでは、人は単なる動物に過ぎません。種の保存だけの理由で、人は物を食べるのではありません

人が人である所以は、「幸福を追求すること」です。
このことに、食は深くかかわっているのです。
少しでも、生を意義あるものにするために、生きる喜びを感じるために、人は食べるのです。

この、「幸福を追求」することに関係のないと思われる「食」は、これからの時代には淘汰されるのではないか。そう思えてなりません。

たとえば、飽食。
必要以上に食べ漁り、挙句の果てには貴重な食材を無駄にしてしまう。
食材の乱獲もその一つかもしれないです。このような食の形態は、これから許されないこととなるでしょう。

たとえば、不要なブランディングや格付け。
食に順位をつけて、権威付けや拡売を狙う行為は、食本来の価値判断を邪魔し、利用者に不当な差別感を植え付けます。これをビジネスとして行う行為は、厳に慎むべきですし、将来的には、消滅していくと思われます。食する人は、それほど馬鹿ではないのですから。

たとえば、不要で過剰な添加物や化学製品の利用。
全てがいけないとはいいませんが、低温流通や保管技術が進んだ今、それでも利益目的でなお食品添加物を過剰に使用したり、化学肥料や飼料を大量に使用したりする行為は、不要でもあるし、食の聖なる部分を犯す行為だとも言えます。
経済的にそれを使用せざるを得ないと言っても、長い目で見たら、人の健康や幸福を害する行為にもなります。
食材は、必要なものを必要なだけ、可能な限り自然近い形で利用する。それが本来の「美味」を生み、人の心に触れるのです。

やがちゃんキムチが「無添加」を標榜するのは、売るためにそうしているのではありません。

美味を、美味を、と研究するうちに、自然と無添加に行きつくのです。
これは、自信をもって断言できることです。

食品添加物を安易に使用しないことは、自然の食材を濃厚に使うことにつながり、美味の実現と保存性を高めることにつながります。見た目も、自然の色合いや形で、不要な「お化粧」を避けられます。
ただし、無添加美味の道は決して生易しいものでもなく、それ相応の学習と忍耐が必要です。食の職人には、その覚悟が求められます。

外食店舗も、今後はある程度整理されてしまうかも知れません。
ただ出来合いの冷凍ものを揚げたり解凍したりして出すだけでは、食する人の心を動かすことなどできません。チェーン店はもとより、個人店でもそういうお店が目立つのは嘆かわしいことですが、猛烈な自助努力をして、食のレベルを上げることが出来なければ、これからの「選別の時代」に生き残ることは難しくなります。

すべての大きな理由は、

  「食によって人々を幸福にする」

という使命を果たしていないから、ということになります。

食の世界以外でも、同様な動きが見られると思います。

人の選別の能力は、高まっています。

食でも食以外でも、「本質的なもの」だけが残る。

そういう時代になって行くと思います。

(私見)無添加キムチが免疫力アップを期待される理由

新型コロナウィルスの問題が大きくなっていますが、ウィルスを封じ込めない以上、ウィルスに出会っても感染しない抵抗力を持つことが必要になりますね。

いわゆる「免疫力」アップです。

どういう生活を送り、何を食べれば免疫力がアップするのかという話題に必ず登場するのが、発酵食品の免疫アップ力です。

生きた発酵食品に含まれる「良質の生きた乳酸菌」が腸で善玉菌として活躍し、体の免疫力を高めてくれる・・。

生きた乳酸菌食品の代表格がヨーグルトですが、周知のとおり、動物性の乳酸菌は胃酸で殆ど死んでしまい、腸まで届きません。

そこで注目されるのが、植物性乳酸菌が豊富な「漬物」である、というわけです。

この漬物も様々の形がありますが、ぬか漬け、一夜漬け等とは比べ物にならないくらいに乳酸菌量が豊富なのが、「やがちゃんキムチ」なのです。

以下、薬事法の問題もありますので、あくまで私の「私見」として書かせていただきます。

キムチ一般がそうではないのか?・・と思われるでしょうが、違います。豊富な乳酸菌が生まれる背景には、

 ★ 魚介塩辛 (=アミ海老やイワシの塩辛)

の存在が不可欠だからです。
これを使わないキムチは、ただの一夜漬けにアミノ酸だらけのタレを塗ったもので、満足に発酵もいたしません。また、野菜が発酵しても添加物は発酵しないので、とてもおかしな味わいになり、私個人的には、食べられたものではありません。

やがちゃんキムチの旨味の重要要素の一つは、キムチのタレ(ヤンニョムジャン)に含まれる、大量のアミ海老塩辛です。
その量、タレの総量の2割弱にも及びます。これは、他のキムチでは考えられないほどの多量の配合です。

この塩辛に元々含まれている動物性の強い乳酸菌が、白菜の塩漬けの中で、どんどん増殖します。それは、植物性の乳酸菌となります。非常に良質の菌だと個人的には思われます。

これが、胃で死なずに腸まで届くので、腸内環境を浄化してくれて、免疫力アップに役立つと期待される、というわけです。

また、免疫力アップに役立つのは、乳酸菌だけではありません。

 ★ ニンニク(滋養強壮、殺菌免疫アップ作用のあるアリシンが豊富)

 ★ 生姜(体温を高め、殺菌や免疫力を上げるジンゲロールが豊富)

 ★ ニンジン(抵抗力を高めるベータカロティンや、各種ビタミンの宝庫)

 ★ 唐辛子(殺菌力が強く、体温を上げるカプサイシンが豊富)

この4つの素材も、やがちゃんキムチのタレには大量に配合されています。

どの素材も、抵抗力、免疫力を高めてくれて、悪性菌を殺す力を期待される強い素材ばかりです。
体温を上げ、悪い菌を退治し、また病気予防だけでなく、病気からの回復も支援すると期待されます。

やがちゃんキムチのタレには一滴の水も加えてありませんから、すべてはこうした自然の素材なのですが、その配合量は、キムチの常識をはるかに超えた量です。

やがちゃんキムチが完全無添加でこれほどの美味を産むのは、他でもなく、こうした「自然素材の大量配合」に依るものですが、その量は、他社さんの作り方の水準をはるかに凌駕していると断言できます。(企業秘密でその配合量を公開できないのが残念です)

つまり、まとめるとこうなります。

1)やがちゃんキムチは魚介塩辛を大量に使っているので、その作用で自然発酵する結果、良質の植物性乳酸菌に満ちています。これが腸まで届き、腸内環境を整備し、免疫力をアップすると期待されます

2)ニンニク、生姜、ニンジン、唐辛子も豊富に使っているので、体の抵抗力や免疫力を高めると期待されます

以上、繰り返しますが、私の「私見」であり、科学的な根拠に基づくものではありません。
また、上記のような「効果」を保証するものでもありませんので、その点は申し添えさせて頂きます。

最後に一言。

無添加であるということは、美味、健康、幸福・・・こういうことにすべてつながっていると、あらためて実感しますね。

 

 

 

 

 

ミシュランの星など要らない

レストランの格付けの「ミシュランの星」を巡って、星を失ったシェフが命を絶ったり、訴訟を起こしたりと、穏やかでない話題が聞かれます。

また、日本人シェフがパリで経営しているお店がミシュラン三ッ星を獲得したことが大きな話題にもなっていますね。

大変結構なことでしょうが、正直に書けば、あまり関心を持ちません。

当方はキムチ屋ですので、ミシュランの星などは無縁ですし、もし万が一ミシュランがキムチ部門に評価の手を伸ばしたとしても、審査することすらお断りします。

なぜなら、「作りもしない者、経営もしない者に何がわかるか」と思うからです。
顧客の立場で、美味しかった素晴らしかった、いや味が落ちた手抜きがあった等、個人的にいろいろ発信されることは大いに歓迎しますし、参考にもさせて頂きます。
ただ、それが、星がいくつだとか、何点だとか、ランクがAだとかBだとか、やれグランプリだとか金賞受賞とか、頼んでもいない方法で勝手に評価してこれ見よがしに発表されることは、まったく良しとしません。

大きなお世話なのです。

私どもは、キムチや唐揚げやサムゲタンなどの当店の商品をお買い求めくださる方のために全力を尽くしてお作りしているだけで、その関係は、常にその時のお客様との1対1の関係なのです。
その商品についてそのお客様がどう思われるか、どう評価されるかは、その時だけの、お客様と私どもだけの閉じられた関係の中でのことなのです。
それが満点をいただくときもあれば、「今回は失格」とお叱りを頂くことももちろんあります。

その閉じられた関係とは関係のない、勝手なランク付けをされることは、良しとしないのです。

キムチに関しても、いろいろな考え方があり、作り方があります。
どれが正しいか正しくないか、何が一番か二番か、などという詮索は全く意味がありません。味の評価は主観であり、その主観にも、様々の要素が絡みます。作り手と食べ手のそれぞれの背景、事情も関係してきます。

すべては、その時の「一期一会」の関係からくるものなのです。

それを、関係のない他者から、評価を「下される」ことなど、あってはなりません。味も、雰囲気も、サービスも、すべてはその瞬間に生まれ、その瞬間に消費され、その瞬間に直截に主観的に心を動かすものだからです。

星も、勲章も、賞状も要りません。

欲しいのは、お客様からの笑顔。それだけです。

謹賀新年

2020年になりました。
あけましておめでとうござます。
やがちゃんキムチのお客様、このブログの読者様、また「食」に関わるすべての方々に、素晴らしい一年になりますよう、お祈り申し上げます。

 

過去一年、やがちゃんキムチとして成して来たことをつらつら思い出しますと、やはり「もっと美味しく、さらに美味しく、の一念で努力して来たきたことに尽きます。
「夢の塩」の開発はその中でも特筆するべきもので、その後の商品全般の味のレベルアップを決定的にしたものでした。
また、過去から蓄積してきた「無添加美味」の技術を電子書籍という形でまとめ、体系的な味の仕組みをひとまず作り上げたことも、大きかったことでした。

新商品の開発にもそれらが役立ち、秋に発売した「手羽サムゲタン」や、年末に完成した「スンドゥブ」も、「無添加」と「美味」が自然とマッチングした味わいとして、発売間もない今でも多くの方にお褒めの言葉を頂戴しております。

そして年頭に際しまして、今年も「現場主義」「お客様第一主義」で行くことをお誓いします。

どこまでも、現場、現場。何よりも、お客様。

現場やお客様に関係のないことは、行わない。
余計な名誉職や集まりにも関わらない。
有料広告宣伝も一切しない。
商品や商売で嘘は言わない。過剰なことも言わない。
ただ、お客様のためになる「最上の商品作り」のことだけを現場で考え、動いていく。

今年もこれで、一歩もぶれずに進みます。

もちろん、全商品漏れなく、「無添加」「美味」を守り通すことをお誓いします。

本年も、何卒宜しくお願い申し上げます。

2019年 年末配送受付状況です

今年も大変お世話になりました。

年末の配送予約が立込んでおります。

12月24日8時現在の受付状況です。
(ご予約は24日中に受付終了予定です)

どうぞお早目のご予約をお願いします!

   やがちゃんキムチ  2019年年末 配送ご注文 状況 

本州・四国お届け日
(北海道九州沖縄は
1日遅れです)

(発送日)状況

12月25日

24日 ×締め切りました
26日25日 ▲あまり余裕無し
27日26日×締め切りました
28日27日 ×締め切りました
29日28日 ×締め切りました
30日29日▲あまり余裕無し
31日30日 ▲あまり余裕無し

味作りとラグビーと、子供の経済教育と

ラグビーのワールドカップ、日本チームの戦いが終わりましたね。
俄かファンとなった私も、手に汗を握って応援しました。感動を感じました。
今回のイベントは、日本で行われて本当によかったですね。
いまだに来年の真夏の東京での五輪開催について懐疑的な私ですが、ラグビーワールドカップについては、拍手したいです。

五輪の真夏開催は、大スポンサーであるアメリカのテレビ局の都合によるそうですね。秋になると、アメリカのプロスポーツのイベントが重なるため、4年に一度の五輪は、夏にしか出来ないのだそうです。

一方、聞いた話に寄りますと、日本のラグビーチームのメンバーの年収合計よりも、たとえば、日本のプロ野球のある一選手のそれのほうが上だとか。アマチュアリズムが堂々と働いているラグビーは、「お金」がまだ絡み付いていない部分があるのですね。それを知って、さらに好感を持ちました。

ところで話は変わりますが、最近、子供に「投資」や「経営」の教育をする、という動きが増えているようですね。会社経営や投資のシミュレーションをさせて、優劣もつけるようです。

小さいうちからそのような「技術」を身につけることはいいことだ、という考えには、私は大いに違和感を持ちます。

子供の頃に妙に「金銭感覚」や「経済観念」を身につけたら、ある類のものを敬う気持ちを失うと思うからです。
ある類のものとは・・・一言で言うと、「その価値を数字や金額で表せないもの」です。

言うまでもありませんが、世の中、すべてがお金の経済で回っているわけではありません。
夢、愛、善意、恋、憎しみ、悔悟、喜び、・・・そういった言葉で表せる「心」で動くことも多いのです。そして、子供の頃こそ、この純粋な心の世界を助長するべきなのです。アマチュアリズムもそのひとつですね。

お金のことや経済のことは、大人になれば否応なしに直面することです。
子供の頃にその教育をすれば、必ず「優劣」を競い合う結果になるでしょう。シミュレーションゲームでより利益を上げた子が「出来る子」として尊敬を集めるでしょう。その子は、仕事で成功することこそ人間の価値だと誤解してしまうかもしれません。

それでよいのでしょうか?

それより、稼げない子、打ち解けない子、負けてばかりいる子、心を閉ざしている子、成績が悪い子・・・そういう子に「どうしたの?」「一緒に遊ぼうよ」「大丈夫だよ」と声をかけ、寄り添える心。
それこそが、子供時代いっぱい時間をかけて、育むべきものだと思うのです。

それは、大人になってもとても重要な心の要素となります。

大人の世界は、少しの経済的成功者と多くの非成功者で成り立っています。
それは資本主義の宿命です。

その中で、弱きものに寄り添う心が持てるのか持てないのか。
それは人生を豊かにすることにつながります。

「誰一人置いていかない教育」
それこそが、若い人たちに成されるべきものだと思います。

そして、経済的に成功することと豊かに生きていくことは全く別のことです。

これはすでに、「共生の時代」の重要性を感じ始めた世界共通の認識と言っていいでしょう。

それに逆行する、子供への経済・投資教育。意味がないと申し上げたいと思います。

そしてそれに関連して強調したいのは、私のいる「味」の世界も、「数字」「利益」とは関係のないものだということです。

そう。ラグビーと一緒です。

味やラグビーの精神の本質は、むしろ、そういうところとは「逆」の側にあります。
お金や名誉の影がちらついては、いい味は作れません。
いくら売れたとか、マスコミで紹介されたとか、ナントカ賞をもらったとか、そんなことは味の本質とは何の関係もありません。

選手の年収が何億円だとか騒がれても、アマチュア選手のタックルに倒れたら、直ちにその看板は崩れます。

一人の喫食者に、感動を与えられるか与えられないか。
一人の観る者に勇気を与えられるか与えられないか。
そこで全てが決まります。
つまり、味作りもラグビープレーも、一つの芸術と言って過言ではありません。

笑われるかもしれないですが、食に携わる私は、日々そう思いながら仕事をしております。

日本中を感動させたラグビーチームのあの頑張りにはとても適いませんが、さらに精進していきたいと思います。

馬鹿舌を捨てて、本当の美食家に

最近再び「激辛ブーム」とやらが起きて、5倍だの10倍だのの「辛さ」を売りにする食べ物が氾濫しています。唐辛子業者さんは大忙しだそうです。

ちなみに私、キムチ屋ですが、辛いものは苦手です。
でも、最近気がついたのですが、辛いものそのものが苦手なのではなく、辛いものを美味しく感じさせるために投入される添加物(化学調味料等)が苦手なのです。

キムチもそうですが、辛さは素材の「旨み」を消しがちです。
そこで、化学調味料を大量につかうことで、人工的な旨みを意図的に加えるのです。

辛さで舌がしびれるところに、大量の化学調味料。

こういうものを日常的に食べていたら、その人の舌の味覚は麻痺してしまいます。
本当の「美味」などを理解できなくなるのですね。

辛くなくても、それは同じです。

化学調味料の作用は、「本来美味しくないものを無理やり美味しく感じさせること」ですから、やはりそれだけでも舌は麻痺してしまいます。

そして、そういう方が持つ舌を、私は「馬鹿舌」と呼ばせて頂いています。言葉は悪いですが、ぜひとも直していただきたい意味を込めて、敢えて辛らつにそう言わせて頂きます。

馬鹿舌は、一種の味覚障害です。

強い味を好むようになり、糖尿や肥満にもなりがちです。
情緒不安定にもなるのではと思われます。
馬鹿舌はエスカレートして、さらなる濃い味、さらなる人工的な味付けを好むようになります。

馬鹿舌を直すには、方法は一つ。

無添加のものを食べ続けるのです。
それも、そう長い時間は要しません。
なぜなら、人の舌の細胞は、わずか半月ほどで入れ替わるのだからだそうです。

無添加で自然の味付けに慣れれば、入れ替わった細胞もそれに慣れます。

たった半月です。

是非明日から、無添加の世界へ。

そして、本当の美味しさを知ってください。
そのときには、舌だけでではなく、「脳」も「心」も、入れ替わっていてほしいです。
それが、本物の「美食家」につながる道だからです。

まずは、濃い味や刺激的な味からの逃避です。
そこからスタートしてくださいね。

無駄な格好付けは必要ない

前から気になっていることですが、テレビ等で見かける食の職人さんの中には、かなりのヒゲを生やしたり、男性でも長髪の方がいらっしゃいます。

また、長髪か短髪かにかかわらず、帽子を被らないで調理をされている様子も散見されます。

これについては、さまざまの意見もあるようですが、私の見解。

料理人は、ヒゲを毎日剃りましょう。
どうしても伸ばしたければ、調理中はヒゲをラップで抑える等の対処が必要ですが、実際は不可能でしょう。

髪の毛にいたっては、全員坊主にせよともいえませんから、長髪でも短髪でも構いませんが、必ず髪の毛が隠れる帽子を被りましょう。

理由は明確です。

ヒゲも髪の毛も、かなりの頻度で「抜けて落ちる」からです。単純にそれだけです。
それが料理の上に落ちる可能性は、否定できません。

料理人は、おしゃれをしてもしなくても自由ですが、それは料理の出来映えに関係しません。
ただ、料理の主役は料理そのものであって、料理人は過剰な自己主張をすることは控えたほうがいいというのも、私の考えです。

それはともかく・・・

無帽、ヒゲのたくわえ・・・・やめましょうね。

無駄な格好付けは、必要ないです。

 

 

60の素材には、60のタレを自分で作る

すべてを自分で作る

やがちゃんキムチでは、ほぼすべての商品を自作しています。
店内で販売しているもので自作でないものは、韓国のりや冷麺といった乾物商品くらいです。

それだけではありません。

やがちゃんキムチは、すべての商品に使う「調味料」(化学調味料の意味ではなく、自然調味料です)も、「自作」しています。

塩まで作る

タレの基本は以下の10種類です

(タレ) →  (用途)

ヤンニョムジャン→ヤンニョム系の基本だれ
スーパーヤンニョムジャン→魚介系キムチ
マイルドヤンニョムジャン→野菜系キムチ
オリーブ七味→からあげ、やきそば、甘辛チキン
野菜用醤油ベースキムチだれ→香辛野菜系キムチ
コチジャン→全般
丸大豆醤油だれ→全般
もみだれ→焼肉系
和風だし→全般
塩(夢の塩)→野菜塩漬け、唐揚げ味付け、ナムル等

この10種類のタレを、各商品の素材に合わせて、それぞれブレンドしています。

最近になって「塩」の自作ブレンドも始めました。
これによって、化学調味料等の食品添加物だけでなく、酵母エキス等の疑似化学調味料も使わない路線がより強固に確定しました。

もちろん、醤油やみりん等の市販素材はタレの素材として使います。
しかし、商品に直接使う「タレ」は、すべて、自社で製造しています。

つまり、やがちゃんキムチには約60種の商品がありますが、60通りのタレを作っているという意味です。

同じタレは、他の商品には使いません。60種の商品に対して、60のタレを作っています。

効率が悪くても、そこは譲らない

これは、非常に非効率的なことです。
一つのタレで総てが済まないわけではないです。
そのほうが余程効率的で、利益も上がります。

しかしそれでは、最高の味が出るわけ無いです。
素材にはそれぞれに最適のタレの味がある。

だから、すべて、違う味のタレを作り、使うのです。

タレ作りは業務の要です。

タレで商品の味が決まります。いくらいい素材が手に入っても、タレがだめだと、いい商品にはならない。

素材もタレも、最高の品質とマッチングを

いいステーキ肉が入っても、いいソース(タレ)があると無いとでは大違いですね。
そのような例は、よく散見されます。
肉屋さんや魚屋さんが、一流の素材を扱いながら、いい加減なタレを一緒に売っている例も多いです。

それではだめなのです。

それは私どもの誇りです

味付けのタレまで、すべて自分で作る。何から何まで、塩まで作る。

それは、キムチ屋としての私どもの矜持であり、また、哲学でもあります。

もちろん、無添加であること、限りなく美味であることは、いうまでも無い前提条件です。

すべての商品に、ベストの味を追求する。

すべてを、自分で作る。

やがちゃんキムチは、そういう店です。

 

キムチは本来腐らない

キムチは腐るのか?

 

お店で頻繁にお客様から受ける質問は・・・

「これはいつまで保存できますか?」

です。賞味期限ですね。

当店の商品には全品賞味期限が表示されています。

ただ、当店のキムチでは、この期限の示す意味合いが多少違います。
普通賞味期限とは、
「この日までに食べてください」という意味合いですが、やがちゃんキムチでは、ニュアンスが違うのです。

野菜系キムチの場合は、

●賞味期限までに召し上がって頂ければ、通常の味わいです。期限寸前になると発酵が進み、酸味が出る場合もありますが、これは腐敗とは違います。期限が過ぎると、その発酵熟成が進みます。酸味も増しますが、旨みも増します。それが大変美味しいと感じられる方も多いです。

ただし、気候条件や保存状態によって、この基本が崩れることもあります。お気になさる方も多いので、賞味期限までにお召し上がりください。

ということです。

魚介系キムチの場合は、

●賞味期限までは通常の味わいです。期限寸前になると魚介にタレが沁みて、魚介本来の味が失われる場合もあります。期限が過ぎても腐敗にはなかなか至りませんが、気候条件や保存状態によって、この基本が崩れることもあります。ですから、賞味期限までにお召し上がりください。

私自身は、「白菜キムチ 頂」が、かなりの酸味が出たころに食べるのが大好きです。
酸味の出たキムチを白いご飯に乗せて、たっぷりと食べる・・。
これはたまりません。

ですが、やはり、賞味期限内に召し上がるようにお願いします!・・と申し上げておきます。

個々のニュアンスの違いを理解されたうえで、ご自信の責任のものとに賞味期限を過ぎて召し上がる方もいらっしゃいます。

それでもやはり、公的には、賞味期間内に召し上がることを推奨いたします。

結果は、このように普通の賞味期限と同じ意味なのですが、ニュアンスの違いがお分かりいただけたでしょうか。

「やがちゃんキムチは長期間腐りませんが、賞味期限までに召し上がってください!」

 

 

 

休日散策と名店のアナゴ丼

今にも雨が降りそうだった本日の休日は、自宅近くの松戸駅周辺を散策。駅前の繁華街を歩いたり、旧水戸街道沿いを進んだり、徳川昭武の別邸の戸定邸を訪ねたり。

帰りはこれも風情のある「馬橋」駅から自宅のある「小金」まで、さらに歩きました。
半日歩き続けて、気持ちのいい疲労感に浸りました。

 

途中、旧道沿いの著名な和食店で、有名な「アナゴ丼」を頂きました。

 

とてもシンプルな味つけで美味でしたが、もし自分がアナゴ丼を作るなら、酒でふっくらさせた後にもっとタレをかけて、甘辛くしたい。もちろん、出汁が効いて、無添加で多少の辛味があるような味付けで・・・などと思いました。

でも、このお店は恐らく、開業以来味を変えていないんでしょう。
それはそれで、存在感があります。徒に新しければいいというものでもないですし。
常に革新を意識しながらの守旧主義ならそれでいいのです。

そういえば以前、「アナゴのキムチ煮」というのを作り、一時ネットで売ったことがあります。
作るのに難度が高くて止めてしまったのですが、あれはあれで、自分にはいい経験でしたし、すごく美味でした。
ところがその時、あるコンサルタントさんに、「アナゴのキムチなんかやってましたよね」と揶揄するように言われたことがありました。
「なんか」とは何だ。何がわかる。それも、食べてもいないのに・・・と思いましたが、口には出しませんでした。

この方は、やがちゃんキムチを「キムチ屋」としてしか理解していなかったのだと思います。

やがちゃんキムチを最も理解しているのは、コンサルさんたちではなく、実際にお金を払って買ってくださるお客様です。それは間違いがありません。

お客様は、うちをキムチ屋としてではなく、「やがちゃんとかいう人が一生懸命新たなグルメを次々と開発している美味しいお店。それも、全部無添加で。そういえば、キムチが多いかな」というように認識してくださっています。だから、新商品をご案内すると、すぐに買ってくだいますし、感想も度々下さいます。

南柏本店の店頭にしても、キムチはもちろん、唐揚げはある、弁当はある、コロッケはある、たまに焼きそばあるし、タレはある、キムチだって50種はある、最近は塩まで作って売っている。もちろんオール無添加。そして、ご好評を頂いています。

単品のキムチ屋では、全然無いのです。

アナゴのキムチがあっても、いいじゃないですか。

などということを思い出しながら食べたアナゴ丼でした。
次はここで天丼を食べようと思います。
どんな天ぷらと、タレなんだろう? 食べるまでに色々思いを馳せるのもまた、グルメの楽しみです。

料理に順位などつけられない

料理の順位付け自体がおかしい

一例ですが、ミシュランガイドというものがありますね。

といっても、興味がないので、私は実際にその本とやらを見たことがありませんが、高級レストランや和食店などに「星」をつけて評価するものらしいですね。最高ランクは、三ツ星だそうです。

それでどうした?・・・・と思います。

食べるものに、順位がつけられるのでしょうか?

しかも、基準がはっきりしない。
もちろん、「味」とか「雰囲気」とか「サービス」とか、さまざまの基準があるのでしょうが、それはそれとして、それで何点とろうが、それでどうした?・・・・と思います。

味の評価は「主観」です。

サービスへの評価も「主観」です。

雰囲気をどう感じるかも、どこまでも「主観」です。それ以外のもので判断のしようがありません。

主観でしか判断できないものに、数字で表現する客観的な「順位」をつけるという行為。それ自体が間違っていると思うのは、私だけでしょうか?

数字で評価を表現することは、あまりにも安易です。

たとえば、一皿の料理には、料理人やそのお店のさまざまの歴史や人生が影響しています。

食材の選択にも、調理の方法にも、盛り合わせの仕方にも、その人の、その店のすべてが反映されます。

それを単純にランキングや星の数で他の料理と「比較」など出来るわけがないのです。
それは、星をつけられた店にも、つけられなかった店にも、同時に失礼な行為ですし、料理という人間の崇高な行為に対する冒涜にもつながると思います。

料理は、ただ料理として味わう

料理は、ただそれとして味わう。
そして、美味しいか、そうでないか、感動するか、心を揺さぶられるか、そうでないか、それを一人ひとりがそれぞれに感じる。それだけでいいのです。

作る人と、食べる人の静かな会話。
それが、料理を味わうという行為です。

真剣に食べる人には、時には他の人に見えないうそやごまかしが見えることがある。
それも含めて、料理を作る、食べるという行為は、人間だけが味わえる一つの芸術作成行為、芸術鑑賞行為であるともいえます。

それを、やれランキングだ、やれ星の数だ、やれグランプリだなどと、下心の含まれた商業行為で汚してはなりません。

そして、作る側も、徒にそういうコマーシャルベースに乗ってはいけないです。

やがちゃんキムチがそのような星の対象になることは間違ってもないでしょう。
が、それはそれとして、その手のイベント等からは距離を置き、これからもずっと「わが道」を行きます。

 

 

真贋の森 (食の本物と贋物)

松本清張の名作「真贋の森」。久々に読みました。

優れた作品というのは、繰り返し読んでも、読むたびに新たな感動や気付きがあるものですね。

実力のある初老の美術評論家が、田舎に埋もれていた模写の名人を徹底指導し、著名な日本画家の贋作を次々と画かせます。

それを自分を排斥した学会中枢の評論家達に鑑定させ、「真作発見!」と発表させた後、「あれは自分が指導した田舎作家が画いた一連の贋作だ」と公表し、彼等に大恥をかかせるという筋立てです。

計画は周到に進められましたが、いざ公表寸前という段になって、頓挫します。

計画の一端を、なんと田舎作家が知人に漏らしてしまったのです。
田舎作家にしてみれば、「これだけそっくりに画ける自分は天才である」という自負を持ち始め、それを誇りたいという衝動がそうさせたのでした。

こうして、報復の計画は果たされずに終わります。

こういうストーリーなのですが、今回の読後私は、「真贋」の問題を「食品」に当てはめたらどういうことになるのかを考えました。

食品は芸術ではありません。食べればなくなりますから、「作品」として残すことも出来ません。

ただ、食する人の「感動」を呼ぶこともあるのも事実です。
それが芸術的感動に匹敵する瞬間があることも、時にあります。
ただ、それであるからこそ、「真贋」の問題が起きることがあるのかもしれないです。

今の世の中、ネットで食べた感想を気軽に書き込めますし、それを評価制にしたり、ランキングとして表現することも流行っていますね。やがちゃんキムチのメニューも、多くの方がご評価を下さっています。

そんな中、「食通」と自称する人もいます。その方々の評価は、影響力を持ちますね。

でも、食品に「真贋」があるのでしょうか?

無添加だから正しいとか、添加物で偽装しているから間違っているとか、ここではそういうことは書きません。

「正しい」「本物」と自称する人には、どこか胡散臭さも漂います。

そういうことではなく、毎日食品をこの手で作っている立場として、今言えることがあるとすれば・・・

1)食べるものに対する評価は千差万別。ポイントやランキングがあるのは結構だが、一番の基準は、個人の主観である

ということです。

カレーライスのランキングがあるとしても、たとえば私自身の「ベストカレーライス」は、子供のころ母親が作ってくれたカレーです。
朝学校に出かけるときに、「今日はカレーだよ」と母に言われると一日中ワクワクし、家に帰るのが楽しみで楽しみで仕方がありませんでした。

同様の方は多いのではないでしょうか?

食べ物が美味しい、美味しくない、と評価する基準には、その個人の過去の思い出や経験も加わります。そこがまた、食べ物の奥深いところなのだと思います。

こう考えてくると、芸術でも同じことかも知れません。

私にとって「ベスト芸術」を挙げろ言われたら、ひとつに、ピカソの「青の女」という絵です。

これは、人生の進路に悩んでいた20代前半のときに上野の美術館のピカソ展で見たものですが、青が基調の女性像の唇の赤さが、当時結婚を考えていた女性を思い出させ、衝撃を受けたものです。(結局結婚は破談になりました)

もうひとつは、奈良の中尊寺の「弥勒菩薩」。

 

会社経営が思わしくない30代の時に奈良を訪れ、この像の前に座り、一時間も見入っていました。
これからどういう生活が待ち受けようとも、仏様は許してくれるのかな・・・ということを考えたのを覚えています。

そうです。

芸術作品に対する評価も、個人の生活の状況で変わるのです。

私たちは、自分というひとつの生きた存在として芸術に向き合うのですから、当然ですね。

芸術ですら、そうです。

食べ物なら、尚更ですよね。

食の「真贋の森」も、芸術同様に奥深いです。

ただ、どんな食でも、愛情が伴われて作られたものは、贋物ではありません。
本物です。食べて美味しくなくとも、本物です。

そこが、芸術と食品の違うところなのかも知れませんね。
食は、「作る動機」が重要なのです。

添加物を入れまくったり、誇大広告をしたりして売りまくり、自分の利益だけあればいいという姿勢で作るものは、どんなに美味しく感じられようとも、私には「本物」には思えません。

また、偉ぶって「俺のものこそ本物だ。おまえの作るものは贋物だ!」と言ってのける食の評論家の評価も、「贋物」の場合があるということですね。
評価は、絶対のものではありません。それを絶対のように表現してしまうひとは、真贋の森で迷子になり、ただ叫んでいるだけなのだと思います。

今日の結論。

人を愛するがゆえに作る食べ物に、贋物はない。

ただ己の利益のために作るものには、贋物がある場合がある。

 

フェイスブック記事より

フェイスブックではかなり頻繁に記事を投稿しておりますが、プライベートな内容も多いので、公開はしておりません。

最近の投稿のなかから、ひとつご紹介いたします。

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先ほどご来店の女性のお客さん。キム唐と塩唐のお弁当とキム唐単品をご注文。
「ウチの子がね、今日誕生日だから、ケーキでも買ってあげようか、と聞いたら、やがちゃんの唐揚げがいいって。おたく、すごいわね。ケーキに勝ってるわよ」と。

嬉しくなって、「お祝いに!」と唐揚げをメガ盛りにして差し上げたら、お母さん、「うれしいわあ!」と涙ぐんでくださいました。
僕も、ちょっともらい涙。

うちの唐揚げは無添加美味。安全性と美味しさはどこにも負けない自信があるけど、それは別としても、こういうお客さんとのやり取り、コンビニや最近増えてきた大手の唐揚げチェーンじゃ絶対に出来ない。

お客さんは、お金儲けの対象じゃないです。自分の生き甲斐の対象。だから、添加物なんかバンバン入れたり、油を真っ黒になるまで代えないような唐揚げなんか売れません。自分の生き甲斐を汚してどうするの。

今頃あの親子さん、メガ盛りの唐揚げを頬ばってくださってるでしょう。

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以上です。

ところで、ブログの書き方については、10数年も前に、ある専門家のセミナーで、「マナー」だとか「理想的な記事の組み立て」とかを習ったことがあり、どうにもその「束縛」から抜け出られないでいました。

あまり真面目ではない自分ですが、やはり、「三つ子の魂百まで」で、捉われてしまうんですね。

・・・と、人のせいにするのはいけませんね。
自分の表現力が足らないせいなのです。

それはともかく、フェイスブックでは特にそういうことがなく、結構自由に書けています。

ただ、上にも書きましたが、かなり狭い範囲での個人的な事項についてのことが多いので、公開もはばかられるわけです。公開したからといって、特に何も起きる訳でもないのですが。

今後は、このブログにも、あまり気にせずに軽い感じでいろいろと書いていこうと思います。

どうぞよろしくお願いします!

 

さしすせそを汚すな

さしすせそ、ご存知ですよね? 料理用語です。

さ・・・砂糖
し・・・塩
す・・・酢
せ・・・醤油(昔の仮名使いの「せうゆ」から)
そ・・・味噌(ソースではありません)

この5つの基本調味料は、さしすせそ の順番で使うことが基本です。

まず、甘み。そして塩。これを間違えると、塩味が先に立ってしまい、うまくいきません。漬物でもそうです。砂糖を使う場合は、塩より前に振ります。

酢も後から入れて、味を確認しながら量を調整します。
醤油や味噌は最後ですね。早く入れると、材料が硬くなったりします。

それはそうと、この「さしすせそ」、汚されてるんです。

汚されるというのに語弊があれば、「混ぜ込まれている」と書くべきでしょうか。

混ぜ込まれているのは、「化学調味料」「たんぱく加水分解物」「酵母エキス」などの「うまみアイテム」ですね。化学調味料はれっきとした食品添加物です。ほかの二つは添加物には分類されては居ませんが、強い旨みを呈する調味料ですね。

私、思うんです。

調味料といのは、料理の味付けをするものですよね。

たとえば、「きゅうりの酢の物」があったとします。

新鮮なきゅうりには、酢の味が良く合います。これに醤油が少し入ってもいいですよね。きゅうりの味が引き立ちますね。

この酢や醤油に、化学調味料等の混ぜものなんか不要ですよね。

もっといい例で、握り寿司。
お寿司のシャリに酢、砂糖、塩が使われているのは、寿司という食べ物を美味しくするためです。シャリに乗せられた魚の味とあいまって、また食べる直前にちょっとつける醤油の味、ワサビの味と一緒になって、ひとつの「寿司の世界」が展開されるわけですね。

それで、十分に美味しいのです。

寿司用の醤油や酢に化学調味料が入っていたらどうですか?
より美味しくなりますか?
なると感じられていたら、ご自分の味覚を疑ってください。

なぜなら・・・・

「さしすせそ」に代表される基本調味料は、それだけで強い旨みを含んでいます。
そして、食材本来の味を邪魔せずに、食材を「より美味しくする」力を持っています。

ここに、化学調味料や酵母エキス等の混ぜ物は要らないのです。

料理は。そういったものの「ニセの旨み」を感じるためのものではないからです。

料理は、食材の美味しさを最大限に表現するものです。

ですから基本調味料は、みずから前面に出ることなく、食材の自然の味を引き立てる役目を持っているのです。
調味料は料理の脇役でなくてはなりません。

化学調味料や酵母エキスは、それだけで料理の味わいを被ってしまうのです。せっかくの素材の味が、隠れてしまいます。

「アジ○○」という名の、化学調味料入りの塩。
新味醤油というような名の、アミノ酸調味料(化学調味料)入りの醤油。
「~~ぽん」とかいう名をつけられたアミノ酸調味料入りの酢。
「だし入り」と銘打って、じつは化学調味料入りの味噌。
さらには、「出汁パック」と書かれて、料理にこだわる人に人気の商品に入れられた、酵母エキス。

等々。

みな、素材を汚すものばかりです。

立派な会社の作る立派な商品ばかりですが、やがちゃんキムチでは絶対に使いません。

不要ですから。

 

出汁の力

だしは「旨み」の真髄

日本には独特の「だし」(出汁)の文化があります。

それぞれ各地の山海の産物から、「旨み」を抽出するものが出汁ですね。

代表的なものは、かつおぶし、昆布、魚の煮干し、菌茸類、アサリやホタテなどの貝類、野菜類などですね。
それぞれが独特の旨みを持ち、そこから取り出した成分が料理の「下味」を支える役目を担います。
これこそが、「旨み」の真髄ですね。

味の7要素と、その構造

私見ですが、「味」には、「甘い」「酸っぱい」「辛い」「苦い」の要素とともに、「旨い」という感覚と、「しょっぱい」という感覚があります。「旨味」は、「塩味」とともに、味全体の構造を支えます。この二つがない味わいは、土台のない味となり、いわば「腑抜け」の味となります。(繰り返しますが、私見です)

ですが、この「旨み」を出す最大の武器の「出汁」は、なかなか利用されません。

それは、材料が高い、手間がかかる、保存が利かない、という「三重苦」を背負っているからです。

そこで登場するのが、「化学調味料」なのですね。

化学調味料を使う理由は簡単

安い、入れるだけの手軽さ、そして半永久的に保存できるという「有難さ」があるからです。

これは私が実験的に試したことですが、グルタミン酸を多く含む昆布を長時間煮出して、煮詰めて煮詰めて180ccの昆布出汁を作り、化学調味料の「味の素」(科学的にサトウキビのエキスからグルタミン酸を抽出した商品名です)10gを水180ccに溶かしたものと味比べをした場合・・・いったい昆布を何グラム必要としたか・・・

「味比べ」なので感覚値ですが、なんと、1キロ以上の昆布が必要でした。

かたや市販の味の素、10g、約5~10円程度。かたや昆布1キロ、数千円。
重さにして100倍、値段にして千倍!

しかも、昆布を1キロ煮詰めるその手間たるや、半端なものではありません。
加工食品は、塩分とともに、旨みを出す「アミノ酸化学調味料」を非常に多く使いますがその背景には、こうしたことがあるのです。「美味しい」「味がある」という感覚を出すために、化学調味料を入れる。非常に安易で、非常に効果的で、経済的。

市販のキムチに平均的に入れられる化学調味料の配合費は、2~数パーセント以上と思われます。これを昆布出汁で賄おうとすれば、計算上、キムチよりはるかに多量の昆布が必要となってしまいます。

やがちゃんキムチは無添加です。化学調味料、もちろんゼロです。しかも、無添加でありながら、豊かな旨みを目指しています。何故か?

問題は、「志」

その理由は、ひとことで書けば、「志」なのです。

なんとしても、美味しいものを作りたい。無添加で作りたい。そこが私の出発点です。それを実現させるのが当店の進み方であり、添加物を入れることは、当店の価値を無くすことにつながります。

その志で、日本の「出汁」の利用を考えたのです。

日本に生まれ日本で育った日本人の調理人が、和の出汁を利用しない手はありません。

さまざまの素材で出汁を取り、キムチに応用してみました。

そして現在の『やがちゃん出汁』に行き着きました。

鶏肉豚肉スープの出汁と、昆布、イワシ、シイタケから取る和風出汁です。

この二つの出汁のミックスが、キムチのタレ(ヤンニョムジャン)の味の下支えをしてくれます。
やがちゃんのヤンニョムジャンは、無添加で優しい味なのに、しっかりとしていて、薄めても味が割れない。キムチの残り汁だけでも十分ご飯が食べられる・・・・というのは、この出汁の力の成せる技なのです。

仮にこの出汁と同じ成分の化学調味料を作り加えたとしても、同じ味はまったく出ません。なぜなら、生きた自然の食材に、高温抽出した合成素材は馴染まないからです。
キムチ独特の、発酵による味の変化も楽しめません。
上から強制的に味をかぶせる化学調味料添加は、本来の美味しさとは全く別の味にしてしまいます。

それを使うのは、職人の恥。こう言い切っていいと思っています。

出汁の詳細については、別の項でまた触れます。

 

 

 

 

 

 

キムチなんて嫌い、という方にこそ召し上がって頂きたい

あけましておめでとうございます。

本年も「やがちゃんキムチ」をどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、昨年11月にオープンいたしました、「やがちゃんキムチ南柏本店」は、おかげさまで盛況です。

JR常磐線(千代田線直通)南柏駅東口下車1分です。
地図はこちらです。

どうぞお越しください!

 

本年、やがちゃんキムチが一番お伝えしていきたいことです。

「キムチが嫌いという方こそ、召し上がって頂きたい!」

理由は以下のとおりです。

 

1)キムチ嫌いの理由は、市販のキムチの添加物の過剰使用が原因であることが多い

これは常々思っていることです。

キムチは、その色、味、素材から、無添加で「美味しく」することが非常に困難な食品です。

ほとんどすべてのメーカさんは、それを、化学調味料等の食品添加物を多量に使用することで補っています。少ないところでも、総量の2~数パーセントの添加物を使うことが常識になっています。

合成添加物は、少し食べると「美味しく」感じさせるものですが、体が自然と「拒否反応」することも多いのです。

キムチが嫌いという原因の多くは、ここにあると思われます。

 

2)キムチといえば「白菜キムチだけ」という状態の業界に、創意工夫の努力が感じられない。

やがちゃんキムチでも、一番売れるのは「白菜キムチ」には違いないですが、それでも全体の3割程度です。残りの7割は、野菜系、海鮮系、肉系などの、「創作」メニュー群です。

やがちゃんキムチをお買い上げになるお客様の平均お買い上げ品目数は、6~7品に上ります。多い方は、20品目以上お買い上げになります。
皆さん、味のバラエティをお楽しみいただいているのです。

やがちゃんキムチは、「キムチ屋」ではなく、「やがちゃんの創作グルメワールド」なのです。

 

キムチ、唐揚げ(キム唐・塩唐)、サムゲタン・タトリタン等の鳥丸煮、カニのケジャン、ホタテ・牡蠣・タコ・エビ等の海鮮キムチ、野菜系キムチ10数種、もずく、アボカド等の新作キムチ、お弁当、焼きそば 等々・・・・

キムチはだめだけど、やがちゃんキムチなら大好きです、というお客様が、本当に多いのです。

すべてが、「無添加」です。

どうぞ、今まで味わったことの無い味の世界にお越しください。

ご注文が多くお待たせすることもありますが、全力でお作りし、お届けします。

新店舗が開店しました

やがちゃんキムチの新店舗が開店しました

新たな店舗の詳細は以下のとおりです。

開店日 11月20日(火)

やがちゃんキムチ南柏駅前本店

営業品目

キムチ  唐揚げ  お弁当  サムゲタン等 店頭売りと通販(従来と同じです)

住所 千葉県柏市豊四季508-16 1F
JR常磐線 南柏駅 東口下車徒歩1分

 営業 10時30分~20時
 定休日 日曜日

駐車場 あり(店に隣接する No.1 の1台分です)

 電話 0471-71-5701 (以前と同じ)
FAX 0433-32-8861
メール yagachan@gmail.com

今までの「光ヶ丘団地店」では、12年間お世話になりました。
今般、南柏駅前に、拡大移転をすることになりました。

何とぞご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

マヨラー的発想では味は出来ない

マヨラー

マヨラーという言葉があります。

何にでも、マヨネーズをかける方々。
サラダはもちろん、和食にも中華にも。白いご飯にかけるのも当たり前。
それがマヨラーにはたまらなく美味しいそうです。

味の好みはもちろん自由ですが、そこを少々考えてみました・・。

世の中は「レシピ自慢」が花盛り

料理専用サイトなどで、ご自分で作ったおいしい料理レシピが無数に公開されていますね。これは私などもよく利用させてもらっていて、とても参考になります。

そんな中でよく気になることがあります。

まず、化学調味料(うまみ調味料と書かれることが多いですね)がレシピに入っているとがっかりしますね。

それから、関係のない異質な食材が「味の決め手」として使われることにも、違和感を覚えます。

たとえば、よく出てくる「昆布茶」。

ある料理上手タレントさんの得意技ですが、実はこの昆布茶にも、塩、砂糖、昆布だけでなく、化学調味料がたっぷり入っているんですね。

マヨネーズも、そうなのです。
普通のマヨネーズには、化学調味料が多量に使われています。

「あれとあれを合わせれば意外とうまい!」という例は多く、それは楽しくもあり、私も否定するわけではありません。

それでもよくよく見ると、結局は化学調味料か・・・という「結末」になってしまう場合も多いので、気をつけていただきたいです。

化学調味料を少しでも使えば、その味はそのメニューのすべてを覆ってしまう。
それは、必ずそうなります。
素材が何であれ、その素材の味を生かすことはありません。
素材の味を消し、化学調味料自体の味が最前面に出てくる。
これが、添加物である化学調味料の作用であり、特徴なのです。

新素材も・・・

ついでですが、「新素材」にも要注意です。

でんぷんや米などから新たな食素材がどんどん開発されています。

そういうものに飛びついて、「ああいうのもできる」「こういうのもできる」と、色々な「新商品」が山ほど出てきます。

もちろんそういうことを全否定するわけではありません。

それでも、「これとこれを合わせただけ」「あれにこれを入れただけ」というような安易な発想では、本当に有益な味や食べ物は作れないと思います。

食の基本はやはり、「自然食材から作る」です。

自然の食材が、自然の美味しさを自ら生んで行く

素材と素材が絡まって、相乗効果で新たな美味しさを作り出す。

自然のもの同士が絡まると、自然の新たな美味しさが、自然に出現する。そういうものです。

強引に、科学的なものを「振り掛ける」とか、「ある味で覆い尽くす」というような味の作り方は、褒められたものではありません。

マヨラー的発想の食の摂り方から、自然の工夫を楽しむ食べ方へ。

ぜひ変えていきたいですね。

 

 

 

 

 

お買い物が便利になりました!

やがちゃんキムチの本店サイトのお買い物システムが一新しました。

今まで、「注文のたびに顧客情報を入力しなければならないので、大変!」というお声を数多く頂戴してきました。

使っていたシステムが古いもので、お店サイドではシンプルで扱いやすいものだったのですが、お客様には長い間ご不便をおかけしてきました。

9月から、新しいものに変えました。

 

1)マイページ機能がつきました!

●まず、アマゾンにアカウントを持つ方なら、それだけで簡単に「会員登録」が出来ます。
アマゾンにアカウントを持たなくとも、最初の1回だけのお手間で、会員登録出来ます。

いったん登録されると、その後は「ログイン」するだけで、ご注文情報を入力する必要がなくなります。

 

2)決済機能が豊富になりました!

●アマゾン支払いが出来ます。アマゾンの会員さんなら、そのアカウントで簡単に決済!

●その他、従来のクレジットカード、代引き、銀行振り込みのほか、コンビニ払い、楽天銀行決済なども導入しました。

 

★旧システムの残ポイントは、新システムに移行できます。まずは、新システムで会員登録をお願いします! やがちゃんキムチサイトはこちら   ご登録はこちら!

味作りには哲学が必要である

あなたのお口は肥えていますか?

「私は味にうるさいのよ」

「ひと口食べれば、その料理のレベルがわかるさ」

と、食通を自認する方は多いです。それはすばらしいことで、それぞれにご自分の味覚である「基準」をお持ちであることの証明なのです。

料理は、素材を加工して味付けし提供するものです。

味を決める技術的な3つのポイント

ですから、料理の技術的なポイントがあるとすれば、次の3つでしょう。

1)●素材が良質でなければなりません
2)●加工技術(切る、焼く、煮る等)が優れていないとなりません
3)●味付けが上手でなければなりません

どれかひとつが欠けていても、美味しい料理は出来ません。
すべてが調和したとき、「ああ、美味しい!」ということになるのです。

ですから、お口が肥えた方というのは、

●素材の良し悪しが分かる
●加工技術の良し悪しが分かる
●味付けの良し悪しが分かる

方であるわけです。普通はなかなか、この全てをクリアーできる方は少ないですね。

一般的には、日常的にこういう作業をしている人たちが、それに当たりますね。つまり、プロの料理人の方々は、日々こういうお仕事をしているわけですから、自然と素材を見る目は肥え、技術は磨かれ、たくさん味見をして、お口も肥えるのです。これは当然のことですよね。

ただ、それでも・・・・

なかなか、「本当の味の価値」を測ることは難しいものです。
私自身も、キムチやラーメンや唐揚げなどの、自分の専門分野については理解できますが、専門外の味の判断はなかなかしずらいものです。

ただ、こうした「技術的な側面」とは別に、料理人の「哲学的な側面」が、さらに重要になるのです。

料理には、哲学が必要である

料理人は、その料理を作ってお客様に召し上がって頂いて、 何をお客様に伝えたいのか・・。何をお客様から得たいのか。そこが問題となります。

単純に、売り上げが欲しい、利益が欲しい、お金が欲しいだけなのか。
あるいは単純に、空腹を満たしてあげたいだけなのか。

私は、「食は哲学である」「食は芸術である」と、よく考えます。

食べることは、ただの生きるための栄養摂取行為では無いのです。

食べるもので人は成り立つわけですが、体の一部になるということは、物質的な意味だけではなく、精神的な意味も大いに含みます。物心両面での「価値」を提供する行為が、料理なのです。
言葉を換えれば、食に対する考え方、自然に対する考え方、健康に対する考え方、あるいはさらに、人生に対する考え方、社会に対する考え方等をメニューに詰め込む行為が、料理です。

つまりは、あらゆる意味での「人間としての考え方」を表現する行為が料理であると言っても、過言ではないのです。
「哲学」を持たない料理は、決して一流のものではない、と言えるのです。

経済性、利便性のみを考えたものは、一流の料理とは呼べません。

化学調味料などの添加物を私が遠ざけるのは、こういう理由からなのです。

味を追求すれば、必ず無添加に行き着く

食品添加物を使う行為は、多くの場合、「食」を「お金」を稼ぐための行為として捉える姿勢から来る物です。
お金を稼ぐことは決して悪いことではありません。
ただ、それが第一の目的になったり、唯一の目的になったりしてはいけないのです。

なぜなら、添加物を使わないでも美味のものはできるからです。
いや、それだけではありません。

本当の美味を追求すれば、食は必ず「無添加」に行き着くのです。

やがちゃんキムチは、その姿勢で、製品つくりを日々しております。

 

 

 

血圧は化学調味料で上がる

ナトリウムこそ血圧を上げる

高血圧は、健康の大敵ですね。

そして、「食塩の摂り過ぎ」が、高血圧の原因となるということも、周知の事実です。

ですが、食塩と同等に、「化学調味料」が高血圧の原因となることは、あまり語られていません。これは不思議なことだと思ってます。

化学調味料の主成分は、主につぎの3つです。

●グルタミン酸ナトリウム

●イノシン酸ナトリウム

●グアニル酸ナトリウム

すべて、「ナトリウム」ですね。

食塩は、化学的にいうと、「塩化ナトリウム」ですね。

血圧に影響を及ぼすのは、この「ナトリウム」です。ナトリウムの摂り過ぎこそが、高血圧の大きな原因となるのです。

 

キムチの場合はどうなるか

白菜キムチの仕込みの場合、普通、白菜総量の3~5%前後の塩で塩漬けをしますが、その後水洗いをしますので、残存塩分は、2%前後となります。

海の水の塩分が3%程度ですから、キムチの白菜漬けの塩分は、海水より低いわけです。

100gの白菜キムチの塩分は、2gにしか過ぎないこととなりますね。

ところが、化学調味料がどれだけ一般的に使われてるかというと・・・・これがまた、驚くべき数字です。

やがちゃんキムチは無添加ですから、もちろん、ゼロです。

生協等でも扱う「低添加」化学調味料入りのキムチは、2~3%。

スーパーに並ぶ低価格のキムチにいたっては、その数倍のものも、珍しくありません。それくらい入れないと味が感じられないほどに、素材を削っているからだと思われます。

また、化学調味料以外の添加物(保存料や着色料等)にも、ナトリウムであるものが多いので、ナトリウム総量は、相当のものとなります。

つまり、無添加のやがちゃんキムチのナトリウムは塩分だけなので、キムチ100g中で、2g前後。
添加物入りのキムチは、塩分と化学調味料とその他の添加物を入れて、なんと、4~10g以上となるわけです。

 

化学調味料は無害とは言いがたい

化学調味料は「無害」だという説が、よく言われます。

しかし、少なくともこの「血圧」の側面で見る限り、それは説得力が無いと思います。

そして、加工食品のほとんどに、「調味料(アミノ酸)」と表示される化学調味料が含まれている現状こそ、もっと問題にされてしかるべきだと、私は思います。

無添加でも、美味しいものは出来ます

無添加でも、素材を選び、技術を駆使すれば、美味しいものは出来ます。

というより、こう言い換えた方が適切でしょう。

◎本当に美味しいものを作ろうとすれば、無添加に行き着く

やがちゃんキムチが、そのひとつの例です。

しかしそれは、商品の製造販売という世界での「利益」を考えると、困難になることも事実です。

必要なのは、「食とは何か」「なぜ人は食べるのか」という、根本的な問題をよく考えることだと思います。

過剰な利益追求、過剰な宣伝、過剰な添加物利用。
それはなかなか、止みません。

こういうことを踏まえた上で、高血圧、気をつけましょうね。

 

 

「キムチ 和の味」登場・・・見えないところに味がある

キムチ 和の味

震災と頂の創作から7年

やがちゃんキムチの看板商品、「白菜キムチ 頂」を作ったのは、あの震災直前の2011年2月でした。

白菜を丸ごと漬けないで、カットしてから特製の風味をつけた極上塩で漬ける、という逆転の発想。
バランスの取れた無添加のマイルドヤンニョムジャンで味付けし、「別物キムチ」という名前で売り出したのでした。

当初からご好評をいただいていたところに、地震。しばらくはキムチも作れませんでした。

それでも、再開後はこの「頂」だけはよく売れてくれて、各地からの引き合いも頂き、やがちゃんキムチの代表商品となってきたのです。

震災で半分無くなった「タレ」

あれから7年。

キムチ屋の命ともいえる「ヤンニョムジャン」に、まったくの新作ができました。

まったくの新作といっても、すぐ出来上がったわけではありません。

20年以上に渡って「継ぎ足し」で作り続けている、にんにくの醤油漬け。この上澄みの醤油だれをベースとして使用します。

このにんにく醤油だれは、実は、あの震災で冷蔵内で容器がいくつも倒れ、半分以上が流出してしまったものです。当店のある柏市にも、震度6弱の揺れがあったのです。

それでも半分は残り、従前からの「継ぎ足し」の歴史は途絶えないで来ました。

まさに、「見えないところに味がある」という当店のコンセプトの象徴のようなタレです。

その見えない歴史のタレで出来た、和の味

そこに、伝統のヤンニョムジャンを加え、レモンとりんごの果汁をたっぷり加えて、みりんや清酒といった日本伝統の発酵調味料も使います。

このタレで、特製塩で漬けあがった白菜を味付けすると・・・

口当たりが、かつてないほどマイルドです。

それでいて、軽いというのではありません。

奥深く、コクのある味わい。

そして、特筆すべきは、食後感の良さです。まるで果物を食べた後のような、爽快感が広がります。

食べはじめから食べ終わりまで、自然と体になじむ爽やかさ。「和の味」と呼ぶ理由は、ここにあります。

7年かかり、辿りつたこの味わいです。いや、震災前の長い歴史も継ぎ足しで受け継いだ、「見えない歴史」も背負ったタレの味わいなのです。

従来の「頂」は、もちろん今後も作り続けます。

そこに並んで、今回発売した「和の味」です。

お試しください。

「キムチ 和の味」誕生です。

 

魚は頭から腐る

30年近く前の韓国で

キムチ業を始めて間もない1990年代のころ、私は何度も韓国に渡り、唐辛子やチャンジャの原料を探して歩きました。
当時は今のように、韓国食材が日本で十分に流通していなかったから、本場韓国で探す必要があったのです。

韓国語がわからない私は、いつも現地のガイドさんを頼み、車も運転してもらっていました。

ある時、市場回りでソウルの裏町を走っていたとき、急に白バイが私たちの乗った車の前に割り込み、停止させたのです。

運転していたガイドさんが車の運転席の窓を開けると、白バイのお巡りさんが覗き込んで何事か言いました。

するとガイドさん、猛烈な勢いで言い返し、大声を上げ、怒鳴ったのです。

しばらく言い合った後、お巡りさん、そのまま諦めたように白バイに乗って走って行ってしまいました。

呆気に取られて見ていた私が「何があったんですか?」とガイドさんに聞くと、驚く内容の返事がありました。

「スピード違反だから金を払え、というんですよ。正式な罰金じゃありませんよ。警官が自分で懐に入れてしまう金なんです。最近それが社会問題になってますから、私、言い返してやったんです。罰金なら払うが、切符をちゃんと切って、あんたの名前も書け、と。自分は直接あんたに金は一切払わない。切符をもらったら、それを警察に持っていって、あんたに賄賂を要求されたと騒いでやるから。それでもいいのか、とね」

ソウルオリンピックも終わってかなり経っており、すさまじい経済発展をしている「アジアの先進国」の韓国で、まだそんなことが起きているのかと、私は驚きました。

きちんとした先進的法治国家である日本では考えられないことだな、と思ったのです。

今から、30年近くも前のことです。

先進国家日本では・・・・今・・・

その、「先進的法治国家・日本」という言葉は、確かにそのころの日本には当てはまったと思います。

ところが、30年経った今。わが日本。どうでしょうか?

まさか、と思うような政治や行政の腐敗らしきニュースが、最近後を絶ちませんね。

しかも、政治や行政の最高位の方が関わっているのでは、とされるニュースが多いのです。

魚が腐るのは頭から

魚は頭から腐る、と言います。

しかしながら、まだまだ、実際の我々の日常はいたって正常であるとは思います。
腐った魚は、まだ普段は見ていない気がします。

どうか、今後もそうでありますように。

本当に魚が腐った国では、無添加キムチも、キムチ作りの哲学も、何の役にも立たないとされてしまうことになるのでしょうから。

 

ふるさと納税返礼品、スタートしました

やがちゃんキムチが、地元の柏市の「ふるさと納税」の返礼品に指定されました

 

ふるさと納税というのは、

●住んでいる自治体以外の自治体に一定金額を「寄附」することにより、実質2000円の負担をするだけで、住民税が控除され、寄附先の自治体から「返礼品」がもらえる、という仕組みです。人気の制度ですね。

しかも、返礼品を選べます。各地の特産品が用意されていますが、千葉県柏市の返礼品に、

 やがちゃんキムチの商品も仲間入りいたしました!

いまのところ、5品です。こちらです。

「無添加やがちゃんキムチ」白菜キムチ「頂」とチャンジャセット 1万円の寄附でもらえます↓

 

「無添加やがちゃんキムチ」本タラバ蟹ケジャン800g 3万円の寄附でもらえます

 

「無添加自家製サムゲタン 1.9キロ」2個セット 25000円の寄附でもらえます ↓

 

「無添加やがちゃんキムチ」本タラバ蟹ケジャンと白菜キムチ「頂」セット 2万円の寄附でもらえます 

 

「無添加やがちゃんキムチ」ホールタトリタン(丸鶏のキムチ煮)とサムゲタンの紅白セット 2万円の寄附でもらえます 

 

今後は商品数を増やし、からあげグランプリ最高金賞を目指す「キム唐」なども導入してまいります。

どうぞ、その納税を、柏市に!

そして、無添加やがちゃんキムチをもらってください!

無添加で美味を作る最終段階・・発酵の力

発酵の力はものすごい

さて、このテーマの最終項です。

発酵とは・・・単純にいえば、微生物の力で起きる変化のこと・・・でしょう。専門家で無いので、こんな表現しかできませんが。

その発酵の結果、食べ物の味も変わります。そして人間にとって、それが強い「美味」として感じられることが多いのです。無添加で美味しいものを作ろうとするときに、これを利用しない手はありません。

発酵調味料を多用する

気候的なものでしょうか、日本には特有の菌や微生物が多く存在するとされ、「発酵大国」といっていいくらい、種々多様の発酵食品、発酵で出来た調味料があります。

醤油、味噌、酢、みりん、清酒、焼酎、麴・・・・どれをとっても、優秀な「味」です。

そして、発酵調味料の味は、「強い旨み」を伴います。
もちろんこれは、自然の発酵作用の生む天の恵みです。これをどんどん利用すればいいのです。

化学調味料など、不要なのです。

「残念な調味料」に要注意

ここで注意点が一点。

せっかくこうした優秀な発酵調味料であるのに、わざわざ化学調味料を添加して販売している「残念な調味料」も多数あります。

アミノ酸入りの醤油、だし入りと表示されているアミノ酸入りの味噌、「味酢」的な品名のアミノ酸入りの酢加工品、合成清酒、麴加工品等等・・・・。

まさに本末転倒のこうした「残念な調味料」は、いくら安くとも、いくら便利でも、使ってはいけません。

こうした時には、これをこう使おう

清酒・・・「柔らかな旨みを出そう」を出そうという時(加熱してアルコールは飛ばす)

みりん・・・「コクのある甘みを出そう」という時(加熱してアルコールは飛ばす)

味噌・・・「強い旨み」を出すのに最適

醤油・・・「味に奥行きを与える」時に最適

・・・「甘酒」にして、コクの深い甘みを出す時。また、上級者向けとして、自分で麴を培養し、独特の旨みを出す方法もあります。

乙類焼酎・・・「香り・雑味を与えたい」時(加熱してアルコールは飛ばす)

さて、キムチの場合

やがちゃんキムチの商品は、「キムチ」です。

キムチは、それ自体が生きた発酵食品です。菌が生きています。当然、旨みも生きています。いわゆる、「生」の状態なのです。

塩だけで漬け込む「浅漬け」の場合と大きく違うのは、アミや他の魚介類に含まれる天然の菌が作用して、強力な乳酸発酵が行われる点です。このような食品は、世界に他に例がありません。

そのため、やがちゃんキムチでは、アミだけでなく、牡蠣、ホタテ、あさりなど、天然の魚介類を大量に使用してヤンニョムジャン(キムチのタレ)を作ります。
それがあの、えもいわれぬ美味につながっていくのです。

ですから、無添加で十分過ぎるほどの美味しさが出るのです。

添加物を入れて嘘の旨みを出すことなど、考えられないことです。

 

 

無添加で美味を作る第3段階、「旨み素材の使い方」

前号の続きです。

味の仕組みを理解したら、最後に来る「旨み」を、無添加で最大化する努力をしなければなりません。

「旨み」を出す物質の代表的なもの

1)アミノ酸の中では、「グルタミン酸」がそれです。もっともポピュラーなのが、「昆布」の旨みですね。

2)核酸の中では、「イノシン酸」「グアニル酸」が代表的です。イノシン酸は、魚介の旨みで、かつお節や煮干などに多く含まれます。グアニル酸は、干しシイタケに多く含まれます。

 

 

3)このほか、あさりなどの貝類に含まれる「コハク酸」も、強い旨みをもっています。

 旨み素材は大量に使います

では、その旨み素材は、どれくらい使えばいいのでしょうか?

答は・・・・「大量」にです。量を使わなければ、望む強さの旨みが出ません。これはひとつの真実です。常識的に考えられる量の、数倍を使うと思ってください。

つまり、「ケチってはいけない」のです。

旨さは複合効果で倍化します

1)味というものは、傾向の違うものを合わせると、強くなる、という現象を示します。

たとえば、味噌は赤味噌と白味噌を合わせた「合わせ味噌」が、一番旨みを強く感じます。コーヒーに砂糖を入れると、苦味と甘みが作用して、おいしく感じますね。
カレーにビールを入れたり、コーヒーを混ぜたりすると、より美味しくなるのも事実です。

旨みも一緒です。

グルタミン酸とイノシン酸を、それぞれ個別の料理に使うより、同時に使うと、新たな強い旨みが生まれます。これを、「旨みの相乗効果」と呼びます。

これにグアニル酸とコハク酸などを加えれば、さらに複雑で深い旨みが、強く現れます。

そうなのです。

何をどういう量で、どういう組み合わせで使うかは、どういう味わいを出したいかで、決めていけばいいのです。

やがちゃんキムチの場合、「昆布」「しいたけ」「いわし煮干」の3つから、出汁(だし)を取っています。

素材は大量に使います。その量たるや、半端ではありません。

ケチってはいけない。

複合効果を狙い、組み合わせで使う。

これが、旨み素材の使い方の極意です。

無添加で美味を作る最初の2段階

無添加で美味しいものを作るためには、順序があります。

まず第一に、「無添加にする理由をはっきりさせる事」です。

これについては、非常に多くの議論があると思いますので、詳細はここでは割愛しますが、やがちゃんキムチの場合の「理由」だけを書いておきますね。

それは、

美味しいものを作ろうとすると、結局は無添加に行き着く

と言う事なのです。

つまり、「食べ物は絶対無添加でなければいけない」というところから出発していません。「本当に美味しいものを作ろう」という地点から出発しています。そうすると、終着点は「無添加」になるものなのです。

 

第二に、「味の仕組みを考える」ことが必要だと思います。

これが無いと、どこをどうすれば味がどうなる、と言う事がわかりません。

やがちゃんキムチの場合は、以下の図を用いて、味の設計図を組み立てます。

これは、科学的な図などでは決してありません。あくまで、私的に考えているものです。

ものをたべると最初に感じる味は、図の通り、「甘み」だと思います。

その次が「酸味」

次が「辛味」(辛さを感じるのは舌の別部位だからこれは間違っている、と言われる方もいますが、繰り返しますが、あくまで私の主観的判断です)

その次が「苦味」

最後に「旨味」です。

この旨味が「美味しさ」の根源になるのですが、必ず最後に来ます。感覚的には、物をかんで飲み下して、3秒から5秒後くらいでしょうか。「あ、美味しい」と感じるあの感覚。あれが「旨味」だと、私は理解しています。

ですから、口に入れた瞬間に「旨い!」と思ってしまうような味は、実は天然の旨味ではなく、「化学調味料」で人工的に加えた旨味である、ということに気づかなければいけません。

旨味は、あとから来るのです。

図にはその下に「塩味」が書いてありますが、これは、「あらゆる味の下支え」をする味、と言う意味です。
塩味が無いと、旨味や他の味わいもなくなります。

いわば、味の源、電源のようなものが「塩味」だと考えていいと思います。

以上が、「無添加で美味を作る」という作業の、最初の二段階です。

次の段階については、また次回以降書きますね。

最後に宣伝。

やがちゃんキムチは今、「春の大おまけセール」を開催中です。

楽しく美味しいですよ。ご利用ください!

 

私がよそでキムチ鍋を食べない理由

寒い冬です、キムチ鍋が人気だそうですね。

 

だそうですね・・・と他人事の様に書くのには理由があります。
私は、他所(よそ)では「キムチ鍋」なるものを食べないからです。
メニューにあっても、奨められても食べません。
何故かといえば、「キムチ鍋もどき」がほとんどだから、と思っているからです。

本来のキムチ鍋には、主に2種類あるのだと思います。

(1)文字とおり、キムチ(白菜キムチ)を鍋に入れて作るやり方。キムチの味が鍋にしみて、辛い、旨い味が出ますね。タレが鍋に染み出た白菜は、そのまま鍋の具材となります。一緒に入れる具材はお好みで。魚あり、練り物あり、肉あり、野菜あり。

(2)好きな具を入れるのは(1)と同じですが、白菜キムチは入れません。入れるのは、キムチのタレ(ヤンニョムジャン)です。タレの辛味、甘み、旨みがストレートに利用できて、濃厚な味わいになりますね。

どちらも本来おいしいのですが、それでも私が食べない理由は以下の理由からです。

◎市販のキムチやキムチのタレのほとんどは、その味を「添加物」で出している。

◎キムチだけならまだしも、せっかくのさまざまの具材にも、その添加物の味が行き渡り、「逃げどころがない」

という理由です。

ところが、

「添加物がいけないのか! 貴殿は添加物を入れるのはいけない、とばかり言うが、食品添加物は合法であり、安全性は保証されている。何故それほど添加物を悪視するのか?」

というご意見もたまに頂きます。

そう言われるのもごもっともなことで、確かに、食品添加物は、データ上は安全性を保証されています。

ですが、そういうことではないのです!

つまりは、

「添加物を入れなくても出来るものを、わざわざ入れるのは、コストを下げるために、自然の食材を入れるべきところを入れずに、その分を安価な添加物で補うからでありそれは、美味なるものを提供してお客様に喜んで頂くという目的からはほど遠いから・・・・

ということなのです。

やがちゃんキムチの全品は無添加です。

そして、当然、やがちゃんキムチの商品は、他社さんのものより、お値段が高めです。

自然の食材の値上がりが激しい昨今、ますますそうなりつつあります。

ですが、お値段の高い低いの問題ではなく、「本当に美味しいものを食べる幸せ」を味わえるか、添加物で偽装した味を味わうか」という側面で見てください。

お宅様のキムチ鍋、それでいいのですか?

お鍋は、家族やパートナー同士や仲間たちが、一緒につついて楽しく食べる、「喜びのメニュー」の最たるものでしょう。

ぜひ、「一番いい味」で、召し上がってください!

ぜひ!

やがちゃんキムチがお奨めするキムチ鍋用のタレは、「スーパーヤンニョムジャン」と「マイルドヤンニョムジャン」です!

 

 

年頭ご挨拶

 

あけましておめでとうございます。

2018年、平成30年ですね。

やがちゃんキムチ、今の柏の地に移って、満11年となりました。

キムチ製造業の創業以来、30年目です。紆余曲折もあり、移転も何度かありましたが、この地に根を下ろして、11年です。ここまでこの仕事をやり続けて来られたのは、偏に、お客様のおかげです。まことに有難い限りです。

ネット通販では特に、様々の業者さんが生まれては消え、また生まれては消え、を繰り返しています。

そんな中、「やがちゃんキムチ」(登録商標です)の名で30年近くも続けて来られたのは、お客様の、「無添加でおいしいキムチを!」というご要望に応え続けて来られたからこそだと思います。
グーグルの検索で、「キムチ」「無添加」という二つの言葉をお好きに組み合わせて、検索してみてください。
結果はすべて、「やがちゃんキムチ」になります。もう、10年以上も、それが変わったことがありません。

少人数の零細規模での経営ではありますが、商品品質だけには、間違いがございません。

うちのキムチの製造現場を、一度ご覧くださればわかります。

入った瞬間、「何か」が香ります。

にんにくやキムチの匂いだけではありません。無添加キムチだけが持つ、純粋な発酵菌が工場中に浮遊し、それが濃厚な「気」となって漂っているのがお分かりいただけると思います。

うちの工場には、添加物と呼ばれるものは、一粒も置いてありません。まったく必要がないから、置いていないのです。

当店に追随して、最近は他社さんも「無添加キムチ」をずいぶん出してこられています。

それらとぜひ、お比べいただきたいです。

単純に「無添加」を名乗るキムチと、2重、3重、4重以上の「美味しさの備え」をしているやがちゃんキムチとでは、無添加のレベルがまったく違うという事が、お分かりいただけると思います。

やがちゃんキムチは、敢えて無添加にしているわけではありません。

「売らんかな」で、無添加のキャッチフレーズが欲しいから無添加にしているわけでもありません。

本当に美味しいものを、いや、もっともっと美味しいものを、という希求心で作っているうちに、自然と無添加になるのです。

無添加の成り立ちの違いを、ぜひご実感ください。

年始は5日より製造発送を行います。

やがちゃんキムチは、単なる商品ではなく、「作品」である。

このポリシーをさらに深めて、進んで参ります。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

化学調味料(うまみ調味料)使用は職人の恥

先日あるテレビ番組を見て、絶句しました。

食欲が出ずに栄養摂取がままならないある一流アスリートの食事改善で、ご飯に化学調味料を入れて炊いて、解決に導いた、というものです。

本来、ご飯自体にも旨みは十分あります。おいしく炊く方法は、古来いくつも提唱されています。

それでだめなら、炊くときに天然の出汁を入れるなど、工夫次第でおいしく炊く方法はいくらでもあります。
あるいは、一緒に食べるおかずにでも、食欲を湧かさせる方法は無数にあります。

それを、化学的に合成された旨味調味料の粉末を入れるだけで、間単に済ませてしまう。

なんという安易で、またある意味、なんと危険な方法でしょうか。

これをいつまでも繰り返していたら、味覚の異常をきたし、刺激物を好むようになり、理想的な栄養摂取とはかけ離れた方向に進むことは目に見えています。塩分過多で高血圧症を招いたり、糖分を過剰に摂って糖尿病になる可能性が大きくなることも考えられます。

まさに、本末転倒です。

ところが、後でわかったことですが、この番組のスポンサーは、化学調味料のメーカーさんでした。

笑えない、「大人の事情」だったのですね。妙な意味で、納得しました。

食材には、どんなものでも、もともと「味」があります。

その味をさまざまに組み合わせて、「料理」として作る。それは人間だけが出来る高尚な作業です。

さらに、日本には独特の「出汁の文化」があり、おだやかな天然の味わいを、料理の味わいの基調として使います。昆布、かつおぶし、にぼし、しいたけなどが、その代表素材です。他にも、いくらでもあります。

また、日本には、独特の「発酵調味料」群があります。

良質の発酵菌が活躍できる風土を持つ日本は、良質の「発酵調味料」の宝庫の地なのです。

日本酒、みりん、酢、味噌、醤油・・・・これらは、無添加で強い旨みを醸し出す重要な仲間たちです。これらの発酵調味料の優秀さは、他国にぬきんでています。これを利用しないわけにはいきません。

さらに、海に囲まれた島国日本には、百千の海産物を気軽に手に入れられます。

「海のもの」には、旨みが詰まっています。魚にも、貝にも、海草にも。
これを利用しない料理をするなど、私には考えられません。

出汁、発酵調味料、海産物。

これらを利用すれば、化学調味料など、使う必要などこれっぽっちも無い筈です。

使うとしたら、それはその職人さんの「失格」を意味します。

恥なのです。

無添加は、料理人として当たり前の鉄則。

これを日本の料理人の共通ワードとしたいですね。

 

 

 

 

ため息の出るサムゲタン


サムゲタン(参鶏湯)は、若鶏を煮て、中に薬膳素材を詰め込んだ伝統の健康食です。

当店でも、長年専門業者に製造を外注して販売し、好評を博して参りました。

ですが今回、研究を繰り返して「自社製造」に踏み切り、非常に高品質のサムゲタンを開発しました。それはもう、思わず

  ため息の出る美味しさ

です。

商品特徴は、

1)安心の国産鶏を使用します。市場のサムゲタンは、ほとんどすべて、ブラジル等の外国産です。

2)鶏のサイズは、最低1キロ以上の大型サイズです。市場のほとんどは、700g前後の小サイズです。

3)やがちゃんの製造ですので、味付けはまったく無添加です。アミノ酸調味料や酸化防止剤等の添加物は一切使用しておりません。

4)無添加で旨みを出すために、さまざまの技術を駆使します。無添加製法は、やがちゃんの大得意分野。
たとえば、素材の味を損なう圧力釜は用いません。大型の普通鍋で、時間をかけてコトコト煮ます。また、酒や海鮮素材も多用し、奥行きのあるふくよかな旨みを実現します。

5)メインの味付けは、瀬戸内海産の高級塩の「藻塩」です。海の旨みがたっぷりです。

6)レトルトではなく、美味しさそのままの。作ってすぐの冷凍保存。賞味期間は、冷凍で半年。解凍後は3日以内にご消費ください。

大型1.5キロ以上、無添加 国産

ため息の出る美味しさです

こちらで販売しています。

アマゾン販売はこちらです。

送料値上げのお知らせ

 

お知らせです。

ニュース等で大きく報じられているとおり、宅配便の送料が大幅に上がります。

長年今の設定送料を維持してまいりましたが、このような状況に伴い、やむを得ずに当店の送料も上げさせて頂きます。(今まで送料の消費税部分は当店で負担してきましたが、それも修正させて頂きます)

10月10日より、以下のような送料体系とさせて頂きます。

(すべてクール便での送料です)

お買い上げ(税込み)5400円未満の場合  

   現行送料 800円 → 10月10日より 972円

お買い上げ(税込み)5400円以上 10800円未満の場合

   現行送料 400円 → 10月10日より 486円

お買い上げ(税込み)10800円以上の場合

   現行と変わらず10月10日以降も無料

 

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

なお、10月9日までのご注文でも、12月末までの先日付配送のご予約も特別にお受けしますので、どうぞご利用くださいませ。

 

 

 

今必要なのは、ミサイルでもなく、スマホでもなく・・・

iphoneⅩが発売されましたね。先週発表され、今週には販売開始だそうです。

私がスマホを持ったのは。初代のiphone3からでした。
パソコンの代わりになる携帯電話は衝撃でしたね。これでずいぶん便利になると思ったものです。

その後、4、5、7と変えてきましたが、2年ほど前からはiphoneではなく、使用料の安いアンドロイドの機種に変えました。特に不便もなく、便利に使っています。

元々は、30年ほど前に、「自動車電話」や、ショルダーバッグ型の重く大きな携帯電話から使っています。

その後30年で、いったい何台の携帯を使ってきたでしょうか。

そして、30年の経験で今間違い無く言えることですが・・・・

◎携帯電話がどう変わろうと、パソコンがどう変わろうと、自分自身はそれによって少しも変わっていない。確かに便利ではあるが、それによって自分が成長したとはまったく思えない◎

ということです。

文科系出身の私ですが、20代のころに、ソードPIPSという巨大なコンピュータを仕事に導入し、給与計算や売り上げ分析に使った記憶があります、1980年前後のことです。

それも、単に「計算が便利になる」程度のことで、それで経営が上向いたなどということはありませんでした。

その他の電動機材も、すべて同じです。

ビデオがVHSからMD,CD,ブルーレイ、HDになっても、パソコンの容量が数万倍になっても、自家用車の燃費が数分の1になっても、wifiを日常的に利用するようになっても、確かに生活の様式は変わっては来ましたが、自分の本質は何一つ変わって来てはいない。どう考えても、そうなのです。

では、自分は何によって変わってきたのか。

それは、読んだ書物、お付き合いしてきた人々、経験してきた数々の失敗、などからだと思います。成功体験からは、あまり学ばなかったような気がします。

自分が自ら手垢をつけてきたこと、深く考えて来た事、失敗をして後悔や反省をして来たこと・・・そういう経験の積み重ねが、自分を変えて来ました。

逆に言えば、人は、便利になったこと、うまくいったことからは、ほとんど何も学べないのではないでしょうか。少なくとも、私自身の場合は、そうなのです。

今、スマホの新型が出ても、関心が沸かないのは、こういう理由からなのでは無いか。

そう思えた、秋の1日です。

今必要なのは、ミサイルでもなく、スマホでもなく・・・

ミサイルや核実験で揺れる国際社会。

先の大戦から、軍事技術も格段の進歩をしてきました。

1発で地球が破壊されるほどの爆弾も作られました。何万発も。

それこそが、技術の進歩と人間の英知がまったく逆の方向に進んでいる証拠でしょう。

世界が今なすべきことは、深く考えることです。「失敗」してしまっては、世界が無くなるのですから。

 

八月や六日九日十五日

八月や六日九日十五日

俳句です。日本人なら、意味は書かずともわかりますね。

毎年毎年、うだるような暑さの中の盆の時期、広島長崎の惨禍や、戦争の無意味さ、悲惨さがメディアで表現される時期です。

八月の3つの日にちを並べただけのこの俳句は、一瞬でその日本人の記憶と心に働きかけます。

私自身は、ラジオで永六輔さんがこの句の紹介をされたのを聞いて、すぐに記憶に刻みました。忘れようのない言葉の句だからです。記憶では、「八月や」ではなく、「八月は」だったと思うのですが、どちらでも同じですね。

実は作者が6人もいる

それで、この句の作者は誰か?・・・と調べましたら、なんと、複数いらっしゃるんですね。

ブログ等で「自分が書いたのに、先行で書いた人がいる」と書かれている方が、少なくともお二人います。記事をよく読むと、なんと、6名もの方が同じ句を書かれていることがわかります。真似をしたということではなく、まったく別の時期と場所で、偶然6つの同じ句が生まれたということなのです。

そして、まったく同じものが6つも生まれたこと自体が、実はこの俳句の価値を語っているように思えます。

戦争は起こしてはいけない。人は殺してはならない。傷つけてはならない。戦争は愚か者の行いである。・・・・・この真実に、日本人は、大戦で300万人もの命を失ってようやく、気がついたのです。

偶然の一致の、6つの同じ言葉の俳句が存在するということは、日本人なら誰しもそのことをわかっていることのひとつの証明であるのでしょう。私にはそう思えます。

権力は何のためにあるか

広島、長崎、終戦。

毎年その日に、記念式典が開かれ、為政者が演説します。ですが、ここ数年のそれは、空々しく聞こえてなりません。

国である以上、為政者は必要です。その為政者が「権力」を持つことも、もちろん必要です。

ですが、その権力をどのように使うかに関しては、厳格な規制と監視が必要です。
それが出来なかった最も不幸な結果の例が、「八月や六日九日十五日」の句に示される、日本の国を挙げての戦争だったのだと思います。

権力は、その国の人々の幸福の実現のためにだけ、使うべきものです。
それ以上でも、以下でもあってはなりません。

権力を私することは、絶対にあってはならない。

特定の思想や宗教のために使うこともあってはならない。

権力とは、弱い立場の人を救うために、使うべきものなのです。

平和だからこそ、美味しさが味わえる

八月や六日九日十五日

今一度この句を、為政者にも、人々にも、読んでいただきたいです。

やがちゃんキムチは、一介のキムチ屋です。政治や宗教には関わりません。

ですが、平和な世の中でなければ、やがちゃんキムチも、その味も、存在しません。

八月のこの時期、その思いを強くします。

利益なのか、お客様なのか

最近、「売り上げより利益を重視しろ」という主張をよく聞きます。

ある会計・経営セミナーでは、「いくら儲けたいかを先に決めて、そこから売価や販売数を逆算して決める」と教えます。私もそのセミナーを受け、「なるほどな」と思ったものです。

ですが一方で、「果たしてそれだけでいいのか?」という思いは、常に感じていました。

商売というものが「儲ける手段」であるだけのものなら、それは正しい教えだと思います。ですが、それだけでしょうか?

ここに、ハンバーグ屋さんが2軒あるとします。

Aというハンバーグ店は、月に30万円儲けたいと考え、ひと月30日だから、1日1万円儲けようと決めます。お客さんが1日20人来るとして、一人500円ずつ儲ければ、1万円になります。一皿1000円のハンバーグの原価を500円にすれば、500円が儲かります。それで、500円で済むような材料のレシピを決めるのです。

このとき、お肉を輸入にすれば500円儲かり、国産にすれば400円儲かるとすれば、輸入肉を選びます。すべてその考え方でレシピを決めます。コストダウンのために、化学調味料も使い、「まあまあの味」が出ればいいとします。とにかく、月に30万円儲けることを優先するのです。

一方、Bというハンバーグ屋さんがあります。

Bは、とにかく味と品質を重視します。お客さんに最高の味を提供し、喜んでもらうことを目指します。

肉なら国産、玉ねぎなら北海道産、卵なら地鶏の産む健康卵を、と決めます。
そして計算してみると、一皿の原価が700円になってしまいました!

大体原価の2倍で売ろうと決めていたたので、「なんとなく」価格を1400円にしてみました。1400円で売れるか売れないかは、その時点でわかりません

結果、あるときは1日20人のお客さんがあって、700×20で14000円の儲け。

またあるときは10人のお客さんがあり、7000円の儲けしかありませんでした。

 

・・・・といったことがあった場合、さて問題です。

数年後、A店とB店は、どう変化していくでしょうか・・・?

私の答・・・。「わかりません!」

利益を重視する人たちの答・・・・「利益を決めてかかる考えのA店が成功し、あやふやなB店は失敗する」

・・・・ということなのだろうと思いますが、

さらに私の考えでは、

◎お客さんを儲けの対象と見なすA店と、お客さんにより美味しいものを食べてもらおうという姿勢のB店とでは、商売の考え方が逆だ。「私は、B店に成功してもらいたい」!

ということになります。

実際のビジネスの世界では、A店のほうが成功率が高いのかもしれません。

しかし、「こういうお店が残ってもらいたい」という希望的観測を持つ私のような人間からすれば、B店のような「お客さま第一」のお店が残れる社会であってほしいと思います。

やがちゃんキムチも、常にB店のような考え方でやって来ました。

お客様から、多くのご支持をいただけるようにもなりました。ですがA店のような考えでやれば、ビジネス的には、今より成功していたのかもしれないです。それはどちらかは、分かりません。

しかしながら、これだけは言えます。

  「今の道を進んでよかった!」と。

なぜなら、今、やがちゃんキムチが出すすべての商品は「無添加」を貫き、「超美味」を目指し作った、自信をもって出せる商品ばかりだからです。後ろめたさの一点もありません。やっていて、迷いも後悔もありません。お客様の真の喜びの方向を向いてやってきたと、断言できます。

これが、私の答です。

さて、あなたの考えは?

 

ボランティアと人間の本能

ボランティアという言葉の意味は?

「ボランティア」という言葉は、元々「慈善事業」とか、「無料奉仕」という意味ではありませんね。

元々、「自発的な行動(者)」という意味なのです。

ですから、災害ボランティアと言う時には、「自発的な支援活動」という意味なのです。自発的という時に、「利」を考える余地はありません。損得勘定などは抜きなのです。

ただ、困っている人を放っておけない。何とかしたい。それでも何も出来ないから、せめてお手伝いをしたい。それも出来ないから、傍に寄り添って、一緒に話をしたい。泣きたい。

そういう自然と湧き出る善意の感情に裏打ちされた行動こそが、ボランティア活動なのだと思います。

被災地への義援活動は?

東日本大震災の時はもちろん、昨年の熊本地震、今年の九州北部豪雨など、多くの人が、ボランティア活動に参加しています。行政の出来ないこと、足らないことを補填し、またそれ以上に、心の通った地域支援の活動が展開されています。

その全てが、「自発的」なものです。

原始時代は、弱肉強食であったのか?

最近聞いた話です。

アフリカの数百万年前の地層から人間の骨が発見されました。衣服など無い、原人の時代です。

女性の遺骨で、年齢は20歳前後で、足の骨に先天的と思える異常があり、歩けなかったと推測されます。その女性の胃の部分から、魚の骨が発見されたのです。

未開の原始の時代です。文化的なものはありません。みな、生きるために必死の時代です。

弱肉強食であったと想像しがちなその時代に、生まれつき歩けない人は、邪魔にされたのではないかと、現代のわれわれは考えがちです。

しかしこの女性は、成人しているのです。魚も食べているのです。

つまりは、ハンデを背負った人を助ける精神と行動が、この時代にも存在していたということの証明でもあるのです。

驚きですよね。弱肉強食ではなかったのです!

優れたものを優先する、「優性志向」ではなかったのです!

今、我々は?

それと比べて、我々はどうでしょう?

これだけ文化が発展し、毎日お腹いっぱい食べられて、命の危惧も感じないで、安心して生きていられる現代。ハンデのある方を、邪魔にする方はいませんか? 体のことだけではありません。人種や国や言葉によって、差別をする人はいませんか?

原始の時代に、歩けない女性に食べさせ、一緒に生きた人々には、きっと笑顔があふれていたのだと思うのです。

それに比べて、自分の仲間だけの「利」を優先し、ほかの人たちを排斥し、殺し、殺される、現代の地球。この国。この時代。

被災地へのボランティア行動を、文字通り、自発的に行う、行える社会、国、そして自分でありたいと思います。

本来は、それが人間の本能だと思うのです。

 

 

 

 

人の数だけ物語がある。声の大きくない人々の物語です。

声の大きな人の言う事には、心は動かされません。社会の片隅で静かに暮らす人の真実の物語にこそ、感情が動きます。

「やがちゃんキムチ」が、今の柏店の場所に移って来たのは、10年と少し前の、12月。

当初は私が一人で営業しておりました。
営業といっても、店はほとんど開けません。通販が主体であったため、表のシャッターは閉めてキムチを作り、宅配便の集荷時間にだけシャッターを開ける、といった具合でした。

一人ですので、寂しいです。

しばらくしてその寂しさを紛らわせるためにラジオを買い、聞きながら仕事をするようになりました。

高層団地の中にある店のためか電波の通りが悪く、ラジオは一部の局しか鮮明に聞こえません。一番綺麗な音で聞こえるのが、「文化放送」です。開店の翌5月に、その文化放送で始まった番組が、午後一時からの「大竹まことのゴールデンラジオ」でした。

1時から3時半までの、2時間半。キムチつくりの仕事を一番集中して行う時間です。

不思議なもので、真剣にキムチを作れば作るほど、同時にラジオにも真剣に聞き入ることが出来ます。

そしていつからか、午後2時からの「ゴールデンヒストリー」というコーナーを特に楽しみにするようになりました。ある時そのコーナーで放送された「江ノ電の奇跡・鉄道少年」という物語には涙を禁じえず、声を出して泣きました。

このコーナーには、光の当たる場所にいる人、声の大きな人は出てきません。

人生に失敗した人、逆境にある人、目立たない人、障害を持つ人、弱い人、負けた人など、とても表舞台には出て来れない人達の物語です。

大竹まことさんが、その物語を、静かに読み上げます。

読み終えた余韻の中、物語に関連する楽曲が流されます。

楽曲が終わったあと、女性キャスターが、補足の情報を読みます。
感動のため、涙でその声が詰まることもしばしばあります。

この「ゴールデンヒストリー」のコーナーはしばらく続いた後、長く中断して、最近また復活しました。

徹底した取材に基づいた物語の書き起こし、大竹まことさんの抑揚を抑えた朗読。

その魅力は今も変わりません。

やがちゃんキムチの味わいの裏には、このコーナーで感動した私の心が反映されています。

味は心で作るものですから、それは確かです。

 

数年前から従業員が入り、会話や指示が必要となり、また、店もシャッターを開けて小売をするようにもなり、現在はあまりラジオを聴く余裕が無くなりました。

そんな最近のある日、所要で店を出ていた私が午後2時過ぎに戻ると、パートさんが、キムチのタレを白菜に塗りながら、泣いています。

「どうしたの?」と聞くと、「ラジオを聴いて、泣いちゃった・・」と。

文化放送がかかっていて、「ゴールデンヒストリー」で、重い病のお子さんのストーリーが流されていたようなのです。

このパートさんには、小学生のお子さんが二人います。「子供のことは泣けますね」と、目を真っ赤にして言っていました。

別に宣伝するわけではありませんが、この「ゴールデンヒストリー」の中の物語をいくつか所収したCDつきの本が、発刊されました。

私は早速買い、CDを聴きました。

そこには、病の人、障害のある人、故郷を奪われた人、戦争ですべてを亡くした人など、弱い立場の人の物語が並んでいました。弱いだけではありません。その中で必死にもがき、明るみに向かって進む人たちの物語です。

最終章には、あの「江ノ電の奇跡・鉄道少年」もあります。

私は文化放送と無関係ですから、頼まれて宣伝しているわけでは全くありません。

それでも、このCDつきの本は、お奨めします。

人の数だけ物語がある」です。

AIに「やがちゃんキムチ」が作れるか

ネット通販のお店は、個人も含め、どんどん増えていますね。

新たな技術の登場で、誰でも気軽に、ネットで物を売れる時代になりました。
詳しい知識など、ほとんど要りません。

やがちゃんキムチがネット通販を開始したのはもう20年近く前のことですが、当時と今は、様相がまったく変わって、隔世の感があります。

特に「AI」・・・電子知能の登場は衝撃ですね。
今後、AI が物をつくり、売り、AIが接客し、人間が入り込む余地が無くなってしまうのでしょうか?

ある部分はそうなるのでしょうね。工程が定型化しやすい商品は、すべてそうなる可能性もあると思います。

やがちゃんキムチはどうでしょうか?

やがちゃんキムチのレシピをAIに渡し、製造から販売まですべて任せたら、どうなるでしょうか?

今よりはるかに売れるようになり、品質も安定するのでしょうか?

答え・・・・・・「分からない」・・・です。やってみなければ、そんなことは、分かりません。

ただ、これだけはいえると思います。

◎AIには絶対作れないものがある。

それは、人が「何故美味しいものを欲するのか」ということを考えると、分かると思います。

人は、出来上がったそのグルメを食べているようで、実はそれだけではないのです。

あなたが一番好きな味噌汁やカレーライスの味は?、と聞かれたら、一流料亭やレストランのメニューを挙げる人は、多くは無いでしょう。ほとんどの方は、「母の味」と答えると思います。

ものを「美味しい」と判断する基準には、「愛情」があります。愛情といって悪ければ、単に「感情」でもいいでしょう。人は、ものを食べながら、さまざまの感情を味わうのです。

それを作り出すことは、人工知能にはできませんね。

やがちゃんキムチは、小さなお店です。
その分、作り手の「感情」を、たっぷり「作品」に乗せることが出来ます。

単純なレシピの味に乗せたその「それ以上のもの」を、お味わい頂けたら、幸いです。

練れば肉は旨くなる

やがちゃんハンバーグ、大好評です。

 

まかない用に作っていた「贅沢つくりハンバーグ」を、商品にしたものです。

原材料は、合い挽き肉、炒めたまねぎ、牛乳、卵、パン粉、塩、です。これに「オリーブ七味」を少量加えて、練ります。

ハンバーグの美味しさの原点は、お肉の美味しさ。

この肉の旨みを引き出すため、最初に、肉に塩を加えて、練ります。よく練ります。糸を引くまで練ります。

続いて、牛乳や卵を加えて、また練ります。徹底的に練ります。

この練り作業、機械ではできません。

5本の指を微妙に動かしながら練り、均一に混ざるように練らなければいけないからです。

この作業、やがちゃんキムチのある別の商品と共通するところがあります。

そう、「ギョーザ」なのです。

やがちゃんキムチの「安食店」では、手つくりのギョーザが大人気メニュー。
(※ギョーザはネット販売をしていません)

このギョーザの具を作るときに一番肝要なのが、同じく、「肉の練り作業」なのです。
肉に醤油等の調味料を加えた後、徹底的に手で練ります。糸を引くまで練り続けます。

練れば練るほど、美味しくなります。

まさに、「ハンバーグ」と一緒なのです。

なぜ、練れば美味しくなるのでしょう。

それは、「肉の旨み成分が絡まり合い、うまみの相乗効果で、いい味になる」としか、言いようがありません。

カレーやシチューのように、時間が経てば旨みが増す料理と、理屈は一緒でしょう。

敢て混ぜ合わせることで、その時間を縮めている、ということだと思います。

キムチのタレ(ヤンニョムジャン)も、同じことが言えます。練れば練るほど、美味しさが増します。

うどんやそばでも、粉をよく「練る」ことで、グルテンが生まれ、旨みが増します。

味は、「練り」で、旨くなるのですね。

裏でもなく、まかないでもない、闇メニュー

大手ハンバーガーチェーンで、「裏メニュー」というのを盛んに宣伝していますね。

「裏」が気になって、数日前にドライブスルーで裏ナントカマフィン、というのを買って食べました・・・・が・・・

どこが裏なのか、表なのか、よくわからなかったです。普通に売っていましたし。

裏メニューとは、本来、メニューにも書いていなくて、こっそり店員さんに頼んで出してもらう・・・というイメージでしたが・・・何か違いますよね。

それから、飲食店ではよく、「まかないメニュー」というのがありますね。

まかないというのは本来、、お店の従業員さんが、しごとの合間に自分たちの食事を作って食べる行為のことを言うのですね。
お店では出さない、特別に美味しいものだったりします。

それが最近は、「当店のまかないメニュー」などと、堂々と売り出している例があります。
なにか、おかしいですね・・・・

などと書いている私ですが、実は、裏でもなく、まかないでもなく、もっとすごいものを発売する決意をいたしました!

これ、店の「まかない」で、自分だけのために、自分で作って食べているものです。

あの「キムチカレー」に、大粒の牡蠣を酒蒸しして、牡蠣だけでなく、染み出る牡蠣のエキスもろとも入れたものなのです。

キムチカレーには、大量の国産鳥の「振袖肉」を使います。すごい量ですよ。
10キロのキムチカレーを作るために入れる振袖肉、何キロだと思います?
企業秘密ですから詳細は書けませんが、おそらくあなたの頭に浮かんだその量の、大体3倍以上は使うのです。

振袖肉のゼラチンのうまさが、たっぷり。

そこに持ってきて、酒蒸し牡蠣も、ゴロゴロと入れる!

そして、無添加のカレーパウダーとヤンニョムジャンで味付けして、この超裏メニューのカレーができるのです。

何とこれを呼びましょうか?

裏でもなく、まかないでもなく、・・・・・そう、「闇」です。闇メニュー!

やがちゃんの、闇カレー!

闇から這い出て、発売しました。こちらです。

 

原点はここ。諏訪の山奥にて。

先日の日曜日、自分が生まれた信州の山奥の土地に行ってきました。

中年の仲間たちに「俺が生まれた山は僻地の中の僻地で、もう人はいない。家があった広い土地はそのままであるよ」と酒飲み話で自慢したところ、「見てみたい、連れて行け!」というのです。

彼らは、大型バイクを操る「おじさんライダー」。バイクに無関心な私だけが四輪で、天気のいい日曜日にその場所に向かいました。

諏訪湖から「有賀峠」という急峻な峠を登り、さらに車一台がやっと通れる山道を上り下りし、「後山」(うしろやま)という山間の集落に着きます。ここまで諏訪湖から4.50分です。

後山には今でも数十軒の人家が建ち、廃校になった校舎が依然と壊されずに建っています。

ここからさらに、伊那方面に10分ほど進むと、私が生まれた旧「椚平」集落に着きます。廃墟となった家が数軒。住んでいる人はゼロ。

私は4歳のときの昭和35年に親に連れられてこの集落を出たまま、東京、千葉でずっと暮らしています。

私の生まれた家そのものは隣の後山集落の方に移築されていて、今回はその外装を見られましたが、人様のおうちなので、画像は控えます。

肝心の生まれた土地はこのとおり。

山すそには、山桜。緑も濃いです。

家跡の裏山を少し登ると、滾々と水が流れ出る場所があります。この上には人家もありません。純粋な「山の水」です。

ライダーの友人たちが、それを「美味しい美味しい」と、ごくごく飲んでいました。

私も飲みました。実は、初めてです。幼いころは飲んでいたのでしょう。でも、何度かその後ここを訪れても、飲みませんでした。

恐る恐る口に入れたその水は、土の香りでしょうか、味でしょうか、豊かな風味を感じました。これが本当の、自然水なのでしょう。

土地の前には、田無川と呼ばれる、川が流れています。魚影も見えそうです。

その川の水音。キジの鳴き声。山裾を二羽の鮮やかな青の冠を被ったキジが、ケケー、ケケーと鳴きながら歩いていました。

それ以外には、何も聞こえません。

何度来ても思います。人は、生まれてくる場所を選ぶことはできない、ということを。

この場所から、隣の集落のあの学校まで、歩けば子供の足で2時間。それを皆、当時の子供は歩いて通ったのです。私の姉も、熊除けの鈴をつけて通ったそうです。

父は時代の流れを感じ、ここで子供を育てられない、と思い、私たちを連れて東京に出ました。
記念碑にその名前と年が刻まれています。矢ケ崎茂というのが、私の父です。

その流れの上に、今の私がいて、今は千葉でキムチの商いをしています。

その原点は、ここです。生まれた場所です。そう、私の原点は、この場所なのです。
つまり、この場所で生まれたから、今は千葉に居る。そういうことなのだと思います。

今度はいつここに来るのでしょうか? 実は、水を飲むどころか、この土地の中に足を踏み入れたことも、初めてなのです。以前何度か来た時は、車の中から「すごいところだなあ」と眺めていただけです。実際その場に立った今回、表現できない感覚を覚えました。

友人たちは、ここを何かに利用したいそうです。それもまた、いいと思います。

原点は、実は、目に見えるものの中にはありません。原点は、心の中にあるものです。土地の上に立った時に感じたあの不思議な感覚・・・それは、土地から心に伝わる、見えざるものです。そうに違いありません。

仮にこの場所に新たな建物が作られたとしても、私の心の原点は、変わりません。4歳の時、裏山で遊んで湧き水を飲み、飼っていたヤギの乳を飲み、時々キジ鍋のご馳走を食べて喜んでいたあの頃。

あの頃から今に至る時間は、遠いようで一直線です。しっかりと、今の心につながっています。

 

キムチ屋の弁当は美味しいか?!

やがちゃんキムチは2店舗ありまして、ひとつが私のいる、柏本店。

もうひとつが、成田空港近くの栄町安食(あじき)にある、安食店です。

安食店は、店内で飲食もできるし、「お弁当」のテイクアウトもしています。カルビ弁当、スタミナ弁当等、「安くて美味しい」お店として、昼時には行列のできる、地元で知らない人はいない人気店です。

そして今回、柏店でも、ついにお弁当を始めました!

ラインナップは以下のとおりです。

やがちゃんですから、お弁当も手つくりで「無添加」ですよ!

キム唐弁当・・・500円!(国産鶏肉使用)

牛焼肉弁当・・・600円!(オーストラリア産牛バラ肉使用)

マーボ丼・・・・・400円!(国産合挽き肉使用)

キムチカレー丼・・400円!(国産鶏肉使用)

 

キムチ屋のお弁当・・・・・意外や意外、美味しいですよ!

お問い合わせ・ご注文は  TEL          0471715701

場所は  柏市光ヶ丘団地4-200-1 (ビッグA向かい) です

無料駐車場あります。

(日曜定休です)

茨城へ行こう!

茨城が注目されています。朝の「ひよっこ」、見ていますか? 史実ではなく全くの創作だそうですが、いいドラマですね。

主人公のみね子の一家が住む「奥茨木村」という村は実在しませんが、高萩から常陸の一体の農村部を想定しているということです。

高萩という駅名は、常磐線の利用者なら、東京の人でも知っています。上野発高萩行きという電車があるからです。

その手前、電車で数十分のところに、「牛久」(うしく)という駅があります。この牛久は、最近急に話題になりました。そう、あの横綱稀勢の里の出身地なのです。

牛久には牛久沼という湖があり、うなぎが名産とされています。稀勢の里さんもうなぎが好きなようですね。

さらに東京方面に20分も電車に乗ると、やがちゃんキムチの町、千葉県柏市です。

ということで、やがちゃんキムチと、茨城は非常に近い「沿線のつながり」です。

そこでこの連休に、ちょこっと牛久に行ってきました。車でもわずか30分ほどの距離です。

牛久沼の辺を散策していると、畑の地面を歩く大きな鳥を見つけました。この画像は、50メートルほど離れた位置で撮りました。

そっと近づくと、なんと、もう一羽! そうです、これはキジの番(つがい)です!

都会では見ることは決してありません。私の生まれた信州の山奥でも、めったに見ません。
それが、都会に近いこの牛久沼で見られたことに感動しました。

お腹も減っていたので、湖の入り口にある料亭でうなぎを食べ、その後、有名な牛久大仏に向かいました。

この大仏は、過去に数回訪れたことがありますが、とにかく、大きい。
いや、大きすぎる。
ただ、その一言です。

有料で大仏の体内に入れるのですが、そのエレベーターに乗るのに、70分待ちだそうです。
もちろん諦めて、霞ヶ浦産(と書いてあります)の佃煮を買って帰りました。

牛久沼には、河童の伝説があります。
河童は想像の生き物ですが、私には、どうも「存在」するような気がしてなりません。

周辺には、印旛沼、手賀沼、という、沼という名の湖が散らばっています。少し進むと、琵琶湖についで大きい、霞ヶ浦です。それでも「湖」という名前は、このあたりでは使わないのですね。河童が住むには、お似合いのように思えます。少し泥でにごっていて、魚が沢山いて、豊かな沼。

キジも棲み、河童が隠れる沼。

沼には、河童の匂いがします。気のせいでしょうか? でも、ザバーっと、河童が水の中から現れても、あまり驚かないような気がします。

東京、柏、牛久、奥茨城。まっすぐつながる、茨城への道。

茨城。行きましょう!

 

揚げたての美味しさが1ヶ月続く唐揚げとは?

Q:唐揚げが一番美味しいのは・・・?

A:揚げたての時!

正解!・・・・ですね。

冷めた唐揚げも、特に「キム唐」などは十分美味しいのですが、やはり揚げたてにはかないません。揚げたその直後・・・・を逃すと、一番美味しい時も逃すのです。

ですが・・・手立てはありました。
揚げたてでなくても、その美味しさをずっと保つ唐揚げ・・・。それを、作りました!

それが、「キム唐肉味噌」です。一言で言えば、唐揚げの味噌漬けです!

この製法ですが、

1)まず、キム唐を揚げます。そして、小切れにします。

2)ねぎを油で炒め、そこに、味噌と甘みを加えます。

3)「オリーブ七味」をたっぷり加えます。オリーブ七味は、アミ、いわし、くるみ、ゴマ、オリーブ油、ニラ、レーズン等で作る、やがちゃんオリジナルの「薬味」です。

4)そして最後に、唐揚げを加えて火を通し、混ぜます!

こうして、手間をかけてできた「キム唐味噌漬け」なら、冷蔵で約1ケ月の間、揚げたての唐揚げの美味しさを、肉味噌、味噌漬けという形で味わえるのです。

4月下旬から発売したこの「キム唐肉味噌」ですが、店頭で、予想以上に売れています。うわさを聞いて、買いに来られる方も増えています。

味噌漬けですから、唐揚げのように「がぶり」と食べるのではなく、ご飯のおかずとして、少しずつ食べるといいです。

唐揚げの量は・・・それこそ、「ゴロゴロ」状態で、たくさん入っています。

どんなものかは・・・まず、「食べればわかります・・・!」

からあげグランプリで連続金賞受賞!その一日。

4月28日、GW前の繁忙日でしたが、お店の運営を従業員さんに託して、私は単身で大阪に行きました。成田から関空への飛行機便の日帰り往復です。強行軍でした。

関空に到着後、すぐに路線バスに乗りました。バスの行き先は、あの「USJ」です。

乗り込んだときには私一人。でも、その後、アジア系の観光客の団体がどどっと乗り込んできて、あっという間に満席。通路の補助席まで全部埋まりました。
後部に乗っていた私は焦りました。

この観光客さんたちは、全部間違いなく、USJ行き。
そして私の目的地は、USJの一歩手前の「インテックス大阪」という、イベント会場だったからです。

インテックス前について、「すみませーん、降ります!」と声を上げ、補助席の人に全部降車してもらって、なんとか地上に。車内から、アジアの人たちが不思議そうに私を見下ろしています。

私が日帰りでインテックスに来た目的。それは、「からあげグランプリ」の授賞発表会への出席のためです。

インテックスでは、4年に一度の食品の大博覧会、「食博」の開催中。その中のステージでの発表会なのでした。

そして午後2時。いよいよグランプリの発表です。

「唐揚げ協会」のやすひささんが登場です。

そして、発表。

「東日本味バラエティ部門」で、今回も「金賞」を頂きました。2年連続です!
大阪に来た甲斐がありました。

今回の総エントリー数は、全国の約600店舗。
投票総数は、11万票以上あったそうです。

事前に授賞したかどうか、知らされませんでした。ですから、会場に来て、受賞しないで帰られた店も多かったようです。

賞状を頂いてからも、そうはゆっくりは出来ません。

翌日も、唐揚げを揚げ、キムチを作る仕事が待っているからです。

それでも、4年に一度の食博。急いで見て回りました。

まずは、ビールに唐揚げ! 唐揚げが少し硬かったかな?

次に、大阪名物、「鳥天」です。あれま。こんなにやわらかく揚げるのはどうするんだろう?ここでもまた。生ビール。

ほろ酔いになって、さあ帰ろうと思ったら、「祭りの広場」から「ねぶた」の音が聞こえてきました。慌てて、覗きました。

そしてとうとう会場を後にして関空へ。
今度は地下鉄とJRを乗り継いで帰りましたが、電車の車内の広告ポスターが少ないのが気になりました。大阪は、景気が悪いのでしょうか? 東京の電車広告は常に満杯ですから、意外でした。

千葉に帰った後の深夜、空港で買った「551豚まん」と「生八橋」を食べながら、考えました。

2年連続受賞に向けて、ご投票にご協力くださった皆様に、何か御礼をしたいな、と。

何が出来るだろうか・・・と。そして、一晩寝て、考え付きました。そうだ!

「2年連続受賞記念 謝恩内祝い 500円クーポン」です!

どなたも、このクーポンを利用してお買い物をすると、500円分のお値引きをいたします。
こちらからどうぞ。

ご遠慮なくご利用いただきたいと思います。

やがちゃんキムチは、千葉の名もない町の、名も無いキムチ屋です。

ですが、全国から、「おたくのキムチで無ければだめ」と、ご指名を受けて、買って頂いております。

作るものは、すべて「無添加」。この一線だけは、何があっても、崩せません。
そして、無添加でありながらの「美味」の実現。この困難な道を、この先も歩み続けます。
これは、職人としての、矜持でもあります。

先日のように、テレビがわざわざ取材に見えるようにもなりました。

また、からあげグランプリの金賞という、貴重な賞もいただけるようにもなりました。

すべては、お客様のおかげです。

どうもありがとうございます。

 

 

実るほど 頭を垂れる 稲穂かな

「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」

いい言葉ですね。

成功して偉くなった人ほど、言動は謙虚になるものだ、というたとえですね。日本人にぴったりの教えだと思います。

ところが最近、うちもそうですが、この言葉を忘れがちな傾向がありますね。

記者に激高して暴言を吐いたかと思えば、「震災は東北でよかった」などと口を滑らせた復興大臣。「言葉のあや」では片付けられませんね。復興大臣に一番なってはいけなかった人だと思われます。

フェイクニュースを鵜呑みにして、学芸員が諸悪の根源などと言い放った閣僚もいます。学芸員さんたちがどれだけ苦労して、国の宝を守って来てくださったか、学び直すべきです。(学ばないでしょうが)

不透明な寄付金問題を覆いかくそうとしているとしか思えない、首相。一言真実のことを言えばいいだけなのに、取り繕い、時に興奮する姿は、日本のリーダーとして似合わないとも思えます。

自分の腹を見せて、天下国家を論じて、誤ったことは正直に訂正謝罪する。
そういった「男の中の男」のような「偉い人」は、居ないものですかね?

昔は、そういう指導者がたくさんいたような気がしますが・・・。

・・・

などと、私自身も偉そうに言える訳はありません。

まだまだ、道途中。この歳になっても、毎日、わからないことだらけです。

あなたの職業は? と聞かれれば、今はすぐに「キムチ屋です」と答えます。

以前なら、「食品商社です」とか「グルメ関連です」などと、格好つけて答えていました。
そうすることが自分を「偉く」見せるような気がしたからだと思います。

でも、

キムチ屋です

 この手で作っています

 すべて無添加です

 和食や洋食からも学んでいます

などと、自分が本当に気持ちを入れてやっていることを一生懸命表現したほうが、よほど格好がいいですよね。

まだ、頭を垂れるほどに、実っていません。

まだまだ、現場で試行錯誤し、お客様から叱咤激励されながら、味つくりにまい進するしかありません。

冒頭の大臣さんたちを見ながら、「人の振り見てわが身を直せ」ですね。

がんばります。

25年前の記憶の食べ物・・にらスタミナ薬味

記憶に残る味、ありますか?

あの時あそこで食べたあれを、また食べたい!・・・と思うことはありませんか?

ありますよね。ところが、それがどんなものだか、詳しいことはなかなか思い出せない。
でも、美味しくて感動したことだけは覚えている。

ああ・・なんだっけなあ・・・・思い出して、またそこに行って、食べたいなあ・・ということ、ありますよね。

私がそう思い続けたある「モノ」があるんです。

キムチ屋を始めて間もない、今から25年ほど前のこと。
唐辛子を仕入れに、韓国のソウルから車で数時間かかる、コチャンという農村に行った時のことです。

用を済ませるともう、夕方。案内役の方と、その村の食堂のような店に行って食事をしたのです。

何をメインに食べたかも忘れましたが、テーブルの上に、ニラのような、或いは葱のような野菜を小切れにして、醤油のような液体につけた調味料が置いてありました。自由に取って食べていいのです。

それを、ご飯に乗せて食べました。あまりに美味しいので、メインのおかずにはあまり手を出さずに、そればかり食べました。記憶に残っているのは、そのことばかりです。

その記憶が、頭からずっと今まで消えないで来たのです。

それを再現できました

そして、25年後の今、それを再現する気になり、ここしばらく躍起になって試作を続けて来ました。

ニラにしようか、ネギにしようか・・・辛味はどうしようか、甘みをどう加えようか・・・あれこれと試しました。

そして出来上がったのが、これです。

「にらスタミナ薬味」

ネーミングはちょっと固いですが、25年前の記憶をもとに、いいものができたと思います。

25年の間、全商品の無添加化や、醤油だれ、みそだれ、オリーブ七味、唐揚げ等の肉用のたれ、等々、新たな味の開発にまい進してきた結果が、この再現につながりました。

いや、再現以上のものができたと思います。

もちろん、無添加です。

この薬味は、このままご飯のおかずにもなります。薬味として、麺類や鍋物の取り皿に入れて使えます。

天ぷらのタレとしても最高です。うどんやラーメンに乗せると、おお、とうなるほどに美味しくなります。

使い方は、ご自由。きっと、記憶に残る味になると思いますよ。

ホームページはこちらです

にらスタミナ薬味

桜の寿命は60年? ではやがちゃんキムチは?

今年の桜は遅いですね。入学式の終わった今頃、ようやく満開です。

桜の花がここまで日本人に愛される理由は何でしょうか。

冬が終わりを告げ、春がようやく来たことの証の花だから。

 出会いと別れの季節に咲き誇る花だから。

 一斉に咲く華やかさと、一斉に散るはかなさを併せ持っているから・・・・・

理由はいろいろでしょう。そして今年も咲き、満開の日曜になるはずだった本日の千葉は、雨。
花散らしの雨になってしまいました。

ソメイヨシノの起源は?

江戸時代の末期に、江戸の染井村の植木屋が、奈良の「吉野桜」を真似て作った桜。だからソメイヨシノというのだそうです。最初の一本から接木をしてどんどんと増やし日本中に。接木だから、同じ遺伝子で、果てしないクローンの連鎖の花ということになります。

クローンなので、木が成長して密生して来ても、互いに嫌がらないそうです。だから、驚く程に密度の濃い桜並木が生まれるわけですね。

なぜ寿命が60年?

よく、ソメイヨシノの寿命は60年といわれます。これは、上記のように密生してくると、互いに陽光を遮ってしまい、枯れて来ることからだそうです。
また、30年くらいかけて並木が育ってくると、「桜の名所」として人が押しかけ、根の張る地面を踏みつけてしまい、これも枯れにつながるそうです。

もともと人工的に作った花だからこそ、こういう理由で消滅していくことは仕方ないことでしょうか。

もちろん、こういった特質を理解して、人間の側が万全の注意をすれば、桜の絶景はまだ長い間楽しめますね。

さて、うちの商品は?

論理が飛躍しますが、やがちゃんキムチの寿命は何年でしょうか? と、やや深刻なことまで考えてしまいます。

たくさんのお客様に愛していただいている「やがちゃんキムチ」。毎日必死に作っております。

年頭にも書きましたが、私は、商品を「作品」と考えて作っております。
それを召し上がる方から愛でていただけるような作品。
ただの利益を上げるための手段とは、まったく考えておりません。

この考えは、年々高まってきています。

まずは、作り手がいる限り、作品は作られます。

「寿命」のことは今敢えて考えず、お客様お一人おひとりのご満足を呼べるような、「いつでも唯一の品」と思って頂けるような、無添加で美味の「作品作り」を続けてまいります。

味の合わせ技

柔道の国際ルールが変わり、「合わせ技一本」がなくなったそうですね。

今までは、「技あり」を二度取ると、「合わせ技」として、一本勝ちが認められていたのに。

それでも、味の世界では、「合わせ技」は大有りです。

合わせ技の定義・・・by やがちゃん ですが・・

異なる風味の味を一緒に使うと、おいしさが倍加する!

ということなんです。一例ですが、

●赤味噌だけ、白味噌だけの味噌汁より、「合わせ味噌」の方が美味しい

というのがありますね。ほかの例ですと・・

●豚だけの挽肉、牛だけの挽肉より、両方使った「合い挽き肉」の方が美味しい!

ということもあります。

どうしてこういう事が起きるかというと・・・

★異種の味の組み合わせは、互いの特徴を引き出し合って、より良い風味を感じさせる

ということですね。

「お出汁」でもそれはいえます。

煮干だけ、昆布だけ、しいたけだけ、の出汁より、それを一緒に使った出汁のうまみは、はるかに強くなります。
やがちゃんキムチが自作している出汁は、この組み合わせです。

科学的にいうと、煮干のイノシン酸、昆布のグルタミン酸、しいたけのグアニル酸が混ざって、相乗効果で強いうまみを作り出すのです。一説によると、単体の出汁と比べて、2の3乗、つまり8倍の旨みになるそうです(詳しくはわかりません)

「おしるこ」お好きですか?
小豆を砂糖で煮た後、一つまみの「塩」を入れると・・・甘みが増します。

「カレー」を美味しくするには・・・?
うちでは、ビールを入れます。そうすると、ビールの苦味が、カレーの旨みを引き出すのです!

いろいろと工夫すると、面白いですよ。

合わせ技一本! 決めましょう!

「白熱ライブ ビビット・カトシゲのお取り寄せハウス」で誉められました

今月の初め、TBSの人気ワイドショー番組「白熱ライブ ビビット」の担当の方から突然電話がありました。

「今度、唐揚げのお取り寄せの特集をやるんですが、よかったら貴店のキム唐を送ってもらえませんか。食べてみたいので」ということでした。半信半疑で聞きましたが、御代もいただけるということでしたので、お送りしました。

その3日後。またお電話をいただきました。

「おいしいですねー! びっくりしました。 それで、お店に取材にいっていいですか?」と。

よくよく聞くと、ジャニーズの人気グループ、「NEWS」の加藤シゲアキさんが司会の人気のコーナーで、毎週テーマ商品を数品紹介するとのこと。

テレビでうちの商品を紹介してもらうのは、初めてではありません。ただ、わざわざ来店取材を受けるというのは、初めてです。これはえらいことだと、大焦りで、取材当日を迎えました。

取材の日は、担当ディレクターさんがお一人で、ビデオカメラを提げて見えました。

聞くと、数々の人気番組を担当されてきたという方でしたが、非常に気さくな方で、こちらは普通に仕事をしながら、それを邪魔にならないように要所要所を撮影し、質問される、という形でした。都合3時間ほどの取材でした。

揚げたての唐揚げや作りたてのマーボ丼をお昼に食べていただきましたが、「うまい、うまい!」を連発されていました。

その数日後、再び局から電話があり、「スタジオで当日出演者にたべてもらうので、また送ってください!」と。 え!? まさか!? あの国分太一さんや真矢ミキさんが召し上がる? ヒョエー!

・・・ということで、時間は過ぎ、放送当日。

店にはテレビがありません。パートさんの持っているスマホでワンセグ放送が映るのですが、画面も音量も小さく、また、電波もよく切れて、あまり内容がわかりません。

すると・・・突然電話が鳴り止まなくなりました。次から次へと、「テレビを見た」というお客様からの電話注文です。

そして、ネットでもすごい勢いで受注が入りだしました。

番組が終わっても、それは続きました。お店に唐揚げを買いに来られる方も続きました。

 

あれよあれよという感じで、何とか一日を終え帰宅し、録画しておいたその番組の場面を見ました。

・・・・すごい。驚きました。

カトシゲ君は、「何これ! ウマシゲ!」と、目をまん丸にして驚いてくれ、国分太一君も、「うまい!うまい! これでビール10杯は飲める!」と興奮気味。真矢ミキさんも、「美味しい~~、柔らか~~!」と感嘆してくださっていたのです。

 

というわけで、ただいま、降って沸いたようなご注文の嵐を処理している最中ですが、ここでお伝えしたいこと。

●いくら忙しくても、商品つくりに手抜きはいたしません。いつも通りにじっくりと真面目にお作りいたします。

●従来からのお客様には、ご迷惑を極力かけないようにします。どうぞ、いつも通りに普通にご注文ください!

やがちゃんキムチが一番嬉しいのは、有名になったり、売り上げが何倍にもなったりすることではありません。

一番嬉しいのは、お客様から、

「美味しかったよ! いつまでもがんばってね!」というお言葉をいただくことです。

幸い、体は丈夫です。あと10年20年は、平気で仕事が出来ます。

そして、お客様からの「美味しかった」という笑顔の言葉を聞いて、頑張っていきたいと思います。

いつもまことにありがとうございます!

 

震災から6年で思うこと

昨日、3月11日でした。あの震災から6年です。

震災を機に、変わったこと

考えてみれば、あの地震の前と後で、うちのキムチ屋としての仕事の質が一変したように思えます。
表面的には、同じようにキムチを作り続け、売り続けているだけですが、その商売の基本に、「何かの、誰かのために」という視線が入ってきた、ということだと思います。

無添加で作り続けるのは、震災前は、「無添加で作るのは、売れるポイントになるから」という考えでした。これは正直に、そうでした。商売人として、それ以上は考えていなかったというのが、正直なところです。

ですが震災後の今は、「無添加で作るのは、召し上がるお客様の心と体の健康にいいはずだから」と、真剣に思っています。

こういう風に考え方の方向が変わったきっかけが、あの震災であったと思うわけです。

社会のため、などという大仰なことは申しませんが、それが結局それにつながるのであれば、嬉しいことです。

支援活動をするうちに、気がついたこと

震災被災者さんへの支援は、当店はあまり大したことができませんでした。

身内に福島のものが多数おり、そちらは訪ねたり連絡を取ったりしておりましたが、結局それより北の東北にはまだ行っていません。

それでも、微力ながら売り上げの10%を数ヶ月間義捐金として送ったり、福島からの被災者の方が集まる千葉県内の施設にキムチをお送りしたりした経験の中で、感じたことがあります。

それは、まず何よりもこの世で大切なのは、「人に寄り添う心」である、ということでした。

表現は難しいのですが、とにかく、「金額や数字」から出発するのではなく、「心」から出発しないと、行動は意味を成さないのではないか、と思えてきたのです。

お客様の方向を向く

人と人の関わりは、数字では解決できないものがある。それは今も強く思うことです。

商売は、決してゲームではありません。命の通った、人と人との交わりが商売です。

うちの作るキムチを召し上がる方には、命があり、ご家族があり、毎日の生活があります。

ですから、その生きたお客様にお出しする商品に、嘘はつけません。

結果として売り上げや利益が上がっても、もともとの「思い」に歪んだ間違いがあれば、それは褒められることではない。嘘をつかずに、零細であっても、時に無駄かもしれないことであっても、「思い」を強く保って、仕事をしていく。

そして、3月11日が来るたびに、この思いを新たにする。

そうして行きたいです。

これからも、お客様の方を向き、「思い」から出発した仕事をしていこうと思います。

なぜ「無添加」か

「キムチ 無添加」でも、「無添加キムチ」でも、「キムチ無添加通販」でも、とにかく、検索してみてください。
一番上に来るのが、間違いなく、当店「やがちゃんキムチ」のサイトです。これはもう、10年以上そうなのです。

表現上のテクニックではありません。

どの商品もすべて合成添加物無添加で作っているので、その表現がサイト上に満ち満ちています。だから検索エンジンも、当店を長年に渡って圧倒的に最上位に表示するのだと思います。

それだけ、「無添加」を徹底している当店ですが、では、肝心の「無添加の理由」は何でしょうか。

無添加で作る理由です。根本的な理由はただひとつ。

★添加物を入れる必要がないから

です。

なぜ入れる必要がないのか。

●天然素材を驚異的な濃度で使用しているので、素材が濃密に交じり合い、保存性が高くなっています。同時に、粘度も高いのです。ですから、「保存料」「増粘材」「PH調整剤」などを使う必要がありません

●天然の素材の色は、自然で輝いています。ですから、「着色料」などを入れる必要がありません。

●和洋中華の食材の研究を進め、旨みをいかに効果的に築いていくかを徹底的に学んできました。ですから、化学調味料などの「アミノ酸」などを使う必要がまったくありません。

以上です。

逆に言えば、添加物を使う商品というものは、「使う必要があるから」使うのです。

保存料や増粘材を使うという行為は、素材が薄いから、そうせざるを得ないのです。希薄なものに形を与えるために、また、希薄なものに保存性を与えるために、本来の食品とはまったく関係のない添加物を加えるわけです。

着色料を使うという行為も、基本的に同じです。本来の素材を使わないか、微量しか使わないために、色が出ません。だから、人工的に色をつけざるを得ないのです。

そして、「アミノ酸調味料」(化学調味料)を使うという行為は、最も根本的な欠陥につながります。その使用は、「味に自信がないから」行われるのです。これは、味作りの技術の不足の証明でもあ化学調味料の使用は、職人として、恥じざるを得ない行為だと思います。

さて、ここでひとつ、補足意見です

だめなものを探すのも大事だが、それ以前にいいものを選ぶ重要性に気がつくこと

「無添加」にこだわるお客様は一定数おられます。それは当店にもありがたいことです。
ただ、「何が何でも無添加のものしか食べない」という考え方だけでは、ある面、「窮屈」ではないかな、とも思います。

この物質は食べてはだめだ、あれもだめだ、あれも絶対にだめ・・・などと、過度に神経質になることよりも、逆の方向の考え方で、「本当に美味しいものは無添加である」という事実にまず気がつくべきです。

天然の素材の味に勝る美味しさは、この世にないということが体でわかれば、あとは単純に、「本当に美味しいものだけを食べる」ことを意識していけばいいのです。

そうすれば、自然と無添加のものを多用することになります。

 

 

 

 

「混ぜる」食文化

キムチは、お隣の朝鮮半島の生まれ。

その韓国へは、近いところなら船で2時間。飛行機で30分ほど飛べば、韓国に着きます。

ですが、そんなに近くても、日本と朝鮮半島とでは、食の文化が相当に違います。

たとえば、当店で作っている「ビビンバセット」ですが、ビビンバの素材の「ナムル」をご飯に乗せると、こんな感じになりますね。

もやし、青菜、ぜんまい、なます、そぼろに、コチジャンが添えてあります。

この「ビビンバ」を出されたら、あなたはどうやって食べますか?

(1)このまま、上から食べる

(2)乗っている具とご飯をかき混ぜて食べる

私なら、実は(1)なのです。ですが、ご存知のとおり、本場の韓国では、これは(2)の食べ方が圧倒的に多いのです。

ビビンバだけでなく、他のメニューでもこれは同じで、たとえば「チゲ」などの鍋物でも、日本では、ご飯と鍋のものは、 別々の器に入れて、それぞれを食べますね。

韓国では、鍋のものとご飯やキムチを同じ器に入れて、ザーっと混ぜて食べます。

韓国語で「混ぜる」ことを「ピビン」というそうです。「バ」は「ご飯」のことですので、つまり「ビビンバ」とは、「混ぜご飯」なのですね。
そういえば、日本の「混ぜご飯」も、ご飯と具を混ぜて食べますね。その意味では、日本にも「混ぜる」文化はありますが、韓国ではそれが全メニューに共通して言える「文化」だということだと思います。

お好みの食べ方は、人それぞれ。

気の向くままに、いろいろな食べ方をするのも楽しいですね。

終末時計を進めないように

久しぶりの ブログになりました。今日の千葉は朝から雪が降っています。

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「世界終末時計」が、アメリカのトランプ大統領就任を受けて、30秒進められて、「終末まであと2分30秒」になったそうです。

トランプ大統領の、イスラム圏7カ国からアメリカへの入国禁止措置は波紋を呼んでいますね。一方裁判所がその措置を禁じ、問題は法廷に持ち込まれました。

いくら物理的に入国を阻止しても、テロの基本的な問題は解決しません。テロばかりではなく、世界中で起きている民族紛争、宗教紛争は、「力で解決できる」ものではないことは、人類の歴史が証明するところです。

ペンは剣よりも強しといいます。

言論こそ、人間が持つ叡智。

ボタンひとつで世界を破滅させ得る時代に、それを食い止める方法は、「武」ではなく、「文」であることを、世界中のジャーナリスト、有識者だけでなく、われわれ一般庶民も改めて学ばなければばなりません。

一介のキムチ屋ではありますが、キムチも、他のグルメも、この世が平和であることを前提に成り立っています。

いつまでも、笑顔で食卓を囲める世でありますように。

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謹賀新年:やがちゃんキムチは「作品」です

           謹賀新年

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あけましておめでとうございます。

2017年の本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

やがちゃんキムチは、本年も

●無添加製法を守り通します。

●さらなる美味を追求します

●新たなグルメを創造していきます

そしてその目的は、

★お客様にお喜びいただき、お心を少しでも和らげていただく

ということにあります。

たかがキムチですが、毎日作る一つ一つのキムチは、

すべて、私どもからお客様お一人お一人に個別にお送りする「作品」なのです。

「作品」であるからには、手抜きは絶対に許されません。
常に全力でお作りいたします。

今年も、当店の「作品」達を、どうぞご賞味くださいますよう、お願い申し上げます。

 

年末も佳境です 全力で真摯に作ります!

今日は天皇誕生日で、あすはクリスマスイブ。明後日のクリスマスは日曜日。

世間は、年末の連休でゆったりとされている方が多いでしょうが、やがちゃんキムチは、最終週を目の前に、製造と販売に佳境を迎えています。

例年の年末と今年が違うのは・・・

★店舗へのお客様が相当に増えたこと・・・です。

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もともと店頭販売を重視しないで長年やってきたところに、様々の方面からご指導を頂き、品揃えやレイアウトを改良してまいりました。

「キム唐」を毎日揚げて売ることを始め、焼きそば、マーボ豆腐、キムチカレー等もメニューに加えました。ご飯も毎日炊いて、「丼もの」にも対応しています。

それから・・・

★自社サイトだけでなく、アマゾン、ヤフー等のモールにも出店し、通販も拡大・・・しています。

キム唐や「ホールタトリタン」「サムゲタン」「焼きそば」等の、キムチ以外の商品も通販対応し、日本中でやがちゃんキムチ全品を味わえる品揃えを実現しました。

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その結果・・・・

めっちゃ忙しくなりました!!!

昨年まではほとんど「一人体制」でやってきましたが、今年は、従業員さんと複数で、フル体制で製造販売に勤しんでいます。

やがちゃんキムチは、ネットでもリアルでも、広告宣伝は一切しません。

そんなことにかけるお金があったら、もっといい原料を買うことに使います。
すべては、ハイレベルな味わいの更なる向上に使いたいのです。

ですから、やがちゃんキムチに新規に来て頂くお客様のほとんどが、

 ★美味しいという噂を聞いてきた・・・!!

とおっしゃってくださいます。

本当にうれしい事です。

そう期待してくださるお客様を、裏切るわけには参りません。

ますます精進し、無添加製法を守り通し、どこまでも美味しい商品を作り続ける所存です。

残る本年の日々も、全力で、真摯に、お作りします!

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今年もお世話になりました!(本年の最終メルマガです)

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最後の職人、全て無添加の「やがちゃん」からです
2016.12.22
◎ やがちゃんキムチ ◎
http://www.umakim.com
—————————————————–

●年末スペシャルセット、やがちゃんの味の粋です!
ホールタトリタン入り、サムゲタン入りもあります!
http://www.umakim.com/second-kimuchi/

こんにちは! やがちゃんキムチの矢ケ崎です。
暖冬なのか、厳冬なのかわかりずらい年の瀬ですが、千葉も急に年末らしくなってきました。

今年もあと10日ですね。
世相は落ち着きませんが、しっかりと年末年始を迎えたいですね!

★まず、年内のお届けのご注文の締めについてです。

今年は例年に増して、事前に頂いているご注文が非常に多く、年末の製造予定が非常に
立て込んでおります。

年内お届けのご注文は、一日でも早くいただきたく、お願い申し上げます。

今年は、

24日までに頂くご注文は年内のお届けに間に合わせる予定です●
それ以降のご注文は、明年1月6日以降のお届けとなります
特に、悪天候や交通渋滞で宅急便の遅れも予想されますので、

★出来るだけ早めのご注文をお願い申し上げます★

現在の予約受注状況ですが・・《刻々と変化しています》

23~26日発送分(到着は24~27日)・・○まだ余裕あります

27日発送分   (到着は28日)・・・・・△若干余裕あります
28~29日発送分(到着は29~30日)・・×ほとんど余裕ありません
30日発送分   (最終:到着は31日)・・△若干余裕あります
(北海道・九州・沖縄は、到着日が1日遅れます)

何とかご指定の日にお届けするようにしますが、物理的に不可能になる場合は、何卒
ご容赦ください!

今年は、いつものお味に加えて、唐揚げやマーボ豆腐、焼きそば等、新たな試み
もしてきた一年でした。
年末年始に、いろいろとお楽しみいただけたら幸いです。

どうぞ、お買い忘れの無いように、よろしくお願い申し上げます!

もちろん全て無添加でお届けします!

———————–

《年末の五大おすすめ》

●ホールタトリタン・・・鶏の丸煮キムチ・・クリスマスにもこれがいい!
http://www.umakim.com/hole/

●竹塩サムゲタン・・・レトルトのものとはまったく違う無添加のおいしさです!
http://www.umakim.com/san2/

● 白菜キムチ 頂  これがなくては年が越せない!
http://www.umakim.com/betu/

● 本タラバガニケジャン 年末年始のメインディッシュに とろける旨さ!
http://www.umakim.com/taraba/

●タレ(ヤンニョムジャン)さえあれば、なんとかなります!
http://www.umakim.com/yamuyon/

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≪最後にもうひと記事≫

今年もいよいよあとわずかです。

この一年、どんな年でしたか?
嬉しいことも、悲しいことも、あったのではないでしょうか。

最近よく思うのですが、だれかが、どこか上のほうから自分を見ているような気が
します。

ちょっと怠けると「こら!」とたしなめてくれたり、精一杯がんばると、「えらい!」
とほめてくれたり・・・・。

そんなことは実際に無いでしょうが、しかし、「いつも何か大きなものに見つめられて
いる」と考えると、それだけ、自分の行動が謙虚になるような気がします。

それが結果として、いい流れにつながるのではないのだろうかと・・・。

その「大きなもの」とは、何でしょうか?

神様? 仏様? ご先祖様? 宇宙?

何だかわかりませんが、取りあえずは、毎朝、自宅の小さな仏壇に手を合わせるように
しています。
その程度でも、やらないよりはいいと思って・・・。

来年もいい年であるように。

自分と周囲の人々が前を向いて笑顔で過ごせるように。

どうぞ、やがちゃんキムチのお客様も、良き新年をお迎えください。

本年も真にありがとうございました!

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それでは、どうぞよろしくお願い申し上げます!

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千葉県柏市光ヶ丘団地4-200-1-12
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最後の職人、全て無添加の「やがちゃん」からです
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●★ 年内配送のご注文は、24日に締め切ります ★●
 
 
 
  ★年末には「お買い得セット」がお得で便利!
   http://www.umakim.com/second-kimuchi/
 
 
 
こんにちは、やがちゃんキムチの矢ケ崎です。
 
今日は12月16日。押し迫ってきましたね。
 
さて、やがちゃんキムチ、年内の配送のご注文受付は、「12月24日締め切り」とさせていただきます。(実際には25日早朝8時まで受けます。)
 
それ以降のご注文は、すべて新年1月7日以降のお届けとなりますので、何卒お早目のご注文をお願いします!
 
配送は30日出荷が最後ですが、現在、次々とご注文が入り、ぎりぎりの日程のお届けがかなり込み合って来ました。
 
どうぞ、お早目のご注文をお願いします!
 
 
さて、「年末にやがちゃんキムチを食べたい」と思っても、注文する時間もない、あれこれ選びたいけど、暇がない・・・という場合には、ぜひ、「お買い得セット」のページをご覧ください。
 
選りすぐりのキムチセットが、いろいろあります。
  http://www.umakim.com/second-kimuchi/
 
価格も、単品で揃えるよりはかなりお得です。
 
 
たとえば、「やがちゃんキムチ お奨めデラックスセット」は、内容が超豪華です!年末にぴったりのセットですね。
 
 ●スーパーボッサム 1700g(超豪華なたっぷりの魚介を挟み込んだ最高峰白菜キムチ)
 
 ●本タラバガニケジャン ●ホタテキムチ ●チャンジャ ●丸大豆醤油だれ
 
のセットですが、定価を合計すると、なんと、10830円です。
 
これが、セット価格で、8800円です。2000円もお得!
 
ほかのセットも同様に、お買い得価格を揃えています。
サムゲタンやホールタトリタンの入ったセットも揃えました。
 
どうぞご利用ください!
  http://www.umakim.com/second-kimuchi/
 
 
 
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  《年末のスペシャルお勧め》
 
 
★ 《ホールタトリタン、衝撃の鶏の丸煮キムチです!! 》★
  見てびっくり、食べてびっくり!
   http://umakim.com/hole/
 
 
★ 無添加竹塩サムゲタン、絶妙のお味です。年末こそ、滋養強壮!
  朝鮮人参、銀杏、栗、なつめ、黒米、エゴマの種などがぎっしり!
   http://www.umakim.com/san2/
 クリスマス時期のご予約は,一刻もお早めに!
 
 
★白菜キムチ頂。これさえあれば、なんとかなります、これが無ければどうにもならない!
  http://www.umakim.com/betu/
 
 
★本タラバガニケジャンは、年末年始の風物詩!。
 とろけるううまさ、たまりません!
  http://www.umakim.com/taraba/
 
 
★やがちゃんの味だけがほしい・・・のなら、タレ(ヤンニョムジャン)を!
  http://www.umakim.com/yamuyon/
 
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  《 四方山話 》
 
 
12月も中旬を過ぎますと、いろいろ気ぜわしくなりますね。
年末のこの雰囲気、私は嫌いではありません。
 
東京下町の小さな商店で育った私は、小学生時代から、父母の店の手伝いをしていました。
酒の扱いを始めるとバイクの免許を16歳で取らされ、近所への配達をして回りました。
配達先の台所まで酒やビールを運ぶので、いろいろなお宅の中を見せて頂けました。
 
どのお家にも、「生活のにおい」があるのですね。
 
そうやって都合20年近く配達を続けましたが、「人の生活の匂い」に、今でも親近感を感じます。
 
どのご家庭にも、笑顔があります。
どの奥さんも、「ご苦労様ね。がんばってるわね」と言ってくださいます。
寝たきりのご老人が、「いつもすまないねえ」と声をかけてくださいます。
小学生の子が、配達のおまけにつけるポテトチップを受け取って大喜びしてくれます。
赤ちゃんの泣き声が聞こえます。
 
ずいぶん前のことですが、今でも、あの配達の思い出が、時々蘇ります。
 
今は、自分の作るキムチを宅急便さんが届けてくれて、そしてそのお宅では、笑顔で食卓を囲まれる・・・・そう想像します。
 
笑顔をお届けする。
 
年末も、美味しいキムチを作ります!
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それでは、よろしくお願い申し上げます!
 
 
 
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魚介系キムチ、バイキング等の値上げのお知らせ

大変残念なお知らせです。

やがちゃんキムチの製品の原料の価格高騰が止まりません。

野菜だけでなく、魚介系の原料が軒並み価格上昇し、今までの製品価格を維持
出来なくなってしまいました。

大変申し訳ありませんが、以下の魚介系キムチと「キムチバイキング」「初めての方
向けセット」は、12月1日より価格を改定させていただきます。

(野菜系キムチは、今回は価格据え置きとさせていただきます)

(以下、税抜き価格です)

キムチバイキング 現行 5990円→12月より 6880円

初めての方向けセットA 3980円→ 4280円

タラバガニケジャン 200g 1680円→ 1880円
400g 3380円→ 3780円
800g 5980円→ 6780円

タラバガニケジャンの入ったセット 200円~400円アップ

ブロークンホタテキムチ 300g 1480円→ 1680円

紅ズワイガニの棒肉ケジャン 5本 1050円→ 1260円

アトランティクサーモンキムチ 150g 980円→ 1280円

わけあり海鮮キムチ350g 1680円→ 1880円

北海するめイカキムチ250g 980円→ 1180円

スルメイカキムチ塩辛     1280円→ 1380円

大変申し訳ありませんが、12月1日より、上記のように改定させていただきます。

なるべく、11月中にご注文になり、12月のお届け日時をご指定くださいますよう、
お願い申し上げます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

トランプ当選に驚いた後、冬が来る前にすることは・・・

アメリカ発の衝撃に、世界が揺れました。

012

トランプ氏が次期大統領に決まりましたね。

いったいアメリカはどんな国になっていくのでしょうか。
TPPは、沖縄の基地は、米中関係はどうなるのでしょうか。

何にせよ、世界が平和でありますように。格差が無くなり、家族がいつも寄り添い、美味しいものを笑顔で食べられる日々が続きますように。

・・・

さて、日本ではこれから、厳しい冬が来ます。

風邪やインフルエンザも注意しなければなりません。

自慢するわけではありませんが、私自身、おそらく30年以上、風邪を引いていません。それは、私のキムチ屋の歴史と重なります。
正しく作られたキムチには、

●腸内環境が正常化し、免疫力がアップする、魚介塩辛由来の乳酸菌が大量に含まれています。

●唐辛子、にんにく、しょうが、にんじん等の、抵抗力アップ効果が高い素材がたっぷりと使われています。

ですから、常食すれば、風邪を引きにくくなる・・・と思われます。(なります、と書くと、薬事法に反するので、書けません・・・)

そこで、冬を目の前に、やがちゃんキムチをたっぷり召し上がっていただける、あの「おまけセール」開催です!

3000円お買い上げごとに、お好きなおまけがひとつずつ選べる、超人気企画。

6000円ならおまけが二つ、9000円なら、3つ!

おまけは以下の8品から自由に選べます!

 

《おまけ商品》(価格は税込みです)

1)白菜キムチ 頂 300g簡易パック入り(定価1004円)

2)ウチムラサキ(大アサリ)貝柱のキムチ 200g(想定1000円)

3)マイルドヤンニョムジャン400g(定価950円)

4)チャンジャ200g  (定価1069円)

5)柏のねぎキムチ 400g (定価1058円)

6)オリーブ七味160g(定価777円)

7)やがちゃん焼きそば2食(1080円相当)

8)麻婆豆腐 中袋 400g (900円相当)

 

たとえば、「7品キムチバイキング」を選べば、おまけを二品選べて、合計9品!

受付は20日まで。配送は1ヶ月先まで予約OK.。

頼むなら、今です! こちらからどうぞ。

メルマガ 2016.11.4発行分です

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最後の職人、全て無添加の「やがちゃん」からです
2016.11.04
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★やがちゃんの「驚きの麻婆豆腐!」、人気です!
圧倒的な味わい、調理済み!★
http://www.umakim.com/st/

こんにちは! やがちゃんキムチの矢ケ崎です。

秋がぐっと深まり、いよいよ今年も残りわずかになってきました。

先般発売した、「驚きの麻婆豆腐」・・・好評です。

何が「驚き」かというと、
1)無添加です。化学調味料で味をごまかしていません。

2)中華素材(豆板醤やテンメンジャン)は一切使いません。「やがちゃんの味」
です!

3)たっぷりの合いびき肉とネギ、にんにくが、味わいをいっそう豊かにします!

4)調理済みです。温めるだけで、美味しく頂けます!

です。

ご注文を受けてから、調理、包装、そして出荷。
一品一品、作り立てをお送りします。

袋ごと湯煎で温めるか、お鍋にあけて、温めてどうぞ!

きっと「こういうのは初めて!」と驚かれます!
http://www.umakim.com/st/

次に、もうすっかりおなじみの、からあげグランプリ金賞受賞の「キム唐」です。

キム唐は、鶏の「振袖肉」(手羽小間肉)に、ヤンニョムジャンやオリーブ七味で
味付けをした、唐揚げ用のお肉です。
片栗粉も添付しますので、ご家庭で油で揚げて召し上がってください。

いや、油を使って揚げるのは面倒・・・とおっしゃる方には、「揚げ済み」のキム唐
も今般発売。
ご家庭で温めなおしてどうぞ!
http://www.umakim.com/kmk/

そして極めつけは・・・・

●キム唐揚げ済み ●麻婆豆腐 ●三色ナムル ●チャンジャ ●白菜キムチ頂

の5点がセットになった、「調理済みおかずセット」も登場しました。
お一人様が「少しずつ」召し上がれる、おかずのセットです。
http://www.umakim.com/oy/
晩秋です。やがちゃんの味、ご堪能ください!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《 お奨め3品 》
★白菜キムチ頂。これが無くては始まらないです。食生活の基本です。
冷蔵庫に常備してください! 白菜が高くても、価格維持です。
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★キムチバイキング! 実はこれが一番お得です。
http://www.umakim.com/viking7/
★寒くなったから、ホールタトリタン! 驚異の鶏の丸煮キムチです!
http://www.umakim.com/hole/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《四方山話》

来週の11月8日、やがちゃんキムチの柏のお店で、お客様向けの「セミナー」を
行います。

セミナーのテーマは、「無添加で美味を出す5つのポイント」です。
講義時間は約30分。
あとは、「実演」と「試食」です。
無料ですが、お昼のお食事(代わりになるものもお出しします。

定員は5名。

実はすでに、5名を超えるお申し込みを頂いています。

だったら書くな、とおっしゃるかもしれないですね。

でも、その「5つのポイント」については、今後、このメルマガやブログなどで、
発信させていただく予定です。

お楽しみに!

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1個1000円の白菜に悩むと同時に・・・

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野菜の高値が続いていますね。
ご家庭でも、スーパーや八百屋さんでのお買い物に、苦労されていると思います。

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多少は落ち着いたとはいえ、当店でもっとも多く使う「白菜」は、つい先日も、一玉1000円近くする値がついていて、とても商売に使える状態ではありませんでした。

この高値の原因は、夏場からの長雨や、日照不足での「生育不良」、それと、台風などの天災が産地を襲ったためとされています。野菜が育たずに、市場に出てこないのですね。

たとえばいつもは100個出されている白菜が、半分の50個しか出てこないとなれば、それを「競り」にかけて値段を決める場合、理屈上は、1個あたりの単価は倍になる、と考えられます。

ただ、そう単純ではないようです。

ひとつには、スーパーなどの大手業者と産地が直接契約をしている場合、全体の生産量が半分になっても、契約分の数量はそのまま送られるのが建前なので、その残りは、半分以下になってしまいます。

それだけでなく、産地で生産物を破棄した場合などは、「補助金」が出ることもあるようで、それがまた、市場に出る量を減らす原因になるようです。

 

こうした要因が複合して、野菜にとんでもない値がつく、ということのようです。
困ったものですね。

ただ、一番困るのは生産者さんでしょう。

極端に言えば、消費者は、高い野菜を食べないでも、生きていけないわけではありません。
ほかに栄養を摂る方法はいくらでもあります。

それでも、四季折々の旬の野菜や果物を、手軽に存分に味わうことは、健康的にも、精神的にも、理想の状態であるはずです。

ですが、よくよく考えてみれば、そんな流暢なことを言っていられる場合では無いかも知れないです。

元はといえば、天候異変。それを惹き起こす、環境破壊、地球温暖化や天災の問題。

もはや、自分たちの目先の利益だけを考えるだけでは、とても太刀打ちできる問題ではないのです。

日本やほかの先進国ではは人口が減り続けますが、一方では、発展途上国を中心に地球人口は激増し、食糧不足が顕在化しつつあります。

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たとえば、国会で議論されている「TPP」は、日米を中心とした貿易協定ですが、大生産国であり消費国であるほかの「ある国」とも連携しなければ、本来の問題解決にはつながらないのではないか、という考え方もあります。

店頭の1個1000円の白菜を前に悩むと同時に、この地球をどうするかを真剣に全人類が考えなくてはなりませんね。

化学調味料は、すべてを覆い隠す

研究を続けてきた、「麻婆豆腐」、発売しました。

 

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当店の商品ですから、もちろん「無添加」です。敢えて言うまでも無いです。

ところが、世間の「麻婆豆腐」を含めた中華料理は、ラーメンも含めて、本当の意味での「無添加」からはほど遠いと考えざるを得ません。

レシピ投稿サイトで「麻婆豆腐」を検索しても、すべてが化学調味料使用と判断されます。
皆さん、あまり添加物への関心が薄いと思われます。

キムチもそうですが、麻婆豆腐も「辛い」ですね。

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辛いものは辛さが味の前面に出て、「旨さ」を覆い隠してしまいます。それを「旨く」感じさせるのに手っ取り早いのは、「化学調味料」の使用なのです。化学調味料は、甘、酸、辛、苦、塩の「味の要素」を全部上から覆い、「化学的な旨さ」を前面に出させます。

ですが、これでは、素材の本来の旨さがすべて消えてしまいます。
麻婆豆腐の場合も、ひき肉や葱の美味しさを、化学調味料のグルタミン酸ナトリウムの味が殺してしまうのです。

つまり、麻婆豆腐でも、ホイコーローでも、エビチリでも、化学調味料を使えば、すべてその味が全部を覆ってしまうのです。
よく思い出してください。
あの中華屋さんのあの料理もあの料理も、全部同じ「旨さ」ではないですか?

化学調味料とは、まさにそのような「強い化学的な力」を持つ物質なのです。

やがちゃんの「麻婆豆腐」も含めた全商品は・・・・もちろん、化学調味料などを使っていません。

無添加です。

ですから、体の正面から素材の美味しさがスーッと入ってきて、自然となじんでくれます。

だから、キムチにしても、麻婆豆腐にしても、「たくさん食べられる」のです。

無添加麻婆豆腐で、それをご体験してください。こちらから。

 

 

 

 

あのハンバーガーをメチャメチャ美味しくする秘訣!

某ハンバーガーチェーン、利用されますか?

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私、正直に書くと、あまり好きではありません。味がです。

ハンバーグ部分の舌触りとか、味付けの単純さとか、あまり好みではありません。

ただ、たまに利用するんです。時間がないとき、ドライブスルーで温かなものがさっと出てくる便利さに負けて・・・。

そうして食べて、「うーん、もっと美味しくできないのかなあ・・」などといつもの感想を感じるのですが・・・。

それが今日!

車の中で半分まで食べて、「あ! そうだ!」と思いつき、急いで自分の店に向かいました。

そして、残りのハンバーガーに、うちの「マイルドヤンニョムジャン」を塗ってみたのです。

これです。

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これが・・・・

びっくりするほど美味しいんです! まるで別物! 驚きました。

もちろん無添加ですし、このタレの素性のよさを大いに感じた、というわけです。

マイルドヤンニョムジャンは、これです

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みりんを多用しましょう

やがちゃんキムチのある千葉県柏市の隣に、流山(ながれやま)市があります。

流山が歴史上有名なのは、「みりん」の大産地であったことです。江戸時代には流山から江戸に大量の「白みりん」が運ばれて消費され、その運搬のために、水運や街道も整備されました。

「天晴れみりん」 や 「万上みりん」 が特に有名ブランドだったそうです。

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また、その資力をバックに文化も栄え、小林一茶などの俳人の活動の場所にもなったそうです。
また、幕末の「新撰組」の近藤勇が捕われた地としても有名で、その史跡が今でも残っています。

さて、その「みりん」。使っていますか? 現在も流山にはみりん工場があり、やがちゃんキムチでも、その工場で作られる「」本みりん」を使っています。「本みりん」とは、安い「みりん風調味料」とは違い、もち米を本格的に発酵させて作るお酒です。

江戸時代には、今の「カクテル」のようなおしゃれなお酒で、女性に好まれて飲まれていたそうです。

現在は、ほとんどが調味用。上品な甘みと深い旨みを兼ね備えた調味料として、これほど優秀なものはありません。

やがちゃんキムチでも、「丸大豆醤油だれ」の主要成分のひとつとして、利用しています。
丸大豆醤油だれは、さまざまのキムチのタレに加える必須の調味料なので、みりんは欠かすことのできない発酵調味料です。

自然の甘みを与え、素材の味を殺さないで旨みを加える調味料として、本みりんは本当に優秀です。

煮物や焼き物、スープものや鍋物など、熱を加える料理で「砂糖」の代わりにみりんを使う習慣をつけてください。みりんは照りも出しますし、料理の見栄えを良くします。そして甘みと旨みを演出して、料理を一段グレードアップします!

だしは何からでも取れる!

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だし・・・・漢字で書くと出汁。最近、ちょっとした「だしブーム」ですね。

だしメーカーの「だしパック」なるものが人気を呼んで、若い女性が競ってそれを買い求めたりしています。

そこでちょっと、ご注意を。

だしとは、天然の素材の旨みを抽出するものです。旨みは化学的に合成したものは、一部は「化学調味料」として「添加物」とて分類されます。これは、天然のだしとはまったく無縁のものです。

一部のメーカーの「だし」製品には、堂々とこの化学調味料が加えられています。表示としては、「調味料(アミノ酸等)」と書かれているものが多いです。これは、だしとは違う、、いわゆる「おクスリ」だと思ってください。

また、化学調味料無添加と謳っていても、「たんぱく加水分解物」や「酵母エキス」などを加えている例もあります。これらは「添加物」ではありませんが、本来のだしの味とは関係なく抽出されるものですから、これらをだし商品に加える行為は、いかがなものかと思われます。「おクスリ」とは言わないまでも、「サプリメント」のようなものです。

さて、邪道から離れて、だしの本道を語りましょう。

「だし」は、いろいろなものから取れます。

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肉、魚、野菜、海藻類、キノコ・・・・さまざまの地域で、さまざまのだしが取られています。

味噌汁を作る場合、あなたは何からだしをとりますか?

昆布? かつお節? 煮干? ・・・何を選びますか?

答・・・・何でもいいんです。そのときに味わいたいだしを選び、楽しんでください。

味噌の種類でも違ってくるし、何より、作る本人の気分次第ですべてが違ってきます。

私が一番好きな味噌汁は・・・アサリの味噌汁! これはもう、たまりませんね。小さいころから、本当に大好きです。東京湾のアサリは身が厚く味が濃く、本当に美味しいです。

では、アサリの味噌汁を作るときに使うだしは・・・・・・???

私の答ですが・・・・・何も要りません! あさりだけで、十分なだしが出るのです。
下手にだしを取ると、味がくどくなります。
アサリには、二枚貝特有の旨みがたっぷりありますから、ほかにだしの素材は不要です。
ハマグリでも、シジミでも不要ですね。

では、カレーを作るとき、何かだし素材を使いますか?

蕎麦屋のカレーが旨いのは、かつおだしがよく効いているからだと言われます、それはひとつの真実でしょう。

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でも、玉ねぎと鶏肉を良く煮出していれば、十分な旨みのスープが取れます。これにも特別のだしの素材は不要なのです。
さらにジャガイモを加えれば、なお深みのある味わいとなります。あとはカレールーを入れるだけで、十分美味しいカレーとなりますね。そう、野菜や肉だけでも、美味しいだしが簡単に取れるということです。

だしを十分取ったものは、味がベースについていますので、その後どういう加工をしても、味が割れることがありません。
日本料理が薄い味付けでも十分に美味しいのは、だしが効いているからに他ならないのです。

だしといえば、「昆布」「鰹節」「しいたけ」「煮干」などを思いつきます。

ですが、それ以外の素材でもだしが取れることを知っておくと、役に立ちますね。

いろいろな料理の場面で、「ちょっと味見」を繰り返し、その場面での「だし」の味を覚えておきましょう!

 

上手に作るより、何を思い作るか

いきなりですが、

カレーはどんなカレーが好きですか?

 

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おそらく、殆どの方の答えが一致すると思います。

それは、

「家のカレー!」

でしょう。

世の中にはカレー専門店が山ほどあり、最近は本場のインドやネパール料理の専門店がどんどん出来ています。

一流ホテルやレストランでも、カレー料理が売り物のところが結構あります。

それでも、殆どの方が「うちのカレー!」と答えるのは、なぜでしょうか?

多くの方が使っているでしょう、市販のカレールーがよく出来ているからでしょうか。
まあ、それも一部あるでしょう。
でも、本質は違うところにあると思います。

どう作るかではない

私はキムチ屋ですが、日本人です。キムチを食べて育った訳でもなく、中年になってから事情があり始めたのがキムチ屋です。
キムチの作り方を覚えるとき、在日の韓国の方々に、何度も聞きました。
「キムチをおいしく作るコツって何?」と。

答えは、驚くほど一致していたのです。それは、最後の行に書きますね。

今朝の、NHK朝ドラ「べっぴんさん」。

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主人公の女の子が、家を抜け出して、町の靴屋さんに駆け込み、靴を作るところをこっそりと見せてもらいます。病に臥すお母さんに刺繍を縫ってあげようとしたけどうまく出来なくて、そのコツを靴屋さんに教わろうとしたのですね。

すると、市村正親さん演じる靴屋さんはこう言います。

「上手に作ることより、誰がどんな思いで作るのかということが一番大事なんです。そうして思いをこめているうちに、自然と上手になるものなんです」

つい先ほど見たシーンでしたが、いいシーンでした。

誰が何を思い作るかです

冒頭のカレーの件。

どんな一流シェフよりも、うちの人が作るカレーの方がおいしいのは、同じ理由ですね。

何を入れるとか、どのルーを入れるとか、レシピがどうのかではありません。食べる人のことを一番愛する人が作る「おうちのカレー」が、この世で一番美味しいのです。

私にキムチつくりのコツを問われたおばさんたちは、みなさんこう答えてくれました。

「気持ちだよ。もっと美味しくなって、食べる人に喜ばれなさいっていう、気持ちだよ。それが美味しく作るコツなんだよ」と。

 

キムチは腐る? 腐らない?

発酵がブームですね

最近、「発酵」がブームですね。
私の身近な友人の中にも、「発酵」に関心を持つ人が増えています。

そうした友人の一人から先日、「やがちゃんはキムチ屋だから発酵の専門家だね!」と言われて、びっくりしました。
え?! 専門家? そうなのだろうか・・・。

実は発酵を意識していません

正直に書けば、30年近いキムチ屋稼業の歴史の中で、「発酵」を意識したことが、ほとんど無いのです。

キムチの場合、特に白菜などの野菜のキムチの場合ですが、作ってから日が経つと、酸味が出てきます。

これは自然と起きる「乳酸発酵」の結果なのですが、実は、あまり意識したことが無いのです。

理由はまず、発酵を促進する酵母や菌を加えるわけも無い「自然発酵」ですから、「自然とこうなるから意識しない」、というもの。

それと、、ほとんどすべてのやがちゃんキムチは、作ってすぐに売れてしまうからです。
発酵して酸っぱくなったキムチを売ることはもちろん、それを見ることもありません。
もちろん、保存サンプル等で見ることはあるのですが、少なくとも、発酵が進んで腐ったものは、一度も見たことがありません。実は製造後数年経つサンプルもあるのですが、それですら、腐っていません。
それどころか、甘い香りすら漂っています。口すると、まろやかな酸味が出て、旨味も強くなり、かなり美味しいと感じます。

ですがもちろん、それを売り物にはできません。

ウィスキーやワインの「何年もの」はありますが、キムチの何年もの・・・はありえないでしょう。

もともと、どんどん作ってどんどん消費するものですから、長期保存する前提で作ってはいません。

にもかかわらず、腐らない、「年代もの」すら存在する、と考えると、その理由を知りたくなりますね。

発酵と腐敗の違い

ところで、「発酵」と「腐敗」は、どう違うのでしょうか・・・?

実は、本質的には同じことなのだそうです。

ただ、発酵が進んだ結果、人間にとって有害な菌が繁殖する場合が「腐敗」となり、有害でない場合は、「発酵」と呼ぶだけの話で、現象としてはまったく同じだということです。

腐らない理由

それを踏まえたうえで、やがちゃんの野菜系キムチが腐りにくい理由は二つあると思います。

1)やがちゃんキムチはもちろん無添加で、保存料なども加えておりません。しかし、そのメイン素材には、唐辛子、にんにく、しょうが、魚介塩辛等、殺菌保存作用の強いものが大量に使われてます。キムチのタレ(ヤンニョムジャン)に含まれる上記4種類の素材の合計は、実に全体の5割程度。半分です。これは実は、標準的なキムチの数倍の量なのです。

これでは、そう簡単に腐るはずが無いですね・・・。

2)やがちゃんキムチは無添加のまま、乳酸発酵が進みます。添加物に影響を受けることなく、発酵が「正式に」進みます。添加物の中には本来の発酵を止めたり阻害したりするものもありますが、無添加の場合は関係ありません。

乳酸発酵で増殖される「乳酸菌」は、腐敗作用を止めます。乳酸菌は腐敗につながる菌を一瞬にして殺します。

ですから、尚更腐らないのですね。

それでもやはり賞味期間内に!

ただ、魚介系や肉系キムチなどは、素材のたんぱく質がやがて腐敗しますので、この限りではありません。

野菜系キムチに関しては、上記の通り、発酵しても、ほとんど腐りません。

ただ、それぞれの商品には、「食べごろ」と言うものがあります。

それを考えた上で、「賞味期間」を設定してあります。

また、ご家庭での保管は、さまざまのイレギュラー要素が絡んできますので、カビがついたり、腐敗したりすることは、大いに考えられます。

やはり、賞味期間内に召し上がって頂くように、お願いしています。

塩があるから味がある

人間は海から生まれてきた!

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人間はどこから生まれてきたのでしょうか・・・?

というより、地球上の生物が生まれたのはどこでしょうか・・・。

はい。それは「海」ですね。海こそ、生命の母。海から生まれた生命の根源が、進化に次ぐ進化を遂げて、人間誕生にまで行き着いたのですね。

その海の水には、塩分があります。その塩分の濃度は、約3.5%前後。海の水をなめた時のあのしょっぱさが、「3.5%」の塩の強さなのですね。

キムチの塩分は?

ところで、白菜や大根などの野菜キムチの塩分は、平均で2.5%から3%くらいだといわれています。
つまり、海水より少しだけ弱い塩分ですね。

また、ホタテやサーモンなど、やがちゃんキムチ得意の海鮮もののキムチは、これよりも若干低い塩分です。2%前後です。

長年の経験から言いますと、海水よりもしょっぱいものは、「塩が強い」と感じます。

やはり、海から生まれた人間の味の感覚の基準は、海の塩分濃度に由来しているのだと実感しています。

塩が無ければ、味はどうなる?

ところで、塩分の無い食べ物の味は、人はどう感じるでしょうか。

それは一言で、「まずい」です。

たとえば、塩分の無いラーメンの味を想像してみてください。

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実際に作ってみればわかることですが、無塩のスープ(実際にはこれはありえませんが)に無塩の麺(これもありえません)を入れ、化学調味料だけを入れてみても、何の味もしません。化学調味料を入れても、ですよ。

つまり、人間の感じる「味」の基本は「塩」にあり、これが無ければ、塩以外の味の成分は、いくら入れてもまったく感じないのです。

実際には、「塩」を入れなくても、自然の食材にはそれぞれ塩分が含まれていますから、こういうことはありませんが、よくよく考えてみれば、「塩があるから味がある」ということが、間違いなく言えると思います。

海の味を思いながら、適度の塩を!

塩分の摂り過ぎは、もちろん体によくありません。

ですが、塩の無い生活は、文字通り、「味気ない」ものになります。

適度の塩で、楽しい食生活を。

その基準は、「海の味」にある。そう考えれば、判断の元になるかも知れません。

 

キムチパーティのお奨め

やがちゃんキムチでは、時折、勉強仲間やネットを通じてお知り合いになった方々向けに、「やがちゃんを味わう会」という、いわゆる「飲み会」をやっています。

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場所は、私のいる柏店であったり、近くのコミュニティスペースを借りたり、また、原宿の「タタンカ村」というボランティアのグループの事務所であったり、友人の花屋さんの店舗を借りたり・・・いろいろです。

その場所で、カセットコンロなどで唐揚げを揚げたり、キムチはあらかじめ作って持ち込んだり、焼きそばを焼いたり・・・等、そうですねえ・・・最大20人くらいまでは、私が一人で調理してお出ししています。

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もちろん、商売でやっているのではありません。

ワイノワイノとにぎやかに、みんなと食べて飲んで話すのが好きなのです。

でも、メニュー内容は、かなり豪華ですよ。

キムチの盛り合わせから始まり、メインディッシュには、キム唐やウィング、あるいはサムゲタンやホールタトリタンなどをお出しし、〆には「やがちゃん焼きそば」まで出て来る・・・。

いつも皆さんから「美味しい~」というお声を頂戴して、自らご満悦状態になっている次第です。

今回は、これに「マーボクル」(麻婆牡蠣)まで加わりそうですね。

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いや、豪華になります・・・。

今月30日に予定している原宿タタンカ村での予定メニューをご紹介しますと・・・。

●アトランティックサーモンキムチ
●岩手産あぶりだこのキムチ
●白菜キムチ頂
●パクチーキムチ

●振袖キム唐!
振袖とは鳥の「二の腕」の小さな部位で、ゼラチン質を含むうまみの強い希少部位でです。

●マーボクル
マーボとは「麻婆」、クルとは韓国語の「牡蠣」、つまり、「麻婆牡蠣」です。
絶品です!

●〆は「やがちゃん焼きそば」!
地元で大人気の、自家製無添加ソースで焼く、美味やきそばです。

量的にもたっぷり。絶対にお腹いっぱいに食べていただきます。

これで、フリードリンク(お酒もですよ!)がついて、会費いくらだと思います?

会場費用なども入れて、なんとお一人3000円台・・。

柏で行う場合などは、それ以下です・・・。ヤスイ・・・ですよね・・・。

商売でやっているのではないことを、お分かりいただけますね。

 

もしこれを商売でやったら、いくら頂けますかね・・・? 考えても仕方ないですが。
でも、もしご自宅でキムチパーティをやられるというのなら、ご相談くださいね。

少なくとも、いろいろご提案はできます!

マーボクルって? 

マーボとは「麻婆」のこと。麻婆豆腐のマーボです。

もともとは、「顔にアバタのある奥さん」という意味で、外見がそんな感じの食べ物だからだそうですが、ちょっといやな比喩ですね。
とにかく、豆板醤やごま油で肉や野菜を炒めて作るソースのことですね。

麻婆豆腐、麻婆茄子、麻婆春雨・・・・・みんな美味しいですよね。

そこで、やがちゃんキムチが麻婆を作るとどうなるか・・・!!

答えはこれです。

マーボクル! クルとは、韓国語で「牡蠣」のこと。

そう、「麻婆牡蠣」です!

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牡蠣は、広島産。

これを縮まないようにふっくらと加熱するには、技術が要ります。地元広島の方に聞いて覚えました。

「片栗粉をまぶしてひと茹でする」・・・・これで本当にふっくらとあがります。

そして、自慢のタレです。タレなら、無添加のやがちゃんにおまかせあれ。

ねぎを細かく大量に刻み、ヤンニョムジャンを基本に、清酒、果汁を加えたタレで炒め、煮込みます。もちろんごま油も加えます。
そこにふっくらあがった牡蠣を加え、仕上げの一煮立ち。

絶妙の味わいのマーボクルです。

密封袋に入れて発送します。

ご自宅で容器に開けて、温めて召し上がれ。

できれば豆腐も加えて量を増やし、一袋でざっと3~4人前分。

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驚きの美味ですよ。麻婆って、こんなに美味しいものとは、びっくりです。

こちらから。 もう一度。名前は「マーボクル」です。

韓国料理にあるかって?

あるはずないです。やがちゃんの創作ですから!

やがちゃんキムチは、ガラパゴスキムチ

ガラパゴス化とは

ガラパゴス化する、という言葉がありますね。

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ガラパゴス諸島では、他の大陸とは別の生態系が育ち、独特の生物が見られます。
それと同じように、ある場所で独特の発展を遂げる様子を、「ガラパゴス化する」というのですね。

たとえば、「ガラケー」と呼ばれる携帯電話。世界の趨勢が「スマホ」に占められているのに、日本で独特の発展を遂げた「ガラケー」は、いまだに40%以上のシェアがあるそうです。

さて、やがちゃんキムチ

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やがちゃんキムチも、実は「ガラパゴス化」して発展してきました。

もともと、私は、キムチの修業を特別に積んだわけではありません。

30年ほど前、経営していたラーメン店で出していたキムチを工場化して作り出したのは事実ですが、韓国人の方に作ってもらっていただけで、私が製造をしていたのはありません。

会社の形が変わって、私が自分で作り出したわけですが、それも最初から見よう見真似。

そのうち、ネット通販をはじめたので、「売れそうなキムチ」をいろいろと勝手に考え出しては、ネットにアップしてまいりました。
レシピも、誰にも教わらずに勝手に発展させて来ました。

その過程で「無添加キムチ」を作るようになり、やがてそれが全品無添加化に向かいます。

その方が体にいいだろうし、本来の美味しさであろうと信じて進んだだけで、誰にもそうしろ、といわれたわけでもありません。それどころか、当初は、「無添加になったからまずくて仕方ない!」と苦情が殺到していたくらいです。

それでも、「これしかない」と思い、和食や洋食にも学び、気がついたら、今の姿になっていました。

あまり、韓国の食品には学びませんでした。ですからいまだに、「スンドゥブチゲ」とか「サムギョプサル」とか言われても、どんなメニューかピンと来ません。キムチ屋のくせに、知らないことが多すぎます。

やがちゃんキムチの今は・・・

一方今、約50種あるやがちゃんキムチのアイテムは、他のどこにも無い姿を示しています。

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「ホールタトリタン」? 「キム唐」? 「ブロークンホタテキムチ」? 「本タラバケジャン」?「ウィング」? 「オリーブ七味」?  等々・・・・・・すべて、やがちゃんキムチだけでしか見かけない商品名ですし、実際召し上がっていただければ、「ああ、こんな味はよそには無いね」と仰っていただけると思います。

それもこれも、キムチというジャンルにこだわらずに、

 無添加の美味なグルメ

を提供しようとしている結果です。

やがちゃんキムチは作品です

また、一つ一つの商品は、商品という「モノ」ではなく、お一人お一人のお客様へ向けた「個別の作品である」という意識をもち、作っています。

お客さまからの「美味しかった!」の声が、何よりもの励みになります。

これからも、「ガラパゴス化キムチ」として、発展させて参ります。

 

 

 

店頭でも「作品」を召し上がれます

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キム唐、焼きそば、ナムル、オイキムチ、白菜キムチ頂・・・・・

やがちゃんキムチは、全品を自分で作っています。仕入れ品はありません。
すべて自社製造です。

これらはもちろん、やがちゃんキムチの「商品」ですが、ただの「モノ」ではありません。

作り手としては、心を吹き込んだ「作品」であると思っています。

作品であるからには、日本でひとつ、世界でひとつの美味しさで無ければなりませんね。

その「作品」たちは、もちろんネット通販でもお送り出来ますし、店頭でお渡しすることもできます。

また今回、店頭に小さなテーブルと椅子を用意しましたので、その場で召し上がることが出来ます。
アーケード内なので、雨の心配もありません。

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どうぞお味わいください。

 

辛くないものもあります(オイキムチとナムル)

やがちゃんキムチは、キムチ屋です。

キムチは、辛いものです。

唐辛子がその辛さの原因で、生にんにくのすりおろしを使っているのも、辛さを増す要因になっています。

最近あらためて思うことですが、「辛いものがだめ」「にんにくがだめ」という方が、意外と多いのです。
「おたくのキムチが美味しいという噂はよく聞くのですが、私は辛いものが駄目なんです」というお客様、よくいらっしゃいます。

キムチの味の大元は、ヤンニョムジャンという「タレ」ですが、このタレには、多くの唐辛子、にんにくが使われています。ですから、キムチは「辛いもの」「にんにくが効いたもの」であるのは、自明の理なのですが・・・

辛くないキムチも、実はあるんです!

オイキムチです! にんにくゼロ、唐辛子は超微量です。

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きゅうり、大根、にんじん、ニラ、りんご、しょうがを刻んだものを、塩、砂糖、酢、コショー等で無添加の味付けを施したものです。

微量の唐辛子粉末も使っていますが、辛さを感じるほどではありません。
お子様でも大丈夫な辛さです。
甘酸っぱい味付けを施した、サラダ風キムチ。

いや、やはり辛いほうがいい、とおっしゃる方には、「オイキムチ辛口」もあります。

このオイキムチ、創業以来高い人気を誇っており、店頭でも、作るとすぐに売り切れてしまうほどです。

もうひとつ。

ナムル」です。

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もやし、小松菜、ぜんまい等の野菜を煮て、塩とごま油で味付けしたものです。

いわゆる「ビビンバ」のもとですね。

唐辛子ゼロ、にんにくゼロです。

いままで、「ビビンバ7点セット」として、3-5人前のビビンバのセットを2880円で売ってまいりましたが、このたび、「もやし、小松菜、ぜんまい」を、ごはん二杯分を想定した量で、同じパックにまとめた「ナムル3点パック」を500円で発売しました。

いわゆる「独身サイズ」ですね。日持ちは3日間です。

また、これにお好みで加える「コチジャン100g」「とりそぼろ100g」を、各300円で別売りも始めました。コチジャンは日持ちが2ヶ月。そぼろも7日間あります。

必要に応じてご注文になり、「無添加ナムル・ビビンバ」をお楽しみいただけます。

野菜をたくさん食べる生活。

続けましょう!

グルメは脇道にある

8月の終わりに、3日間店舗を休み、工場と店舗の設備の配置換えを行いました。

新たな店舗は、お客様がより入りやすくなりました。こんな感じです。
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お近くのお客様、お待ちしています!

工事の3日間、お店の管理は工事業者さんにお任せして、沖縄に行ってきました。
忙しい旅でした。

旅行中の食事はほとんど、地元の商店や通行人の方から仕入れた情報で知った、「地元の人が良く行くお店」です。これが旅の醍醐味ですね。

間食も含めて約10回の「地元食堂行脚」でした。

中でもナンバーワンだったのは、うるま市のはずれにある、「かね食堂」。
ホテルから車で30分ほどかけて行きました。
そしてそこで、豚肉「骨汁」というもを頼みました。

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大型どんぶりに入っているのは、豚の肉つきの骨。あるいは、骨付きの肉。

それに空心菜。骨からに出したスープがたっぷり。

ご飯、もずくがついて、なんと550円。

このスープのおいしさときたら! ラーメン店経験者の私としても、これほどの「骨のだし」を味わったのは初めてです。もう、夢中で飲み、食べました。

これ以外にも「ギョーザ」と「足テビチ」を頼みましたが、すべて美味で、しかも全部で1000円ちょっと。
いやはや、堪能を通り超えて、陶酔いたしました。

ほかの食堂もどこもおいしかったです。
「恩納の駅」という道の駅で食べた「マンゴー満載かき氷」(1600円)も最高でした。
高いようですが、マンゴーの量が半端ではありません。

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さらには、「真栄田共同売店」という、地域の売店で食べた、「100円の沖縄そば」も、空腹を満たすには十分な量と味でした。これも忘れられません。

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グルメとは、ホテルや高級レストランで食べられるものばかりではありません。

いや、それどころか、市井の脇道の辺、生活に根ざしたところにあるものなのだと、あらためて実感した旅でした。

やがちゃんキムチに戻って、これからも皆様に愛される商品つくりに勤しもうという思いを強くしました。

日の丸は無理に背負わなくてもいい

リオデジャネイロ五輪、佳境ですね。

地球の裏側で行われているので、テレビの生放送は、真夜中か、早朝。
しかも日本選手が好調で、連日のメダルラッシュ。

おのずと、毎日寝不足になってしまいますね。

さて、惜しくもメダルを逃した選手へのインタビューなどで、

「日の丸を背負って頑張りましたが、力不足でした」

などというコメントを聞くことがあります。

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そういう時、おっと、それはないよ! と思うのです。

この「日の丸」って何でしょう? 日本の国威? 日本そのもの?

そうだとしたら、背負う必要など無いのです。
日本で一番その競技で優秀だから、代表選手に選ばれただけです。
それは、選手個人の努力の賜物。それ以外の理由は、考えるべきではないと思います。

「日の丸の権威を汚して申し訳ない」などと、自分で自分を責めないでいただきたい。

日の丸は、背負わないでいいのです。

日本代表選手として頑張り、敗れる。
その時は、自分を責めるより、自分を上回った他国の選手を讃えましょう。

応援するわれわれ一般人も、わが日本で一番優れた選手よりさらに強く、早く、美しい他国の選手たちに拍手し、その栄誉を讃えましょう。

また、勝った時には敗者に配慮し、派手な喜びの表現などは控えたいですね。

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これこそが、「日本の心・日の丸の心」だと思うわけです。

大会は終盤に入りました。

寝不足に気をつけながら、「人類の融和」である五輪の世界に、いま少し没頭しましょうか。

 

 

 

リオ五輪と「ふるさとクーポン」

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リオデジャネイロオリンピック、パラリンピックが始まりますね。

オリンピックの起源

いろいろと問題が山積しているようですが、無事に遂行され、世界中に感動が届くように祈ります。

オリンピックの起源は、古代ギリシャ。

小国に分かれて戦争を繰り返していたギリシャが、4年に一度、戦争を止めてスポーツに興じる期間を設けたのが、始まりだそうです。

マラソンの起源!

スパルタと戦争をしていたアテネが「マラトンの丘」の戦いで勝利して戦争が終わり、それをアテネに知らせようと一人の兵士がアテネまで走り続け、国王に勝利を伝えて、息絶えた。そのマラトンの丘からアテネの宮殿までの距離が、42.195キロだったので、今、マラソン競技としてその距離を走っている・・・というのも、よく知られた話です。

争う場でなく、握手の場

つまり、オリンピックは、「争う場」ではなく、平和精神の元、「競う」場であるのですね。

ルールの下に競い合い、そして競技のあとには、手を握り合う。

国威発揚や経済振興の場として使うのではなく、全人類の友好精神促進の場として使う。そうありたいものです。

全力でがんばる選手たちを称え、勝者にも敗者にも拍手する。あらゆる国境や宗教や人種の枠を超え、この半月間は世界がひとつになる。

そういう場と時間であってほしいものです。

 

ご案内!

そして・・・・

ご家庭で、ふるさとで、オリンピックを見ながら、やがちゃんキムチを召し上がる。そういう時間にもいたしましょう。

●ふるさとにやがちゃんキムチを送るご注文!

●ふるさとに持参するやがちゃんキムチのご注文!

●(特別に!)ふるさとを思い、あるいは、五輪を楽しみながら、召し上がるキムチのご注文も!

このご注文には「ふるさとクーポン」をご利用ください。

 

★ふるさとクーポン

      5%引きクーポンボタン

上のボタンを押してから、普通にお買い物をしてください。自動計算は出来ませんが、決済時に送料を除いた金額から5%のお値引きをさせて頂きます。

受付 8月10日までです

 

 

焼きそばもやがちゃんの味

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かねてより店頭で販売してご好評をいただいてきた「やがちゃん焼きそば」。調理済み。
ネット通販を開始しました。こちらです

ところで、以前から次のようなお声を陰に陽に頂いて来ました。

「やがちゃんキムチは次々と新商品を出すけど、キムチだけを作っていればいいのに、奇をてらってあれこれやりすぎ」

「韓国伝統のキムチを作る業者として、少し邪道ではないか」

こういうお声は、当店に関心を寄せていただいている証明でもありますので、ありがたく拝聴していますが、説明させていただくとすれば

●やがちゃんキムチは、無添加で美味で、健康にもいいキムチやその周辺の食べ物を一心に作っている

ということです。それ以上でもないし、それ以下でもありません。この思いでキムチを作ってきたら、派生商品がいくつか生まれた、ということなのです。

今回の「やがちゃん焼きそば」にしても、それは変わりません。

「キム唐」や「ウィング」の開発で得た新型タレの応用で「無添加焼きそばソース」が出来たのですが、もともとはキムチのヤンニョムジャンの研究から始まっています。

 

★焼きそばソースは、自家製無添加ソースです

 

このソース、最近の新商品である「キム唐(キムチ唐揚げ)」や「ウィング」の味付けのタレを応用し、シャープな味わいとたっぷりの旨みを持つ優れもの。無添加ならではの、自然なやさしい味わいで、後を引く美味しさです。

具は単純。キャベツとニンジンと豚肉だけです。

一食一食、フライパンで手つくり。結構大変な作業ですが、「やがちゃんが作るとこうなる」という焼きそばのお味、お試しください。

ただいまのところ、「無料ご試食セール」もやっています。

どこまでも自分で作ります

すべて自前で作る業者は稀有です

たとえば、ラーメン。

ラーメンは、基本的に「麺」と「スープ」だけで成り立つ食べ物ですが、普通、ラーメン屋さんは、麺を自分で作りません。専門の麺工場から仕入れます。

スープも、全部自分で作るとは限りません。チェーン店などでは、スープもチェーン本部から濃縮で仕入れて、お店で水で薄めて温めるだけ、というのが普通です。

つまり、仕入れた麺を仕入れたスープの中に入れて終わり、ということなのです。

「こだわり」「手作り」「秘伝」などという文字が躍るラーメンですら、お店で実際には「何も作らない」という状態があるわけです。

ラーメンだけではありません。他のどの種類の食べ物のジャンルでも、似たり寄ったりの状況です。一業者が最初から最後まで全部「自分で作る」、という例は、本当に少ないのが実情なのです。

そうなる理由は、効率化してコストを下げ、利益を増大させようとすることにあります、

自分ですべて作る手間は、大変なコストを伴うのです。

やがちゃんキムチは、違います。

やがちゃんキムチは、逆の方向を歩いています。すべてを自前で作ります。これは社是というか、私自身の「生き方」「哲学」の問題でもあります。

一例ですが、現在試作を繰り返している「焼きそば」にも、市販のソースなどは使いません。
ソースも自分で作ります。

私はソース職人ではありませんが、自前でソースのすべてを作ります。たまねぎやんにくを炒めたり、レモンやりんごを絞ったり。本当に手間がかかります。

自前で作る際の絶対条件が二つあります

それは以下の二つです。

1)無添加であること

2)美味であること

です。

こうして文字で書くと、「それだけ?」と思われるかもしれないですが、この二つを同時に実現させるためには、大変な苦労と工夫と失敗の連続と呆れるほどの時間が必要になります。

本来、「無添加」と「美味」は、今の時代の消費者の感覚では並立しないのです。

刺激になれた現在の消費者のかたがたに、「美味しい」と感じていただけるものを無添加を守り通して作る。すべて自前で。

やがちゃんキムチが毎日行っていることは、そういうことです。

 

 

永六輔さんのご逝去を悼みます

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永六輔氏が亡くなりました。

私が中学3年生の時の担任の先生が、ある時NHKの前を歩く永六輔さんを見つけ、勇気を出して駆け寄り、ご意見を伺った、ということがあったそうです。

そのとき先生は、「私には間もなく卒業する40数人の担任生徒たちがいますが、彼らにこれから何を目指して生きていけばいいか、アドバイスをお願いします」と訊いたそうです。

いきなりの唐突な質問を嫌がりもせず、永さんは真面目な表情でしばらく考え、こう仰ったそうです。

「生徒さんたちには、物事を自分でよく考える癖をつけるようにして欲しいです。常識を疑い、真実がどこにあるかを見極める力をつけるように、と」

この話は、もう40数年前の話ですが、非常に印象深く、今でもはっきりと覚えています。

その時から、「上を向いて歩こう」の作者であるこの永六輔さんのことが、私の記憶で今に至るまでつながっていきます。

特に近年、キムチを作りながら聴くラジオの番組で語る氏の真摯な生き方には、非常な感銘を受けて来ました。

あらゆることに教養が深く、言葉の使い方に厳しく、弱者に常に寄り添い、権力の横暴を批判する勇気を持ち、伝統文化に造詣を深くし、日本というものを誰よりも理解していた、「知の達人」であられました。

「知性的」とは、永さんの持つこの生き方のことだと思っておりました。

晩年、お体を壊しながらもラジオを通じて、反知性的な傾向を持つ権力に対する苦言を堂々と呈されてもおりました。一度もお会いしたこともなく、投書もメールも致しませんでしたが、深く尊敬しておりました。

ご逝去を悼み、ご冥福をお祈り申し上げます。

私と同様に、全国で永さんの死を悲しむ方々は、それぞれの道で、今までとおり真摯に進んでいくことが、ご供養になる道でもあると思います。

私は、これからも、よりよい商品を真面目に作り続けてまいります。

 

無添加の味はトータルで考える

ラーメン店時代の出来事

私は以前、チェーンに加盟してラーメン店を経営していて、他の加盟店のラーメン店主とお付き合いする機会も多かったです。

ラーメンにもギョーザにもチェーンの基本レシピがあるのですが、ギョーザに関しては比較的自由で、それぞれのお店が味にこだわりを持ち、まさに「味自慢」を競っていました。

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ある店主さんが私に、「うちのギョーザは牡蠣エキスを入れているからよそとは違うんだ」と教えてくれました。私がそれを真似て、牡蠣エキスを入れて試してみると、確かに牡蠣の味がして美味しい。

別の店主さんは、「コショーを増やせば味がしまって美味しくなるよ」と言います。
それで私がまたそれを真似ると、確かに刺激感が出て、味が引き締まりました。

化学調味料という魔法の粉

そうやって、いろいろな人から教えてもらったものを真似をしたのですが、ある日、「今日のギョーザの味はおかしい」というクレームがお客様から相次ぎました。

食べてみると、味が腑抜けています。ぜんぜん美味しく感じません。

ギョーザを作った従業員に確認すると、牡蠣のエキスも、コショーも間違いなく入れたと言います。

しかし、「あ、あれを忘れました!」と言いいました。それが、味の素、そう、化学調味料だったのです。

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このときのギョーザの味付けは、塩、しょうゆ、ごま油、酒、それに牡蠣エキス、コショー、味の素(化学調味料)、でした。

化学調味料を入れなければ、まったく旨みが出ない・・ということは、ほとんどの旨みは、化学調味料で出している、ということになります。新米ラーメン店主の私には、それは衝撃でした。

それはキムチでも同じだった

その後キムチ屋を始めたときも、韓国の方に教わったタレのレシピは、大量の化学調味料を使用するものでした。その量の多さに、驚きました。

それから幾年月。

今はキムチだけ作っていますが、化学調味料をゼロにして、無添加キムチを標榜して久しくなりました。無添加で美味しさを出すために、「あれを入れたから」「これを加えたから」などという生易しい改善では済みません。
ギョーザに牡蠣エキスを入れるとか、コショーを増やすとかいう問題ではないのです。

無添加への道は遠く困難

まずベーススープに10時間かけて「肉と野菜のコク」を取り、和風のだし(昆布、煮干、しいたけ)を作り、醤油系のタレを作り、味噌系のタレも作り、魚介類の素材をたっぷりと使い、そしてキムチ本来の唐辛子やにんにくやエビ塩辛と混ぜる・・・。

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ベーススープも、和風だしも、醤油系、味噌系のタレも、当初のレシピにはありません。ホタテやあさり、牡蠣などの魚介類も材料にはありませんでした。
あったのは、唐辛子やにんにく、エビ塩辛などの基本素材と、大量の化学調味料だけだったのです。

無添加で美味しいものを出すと言うことは、「あれを入れる」「これを入れる」ということでは出来ません。

最近は、「添加物」に分類されない、たんぱく加水分解物や調味エキスなどを加えて旨みを演出し、「無添加です」と名乗る商品が増えて来ました。安易といわざるを得ません。

無添加には哲学が必要

まず、味の設計図を作り、それを味の要素に分けて、それをどうやって組み立てるかを、試行錯誤の中で決めていくしかありません。

またその大前提として、「なぜ無添加でいくのか」という、「哲学」を確立させなければなりません。

売るため、儲けるためではありません。それは哲学ではありません。

しっかりとした、食の安全と美味との関わりを説明できるだけの、「生き方」としての哲学です。

無添加の味は、こうして、すべてをトータルで考えながら作っていくものです。

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ビールのおつまみ、おまけします!(大おまけセールご案内)

ビールが美味しい夏が来ました

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ビールのおつまみ、大おまけセール、初開催です

       6月24日~7月4日

 

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3000円お買い上げごとに、1000円程度のおつまみキムチを、無料で選べます!

採算度外視の大おまけセール。

今ですよ!

もちろん、何から何まで、無添加です!

梅雨時の食中毒にご用心

食中毒の多い季節です。

食中毒は、冬場にノロウィルスなどの「ウィルス」原因のものが多く、梅雨時や夏場は「菌」によるものが多いといわれています。
高温多湿の今の時期、十分気をつけましょうね。

営業者として食中毒に気をつけている要点は、ご家庭でも通用することばかりですので、ご参考にしていただければ、幸いです。

1)洗う

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洗うこと・・・これが食品衛生の大基本です。

手を洗う、食器、まな板、包丁を洗う、食材を洗う。洗い流してさえしまえば、菌は働きません。「水がもったいない」などといわずに、とにかく「菌を洗い流す」ことを徹底してください。

2)消毒する

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最近は家庭用の消毒用アルコールなども、ホームセンターで気軽に買えます。当店でも、多用しています。
さらに、「次亜塩素」といわれる、塩素系の漂白消毒液も必須です。いわゆる、「キッチンハイター」ですね。これで、まな板、包丁などは定期的に消毒しましょう。また、排水パイプなどに詰まったヘドロから発生する虫(チョウバエ等)に対しても、この次亜塩素が非常に有効です。

さらには、熱湯消毒も有用です。面倒ではありますが、習慣付けましょう。

3)加熱する

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ほとんどの食中毒菌は、75度以上の加熱を3分以上続けると、死滅します。

「煮る」「ゆでる」「焼く」「蒸す」「揚げる」等の加熱方法を、必ずこの温度と時間を意識して行ってください。その際、食材の中の温度が75度以上になっていることが必要です。

最近流行の「低温揚げ」などは、時間をかけて中まで温度を通し、さらに、150度以上まで温度をいったん揚げて、念には念を入れて、加熱するようにしてください。

4)冷蔵する

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肉、魚、野菜などは、必ず冷蔵保管してください。調理前に菌が繁殖してしまっては、非常に危険です。

さらに、出来あがった料理の保管も、冷蔵が基本です。

スープやシチュー等も、出来上がったら放置せず、冷蔵庫で保管することが必要です。

お弁当を朝作り、ご主人やお子様に持たせることはどこでも行われていることですが、これでよく食中毒が起きます。朝からお昼までの間、会社や学校では「冷蔵保管」は普通出来ませんよね。

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40度から50度という温度帯は、「セレウス菌」や「ウェルシュ菌」が急速に繁殖する温度帯で、もしお弁当の食材にこの菌が存在していたら、非常に危険なのです。

カレー、シチューなどを冷蔵保管するのも、これと同じ理由です。

「セレウス菌」や「ウェルシュ菌」は熱にも強いので、加熱調理でも死にません。まずは「洗い流す」ことが必要です。お弁当の素材も、十分洗ってからの使用をしてください。

5)菌のつくような道具は使わない

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せっかく手を洗っても、それを拭く「タオル」には、菌がたくさんついています。

せっかくお皿を洗っても、それを拭く「フキン」にも、菌がつきがちです。

普通、当店のような営業者には、手拭用のタオルは存在しません。また、食器を拭くフキンも存在しません。すべて、「ペーパータオル」の使い捨てです。

また、調理作業中に「帽子」や「手袋」は営業者には必須アイテムですが、家庭でそこまで出来ないのもわかります。ならばせめて、手洗い、消毒はこまめに行うように心がけてください。

また、野菜などの食材を冷蔵庫に入れる場合も、ホームセンターで売っている「ポリ袋」などに入れてから保管するようにしましょう。むき出しのままの保管では、泥などがほかの食材についたり、また冷蔵庫の中で散乱したりして、結果として不衛生になりがちです。

 

6)発酵食品は安全です

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菌は菌でも、安全な菌があります。発酵食品などを作る菌は人間にとって有用であり、また、有害菌を殺す働きも持ちます。これらを総称して、「乳酸菌」とも呼びます。

日本は世界に冠たる、発酵食品の王国です。

味噌、しょうゆ、酒、みりん、焼酎、漬物、酢、豆腐、納豆・・・和食に不可欠なこれらの食材は、食中毒を防ぐ食材でもあります。

当店のメイン商品のキムチなども、発酵食品を多用するだけでなく、キムチそのものが強力な発酵食品です。キムチの乳酸菌に出会うと、あらゆる食中毒菌が瞬時に死ぬともいわれています。

ただし、よく安売りされている添加物だらけのキムチでは、それを期待できるとは限りません。
数年前に北海道のキムチ業者で起きた食中毒は、ただ塩漬けの白菜に、添加物メインのタレを合わせるだけの「キムチ」だった故の事故だったと思われます。

「正しい発酵食品」を、ぜひ多食してください。

手前味噌ですが、「無添加」で「正しい発酵食品」のやがちゃんキムチは、創業以来、事故の経験が一度たりともありません。

 

◎まとめです

洗い流す

消毒する

加熱する

冷蔵する

これが食中毒を防ぐ4要素です。

それに加えて、「道具」のチェックや、「発酵食材」の多用もできていれば食中毒とは無縁の生活が送れるはずです。

さらに、人間にはもともと、ちょっとやそっとの菌なら抵抗する免疫力があります。

楽しく美味しい「食生活」を楽しんでまいりましょう!

 

 

日本一という言葉は、日本で一つだからこそ、出せます

うちのキムチは日本一だ・・・・そういう言葉をある場所で出したときに、誤解をされたことがあります。尊大な言い方だととられたようです。

日本一とは、どういう意味か。以下のような例で、お分かりいただけると思います。

例は、「ハンバーグ」です。

美味しそうなハンバーグのディッシュの写真ですね。

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私は洋食についてはほとんど素人です。ハンバーグを自宅で作ったことはありますが、それほど得意とはいい難いです。

もし、ある日突然、やがちゃんキムチで、今日のメニューで「ハンバーグ定食」をどうしても作らなければいけない事態になったとしたら、、私はどうするでしょうか?

極端な話ですが、「ハンバーグ定食を作れば、許す。作れなければ、店を爆破する!」・・などといわれたとしたら・・・です。爆破されたらたまりません。そんな緊急事態になったら、気の弱い私は、すぐに近くの市場に仕入れに行くと思います。

そして、調理済みで真空パックになっていて、温めるだけですぐにメニューに出せるようになっている市販のハンバーグを買います!

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ついでに、つけあわせのポテトも買います!

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野菜も冷凍野菜を買って解凍します!

・・・・・・

今、こうした、解凍するだけで出せるような、調理済みの出来合いの惣菜類は、山ほどあります。
誰もが、その日から食堂やレストランを経営できるほどです。
こういうものを利用すれば、一からつらい食の職人の修業などする必要はないのです。

そして、これだけの種類と量の業務用惣菜があるということは、それを利用している人がいかに多いかを物語っています。

これが、「外食、中食」ブームの現実でもあるのです。

でも、よく見たら、そういう素材には、こんな添加物の表示が。

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それだけではありません。

もっとも肝心なことは、そうやって簡単に作るハンバーグ定食などは、私以外の誰でも作れる、ということなのです。

卑しくも食の職人。人様が作ったものをそのままお出しすることは、一言で言えば、「恥」です。
職人の恥なのです。

誰でも作れるものを提供するだけの者は、もはや職人ではありません。

そんなことをしたら、食の職人のあなたは信頼を亡くし、たとえ爆破を防げたとしても、良心的なお客様は、いずれ来てくれなくなります。

あなたのお店に来てくれるお客様というのは、あなたが作っているから、それがあなたの苦心惨憺して作り上げたメニューだからこそ、召し上がりに来るのです。

・・・・・

世の中に、「美味しいもの」はいくらでもあります。

でも、「あなたが作るもの」は、あなたのところにしかありません。

私はそう信じています。
これからもずっと、それを変えることはありません。

その私が、自信を持ってお勧めするものを発売しました。

国産手羽中の素揚げキムチです。「やがちゃんウィング」という商品です。

先日発売した「キム手羽」へのご反応をもとに、一から作りました。

素材も変え、揚げ方も変え、タレもすべて変えました。

そしてもちろん、言うまでもなく、無添加です。

すべて、オリジナルです。よそ様が作ったものではありません。

だからこそ、「日本一」とう言葉を出せるのです。

日本にひとつしかないですから。

比べるものがないほどに、 オリジナルであること。それが日本一、世界一という言葉につながります。

 

 

 

生きているから、無添加を

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前回のブログで書いた「手羽先キムチ」は、「キム手羽」として発売しました。

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壮絶な美味です。何人ものお客様から絶賛のメールが寄せられて、うれしい限りです。
ぜひどうぞ。こちらから。

なぜ美味を求めるのか

さて、キム手羽も含めて、「味のこと」です。
人はなぜ、美味を求めるのでしょうか。

この世にはいろいろな食の材料がありますが、味付けをしないでそのまま食べられるものももちろんあります。
また、味付けをしないと食べられないようなものももちろん多いです。

なぜ人は、「味付け」をし、「美味しさ」を求めるのでしょうか。

人と動物とはどう違うのか

つい最近まで、私はその理由を、「人間が文化的な存在だから」と思ってきました。
人間以外の動物は、生きるための栄養摂取の目的で、食べる。
人間は文化を持つ動物だから、そこにさらに「美味しさ」を求めるのだと。

しかし、最近思うのです。

なぜ、春に初夏に、秋にも冬にも、あれだけ多くの種類の花が地球上で咲き誇るのでしょう。
春に梅や桃の花が咲き、桜の花弁がいっせいに開き、花みずきが咲き、初夏にはつつじやサツキが一斉に咲く。

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なぜでしょう。なぜ、あれほどに美しいものが次々と現れるのでしょうか?

それを考えていて、閃きました。

「あれは、花粉を運んでもらいたくて、蜂や虫を呼び寄せるために美しく咲いているのだ」と。

地球上の生き物は、美を理解できるのかも知れない

そうだと思います。蜂でも虫でも、美しいものを好むのです。だから、私たち人間が美しいと感じるように、虫たちも美しいと感じて、花に近寄るのです。
私たち人間と同じように、昆虫も動物も、「美」を理解できるわけです。

つまりは、より美しいものを求めるという本能があるわけです。

美味であることと、無添加であることは同じ意味!

さらにいえば、食べることに関しても、「より美味しいものを求める本能」があると思うのです。

ですから、味付けをしてより美味にしようという行為は、一動物としての、人間の本能であると思うのです。

そんなことを考えながら、毎日の「味つくり」に励むと、「自分は地球の一員であるのだ」という思いにもかられます。

だからこそ、化学的に合成した添加物は使ってはだめだ。無添加を押し通すべきだともいます。

自然の味こそ、美味の原点。

無添加であることの原点に気がついたような気がします。

 

 

手羽先キムチ(?)、試作中です

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先日の「唐揚げグランプリ」の授賞式で、あの有名な「世界の山ちゃん」の部長さんとお話できました。
名古屋で発祥したスパイシーな手羽専門店「世界の山ちゃん」は、今では海外も含めて80店舗にもなったそうです。私も何度か行ったことがあります。

ところで・・・私、実は「スパイシーな手羽」のことで、何十年も不思議に思っていたことがあります。

若いころアメリカで暮らしていたときに、「チキンウィングス」というファーストフードが流行っていて、町中に様々の店舗がありました。私もよく買って食べましたし、スーパーで手羽肉とソースを買って、アパートで自分で作ったりしていたのです。

「これはまもなく日本でも流行るだろうなあ・・」と思っていましたが、その後何十年たっても、別段流行りません。あれは何だったのだろうか・・? 今でもアメリカにチキンウィングスはあるのだろうか・・・と訝っていたのです。

でも、ネット全盛時代。検索すればすぐにわかったことでした。つい先日、検索してみて・・・。

あれは、「バッファローチキンウィングス」というのだそうです。発祥の地は、ナイヤガラの滝にも近いニューヨーク州バッファローという、人口50万ほどの町。今では他州にも広まったようです。
そうです。
このバッファローこそ、私が一年過ごした町なのです!

つまり、私がいたころにバッファローで流行り、今それが全米各地に広まったところ。日本に来るかどうかは、これからのこと、というわけです。

名古屋の「世界の山ちゃん」が数十年かけて他県に広まり、海外にも進出しだした経緯を思い出させますね。

さて。世界の山ちゃんならぬ、千葉のやがちゃん。美味しいものを広めるには、それほど時間をかけられません。

というわけで、20代のあのアメリカのアパートの一室で作った「チキンウィングス」の記憶を頼りに、国産手羽先を使って試作を繰り返してきました。

手羽肉には、「チューリップ」型にもする「手羽元」、一番端の「手羽先」、その間の肉の多い「手羽中」の3部位があります。バッファローのチキンウィングスは、手羽中の部分だけで作りました。いわゆる指先の細い「手羽先」は食べないのです。

しかし、日本で手羽先といえば、普通は、手羽中と手羽先の両方。

人気の「キム唐」でも使う宮崎産の非冷凍の鶏肉の手羽を使い、キム唐で培った「油で揚げる」技術を駆使して揚げます! 程よく揚げるには、火加減の微妙な調整が必要です。

揚げ終わったら、次はやがちゃんの得意技の「タレ」。
抜群に手羽に合い、抜群においしいスパイシーな専用タレができました。

このタレを絡めて、パック詰めして冷蔵庫で数日寝かして味を染ませて、出来上がりです。

味わうには、パックごと湯煎で温めるだけ。

コラーゲンたっぷりの肉質。絶妙のタレの味わい。冷凍でも送れます。賞味期間は、解凍後2~3日。

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これを食べるには、お行儀は無視。両手でガバリとつかみ、口の周りをタレだらけにして食べましょう。ティッシュかお手拭を用意してから食べなければいけませんね。

あのバッファロー時代の自作チキンウィングスとは比べ物にならない出来映えです。

作る作業に非常に手間がかかりますので、定番商品にはできないとは思いますが、あまりに美味しいので、近日中に臨時発売するかもしれないです。あくまで、予定ですが。

臨時にしても名前をつけなくてはいけません。

「キムチキンウィングス」

「手羽先キムチ」

「手羽タレキムチ」

・・・・

何かいい名前がありませんかね?

 

 

 

キム唐のチャリティー会をタタンカ村で開催しました

昨晩は、東京原宿の「タタンカ村」オフィスで、定期的に開いていただいている「やがちゃんキムチ会」でした。

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本来は「からあげグランプリ」金賞受賞をお祝いしてくださる会だったのですが、今回は、受賞直前に熊本地震があったので、収益を熊本大分震災義捐金として送るチャリティー会とさせていただきました。

参加15名。やがちゃんキムチを愛してくださる方ばかりです。

キム唐4キロ!

サムゲタン3キロ!

キムチ8種数キロ!

などなどを、揚げ尽くし、食べ尽くしていただきました。

会費から原材料費を引いた収益を、義捐金として日本赤十字に送金させていただきます。

それにしても、美味しい物を食べる方々は、話が弾む!

ワイワイガヤガヤと、にぎやかな会でした。

タタンカ村は、こういうところです。善意の人が集まる、善意の村です。

千枚田の奥のレストランで、野菜の力を知りました

5月の連休に、同じ千葉県内でありながら、普段はなかなかいかない「南房総」を旅しました。

初日には九十九里浜で話題の「焼きはまぐり」を食べたり・・・

翌朝は早く起きて、日本三大朝市のひとつといわれる「勝浦朝市」に行ったりと、夏を思わせる日差しの中で楽しみましたが、もっとも印象的だったのが、鴨川から山に登ったところにある、「大山千枚田」と、そのさらに上にある、自然栽培農法の野菜を食べられる「カフェ EN」でした。

千枚田は、思ったほどには観光地化はしていなくて、訪れる方々もみなマナーがよく、その細やかな配慮が行き届いた美しい伝統農法の結実を見ることができました。

そして、千枚田からさらに車で登ること15分ほどの奥地に忽然と現れる「鴨川自然王国」と、「カフェレストラン EN」。

このENで昼食を摂ったのですが、非常に印象的でした。

ヤギも飼われていました。人懐こくて、すぐに近づいてきます。

そしていただいたのが、「トマトソースのパスタ」と、「豚の軟骨肉のどんぶり定食」です。

こちらのお店は、歌手の加藤登紀子さんの亡くなったご主人、藤本敏夫氏が切り拓いた農園の作物を使っているところで、どのメニューにも無農薬自然栽培の野菜がたっぷりと使われています。

その野菜は、とにかく「よく育って」いました。何もかもが「肉厚」で、「丈夫」なお野菜でした。

しかも量が多い為、ボリューム感が立体的なのです。味も濃厚で、お野菜がメインディッシュでも十分に通用するほどの質のよさでした。

この写真に写る野菜の量は普通だと思われましょうが、実際は、ものすごい量感と質感がありました。

口の中でよく噛み、味わってから飲み下す野菜です。肉やパスタと同じ程度の、いや・・・それ以上のボリュームを感じます。

お肉もパスタも美味しかったのですが、それを凌ぐ野菜の存在感に圧倒されたひと時でした。

いいものを味わえました。

加藤登紀子さんの歌声は大好きです。

旅から帰った今宵は、ネットでそれをあらためて聞いてみましょうか・・。

キム唐の震災義援金について

熊本、大分の震災はいまだ余震が収まらず、被災されたかたがたは大変な困難に直面されています。

弊店としてご協力できることはわずかですが、以下のように、お客様のお力をお借りして、微力ながら義援金を送金させていただくこととしました。

 

本年発売したキムチ味の無添加唐揚「キム唐」が、先日の「からあげグランプリ」のイベントで「金賞」を受賞いたしました。

グランプリ

◆からあげグランプリ  主催:一般社団法人日本唐揚協会
総投票数:113,479票 予選エントリー数:670店舗
授賞店舗数78店舗      グランプリの結果サイトはこちらです。

被災地である大分は、俗に「唐揚げの聖地」とも言われ、先日の授賞式の日には、被災しながらもご出席された店舗さんが複数いらっしゃいました。

 

(義援金送金要旨)

やがちゃんキムチは、この「キム唐」を当店サイトでお買い上げの場合、その商品代金の30%を、お客様名で、日本赤十字の震災義援金口座に送金させていただきます。送金後の領収証は、画像を撮ってお客様のメールアドレスにご送付いたします。

(発送から義援金送金、領収証送付まで、10日程度のお時間を頂戴いたします)

キム唐のサイトはこちらです。

ページ内にも説明がございます。

お客様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

震災のお見舞いを申し上げます

一週間前から続く、熊本、大分の地震。

大変な被害に遭われていらっしゃる方々に、心からお見舞いを申し上げます。

続く余震が収まり、一刻も早く平穏な日常が回復されるよう、お祈りします。

また、弊店としても、単独、または種々の仲間組織、あるいは地元商店街などを通じて、微力ではありますが、できるだけのご協力をさせていただくつもりでおります。

そのためにも、引き続き、営業を平常に継続させていただく所存です。

日本のすべてに笑顔が戻るように、心から願います。

やがちゃんキムチ  (有)ワタマン

 

 

ムヒカ氏に学べ

ウルグアイのムヒカ前大統領が来日し、話題を呼んでいますね。人呼んで「世界で一番貧しい大統領」です。

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大統領としての収入のほとんどを貧しい人への寄付に回し、自らは郊外の古い家に住んで、オンボロのフォルクスワーゲンを自ら運転し通勤していたとか。途中、歩いている人を車に乗せて送ってあげたりすることなど日常茶飯事だったそうです。

一国の大統領がですよ。

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そのムヒカ氏が昨年ブラジルで行われた国連の「環境リオ会議」で、小国ウルグアイの代表として最後の最後に登壇し、ほとんど聴衆ゼロの中で行ったその演説の中身が世界中で話題になりました。「今世界中の人が欧米の人と同じように消費したら、それに耐えられる資源が地球に残っていると思うのか!」

誰一人聞いていないガランとした会場に響いたその言葉の数々を、しかし海外の優秀なメディアは聞き漏らしませんでした。

残念ながら日本のマスコミでは当初あまり報道されませんでしたが、ムヒカ氏をテーマにした絵本が日本で作られ、それが16万冊も売れるなど、日本でも着実に「知る人には知られる」存在であるわけです。

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ムヒカ氏は言います。

「民主主義は多数派が政権を取るのだから、多数のための政治をするべきなのです」と。

当然ですよね。

今や日本の多数を占めつつある、「下層階級」。「貧困世帯」。こうした多数派のための政治が行われているでしょうか? 否ですね。
消費税はどんどん上がる、年金はどんどん減る。収入も減る。

そんな中で、ムヒカ氏は日本の現状を憂います。

「日本人は選挙があってもあまり投票に行かないという。それではいけない。同じ志の人が集まって、力を合わせて、運動をしなければなりません。そうしないと、世の中は変わりません。」

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そして有名なこの言葉。

「本当の貧しさとは、経済的な貧しさを言うのではありません。いろいろなものを手に入れて、それで飽き足らずにさらに手に入れたいと思うその心を、貧しいというのです。そして最大の貧困とは、孤独です。」

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今のわれわれは、この方から学ぶことが大きいのではないでしょうか。

なぜ今われわれが毎日あくせく働き、物を作り、物を消費しているのか。

心はどこにあるのか。

心はどこにつながっていくのか。

たとえば、「心」を扱う場所である大学の文学部を無くそうとしている国の一部のかたがたには、心を取り戻していただきたいし、それ以前に、私たち一人ひとりが、「心」とは何かを考えなくてはいけません。

毎日のキムチつくりにおいても、さらに深く考えなくてはならないと思います。

本日のメルマガです

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最後の職人、全て無添加の「やがちゃん」からです
2016.04.08
やがちゃんキムチ
http://umakim.com
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「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、
いくらあっても満足しない人のことだ」

(巻末の 「四方山話」に続きます)

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★無添加チャンジャ 30%増量キャンペーン開始! 14日までです ★

ページ内の増量ボタンを押してお買い物をして頂くと、チャンジャを30%
増量してお届けします!
(必ずボタンを押してください!)
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こんにちは! やがちゃんキムチの矢ケ崎です。

花散らしの雨が降った千葉ですが、まだ桜が元気に咲いています。ことしは長い間
桜の花が見られていいですね。

さて、定評の「チャンジャ」の30%増量キャンペーンが始まりました!
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チャンジャとは、実は「和製韓国語」で、韓国で「チャンジャ」といっても、あまり
通用しません。

「チャンラン」とか「チャンランジャ」というのが普通で、それも、日本で言う
「チャンジャ」とは違うもので、魚の内臓の塩辛の総称として用いられる言葉の
ようです。

日本のように「真鱈」の胃袋を洗浄カットして塩辛にして味付けした「チャンジャ」
は、韓国ではあまり見られないということです。
実際は、日本の焼肉店などで独自に誕生、発展したものなのです。

ですが、この「チャンジャ」は、添加物の多い日本のキムチ業界では、ほとんど例外
なく、「化学調味料の塊」ともいえるような存在でもあります。
私・・無添加のチャンジャに、よそでは出会ったことがありません。
原料の真鱈の胃自体には苦味もあるので、化学調味料でお化粧しないといけない、と
いう事情も手伝っているのだと思います。

そんな中で、やがちゃんのチャンジャは、完全に「無添加」です。

信州生味噌をメインにした生味噌コチジャン中心の味付けで、シンプルで飽きの来な
い、深い味わい。原料の持つ本来の旨みを引き出すように工夫いたしました。
白いご飯にこれほど合うおかずも珍しいです。
よそ様のチャンジャとぜひ、比べていただきたいと思います。
チャンジャとは、これほど自然で美味しいものなのです。

ページ内の「増量ボタン」を押してからお買い上げいただくと、30%増量してお届け
いたします。本日より14日までです。

200gなら260gに。500gなら650gに。1キロなら1.3キロに!

ぜひ、無添加チャンジャの世界をたっぷりご体験ください!
http://www.umakim.com/chanja-kimuchi/

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さて、皆様に投票ご協力いただいた「唐揚げグランプリ」ですが、今月の18日に結果
発表があります。

マスコミが10数社取材に来る中で、「目黒雅叙園」で発表されるということです。

私もその発表会に出席しますが、果たして栄光の「金賞」が取れているかどうか・・。
まだわかりません。

取れたら、「金賞記念セール」を行います。
いや・・・
取れなかったとしても、「残念セール」でもいいですね。

18日はもうすぐ・・。ドキドキします・・!!

無添加キム唐は、本当に美味しい唐揚げです!
http://www.umakim.com/kmk/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

《 お奨め3品 》

★白菜キムチ頂。春白菜が美味しくなりました。腸内環境浄化にもいいですよ!
免疫力増大! 冷蔵庫に常備してください!
http://www.umakim.com/betu.html

★国産パクチーキムチ、人気です! うーーん。やめられない!
http://www.umakim.com/pakuti/

★お得な7品キムチバイキング! あれこれ選んで、7品で6468円!
http://www.umakim.com/viking7/

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《四方山話》

ウルグアイの前大統領の、ホセ・ムヒカ氏が来日しました。

ムヒカ氏のことは、不思議なほど日本では報道されて来ませんでしたし、私も最近まで
こんな大統領が他国にいたという事実を知りませんでした。

ボロボロの愛車で郊外の自宅から政府に「通い」、給料の90%は福祉団体に寄付し、
貧しい人々に善政を敷いた大統領。
「世界で一番貧しい大統領」といわれ、国民から愛され、任期満了で惜しまれながら
退任されたということです。

世界の資源は有限です。

有限の資源の中で、「足ることを知る」生き方をしなければ、人は他人や他国から奪わ
なければ生きていけなくなる。

そうなれば、奪うための「戦争」が始まります。
戦争は、わずかな勝者と大多数の敗者を生みます。
戦争とは、実際の戦いばかりではなく、経済戦争も含みます。
今、世界中が、この「戦争」状態になり、多くの敗者が悲鳴を上げています。

この矛盾に真っ向から立ち向かった勇気あるムヒカ氏。

こんな政治家が、日本にいたら・・・と思うのは、私だけではありませんね。

尾崎放哉(おざきほうさい)の俳句に

「爪を切ったゆびが十本ある」

というものがあります。

神様は、指という便利なものを10本も人間に与え、おまけにその繊細さを守る爪
まで指先につけてくれた。おかげで人はものを作り、生み出すことができるように
なった。
これに感謝しなくてどうするんだ・・という句ですね。

だから人は指を合わせて、神に感謝の祈りを捧げるのでしょう。

足ることを知る人生・・・送りたいですね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それでは、よろしくお願い申し上げます!

公式ブログも、更新続行中です
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フェイスブックもよろしくお願いします
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(このお知らせは、やがちゃんキムチ本店サイトでお買い上げのお客様に
お出しいたしました。今後お知らせメールがご不要の方は、このまま
ご返信くださいませ。次回以降の配信を停止させていただきます。

有限会社ワタマン  (やがちゃんキムチ)
http://www.umakim.com
メール   yagachan@gmail.com
〒277-0062
千葉県柏市光ヶ丘団地4-200-1-12
TEL&FAX 0471-71-5701

勝手な「柏近辺味比べ」

前回のブログから大分時間が空きました。

ショップが書くブログとは

ネットショップを営む者が書くブログは、ネットショップへ顧客を誘うことを目的として書かれることが多いです。また、意識してショップの検索順位を上げることを狙う場合も多いようです。

ですが、私は従前からそういう姿勢が好きではありませんでした。

ショップはショップ。ブログはブログ。何か商売上の魂胆があって書く記事は、それなりに見え透いたものになりがちです。そういうものは書きたくない。考えるところを自由に書くブログでなくては、書く方も読まれる方も面白くないでしょう。
ですので、今までもそうですが、今後はさらに自由にあれこれ書いていこうと思います。

さて、今日は「味」の話です

私、こういう商売をして数十年経ちますが、自分の味覚を磨かなくてはと思い始めたのは、そんなに昔のことではありません。若いころは、繊細な味など分からずに、ただ「ウマイ」を思うものをバカスカ食べていたような気がします。化学調味料でも添加物も何でもござれ。いわゆる、「悪食」の部類だったのかもしれません。

薄味に慣れたおかげで

それが、なぜ今のようになったのか・・・そのきっかけは何だったのか・・・。よく思い出せないのですが、ひょっとしたら、心臓の発作を十数年前に起こした時、お医者さんに「塩分や化学調味料は血圧を上げるから控えなければいけないよ」と言われたことかも知れません。

自然と食事が薄味になり、化学調味料の味が気になるようになり、自分の作るキムチも無添加になり、外で食べるものにも注意するようになりました。

人にお薦めできるようになりました

以前は私の薦める食べ物は必ずしも受けがいいものばかりではありませんでしたが、ようやく最近、人様に自信を持って、「これは美味しいよ!」と言えるようになった気がします。

口が、つまり味覚が厳しくなったような気がします。

キムチのタレを作る場合でも、数十種類の素材を使うので、たまにある素材の分量を間違えることもあります。以前ならそれをそのまま分からずに出していたのですが、最近は出来上がりに試食すると、「あ、あの量を間違えた!」と大体分かるようになりました。

そういう観点で、今、地元の千葉の柏周辺の地域で体験した店の中に、「あそこは美味しいよ」と自信を持って言えるお店がいくつあるかな・・・?と考えます。飲食店の数はそれこそ数百、いや、もっとあるのでしょうが・・。もちろん、自分の店以外に、です。

柏近辺味のあれこれ

たとえば、蕎麦。蕎麦は、今のところ2件だけです。松戸八柱のおば田さんと、流山駅近くの無名庵さん。

焼肉。人気のともさんかくさんは、なかなかです。経営者はまだ20代ですが、研究熱心です。

パン。松戸のZOPFさんの生地はいいですね。揚げパンの生地が特にいい。

駅蕎麦では、我孫子弥生軒さんの大型唐揚げは圧巻ですね。

ラーメン・・・お店は多いのですが、無いのですよね。ラーメンなら、どうしても、30キロ離れたうちの姉妹店の「やがちゃんキムチ安食店」の「やがちゃんラーメン」を挙げてしまいます。えこひいきかも知れません。ですが、あの辛味スープと生めんの味わいは、どこの行列ラーメン屋さんより、美味しいと断言できます。

キムチ。すみません。これだけは、他にありません。わが、やがちゃんキムチです。
無添加は当たり前と言うところから出発していて、いかにその上で美味しくするか、その工夫を数重に重ねています。もちろん、まだまだな部分はあります。そこを今、改善中です。

唐揚げ
私、実は唐揚げはあまり好きではありません。すぐに胸焼けし、一粒あればたくさんなのです。
でも、うちの「キム唐」だけは、毎日でも平気です。
食べ過ぎないように注意していますが、どうしても毎日数粒、「試食」という名目で食べてしまいます。

うなぎ・・・もつ焼き・・・焼き鳥・・・・パスタ・・・
まだ思いつきません。

カレー店も多いのですが、まだ挙げられないです。

寿司。回転チェーン店ですが、銚子丸さんは、かなりハイレベルですね。

もっとあれこれ見て、味わって行きたいです。

 

 

みんな「おまけ」が大好きです

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上野のアメ横で有名な、「お菓子のおまけ屋さん」。志村商店さんというらしいです。

「テレビ見た人手を上げて! はいー、おまけだよ! はい、チョコもおまけ、アメもおまけ、ビスケットもおまけ、これもおまけ、あれもおまけ・・」といいながら、どんどん袋に入れていきます。

「はいーーー、これでも1000円! いや、もうひとつ、はい、ふたつおまけ! それでも1000円!」
というように、おまけのお菓子をどんどん入れて、手を上げたお客さんに1000円で売る・・・

お客さん、「おまけ」が大好きですね。

さて、やがちゃんキムチも、年の二度の大おまけセール中です。

3000円お買い上げごとに、お好きなおまけ商品を選んでもらえる。大人気のセールです。

今回はなんと、今をときめく、あの「キム唐」もおまけに入っています!

おまけ一覧は以下のとおり!

  《おまけ商品》(価格は税込みです)

1)白菜キムチ 頂 300g簡易パック入り(定価1004円)
2)甲羅なしケジャン 100g(定価950円)
3)マイルドヤンニョムジャン400g(定価950円)
4)チャンジャ200g  (定価1069円)
5)プレミアカクテキ(大根キムチ) 500g (定価972円)
6)有機ねぎキムチ 300g(定価950円)
7)オリーブ七味 160g(定価777円)
8)キム唐(唐揚げ用肉)350g (900円相当)

これが、3000円お買い上げごとにひとつずつもらえるのだから、これはお得。

28日までです。お忘れなく、どんどんおまけをもらってください。

こちらからどうぞ!

KED 開催!

先週18日の金曜日、「KED」という催しを主催しました。

KEDとは、「唐揚げ エンターテイメント デザイン」(KARAAGE ENTERTAINMENT DESIGN)の英語の頭文字です。

有名な「TED」(テクノロジー~~^)や、1月に参加した「PED」(ピースト~~)のもじりだといわれますが、そのとおりです・・。

ただ、唐揚げがテーマではありません。

もちろん、懇親会のメインメニューは「唐揚げ」でした。ですが、スピーチのテーマは、「私の生き方」です。

参加16名。いつものネット勉強会のメンバーが12名で、地元の光ヶ丘商店会や、お客様から4名です。やがちゃんキムチの真向かいの建物内にできた、新装のコミュニティスペースを使わせていただきました。

16名が、30秒の紹介、入場テーマソングとともに入場、9分間スピーチ、そして評価コメントと、時間割に沿って、都合3時間、ノンストップで行いました。

3時間の間、全員が集中して参加。片時も息つく間もない、濃厚な時間でした。

終了後は、キム唐やホールタトリタン、サムゲタン、キムチなどで、大懇親会。地元の方とネット関連の方もすっかり打ち解けて、また新たな交流の輪が広がりました。

やがちゃんキムチは、ネットのキムチ店であると同時に、地元の商店街の一員でもあります。
「朝市」などにもでております。

ネットでも店舗でも、まったく姿勢は同じです。

おいしく健康なものを、笑顔でご提供。

このKEDを契機に、さらに大きな笑顔を広げたいと思います。

キムチは「お金儲けの道具」ではなく、「哲学のある作品」です

やがちゃんキムチは、無添加のキムチを作り、実店舗とネット通販で売るキムチ屋です。

商売ですから、たくさん売れたほうがいいに決まっています。

そのための勉強もかなり積んで来ました。
(実際、そういうネット通販の勉強会も主宰しています)

ですが、実際には、広告宣伝にお金はまったく使っていませんし、SEOという、ネット検索で上位に表示されるような手法の実践もほとんど行っていません。

なぜか・・?

理由は単純に、二つだけです。

1)実質一人で運営しているので、忙しくてそこまで手が回らない。

2)たくさん売ることがいいことだと、実は思っていない。

以上です。

やがちゃんキムチが関心を持つのは、

たくさん売ったり利益を上げたりすることではなく、自分で作るさまざまの形のキムチという「作品」を、お客様に喜んでいただけるか否か、その一点なのです。

その結果としてたくさん売れて儲かるなら、それはそれでもちろん嬉しいです。

ただ、品質を落として原価を下げたり、添加物を入れたりすることは、絶対にいたしません。

それを行う時は、やがちゃんキムチが無くなるときです。

無添加を貫くということは、こういう覚悟がなくてはできないことだと思います。

あらゆる誘惑が、食品製造にはつきまといます。「こんな高価な食材を入れなくても、味は大して変わらない」とか、「少しくらい化学調味料を使ったってわかるはずがない・・・」とか。

その誘惑を敢然と断つには、キムチ屋の目的を「売り上げや利益」に置いてはいけないということです。

まず、哲学を。それがない会社や人が食品を作るから、間違いが起こるのだと思います。

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震災後5年で考えること

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あの日・・・

あの日、所要で店の裏口から出ようとした時に、建物が軋みだしました。

掛けっ放しだったラジオから、女性のキャスターの悲鳴に近い声が聞こえてきました。

揺れは大きくなり、よろけながら戸外に出て、そこにあった自分の車のボンネットにつかまろうとして、車が飛び跳ねるように上下に揺れていることを知りました。子供の泣き声が聞こえ、電線が撓み、金属音が激しく響きました。2分間もそれが続きました。

柏は震度6弱でした。

あの日を境に、世の中の色が変わりました。

ただ物を作り売っていただけの時代が終わりました。

「悪いことをしないだけでよかった」時代は終わり、何か人のため、社会のために「よいことをする」時代に入ったと思いました。

それから今日で5年

私たちは、どう変わったでしょうか。変われたでしょうか。

毎年この日を迎えるたびに、それを思います。

震災後約半年間、売り上げの一割を毎日郵便局から義援金送金し、何度か東北の諸施設にキムチをお送りし、やがちゃんキムチの「直接的な震災支援」は終わりました。

世の中のためにもなっていると自信を持って言えるキムチを

直接的な支援は終わったのですが、5年間、品質にうそはつかないということは守り抜いてきました。

無添加で体に安心な製品だけを作ること。

決して手抜きはしないこと。

より一層の美味を目指すこと。

このようなことを、頑なに守ってきたつもりです。そしてそのことこそが、大きな意味での震災支援につながり、さらには回り巡って、自分の生き方に意味を与えてくれて来たのだと思います。

美味しいもの、安心なものを食べるだけで、人は心を和らげることができます

たかがキムチではありますが、いや、たかがキムチであるからこそ、この道を外れずに、この先も地道に進みたいと思います。

世の中のためにもなっていると自信を持って言えるキムチを。

それを作り続けること事が、やがちゃんキムチがこの国に存在する理由であると思います。

 

 

味付けに計りは必須です!

 

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家庭用のデジタルはかり、持ってますか?

1g単位で1キロか2キロまで測れるものが、1000円台で買えますので、ぜひ台所に常備してください。なぜかというと・・・・

◎料理に使う調味料の量を正確に測るためです!

料理に使う砂糖、塩、醤油、酢、酒などの基本の調味料の量を、あなたはどうやって測っていますか?
目分量?
手の感覚?

はい、それもいいです。慣れた主婦の感覚は、若い職人の腕よりはるかに頼りになります。

それでも・・・それでもなお、言いたい。「やっぱりはかりで計ってください!」と。

なぜかというと、「閾値」ということがあるからです。

閾値とは・・

たとえば、お汁粉に入れる砂糖の量が、50gのときと100gのときの甘さの違いは、100gのほうが2倍甘いと思いますか?

これは、2倍ではありません。

味の感覚というのは、味の素材がある一定の量に達するまでは、人間の脳で感じないのです。

ですから、このお汁粉の場合、5gや10gでは、「甘さゼロ」と判断してしまいます。

ひょっとしたら、50gでもほとんど甘みを感じないかも知れません。

ある時点で、甘さを感じるようになる・・・それがこの場合に言う、閾値です。

閾値が40gだった場合、50g程度では「ほのかに甘い」程度で、100gの場合は、「断然甘い」ということになるでしょう。
閾値が60gだった場合、50gでは「まったく甘さがない」ということになります。ですから、100gの場合の甘さは、50gの場合のときの2倍、ということは、無いのです。

ということは・・・

閾値を超えると、少しの量で味はものすごく変わってしまうのです。

だからこそ、「正確に計ること」が必要になるのです。

閾値はそのつど変わる

味の閾値は、素材の組み合わせや入れる順序でも違ってきます。

塩を入れると甘みが逆に強く感じられるとか、最後に入れたほうがその調味料の味を強く感じるとか・・・・味の世界は、不可思議な現象が盛りだくさんです。

こういう不可思議な現象を経験的に知っている人こそ、熟練の主婦や職人さんでしょう。

ですが、その経験を踏まえた上で、実際に調味料を使う段になって、きちんとはかりで計る。

ほとんどのプロの職人さんは、どんな場合も、それをしています。

私も、必ず計ります。

知っているからこそ、計る。

計ってくださいね。

 

商店街って・・・・。

二つの商店街があるのですが・・・

やがちゃんキムチ柏本店(私のいるお店です)は、千葉県柏市の「光ケ丘団地」というURの団地の中の商店街の中にあります。

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商店街といっても、小さな小売店やサービス店が13あるだけの本当に小規模なところです。
ただし、アーケードや駐車場もあり、それなりに便利なのです。
しかし、商店街としての活動はほとんどありません。店主は団地に住むのではなく、他の地域から「通い」の人ばかりです。

一方、この団地商店街を取り囲むように、団地の外には、別の商店街があります。

こちらは約70店舗。歴史も古く、地域住人の商店主が多く、活発に売り出しやイベントの活動を行っています。
でも、アーケードも無いし、70の店は地理的にまとまらずに点在しています。駐車場もありません。

長所と短所を合わせて、長所を二倍にしよう!

つまり、

◎団地の中の商店街は立地がよく便利だけれど、商店街活動は貧弱

◎団地の外の商店街は、立地条件は悪いが、商店街活動は活発

なのです。

そこで双方の商店街の有志が相談し合って、今、「合併」の話が出ています。

互いの長所と短所を合わせて、いいところを伸ばしていこう、と。

つまり、1とマイナス1を合わせて、ゼロではなく、2にしていこう、ということです。

基準はお客様!

変なムラ意識を出さずに、また、「どっちが得か損か」、ではなく、「どうしたらお客さんが喜ぶか」を基準にしよう、と話し合っています。

もちろん、「勝手にすすめるな」とか、「面倒だから今のままでい良い」という意見もあります。

ですがあくまで、基準は「お客様視線」で。

「お客さんが喜ぶこと」ができる商店街に!

それでなくては、商店街の意味がありませんね!

タタンカ村で、ホールタトリタンパーティ!

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先週の金曜日の夜は、原宿の「悟空」さんのオフィスで、「タタンカ村」主催の

第二回の「ホールタトリタンパーティ」でした!

参加者さんは、総勢14名。今回は、ホールタトリタン5羽と、キム唐(キムチ唐揚げ)を5キロ分! それに、白菜キムチ頂、赤ねぎキムチ、チャンジャ、ぜんまいナムル、甲羅なしケジャン、オリーブ七味など、キムチ類もたっぷり!

それでも、すべて食べつくして頂きました!

キム唐は私が連続で揚げたのですが、1回にできるのがせいぜい10個ほど。
その10個を次は誰が食べるか、じゃんけんでの争奪戦まで繰り広げられました。

和気藹々、にぎやかに飲んで食べて、皆さん大満足。

こちらは、「悟空」の岡空代表が主催されている「タタンカ村」で、善意の人々が集う場所なのです。
こうしたパーティや、さまざまのセミナー、演奏会、トークショー、諸相談会、また、足つぼマッサージ会など、いろいろなイベントが行われています。

人がその人らしく振舞え、善意が集まるタタンカ村です。宗教色や政治色は一切ありません。

村民になるのは無料です。ホームぺージ、ご覧くださいね。実は私も、村民の一人です!

 

 

最近のうまーーーーー写真!

気がついたら本日はバレンタインデーですね。

チョコをもらわなくなって久しいですが、私の周りにはチョコ以上に美味しいものがあふれています。

最近撮った、美味しい写真です

向かいのスーパーで買った特売の鍋焼きうどん。
アルミの簡易なべになっているあれですが、そこに、卵を落として、キム唐を乗せてみました。

うまーーー。

チェーン店のラーメン屋さんではあまり食べませんが、ここ松戸の「珍来」は、お気に入りのひとつです、。

このうま煮そばは、行くと必ず食べます。

まずますの、うまーーー。

うなぎの通販で名高い、「浜名湖山吹」さんが、蒲焼を送ってくださいました。

以前からこちらのうなぎが最高だと思ってきましたが、相変わらずの美味しさ。
ふっくら柔らかな肉質。増粘剤を入れない無添加のタレが特にいい。

超うまーーーーー。でした!

店での昼食用に自分で作った、「あさりチャーハン」。

味付けは塩と「丸大豆醤油だれ」だけです。具はねぎ、にんじん、卵、あさりです。

かなりの、うまーーーーー。

最近、「アマゾンプライム」で、洋画や邦画をよく見ます。

オリーブ七味をつまみに、芋焼酎のロックをちびちびやりながら。

うまーーーー!

親しい友人が送ってくれた、秋田名物きりたんぽ!

比内鶏つきです。(鶏肉は鍋の底です)。

激うまーーーーー!

 

美味しいものを食べるために、また明日から、美味しい無添加キムチを作ります!

 

2月16日まで、送料半額キャンペーンです!

やがちゃんキムチ、昨年2月に、上記のような画像から始まる新ページにいたしました。

そのリニューアルから1周年。おかげさまで、大変忙しくさせていただいております。

もちろん、無添加美味の絶対コンセプトは変わりません!

   送料半額キャンペーン!

リニューアル1周年を記念しまして、「送料半額キャンペーン」を開催いたします。

本日(2月9日)から2月16日までの1週間、すべての商品送料が半額となります。

 

   ★送料半額キャンペーン (2月16日受け付け分まで)

5000円までのお買い上げの場合、通常は送料が800円ですが、それが400円に!
5000円以上お買い上げの場合、通常は送料が400円ですが、なんと200円に!
  (沖縄のみ、600円、400円です)
1万円以上お買い上げは、送料無料です。

先日付配送は1ヶ月先までお受けします。

どうぞご利用ください! やがちゃんキムチはこちらです

 

 

キムチの酸味について

キムチの酸味について書きますね。

キムチは保存しておくと徐々に酸っぱくなります。

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(酸味がないキムチも、あるキムチも、私は両方大好きです。)

酸っぱいキムチがお嫌いな方も多いので、「酸味が出たものは腐っている」と誤解されがちです。

ですので、ここでまとめておきましょいう。

1)野菜のキムチが酸っぱくなるのは、糖分の乳酸発酵のせいなので大丈夫!

これは、野菜の「糖分」がキムチの乳酸菌で分解されて、「乳酸」と「酢酸」と「炭酸ガス」が生まれることから起きる現象です。酸味の正体はこの「酢酸」、つまり酢なので、酸っぱくなっても、腐っているわけではありません。また、炭酸ガスが出るので、キムチを入れた袋が膨らんだりするのです。

むしろ、「正しいキムチ」の場合は、発酵により旨みもどんどん出てきますので、よりおいしくなるのです。無添加キムチが酸っぱくなったものを、白いご飯と一緒に頬張る・・・・ああ、たまりませんよ!

やがちゃんキムチの野菜系キムチの賞味期限は、この酸味が出る目安の日付で設定しています。ですから、実際は期限が切れても、まだまだ大丈夫なのです。

私自身、この30年間、自社製品でキムチが腐ったものを見たことがありません!

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2)肉や魚が酸っぱくなるのは、たんぱく質の腐敗のせいなので、ダメ!

同じ微生物による分解でも、たんぱく質が分解すると、発酵ではなく、腐敗となります。ですから、肉や魚に酸味を感じ出したら、食べないほうがいいですよ。

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3)人工的に酸味を加えたらどうなのか?

ここが問題なのです。

キムチに、最初から添加物で酸味を加えてしまう製法があります。クエン酸などの酸味料が多用されます。これはなぜでしょうか?

これは、「素材が貧弱で正しい発酵が期待できないので、最初から酸っぱくしてしまい、発酵自体を止めて賞味期間を延ばす」ということを狙っているわけです。

こういう「偽酸味」のキムチは、つまり、発酵による旨みの増加も期待できません。
ならばどうするか・・・そうです。だから、添加物である化学調味料で旨みの演出をするのです。
さらには、品質の均一化を図るために、PH調整剤などで、味を固定させてしまいます。
こうなるとキムチは、食べ物というよりも、「工業生産品」ですね。

 

◎結論です

 

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正しく作られた無添加のキムチは、乳酸発酵で自然と酸味が増し、旨みも増す。

添加物で酸味を加えられたものは、そのような醍醐味は期待できない。

醍醐味の醍醐とは、「チーズ」の漢字呼称です。

乳酸発酵の代名詞、チーズのように、自然の恩恵に浴するものを頂くことこそ、人生の醍醐味のひとつですね!

 

 

目標を持たない生き方がいい

1月30日夕刻から、「PED」 という催しに参加してきました。ped

Peacestrategy  Entertainment  Design  略して PED です。

Youtubeで有名なトークイベント TED のもじりのようですが、今回で2回目。
場所は青山の「ウィメンズプラザ」の大ホール。

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そこに、100人近い聴衆を集めて行われました。

8人のスピーカーが10分ずつ、「好きなことをし続ける生き方」というテーマで、それぞれの経験や考えを語りました。

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尼僧漫画家で「仏様カード」で有名な悟東あすかさん、売れっ子声優の有野いくさん、タタンカ村という「善意の村」の活動を進める岡空俊輔さん、「戦わずして勝つ」のコンサルティングをする小川景久さん、集客コンサルタントで地位を確立した荒木学さん、アスペルガー症候群のコンサルタントとして活躍する吉濱ツトムさん、健康運動指導士の黒田恵美子さんら、各界の第一人者がスピーカーを勤めたのですが、不肖私も、キムチ界を代表して(?)スピーチさせていただきました。

テーマは、

 「目標を持った生き方をやめよう」

という、ちょっと変わったコピーでやりました。

正確に言うと

「目標に縛られると、その達成のために手段を選ばなくなりがちで、時として本末転倒になるから、そこを気をつけていきましょう」

ということです。

極端な例ですが、「平和実現のために戦争をする」ということがいい例です。

それより、目の前の課題をひとつひとつ真摯にこなしていくことで、方向性を見誤らずに進めるのではないか、と思います。

うちのキムチの例で言うと、目の前のお客様に喜んでいただけるように、素材選び、素材の調理方法、ヤンニョムの選定、パック形態の選定、などのすべての段階で、とにかく全力を尽くす。どこにおいても手抜きをしない。

たとえば、無添加を守ることは、「まず無添加であることを目標におく」という順序ではなく、各段階で全力を尽くせば、自ずと無添加になっている・・・・・ということなのです。

そんな事を、慣れない立派な舞台上で、照明を浴びながら10分間しゃべってきました。

終了後、聴衆の方も半分以上が残って、居酒屋さんで大懇親会!

楽しかったです!

 

 

それを入れちゃあおしまいよ!

映画「男はつらいよ」。全48作の名シリーズ。

この中で、寅さんが何度も怒ります。
「おいちゃん」と口喧嘩し、「てめえなんか、もう出て行きやがれ!」と言われたときのことです。

それを言っちゃあおしめえよ!

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「おいちゃん!! それを言っちゃあおしめえよ!」と吐き捨て、寅屋から出て行ってしまうシーン。
何度も見ますよね。

ところで私、外食に行って、カウンター越しに調理人さんの作業を見るのが好きです。

ラーメンや中華料理の店では、オープンキッチンで見やすいところが多いですよね。

そんな時に、「あの白い粉」を料理に入れる瞬間を目撃した時、独り言でつぶやくんです。

「お兄さん。それを入れちゃあ、おしまいよ!」と。

はい、そうです。
白い粉とは、化学調味料のこと。

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化学調味料は、本来の味と関係のない物質(さとうきびとか、でんぷんとか)を化学的に変化させて、人が旨みと感じる成分にして商品化したものです。

ですから、昆布やかつおの旨みの化学調味料には、昆布もかつおも入っていません。
「それらしき偽物の味の物体」が入っているだけです。

この偽物の物体の力は強く、一口目からその味で食べる人の口を覆います。
そして、すべての料理をその味で隠すのです。

いくら天然の素材を使っても、一粒でも化学調味料を入れたら、素材の味の上に、化学調味料の味が来ます。化学調味料というのは、そういうものなのです。

ダメですよ。

お店もダメ。ご家庭でもダメ。使ったらダメです。お料理が下手になります。食した人の味覚は麻痺し、偏食が進み、健康にもよくありません。

そうです。

「それを入れたら、おしまいよ!」

自然のもので作った穏やかな味わいのものを食べて、喧嘩せずに穏やかに行きましょうね。

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千住ネギのあれこれ

葱(ネギ)は日本中で年間食べられる、代表的な野菜の一種ですね。

関東は千住ネギ 関西は九条ネギ

でも、関東と関西では葱の種類が違うのです。

関東は、長くしっかりした、いわゆる「長ネギ」で、主に白い部分を食べます
千住ネギともいます。

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関西は、青い葉の部分を食べる、「九条ネギ」が主流ですね。

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なぜ千住ネギと呼ぶかというと・・・

あの「北千住」のある、足立区千住で取れるから・・・というのは間違い!

でも、千住の町は関係あります。
ご存知のとおり千住の町は江戸時代の宿場町で、江戸の北の入り口でもあったのです。

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地方で取れた野菜も集まり、特に、ネギの専門市場があり、大量のネギが集荷されていたのです。

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千住にも語源があり、そのさらに昔、この地域を流れる川のほとりに「千手観音像」が流れ着いていたという伝説から、千手、千寿、千住・・となったのだそうです。

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その、関東の千住ネギ。

独特の香味と食感で、食卓に欠かせませんね。

そこで、キムチ屋の本能が湧き出て、専用のヤンニョムを作って、キムチにしてみました

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千葉のネギの名産地、松戸の長ネギを使いました。

タレには、長期にわたり継ぎ足しで作ってきた、にんにくの醤油漬けの醤油だれをベース味として使い、そこに無添加のヤンニョムジャン、清酒、唐辛子を加え、独特の香りと繊細な味わいを持つ、「香味野菜のキムチだれ」として採用しました。

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我ながらよくできました。

千住ネギ、美味しいですね。

 

サザエさん症候群から脱け出すために

サザエさん症候群とは

サザエさん症候群という言葉があります。

毎日曜日の夕方にテレビで放送される「サザエさん」。人気の長寿番組ですね。
その時間になるころに、翌日から始まる新たな週に対して、不安を感じる症状のことを、こう呼ぶのだそうです。

腸内環境が影響する!

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その「サザエさん症候群」と「腸内環境」との関係を調べたユニークな研究があります。

順天堂大学の小林弘幸教授と、ヨーグルトメーカーのダノンが共同で行った研究で、結果、「腸内環境の悪い人には、サザエさん症候群が多い」、という結果だったそうです。

「腸は第二の脳」といわれるように、精神状況と腸内環境は密接に関係しているわけですね。

そして、ヨーグルトメーカーの研究らしく、結論は「腸に届く乳酸菌を多く含むヨーグルトと、繊維質の多いものを一緒に摂る」ことを推奨しています。ヨーグルトとキウイフルーツの組み合わせは最強だとか。

ヨーグルトも、すべてがいいわけではない

ちょっと待ってください。

ヨーグルトの場合、以前にもこ ブログで何度も書いてきていますが、

◎ヨーグルトなどに含まれる動物性乳酸菌は腸に届く前に、胃酸でほとんど死滅する

という残念な事実がありますね。

そこで各メーカーが最近、特殊加工して、胃で死なない乳酸菌入りのヨーグルトを開発しています。このあたりは、よく選ばないといけないですね。

キウイフルーツも、常に冷蔵庫にあるとは限りませんし、お嫌いな方もいらっしゃるでしょう。

ということで、気がつくこと。

そう、キムチです!

そう。

キムチ。

何度も書いてきていることですが、

◎魚介塩辛を豊富に使う無添加キムチは、そこに含まれる多量の動物性乳酸菌に触発されて、白菜などの野菜が乳酸発酵し、植物性乳酸菌が大量に生まれる

のです。

そして、白菜などの野菜は豊富に繊維質を含みます。

ですから、無添加の本格キムチを食べるだけで、多量の植物性乳酸菌と繊維質が同時に摂れるわけです。

もちろん、すべてのキムチがいいわけでもない

ただし、諸処の添加物が含まれるキムチは、この限りではありません。添加物により乳酸菌が死んでしまうことも多いかと思われます。(保存料やPH調整剤が特にそうです)

また、魚介塩辛を使わない簡易的なキムチや、使っても微量のキムチも、その限りではありません。

・・・・

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真面目な無添加の白菜キムチ。 (この画像は、「白菜キムチ頂」です。)

常食して、サザエさん症候群から脱出しましょう!

 

銃を取るのは凡人の策

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毎年正月に大間のマグロを高値で競り落とす、「すし三昧」の木村社長。

こんなこともやっていたのですね。

http://hbol.jp/77365

ソマリア沖で海賊行為を行っていた住民たちを説得し、船と冷蔵庫を与え、マグロ漁法を伝授し、獲れたマグロを全量買い取るということをここ数年続けているそうです。

一銭の税金も使わずに、自力でやっているとのこと。

当然赤字だそうですが、国を挙げてやるのならともかく、私営の会社でここまでするという例があったでしょうか?

そして、年間300件あった海賊行為は、とうとうゼロになるに至ったそうです。

軍艦を派遣して海賊警備に当たるよりも、はるかに頷ける方法です。

銃を取るものは、銃で滅ぼされる。

勇ましい言辞で若者たちを戦場に走らせ、命をまるで国の道具のように浪費させる・・・

そんな国に未来はありません。これは古今東西の歴史が証明してます。

そんな策は、凡人、いや、愚人の策です。

 

木村社長の勇気と英断を、少なくとも日本政府は見習っていただきたい。

日本にもこういう英傑がいるのですね。

同じ食の世界に携わる者として、うれしく思います。

キムチ唐揚げを焦げなくしたのは発酵の力

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苦労していた「キムチ唐揚げ(キム唐)」がようやく発売できました。

国産鶏もも肉に、無添加ヤンニョムジャンを絡めた商品です。

片栗粉をまぶして揚げるだけですが、開発の苦労は相当のものでした。
とにかく、揚げるとすぐに「焦げる」のです。
タレの唐辛子、しょうゆ、味噌などが反応して、焦げるのはどうしても避けられませんでした。

ここを一気に解決したのが・・・

発酵の力

でした。

タレにはもともと、清酒、みりんが加えられていますが、その量を調整して、よりタレの発酵を促すようにいたしました。
ヤンニョムジャンには大量の魚介類(アミエビ塩辛、ホタテ、あさり、牡蠣)が含まれており、ここに含まれる乳酸菌に作用して、さらに発酵がすすみます。

タレに絡められた鶏肉にも変化が起こり、ある時間を熟成させると、

◎より熟成が進み、旨みが増す

◎やわらかくなる

◎揚げても焦げにくくなる

ことは突き止めたのです。

タレを絡めてすぐに揚げると焦げますが、時間がたてばそれが嘘のように焦げなくなります。
これは衝撃でした。

発酵の力は、何とすばらしいものでしょうか。

あらためて感じた商品開発でした。

思い起こせば、うちで作ってきた「キムチのタレ(ヤンニョムジャン)」が「腐ったこと」や「カビが生じたこと」を、30年の経験の中で見たことがないのです。

冷蔵庫の中には、数年前に作ったタレをサンプル的に保管しているのですが、何年たっても、腐りません。それどころか、どんどん旨みが増してきているように思えます。
こういうものを商品としてはお出ししませんが、個人的に楽しんではおります。

発酵の力を、あらためて感じた次第です。

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味付けの悪の循環(化学調味料)は避け、食の善の循環を

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お醬油や塩、味噌、どういうものをお使いですか?

日本の基本的な調味料ですから、スーパーの棚に並んでいるものはどれも「安全」であるのは間違いないですが、こういう調味料ですらも、ラベルの「原材料表示」を確認する癖をつけていただきたいです。

お醤油なら、「新味醤油」「うまみ醤油」「だし醤油」というような、ちょっと変わった名前をつけたもの。

塩なら、「アジ塩」「エンリッチ塩」というような名前をつけたもの。

味噌なら「だし入り味噌」のようなもの。

これらはすべて、「化学調味料」入りです。ラベルには、「調味料(アミノ酸等)」というような記載が必ず成されています。

日本の誇る天然調味料に、わざわざ人工的に化学抽出された化学調味料を加えて、より「旨み」を出し、さも高級なものであるかのように装っているものです。

ここで、味付けに関する間違いのない事実を大きく記載しておきます。それは、

一粒でも化学調味料を加えれば、その食材の味わいはすべてその化学調味料の味になる

という事実です。一粒でそうなります。

化学調味料の味わいは、素材の天然の味と関係なく、素材を「一番上から覆い」、その食材の味になってしまいます。

人が食べて「旨い」と感じるグルタミン酸などのアミノ酸の味を化学的に合成した味で、その食材の味のすべてを覆うのです。繰り返しますが、一粒でも使えば、必ずそうなります。

それは、表現を変えれば、

天然の味わいなど、そのどこにもない

ということになってしまいます。あるというのなら、それだけで出すべきです。

日々食しているそのメニューの味わいが、ひょっとしたら化学的な物であるというその事実。

妙な名前の醤油や味噌や塩を使うだけで、そのメニューももちろん、そうなってしまいます。

化学的な味わいは味覚を麻痺させ、さらに刺激を欲するようになり、行く行くは、糖尿や高血圧などの症状にもつながるとされます。

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精神的にも不安定になるのではと私は思います。

このような「食の悪の循環」は、ぜひとも絶ちたいものです。

旨みは、自然が人間にご褒美として与えてくれたもの。

それを頂き、「本当の味わい」を知り、本物の美味しさを味わって健康になる。

味噌や醤油は、世界に誇る日本の伝統的な発酵調味料。
それだけで十分な味わいを出せるはずです。

食材の自然の味わいを生かし、穏やかな味付けで、適量だけ美味しく頂く。

本当に穏やかで美味しいものは、人の心をも和らげます。

食の仕事を長らくしくしてきた私は、喧嘩していた人たちが、美味しいものを食べて心を落ち着かせ、笑顔で分かり合うというシーンを、この目で数限りなく見てきました。

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そういう食の「善の循環」を、ぜひ作り上げていただきたいと思います

キムチ唐揚げ?

昨年から暇があればトライしていた事があります。
失敗ばかりしていたので、人にはお伝えしてきませんでした。
ようやくうまくいきそうになって来たので、今現在の状況でお伝えしますね。

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それは、「キムチ唐揚げ」なんです。
鶏の唐揚げにキムチのヤンニョムジャンの味がついていたらどうか・・・。

出来た唐揚げに「ヤンニョムジャン」をつけるのでしたら、間単にすぐに出来ます。

(もちろんそれでもとてもおいしいです)

それではなくて、肉にヤンニョムジャンを絡めて、そのまま揚げるという、最初からやがちゃんキムチの味がついている、唐揚げです。何もつけずにガブリと噛んだら、「あ、キムチの唐揚げだ!」と叫んでいただけるような唐揚げです。

もちろん、無添加です。

もちろん、ごまかしの味わいではなく、にんにくも、アミエビ塩辛も、しょうがも、牡蠣もホタテもあさりも使う、丸ごと、やがちゃんの味がついた、正当な「キムチ唐揚げ」です。

ところが、試作は失敗に告ぐ失敗。

本当に、失敗続き。とにかく、すぐに「焦げる!」

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ね!?見事なまでに、焦げますね。 油に入れたら、あっという間に焦げるんです。
油の温度を下げても駄目。
とにかく、せっかくのキムチ味の肉が、数秒で焦げに覆われてしまいます。
タレの唐辛子が、あっという間に焦げてしまうんです。
唐辛子がないキムチなどはありえませんので、とにかく、絶望的な状況でした。

 

それでも、挑戦し続けました。

いろいろな食材を試し、実験に次ぐ実験。すると、

1)肉の下処理に工夫を凝らし

2)タレの配合に大きな変化を施す

ことで、劇的に改善することがわかりました。唐辛子はもちろんそのまま。
油の温度は、若干低目がいいですが、超低温というわけでもなく、きちんとカリッと揚がります。

見てください、これ!

 

そう。赤いんです。ヤンニョムジャンの色がちゃんと出ます。

味は・・・・うん。いけます。後を引きます!

発売は未定ですが、今後も美味を磨いていきます。

 

 

オリーブ七味を広めたい!

急に冷え込んだ日本列島。千葉にも今週、初雪がちらつきました。

さて、やがちゃんキムチの本年したいことの一つは、

◎オリーブ七味の小さな口コミを広めたい!◎

ということなのです。

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オリーブ七味は、一昨年秋に発売したものなのですが、とにかく、「ジワジワ」と
売り上げが増えてきています。
そして、大きな特徴は、「ネットより店頭売り上げの方が、好調である」という、
非常に珍しい商品なのです。

店頭に並べだしたのは、昨年の夏あたり。

最初はほとんど動かなかったのですが、ご来店のお客様が、それをご覧になり、
「このオリーブ七味って何?」
とお聞きになるようになりました。

ご来店のお客様は、ホームページをご覧になる方はあまりいらっしゃいません。
初めて目にする「オリーブ七味」に、ご興味を示されるのです。
そこで、原材料やご利用法などをご説明すると、半信半疑ながら、ご購入くださいます。
それが、しばらくすると、「とってもおいしかったわ!」とリピートを下さるようにな
ったのです。そして、「友達にも紹介したわよ」とおっしゃる方も!

口コミが発生!

そのうちに
「○○さんからおいしいと聞いたから!」と言う方がお見えになるようになり、今では、
その輪がどんどん広まり、店頭の売れ筋商品となってきたのです。

つまり、ほとんど、「口コミ」で売れてきました。

ご近所のラーメン屋さんも、「坦坦麺」で使ってくださったり、ますます好調です。
今、ほとんど毎日、新たに作るようになりました。

そこで、この動きを、ネットでも広めたいと思っています。

そのオリーブ七味のご利用法ですが・・・

◎そのまま食べてももちろん美味しい

◎うどん、ラーメン、カレー、シチューなどの汁物に入れるとグッと味が豊かになる

◎鍋に入れると、すぐに極上のチゲ鍋に!

◎煮魚等の煮物に使うと、あっと驚く新グルメに!

◎チャーハン、パスタ、などにもGOOD!

・・・これ、実は、お買い上げ下さったお客様から「直接お聞きしたご利用例」なのです。

 

もう一個サービスキャンペーン!

今回、簡易丸パック入り160gを、通常720円のところ、21日まで

★おひとつご注文の場合、ふたつお送りします!!★

ご注文ボタンを1回押すと、「二つ」届くように設定してあります。

お一人2回ご注文分、つまり、4個分まで!・・です。

サービスで届いた分は、どんどんご利用になり、お友達、お知り合いに「お裾分け」し
ていただくなりして、是非「口コミ」を広めてください!

また、「こうやって使ったら美味しかったよ!」と、そのご利用法をご紹介下されば
嬉しいです!

やがちゃんキムチのオリジナルの味の世界。

ぜひ、お披露目ください!

オリーブ七味のページは、こちらです!
http://www.umakim.com/neri/

なお、フェイスブックページにも、オリーブ七味のページを作りました。
ご感想、メニューアイデアなどをお書き込み下さい。
また、ぜひ、「いいね!」もお願いします!
https://goo.gl/u2RWpN

やがちゃんキムチの本年の三つのお約束です

あけましておめでとうございます

年末にはたくさんのご注文を頂き、そのすべてを手作りして、お送り申し上げました。

まことに有難い限りです。

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本年の三つのお約束です

1)無添加を貫きます

2)最高の美味をさらに追求します

3)新たなグルメの開発にも邁進します

詳細は以下のとおりです

1)無添加を貫きます

やがちゃんキムチは味が穏やか。体にすっと入ってくる。食べ飽きない。自然の味がする。・・・・このようなご感想を頂くことが本当に多いです。これはすべて、「無添加」であることから来るものです。

アミノ酸調味料、たんぱく加水分解物、保存料、着色料、増粘材、PH調整剤、酸味料等々、lあらゆる食品添加物は使いません。一粒もです。やがちゃんキムチには、そのような添加物が置いてありません。ですから、自然の食材のみを使って作っております。全商品です。これは、今後もずっと変わることはありません。

使う必要がないからです。そんなものを使わなくても、正当な食材を十分に使えば、これだけの美味を提供できると知っているからです。

やがちゃんキムチを食べるようになってから、風邪を引かなくなった・・・こんなご報告も数多く頂戴します。それはそうでしょう。唐辛子、にんにく、ショウガ、アミ塩辛等々、免疫を高める効果が知られている食材をこれだけの濃度で使っているキムチは、おそらく当店以外にはありません。
私自身も、もう数十年風邪を引いていません。

添加物に頼らない、濃度の高いタレ(ヤンニョムジャン)で作るキムチだからこそだと思います。

2)最高の美味をさらに追求します

「無添加」イコール「まずい」というのが、業界の「常識」のようです。特にアミノ酸調味料を用いらないと、十分な旨みがでない、とほとんどの職人さんが考えています。

ですがそれは誤りです。

食材の研究をして、和洋中華の料理法を学び、独自の工夫を凝らせば、無添加でも美味しくすることができます。いや、無添加だからこそ、本来の素材の美味しさを表現できるのです。

3)新たなグルメの開発にも邁進します

昨年は肉関連のメニューにも注目し、まったくオリジナルの鶏の丸煮キムチ、「ホールタトリタン」を開発、販売しました。

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おかげさまで多方面からご評価いただき、予想をはるかに超えるオーダーを頂きました。

本年も、商品開発の力は弱めません。また「新たな美味」を追求し、発表させていただきます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

年末年始の営業日程

本年も大変お世話になりました。

今年も、「無添加美味」を守り抜き、皆様から多くのご支持を頂いた一年でした。

ただいま年末の製造発送の真っ只中です。
年末年始は、以下の日程で営業をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

年末年始の営業日程

12月24日15時・・・年内配送分の受注締め切り
(この日15時までのご注文は、年内に配送いたします)

12月30日・・・・製造発送最終日

12月31日~1月4日 休業

1月5日より 平常営業

何卒よろしくお願い申し上げます

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(今年の人気ナンバーワン・・・ホールタトリタン!

年末のおすすめ商品

今年の人気ナンバーワン・・・ホールタトリタン!

お得で豪華な、年末特別セット!

何といっても、白菜キムチ頂!(20日受付まで30%増量中!)

本タラバガニケジャン、とろけるおいしさ!

竹塩のみ味付け、無添加サムゲタン!

 

 

乳酸菌なら、キムチ!

本日のテレビのバラエティ番組で、「乳酸菌を含む食品」の効能について、放送していました。

乳酸菌は腸内の発酵環境をよくし、免疫力を高め、病気にならない体を作る!

がん予防の効果もある!だからたくさん摂りましょう・・・・という内容でした。

それには、ヨーグルトなどもそうですが、日本特有の「漬物」もいい、と強調されていました。

ですが、乳酸菌の話のときに、なぜ「キムチ」が出てこないのか。私には不満でした。

まず、乳酸菌についてまとめてみましょう。

乳酸菌とは、一般的には特定の菌のことを指すのではなく、「人間に害を与えない有用な菌の総称」として使われる言葉です。

そして、その種類や由来で、特質に大きな違いがあります。

動物性の乳酸菌は豊富で強力だが、胃酸で多くが死んでしまう

ヨーグルトなどに代表される動物由来の「動物性乳酸菌」は、その量が多量です。ヨーグルトには、1mlに少なくとも1000万個以上(時には億の単位で)乳酸菌が存在します。(そういう規定があります)
けれど、これらはほとんど、胃酸で死ぬといわれています。つまり、腸まで届かないのです。

せっかく摂っても、これではもったいないですね。

植物性の乳酸菌は、少量だけれども、腸まで届く

野菜の塩漬けや糠漬けなどには、植物性の乳酸菌があります。これは、ヨーグルトほどの量はないですが、胃で死なずに腸まで届きます。

そこで腸内環境を良くし、免疫力を高める働きをするわけです。

キムチは、動物性乳酸菌が植物性乳酸菌になる!

さて、キムチです。

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キムチは、「動物性」と「植物性」の両方の側面を持つのです。

どういうことかというと・・・

●キムチのたれ(ヤンニョムジャン」に含まれる魚介の塩辛(アミエビや鰯などの塩辛)には動物性の乳酸菌が大量に含まれています。

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●この動物性の乳酸菌が、白菜などの野菜の塩漬けに移り、そこで増殖します。それは、植物性乳酸菌となり、発酵が進みます。(発酵が進みすぎると、乳酸菌が分解して、乳酸と酢酸が生まれ、それで酸味を感じるのです)

こうしてできた、大量のキムチの乳酸菌は、胃で死ぬこともなく、腸まで届くのです。

腸内で善玉菌を増やし、免疫力を高めます。

そして、健康な体つくりに役立つ・・・・と、こういうわけですね。

つまり、いいキムチには、条件があるのです

この、世界にも類を見ない、動物性と植物性の両方のいい面を持つキムチの乳酸菌。

その力を発揮するためには、条件があります。

●大量の魚介塩辛を使っていること・・・です。

アミエビなどの魚介塩辛は、「旨み」を出すために使います。
ですが、大手メーカーのアミ使用キムチの多くが、それを少量だけしか使いません。それは、コストダウンのためと、少量でも使えば、原材料表示に「アミ塩辛」などと書くことができ、「本格キムチ」を装うことができるから・・・と類推もできます。

少量しか使わないから、旨みが足らなくなります。そこで、化学調味料(アミノ酸)を加えるわけです。アミ塩辛を使いながらアミノ酸表示があるわけは、こういう理由なのです。

本来、化学調味料を使う必要などないのです。

やがちゃんキムチは、おそらくもっとも塩辛・魚介を使うキムチです

よそ様のキムチのことはわかりませんが、やがちゃんキムチが、桁外れに大量の「アミ塩辛」を使っているのは事実です。その量、タレ(ヤンニョムジャン)の量の20%以上です。普通にはありえない量です。
また、アミエビ以外に、ホタテ、牡蠣、アサリを大量に使います。
こうした魚介類の総量は、タレの30%にも及びます。

だから、無添加でも旨みが出て、さらに、腸内に乳酸菌が届き、健康にいいキムチとなるわけです。

平和とキムチ

本日の内容は、随想です。大仰な題名ですみません・・。

父母のこと

私の母は大正14年生まれで、長野の田舎町の勤め人の娘。父は13年生まれで、山奥の農家の長男でした。ともにもう他界しております。

嫁ぐときに母は、実母(私の祖母)に、「百姓の嫁になるだから、これからはおめえは食うものには困らねえからな」と言われて送り出されたそうです。昭和の23年。日本中が食べるものに困っていた時代です。父は2年前に抑留されていた中国から復員してきた旧陸軍の兵隊でした。

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しかしやがて日本の食糧難は解決し、人は食べるものよりも「仕事」「金」を追求するようになります。高度経済成長の時代になるのです。

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私が父母の間に生まれたのが、昭和30年。長野から東京に出てきた両親は、小さな食品店を始めていました。

私の記憶には、「食べ物に困った記憶、腹を減らした記憶」というものがありません。

どんなに忙しくても、母は私たち子供に食べさせてくれました。学校にも、弁当をもたせてくれました。
その代わり、父と母がお金のことで喧嘩している様子は、何度も見た記憶があります。

人が求めるものの順序

戦争で「命」を追い求め、

食料難で「食べ物」を追い求め

経済社会で「お金」を欲しがる・・・

人が欲求するものは、結局こういう順序で変わっていくのでしょう。

ならば、お金の次は?・・・・・お金の次は何でしょうか?

知恵と教養

お金の次にさらにお金を求める人も、きっと多いと思います。世界中が今、そういう人だらけなのかも知れないです。
でも、本来は、「知恵」なのでは無いでしょうか? 知性と言い換えてもいいです。

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知恵。教養、知識。考える力。そういうものが今、実は一番必要な時代に入った気がします。

知恵さえあれば、無益な戦争を起こさないでしょう。人の命も、食べ物も、財産も奪いません。

人が人である理由は、ひとえに、知恵があるからだと思うのです。知性のある人は、他者を恨むより愛するべきであることを知っています。何故なら、過去の歴史で、一度も人は戦いで幸福になっていないという事実を学んできたからです。争うことは、虚しいことであると、知っているからです。

キムチだって役に立てる

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私が作るキムチも、そういう知恵のある方が、「ああ、無添加で本当の美味しさに満ちているね」と言っていただけるようなものにしたい。

食する人の心を和らげ、穏やかな心持になっていただけるような味わいにしたい。そう思います。

たかがキムチですが、私にできることはそれだけです。

ですから今後も、ずっと無添加で穏やかな美味を追及してまいります。

魚介キムチの作り方はこんな感じです

やがちゃんキムチの大きな特徴は、「魚介系キムチ」の種類が豊富なことです

通常、「チャンジャ」や「ケジャン(ワタリガニキムチ)」はどこでも作りますが、これに加えて、当店では

「タラバガニ、いか、たこ、あさり、ほたて、牡蠣、サーモン、エビ、カレイ縁側」などもキムチにしてしまいます。カニも3種類、(タラバ、セコガニ、渡りの身)、イカも数種類(するめ、ヤリイカ等)、エビも数種類(ボタンエビ、天使のエビ、赤エビ等)と、バリエーションも豊富です。

それも、すべて、素材ごとに違う味付けのタレを使います。各々の素材の味が違うのですから、それは当然のことです。

 

アトランティックサーモンキムチを作ろう!

今好評の、「アトランティックサーモン」のキムチ・・・ご自分でも作れます。ここに、レシピを書きますね。

まず、買ってきたサーモンを、サイコロ状に切りましょう。お刺身の形に切るより、この方がいいのです。

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タレの配合ですが

マイルドヤンニョムジャン10に対し、丸大豆しょうゆだれ 1 を加えます。これだけでいいです。

ピリ辛感を加えたかったら、青唐辛子を刻んで加えてもいいです。

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こんな感じに出来上がります。

すぐ食べてもいいし、一晩二晩置いておいても、またコクが深まります。

二つのタレの配合は、ご自分の好みで調整してください。

 

もちろん、マイルドヤンニョムジャンも丸大豆しょうゆだれも、当然「無添加」です。

よそ様のタレで漬けても、絶対にこうはなりませんで、悪しからず。

マイルドヤンニョムジャン 魔法のタレの製法図解

最近、「マイルドヤンニョムジャン」の売り上げが急激に増えています。

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何にお使いになるか分からないのですが、個人の方で、400グラムや1キロだけではなく、業務用サイズの5キロ、20キロサイズをご注文になる方も続出しています。

何にお使いになっても、その可能性は無限大。

やがちゃん最大の傑作が、このタレだといっても過言ではありません。もちろん、まったくの無添加です。
このタレを無添加だと知って、まず、プロの方が驚かれます。通常は、不可能なことだからです。

それが真実であることを、以下で図解いたします。

「マイルドヤンニョムジャン」の「製品構造」の図解です。

マイルドヤンニョムジャンは、次の4種の「タレ」を混ぜ合わせたものです

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これは、キムチの基本の「ヤンニョムジャン」です

 

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これは、和食の基本の「だし」です

 

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いわゆる「焼肉のタレ」ですが、もちろん無添加です

 

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信州味噌の旨みを最大限に生かす、オリジナルのコチジャンです

 

以上4種のタレを作り、練り合わせるのに使う時間は、数十時間。丸2日です。

非常に手間がかかっているのが、お分かりだと思います。

 

マイルドヤンニョムジャンの用途ですが・・・

●キムチのタレ(塩漬けした白菜、大根、小松菜などに塗れば、極上の無添加キムチができます)

●お刺身のタレ(魚介系のキムチが、すぐにできます)

●極上無添加のうまからソースとして

煮物、焼き物、炒め物・・・に、何でもお使いになれます

応用範囲は無限に広く、お使いになる方の工夫次第です

●キムチ鍋の味として

鍋の具材を入れて、このタレを入れるだけです。市販のタレは問題外の美味しさです

このタレを使う方は、本当のお料理上手です

使い慣れだすと、本当に便利なのがこのタレです。

このタレをご自分で作ることは不可能ですから、ご利用に徹してください。間違いなく、お料理の質が上がります。

お買い上げはこちらから

やがちゃんキムチ自社サイトはこちらから

アマゾンのサイトはこちらから

 

 

 

 

 

唐揚げフェスティバルで・・・人はなぜ食べるのか・・・

日本唐揚げ協会という団体があります。

鶏の唐揚げが好きな人たちが集まっている団体で、その数、なんと、7万人とか!

最近もすごい勢いで増えていて、この調子なら10万人も遠くないということですが・・・すごいですよね。

コンビニの唐揚げメニューとか、唐揚げ用の粉のプロデュースも手がけていて、日本の昨今の唐揚げブームの牽引役にもなっています。

その団体の年間最大イベント、「忘年謝肉祭」に参加してきました。
そして、うちの「ホールタトリタン」も、特別参加させていただきました。

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会場は数百人の唐揚げマニアで熱気ムンムン。

一人1キロの唐揚げを食べられるということですが、皆さん、本当に1キロをひたすら食べていらっしゃいました。出品されていたのは、有名店の唐揚げ4種類。

私は、ホールタトリタンの調理で厨房にいたので、4種の唐揚げをつまみ食いさせてもらいましたが、それぞれに個性ある味で、納得の美味でした。

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そんな中、うちのホールタトリタンも、驚くほどに好評。

たまに会場に顔を出すと、「この鶏のキムチ、サイコー!」「びっくりするほど美味しい!」などと声をかけて頂いて、作り手冥利に感じておりました。

唐揚げ協会の会長は、あの「やすひさてっぺい」氏。

「唐揚げを通じて世界平和を!」という、突拍子もないテーマを、真面目に掲げている方です。

でも、この日の皆さんの笑顔を見ると、まさに、これこそが平和への道、と、実感できました。

美味しいものは人の心を和らげる・・・それは、食の世界に30数年いる私の経験で、感じてきたことです。

人は、なぜ食べるか。それは、平和のために。

本当のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スポーツマンシップと武士道

相撲の北の湖さんが急逝されました。驚きました。

現役時代、憎らしいほどに強くて、口数も少なく、どちらかといえば「近寄りがたい」雰囲気のある方でした。
押し出した相手にも手を貸さず、(以下の写真の千代の富士にも手を貸していませんね)

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「冷たい」と言われたこともあったようですが、ご本人があとから語るには、

「負けた相手に失礼に当たるから」ということだったそうです。「惻隠の情」のある、武士道精神にも通じる心配りのできる大横綱であったということですね。

さて、野球の世界では、プレミア12という大会が開かれ、優勝候補の日本が準決勝で韓国に敗れ、小久保監督の采配に批判が集中したようです。

でも、考えてみてください。毎日間近に選手を見て、プロとしてあれこれ悩み続けて、その結果ああいう采配を選択をして、それで負けただけです。勝負は時の運。監督も選手も全力を尽くした結果、試合に敗れただけです。

その結果を素人の私たちがやいのやいの言ってどうなるんでしょう。

一番傷ついているのは監督ご本人。まずは「お疲れ様でした」とねぎらい、夢を与えてくれたことに感謝しなければ。

Samurai Japan Press Conference & Training Session

日本に勝った後、決勝でもアメリカを下し優勝した韓国の金監督は、恒例になっていたマウンドに国旗を立てる「儀式」をせずに、きちんと整列して、日本の観衆に礼をしたそうですね。

「実力は日本がナンバーワン。小久保監督は敗戦を糧に、大監督に成長されると思う。国旗を立てなかったのは、日本の方に失礼に当たると思ったから」と言われたそうです。

まさに、武士道精神。言葉を変えれば、これぞ、スポーツマンシップ。

賭博問題を覆い隠すような体質を持つ日本球界の方々には、もっとこの精神をお持ちになっていただきたいと思います。賭博問題を起こした巨人所属の代表選手が台湾で乱痴気騒ぎを起こすなど、言語道断だと思いました。

ちなみに、キムチ屋ですが、私は生粋の日本人です。よく韓国人の方と間違えられますが、嫌だと思ったことは一度もありません。

人を傷つけない。偏見を持たない。正々堂々と対する。惻隠の情を持つ。気配りをする。

人は生まれる国を選べないのですから、どこの国の人間だからというだけで色眼鏡をかけるのは、恥ずかしい行為だと思います。

「勝負」だけにこだわると、大切な心を失いがちです。

私たちは、「武士道」や「スポーツマンシップ」に、もっと学ばなければいけませんね。
それが無益な争いを避け、平和につながることだと思うのです。
物事は、勝ちと負け、数字の大小だけでは語れるものばかりではないのですから。

パクチーお好きですか?パクチーキムチ発売!

パクチーがブームです!

ハーブがブームですね。特に、「パクチー」。別名、コリアンダー。香菜ですね。

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実は私、パクチーは嫌いでした!

私が始めてこれを体験したのは、30年近く前のタイです。
そこでいろいろな料理に使われているパクチーには参りました。
あの独特な香りには耐えられませんでした。

そのトラウマか、最近に至るまで、パクチーを敬遠し続けておりました。

ところが日本では、どんどん広まっています!

しかし、世の中は、そんな私にかまうことなく、パクチーはどんどん日本に広まります。
「パクチー専門店」というのも珍しくなくなりました。
日本でのパクチー栽培も始まりました。

そして今年、友人が三軒茶屋にパクチー料理の居酒屋を開店して、そこでいただいたパクチー目ニューや、「パクチーハイ」(パクチーをミキサーしたハイボール)などで、トラウマが一気に解消しました。お店の名前は、「シンチャオ」です。パクチータワーというのもあります。

国産パクチーは本当に美味しかった!

パクチーは、香りと刺激のハーブです。

国産パクチーは全般にマイルドな味わいで、大葉やセリの延長上にあると言ってもいいかもしれません。

そうです。

パクチーは、こんなにも美味しいのです!

ならばキムチを作っちゃおう!

それならば、無添加キムチでは日本一と勝手に自称している私が、そのキムチを作らないわけにはいきません。パクチーキムチ、研究しました。

パクチーとよく合う野菜の筆頭・・・・そうです。にんにくです。

このにんにくを、生醤油(非加熱の高価な醤油)に漬けて、エキスを搾り取ります。
これは、最低半月を要します。

そのにんにく醤油に、やがちゃんのヤンニョムジャン、純米酒、ゴマ、唐辛子などを配合して、パクチーに合う専用のタレを作ったのです。もちろん、もちろん無添加です。

こうして手間隙かけた、本邦初(かどうか知りませんが)の、「パクチーキムチ」

発売しました。国産パクチー使用。無添加です。

こちらからどうぞ

 

★華やかな香りと味わい

パクチーキムチ

120g 880円(税込み950円)

《送料別》


★華やかな香りと味わい

パクチーキムチ

240g 1680円(税込み1814円)

《送料別》

冷蔵のみ 冷凍できません。

やがちゃん製法一覧図

やがちゃんキムチが

無添加で

美味

という、相反する二つのことを実現させるためにしていることは、本当にいくつもあります。

その一つ一つが、大きなテーマとなるので、一度にはそのエッセンスを書ききれないのです。

そこで、ひとつの図式に「やがちゃん製法」をまとめてみました。
これで全体の構図が多少はご理解頂けると思います。

 

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簡便に作るキムチとは、同じ視点で語っていただきたくありません

キムチは、野菜などの主素材に、ヤンニョムジャンというタレで味付けした食品です。

アミエビこそ旨みと健康成分の原点

ヤンニョムジャンには、唐辛子、にんにく、しょうがなどともに、旨みを出すメイン素材として、アミエビの塩辛が使われます。

 

アミエビはエビの一種です。古くから食用として親しまれているエビですが、海から上がるとすぐに劣化が始まるので、塩を入れて塩辛にして冷凍保存されます。

このアミエビの塩辛の中にこそ、キムチの重要な栄養成分である動物性乳酸菌が豊富に含まれているのです。

その乳酸菌が白菜などの野菜に移って植物性乳酸菌として発酵増殖するから、キムチは世界に類を見ない高栄養食品となるわけです。

アミエビを使わないのに乳酸菌?

ところが、市販の大量生産キムチの中には、この乳酸菌を、アミエビ塩辛を使わずに、人工的に加えて「乳酸菌数億個」などと宣伝しているものがあります。
これは言ってみれば、不完全なキムチにヨーグルトを混ぜたようなもので、とてもまともな製法とはいえません。

ところでこのアミエビですが、その名のとおり、「エビ」の一種で、旨みの宝庫です。正式名は「アキアミ」と言います。

釣りの撒き餌としてつかうのは、形も名前も似ていますが、「オキアミ」です。

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オキアミはエビではなく、プランクトンの一種ですし、通常は人の食用にはなりません。ところが最近、オキアミ使用などと堂々と銘打ったキムチも現れています。

オキアミは旨みも少なく、キムチの素材としてはまったく不適当です。

「アミエビ」を使っていると誤認させて売っているとしたら、褒められない話だと思います。

アミエビは高騰しています

アミエビは乱獲がたたり、資源が減少して、価格も高騰しています。
ただ、キムチを作るのにはアミエビはどうしても不可欠です。

韓国では、アミエビのほかに、イワシやイシモチなどの塩辛をキムチの原料として使う方法もありますが、やはりアミエビの上品な風味には及びません。

韓国の政府が十数年前、「アミエビ塩辛を使って発酵したものだけをキムチと呼べる」と発表したことがありましたが、頷ける話です。

アミの他に・・・

やがちゃんキムチでは、タレの総量の15%をアミエビが占めています。これは日本ではもちろん、韓国のキムチでもありえない数値です。

それに加えて、国産の牡蠣とホタテ、それにあさりも大量に加えて、魚介の旨みを極限まで利用して味つくりをしています。

よく「やがちゃんの味わいは複雑で奥が深い」と言われますが、このような徹底した素材の研究利用があるからです。

ですから、化学調味料の使用で簡便に作るキムチとは、同じ視点で語っていただきたくありません。

 

 

 

駅弁の添加物・・・?

駅弁、好きですか?

先週大阪に用事があり、始発の新幹線で行ってきましたが、朝6時前から混んでいた東京駅内のお店がここ。駅弁専門店です。

全国のありとあらゆる駅弁が百種以上。みなさん、どんどん手にとって、レジに並んでいました。

朝4時に起きて出発した私も空腹でしたので、さっそく「越後の豚鶏弁当」を手にとって並びましたが、少し気になって裏面の表示を見てびっくり!

うわーー。添加物オンパレード!

では浜名湖のうなぎ弁当にしようとしてそのラベルを見ると、やはり同様。

それはそうですね。

全国各地で作られたお弁当を朝一でこの東京駅で売るとしたら、このような添加物を入れざるを得ないんでしょう。
それに、お値段も高い!
一番安くて1000円くらい。うなぎなど高いものは2000円程度します。
しかも・・・今の駅弁は、「冷たい」ですよね。

昔、急行列車が駅に止まると、駅弁の売り子さんが、作りたての温かなお弁当を抱えて、ホームで売っていたものです。慌ててホームに出て、それにお茶をセットで買って、電車が出るまでに席に戻る・・・そんな経験があるのは、おそらく50代以上の人たちでしょう。

それが駅弁だったのです。

ご当地、作りたて、ホームで販売、温かい・・そして、お茶!

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名画「遥かなる山の呼び声」の中のラストシーンで、高倉健扮する主人公が網走に搬送される途中で、刑事さんが駅弁とお茶を買うシーンが印象的です。

この当時は、熱いお茶をその場で入れてくれたのですね。

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お値段も、それほど高くはなかった気がします。添加物については分かりませんが、すぐにその場で食べるものですから、今ほど使っていなかったことは間違いがないと思います。

結局この朝私が選んだのは、この店頭で職人さんが握って売っていた「おにぎり」。

これなら無添加でしょう。

始発のガラガラの指定席に座り、それほど温かくなかったけど、鮭おにぎりと昆布おにぎりを缶ビールで流し込むうちに、新横浜駅に着いて、隣の席にも乗客が座りました。

美味しくもなかったですが、まずは空腹は満たされました。

消費税外税化11月から・送料は本日より1万円以上無料に・年末配送受付ます

やがちゃんキムチからのご連絡です

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消費税外税化させていただきます

前回の消費増税の際、当店は、なるべくお客様のご負担増を避けるべく、ほとんどの商品の価格に増税分転嫁をせずに参りました。
しかし、最近の野菜、魚介類、輸入食材(唐辛子等)の値上がりは激しく、この価格体制を維持することが非常に困難になっております。

本年(平成27年)11月1日よりのご注文から、消費税を現行の表示価格に別途加算させて頂きます。なにとぞご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

1万円以上お買い上げは送料無料!

現行は、送料800円、5000円以上お買い上げの場合は送料400円ですが、10月21日(本日)よりこれに加えて、1万円以上お買い上げの場合は送料無料とさせて頂きます!
(沖縄県は、5000円未満1200円、以上800円、1万円以上400円となります)

年内配送のご予約を、今月いっぱい現行の価格でお受けします!

10月中に限り、現行の内税価格で、12月いっぱいまでの配送ご予約をお受けします。

どうぞ月内に、お得な価格でご予約ください!

ホールタトリタンのクリスマス時期ご予約を今のうちに!

鶏の丸煮キムチ「ホールタトリタン」は大変に好評で、現在でも製造に四苦八苦しております。

クリスマス時期にはご注文が殺到し、お受けできなくなることが考えられます。
お得な内税価格でご予約できる今月のうちに、ぜひご予約ください!

以上、まことに勝手ながら、なにとぞよろしくお願い申し上げます

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ホールタトリタンのできるまで

ホールタトリタンはこうやって作ります

まず、丸鶏を選ぶ。丸く肉付きのいいものがいいですね。

それに塩胡椒を振ります

そして、「秘密の液体」で煮ます。数時間!中身はトップシークレット

甘みや風味の出る野菜をたっぷり入れます。

動画があります。

 

そして、やがちゃんの

特製無添加ヤンニョムジャンを入れます!

ヤンニョムジャンは、鶏肉用に調整した、無添加の旨みの極みです!

これをさらにグツグツ煮れば、出来上がり。

仕込み開始から完成まで、優に7時間!

 ぐつぐつ煮ている動画があります!

GooglePhotoで思い出した、100年後の日本への手紙

Google Photo(グーグルフォト)という機能を最近知り、使えるように設定してみました。

設定といっても、スマホにこのアプリをダウンロードしただけです。

そうしたら・・・なんと・・・スマホで撮りだめていた画像やビデオが、一気に「全部」、グーグルのサーバーにアップされていました! その数、約6000!

私のスマホはipone5sなのですが、iphoneは、3、4、5、5sと4台使ってきています。
そのすべてのiphoneで撮った画像がアップされていて、もう、びっくりびっくり。ituneというアプリが上手に使えない私は、このGoogle Photoで、「何もせずに」保存ができて、助かりました!

それで、・・・・・アップされた画像をパソコン上で眺めていたら、2010年6月に撮ったこんな画像が出てきました。

千葉県の松戸にある、「戸定亭」という、徳川昭武(15代将軍 慶喜の弟)の邸宅です。
ここを訪ねた時のスナップ画像です。

2010年6月といえば、あの震災の9ヶ月前。

私だけではないでしょうが、最近は「震災の何年前」「震災の何ヵ月後」というような時間の数え方をするようになりました。

邸の外にはこんな花が咲いていました。依然ここを訪ねられた皇后様がお好きな花だそうです。

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邸の中は、明治の時代のまま保存されています。この庭の向こうには、富士山が見えたそうです。

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そこに、こんな部屋があり、なにか書けるように紙と鉛筆がセットされていました。

 

 

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これ、「100年後の日本人に残す手紙」を書こう、という試みでした。

この静かな部屋で、机に向かい正座して、しばらく目を瞑り考え、私は文章を書き、「百年箱」という箱の中に納めました。

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その文章がこれです。

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書いたことすら忘れていましたが、こうして GooglePhotoで思い出せました。

震災の9ヶ月前。あの時は、民主党の政権でしたね。

そのときも、こういうことを考えていたようです。

今書けといわれたら、同じことを書くかもしれないです。

100年後。この美しい国と花々と人々が、平和で続いていますように。

 

 

なんちゃって無添加にご注意を

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食品添加物を使用する理由はいろいろありますが、私なりに大別すると、以下のような分類になります。

1)保存性を増す

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流通ルートに乗せて、長期間の店舗販売や在庫に耐えられる保存性を確保するために使います。
ソルビン酸などの保存料、PH調整剤、酸化防止剤などが含まれます。

2)きれいに見せる

見てくれを鮮やかにして、購買意欲をそそります。合成系や自然系がありますね。
いわゆる、着色料や、粘性を高めて「照り」感をだすために、増粘剤も含まれると考えます。

3)粘性を高める

希薄な素材しか使わないと、商品はだらだらとして形を成しません。これを固めたり粘性を高めれば、少量しか自然素材を使わなくても、形になります。
増粘多糖体として、さまざまの添加物が使われます。カラギーナン、キサンタンガムなどが代表的です。

4)美味しく感じさせる

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代表的には、グルタミン酸ナトリウムなどの化学調味料です。「調味料(アミノ酸等)」などと表現されています。「等」と書くのは、アミノ酸の一種であるグルタミン酸だけではなく、核酸の一種であるイノシン酸、グアニル酸、コハク酸などの旨みを化学的に合成して使われているものもあるからです。
添加物には分類されませんが、たんぱく加水分解物も、本質的には同じです。

 

◎使用量は、100分の一ルールで決められる

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これらの食品添加物は、使用限界量が決められています。
その決め方ですが・・・・

ラットなどの動物実験で、その添加物を注入して、健康異変が起きた量を測定し、ラットと人間の個体の大きさに換算して限界使用量を計算し、さらにそれを「100分の一」の数値にして、食品添加物としての使用許容量、としているのです。

◎複合使用は野放しです

ラットの体重を人間に換算して、さらにその100分の一にするにせよ、それはひとつの添加物についての数字です。

添加物をいくつ使っていいのか、という制限はありません。
極端に言えば、100個の添加物を許容量いっぱいまで使えば、計算的には、健康異常が起きる可能性が出てくる・・・・ということなのです。

 

◎「なんちゃって無添加」にご注意ください

マスコミで激しい宣伝合戦を繰り広げる加工食品。キムチもまた例外ではありません。

宣伝文句には、「ナントカカントカ無添加」とか、「~~~~不使用」の文字がよく使われます。

たとえば、「保存料着色料無添加」は、よく見る文句です。

ところが、これは逆に、「ほかの添加物は使っていますよ」という宣言でもあるわけです。

キムチ屋として、保存料や着色料が無添加であることなど、当たり前のことです。宣伝文句に使うことすらおかしいです。
こういった、「化学調味料は使っています」という「裏宣言」の商品の宣伝に、決して安易に乗らないでいただきたいです。
やがちゃんキムチのお客様には、そういう方はいらっしゃらないと思います。

 

◎化学調味料(アミノ酸)不使用であれば、俎上に乗る

化学調味料の味わいは強烈です。
一粒でもそれを使っている食品の「味」は、その素材の味ではなく、化学調味料の味を味わっているといっても過言ではありません。

化学調味料無しのラーメン、食べたことがありますか?

化学調味料無しのスナック菓子食べたことがありますか?

ありませんよね。なければ商品が存在できないくらいに、もう製造の現場に入り込んでしまっているからです。そして、使わなければおいしく感じない、売れない、という不自然な循環に、社会の食生活全体が染まってしまっているからです。

化学調味料不使用であれば、当然ほかの添加物も使っていないと思われます。

このような食品を選び、吟味できるような食生活をお送りください。

上記の「複合汚染」の要因は、あらゆる「現代病」の原因になっているかもしれません。
怖いですよね。
体に変異が起きることを、国が認めているのは確かなものがほとんどなのですから。

◎やがちゃんキムチは、堂々と「無添加」です。しかも美味。

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あらゆる添加物を使わない。

これが「やがちゃんキムチ」の矜持です。

そして、さらにいうと、「無添加でも抜群の美味を実現している」。これは、更なる矜持です。

だから、体にスッと入ってくる。

不自然な味わいではなく、自然のやさしい味わいに満ちている。

今後もこの道を歩みます。

 

 

 

「キムチ 無添加」41万件中検索1位記録 5年間継続中!

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キムチ 無添加で検索してみると・・・

あなたのスマホやパソコンで、「無添加キムチ」とか「キムチ 無添加」とかのキーワードで、検索をしてみてください。

有料広告のいくつかのサイトのあと、「自然検索」の検索結果がずらっと出てきますね。
合計41万件あまりの検索結果です。

その41万件の中の第一位は、間違いなく、「やがちゃんキムチ」のサイトです。

この検索結果、無添加キムチだけを作り販売している当の本人として、非常に光栄なことではあるのですが、実はそれだけではありません。

 

これが、5年以上続いています

やがちゃんキムチがこの検索キーワードで1位と判定されているのは、なんと、この5年間以上、毎日必ずのことなのです。
一度たりとも、他のサイトが上位に来たためしがありません。これは、毎日確認していますから、間違いのない事実です。

「キムチ 通販」 「キムチ」などのキーワードでも上位に選んで頂いていますが、これはかなり順位が上下しますし、また、一位のサイトもしょっちゅう入れ替わります。

ですが、「無添加 キムチ」「キムチ 無添加」だけは、一度の例外日もなく、最低5年間以上、まちがいなく、やがちゃんキムチが1位です。はい。

 

ですから、これからも守り抜きます

 

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とにかく、無添加。

何があっても、全商品無添加。

そして、味をよくする添加物などを加えないでも、定評の美味。自然の恵みのおいしさ。

お客様のはじける笑顔。

グーグルさんの高いご評価。

がんばります。

ホールタトリタンパーティを開いていただきました!

昨晩は、お客様のオフィスに15人以上が集まって、

「やがちゃんキムチのホールタトリタンを味わう会」を開催して頂きました。

 

このオフィスは、原宿駅から歩いてわずか5分という好立地。「悟空」という名の会社のオフィスで、オーナーの岡空さんは、「タタンカ村」という、「誰もが楽しく集えて語り合える場所」を運営されています。今年の夏にスタートしたこのプロジェクトには、すでに100名以上の「村民」が集まったそうです。

昨日もそのメンバーを中心に、15名もの人が集まってくださいました。

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そこで、やがちゃんキムチのキムチたちと、メインディッシュに「ホールタトリタン」を味わっていただいたのです。

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キムチは、

ホタテキムチ 白菜キムチ頂 甲羅なしケジャン チャンジャ 生タコチャンジャ オイキムチ

の6品。

まずはこの6品をオードブル的に味わっていただきました。

皆さん、初めて召し上がる「やがちゃんキムチ」の味に驚かれ、

「おー!」

「深いーーー!」

「うんめーーー!!」

と感嘆のお声が続出。

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そしてメインディッシュのホールタトリタンが登場!

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オーナーの奥様で、体操療法士として有名な、黒田恵美子さんが皆さんによそってくださいました。

使ったホールタトリタンは、中サイズが5個。これに男爵ジャガイモを10個カットしてゆでて入れ、そのゆで汁で辛さも調整しました。

これがまた、大絶賛の嵐!

争うように召し上がっていただけて、多いかな・・と思われた、3人でひとつ見当のホールタトリタンは、見事に完食して頂けました。

すばらしいお仲間と、おいしい食事と、楽しい会話。

ワンダフルな夜でした。

キムチの作り手として、幸せな時間を過ごさせて頂きました。

本当にありがとうございました!

これから秋冬です。皆様のコミュニティでも、ホールタトリタンパーティ、いかがですか?

 

 

 

 

 

 

味作りは、図形を描くことから入る

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上の奇妙な形の図、実はこれ、私の頭の中にある「味の図形」です。

何か味を作ろうとするときには、これらの図形を頭の中で組み立てながら、味のイメージを作るのです。

たとえば、甘みと酸味が同居していて、しかも舌触りが滑らかなプリンを作ろうとしたら・・・

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こんな図が浮かんでくるのです。

「旨みは感じられるけど、化学調味料のツンツンした味わい」を表現するなら、こんな感じ。

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つまり、「味つくりは、味そのもののイメージを、形のある図形に置き換えると、やり易くなる」ということなのです。

お分かりいただけるでしょうか・・・。

やがちゃんキムチのさまざまの味わいには、こうして、すべて「形」があるのです。

文字通り、「美味の設計図」を書く作業をするわけです。

この作業、本当に楽しいですよ。ぜひ、やってみてください!

 

 

白菜の価格が(一時的に?)下がったので・・・

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白菜の異常高値が続く今年です。

4玉入り12キロの箱が、2000円を下ることが珍しくなりました。つまり、白菜一玉500円以上です。
ひどいときには、1000円を超えます。

原因の大半は「異常気象」ですが、業者である私たちの感覚では、価格決定のメカニズムに不透明な部分が多く、しかもその不透明さが増しているような実感があります。
実際、誰がどうやって決めているのでしょうか?

それはともかく、今一時的に、一玉300円程度まで下がっています。

またいつ上がりだすか、わかりません。

 

そこで、今のうちに、「白菜キムチ頂 30%増量キャンペーン」を行うこととしました。

9月の月末までの緊急措置です。

この期間内に「白菜キムチ頂(いただき)」をご注文の分は、3割増量してお作りしてお届けします。

1キロなら1300g、2キロなら2600g、400gなら520g、ということになります。

ページ内に「増量ボタン」がありますので、それを押してから、通常とおりお買い物をしてください。

配送は、先日付予約も可能です。

どうぞこの機会に!

こちらからどうぞ。

                 頂30%増量ボタン

この上のボタンを押すと、商品ページの頂が全品30%増量となります!(9月27日~30日)

常にノーサイド

ラグビーワールドカップが佳境ですね。ジャパンチームの活躍がすばらしいです。

 

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ジャパンは、アジアのラグビーの雄ですね。過去すべてのワールドカップのアジア代表は日本だけです。韓国がその牙城に挑んでいますが、まだ日本には及びません。それでも、日韓戦になると、お互いに燃えるそうです。

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ところで、いわゆる「嫌韓ブーム」が起きてから、もうかなりが立ちます。

新大久保あたりで始まった「ヘイトスピーチ」は下火になっているようですが、密集していた韓国関連のお店はかなり減ってしまったようですね。

わたしどもの商売にも、少なからず影響は広がっており、キムチ業界は今、風前の灯かもしれないです。

こうした動きには、やがちゃんキムチは実は無縁であって、おかげさまで年々ご注文の量は増えております。まことにありがたいことです。
ですが、親しく付き合っていた韓国関連の業者さんが廃業したりするのを聞いて、複雑な思いを抱くのもまた、事実です。

声を大にして言いたいこと。

●こうした嫌な風潮の原因は、どの国の善意の市民にも、全くありません!●

必要以上の言辞を投げる方々は、みな、「外側」から言っているだけなのです。政治的な思惑や、それに乗ってしまった方々で、「内側」でつつましい生活を送っている善意の庶民には、何の罪もありません。

お客様に、健康的でおいしい食生活を送っていただきたい。

やがちゃんキムチの信念はそこからだけ発します。

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国籍や政治のことは、マイナスの意味で考えないし、利用しません。それは全く関係のないことです。

常に、「ノーサイド」。 いつも公平に物事を考えたいです。

美味も幸せも、すべては平和があってこそ

今日はキムチの話題からは離れます。

 

 

 

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昨日の休日、天気も良かったので、「手賀沼公園」にひさしぶりに行って散歩しました。

のんびりとくつろぐ家族連れや、沼に棲みついた白鳥、鮮やかに咲いた彼岸花などを見ながら、ゆっくりとした時間がすごせました。

公園の隅に、見慣れないモニュメントが建っていました。

「平和の灯火」というのだそうです。

その横には、原爆を落とされた広島の市役所の敷石と壁もありました。

 

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この灯火は、平和を祈念する12の宗教団体が中心となって、全国各地に広げているものだそうです。この公園に灯されたのは、先月のこと。

もともとの火は、原爆投下の日に生まれた女性たちが、1964年、つまり前回の東京オリンピックの日に、広島の地で灯したそうです。

以来50年。ようやくこの、千葉の我孫子の地にも灯りました。

この前の日には、深夜の国会で、新しい安保法制が成立しました。国会の外では、若者たちの戦争反対の叫びがこだましていたようです。

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50年間燃え続けているこの「平和の灯火」は、そして、原爆を受けた市役所の壁は、それをどう受け止めていたでしょうか。

いろいろな議論があるのは当然ですが、ただひとつ確実にいえること。

それは、日本は二度と戦争を引き起こしてはならないということです。絶対にです。

私が毎日勤しむ「美味」の仕事も、公園でくつろぐ親子の幸せな生活も、うちのキムチを召し上がってくださるすべてのお客様のお仕事も家庭も、平和な日本であるからできることなのです。

二度と、二度と同じ過ちをしないように。

切に願うばかりです。

 

大量生産品にできないことを、やがちゃんキムチはやっていきます

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 ホールタトリタンを自ら食べて感じたこと

今、この「ホールタトリタン」が、非常に好評です。

作り手は私ですから、もう自分でも何十回も試食を繰り返していますが、本日は、純粋に「夕食」として食べました。

ジャガイモを別途茹でて加えて、「カムジャタン」風にして食べました。

よく味のしみた鶏肉は、もちろんおいしい。

何より、この濃厚なスープが、壮絶に旨い。辛い。辛いですが、小学生さんでも、高学年でしたら問題なく食べられる程度です。

鶏肉が減ってきたら、うどんを入れて食べました。最高でした。

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 素性が確かなら、後から何を加えても、素性は崩れない

美味しさの根源は、「一滴も水や添加物を加えない、食材の美味しさの純粋な集約である」ところにあります。鶏一羽丸ごとの旨みと、やがちゃん伝統の「無添加ヤンニョムジャン」の凄みのある辛味と旨みが醸し出す、壮絶な味わいです。

表現を変えれば、「どうやっても、味が割れない美味しさ」なのです。

このホールタトリタンのスープは、それ自体の本質があまりに純粋なため、「できた後に薄めても、味がまったく崩れない」のです。ですから、たとえばジャガイモを茹でた茹で汁を入れても、美味しさはまったく変わりません。素性が確かなものは、後からいろいろ調整しても、その質は落ちません。

インスタントラーメンに余計にお湯を入れて薄めると、美味しくなくなりますね。

それとは、まったく違うということです。

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大量生産品の悲しさ

この坦坦麺、本日午後のウォーキングの後に、あるお店で食べました。

すぐに出てきたのでビックリしましたが、食べてみてわかりました。
インスタントの「坦坦麺の素」のようなものを、お湯で溶いただけのものだと感じました。

味が完全に「割れていた」のです。

添加物を多用して大量生産するものの、これは宿命のようなものです。

深みがまるで無く、表層的な味わいに終始し、食後に残るのは、化学調味料のベタベタとした不快な味わいです。

ですから、お約束します

仮にやがちゃんキムチが大工場で大量生産されるようになったら、この坦坦麺と同じことが起きると思います。真実の美味しさというものは、作り手がその手で、係りきりになって、必死で全力でやり遂げてようやく出せるものだからです。

私自身、今の売り上げの3倍を越えたら、もう自分だけではできません。それは私の望むところではありません。

ですから、やがちゃんキムチは、今後もずっと私が作り続けます。

これがお客様へのお約束です。

 

あるご感想を頂きました

佐賀県のお客様で、H様というかたがいらっしゃいます。。もう、何度もリピートを頂いているお客様です。唐津で、有名な干物屋さんをなさっていらっしゃる方です。

今回も、8月末にホールタトリタンやサムゲタン、オイキムチなど、たくさんご注文を頂きました。
ですが、私(矢ケ崎)のミスで、オイキムチの個数を一つ少なく間違えて発送してしまいました。

電話でご連絡を頂き、あわてて再発送をしたのですが、その不足品の到着のご連絡メールをわざわざいただいただけでなく、ありがたいご感想まで頂いてしまいました。

ご了解の上、ご紹介させていただきます。

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矢ケ﨑 様
こんにちは。
オイキムチ頂きました。
早速のご対応、ありがとうございます。
昨日、ホールタトリタンとサムゲタンを頂きました。
教えていただいたように、
タトリタンに茹でたじゃがいもを入れていただきました。
すっごーくおいしかったです。(^o^)
子供たちも
「辛いけどおいしいね!」とハフハフしながら食べていました。
スープ美味しくて、締めにご飯を入れて一滴残らず間食しましたよ。
リピ間違えなしです!!
辛いのが苦手な子用にサムゲタンを注文したのですが
鳥がやわらかくおいしいのはもちろん
このサムゲタンのスープが素晴らしい!
濃厚だけどさっぱりでたまりませんでした。
サービスで頂いた醤油とジャンもおいしそうです。
今日届いた商品にも韓国のりが入ってました!
この韓国のり、子供が大好きで一人で食べてしまうんですよ。(笑)
いつもありがとうございます。

 

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このようなご感想こそ、私が一番うれしく思うものです。

また、励みを大いに感じました。 本当にありがたいです!

 

おまけは嬉しい! 大おまけセールスタートしました

秋の大おまけセール

 

 

やがちゃんキムチのお客様なら、ご存知です。

「やがちゃんキムチは、おまけをつけてくれるのよね」・・・と。

たまに忘れたり、おまけがなくなってしまったりすることもありますが、基本的には、ご注文以外に何がしかの「おまけ」を差し上げるようにしております。

私自身、「おまけ」が大好きなんです。

その昔は、「グリコのおまけ」というのもありました。

家の近くの駄菓子屋さんで、お店のおばちゃんが、「ほれ、これもって行きなさい!」と、キャラメル一粒をよくくれました。2個1円で売っていたバラのキャラメルです。つまり、1個50銭。

それをもらうとうれしくて、10円くらいで買った駄菓子より、その50銭のキャラメルを真っ先に食べるのでした。

近所にはもう一軒の駄菓子屋さんもあったのですが、そこのおじさんは意地悪で、「買いもしないのに触っちゃだめだ!」などと小言を言うので、ほとんど行きませんでした。

でもあるとき、そのおじさんのお店にある、5円くらいでチューチュー吸うゼリー菓子が食べたくて、思い切って行ったことがあります。そのゼリーには籤(クジ)がついていて、当たるともう一本吸えるのです。

1回目、当たりませんでした。決意して、もう一回5円を払って、吸いました。

それでも当たりません。

そうしたらその怖いおじさんが、「もう一回吸ってけ。ただでいいよ」と言ってくれたのです。

信じられずに突っ立っていると、

「お前の父ちゃんには世話になってる。さあ、早く吸って行け!」と畳み掛けてきました。

怖かったし、さらに父親のことを言われたので余計に緊張しましたが、言われるとおり、吸わせてもらいました。そしてたぶん、吸い終わって、逃げるように帰ってきたのだと思います。「ありがとう」もいわずに。

おまけは、本当は嬉しいものですよね。

やがちゃんキムチ恒例の、「秋の大おまけセール」、5日から14日までの10日間の開催です。

3000円お買い上げごとにひとつ、うれしいおまけキムチが選べます。

たっぷりおまけをゲットして、秋に美味しいやがちゃんキムチをご堪能ください!

こちらかどうぞ!

 

 

 

 

沖縄の美味しさ、美しさ

まずはソーキそば!

チラガー(豚の顔の皮) これ、おいしいんです!

テビチ(豚足)の揚げ物。あちこちで、揚げてあるのを見ました。皮がパリッとしていて、いい食感です。

マンゴーびっしりの巨大なかき氷。道の駅で一番人気でした。

椰子の実に、巨大ハンバーガー。椰子の実ジュースは、とても飲みきれません。

タワーハンバーガー。半分は食べられました。

巨大な冬瓜(とうがん) いたるところに売っていました。

美味しく美しく、優しい南の島

夏の終わりに、沖縄でいろいろ見てまいりました。本当に久しぶりだったのですが、沖縄の美しさ、美味しさにはやはり魅了されました。人の優しさにも、また。

日本の一部であり、すべて日本ではない沖縄。

美しい珊瑚の海。熱帯の森。

基地。戦闘機。

70年前の悲惨な事実と、それ以前の複雑な歴史。

自らは戦わない道を選び、常に笑顔で東西と向き合ってきた、南の小さな穏やかな国。

二度と戦火にまみれさせてはいけない、宝物の島です。

ホールタトリタンが復活しました

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前号の続きです。

ホールタトリタン、できました

見つかったレシピで、ひな鶏の丸ごと一羽を煮てみました。15年前の記憶がよみがえり、ああ、そうだ、あの時はあの工場で、夜遅くまで必死に鶏を煮たんだっけな・・と、その時の工場の匂い、灯り、鶏を煮る火の熱さ、かけていたラジオから流れてくる音楽・・など、次々に思い出されました。

そして、ホールタトリタンは、15年ぶりにできたのです。

販売ページも準備しました

以前よりはるかに美味しくなっていました

レシピとおりに作ったのですが、15年前とは味がまるで違います。もちろん、方向的に同じ味なのですが、深みがまるで違うのです。口当たりもまろやかで、食べるほどに、その深みにはまるのです。箸が止まりません。

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その理由は、すぐに理解できました。

素材がすべて無添加になり、自然の旨みが深まったからです

15年前はまだ、やがちゃんキムチは無添加ではありませんでした。

微量使用でしたが、化学調味料を味の決め手として使っていました。
それをその後無添加にする過程で、ありとあらゆる手法を駆使して、徹底的に自然の素材の味を抽出する努力を重ねてきたのです。

ヤンニョムジャンも、原料自体が15年前とはまるで違います。今のヤンニョムジャンと比べたら、15年前のものは、まるで「オモチャ」のようなものでした。醤油だれも、味噌だれも、まったく違います。自然発酵食品の美味利用や、和風だしの技術の応用など、やがちゃんキムチはこの15年間で、まったく違う味の現出が出来る様になりました。

だから、ホールタトリタンも、はるかに美味しくなっていました。

まず、丸ごと温めて、肉を食らう!カムジャタンもよし!

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解凍したホールタトリタンをそっくり鍋にあけ、温めてください。これだけです。
なお、解凍は、ボールに水を流しながら袋ごと解凍すると、早いですよ。もちろん冷蔵庫での自然解凍でもOKです。

ひな鳥を丸ごと煮てあります。長時間煮てあるので、簡単に箸でほぐせます。ヤンニョムの味の沁みたこのお肉、たまらない美味しさです。たっぷりあります。なんといっても一羽分ですから! ガンガン召し上がってください!

このとき、あらかじめ茹でておいたジャガイモを入れると、「カムジャタン」となって、ものすごく美味しいです。ジャガイモのゆで汁は、ホールタトリタンの辛さの調節にお使いください。

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残りスープでごった煮をする

お肉を食べつくしても、スープは絶対に捨てないでくださいよ! 食べ切れなかったら冷蔵庫で保管して、翌日にでもまた、お好きな野菜を入れて「ごった煮」を作ってください。鶏肉の旨みをたっぷり含んだこの辛味スープは、極上の味わいです。これが無添加などとは、誰も信じないでしょう。それほど、旨みに満ちた豊かな味わいです。

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具として、お豆腐、生卵は必須アイテムかもしれません。本当によく合います。

最後はご飯やうどんで締める!

さあ、ごった煮も終わりに近づいたら、ぜひ、ご飯かうどんを入れましう!

これがまた最高! こんなに美味しい「おじや」や「うどん」、誰も召し上がったことがないはずです。夢中で食べ尽くしましょう! 最後の一滴まで、ホールタトリタンの汁をご堪能ください!

伝説のホールタトリタンのこと

私にキムチの基本を教えてくれた方

私のキムチ業の経験は約30年になりますが、もともとキムチが好きなわけではありません。

子供のころ、実家の食品店で売っていた「朝鮮漬け」などは、臭くて辛くて酸っぱくて、大嫌いでした。

それが様々の経緯で、自分でキムチを作って売ることになったとき、3日間だけ「キムチの基本」を教えてくれた方がいました。ヤンさんという当時60歳前後の女性です。

ヤンさんからそのとき学んだ「イロハ」に無数の改良を加えて、幾多の変遷の末、今の「無添加」レシピにたどり着いたのです。

済州島に伝わる伝説の鶏料理

そのヤンさんがそのときに、「私の田舎では鶏肉を丸ごと煮たキムチがあって、それは特別なときに作る料理なのよ」と教えてくれたのです。いろいろ聞くと、その料理の背後には、おばさんの郷里の済州島で実際に起きた、悲しい愛の物語があることを知りました。

その後15年ほどを経て、私はその話を思い出し、鶏を丸ごと一羽煮込んだチゲ「ホールタトリタン」の試作をして、苦心惨憺の末、売り出してみました。ダイナミックなその鶏キムチは意外なほどに大好評を呼んだのですが、その作り方があまりに大変なため、継続は諦めました。

レシピが見つかった!

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今年の夏、その話をある韓国出身の職人さんに話したところ、非常に興味を示され、済州島のお知り合いなどに連絡を取ってくれたところ、その「ホールタトリタン」の悲恋伝説は確かに存在していているが、料理自体はもう絶えて亡くなっている、ということがわかりました。

そこで、その職人さんが、「レシピがあれば、私も協力しますから、再現しましょうよ」と言ってくださいました。

それならば、ということで、散々レシピを探し、記憶をたどりましたが、15年の間に二度引越しをしていることもあり、見つかりません。もう二度と作ることがないと思い、せっかくあれほど苦労してたどり着いたレシピを、放棄したのだと思いました。

半ば諦めかけたところ、 なんと最近、私の自宅から、15年前のレシピのコピーが見つかりました。

これも何かの「縁」かも知れません。

出てきたレシピと、おばさんの教えの記憶、自分自身の現場の記憶をかき集め、もう一度トライしてみようと思います。

伝説の「ホールタトリタン」ができるか否か・・・。がんばります。

頂のある食生活

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冷麺に、白菜キムチ・・・もちろん、無添加。写真は、「頂(いただき)」です。

 

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冷やし中華にも、無添加キムチ。これも「頂(いただき)」です。

 

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卵かけご飯にも、無添加キムチ。これもまた、「頂(いただき)」です。

 

まだ「頂」を召し上がったことの無い方は、ご想像ください。

いや、想像できないかもしれないですね。

想像を超えた味わいですから。

 

頂が、あると無いとでは、大違い。

百聞は一食に如かず。キムチ好きの方なら、これを体験しないわけには行きません。

作り手の私が言うのもおかしいですが。

白菜キムチ 頂

 

 

 

 

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お買い上げ5千円未満・・・送料半額《400円》!(沖縄は別途です)

とさせていただきます。

お届けは、基本的に来週以降となります。
15日着の製造発送だけはいまのところ奇跡的に余裕がありますので、お急ぎの方
はどうぞ)

★一ヶ月先までの、先日付配送予約もお受けします★

ご帰省先からでも、スマホ操作ででも、チャッチャッとお申し込みください。

それでは、いいお盆を!
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《 お奨め4品 すべて無添加! 》

★白菜キムチ頂(いただき)! 朝これを食べると、一日快調です!!
冷蔵庫に常備してください!
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★「オリーブ七味」を、様々のお料理にお使いください! 超美味ですよ!
グレードアップしてさらに美味に!
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★チャンジャなら、やはり、やがちゃんキムチ。 ビールとの相性、抜群です!
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《 四方山話 》

お盆でご実家のお墓参りされる方も多いでしょう。

10年ほど前、信州の旧実家の墓に詣でた時、こんなことがありました。

小川にかかる小さな橋を渡ったところにその墓はあるのですが、一緒に行った叔父が、

「おお、またここに咲いとる」と、橋を渡ったところの地面を指差しました。

ちいさなリンドウの花が一輪だけ咲いていました。

「盆になると咲くだよ。おばあが好きだったでな。おとつい来た時にゃあ生えて
いなんだ」

おばあとは、私の祖母です。つまり、一昨日叔父が墓掃除に来たときには、リンドウの
花が咲くどころか、生えてすらいなかったというのです。

「いきなり生えて咲いたわけ?」と笑って聞くと、

「毎年そうずら」と言います。冗談ではないように思えました。

その墓は、祖父母が住み、私の父や叔父が生まれた旧実家のすぐ近く。
祖母の魂がまだ生きているのかもしれないと、小川のせせらぎを聞きながら、自然に
思いました。

その叔父もその後亡くなりましたが、マツタケ採りの名人でした。
今年のお盆には、お墓の近くにマツタケがひっそりと生えているかもしれないです。

ご先祖様、大切ですね。

たった一回だけでも、一生の思い出。

心に残る思い出、作っておきたいですね!

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それでは、よろしくお願い申し上げます!

公式ブログも、更新続行中です
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それでは、よろしくお願い申し上げます

薄味で美味しい料理を作るコツ

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濃い味、甘い味、好みには地域差がある

ダイエット健康食で有名な「タニタ食堂」さんが、秋田県で苦戦中という報道がありました。

「薄味」が現地のお客様になかなか受け入れられない、とのことです。なるほど、という記事でした。
私の身内にも東北の人が何人もいますが、まず、何にでも「醤油をかける」ので驚きます。
塩味の強い、濃い味付けのものが、どうしても好まれるのですね。

一方私自身は信州長野県の生まれで、信州人は、塩味よりも「甘い」ものを好みます。
たとえば、納豆には砂糖。トマトにも砂糖。スイカにも砂糖。これ、私の郷里では当たり前の光景です。

塩をあまり加えないで、味を「濃くする」方法・・・。実際はいろいろあります。

やがちゃんキムチも、「低塩」キムチです。野菜の塩漬けの塩分は、当初5%、残留で2%程度しかありません。それでも、あれだけ濃厚で美味しい味わいを出せるのは、それなりの工夫をしているからです。

塩分を減らして味を濃くする方法 その1・・・和風だしを加える

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昆布やかつおなどから取る、「和風だし」はうまみの塊です。これを手間隙かかるので、化学調味料で済まそうとするからいけないのです。化学調味料のグルタミン酸ナトリウムは、塩分と同じ弊害があるといわれています。天然のだしをとり、まずは旨みで味を濃くする・・・これが第一の基本です。

塩分を減らして味を濃くする方法 その2・・・発酵調味料を使う

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発酵調味料とは、文字通り、発酵させて作る調味料です。
酒、酢、醤油、みりん、みそ、麹・・・などがそうですね。

発酵調味料は、味が生きています。すでに発酵は止まっているのですが、発酵により、味が立体化し、深みが出ています。

甘、塩、苦、辛、酢、というような「味」は、平面的なものではありません。
それぞれに、「深み」があるのです。

この深みを出すコツが、発酵調味料を使うことなのです。

塩分を減らして味を濃くする方法 その3・・・合わせ業を使う

 

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無添加で美味しいものを、しかも薄塩で作る、という行為は、簡単なようで大変な工夫が要ります。

その工夫は、上記したようなものを、「いかに組み合わせるか」によるのです。

ひとつの方法だけでは、味は単純なものになります。
そこを、組み合わせて使うのです。
柔道の「合わせ技で一本」と同じ発想です。組み合わせれば、相乗効果が出るからです。

たとえば・・・・・洋風スープを無添加で薄味で作るには・・・・・・
●まずベースのだしをとる
●だしにお酒だけを入れ、野菜を入れて煮込む。蒸発で減った分だけ、水を入れる。
●隠し味に、酢と味噌を少量入れる

この方法で作るスープは、だしの旨みに素材の味わいが乗って、本当に美味しいものとなります。お酒や酢、味噌のおかげで、味も濃厚に感じられます。
塩は一切使わず。味噌の量の10%程度の塩分が加わっただけです、
このスープにカレールーを入れれば、極上のカレーにもなります。
デミグラスの素材を入れれば、濃厚な洋食用の素材に。

味というものは、こうして、「組み合わせて作っていく」と、「その先にも広がりができる」わけです。

ぜひ、あれこれお試しください。

 

 

 

オリーブ七味の夏 この暑さでもこれさえあれば・・・

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卵かけご飯に、オリーブ七味(上)

冷麺に、オリーブ七味(下)

 

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ピザに、オリーブ七味(上)

カレーに、オリーブ七味(下)

 

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従来の「オリーブ七味」の使用していたオリーブ油を、さらに香りが高い、エクストラバージンの最高級のオリーブオイルに変えて、しかも増量して再登場です。

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お値段は、わずか100円だけアップ。こちらからお求めになれます。

いろいろとお使いいただければ、その品質とおいしさをご理解いただけます。

猛暑で食欲のない時にも、これさえあれば。

500円クーポンの暑中お見舞いです(本日のメルマガより)

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最後の職人、全て無添加の「やがちゃん」からです
2015.08.01
やがちゃんキムチ
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★3日間延長させていただきます。8月3日(月)までご利用いただけます。★

ささやかな、やがちゃんキムチの「暑中お見舞い500円クーポン券」です
http://umakim.com/coupon/

こんにちは、やがちゃんキムチの矢ケ崎です。
いつも大変お世話になっております。

8月になりましたね。とんでもないな暑さが続く中、おいしい食生活を楽しんでいらっ
しゃいますか?

さて、29日に限定的に発行した「暑中お見舞い500円クーポン」ですが、
いままで経験したたことのないような、大変な数のご注文をいただきました。

本来でしたら昨日いっぱいで終了の企画でしたが、本日朝になっても、まだクーポン
ご利用のご注文をいくつもいただいています。

土日しか買い物をされない方も多いこと、6月登録までのメルマガ読者のみのご案内
だったこと、などを勘案しまして、

★3日間延長させていただきます。8月3日(月)までご利用いただけます。★

ささやかですが、やがちゃんキムチの「暑中お見舞い500円クーポン券」です。
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「クーポンを利用する」というボタンを押していただいて、お買い物をしていただくと、
後ほど500円お値引きの決済のご連絡をさせていただきます
(自動返信メールでは計算されませんが、後ほど手動計算いたします)

●受付期間は今日から8月3日までです。

●配送ご予約は、2ヶ月先までお受けします。

どうぞ、ご遠慮なくご利用ください。

なお、あの好評の「オリーブ七味」が、オリーブオイル増量でグレードアップして、
より使いやすく、より美味しく新登場しました。

まずは、バターの代わりにパンに塗って召し上がってください。驚きの味わいです!
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猛暑の中、お水の補給を忘れずに、キムチの補給も忘れずに! どうぞお気をつけて!!
どうぞよろしくお願い申し上げます!

夏の食中毒対策の基本

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毎日暑い日が続きます。

夏休みですので、外で食事をする機会も多いですし、お弁当などを持つことも多いですね。

注意しなければいけないのは、「食中毒」。
目に見えない菌が原因になるので厄介ですが、「予防の原則」というものがあります。
やがちゃんキムチの立場から言えるその原則は、以下の4つです!

1)手を洗う

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調理する前に手を洗うことは、基本中の基本です。
石鹸でよく洗った後、アルコール消毒もしましょうね。
また、怪我をして傷ついた手では、調理をしないでください。熱にも強いブドウ球菌が料理についてしまったら大変です。

2)菌を洗い流す

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野菜などは、調理する前に、よく水で洗うことを習慣付けましょう。
魚介類にも、表面に腸炎菌がついている場合もあるので、水洗いの習慣をつけましょう。
素材だけでなく、包丁やまな板を洗って使う、ということを心がけましょう。

3)火を通す

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たいがいの菌は、加熱することで殺せます。煮る、焼く、揚げる・・・「火を通す」ことを大基本としてください。

4)耐熱菌対策 (早めに食べる 保管は冷蔵で)

食中毒菌の「セレウス菌」、「ウエルシュ菌」などは、加熱してもなかなか死にませんので、「増殖させない」ことが必要です。
調理後、生ぬるい状態で放置すると、これらの菌が増えてしまいます。
増える速度は、時間とともに、急激に増します。

おにぎりなども、要注意。

早めに食べることを心がけましょう。

特にカレーやシチューなどは、粗熱をとってから冷蔵庫に入れる・・これが基本です。

以上4つの対策で、おなかを壊さない夏にしてください!

 

鶏ジンギスカンのおススメ

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これ、「鶏ジンギスカン」です。

やがちゃんの「無添加ジューシー唐揚げ用肉」を、揚げないで、ジンギスカン風に、野菜と一緒に炒めたものです。

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お肉に無添加の味付けが施されていて、しかも、驚くほど柔らかいお肉なので、美味しい美味しいジンギスカンとなりました!

暑い時は揚げ物も億劫になりがちですが、これならすぐにできますね!

お奨めです!

 

やがちゃんキムチが無添加である理由

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やがちゃんキムチは、

キムチ、チャンジャ、ナムル類と・・・・

キムチのタレ(ヤンニョムジャン)、しょうゆだれ、コチジャン、肉用タレ、等のタレ類

を製造しています。また、タレを専門業者さんに送って、味付けマトンや唐揚げ用鶏肉を製造してもらい、それを製品として販売もしております。

そして、製造するものも、販売するものも、すべては、「無添加」です。

添加物の入ったものは、一切販売しておりません。

なぜそんなに無添加にこだわるのか・・・・・と、よく聞かれます

添加物を使えば、

○簡単に美味しくなる(化学調味料使用)

○見栄えがよくなる(着色料使用)

○素材が薄くても、商品になる(増粘剤使用)

○長持ちして、無駄が出ない(保存料使用)

というようなメリットがあるというのは、業界内の常識。大きなメーカーの技術者さんは、この添加物の使い方、組み合わせ方に実に詳しく、私などはとても敵いません。

つまり、添加物を使わない私には、使って作る方法が、まるでわからないのです。

以上、ある側面から書きました。

次に、別の側面から書いてみます

やがちゃんキムチの全製品は・・・

○最高級の良質の原材料を、常識はずれの量を使います。そのため、

味が濃いので、保存性があります(保存料不要)

自然の素材の色が強く出るので、そのままで見栄えは悪くありません(着色料不要)

素材のみで、水などで薄めないので、密度が高く、濃厚です。(増粘剤不要)

あらゆる手を尽くして、自然の素材の極上の美味しさを追求しているので、抜群の美味を実現しています(化学調味料不要)

つまり、やがちゃんキムチが無添加である理由は、ただひとつ。

★添加物が必要ないから、使わない★

だけなのです。

そして、それによるメリットですが・・・・

★安心である

★自然の美味しさに満ちている

ということになります。

ずっとこの姿勢を貫いてきました。今後も、これを変えるつもりは一切ありません。

 

 

 

 

PG研修を経験してきました・・ついでに唐揚げも・・・

21日火曜日、東京である研修に行ってまいりました。

PG、という名前の研修なのですが、「自己突き詰め研修」というものです。

何人かのグループを作り、相互に質問と回答を繰り返しながら、「自分とは何か」、「自分何をしたいのか」「それはどうしてか」「これから先どちらを向くのか」などと、徹底的に自分というものを突き詰めて考える、という研修です。

終日行ったこの研修で、この歳(昭和30年生まれですが)にして、大きな気づきを得られました。

講師は、安久鉄兵さん。この方です。

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イケメンですね。

このお顔、そういえば、どこかで見たことがありませんか?
実はこの方、もうひとつのお顔をお持ちです。

「日本唐揚げ協会」という協会の会長さんとして、非常に有名な方です。

日本の唐揚げブームの仕掛け人の一人でもあり、最近はテレビにもよく出ていらっしゃいます。

偶然ですが、やがちゃんキムチも、「唐揚げ」を発売したばかり。
そのことを安久さんにお伝えしたところ、「ぜひ食べてみたい!」とおっしゃるので、研修当日にお持ちしました。

安久さん、非常に気さくな方なので、こんなショットも撮らせてくださいました。

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そしてなんと、ご自分で、「やがちゃん唐揚げ」をキッチンで粉をつけて揚げてくださったのです。これには大感激!

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唐揚げ協会会長自ら揚げていただいた、「やがちゃん 無添加ジューシー唐揚げ」・・・できました!

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会長のご感想・・・

「おお~~~~。これはジューシー! 美味しいですねー。 、唐揚げグランプリの金賞クラスの味ですよ!!」

・・・・

・・・・

うわ、これは感激! グランプリ? 金賞? いったい何、それ!? でもすごそう!

と、単純明快に喜んで、研修参加者全員で唐揚げを食べて昼食とし、午後の研修に向かったのでした。

午後6時、心地よい疲れとともに研修が終わり、この結果がホワイトボードに。

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何のことだかお分かりにならないでしょうが、

自分を知り  友を知り  この先の方向を知り  明るく感謝して歩む

ようになれる研修です。

あ・・・・宗教とか、そんなものは関係ない、本当に純粋な研修です。
ご興味のある方、安久さんをご紹介しますので、やがちゃんキムチまでご連絡ください。
(私はただの受講生ですが)

よろしくどうぞ!

で・・・唐揚げのページはこちらです! 本当に美味しいですよ!

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焼き鳥もうなぎも、タレが決め手〈作り方教えます〉

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焼き鳥、お好きですか?

焼き鳥もうなぎも、タレが決め手

私思うのですが、日本人の一番好きな味わいが詰まっているもののひとつが、焼き鳥ではないでしょうか。

それと、うなぎ蒲焼。焼肉も。

焼き鳥がお好きな方は、例外なく、うなぎもお好きなはずです。焼肉もそうですね。

その理由は、「タレ」ですね。
しょうゆ、みりん、酒、砂糖などから作る、あの「タレ」の味が皆さんお好きなのです。

つまり・・・逆の言い方をすれば、「タレがおいしくなければ、焼き鳥もうなぎもおいしくない!」ということになってしまいます。タレが決め手、なのですね。

 

市販のタレの添加物・・・

さて。市販の「焼き鳥のタレ」「うなぎのタレ」「焼肉のタレ」・・・結構あります。ネットでもあちこちで売ってはいますが、さすがに、醤油主体の味が濃いものだけに、「保存料」を使っているものは余りありませんね。
(ただし、原料の醤油自体に安息香酸という保存料が使われている例は多いです。これは、その手の業務用醤油のコストが安いからです。原料にもともと含まれる添加物は、製品の原材料表示には表示しなくていいという、妙な法律〈キャリーオーバー非表示制〉があって、消費者にはわからないようになっています)

しかし、タレの「粘度」を高めるために、多くの場合、「増粘剤」という添加物が入っています。
増粘剤自体には危険性は低いですが、しかし、本来「薄いもの」を濃く見せかけているのですから、大いに問題ですね。

そして、何よりも、味をごまかすために「化学調味料」(アミノ酸等)を使う! これが圧倒的に多数です。

私に言わせていただければ、これはもう、本当に「下の下」の行為です。

しょうゆ、みりん、という日本独特の優秀な調味料を主素材に使うものに、こんな科学的なものを使う必要など、本来はないのです。

いかに、日本の調味料メーカーが、安直に、経済性重視の姿勢でものつくりをしてきたか・・裏表示を見て、こういう添加物の表示を見つけるたびに、私は思います。

そして、日本の消費者は、まだまだ、こうした添加物に非常に寛容です。いけませんね。けしからないです。

タレなどは、ご自分でご家庭で、簡単に手作りできます。市販のものより、はるかにお安く、はるかにおいしくできます。

簡単に「さわり」をお教えしましょう。

しょうゆ 1  砂糖1 みりん 1

これが基本のタレです。これだけでも、十分にいけます。

これにアレンジを加えるなら、煮干や昆布から「だし」をとって加えると、抜群に深みが増します。また、レモンやりんごの果汁を加えると、さらに「切れ」のいい味わいとなります。少量の酢やりんご酢でも、近い効果が出ます。この辺の工夫は、お好きにやってください。

どうですか? かなりいいお味になったでしょう?

さらに、これに「味噌」と「唐辛子」の隠し味が加えられたら、最高ですよ。
これができたら、もう、プロ中のプロと変わりありません。

極上のタレが簡単にできる方法

やがちゃんキムチの「丸大豆醤油だれ」と「コチジャン」を合わせる方法です。

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これだけで、上に書いたすべての要素を満たします。

このタレで、まずは焼き鳥をどうぞ。

そして、コチジャンを少なめにして、うなぎをどうぞ。

さらには、にんにくやごま油を加えて、焼肉にどうぞ。

驚く美味が、ご家庭で出現します。

丸大豆醤油だれはこちら

コチジャンはこちら

本タラバガニケジャンの普及キャンペーン終了近づく

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やがちゃんキムチで何が一番お勧めですか? とよく聞かれますが、それはもう、いろいろあります。

常々心がけているのは、「すべての商品が、すべて抜群に美味しい」ということですから、すべてがお勧めなのですが、どうしてもどうしてもひとつだけ挙げてくれ、と言われるならば、これ。

オホーツク産本タラバガニのケジャンです。

この本タラバガニとは、オホーツク海で獲れ、生きたまま船上で凍結した、超新鮮なタラバガニです。アラスカ方面で獲れる、足の太い大味のカニでもなく、また、安価な「アブラガニ」という別種のカニとも違います。

身がぎゅっとつまり、甘みと旨みに満ちて、生で食べても最高の風味の味です。

ただ、生で提供するには、それなりのカット技術が必要です。切るタイミングと、切り方が問題なのです。慣れない方がやると、ぜんぜんうまくいきません。

そして、タレ。ヤンニョムジャンです。

カニの風味に合うタレは、そうそう簡単にはできません。無添加でつくなら、なおさらです。

やがちゃんの濃厚なタレは、生醤油、和風だし、国産レモン、りんごなども加え、カニの臭みを消し、極上なカニ肉の旨みを最大限に引き出しています。

最高です。

ただ、カニは高い。高いんです。年々、カニの相場は上がっています。

本タラバガニケジャンも、400gで2980円ですが、これでも相当にがんばっている価格です。

しかし、稀有なこの美味しさを、もっと多くの方に知っていただきたい・・・。

そう思い、「普及キャンペーン」で、350g 1980円という破格で、ご提供中です。

そのキャンペーンは、実は本日までです。(7月9日まで)

めったにない企画ですので、お見逃しなく。

 

 

お客さんを大切に思えば、自然と無添加になる

世の中には食べ物があふれ、売られている加工食品のほとんどに添加物が入っていることは、周知の事実です。

添加物でも、どうしても必要なものもあります。

たとえば、ラーメンに含まれるかんすいだとか、豆腐の「にがり」も添加物です。それらは、その食べ物が成立するために必要なものですから、使用する理由があります。

それでも、ほとんどの添加物が、「安く作るため」「きれいに見せるため」「味をごまかすため」「経済性のため」等の理由で使われています。この使用の理由は、すべて、「作る側」「売る側」の論理です。それは「食べる側」、つまりお客さんの側の論理ではありません。

ここが一番重要な点であることを、どなたもお分かりいただきたいと思います。

やがちゃんキムチが長年にわたり、無添加で不器用な作り方を続けているのは、すべて「お客さんにもっと安全で美味しいものを」と思う一念からなのです。

そうでなければ、化学調味料を入れ放題入れて、着色料で着飾って、長期間売れるように保存料を入れて、中身が希薄でも持つように増粘材をたくさん入れます。そして、「半額セール」「ポイント50倍」などと銘打って安く売りまくります。

それができる店では、当店はありません。

高いお金を払って全国からご注文を下さるお客さまに対し、そんなことはできません。

少しでも美味しく、笑顔になっていただくように。

日ごろのお疲れが和らぐように。

強張ったお気持ちがほぐれるように。

ああ。自然の美味しさは本当にいいなあ・・・と、心休んで思っていただけるように。

これからも、無添加で、さらに美味のキムチや関連商品を作り続けます。

正直申し上げて、無添加のキムチは、コストがかさみ、技術的にも難点が多く、大変なことの連続です。

それでも、お客様を大切に思うとという原点を忘れずに、当然のごとく、今後も無添加で参ります。

外国の方を大切に

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私は日本人ですが、キムチ製造という業種上、多くの韓国人の方とお付き合いがあります。

例外なく善良な方ばかりで、皆さん、ここ数年の政治的な妙な風潮について、話題にしてきたこともありません。

先日、日本に来て7年経つという方に、「日本語上手だねえ。僕なんか、キムチ屋なのに一言も韓国語しゃべれないよ」と私が言うと、真面目な顔で、「だって、外国で暮らすのには必死ですから。やがちゃんも、韓国で暮らすのなら、すぐに韓国語を覚えるようになりますよ」とおっしゃいました。

日本に生まれて住んでいる私たちにはわからない苦労が、垣間見えた瞬間でした。

言葉だけではなく、生活上のさまざまの苦労が重なる、外国での生活。

それでも懸命にがんばる方々と、仲良くやっていくのは人間として当然のことです。

心を豊かに持ち、お互いに力を合わせて行きたいですね。

あなたの新たな恋人、生まれました(生タコチャンジャのご紹介)

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北海道産の生たこ。正確には、「水タコ」といいます。日本最大のタコで、その足の味の良さは特筆ものです。

普通は湯がいて使いますが、鮮度がいいこの水タコの「生」は刺身で抜群に美味しいのです。
その場合、通常は「わさび醤油」で食べますよね。それはそれでもちろん美味しいのですが・・・。

これを、独特の「チャンジャ」にしたのが、やがちゃんの「北海生タコチャンジャ」。

やがちゃんの新商品です。

今まで、「生タコチャンジャ」はあるにはあったのですが、タレ(ヤンニョム)の味を100%変えました。

今回の新たな味わいは、信州味噌と唐辛子、三温糖で作ったコチジャンに、あの「オリーブ七味」を大胆に加えたのです。ですから、従来の味とは、180度違う味付けなのです。

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今まで使っていた油は、ごま油でした。

今度の生タコチャンジャは、エクストラバージンのオリーブオイルです。

ですから、サラサラ感が生き、レモンとりんごの果汁とあいまって、爽やかな香りを振りまいています。

たこ好きの方、チャンジャ好きの方。キムチ好きの方、必食です。

滑らかな食感と、華やかな香り、峻烈な辛さと、深いうまみ。
もちろん、完全な無添加です。

 

新たな味わいとの出会いは、新たな恋人との出会いにも似ています。

あなたの新たな恋人、生まれました。

 

 

 

お蕎麦屋さんでのおはぎ事件

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昨日は、やがちゃんキムチから車で5分ほどのところにできた新しいお蕎麦屋さんで遅いランチ。
おなかがペコペコの状態で行きました。

午後3時過ぎでしたから、50名は入る新店舗のお客は私だけ。

注文を取りに来た若い女性パートさんに、「野菜天もりそば」を頼みました。
ついでに、100円の「おはぎ」も。食後の甘いもの、大好きなんです。

「おはぎはいつお持ちしますか?」と聞かれたので、「(そばと)一緒に」と答えました。

座った場所は厨房に近い位置で、そば職人さんが3名ほど立っているのが見えます。
私の注文も、おそらく聞こえたと思いました。

10分ほど待って出てきたおそばは、写真のとおり。

よく冷水で締められたおそばは、歯ごたえも良く、香りも鼻に抜け、いい味です。

あっという間に、天ぷらもそばも食べ終えてしまいました。

でも、おはぎが来ません。お茶を飲んで待つこと、5分。それでもこないし、先ほどの女性の姿が見えないので、厨房に声をかけました。

「すみません、おはぎが来ないんですが」。・・・・・

3人のうち一番若い男性が、確認に来ました。「はい?御用は?」

「おそばと一緒に、と頼んだおはぎが来ないんだ。もうおそば食べ終わっちゃったのに・・」と繰り返す私。

男が男に対して、「甘いもの」を大っぴらに欲しがる図というのは、あまり格好のいいものではありません。

「かしこまりました。もう少々お待ちください」と帰っていく男性。 厨房に何か伝えて、それに最初にオーダーをとった女性の受け答えがあったようですが、姿は見えず、よく聞き取れません。

おそらく、女性がおはぎのオーダーを出すのを忘れていたのだと思いました。あるいは、「おそばと一緒に出す」のを、「食後に出す」と勘違いしていたのかもしれないです。

いずれにせよ、また数分待たされました。私、既に時間がありませんでした。

「もういいや!」と思い、席を立ち、先ほどの男性に、「おはぎまだなら、持って帰ります」と言ったところ、男性はまた「かしこまりました!」と厨房に向かって「おはぎ、お持ち帰りです!」と一叫び。

それに対して、奥のほうから女性の声で、「え! 持ち帰りじゃないです! 食後です!」との声。

厨房の男性がそれに対して、「どっちなの?」との声。よく見ると、職人さん、暇そうに突っ立った状態でした。

男性が私に、「あの、お持ち帰りですよね?」とさらに聞いてきます。

「いや、とにかく時間がないから、早く帰りたいの。テーブルに出すか、持ち帰りにするか、とにかく早くして!」と、少しイラついて答え、また席に戻りました。

直後に、小さなおはぎがお皿に盛られてポン、と出てきました。「お待たせしました」

複雑な心境で、無言でうなずき、一口で食べる私。あっという間です。

食後の甘いものを、一人で一瞬で食べるわびしさ。私の望んだ味と時間は、これではなかったのです。

もしこのお蕎麦屋さんに、従業員さんが一人か二人しかいなかったら、こういうミスはなかったでしょう。

サービスを充実させるための人の配置と、それゆえの無駄。

慣れないお店では時々体験することですが、せっかくのおそばの美味しさ、かなり台無しです。

おはぎが美味しかったかそうでなかったか、思い出せません。

人を減らすか、おはぎをなくすか。どちらかにしなくてはいけませんね。

老舗は何を変え、何を変えないか

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老舗とは何か

老舗の味、とよく言います。
「100年間変わらない作り方で、変わらない味を出しています」というようなこともよく聞きます。

果たしてそれは、本当でしょうか? 私は、違うと思います。

まず、「同じつくり方を守れば、同じ味が出る」というのは、ありえません。

長い年月の間には、原料自体が無くなってしまったり、品質が変化したりすることは当然です。
変わってしまった原料を同じ作り方で加工したところで、同じ味は出るはずがありません。それは必ず、変わるのです。

原料だけではなく、気候も変わります。文化も変わります。社会的背景も変わります。
そのような外部的要因から無縁であることは、どんな老舗のメーカーにも出来ません。
社会が必要としなくなった名品は、すでに名品ではないのです。

江戸時代に日本橋の目抜きとおりに並んでいた天下の名品達のうち、いったいいくつが今の世に残っているでしょうか。たった100年か200年のうち、ほとんどすべては姿を消してしまったのです。

本当に変わらないものとは

それでもなお、昔も今も世に受け容れられ、変わらず人気を誇る「老舗」は、何が変わっていないかといえば、作り方や材料ではなく、ものつくりに対する「考え方」、つまり、「哲学」が変わっていないのです。

少しでもいい素材を使い、少しでもお客様に満足感を感じさせるように、作り方の工夫をする。絶えず、研鑽する。他の店のいいものは研究し、可能なら取り入れる。

常により良いものを。
常にお客様の幸せを。

その姿勢こそが変わっていないことなのです。

やがちゃんキムチが守るものは

やがちゃんキムチは、たった25年ほど前に私が始め、いまだに私が運営しております。
その間、このような姿勢を変わらず持ち続けてきたからこそ、素材もレシピも、どんどん変わってきました。それが当然のことなのです。

老舗とは到底名乗れない当店ですが、ご支持いただいている多くのお客様のご期待に沿うために、今後も「変わらぬ姿勢、恐れぬ変化」で参りたいと思います。

無添加、美味、安心。

これだけは守ってまいります。

手賀沼は健康パラダイス

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延々と続く、ハス。

今日はキムチの話題はゼロです。

はるか向こうにも水面が見えますが、ここは千葉県の柏と我孫子、印西にまたがる湖、「手賀沼」です。
手賀沼の南側のほとりには、延長10キロほどの舗装された堤道が整備されていて、人と自転車が自由に遊べる道となっています。湖からのさわやかな風を受けながら、昨日はここを数時間歩いてきました。

◎日曜ごとのミニ歩行旅行

実は私、春先に成人病の傾向が見つかり、「運動」と「ダイエット」を医師から命じられました。

そこではじめたのが、日曜の休みごとの、「ウォーキング」です。
自宅の周辺を、1-2時間歩く。
私の自宅は水戸街道の近くにあって、街道の周辺には神社やお寺が点在しています。適当に目標を定めて歩き、疲れたら帰ってくる、ということを続けてきました。
以前書いた「牛久大仏」への歩行も、そのひとつでした。
先週は、歩きで自宅から手賀沼まで12,3キロ歩いて、帰りは電車で帰ってきました。

そして昨日、今度は車で手賀沼まで行き、畔を歩いたのです。

◎手賀沼は健康パラダイス

手賀沼は近いので、何度も訪れています。
子供が小さいころは、レンタル自転車を借り、この堤道をサイクリングしました。

それでも、長時間歩くのは、初めての試みです。

ここには、マラソンやサイクリングをしている人がたくさんいて、みなはつらつとしています。

これはなんというのでしょうか?
スキーのような、ローラースケートのような。
「撮っていいですか!?」と聞いて、「はい!」と答えていただいたので、パシャリ。

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四季の植物も楽しめますが、昨日は湖に広がるハスの群生が見事でした。

 

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手賀沼を訪れる人にはすっかりおなじみ、「ハクチョウ」です。

どうも、10羽くらいはいるようです。人には慣れているようですが、以前私は「接写」して嘴で突かれたことがあるので、昨日は遠巻きにパシャリ。

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東の端の「曙橋」が、この道の終点、つまり折り返し点です。
ここまで来るのに、約7キロ、1時間半かかりました。

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安全でさわやかなこの湖の畔。

唯一の難点が、日本の公園にはどこでも豊富にある、トイレと水のみ場です。あまりないのです。
いままでは、トイレが10キロ先、といったような感じで、特に子供連れの場合など、非常に不便でした。

特にトイレは、手賀沼浄化活動の関係で、敢て控えてきたようです。それでも今回、畔の中間地点で、新設のトイレを見つけました。これは安心です。

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ただ、この新設のトイレにも、「手洗い水道」がありません。

当初から曙橋の脇にあるトイレの手洗いにも、こんな表示があります。

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そうなんです。

手賀沼で遊ぶ場合、「水」は必需品です。現地の水道で何とか補給、ということができません。
必ず、ペットボトルで持参しなくてはなりませんね。

私が片道7キロの行程で唯一見つけた飲み物が、畔から降りたところのこの自販機。いや、助かりました。
カラカラの喉を、何とか癒せました。

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◎週に一度は心を入れ替える

私たちは、1週間単位で動いていますね。週の始まりから終わりまで、あっという間です。

その中で、アクセントをつけていかないと、ただ漫然と働き、時間だけが過ぎていくということになりかねませんね。
飲食の誘惑は多いし、成人病へまっしぐら、となるのも、当然のような気がします。

さて・・・・来週はどこに行きましょうかね!

キムチ屋だからこそ、真剣に和風だしを研究して来ました!(本日のメルマガより)

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最後の職人、全て無添加の「やがちゃん」からです
2015.06.05
やがちゃんキムチ
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《 やがちゃんのだし、「やがだし」。無添加の旨みの真髄です 》

★羅臼昆布、マイワシ、干し椎茸から、極上の旨みを取り出しました!★
やがちゃんの、純だし液、「やがだし」登場です!
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こんにちは! やがちゃんキムチの矢ケ崎です。

あちこちで入梅が続き、季節の風が吹いていますね。日本は、四季があるから日本
なのだ、と今更ながらに感じます。

その日本の食事、「和食」。

その和食を支える、「だし」の文化。これはすごいです。

和食とキムチとは関係ないとお思いでしょうが、とんでもない!
やがちゃんキムチは、だしがなければ成り立たない、だしのキムチなのです!

やがちゃんキムチは、もう何十年も、この和風のだしを研究し、利用してきました。
やがちゃんキムチの美味しさの大きな部分は、この「だし」によるところが大きい
のです。

◎昆布  ◎煮干  ◎椎茸

この3つの素材から、丁寧に丁寧に、旨みを煮出します。水につけたり、煮出したり。
本当に手間のかかる作業なのです。

和食屋さんでも、ここまで丁寧に取らないよ、と友人の和食の料理人にも言われたこ
とがありますが、この旨みがあってこそ、やがちゃんの無添加の美味しさが光るのです。
その「だし」のそのままの液体を、「やがだし」として、そのまま販売することにしました。

ご家庭で、本当にどんな場面でもご利用できます。

「この料理に、ちょっと旨みを加えたいな」「これ、コクが足らないな」・・・

和洋中華、どんな料理にも、少し加えてみてください。

このだしのいいところは、もともとの料理の美味しさを消さないことです。
穏やかな旨みなのです。無添加ならではですね。

論より証拠、一度お使いください。
360mlで780円で、販売開始です。

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なお、本日より一週間、なんと半額! たった390円! 美味しさを知っていただく
ための、特別措置です!
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なお、だしをとった後の、昆布、しいたけ、にぼしは、「だしかす」として、これも
たった100円で販売します。栄養たっぷりです。やがだし1本につき、1パックの
販売です。

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《 お奨め4品 すべて無添加! 》

★毎日の「頂」は、活力の源。こんなに美味しい白菜キムチ、ほかにありますか?
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牡蠣、ホタテ、カニ、タコ、えび、栗、あさりが、宝石のように散りばめられます!
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白いご飯でもいけますよ! 驚きの超美味!
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★この生タラバのお肉の美味しさときたら・・・やがちゃんの本タラバケジャン!
もうたまりません! 絶賛のケジャンです
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《 四方山話 》

ちょっと、昔の戦争の話ですみません。

私の父は、昭和18年に徴兵され、中国戦線で戦いました。

終戦後は抑留され、日本に帰ってきたのは、22年です。
程なく母と結婚し、私たち子供3人を設けました。

その父は、よく酒を飲み、よくしゃべる、豪快な性格の人でした。

近所の人をよく呼び、誰彼ともなく酒を振舞い、飲んで賑やかにするのが大好きな
人でした。その分、母は相当苦労したと思います。

ただ、その父から、4年間も過ごした中国での戦争体験、抑留体験の話は、殆ど
聞きませんでした。
何度か、「戦友会」という集まりに呼ばれたことがあったようでしたが、出ていきま
せんでした。

その父は50代で早く亡くなり、何故戦争の話をしなかったのか、今では聞くすべが
ありません。

ただ、間違いないのは、子供に語りたくないほどの、辛い苦しい体験だったから、
だと思います。あの父が、ほとんど一言も話さなかったのですから。

母も亡くなり、あの時代を知る人は私の家から居なくなりました。
そして今、戦争関連の法律を変える云々で世の中はいろいろと喧しいです。

キムチ屋として、一言だけ言わせていただけるなら・・・・。

平和があってこその、家族です。
家族があってこその、食事です、
食事があってこその、美味しさの喜びです。

戦争は、愚か者の所業です。

平和な日本が、いつまでも続きますように。

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たった一回だけでも、一生の思い出。

思い出、作っておきたいですね!

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流山、みりん、新撰組。オリーブ七味は無料期間です!

やがちゃんキムチのある柏市に隣接する「流山市」は、歴史を感じさせる町です。

今日は自宅から歩いて、総武流山電鉄の「流鉄線 小金城跡駅」に行き、2両編成の電車に乗って、その流山の中心街に行ってきました。

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この電車、社内広告がゼロです。

今日の車内には、沿線の小学校の児童が書いた絵が貼り出されていました。
なかなか、いいですね。

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流山は、「みりん」の製造で今でも日本一の町です。万上みりん、天晴みりんという名前で、江戸時代からみりんの大産地として名を成してきました

今でも、「流山キッコーマン」という会社名で、万上みりんが作られています。

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みりん工場の裏には、江戸川が流れています。

暑い一日でしたが、ここの土手には気持ちのいい風が吹いていました。

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土手を再び降りて、流山商店街にある、「万華鏡」のお店に。

 

 

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江戸時代からある寺田屋というお茶屋さんのお店の中は、「万華鏡ギャラリー」になっていて、世界のさまざまの万華鏡が並んでいました。
特に、市内在住の世界的万華鏡作家・中里保子さんの作品がずらっと並んでいます。
世界一と認められたその作品は、たとえようのない美しさ。
しばし陶然とした時間をすごしました。

近くには、俳人の小林一茶の記念館などもあります。

また、流山は、幕末の「新撰組」の終焉の地としても有名で、その最後の陣屋となった酒屋の建物が、今でも残っています。

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気楽に行けて、気楽に見回れる流山、歴史の街。

ゆっくりと、歩いてください。

 

さて、やがちゃんキムチからのお知らせですが、ただいま、「オリーブ七味」無料プレゼントを実施中です。

ほかの商品を3000円以上お買い上げの方は、「無料ボタン」を押してください。

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やがちゃんの最近の自慢、「オリーブ七味」、ぜひ召し上がっていただきたいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大仏目指して山道を・・・ チャンジャ30%増量キャンペーン開始です!

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2015.05.23
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《チャンジャをたっぷり食べましょう! 30%増量サービスキャンペーン》

★味付けチャンジャが、全品30%増量サービス!★
(必ず増量ボタンを押してくださいね!)
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こんにちは! やがちゃんキムチの矢ケ崎です。

初夏の気持ちよい天候が続く千葉からですが、ご飯、おいしく食べていますか?

朝ごはんが美味しい時は、体調もいい時ですね。

少し太り気味の私は最近ダイエットを心がけていますが、朝ごはんはいつもお腹いっぱ
いに食べています。
夕食を控えめにすると、朝はお腹が空くんですね。これ、いいパターンだと思います。

その白いご飯に、たっぷりの、無添加チャンジャ。

うーん、たまりませんね。

やがちゃんのチャンジャは、本当に以前から長い人気を誇っていますが、最近、私の
いる柏店にも、結構な遠くから、「美味しいチャンジャのうわさを聞いて来ました」
とおっしゃるお客様が見えるようになりました。

チャンジャファン、大変多いようです。

私が店頭でお勧めするのは、チャンジャとご飯と海苔の組み合わせ。

チャンジャご飯に乗せ、海苔にくるんでパクッ! 最高ですね。

お腹いっぱい海苔チャンジャご飯をいただいて、熱いお茶をすする・・・。満足。
さあ、今日も一日がんばろう! という気持ちが沸いてきます。

チャンジャの30%増量キャンペーンを、1週間(今日から29日まで)行います!

ページ中央の「増量ボタン」を押してお買い物をされると、味付けチャンジャ全品を
30%増量してお届けします。
100gは130g、200gは260g、500gは650g、1キロは1.3キロ!

さあ、無添加チャンジャでご飯をたっぷり食べましょう!
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《 四方山話 》

ダイエットを心がけてから、休日は努めて歩くようにしています。

2週間前の日曜日、思い立って、電車で茨城の牛久駅まで行きました。
ここには「シャトーカミヤ」というワイナリーが以前あったのですが、今は記念館と
レストランになっています。
そこを見学した後、さて、次はどこに行こうかと思い悩んだ後、地図で「牛久大仏」という
有名な大仏を発見。10キロほど離れていますが、そこまで歩いていってみようと思い
立ちました。

適当に方向を定め歩き出しましたが、やがて道に迷い、二時間歩いても、全然大仏さん
が見えません。そのうち日も傾いてきて、やむなく路線バスに乗って、帰って来ました。
悔しかったです!

その悔しさを晴らすため、今度は、スマホにナビアプリを入れて、万全の準備をして
一週間後の次の日曜に再トライしたのです。

ところが、このスマホ、最短ルートを導いてくれるのはいいのですが、とんでもない
藪だらけの山道を案内したり、農家さんの庭を横切らせたり、とにかくひどいルート
の連続でした。

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しかもナビアプリがバッテリーを食って、途中でスマホが切れてしまいました。
山道で途方にくれる私。

しかし、さまよっているうちに、ついに、巨大な大仏の背中を遠目に発見!
あとはひたすらそれをめがけて歩いて、都合3時間半かけて、ようやく辿り着きました。
いや、疲れました。

大仏さんの下の売店で食べたソフトクリームは、本当に甘くて美味しかったですが・・。
帰りはもちろん、バスに乗って帰ってきました。

でも、テクテク歩くのは本当に楽しいですよ。

今度の日曜は、近所の「手賀沼」の辺を歩くつもりです。
手賀沼までは、迷子にならない自信もありますので!

たった一回だけでも、一生の思い出。

思い出、作っておきたいですね!

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赤い橋を渡ったあの宿は?・・白菜キムチ頂30%増量キャンペーン!(本日のメルマガより)

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《 今頼めば、3割りお得な1週間! 5月21日まで!》

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こんにちは! やがちゃんキムチの矢ケ崎です。

ゴールデンウィークはいかがでしたか?
私は、群馬の四万温泉に行ってきました。

その後、台風が突然襲って来たり、真夏の天気がやってきたり、何かと落ち着きませんね。

さて、相変わらず野菜が高いですね。

白菜も、一個1000円近くすることもあり、なかなかキムチ屋も大変ですが、
それにかまわず、「頂 30%増量キャンペーン」を実施します!
ご遠慮なくご注文ください。

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頂のページ
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の中ほどに、「30%増量ボタン」があります。
ご注文前に、これを必ず押してくださいね。(押さないと、私が見落としてしまいます・・)

そのあと、通常に「頂」をご注文になれば、頂の全品を30%増量してお届けします。
400gなら520g、1キロなら1300g、2キロなら2.6キロ!

夏に向けて、体力をつける時期です。
今こそ、美味しいキムチをたっぷり食べましょう。

来週21日までの実施です。
ご遠慮なく!
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★チャンジャなら、やはり、やがちゃんキムチ。マイルド、無添加、深いうまみ。
ビールとの相性、抜群です!
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《 四方山話 》

ゴールデンウィークの後半、群馬の山奥の温泉に小旅行に行ってきました。
「四万(しま)温泉」です。草津や伊香保の大温泉街とは規模が違いますが、とても
風情のある温泉でした。

その奥まったところに、「積善館」という、古びた旅館があります。

温泉街を流れる渓流に一本の赤い橋が架かり、それを歩いて渡ると、積善館です。

正面に木造3階建ての古びた宿。右側は、一階部分だけ石造りの湯殿になっています。
そこから渓流の上を、屋根つきの渡り廊下が向かいの湯殿に続いています。
渓流は淀みなく、小さな流れを集めて落ちています。

この光景、ある映画で見ました。

そう。「千と千尋の神隠し」です。
この旅館と赤い橋が、作品のモチーフとなっているのです。

舞台

 

私はこの作品が好きで、繰り返し見てきました。何度見ても飽きません。
赤い橋を渡って湯の世界に踏み込んだ千尋が、「千」として湯殿で繰り広げるさまざまのお
不思議な冒険。
人の「欲」の姿を描いた、最高傑作。

千尋が、正体は白竜の少年ハク出会ったのが、その赤い橋の上。
湯婆ばや釜爺いや「顔なし」たちが居たのが、その湯殿。
木村弓さんのテーマ音楽とともに、あの夢のような物語が、脳裏に蘇りますね。

とてもいい場所でした。

高速降り口から40分で行ける、四万温泉。ぜひお訪ねください。

たった一回だけでも、一生の思い出。

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禁断のニラキムチ・・・「なんぱく」を知っている人はプロです!

 

関東のニラが旬を迎えています。

ニラは、スタミナ野菜の典型。
その強い香りと味わいで、「強い野菜」の代表選手として知られていますよね。

中華で人気のニラレバ炒めなどは、ニラでなければ、レバーの相手役は務まりません。

そのニラの、「なんぱく」とよばれる部分があります。ニラの葉の根元の、やや硬い部分です。
よく、テープが巻いてある、あのあたりです。

なんぱく、という名前を知っている方は、それだけでプロですね。

ニラの農家さんくらいしか、使わない単語かもしれません。

普通、なんぱくは硬いので、使わないで捨ててしまう人もいるくらいですが、じつは一番美味しい部分でもあるのです。栄養価も、非常に高いといわれています。

このなんぱくだけを使って、少しのにんじんとともに作ったキムチが、やがちゃんの「ニラキムチ」です。

一言で言って、「禁断のキムチ」です。

深い意味は、聞かないでください。

ニラキムチのタレは、特別です。

アミえび、ナンプラー、にんにくを増量してあります。うう・・それだけで、「強そう」でしょう?
強いです。
においも、味も、そして、「効果」も。

ニラキムチは、なんぱくの部分しか使わないので、普通のニラの葉の部分が余ります。
余ったら、サービスでつける。これが基本です。

やがちゃんのニラキムチには、ニラの葉がサービスでつくのです。すごいでしょう?

禁断のキムチ、ニラキムチ。今が一番美味しい時期です。

連休中のご注文は送料無料、または半額!(本日のメールマガジンより)

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★ゴールデンウィーク期間中(5月2日~6日)の受注分は、
送料無料!(5千円以上お買い上げ)、または半額(5千円未満)!★
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(配送は連休明け以降です。一月先までの先日付配送予約OK!)
こんにちは! やがちゃんキムチの矢ケ崎です。

ゴールデンウィーク真っ盛りですね! 全国的にいいお天気のようですね。

やがちゃんキムチも、3日から6日まで、お休みをいただきます。

そこで、突然、かつ思いつきのようで恐縮ですが・・・・

★ 今日(2日)から6日まで、衝撃の送料無料(または半額)サービス! ★

ゴールデンウィーク期間中(2日から6日)までのご注文分は、なんと、

お買い上げ5千円以上・・・送料無料!

お買い上げ5千円未満・・・送料半額《400円》!

とさせていただきます。
お届けは、ゴールデンウィーク終了後の8日以降となります。

★一ヶ月先までの、先日付配送予約もお受けします★

《すでに昨日(1日)までに連休明け以降配送のご注文済みの方には、送料分の
サービスをおつけしますので、なにとぞご了解ください! m(_ _)m 》
頼むなら、今です! もちろん、全部が全部、無添加です!

それでは、いい連休を!
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冷蔵庫に常備してください!
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《 四方山話 》
ゴールデンウィークで、海外に行かれている方も多いですね。

やがちゃんキムチの今年の連休は4日間ですが、そのうちの2日間は、ご商売の方
向けに製造発送を続けますので、事実上はほんの2-3日です。

私は小さな食品店を営む家に生まれたので、お店が年中無休で、親にどこかに遊びに
連れて行ってもらったという経験がほとんどありません。あっても、すべて日帰り。

一度だけ、2泊で静岡の伊東の海に行ったことがありますが、そのときも、父親と
母親が交代で泊りに来て、お店は無休でやっていました。

その時の海の思い出・・・もう50年近く前のことですが、今でも鮮明に覚えています。
伊東の海園ホテルというところに泊ったのですが、そのホテル、数年前に伊東に行った
時、まだありました! 海風に壁や看板が傷んでいましたが、当時のまま建っていまし
た。

50年前のあの時、1泊した朝、母と入れ替わりに帰る父が、「お前、これ飲んでみる
か?」と、ホテルの部屋の冷蔵庫から、「オロナミンC」を出して渡してくれたのです。

オロナミンC、50年前も100円。子供の私には、大変高価な大人の飲み物でした。
恐る恐る飲んだその味・・・忘れません。ものすごく贅沢な思い出として、ずっと記憶
に残っています。
父が笑って私の様子を見ていた姿・・・。それも、心から離れません。
たった一回だけでも、一生の思い出。

ご家族との思い出、作っておきたいですね!
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だし、だし、だしのこと

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この写真は、昨日撮ったものです。

たっぷりの昆布と煮干としいたけから、数時間かけて、「だし」を取っているところです。
非常に手間がかかります。

だしこそ、和食の根幹

世界に誇る、和食文化。その根幹を成すのは、「だし」の存在です。だし、漢字で書くと「出汁」です。「旨み」は、だしから取るのが和食の基本中の基本です。

昆布のだし、かつおのだし、いわしの煮干のだし、しいたけのだし、あご(とびうお)のだし・・・・

各地名産の産物を使った出汁の文化が育ち、さまざまの料理の「下味」として使われて来ました。

和食の穏やかでかつ奥の深い「旨み」は、この「だし」による「下味」に由来します。
他国の食文化で、これほどの「下味」の存在は見当たりません。
食の素材そのものから出る「味」を「だし」として使うことはあっても、「下味」を必ず取る、という和食の伝統的な考え方は、他に見当たりません。

世界が和食に注目するその理由は、じつはこの「だし」にあるといっても過言ではないと思います。

ですが、「だし」を作る(だしをとる)行為は、非常に手間がかかり、コストもかかります。
真面目にだしを取っていたら、儲からない・・・そう考える職人や会社が増えています。

味の素の50倍の量が必要で、数百倍のコストが、だしにはかかる!

私の実験での一例ですが・・・

化学調味料「味の素」100gで感じられる強さの旨みを、昆布から取ろうとしたら、5キロの昆布が必要です。
味の素100gは、100円しません。昆布5キロは、2-3万円はしますし、昆布だしをとるのはとても面倒な手間がかかります。ならば味の素を使う、という選択をするのは、利益目的の行為なら、当然となってしまいます。

無添加で美味しい理由は、だしを徹底的にとるから!

無添加のキムチは、やがちゃんキムチ以外にもあります。化学調味料などを使わなければ「無添加」になるのですから、簡単なことです。ですが、無添加であるだけなら、美味しく食べられるキムチなどは作れません。

やがちゃんキムチは、もちろんどこまでいっても無添加です。味の素などの化学調味料や、他の添加物も一切使いません。

ですから、徹底的に「だし」をとります。徹底的にです。写真の和風だし以外にも、あらゆる局面で、だしを取り、使っています。

だから、無添加で、美味だとご評価いただけるのです。

そして、だから、よそ様のキムチと比べて、かなり「お高い」面もあることを、どうぞご了解ください。

QRコードをもっと活用できないでしょうか?!

これ、やがちゃんキムチのQRコードです。携帯やスマホでこのコードを撮ると、やがちゃんキムチのサイトに飛ぶ、という仕組みはよくご存知ですね。

このQRコードは、日本のあるサラリーマンさんが、自社の商品の分類のために作ったものだそうですが、その扱える情報量が多く、しかも精度がものすごく高いので、今では無料利用で開放され、世界中で利用されつつあるということです。バーコードより、はるかに機能が高いそうです。

私、スーパーのレジの行列に並ぶときにいつも思うんです。

「バーコードではなくて、QRコードが商品についていたら、レジにかかる時間が減るんじゃないか」と。

つまり、かごの中のいくつもの商品のQRコードを、大きなカメラで瞬時に読み取って、一瞬に計算するような仕組みができるのではないかと。

無理ですかね?

スーパーの商品ばかりではなく、たとえば、災害時の人の救出にも役に立つのではないかと。

建物に閉じ込められた人の衣服についているQRコードを、外部から読み取ることができないか、とか。

どうなんでしょうか? ここまで優秀な仕組みですから、国家を挙げて研究を進めてもらいたいものです。

今日は突拍子もない話題で失礼しました!

やがちゃんキムチ、ゴールデンウィークは、5月3日より6日がお休みです!

春キャベツはゆでると生まれ変わる!

キャベツキムチを作るお店はたまにありますが、ほとんどが、キャベツの塩漬けにタレを塗る作り方です。

やがちゃんキムチの「春キャベツのキムチ」は違います。

塩漬けでなく、「ゆでる」のです。

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お鍋にグラグラとお湯を煮立てて、そこに刻んだキャベツを入れて、ゆでます。
ゆで具合が難しいのですが、そこは慣れた技で、適当なところで取り出します。

お湯から取り出したキャベツですが、それはまるで別物です。

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★やわらかくなっている!

★芋のような香りがたっている!

★甘みが際立っている!

そうなんです。春のキャベツは、こうしてゆでることによって、まったく別の野菜にと生まれ変わるのです。

こうして生まれた新たなキャベツに、専用のヤンニョムジャンを塗ったのが、「春キャベツのキムチ」です。

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ヤンニョムジャンには、時間をかけて醤油漬けした、にんにくの実と茎が刻んで加えてあります。
キャベツの淡白な味わいに、アクセントを付ける独特のアレンジです。

春キャベツキムチは、4月と5月のみの限定製造です。

新鮮プチプチ、生しらすキムチ!(本日のメルマガより)

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最後の職人、全て無添加の「やがちゃん」からです
2015.04.24
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《静岡の新鮮生シラス入荷! これはキムチに限ります!!》

★静岡産生シラスキムチ、限定製造!★
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こんにちは! やがちゃんキムチの「やがちゃん」こと矢ケ崎です。

なんだかんだで、四月も後半。もうすぐゴールデンウィークですね。
連休のご予定はいかがですか?

やがちゃんキムチ、キムチの製造発送は、5月3日~6日はお休みです。
何卒よろしくお願いします。

さて!

あの「生シラス」が戻ってきました!
まさに今、旬です。

静岡産の生シラスは、マイワシの稚魚ですが、普通は釜茹でして「シラス干し」と
していただきますが、産地では、生のまま頂くのが通!
わざわざ港まで出かけて、生シラスを食べるツアーまで組まれるほどです。

プチプチとした食感。
噛むと広がる、シラスのほろ苦くも甘い味わい。
充満する磯の香り!

冷蔵技術の発達で、この新鮮な生シラスが入手できるようになりました。
それでも、希少は希少。
入手できたときのみ、当店で、新鮮な「生シラスキムチ」をおつくりします。

専用のヤンニョムに、青唐辛子も散らして、ピリ辛極上の味わい。

シラスに海の味がたっぷり乗って、もうこれは、キムチで頂くのが一番です。

今の時期だけの旬の味わいをお楽しみください。

120g入り980円で、限定製造販売です!
(生シラスの入荷できるときの製造ですので、日程のずれはご容赦ください)
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《スペシャルお勧め4品》

★過去最高のマトン! MFマトンが一層美味しく、大好評です!
食べ切サイズの300gで新登場!
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★春キャベツキムチの限定販売中! 柔らか、甘みたっぷり!季節のお味!
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★白菜キムチ頂。大人気のメイン商品、春白菜で美味しさがさらに光ります!
ご家族の健康のため、ご家庭に常備してください!
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★オリーブ七味! ファン急増中です! お料理上手が使いこなす一品
何にでも使ってください。
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《 四方山話 》

ゴールデンウィーが間近で、海外や遠方へのレジャーのご予定がある方も多いと思います。

私は下町の小さな商店の息子として育ったので、一年中休みのない店の仕事を、子供の
頃から手伝っていました。
ゴールデンウィークもお盆もありません。お正月も元旦だけ休んで、2日からはお店を
開けていました。

そんな生活が長かったで、何日も続けて休みがあるという生活が、今でも体に馴染みま
せん。今年のゴールデンウィークも、合間に店に行って片づけをしたり、連休後の準備
をしたりしようかと思っています。

個人商店を経営されている方は、皆さん同様だと思います。

でも、休みの少ない生活も、またいいものだと思います。

その分、たまの休みには、「休み感」が満喫できますので。

今でも思いだしますが、社会人になって店を始めて、2年ほど休みのない生活を送って
、初めて一日だけ休みを取って、九十九里浜の海まで日帰りで出かけたことがあります。
あのときの爽快感、開放感は、忘れません。
そして、海辺の小さなラーメン屋さんで食べた味噌ラーメンとギョーザの美味しさ。
はっきりと記憶に残っています。

あのお店、まだあるのでしょうか?・・・

今度時間があるときに、記憶をたどって探してみたいと思います・・・が、今は、ネット検索
で画像で見つけることもできるんですよね。
でも、あえてしません。

やはり、この足で出かけ、この目で見るのが一番ですから。

どうぞ連休、ご堪能ください!

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それでは、よろしくお願い申し上げます!

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お出しいたしました。今後お知らせメールがご不要の方は、このまま
ご返信くださいませ。次回以降の配信を停止させていただきます。

有限会社ワタマン  (やがちゃんキムチ)
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〒277-0062
千葉県柏市光ヶ丘団地4-200-1-12
TEL&FAX 0471-71-5701

チャンジャは日本発祥である!?

 

やがちゃんキムチの柏店では、白菜キムチとともに売れる商品の代表格が、

チャンジャ

です。売り上げナンバー2です。

遠方から、わざわざチャンジャのみを買いに来られるかたもかなりいらっしゃいます。

真っ白なご飯に、チャンジャを乗せて食べる。最高ですよね。
ビールを飲みながら、チャンジャをつまむ。これもまた、至高の時です。

私の観察では、このチャンジャ、実は韓国発祥のものではありません。
韓国には「チャンラン」「チャンランジャ」「チャンジャ」と呼ばれる、スケトウダラや他の魚介の内臓の塩辛があります。ですが、それはいかにも「内臓」の塩辛で、ぬめりのある食感や内臓臭などで、あまり日本人にはなじみのないものです。

日本で言う「チャンジャ」は、戦後、焼肉店などのメニューで独特の発展をして自然と広まったもので、真鱈の胃袋を綺麗に洗浄して塩漬けしたものに、コチジャンなどで味付けをしたものです。
最近、韓国でもこのタイプのチャンジャが増えているようですが、これは「日本発祥」といえるのです。(あくまで私見なので、ご反論があるかも知れないですが、間違っていたらご容赦ください。)

真鱈の胃袋自体にはあまり味がありません。
食感がコリコリして、アワビに似ています

各社がこれに味付けをして「チャンジャ」として出しています。

キムチ好きの人ももちろんチャンジャを好みますし、キムチはだめでもチャンジャなら食べる、という方も多いです。

つまり、いわばキムチとは別ジャンルの食べ物、という見方もできるのです。

日本の「チャンジャ」は、通常は唐辛子味噌(コチジャン)ににんにくやしょうがを入れ、化学調味料で味を施したものがほとんどです。
原料の鱈の胃袋自体に旨みがないので、化学調味料も大量に添加されている場合が非常に多いようです。

皆さんが「チャンジャの味」と感じているものは、実は化学調味料の味である、という場合が多いのです。(キムチでもこれは同様ですが)


もちろん、やがちゃんのチャンジャは、完全な無添加です。化学調味料も他の添加物もゼロ。
アミえびや信州生味噌、カキやホタテ、レモン、生醤油などで、リッチに味付けをしています。ご安心ください。

今日はチャンジャ、という選択。これもいいですね。

登別閻魔(えんま)焼きそばでダントツの人気店とは・・・!

北海道は登別温泉。
今、国内だけでなくアジアや豪州からの観光客でとてもにぎわっていますが、そこで町を挙げての統一メニュー、登別ブランド「登別閻魔(えんま)焼きそば」の提供が始まりました。マスコミでも大きな話題になっています。

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町内に数十店ある飲食店で、共通の麺と辛口ソースを使った焼きそばを売り出し、「閻魔焼きそば」と名づけたのです。麺にはもちろん、道産小麦粉を使用。

基本のソース以外の味のアレンジは各店の自由。各店はそれぞれ工夫に奔走して、美味しさを競い合う、という形で、お客さんを楽しませています。

その中で、ダントツのナンバーワン売り上げを誇っているのが、

『 温泉市場 』

新鮮な魚介類のメニューでいつも満杯のお客さんでにぎわう、超人気店です。
ネットでもタコやカニの名店として名を馳せます。
やがちゃんキムチとタイアップした、「北海たこ地獄漬け」「たらこ地獄漬け」でも有名なお店です。

この「閻魔焼きそば」にも、やがちゃんの素材をあれこれ使っていただいています。

そのひとつが、この「無添加オリーブ七味」です。

そして、もちろん、「無添加ヤンニョムジャン」も。

 

これはもう、美味しくないわけがないですね。

千歳空港からも近い登別温泉です。北海道旅行の際には、ぜひ!

ロブスターを食べに行ったら、逮捕?!

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今日はキムチと全然関係ない話です。。

若いころ、アメリカの田舎町にしばらく住んでいました。
あるとき、日本人の友人と「そうだ、ボストンにロブスター食いに行こう!」と意気投合し、オンボロ車で6時間もかけて走っていたとき、スピード違反でパトカーに捕まってしまいました。

おまわりさん、私たちを降りさせたあと、拳銃を取り出して、後ろ向きに車に手をつかせて、ボディチェック! これには恐怖!

そして、「パトカーに乗れ。裁判所に行く!」というのです。

ありゅありゃ、逮捕されちゃったのかと、戦々恐々で言われるままにパトカーに乗り、自分の車はそこに放置して、町外れの小さな裁判所に。
中には、白髪のご老人の裁判官が一人いるだけです。

そこで「即決裁判」です。裁判官がなにやらもごもご言ってよくわかりませんでしたが、とにかく、アイムソーリー、アイムソーリーと謝っているうちに裁判終了。交通違反は確定し、罰金も数十ドルその場で取られました。友人とお金を出し合って、何とか払いました。

そしてすぐに、またパトカーで車の元に送ってもらいました。
帰り道の際はおまわりさんは打って変わって上機嫌で、「日本とアメリカの法律は違うから気をつけな」などとアドバイスをくれました。

罰金のおかげで二人の持ち金は半減したのですが、それでもボストンに行き、一人前のロブスターを二人で分けて食べました。巨大なロブスターだったので、それでも量的には十分でしたよ。

ところで今月はじめに、病院でいろいろ検査を受けました。CTやらレントゲンやら、10種類ほどの検査で、半日かかりました。
支払い金額は、2万円超! うわ、高い!と思いましたが、もしこれがアメリカで保険が無かったら、数百万は取られるのでしょう。うかうか病気にもなれない国ですね。怖い怖い。

アメリカにどんどん似てきているといわれる日本ですが、駄目なところまでは真似しないようにしてほしいものです。

 

本日のメルマガです(やがちゃん史上最美味マトン登場!)

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《やがちゃん史上一番おいしいマトン、300g1000円で発売!》
★幻の羊に、最高の無添加タレ!
生醤油使用、京だし採用で、いっそうの美味!
間違いなく、今までで一番です!!★
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こんにちは! やがちゃんキムチの「やがちゃん」こと矢ケ崎です。

真冬に逆戻りしたここしばらくの天気でしたが、ようやく本来の春が戻った千葉です。

さて、当店の「無添加味付けマトン」ですが、昨年の5月に製造販売を開始し、その
後数回の改善を続けてまいりました。

マトンは、タレは当店で作り、お肉への味付けとスライス、パッケージ作業は、北海道
の大ベテラン、「野崎ジンギスカン」さんが行ってくださいます。

昨年末からは、「幻のマトン」と呼ばれるMFクラスのサフォーク種の羊肉を一頭買
いし、最高級のお肉の全部位を使い出しました。希少な「マトンバラ」も、必ず入れて
います。

そして今年に入り、無添加の味付けのタレの大改善にも取り組みました。

まず、醤油を、あの最高級「生醤油」に変更。これはもう、ご家庭でもおなじみの高級
醤油ですね。フレッシュな風味がたまりません。

そして、和風だしに、「京だし」と呼ばれる昆布だしの手法を取り入れ、清酒を活用。
これに、やがちゃん得意の「三重だし」として、しいたけと煮干を加えて煮出す方法で
かつてない、清純かつ濃厚なだしの製造に成功。これをたっぷり、マトンのタレに使い
ました!

さらに、国産りんごと国産レモンの生絞り果汁も、果物をより厳選。強い甘みのものを
採用しています。

その最新のタレを使った「MFマトン」が、北海道野崎ジンギスカンさんから、今週
送られてきました。

サイズは、従来は500gでしたが、食べきりサイズとして、300gに変更。

お値段も、1620円からジャスト1000円になり、より買いやすくなりました!

確かに言える事。

『今までで一番おいしいマトンです。』

間違いないです。

ゴールデンウィークに向けて、ジンギスカンの機会も増えますね。
ご家庭での「焼肉」のシーズンインでもあります。

過去最高のおいしさのマトン、ぜひどうぞ。
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《スペシャルお勧め》
★春キャベツキムチの限定販売開始しました!
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★本タラバガニケジャン・・・・各界から絶賛が集まる、生タラバガ二のキムチ!!
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★白菜キムチ頂。大人気のメイン商品、春白菜で美味しさがさらに光ります!
健康のため、ご家庭に常備してください!
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★オリーブ七味! 「薬味」としてあらゆる場面に! お料理上手が使いこなす一品
何にでも使ってください。
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《 四方山話 》
ぶり返した真冬の気候のせいで、風邪やインフルエンザがまた流行ったようですね。
まったく気まぐれなお天気には困ります。

寒いときなどは、朝、布団から出たくない・・体がだるい・・。
よくあることですね。
食欲もない・・・よくあることです。

そんなときに、私は「お湯がけキムチ」を作って飲みます。

作り方・・超簡単です。

白菜キムチ頂を少量お椀に入れ、熱湯をかけるだけ・・・・・!!!

そして、そのスープをすすり、白菜を食べます。

すぐに、体が熱くなります。

やる気が出てきます。

よし! 今日もがんばるか!・・・となります。

数分前まで布団の中でもじもじしていた自分が、うそのようですよ。

だまされたと思って、お試しください!

今日もがんばりましょう!
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羊の肉のミニ知識・・・MFマトンは羊の超エリート!

食肉用の羊は、大きく分けて二種類あります

1)メリノ種

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この羊、羊毛たっぷり! そう、毛を刈ることが本来の目的の、「メリノ種」という羊です。毛が取れて、乳が搾れて、お肉も食べられるので、遊牧に最適だとされています。

日本で食べられる羊肉(2歳以上だとマトンといわれます)のほとんどが、この種の羊です。
そう、ジンギスカンのあのお肉ですね。
ちょっと硬くて、独特の匂いがする、あれです。
毛を刈り終えてからお肉にするので、老齢肉が多いといわれています。

 

2)サフォーク種

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一方、この顔の黒い羊は、あまり見ませんね。
これ、ニュージーランドやイギリスなどで主に飼育されている、高級食肉用に開発された品種で、「サフォーク種」といいます。
毛はあまり利用しないので、比較的若い時期にお肉となります。
霜降り肉が多く、柔らかで、匂いがあまりありません。
日本では、ほとんど見かけない品種のお肉です。一部の高級ジンギスカンのお店や、やがちゃんキムチの「MFマトン」は、この羊を使用しています。

 

◎サフォーク種の羊の1500頭に1頭出現する最上級が、MFクラス!

このサフォーク種の羊は、お肉の品質の程度でランク分けされるのですが、その最上級に位置するのが、MFクラスです。背脂の厚さが25ミリ以上、体重が30キロ以上の大型の太ったサフォーク羊です。MFは、MOST FAT(一番太っている)の略(らしい)です。全サフォーク種の中でも、なんと1500頭に1頭の割合でしか育たない、エリート中のエリートです。

そのお肉を、MFマトンと呼ぶのです。

 

MFマトンなら、バラ肉も含めた全部位が味わえる!

羊のお肉といえば、赤身中心の肉なのですが、MFマトンのお肉になると、普通の羊では味わえない、「バラ肉」の部位も楽しめます。牛でいえば、カルビの部位ですね。

MFマトンのバラ肉は、高級霜降り牛のお肉並に美味しいです。しかも、全然脂っぽさやしつこさがなく、さっぱりとした甘みがあります。霜降りを極めれば、MFマトンのバラに行き着く、とも言われます。

やがちゃんの「MFマトン」は、部位ごとの仕入れではなく、1頭買いです。
しかも、北海道ノザキコーポレーションさんでの手作業のカットと味付けなので、そのパッケージには、全部位を数切れずつ入れています。希少なバラ肉も、必ず入っています。

この写真の手前の二列。これが、バラ肉です。
その奥が、肩ロースと腿(もも)肉です。

牛肉や豚肉は、体が大きいので、部位ごとの量も多く、カルビならカルビ、ロースならロース、と決まりますよね。
でも、羊ならせいぜい、1頭20キロ程度(牛は数百キロ)ですから、こうして全部位のミックスもできる訳です。

MFマトン、お楽しみください!

朝のキムチ納豆、ニオイはお茶で消す!

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例年、4月は体がだるいです。

季節はずれの雪が降ったり、夏日が来たり、新年度でいろいろ用事が重なったり。
心身ともにいろいろ疲れる季節ですね。

朝起きても、あまりやる気が出ない。天気が悪い日などはなおさらですね。

そんなときには一口、キムチを。

すきっ腹にキムチを食べると、体が奥から熱くなります。
5分もすれば、やる気が出ます。

特に、私の朝食定番は、「キムチ納豆ご飯」です。

「人類最高の健康食はキムチ納豆」という学者さんがいらっしゃる(検索してみてください)くらい、善玉菌満載の超ヘルシー食です。

そして、「キムチや納豆は大好きだけど、ニオイがねえ・・」とおっしゃる方に、朗報です。

★キムチや納豆のニオイは、最後に温かい日本茶を飲めば、抑えられます★

私の経験則ではありますが、間違いないです。

☆気にすることはありませんよ!☆

キムチ納豆の作り方はこちらから

さあ、今日も行ってきます!

無添加のマトンカレーって、最高です(Cookpadに載せました)

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カレーはどこのご家庭でも簡単にできますし、美味しいから人気メニューですよね。

ですが、市販のカレールーですと、ほとんどが添加物たっぷりのものばかり。
その手のものは、あまりお奨めできません。

かといって、いくつものスパイスをあれこれ自分で配合して・・などというのも大変です。
市販のSBなどの赤い缶に入ったようなタイプは無添加ですが、あれでは「旨み」が足らなく感じますよね。

そんなときは、「お肉」に無添加で旨みをつけてしまえばいいのです。

どうやって?

やがちゃんキムチにあるではないですか、「丸大豆しょうゆだれ」というタレが。この無添加のタレを、お肉に絡めて使えば、旨みは十分です。

丸大豆醤油だれ

さらに、やがちゃんの「無添加MFマトン!」。 本来焼肉用に開発した商品ですが、これをタレごとすべてカレーに使えば、「極上マトンカレー」が美味しくできますよ。驚くほどに美味しいです。

MFマトン

無添加にこだわらない方も、いつものカレーに使うお肉の代わりに、MFマトンを使ってみてください。マトンの味は、カレーにぴったりです。あらまあ、美味しい! と叫ぶこと、請け合いです。

Cookpadに載せました。試してみてください!

 

春キャベツのキムチは、甘くて辛くて美味!

今、春キャベツが最盛期ですね。

ひねキャベツと呼ばれる冬物と比べて、軽い、水分が多い、という特徴がありますが、味の点では、とにかく、「甘い」ですね。

生でばりばり、と食べるのも最高です。

ですが、春キャベツの味を最もよく出すのが、「湯がく」ことです。
うそだと思ったら、軽くさっと湯がいてみてください。

ほら、違うでしょう?

お芋のような香りが立ち、ますますやわらかくなって、美味しさが倍増されるんです。

やがちゃんキムチの季節限定商品、「春キャベツのキムチ」も、キャベツを塩漬けするのではなく、湯がいて作ります。キャベツの美味しさは、これが一番出るのです!

もちろん、塩漬けするよりはるかに面倒です。

いちいちお湯を沸かし、キャベツをカットして入れ、頃合を見計らってお湯から出し、それを冷水で冷やし・・・。通常無い工程が続きます。
でも、味のため、ひとつひとつ丁寧に行います。

春キャベツキムチのタレは、通常のマイルドヤンニョムジャンに、長期間醤油漬けしたニンニクを刻んで加え、春キャベツの甘さを生かすシャープな風味を足しています。

価格は、庶民価格。500gで680円! 5月までの製造販売です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食の作り手は命の作り手です

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「人生最後の食事」をするとしたら、どこでしますか? 何を食べますか?

有名な料理長が腕を振るうミシュランの3つ星のレストランでしょうか。
いや、もっと気さくな、下町の居酒屋でしょうか。
または、獲れたてのウニが食べられる北海道の浜辺でしょうか・・・。

よく考えてみると、「食べ物」の価値、「食べること」の意義というものは、その人の人生観と深く関わってくることに気がつきます。

高価なもの、名声のあるものを重視するのか。
或いは飾らぬ庶民の味わいを求めるのか。
それとも、自然の恵みを尊ぶのか。

どれにも正解は無いと思います。

高価で名声を誇るものにはそれなりの理由があるから、それを信じてついていくのも立派な態度だと思います。

いや、庶民が味わえる日常の美味しさこそが本当の味であると考えることもまた、素敵な考え方だと思います。

そうではなく、人工の手を介さない自然の味そのものこそが美味であると思うこともまたいいことだと思います。

ですが、どの場合においても言えることがひとつだけあるとすれば・・・。

どんな場合においても、「食の作り手」が必ずいる、と言うことです。

浜で獲れるウニにしても、その環境を保つ人々の手で「作られている」わけです。または、漁師さんが獲るとすれば、漁師さんこそ「作り手」でしょう。

この世に、「作り手」のいない食べ物はありません。ひとつもありません。

作り手がいるから、食べられる。食べられるから、生きていられる。命が保てる。
つまり、食の作り手は、命の作り手でもあるわけです。

食べるものを作るという行為は、この世でもっとも貴重な行為であるということを、作り手はもっと自覚するべきです。ですから、その名に恥じない作り方をしなければなりません。
売れればいいとか、儲かればいいとかいう発想は、最初にあってはなりません。結果としてそういうものが付いてくるのなら、それはそれでめでたい事で、非常にいいと思います。

そう思いながら、私は毎日キムチを作っています。

冒頭の話ですが、私は、家族といつもの食事をしたいと思います。

だから食べ物屋は面白い

今日はたまたま息子の誕生日だったので、近所の居酒屋でお祝いがてら一緒に食事をしてきました。

鳥専門のチェーン店でしたが、チェーン店というものは、宿命を抱えています。
それは、

●全店で同じものを同じように提供しなければならない

ということです。何故なら、そうしなければチェーン店を展開する意味が無いからです。同じものを同じように提供すれば、無駄が無くなりコストが下がります。コストが下がれば、メニューの価格も下げられます。そうすれば、お客様が喜びます。ますますお店は繁盛します。

・・・という展開は、すべてがうまく回転できればの話で、実はそれほど甘くはありません。

たとえば、ラーメンチェーン。何百店も展開しているラーメンチェーンはいくつもありますが、果たして、そのラーメンが本当にお客様に「味の感動」を与えているでしょうか。100%イエスとはとても言えませんね。たかがラーメン、されどラーメンで、何十年も続いてそれなりの評価が定着しているチェーンならまだしも、いろいろ奇をてらったやり方だけで伸びてきた新興チェーンは、まだまだ「感動」の底が浅いのです。

感動とは、その商品の品質そのもの(食べ物で言えば「味」)、それを提供する態度、そこに至った理由(経営哲学)、等々のすべての要素が絡まったものに対して生まれてくるものです。

100点満点の感動を与えられている食のお店など、この世にひとつもありません。みな努力して、100点に近づこうとしているだけです。だからこそ、食べ物商売は面白いし、食べ物やさんに行くことが楽しいのですね。

今日の鳥料理はいまひとつ、ふたつ。

それでもなかなか会話も弾み、いい誕生日祝いが出来ました。よかったです。

さて、明日6日は、やがちゃんキムチ春の桜祭り、大おまけセールの最終日です。

反響は大きく、毎日遅くまでキムチを作り、お届けする毎日です。

少しでも感動を覚えていただけるように、いくら忙しくても、力を抜かずに作っております。
これだけは、本当のことです。

どうぞ、おまけセール、ご利用くださいね。

こちらからどうぞ

 

 

 

スーパーボッサムは4月より4300円となります

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あの「スーパーボッサム」の価格改定のお知らせです。、

スーパーボッサムは、弊店の旗艦商品ともいえる、豪華絢爛の大型キムチです。

これひとつで、数人さんのキムチパーティが開けてしまうほどの内容とボリュームです。

無添加白菜キムチに牡蠣、ホタテ、にんにく、松の実のペーストを塗った上に、キムチの葉と葉の間に、カニ、ホタテ、タコ、牡蠣、あさり、ほたて、甘エビ、栗、レーズン、松の実を、ぎっしりと挟み込んだ極上の1品。

一個作るのに、私の手でも優に1時間はかかります。

重さずっしり1.7キロ。今まで価格3800円で販売し、大人気を頂いてまいりました。

ところが、東日本大震災以降の魚介類の価格高騰(特に、ホタテ、牡蠣、カニ、タコ)の影響や、円安、その他諸物価高騰の影響で、製造価格の高騰が甚だしく、この価格での販売がなんとしても無理な状況になってしまいました。

価格を維持するには、素材の量やレベルをランクダウンさせなくてはならず、弊店のポリシーからそれは出来ません。

ご愛用いただいているお客様には大変申し訳ありませんが、4月1日より「4300円」での販売とさせていただきます。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
http://www.umakim.com/superpossamu-kimuchi/

ちょうど今、「おまけセール」キャンペーン中(4月6日まで)でもありますので、合わせてご利用頂ければ幸いです。

本日のメールマガジンです (桜まつり おまけセール)

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2015.03.27
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★半期に一度の大セール! 桜祭りだ! 大おまけセール !★

3000円以上お買い上げごとに、お好きなおまけが無料で選べます!
(必ずおまけボタンを押してください!)
http://umakim.com/omake201503/

こんにちは! やがちゃんキムチの矢ケ崎です。

千葉も桜が開花しました! いよいよ春本番、桜のシーズンの到来ですね!

やがちゃんキムチ、今年はあの恒例 「おまけセール」 を、桜のこの時期に開催です!

題して

「桜祭りだ! 半期に一度の大おまけセール!」です!
http://umakim.com/omake201503/

お買い上げ3000円ごとに、美味しいおまけ商品が無料でひとつずつ選べます。

3000円で1個、6000円で2個、9000円なら3個!

今回のおまけ商品は、以下の7品です。

《おまけ商品》

1)白菜キムチ 頂 300g簡易パック入り(定価930円)

2)生姜ヤンニョム 200g簡易パック入り(880円相当)

3)甲羅なしケジャン 100g(定価880円)

4)マイルドヤンニョムジャン400g(定価880円)

5)チャンジャ200g(定価 990円)

6)プレミアカクテキ(大根キムチ)500g (定価900円)

7)アトランティックサーモンキムチ150g(定価980円)

味わってみたかったあの味、この味を、この機会にゲットしてください。

必ず、このおまけページで、おまけ商品の無料0円のお買い物ボタンを押してくださ
いね。
http://umakim.com/omake201503/

配送は1ヶ月先までのご予約をお受けいたしますので、どうぞ今のうちに!
4月6日までの開催です。
お見逃しなく!

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さて、次に、あの「スーパーボッサム」価格改定のお知らせです。

やがちゃんキムチを代表する豪華絢爛キムチ、「スーパーボッサム」は、キムチに
牡蠣、ホタテ、にんにく、松の実のペーストを塗った上に、キムチの葉と葉の間に、
カニ、ホタテ、タコ、牡蠣、あさり、ほたて、甘エビ、栗、レーズン、松の実を、
ぎっしりと挟み込んだ極上の1品です。

重さずっしり1.7キロ。価格3800円で販売し、大人気を頂いてまいりました。

ところが、東日本大震災の影響や、円安、諸物価高騰の影響で、材料価格の高騰が
甚だしく、この価格での販売が無理な状況になってしまいました。

ご愛用いただいているお客様には大変申し訳ありませんが、4月より4300円での
販売とさせていただきます。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
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《 お奨め4品 》

★白菜キムチ頂。これが無くては始まらないです。花粉症対策にもぜひ!
冷蔵庫に常備してください!
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★「オリーブ七味」を、様々のお料理にお使いください! 超美味ですよ!
コチジャンとの組み合わせに妙あり! さば味噌にぜひ!
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★無添加冷凍の、竹塩サムゲタン、ダントツのオリュームと美味しさ、竹塩が生きます!!
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★チャンジャなら、やはり、やがちゃんキムチ。マイルド、無添加、深いうまみ。
追随を許さない美味しさです!
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《四方山話》

桜が咲き始め、出会いと別れの春たけなわの時期になりました。

やがちゃんキムチ、私は8年前までは、千葉県の栄町の安食(あじき)という場所で
キムチを作っておりました。今でも、そこで姉妹店の「安食店」が元気に営業してお
ります。創業25年目です。

その安食の町は成田空港のすぐ近くで、つい先日も、中学生の息子が九州の私の知人
である芸術家さんのお宅に伺うので、成田空港に送るときに、通りました。
安食に行くにはいつもは国道356線のバイパスを行くのですが、この日だけは、な
んとなく旧道を通ってみました。

この旧道は江戸時代からある道で、成田や香取、銚子につながる道です。
久しぶりに通った旧道で感じたのは、「新しいものもどんどん出来るが、古いものの
面影は残る」ということでした。

シャッターは閉まっていますが、古民家のような元の商店が軒を連ねている場所もあ
ります。
また、真新しいレストランが出来ている場所にも、なんとなく「古い空気」の匂いを
感じたりします。

町の雰囲気というものは、そう簡単には変わらないものなのですね。何かが、いい意
味で「取り憑いている」のでしょう。
それはすぐには剥げ落ちないものなのですね。

息子がお邪魔している福岡の津屋崎という町は、以前から芸術家さんが集まる場所で
あったそうです。そこで数日間お世話になって、何を感じ取って帰ってくるでしょうか。
人生の上で、貴重な貴重な経験になることは、間違いないですね。
今日が帰ってくる日です。また迎えに空港にいきますが、旧道を通って行こうと思い
ます。

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それでは、よろしくお願い申し上げます!

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(このお知らせは、やがちゃんキムチ本店サイトでお買い上げのお客様に
お出しいたしました。今後お知らせメールがご不要の方は、このまま
ご返信くださいませ。次回以降の配信を停止させていただきます。

有限会社ワタマン  (やがちゃんキムチ)
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メール   yagachan@gmail.com
〒277-0062
千葉県柏市光ヶ丘団地4-200-1-12
TEL&FAX 0471-71-5701

桜の季節の大おまけセール、明日からです(フライングOK)

桜の季節です。

関東で桜が咲くのは、春の初め。
ちょうど出会いと別れの季節と重なるので、誰にも桜の花から連想される思い出がありますね。

うちの長男は4月上旬生まれで今14歳ですが、生まれた葛飾の病院の周囲には桜の巨木が並ぶ街道があり、今でも桜の花を見ると14年前のあの桜の花吹雪を思い出します。生まれてくることもまた、人生における「出会い」ですね。

さて、桜の季節に行う、半期に一度の大セール。

春の桜まつり 大おまけセール」は明日から4月6日までの開催です。

omakeset

3000円お買い上げごとに800~1000円前後のおまけ商品を無料で選べる大人気企画です。

3000円なら1個、6000円なら2個、9000円なら3個!

あすからの開催ですから、まだホームページには表記してありません。

ただ、こちら をクリックして頂ければ、内容はご覧になれますし、あす以前のご注文、おまけのご指定も、フライングOKでお受けします。

1ヶ月先までの配送先日付指定もお受けしますので、ご遠慮なくどうぞ。

これでまた、お客様とのいい「出会い」が生まれることを、心から願います。

 

豚キムチを無添加で美味しく5分で作る方法は・・・?

先日家族と行ったある大型施設の居酒屋さんのような食堂で、「豚キムチ」をとりました。

メニューに鮮やかな写真が載り、いかにもおいしそう。しかも一皿480円とお安い。サラダなどの他のメニューもなかなか美味しかったので、期待しました。

ですが・・・。

うちのキムチを食べなれている家族は、少し口にしたきり、あまり食べませんでした。私も、最初の一口だけです。

ところで、ネットで「居酒屋 無添加」で検索をして見ますと・・・出てくるのが、ほとんどが個人経営らしきお店。やはり、効率を重視するチェーンの居酒屋さんでは、無添加の美味しい料理を一から出すのは無理なようです。

しかし、素材や味付けのタレを無添加にすれば、無添加メニューは簡単に出来ます。

「豚キムチ」はキムチと豚肉の炒め物の人気メニューですが、ほとんどの場合、キムチにも化学調味料が入っているし、味付けの調味料もほとんどすべてが化学調味料入りです。

ですから、最初の一口だけ「美味しい」と感じても、すぐに飽きてしまい、食後はべたべたと「化学調味料の味」がいつまでも残ります。

そこで、やがちゃんキムチを使ったらどうなるか。簡単に、無添加美味の豚キムチが出来てしまいます。居酒屋さんでも、ご家庭でも。

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レシピは「クックパッド」に上げました。5分で出来ます。居酒屋さんだけでなく、ご家庭の簡単メニューでもぜひどうぞ。「これはいつものと違うな」とご家族が驚きます。

なお・・別に大手居酒屋さんにうちのキムチやタレを売り込もうと思って書いているわけではありません。そんなに大量に作れません。

大人のふりかけご飯で、今日もがんばる!(クックパッド載せました)

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昨年末に発売した「オリーブ七味」の人気が、じわじわと上がってきました。

柏の店頭にも、遠くからわざわざお求めに来てくださるお客様もいらっしゃいます。

忙しい朝、オリーブ七味をふりかけにした、ふりかけご飯。

辛さとウマさと甘さで、目が覚めて、GO!

私も今日は終日会計研修です。行って来ます!

大人のふりかけご飯。レシピと言うほどでもありませんが、クックパッドに載せました。

 

キムチ納豆は最強の健康食(クックパッドに載せました)

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健康食として名高い、キムチ納豆。

ご飯に載せて食べるのが一番ですね。作り方は簡単。

見た目同量の納豆とキムチを合わせるだけです。

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キムチの乳酸菌はヨーグルト並み ただし、すべてのキムチではない

ヨーグルト並と言われるキムチの乳酸菌ですが、それは、魚介塩辛を豊富に使い、その魚介由来の乳酸菌が野菜に移って、植物性乳酸菌として大量に発酵するからいえることです。

つまり、

●アミエビ等の魚介塩辛を使わないキムチは、乳酸菌効果は期待できない。

●添加物を使い旨みを偽装しているキムチは、発酵も乳酸菌も期待できない

と言えます。そういうものは、「キムチ」ではありません。

無添加で魚介を豊富に使っているキムチが、乳酸菌量を誇れると言えるのです。

そして、そこに納豆菌が加わる、キムチ納豆

キムチ納豆は最強の健康食、とよく言われます。納豆菌も、キムチの乳酸菌も、植物性。これは、胃酸で死なずに腸まで届いて、腸の環境を良くしてくれて、健康に役立ってくれます。
(ヨーグルトなどに含まれる動物性乳酸菌は、胃酸でほとんど死んでしまうといわれています)

作り方は簡単です。クックパッドに載せました。

キムチチャーハンは無添加でさらに美味しくなる!(クックパッド載せました)

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クックパッドにも載せました。

やがちゃんの「キムチチャーハン」です。

味付けは、無添加白菜キムチ頂を入れるだけで、他に何も要りません。

一般的にチャーハンは、化学調味料を多用するメニューですが、無添加のチャーハンは、スイスイ体が受け付けます。あっという間に完食。これが頂チャーハンの凄さです。

ところで、良くチャーハンやラーメンの画像を載せるので、やがちゃんが中華屋さんだと思われている方が結構いらっしゃいますが、やがちゃんキムチは、その名の通り、キムチ屋です。はい。

1分で出来る! 豚肉スパイシーヤンニョム炒め

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新発売のスパイシーホットヤンニョムは、

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刺激的な辛さ! フルーティーさ! 満載の旨み!

を兼ね備えた、注目の新型ヤンニョムです。辛いので、R12指定!・・・かも。
そこで、早速それを使ってくださった京都のM様から、豚肉ヤンニョム炒めの画像を送っていただきましたので、「クックパッド」に上げさせて頂きました!

(実はクックパッド利用も、初めてです)

いけますよ、これ!

化学調味料は素材の味を消し去ります

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「鉄腕ダッシュ」という番組を良く見ています

本日のテーマは、「銚子の春キャベツ」でした。
今が盛りの、日本一のキャベツの産地。
この時期出回る柔らかな春キャベツの味わいは抜群。
柔らかな肉質とフレッシュな香りとマイルドな甘みが、たまりません。

生でも美味しいですが、サッと湯がくと、甘みが増します。

番組では、春キャベツとトマトを煮て、味付けして食べるレシピを紹介していました。
地元の方々から聞いたレシピなのでしょう。

そのレシピ・・・塩とかソースとかいろいろありましたが、最後に「調味料」とありました。

ここでいう調味料とは、間違いなく、「化学調味料」のことでしょう。

せっかくの春のキャベツ。トキオのメンバーがその料理を食べて、「おお、旨みがある!」というようなことを言っていましたが、その「旨み」が、化学調味料の旨みを含んでいるのは、間違いないですね。無念な結果です。

なぜ、そんな余計なことをするのでしょう

春のキャベツをゆでて食べてみて、それで、それ以上の美味しさが必要ありますか?

ある、と言うのであれば、その人は本当の美味しさの意味を知らないということになります。

はっきりと書いておきます

●一部の料理人は、化学調味料が「旨みの補填」に役に立つと思っていますが、それは大きな間違いです。化学調味料の味は、それを一粒でも入れてしまえば、本来の素材の味の補填など出来ようが無く、逆に素材の美味しさを殺してしまうのです。

●どんなに丁寧に下ごしらえした料理であっても、化学調味料をかけるだけで、すべて同じ味に染まってしまいます。化学的に調合された味にです。

●いやしくも料理人であるのなら、化学調味料を使うことは「恥」であると、強烈に自覚するべきです。

トキオのメンバーが「美味しい」と感じたのは、その化学調味料の味であった・・・のでしょう。

番組の意味も無くなり、農家の方々が懸命に育てたキャベツの価値を覆い隠すことになってしまう。
大変残念なことです。

化学調味料は素材の味を殺す・・・・心に刻んでおきましょう。

やがちゃんキムチの「味は文化」

25年ほど前、やがちゃんキムチの小売店舗一号店を出すときに、その店名がなかなか決まりませんでした。

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○やがちゃんキムチの語源

当時は酒屋やラーメン店を経営していて、その店長を集めて店名を募ったのですが、私が長野県出身だから「信濃屋」とか、「矢ケ崎屋」とか、「キムチの矢ケ崎」とか、その程度の案しか出ませんでした。

「じゃあさ、いっそ、やがちゃんキムチ、でいくか?」と、私がふざけて言いました。あくまで、固まった場の雰囲気を和らげるための冗談でです。

ところが、「それでいきましょう!」という意見が続出。なんと、「やがちゃんキムチ」で決めてしまったのです。やがちゃんとは、学生時代の私のあだ名でした。

ですから、お店の看板で「やがちゃんキムチ」とかかれているのを見ると、当初は恥ずかしくて仕方ありませんでした。

○味は文化

それはともかく・・・。

店名だけでなく、店の基本的なコンセプトとか、キャッチフレーズも決めなくてはなりません。

それについては、最初から心に決めていました。

「味は文化」です。この言葉は、いまだに、やがちゃんキムチのコンセプトのひとつです。

私の趣味は、文学です。自分で小説を書くこともあります。
文学は、「文化」のひとつといえますよね。

同じ意味で、素材にタレの味わいを足して新たな味を作り上げ、笑顔で召し上がっていただくことは、立派な「文化的行為」だと思うのです。

小説の創作と、キムチの創作は、やがちゃんキムチの中では、まったく同じ意味合いの行為なのです。

もちろん実態はただのキムチ屋ですが、根底にはその思いがあります。

だからこその無添加、だからこその、美味です。召し上がる方に喜んでいただき、健康になっていいただけるように。文化を名乗るのであれば、当然のことです。

がんばります。

ナムルを生味噌コチジャンでビビンバにしたら、特別の味!

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古くからのお客様の、東京のS様。

今回はナムルの「ビビンバ7点セット」を初めてお買い上げ頂きました。

S様は、ご家庭で化学調味料の類はお使いにならない方です。

そのS様の、当店のナムルのご感想。
「うちで作る味と同じですね。普通の味です」

普通の味・・・・これは実は、ナムルの場合、お褒め言葉だと思いました。
もやしや青菜のナムルは、ごま油と塩だけで味付けします。化学調味料はもちろん使わないので、「普通の味」になるしかありません。シンプルそのものなのです。大根なますも、酢とお砂糖と塩だけ。これも「普通の味」になりますね。

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S様のご感想は続きます。

「でもそれに、そぼろやコチジャン、ゼンマイを入れて、ビビンバにしてみて、写真を撮り終わり、まぜまぜして食べてみたところ・・・驚きました! 普通の味が特別の味に早変わり! コチジャンが本当にいい味ですね。こんな美味しいビビンバ、生まれて初めてだと思います! 花粉症がきつくて食欲が無かったのに、一気に完食してしまいました。これ、最高ですね!」

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なんとまあ、素敵なご結論。

そうなんです。やがちゃんのナムル7点セットは、ビビンバ(混ぜご飯)にして召し上がって頂くために作っています。

特にコチジャンは、他店に絶対無い味。信州産の非加熱の生味噌をベースに、絶妙のブレンドを施した一品です。これぞ、ザ・ジャパニーズビビンバ! というお味になりますよ!

S様は撮影がご趣味。今回も美味しい写真を送って頂けました!

私が一番好きなキムチの作り方教えます! 超美味要注意!

最近、刺身売り場で、ノルウェイ産の「アトランティックサーモン」が目立ちますね。

マグロのトロより滑らかで、脂が乗り、クセも無い味で、老若男女に大人気のようです。

やがちゃんキムチにも、「アトランティックサーモンキムチ」があり、実は作り手の私が一番好きなキムチでもあるんです。

今日は、その作り方をご披露します。まずは、スーパーで「刺身用アトランティックサーモン」を買ってきてください。最近はお安くなり、200gで700円前後で買えるようですね。

そして、やがちゃんの「マイルドヤンニョムジャン」と、「丸大豆醤油だれ」も!

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用意するもの:
アトランティックサーモン  マイルドヤンニョムジャン  丸大豆醤油だれ

1at62

器に、マイルドヤンニョムジャンをとります。

サーモンが200gなら、その半分の100gくらいでいいです。

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マイルドヤンニョムジャンに、丸大豆醤油だれを加えます。

マイルドヤンニョムジャン100gに対し、15g程度が標準です。
入れすぎると味が濃くなりすぎるので、ご注意。

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サーモンを切ります。お刺身用の切り方より、ぶつ切りのほうがキムチに合います。

1at3

はい、混ぜましょう!

1at2

出来上がりです!  超簡単でしょ?!

そして、メチャウマです。魚肉でこれほどキムチに合うものは他にありません。

タレの辛さ、うまみ、フルーティな香り、甘み・・・絶妙のマッチングで、ため息モノです。ウマイ!本当にウマイ! 繰り返しますが、うちのキムチで私が一番好きなのは、これなのです!

お試しください!

当然ですが、無添加のマイルドヤンニョムジャンも無添加の丸大豆醤油だれも、やがちゃん製でなければ出来ません。

これがオール無添加であるわけですから、添加物がいかに無用の長物であるかの証明でもあります!

マッサンの一馬出征シーン。家族の食卓を国が壊していけません

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再び、NHK「マッサン」の話題です。本日放送分で、森野一馬が出征しました。

その朝、父の熊虎が、一馬の頭を刈りながら言う事。

「鉄砲の弾から、逃げ回れ。必ず生きて帰って来い!」

それまで、表面上は勇ましい言葉を連ねていた父が、真実の気持ちを語る場面でしたね。

私の父は、昭和18年に18歳で応召。中国で2年間戦い、戦後一年間捕虜として抑留され、21年の秋に故郷の長野県の山奥の自宅に帰って来ました。

その時まで父の安否ははっきりせず、祖父母は、覚悟を決めていたということです。その日、山道を一人歩いて近づいてくる父の姿を見つけた時の驚きと喜びを、私が中学生のときに祖母が語ってくれたことがあります。一度だけです。

しかし、父本人は、その時のことも、戦地でのことも、息子の私に何も語りませんでした。
ですがただ一度だけ、父の右の二の腕にある火傷のあとが、敵の鉄砲の弾がかすった跡だと教えてくれたことがあります。これも一度だけでした。

私の家は大家族で、東京に移って商店を始めてからも、常に親戚縁者などで賑わう家でした。

常に人が集まり、いつも食べるものがあり、言葉が賑やかに飛び交う家でした。

しかし、私が生まれる前のこの戦争の暗い思い出が語られたことは、本当にありませんでした。

つまりはそれだけ、思い出したくない、辛い思い出だったということです。

今は天国にいる父や祖父母が語らなかったことが、心に圧し掛かります。

人は、一人で食事をしてはいけません。人は、家族で毎日向き合って食事をしなければいけません。それが人間としての土台を築く、大切なことなのです。
もし家族がいなくても、それに代わる愛や心を持って、周囲の人や国がそれを助けなくてはいけません。それが社会の決まりだと思います。

国の力でそれを引き裂く行為は、もう二度とあってはなりませんね。

今日も美味しい食事をいたしましょう。

やがちゃんキムチ、今日も無添加で美味しいキムチたちを作ります。

チャンジャ30%増量キャンペーン開始!

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最後の職人、全て無添加の「やがちゃん」からです
2015.03.06
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《 無添加チャンジャ30%増量キャンペーン! 》

★人気のチャンジャが、30%増量です! 白いご飯に、チャンジャを乗せて
召し上がれ! ページ内に増量ボタンありますから押してください!★
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こんにちは! やがちゃんキムチの「やがちゃん」こと矢ケ崎です。

さあ、来ましたね!あの・・・花粉さんたちが!
いやあ、来ました来ました!

私もご他聞に漏れず花粉症ですが、最近数年は、この時期になるとキムチやチャンジャ
を倍くらい食べます。
キムチの乳酸菌が、腸内を活性化してくれて、免疫力をアップさせてくれると信じる
からです。そのせいか、年々花粉症の症状が弱くなっています。本当ですよ!

今は、鼻の入り口にクリームを塗るだけで、マスクをしないで一日過ごせます。

さて、そういうわけでどんどん召し上がっていただきたいキムチですが、今週は、人気
の無添加チャンジャの3割増量キャンペーンです!
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何が美味しいといって、炊き立ての白いご飯にチャンジャをたっぷり乗せて、少々の
海苔を散らして、食べる!

これに勝るものは無いですよね。

チャンジャのページ内に「30%増量ボタン」を設置しましたので、これを押してか
ら、お好きなタイプのチャンジャをご注文ください。全部30%増量いたします。

ぜひどうぞ!
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★スーパーボッサム・・・「ありえないキムチ」の驚きのボリュームと内容!
牡蠣、ホタテ、カニ、タコ、えび、栗、あさりがザークザークザックザック!
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各界から絶賛を浴びつつあります。柔らかな肉質、深いコク、無添加の美味しさ!
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《 四方山話 》

だいぶ昔の話になりますが、私、20代前半の時に、アメリカで一年間暮らして
いました。
まったくの初体験の連続で、怖いこともたくさんありましたが、今思えば、本当に
いい経験をしたと思います。

その時に強く感じたのは、アメリカ人の親切さです。

欧米人はドライ、契約優先、身勝手、などと身構えて出かけたのですが、たくさんの
親切な言動に触れました。

朝、道ですれ違うと、「グッドモーニング!」と知らないおじさんが声をかけてくれ
ます。

郵便配達のおじいさんは、「オオ!マイボーイ! ヒヤー ユアーメールフロム
ジャパン!」
(おい、わが息子よ! ほら、日本から手紙届いたぜ!)
と手渡ししてくれました。

アパートの大家さんも、異国で一人じゃ寂しいだろうと、よく食事に呼んでくれました。
それから、人が行き来するドアーなどは、必ず人のために開けてあげる。これは例外
無くそうでした。われ先に、というような行動は見られませんでした。

今、ニュースで見聞きする世界情勢はギスギスしたものだらけですが、世界のほとんど
の人は、親切で、優しいのです。

それを忘れずに、平和な社会を望む姿勢でいたいですね。

それでは、よい週末を!

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豪華なキムチの外装はシンプルでいいのか

昨日は、水道橋でネット通販の仲間たちと勉強会を行いました。

その懇親会の席上、やがちゃんキムチの新装サイトの話題が出て、

「すごく買いやすくなったねー」

「スマホでもサクサクとうごくよ!」

とお褒めの言葉をたくさんいただきましたが・・・

「次はパッケージだね。容器にもっと高級感を出したら?」

「せっかくの中身が、いまの包装じゃもったいないよ」

「いやいや、中身が第一だから、今の路線でいいんじゃないの?」

などなど、いろいろなご意見をいただきました。さて、どうしましょうか・・・?

ところで、「ありえないキムチ」としてご紹介した「スーパーボッサム」の内容が、いかに「ありえない」か・・・この写真でお分かりでしょう。

posamu1

 

これ、昨日製造する前に撮った写真です。
牡蠣、たこ、ほたて、あまえび、かに、あさり、栗、松の実、レーズン・・・・がどっさりありますね。その上に白菜の塩漬けが見えます。
この白菜にヤンニョムジャンを塗ってキムチにした後、これらの山海の素材を挟み込んでいくのですが・・・・・

さて、問題です。

これ、スーパーボッサムの幾つ分の材料でしょうか?

答・・・・・・・ひとつ分です!

これがぜーーーんぶ入って、1.7キロ。3800円。

出来上がりは、こうなります

posamu2

 

さて、この巨大なキムチの「容器」ですが・・・・。

こんな大きなものを入れる容器は、さすがにありません。
ですから、、いったん厚手のビニール袋でくるんだあとに、もう一回袋に入れます。

こんな感じ。

posamu3

 

うーん・・・。せっかくの豪華な内容が、あまり分からなくなりますね。

確かに、もったいないです。少し考えましょう!

中身は本物、無添加、豪華! ですから、外見も少しは気にしますか!

キムチが花粉症に効くというのは本当か?

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花粉が飛ぶ季節になりましたね。

この時期になると、やがちゃんキムチのリピーターさんから通常以上の量のキムチのご注文が届きます。皆さん、体験的にうちのキムチが花粉症に効くということをご存知だからでしょうか。

キムチが花粉症に良い、というのは、ある意味で本当です。ある意味とは、乳酸菌に関することです。

人の腸の中には、無数の菌が存在していて、その中には「善い菌」と「悪い菌」がある、ということはよく知られていますね。
簡単に言うと、この「善い菌」の代表格が、キムチやヨーグルトなどに含まれる乳酸菌なのです。
乳酸菌やビフィズス菌などの働きで腸がいい状態になると、アレルギーなどの症状も治まると言われています。
非常にはしょった書き方ですが、大まかに言うと、そういうことだそうです。

動物性の乳酸菌と植物性の乳酸菌

 

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ですから、腸の中に乳酸菌が増えればいいのですが、乳酸菌には動物性と植物性のものがあって、動物性のものは、腸に届く前に、胃酸でほとんど死んでしまうのだそうです。

ヨーグルトに含まれるのは、動物性。ですから、闇雲にヨーグルトを食べても効果がないということになりますね。(近頃はそれが改善された商品もあるようです)

そこで、キムチ。キムチの乳酸菌の量は、ヨーグルトのそれに匹敵するといわれています。普通の野菜の浅漬けと比べても、桁が違います。
それはキムチが植物性の乳酸菌の宝庫だからです。

ですが、ここでひとつ留意点があります。

キムチの乳酸菌の仕組み

キムチの乳酸菌は、発酵した白菜等の野菜に存在するわけですが、これがそれだけでしたら、普通の浅漬けと同じです。
キムチと他の浅漬けとの大きな違いは、原材料に「魚介の塩辛」を使っているかいないかです。

やがちゃんキムチで言うと、アミえびの塩辛を大量に使います。
その量は、タレの総量の15%以上に達します。このような例は、他にないと断言できます。

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この塩辛の中には、ものすごい量の乳酸菌が含まれています。

この塩辛の乳酸菌が、キムチの野菜に乗り移り、その後発酵が進み、ヨーグルト並みの量の乳酸菌となります。
野菜に乗り移り増える乳酸菌は、植物性の乳酸菌です。

キムチの乳酸菌のほとんどは、胃で死なずに腸まで届きます。

キムチにも善いキムチとそうでないキムチがある

善い、そうでない、というのは、あくまで「乳酸菌が多いか少ないか」という点でです。
善いキムチは、上記のように、魚介の塩辛を使っているものです。

普通、これはアミの塩辛や、イワシの塩辛、イシモチの塩辛などが使われます。
やがちゃんキムチでは、標準の数倍の量のアミの塩辛と少量のイワシの塩辛を使います。また、ホタテ、牡蠣、あさりなどの魚介も、かなりの量を入れます。

これらは、魚介の旨みで美味しさを演出するだけでなく、キムチが大量の良質の乳酸菌を持つ源となるのです。

スーパーのキムチコーナーの商品のラベルを見てみましょう。

スーパーにあるほとんどのキムチでは、この「魚介の塩辛」が使われていません。
使われていても、わずかです。これは、原材料の表示の順序で分かりますが、表のラベルに「アミ塩辛使用」と堂々と書いていても、原材料表示では一番後ろのほうに表記してある、という例です。塩辛を使っている、というアリバイつくりのようなものだと私は思います。

魚介塩辛の代わりに使われているのが、人工的に旨みを添加する、「化学調味料」です。表記上は、「調味料(アミノ酸等)」とかかれているものです。

これでは、乳酸菌の量は浅漬けと代わりません。

善くないキムチ、と呼ぶことは憚りますが、こうした安易な製法のキムチは、やがちゃんキムチとは無縁である、とうことは書かせていただきます。

本物の美味しいキムチは、花粉症を緩和する、と書いてよいと思われます

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本物とは、

●素材を厳選する

●魚介の塩辛を豊富に使う

●無添加である

ということだと、私は思います。

大量の良質の乳酸菌を含む本物のキムチは、乳酸菌が腸まで届き、腸をよい状態にし、アレルギーを防ぎ、免疫能力を高めます。

やがちゃんキムチは、いつまでも、本物のキムチを作り続けます。

やがちゃんキムチは、「タレ屋」です

果実系のタレも出来ました

この写真は、最新のヤンニョムジャン(タレ)の、「果実ヤンニョム」です。

りんご、レモン(国産)、レーズン、イチジク(トルコ)を使い、砂糖を一切使わずに、その上で、唐辛子、にんにく、しょうが、といったキムチ系素材を配合しました。
果実の華やかな香りが際立ち、ほのかな甘みと優しい風味が、素材の味を引き立てます。

たとえばこれをきゅうりや大根の塩漬けに絡めると、まさに、「フルーツキムチ」の趣。
いつものキムチとは、また違った世界が広がります。

 

ヤンニョムジャンとはキムチのタレのこと

ヤンニョムジャンは、漢字で書けば、「薬念醤」、となります。味付けのタレ、という意味ですね。

キムチというものは、素材にヤンニョムジャンを絡めることでできます。
普通、キムチ屋にはそれぞれひとつのヤンニョムジャンがあり、それをあらゆる素材に使っては、キムチのバリエーションをつけます。

たとえば、白菜のキムチも他の野菜のキムチも、全部一つのヤンニョムジャンです。

ですが、私は、すべて自己流でやってきましたので、そういう「常識」は無視してきました。

当初韓国の方にキムチの基本的なことは教えては頂きましたが、全部自己流で変化させて来たのです。

また、野菜系がほとんどの韓国流のキムチとは違い、魚介や肉系にも手を伸ばしてきました。

多くの他社さんがそれを一時的に真似をされたようですが、どこも続いてはいないようです。続かない理由は、素材によって違うヤンニョムジャンを開発できなかったからだと思います。

 

やがちゃんキムチは、タレ屋です

当店で作っているヤンニョムジャンは、基本的な種類だけでも5.6種類。

ヤンニョムジャンとは、キムチ系のタレ

キムチ系とは、唐辛子、にんにく、しょうが、の「三種の神器」が使われているものです。

たとえば、白菜キムチは、素材である白菜を塩漬けし、それに「和風だし」を使った「マイルドヤンニョムジャン」を塗って作ります。
タラバガニケジャンは、生のタラバガニという素材を捌いて、それに「スーパーヤンニョムジャン」を絡めます。

それぞれ、別のタレを作って使うのです。

そのタレ類は、もちろん自社製造100%です。出来合いのものは一切使いません。もちろん、添加物も使いません。

つまりは、やがちゃんキムチは、キムチ屋であると同時に、「タレ屋」なのです。

 

キムチ系で無いタレ

キムチ系ではないタレは、コチジャン醤油だれゴマペーストオリーブ七味キムチドレッシング、和風だし、塩麹、などがあります。

それぞれ、それだけでも美味しいし、いろいろな素材でバリエーションを楽しめます。和食にも洋食にも使えます。

もちろん、これも全部自社製造。出来合いのものは一切使いません。全部のタレは、素材を一から加工して作ります。

繰り返しますが、やがちゃんキムチは、キムチ屋であり、タレ屋なのです。

一枚の絵が人生を変える(ピカソがくれたキムチ屋の決意)

青の女

一枚の絵が人生を変える・・・

大げさな表現ですが、そのようなこともあります。

この絵は、ピカソの「青の女」です。まだ十代の青年のころに描いたそうです。

私が初めてこの絵を見たのは、数十年前。大学生だった私が進路に迷っていたときでした。上野の都立美術館での展覧会のエントランス付近で、突然この絵に出会いました。そのときの衝撃は、今でもまざまざと思い出されます。

ネット検索で見つけたこの画像よりはるかに青の色が鮮烈で、しかも、口紅の色が異様に映えていました。この絵の前で、30分は立ちすくんでいた記憶があります。それほど、強烈な絵でした。

そこに、迷いとかためらいとかいう要素は感じられません。こう感じたから、こう描く。まっすぐに描く。文句があるか。あっても描く・・・・ピカソのその傲慢とも云える姿勢が、真正面から伝わってきた気がしました。
それが原因かどうかは定かではありませんが、進路に迷っていた私は、困難な方の道を選びました。それが正解であったかどうかは、一生分かりません。ですが、間違いではなかったと思っています。

別に私は絵の専門家でも無く、絵画に造詣が深いわけでもありません。ずぶの素人です。

その後理由があって食の道に進んだ私は、やがて自分でキムチを創作するようになりました。

キムチについては当初は素人でしたから、キムチつくりには様々の苦労や迷いがありました。
そのときに、この「青の女」の衝撃感を、よく思い出したのです。

絵も、食べ物も、人の「嗜好」に類するものです。自分のキムチは、いってみれば、「味覚の美」に訴えるものでありたい。そう思いました。
絵が無くても、キムチが無くても人は生きていけますが、名画が無ければ人の人生はつまらなくなります。同様に、うちのキムチが無ければ食卓がつまらない、と思っていただけるようなキムチを作りたい。強くそう思いました。

中途半端だけはやめよう、と思いました。

そして、「うちだけしか作れないキムチを作ろう」とも思いました。

味や成分を粉飾したキムチは絶対に作りたくない、と思いました。

それが今、100%無添加の「やがちゃんキムチ」を生んだ原動力です。

「青の女」が無ければ、こうならなかったかどうかは分かりませんが、少なくとも、私の行動を大きく変えてくれた絵であることは確かです。

なぜ無添加なのか シリーズその2(化学調味料の実際)

choumi

化学調味料のタイプ

コストが安くて「旨みのようなもの」を出せる化学調味料には、様々のタイプがありますが、代表的なものは、以下のとおりです。

1)安価なもの

これは、グルタミン酸ナトリウム100%のもので、非常に安価です。中国や韓国のブランドが知られており、「味の素」を真似たネーミングの「味元」というブランドが有名です。日本でも1キロ当たりで150円程度で買えるようです。グルタミン酸だけなので、「旨み」(のようなもの)がストレートです。主に漬物業界などで多用されています。

2)中間的な代表商品

有名ブランドの「味の素」や「ミタス」に代表されるもので、配合は、アミノ酸の一種であるグルタミン酸が98%、核酸の一種であるイノシン酸(リボヌクレオタイドナトリウム)が2%、というタイプです。

2%のイノシン酸が入ることで、「旨みの相乗作用」が起き、より強い旨み(のようなもの)と丸みが感じられます。相乗作用とは、別々の物を合わせると、1プラス1が2以上のものを生むということを指し、一説には、1プラス1が、2の二乗で4になる、ということです。
日本の家庭用の化学調味料の多くはこのタイプであり、業務用でも大きな部分を占めます。

価格的には1キロ700円前後。手ごろな調味料として、あらゆるところで多用されています。

3)高価なタイプ

「ハイミー」や「いの一番」などに代表されるタイプです。価格的にも1キロ2000円程度。強い旨み(のようなもの)とコク(のようなもの)を演出します。

配合は、グルタミン酸が92%にイノシン酸が8%が標準です。

ですから、「旨みの相乗作用」もより大きく働きます。

強い旨みを必要とする業界では、非常に良く使われています。代表的なのが、中華業界。ラーメンの味わいは、ほとんどすべてがこの調味料の作用で生まれます。私はラーメン業界に長く深く関わってきましたが、この手の化学調味料を使わない店に出会ったことがありません。
中華業界だけでなく、外食産業全般、加工食品全般に広く使われています。漬物業界もその代表的な存在で、「美味しい」と思われる原因がこの調味料にあることが非常に多いのが現実です。

化学調味料の「効果」

 

旨みの演出

天然の素材を使わずに作られる化学調味料は、安価で便利なため、家庭でも外食産業でも広範囲に使われます。
その目的は、もちろん「旨みの演出」です。少し入れるだけで、「美味しいと思わせる」効果があるからです。

添加物の粉飾

化学調味料を使うような食品は、他の食品の添加物も大量に使っているものが多いです。添加物にはそれなりの「味」があり、添加物を入れれば入れるほど、その「クスリ」のような味が入ってしまいます。

化学調味料は、「そのような添加物の味をごまかす」ためにも使われるのです。
つまりは、「粉飾」です。
添加物のための添加物。そういう側面を、化学調味料は強く持ちます。

化学調味料は本当に安全なのか

化学調味料を多用しているメーカーの方々が口をそろえて仰るのは、「化学調味料の安全性は非常に高い」ということです。
ですが、実際はまったくそうではありません。
このことについては、次回に書くこととします。

なぜ無添加なのか シリーズその1

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なぜ世の中には化学調味料が氾濫しているのでしょうか。

それには、理由があります。

昆布とかつおぶしのこと

昆布の旨味は、「グルタミン酸」です。アミノ酸の一種です。

これを昆布を使わずに人工的に作り出したのが、いわゆる「味の素」、つまりは化学調味料です。

また、カツオ節や煮干の旨味は、「イノシン酸」です。核酸の一種です。

これをカツオを使わずに人工的に作ったものが、いわゆる「ほんだし」、つまりはだし調味料です。これも化学調味料ですね。

化学調味料の「味の素」や「ほんだし」で、「だし」風の味は簡単に出せます。しかも、とても安く。
だから、ほとんどの加工食品では、それを使って「旨味のようなもの」を出しています。表示上は、「調味料〈アミノ酸等」となっているのは、9割以上がアミノ酸の一種のグルタミン酸、残りが核酸の一種のイノシン酸から成り立つ、「化学調味料」を使っているからなのです。

 

50倍以上の素材を使わなければならない

では、天然の昆布やカツオで、「味の素」や「ほんだし」と同じ強さの旨味を出すのには、どれくらいの量を使わなければならないのでしょうか?

ずばり、50倍以上です。100倍くらいかもしれないです。
何度か実験して、確認しました。感覚実験ですので、数値ははっきりと出ませんが、とにかく、50倍から100倍。桁違いです。
味の素10gと同じ強さの旨味を出すためには、昆布が最低500g必要になるということです。

 

コストで見れば、200倍以上!

これを価格で比べてみると、市販の味の素10gがおよそ10円。昆布500gがおよそ2000円。実に、200倍の開きがあります。ほんだしも同様です。

だから、普通の加工食品では昆布やカツオから、いちいちだしを取らないのです。
200分の一で、似たような味が出せるのですから。

ですが、こうした人工的な旨味で、本当にいいのですか?

それが本当の美味しさですか?

このことを、今後シリーズで語って行きたいと思います。

ありえないキムチ・・・

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スーパーボッサム

この写真、やがちゃんキムチの「スーパーボッサム」という、旗艦商品です。

ひとつ1700g(1.7キロ)! ドーンと、ずっしりと重いんです。

そして、このキムチの特徴を一言でいえば、「ありえない」です。

ありえないキムチ

何がありえないかといえば・・・・まず、こんなキムチを作ること自体ありえない。
なぜかというと、普通、キムチといえば、白菜のキムチのみ。
あとはせいぜい、大根のカクテキとか、きゅうりのオイキムチとか。
そこを、やがちゃんキムチは、ホタテ、牡蠣、えび、カニ(ケジャン)、たら(チャンジャ)、タコなど、魚介類を何でもかんでもキムチにしてしまう。

やがちゃんの魚介キムチ

やがちゃんの魚介キムチのファンは、非常に多いんです。これだけでも、普通、「ありえない」。

これでもか、これでもか

ところがこの「スーパーボッサム」は、白菜キムチの周りにまずは、ホタテ、牡蠣、にんにく、松の実で作ったペーストを塗りたくり、そして、葉と葉の間に、タコ、ホタテ、蒸し牡蠣、カニ、甘エビ、あさり、栗、レーズン、松の実などを、「これでもか、これでもか、」と挟み込んだ、まことにありえないキムチなのです。

本当に、ありえない。

 

喜んでいただければ、それで本望

考えて作って、今、7、8年が経ちました。当初は2200円で、内容は今よりかなり貧弱でした。

それが今、この内容で、3800円。幾度と無く、ボリュームとグレードを上げてきました。

それでも、ほとんど利益はありません。

でも、いいんです。

ワーーー! スゴイーーーー!・・・と驚き、

喜んでいただければ、それで本望なのです。

 

 

キムチチャーハンの作り方公開!

 

 

 

 

ch1 チャーハンの材料。キムチ、野菜、溶き卵、ご飯。

ch2 お肉を炒めます

ch3 溶き卵を落とし、すぐにご飯を入れます

ch10  卵をご飯に絡めます

ch5 野菜を入れます

ch7 キムチを入れます。他に味付け不要。

ch8 あとはひたすら炒めましょう

cha16 はい、出来上がり!

以上、簡単にできます。

もっとも大事なことは、「キムチ」を選ぶこと。料理評論家のレシピなどでは、驚くほどキムチ選びに無頓着です。それではいけませんね。

ポイントは、「無添加」であること。化学調味料などが入っていると、べたべたして嫌味な味になります。

そして、旨みたっぷりであること。

この二点をクリアーできるもの。

そう、やがちゃんキムチですね。

カレイのエンガワはヒラメの代用品ではない!

 

この写真、やがちゃんキムチの「カラスガレイの縁側キムチ」です。

そう、「カレイのエンガワ」です。よく、回転寿司の人気メニューに使われますね。

「カレイのエンガワ」というと、「なんだ、ヒラメのエンガワの代用品じゃないか」という人もいます。もともと高級魚のヒラメから、エンガワは4切れしか取れません。それはマグロの大トロ並みの値段になります。カレイと比べたら、はるかに高価です。

でも、カレイだからといって、馬鹿にはできません。私個人の好みからいうと、カレイの方がかみ締めたときに染み出るエキスが豊かで、美味しく感じます。
つまり、「代用品」の方が、美味しいのです。

同様に、「代用品」のほうが、「本物」よりも美味しい場合があるという例は多いです。

たとえば・・・「とこぶし」。あわびより私は好きです。柔らかで、味に深みがあります。

「アナゴ」もある意味、「うなぎ」の代用品かもしれません。寿司にしたら、アナゴのほうがはるかに上ですよね。

ホッピーという飲み物も、ビールの代用品として、下町の居酒屋で広まった飲み物ですが、最近は若い女性がビールよりホッピーを好んで飲む光景をよく目にします。焼き鳥との相性は抜群です。

こうしたものはもはや、「代用品」と呼ぶことすら、おかしいのです。

食に「権威主義」は似合いません。普通の人が、普通に食べられるものの中に、驚くほどの美味があることが多いのは事実なのです。

カレイのエンガワキムチ、やがちゃんキムチでは、マニアさんの多い商品です。

 

 

 

この世で曲げてはならないことは、曲げてはいけません。

マッサン

 

物事には、曲げてもかまわないことと、曲げてはいけないこととがあります。

NHK「マッサン」の影響で脚光を浴びている、日本のウィスキーの父、竹鶴政孝。
彼にとって曲げてはならないものとは、「本物のウィスキーを造り続ける」という一点だったのでしょう。
経営難で「三級ウィスキー」を作らざるを得なくなったときにも、法律の制限ぎりぎりまで本物の原酒を入れ、色付けのカラメルも、市販の添加物ではなく、自ら砂糖を焦がして作ったといいます。

彼が一番好んで飲んでいたウィスキーは、もっとも大衆向けのハイニッカでした。
ハイニッカは、安いけれども「本物の」造りをしていたからです。

たいしたものですね。

閑話休題。

では、その「マッサン」を放送していNHKにとって、曲げてはならないものとは何でしょうか。

それは、他ならず「真実の報道」でしょう。

真実とは、予断の入らない事実のことを言います。Aという主張とBという主張が戦っているとしたら、その両方の主張について報じ、ABどちらかの是非の判断を下さずに、主張が食い違っていることのみを報道するべきなのです。

ですから、時の政府の判断がどうの、未来の政府の判断はどうの、などということに左右されてはいけません。ひたすら、客観的な事実のみを報道しなくてはなりません。是非の判断をするのは、報道を受け取る読者、視聴者のほうなのです。

時の権力に媚びる報道機関など、この世に要りません。

要らないどころか、あってはなりません。

最後に、やがちゃんキムチ。

やがちゃんキムチが曲げてはならないもの。それはもちろん、無添加であり、絶対安全であり、しかも抜群に美味のキムチを作り続けることです。

それ以上のものでもなく、それ以外のものでもありません。
たくさん売ることでもなく、たくさん儲けることもでありません。

曲げてはならないことは、曲げてはいけません。

 

 

 

 

久間十義、連載の苦労話

hisama

 

「さっそく晩御飯に、焼き肉を試み、やがちゃんのカクテキやチャンジャ、甘エビ、を食べ、さらには辛味噌とキムチを入れて石焼ビビンバと洒落こみました。いやぁ、旨かった!

日本人による、絶対安心、無添加の絶品キムチ、と大きく唱うべきですね。
いまもそう唱っているのは知っているけれど、もっと、もっと知らしめるべきです。」

とメールをくれたのは、有名作家の久間十義君。

大学時代からの親友です。
先日も新宿で一緒に飲みました。
その翌日、キムチを送ってあげたら、上記のメールをくれました。

彼は繊細な胃腸を持ち、「変なものを食べるとすぐに腹を壊すんだよ」といいます。

「それでも矢ヶ崎、お前のところのキムチは、いくら食っても平気なんだよな。おまえ、学生時代もそんなに正直だったっけ?」と聞いてきます。

昔のことは忘れました。でも今は、少なくともキムチに関しては、100%正直です。

久間君、いまは日経新聞に連載小説を書いています。

「あれってさ、全部書きあげたものを新聞社が分割して載せてるの?」と聞くと、

「とんでもないよ! 最長で10日、平均で7日くらい前に入稿しなきゃいかん。追われて追われて。
でも、ここだけの話、掲載2日前まで書けなかったこともあるんだ」

と、彼も正直に語ってくれました。

「そういう時は、どうしてるの? 必死に考えてるの?」とさらに聞くと、

「全然。ただ寝てるだけさ。イザとなったら、なんとかなるもんだ。ギリギリになって何も考えずにパソコンに向かうと、何か、書ける。不思議なもんさ」

と、さらに正直に教えてくれました。

小説家も、大変な仕事です。

 

 

 

ノマドやってみた

ノマド

 

私が初めてウィンドウズのPCをいじり始めたのが、2000年。
楽天市場に店を出した時です。
PCのあれこれの基本の基本を理解するまで、2年はかかりました。
いまだに、分かっていないことがあります。
PCを駆使して、あちこちで仕事を「ノマドワーカー」、格好いいですよね。

でも私のレベルでは、なかなかその真似ができません。

しかし、チャンスが訪れました。

今年、タブレットにキーボードのついたPCを買ったのです。無線ランの携帯機器付です。
ラジオでさんざん宣伝するので、つい衝動買い。

そして、店の近所に、郊外型喫茶店がオープンしたのです!

お! これでノマドの真似事ができる! と喜びましたが、なかなかその暇ができません。
でも今日、いつもより1時間早く仕事が終わったので、その喫茶店に来たのです。

そして今、このブログを書いています。

なんか・・・自分が「できる男」になった気分・・・・。

まあ、無理してノマドしないで、早く自宅に帰って、自宅のパソコンでやれば、コーヒー代もかからないのですがね。はい。

何はともあれ、やがちゃんキムチの新ホームページ、あさって18日がオープンです!
がんばります!

 

添加物を使うキムチは、キムチを名乗る資格無し!

 

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左の写真は、アミの塩辛。

右の写真は、蒸した牡蠣です。
キムチの味の決め手は、実は「魚介類」です。

特に、「アミの塩辛」は、豊富な旨みの源であることとともに、良質な動物性乳酸菌の宝庫として、キムチには欠かせません。

これが無ければ、「キムチ」とは呼べない、といっても過言ではないかも知れません。

動物性乳酸菌が塩漬け野菜に移り、そこで植物性乳酸菌として増殖する・・・・これが、キムチの乳酸菌のからくりだからです。

塩辛類の無い「キムチ」は、ただの「辛い野菜漬け」です。
しかし、アミだけでは、旨味素材としては弱すぎます。

もっともっと美味しくする方法があるはずです。

そう考えた当店は、アミ以外に、生ホタテ、蒸し牡蠣、蒸しあさりも大量に加えます。

大量にです。

こうした魚介類は、穏やかながら底の深い旨みとコクで、キムチの味わいを圧倒的に豊かにします。

ですから、化学調味料などの添加物を入れる必要は全く無いわけですし、そのような安易な作りをするものとは、まったく素性が違うわけです。

はっきり書けば、どんな言い訳をしても、添加物を使うキムチなど、キムチと名乗る資格などありません。

無添加でこの味のキムチを作る身として、それは断言させていただきます。
やがちゃんキムチは、なぜこんなに高いのか・・・その答えは、なぜこんなに美味しいのか、という問いの答えと同じなのです。

風のようなお客様の口コミ旋風

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今の場所でかれこれ8年のやがちゃんキムチ。
通販中心でやって来たので、店頭の来客はほとんどありませんでした。

昨年末から黒板の看板を立ててから、お客様が見えるようになりました。

昨日午前中、通りかかったらキムチの看板を見たので、という女性のお客様が初来店。

「うちはね、キムチ食べるのよー。おたく、いつからここでやってるの?」とお聞きにいいのなります。

「店自体はもう8年目ですが、昨年末まで、ほとんど小売はしていなかったんです」

「あらそう。じゃあ、白菜キムチ1キロ頂戴。チャンジャも1パック」

「え? いきなり1キロも? いいんですか、試食もしないで・・・」

「いいのいいの。美味しければまた来るからね!」

と、いきなり、白菜キムチ1キロとカクテキ、チャンジャ200gをお買い上げになり、帰られました。

夕方。

今度はその方が、バイクで店前まで乗りつけて来られ、勢い良く入って来られました。

「キムチ4キロ頂戴!。時間が無いの、急いで!」

「4キロ? 4キロですか? 4キロって、1キロが4つですよ」

「わかってるわよ。あんまり美味しかったんでさ、飛んできたの。すっごく、すっごく、感動しちゃった! 4キロだってすぐに食べちゃうから。友達にも宣伝しておいたからね!」

と、風のようにキムチ4キロを持ち、バイクで去っていかれました。

今日の午後。

初見のお客さんが、立て続けに。

「キムチ1キロ頂戴! 友達に昨日もらって食べたの。おいしかったー!」

「キムチと、あとチャンジャも1キロ頂戴! 知り合いに聞いたの。絶品だって!」

「キムチ200gを5パックください! ご近所にも配るから。昨日もらって食べて、美味しかったー!」

・・・・・・・・

・・・・・・・・

いやはや、この口コミ旋風、すごいです。

風のように来られたお客さま、

口コミの嵐を起こしてくださいました。

やがちゃんキムチの新ホームページを作る美女軍団

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うちのキムチやマトンを持って喜んでいる方々は、ホームページ制作会社の「豊作プロジェクト」さんの社員さん達です。

豊作プロジェクトさんは、秋田社長以下、熱意あるスタッフで構成する、若い会社です。
秋田社長はトライアスロンのアスリートであり、しかも、現役のロック歌手でもあります。

秋田さん率いる美女軍団が、当店「やがちゃんキムチ」のサイトのリニューアルサイトをしてくださっています。来週、新装オープンです。
このキムチやマトンは、頑張ってくださる皆さんへの差し入れです。

キムチとマトンでスタミナつけて、いいページを作ってください!

話題のフレンチ調味料、ガストリックを試してみた

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ガストリックという調味料があります。フランス料理の調味料です。

砂糖と酢を煮詰めて「焦がして」作る単純な調味料ですが、これがまた、面白い調味料です。
写真左側の黒い粘りのある液体が、ガストリックです。私が5分ほどで作りました。

糖と酸を一緒に煮詰めて焦がしてあるから、雑味だらけ。化学反応を起こし、いろいろな味わいを起こすらしいです。それだけで舐めても、美味しいものでもありません。ですがこの雑味が、食べ物にコクを与えるのです。
フランス料理のいろいろな場面で使われているようです。
メインディッシュはもちろん、デザートなどにも・・・・。

ということを小耳に挟んだので、今日の「まかない」のチャーハンに入れてみました。
写真の二つのチャーハンの左側には、ガストリックを入れてみました。
見た目は変わりませんね。

すると・・・・。

確かに、美味しくなります。砂糖の甘みと、強いコクが加わります。甘ったるいというのではありません。深みが出る感じです。
化学調味料のような後味の不自然さもありません。

なるほど・・・これは面白い。使いようでいい味を加えられる可能性を感じます。

ですが・・・敢えて、やがちゃんキムチに使うほどのものでもないな、と感じました。
そこまでする必要を感じませんし、むしろ、やがちゃんキムチの自然な味わいを損なうかもしれないと思います。今のままのコクで、十分だと思います。

味の研究は、日々続きます。

明日は何を試しましょうか。

 

店頭販売について

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やがちゃんキムチの柏本店は、光ヶ丘団地の中にある小さな商店街の一角にあります。

もともと通販の製造発送拠点として出発した店で、通常の小売をする体制にはなっていませんでした。

昨年冬より、いわゆる「黒板看板」を出したところ、お客様が訪れてくださるようになりました。

もちろん、黒板を出しただけで他の外見は変わっていませんから、最初は「恐る恐る」というような形で、覗かれます。

そして、こわごわと、「キムチ売ってるんですか?」と聞かれます。
ほとんど、このパターンです。

ですが最近、「すごく美味しいって聞いたから」「うわさを聞いたから」と仰る方が、急に増えだしました。

いわゆる「口コミ」が働き出したんですね。

お店では、白菜キムチやカクテキ、チャンジャ、冷凍マトン、冷凍サムゲタン等は常備しておりますが、通販用のほかの商品は、事前にご連絡いただかなければなりません。

あらかじめご連絡いただければ、ホームページにあるものは全部ご用意できます。

価格はホームページと基本的に同じですが、白菜キムチ、チャンジャ、カクテキ等は、多少お安く店頭販売しております。


by やがちゃん of やがちゃんキムチ

異物混入より・・・

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あのハンバーガーチェーンの異物騒動が続いています。

連日、民放からNHKIまで、どこそこの店舗でまた異物発見!・・・のニュースが続きます。まさに、異常事態。

明らかに、騒ぎ過ぎです。

ほとんどが、店舗内での処理で済ませられる事案で、 何も全国ニュースで流すような問題ではありません。

人が作る以上、完璧など期待できないのです。

全国の飲食店で日々起こっているこの手の「事件」は、その数十、数百倍に達しているはずです。

私は別にこのチェーンの回し者ではありませんし、はっきり書くと好きではありませんが、あまりに偏った報道を見ると、危惧を覚えます。

食品の安全の問題は、このような瑣末なところにあるのではありません。もっともっと根が深いのです。

そこに目を向けてほしいものです.

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

ジャーナリズムの責任

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爆笑問題のNHKでの政治家への風刺発言が、取り消されたとか。

それを問われたNHK会長が、「特定個人への非難は放送へなじまない」と答えたとか。

 

日本の報道は狂っていますね。

権力に寄り添う報道ばかりであるなら、そんなものは要りません。

中国や北朝鮮とう違うというのでしょうか。

日本のジャーナリズムは、ここのところ明らかに退化していますね。

由々しき問題だと思いませんか。

ある複数の大手新聞は、こういうことをまったく書きません。

平成のこの世に及んで、「御用新聞」となってしまっています。

野球の巨人ファンの読者の多いその新聞は、どの方向に国民を導こうとしているのでしょうか。

もし日本人がどこかで戦争を始めたら、また戦前戦中の新聞社のように、大本営発表を紙面に載せていくのでしょうか。

それを許すような知性、品性しか持ち合わせない日本人は、いったいどのような国民なのでしょうか。

 
 

一キムチ屋として、書きすぎでしょうか。

 

しかし、美味しいものを素直に味わう、という気持ちは、平和を愛する人のみが持てる素養だと思います。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

平和な食卓でこそ最高の味わい

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「本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争
でした。
各戦場で亡くなった人々,広島,長崎の原爆,東京を始めとする各都市の爆撃な
どにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に,満州事変に
始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくことが,
今,極めて大切なことだと思っています。
この1年が,我が国の人々,そして世界の人々にとり,幸せな年となることを心
より祈ります」

これは、天皇陛下が年初に発表された年頭所感です。

ここまで天皇陛下が具体的に「戦争」の事実に踏み込んだ発言は、初めてだそうです。

 

今、日本が変わりつつあります。

特定秘密保護法、集団的自衛権・・・・以前なら考えられなかった法律や政策が、

次々と決められていきます。私たちの手の届かないところで。

天皇陛下は政治的発言をしないものですが、精一杯の政府への警鐘を鳴らされた

と見るのは、穿(うが)ち過ぎでしょうか。

 

戦争は愚か者の所業・・・・そのことを、日本人は一番良く知っているはずです。

やたらと戦争を美化する言葉が氾濫するようになった昨今。

愚かな事を繰り返すことは、まさか無い様に願うばかりです。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

(2013年1月から6月までのブログはこちらです)

不老長寿

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昨日の「NHK特集」で紹介された、衝撃の物質、「NMN」

何でも、細胞を若返らせて、人間の寿命を驚くほど延ばすそうです。

しかもすでに治験の段階で、数年以内に実用化されるとか。

そうすると、人の平均寿命は100歳を突破するのではないか、というものでした。

 

身の毛がよだちました。

その薬を飲めば、理論的には老けないのです。

平均寿命が100歳ということは。150歳とか200歳の人も現れるということでしょう。

不老長寿の薬が完成されるというのです。

 

あなたは、そんなに生きていたいですか?

老いない、死なない、この先ずっと人生が続く・・・それを考えると、暗くなりませんか?

 

人は、少年から青年になり、成人して壮年になり、やがて老いて死んで行く。

そのサイクルがあるからこそ、それぞれのステージで役割がある。

 

最後は神様からお呼びをいただいて、天国でゆっくりと休むことができる。

そうです。

人間は、死ぬから人間なのです。

誰でも死ぬから、公平なのです。

 

死なないことを前提とする人生とは、なんと恐ろしいものでしょう。

そう思いませんか?

 

わたしはまだまだ生きてがんばりますが、やがちゃんキムチは、この私が作るもの。

いつかはなくなるから、意味があると思うのです。

生きている限り、がんばります。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

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考える時代

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あけましておめでとうございます。

2015年が始まりました。

箱根駅伝を見て、選手たちの大健闘にジーンと来た人も大方と思います。

若い人の頑張りはすがすがしいものですね。

あの大震災から4年。東京オリンピックまであと5年。

日本はどう変わり、どう変わっていくのでしょうか。

毎日毎日情報が氾濫し、私たちは「見る」「聞く」「読む」ことには、もう不足

していることはありません。

その情報の渦の中から何を取り出すか。どう判断するか。

その上で、何を考えるか。

そうです。考えることが何より重要なのです。

 

考える時代。

始まりました。

 

やがちゃんキムチは、今年も、より美味しく、より安全なものを作り続けます。

相変わらずよろしくお願い申し上げます。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

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年末年始の営業日程

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年末年始の営業日程です

12月23日 年内お届け分の受注締め切り
12月29日 最終製造発送
12月30日 予備日
12月31日~1月4日 休業
1月5日より 新年営業開始   

年末のご注文をとても多くいただいていますので、23日以前に
締め切る可能性もあります。お早めにご注文をお願いします!


        by やがちゃん of やがちゃんキムチ

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主食のキムチ

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やがちゃんキムチは、無添加手つくりのキムチ屋です。

ところで、日本で「キムチ屋」って、なんでしょう?

・・・・・

韓国では、キムチは毎食必ず出るものです。

メインのおかずとご飯とスープ。そして、キムチ数種類。

当たり前のように、いろいろな野菜のキムチが並びます。

日本にいらっしゃる在日韓国人の方々のキムチの食べ方も、それに準じていると思います。

 

では・・・・・普通の日本の方が、やがちゃんキムチのようなキムチを、どういう形で

召し上がるのでしょうか?

 

うちのお客様の中には、うちのキムチだけをそろえて、「キムチパーティ」をする方が

結構いらっしゃいます。

野菜のキムチだけでなく、牡蠣やホタテやかにのキムチもある、やがちゃんキムチ。

キムチだけで、十分主食にもメインディッシュにもなりますよね。

ある関東の病院では、毎年末に、大量のキムチをご購入され、「年末キムチ忘年会」を

開催していただいています。

 

ですから、少なくとも、やがちゃんキムチに於いては、キムチはただのサイドディッシュでは

ないのです。

食の主役になりうるキムチ・・・・やがちゃんキムチは、それを目指します。

 



        by やがちゃん of やがちゃんキムチ

       (2013年1月から6月までのブログはこちらです)

衆議院選挙の日です

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総選挙の日ですね。

私はすでに期日前投票を済ませました。

しかし、摩訶不思議な選挙です。

誰が誰のためにこの時期にやるのか、まったくわかりません。

でも、自分の意思を示す好機ではあります。

私個人的には、支持している特定の政党などはありません。

 

今回は、消費増税の中止、特定秘密保護法案の廃止、集団的自衛権の閣議決定撤廃、

の3点を進めてくれそうな候補に投票しました。

それが、小さなキムチ店を今後も続けていける条件だと思うからです。

 

が・・・なかなかそういう人はいないものですね。

投票所でかなり迷いました。

 

結果はどうであれ、当選される方々は、一生懸命生きている一人一人の国民の思いを

十分に感じ取って、政治を進めていただきたいと思います。

 

 

        by やがちゃん of やがちゃんキムチ

       (2013年1月から6月までのブログはこちらです)

黒板商店会、頑張る

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  やがちゃんキムチのお店がある、千葉県柏市の「光ヶ丘団地商店会」。

  団地の中の、12店舗だけの小さな商店会です。

  周囲は高層団地で、目の前は麗澤大学のキャンパス。

  商店やスーパーが林立する、競合の激しい場所です。

 

  当店は通販がメインの店ですので、店頭小売はほとんど無いも同然でした。

  今年の秋、友人の助言で、店頭に「黒板POP」を置いてみたところ・・・

  その日から、数人のお客様が、「キムチありますか?」と、ご来店くださる

  ようになりました。

  今では結構、頻繁にお客様がいらっしゃるようになりました。

 

  そこで、商店会のほかの店主さんにも、黒板設置をおすすめしたところ・・・

  12点全店が、写真のように、店頭に黒板を置きました。

  効果がすぐに現れたようです。

  いまや、「黒板商店会」と呼ばれているとかいないとか・・・。

 

  風雨に打たれてもじっとお客様に訴え続けてくれる黒板営業マン君。

  ご苦労様です!



by やがちゃん of やがちゃんキムチ

やがちゃんキムチは高いです

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「やがちゃんキムチって、高いわよね」・・・・

こういうお言葉を、キムチ業を始めて25年経つ私は、実はほとんど言われたことがありません。
でも、実際にはかなり高いんです。
たとえば、白菜キムチ頂の単価は、キロ当たり3000円。
普通の白菜キムチでも1500円。
スーパーや業務用の仕入れ店に行けば、キロ当たり200円台のキムチも多く並んでいます。
そういうものと比べると、10倍ですね・・。10倍!
用。
高いには高いなりの理由があります。

キムチのタレを作るにも、一滴の水も使わず、ベーススープと言う、肉野菜スープを10時間かけて作ります。

この作業をほかにしているところを、私は知りません。

唐辛子、アミえび塩辛、にんにく、しょうが・・・・キムチつくりに必要なこういう素材の含有率、おそらく他社の5倍以上。

牡蠣、ホタテ、アサリ・・・・高価なこういう素材を使うのは、おそらく日本でも世界でも、やがちゃんキムチだけ。

昆布やしいたけ、いりこの和風だしも、自家製で付きっ切りで作ります。

もちろんすべて手作業。

機械化、簡略化は一切しておりません。

一日に作れる量は、自ずと決まってまいります。
 
だから、よそ様より高いのは仕方ないのです。

それでも、高いというご苦情は、一度もいただいたことがありません。


by やがちゃん of やがちゃんキムチ

ジャンクフードとB級の差

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世界的に有名なハンバーガーチェーンの、100円コーヒー。

数年前、このチェーンのコーヒーは美味しくなったはずでした。

ですが、数日前に飲んだこれは、明らかにいがらっぽく、よくこういうものを売るなあ、と
思わせるものでした。

回転が悪いせいかもしれないです。

メイン商品のハンバーガーの改善は時間がかかるでしょうが、コーヒーを改善することは
簡単でしょう。

ジャンクフードというありがたくない呼称だけは、冠せられたくないでしょうから、せめて
コーヒーくらいは、すぐに改善してほしいです。

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埼玉、千葉周辺で店舗網を持つ、「山田うどん」の天ぷらうどんです。これで350円。

天ぷらと言うより、天かすの塊ですが、わずかに使われているイカの食感と味が
悪くはないです。

何より、このチェーンの麺は、ここ数年飛躍的に良くなっています。

この値段でこの麺は、安い。

私は月に一度くらいのペースで利用しています。

いわば、B級グルメか。

あるいはサンダル履きで入れる、地元の気楽なうどん屋さんです。

ジャンクとB級の間には、大きな差があります。

それは、「食べる人」の身になり提供できているかどうかの差だと思います。

100円だからこれで我慢しろ、という姿勢では、客は離れます。

100円でも、コンビニのエスプレッソコーヒーは美味しい時代です。

安いからジャンクjなのではなく、人様の口に入るものであるという意識が無いものを
ジャンクと呼ぶのでしょう。

羊肉のミニ知識(MFマトンとは何か)

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羊肉は、世界で最も広い地域で食べられている主要なお肉です。

ところが、日本では意外なほどに消費量が少ないのです。

理由はさまざまありますが、羊の放牧が日本ではしにくかったのが大きな要因でしょう。

現在、羊肉のほとんどは、オーストラリアとニュージーランドからの輸入です。

 

それを羊の種類で大別すると

1)メリノ種の羊

2)サフォーク種の羊

 

となります。メリノ種のほうが断然多いです。9割以上とも言われています。

メリノ種は本来羊毛を取るための羊で、ふさふさとした毛を持っています。

日本の「ジンギスカン」などで食べられるほとんどの羊肉は、このメリノ種のお肉です。


もうひとつの「サフォーク種」は、高級食肉用に開発された羊です。
パンダのように顔が黒いのが特徴です。



次に、食肉の種類ですが、メリノでもサフォークでも、生後一年以内の羊の肉を「ラム」、一年から二年のものを「ホゲット」、二年以上のものを「マトン」と呼びます。

ラム肉は匂いが弱く、柔らかであるという特徴があります。

一方マトン(日本ではホゲットもマトンに入ります)は、匂いが若干強めで肉質も固めですが、肉本来のうまみが濃いお肉となります。
 
次に、マトンだけの場合ですが、肉質や脂のつき方によってグレードがあります。

もっとも上級とされるのが、体重30キロ以上、背脂が25ミリ以上ついたサフォーク種のマトン肉です。

これを、「MFマトン」と呼びます。

高級食用肉として開発され、いわゆるマトン臭がほとんど皆無です。

脂肪のつき具合は羊肉として多いほうですが、非常に融点が低い脂肪なので、体内に残りにくいとされています。

すべてのサフォーク種の羊のうちの0.1%以下。つまり、1000頭に一頭あるかないか。

それほどに希少なマトンが、「サフォーク種MFマトン」です。

あらゆる羊肉の中で、最もおいしいとされるのが、このMFマトンです。

 

やがちゃんキムチの「MFマトン」はこちらから。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

(2013年1月から6月までのブログはこちらです)

人はなぜ食べるのか

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人は何のために食べるのか。

考えたことがありますか?

生きるための栄養摂取のため。それはそうです。

しかしそれなら、手間隙掛けずに、サプリメントでも飲んでいればいいのです。

美食を味わうため。それもそうです。

でも、美味しさだけを求めるなら、限りがありません。人は貪欲で、美味を追及する
あまり、遺伝子を操作したり、動物を虐待したりしても、飽き足らなくなるのです。

大切な方との時間を共有するため。これこそそうでしょう。

今日一日起きたことを語らい、明日もまた一緒に元気で生きていけるように願いながら、笑顔で食卓を囲む。これこそが人の食事の醍醐味でしょう。

もしあなたがお一人でも、愛する人に思いを馳せて、その方の幸福を祈りながら、
地球の上で育まれた「命」を頂く。これもまた、食事のあるべき姿だと思います。

食は、算術であってはなりません。

一日に三度、心で「命」と向き合う。その時間こそが、食事でしょう。

キムチ納豆で3キロやせた!

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運動しなければいけない! と思い、スポーツクラブに入会したのは、2ヶ月と少し前です。

それから今まで、週平均1回か2回のペースで通っています。

運動内容は、

   バイク(自転車)漕ぎ 20分、トレッドミルでのランニング5分程度。
   
   それから、筋トレも、腹筋、胸筋、背筋などを軽く

   最後に、プールで合計200メートルくらいを泳ぎます。

こんな感じで続けています。

最初のうちは、すぐに体重が2キロほど落ちました。

ですが、そのうち、止まります。仕事がいそがしくて通えなくなると、すぐに体重は戻りました。

ところが・・・・

10月初頭から「キムチ納豆」を食べ始めてから、また体重は降下し始めました。

10月は3回しかスポーツクラブにいけなかったので、これは、キムチと納豆のパワー
のせいと考えて、間違いが無いと思います。

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ただいま、運動開始時と比べて、体重3キロ減です。

運動がいいのか、キムチ納豆がいいのか・・・・おそらく、その両方でしょうが、キムチ納豆の
効果、全く馬鹿に出来ません。

というか・・・・美味しいから、毎食でも食べたくなるんですよね。

店頭の黒板POPは役立ちます!

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やがちゃんキムチは柏店と印旛郡栄町の安食(あじき)店の2店があります。
安食店は25年目の小売と飲食のお店で、キムチだけでなく、焼肉弁当やラーメン、
ギョーザまでもあります。
柏店は、開店以来8年間ずっと製造専門のお店で、私が店の奥のほうで、全国に送るキムチ
を一日中必死に作っています。ですから、キムチを売ってくれと言われてもなかなか満足に
対応できず、「買えないらしい」といううわさが立っていたようです。

9月途中から、この手書きの黒板看板を立ててみました。
すると、見慣れないお客様が続々と来て下さるようになりました。
キムチはパックにつめて陳列などはしていないので、その場でお客様の必要な分だけを作り、
お渡しします。
つまり、「フルオーダーメイド」のキムチ屋です。

「ここにこんなお店があるなんて知らなかった。友達からキムチがとてもおいしいと言われて
来たんだけど・・・」
「怖そうな顔をしているおじさんがやってるけど、優しいよと言われて来たの」
「キムチとチャンジャがめちゃくちゃおいしいって言ううわさ、子供の幼稚園のママさんたち
の間で流れているわよ」
「インターネットですごく有名らしいって」
・・・・と、店内がお客様で賑やかになりつつあります。

お客様との会話は、本当に楽しいです!

黒板君、ありがとう。

土鍋でご飯を炊いてみよう

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新米の季節ですが、普段は炊飯器でご飯を炊きますか?
それはそれでいいのですが、土鍋で炊いてみましょう。

前の晩に米を研いで水につけておき、翌朝火をつけます。
火の調整は必要ないです。強火でガンガンで大丈夫。
少しお焦げの匂いがしてきても、気にしない。湯気の出が弱くなったら、火を止めて、
10分くらい蒸らしましょう。

さあ、蓋を取る!! 炊けた!!
甘味が出て、米本来の旨みが乗ります。炊飯器のご飯とは比べ物になりません。
なぜでしょうか?
土鍋は、火をつけても温度が上がるのに時間がかかるので、「はじめチョロチョロ中パッパ」
のはじめちょろちょろが自然とできるからです。(と、僕は思っています)

蓋が重いので、圧力もかかります。
お焦げは、土鍋ご飯の醍醐味ですから、気にしないこと。

キムチをおかずに、土鍋ご飯、美味しいですよ!

ご飯の美味しい炊き方は?

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NHK「あさいち」で、京都の評判の「ご飯」のお店を紹介。店主さんは
「美味しいご飯を炊くことは誰にも負けません」とおっしゃっていました。

美味しく炊く秘訣・・・・炊飯器にスイッチを入れる前に「氷」を入れて
炊くことだそうです! 炊き始めの温度が調節されて、旨みがより出るとか。
なるほど、「はじめチョロチョロ中ぱっぱ」の言い伝えとおりですね。
プロの技はすごいです。

でも、それ以前に、「お米」のブレンドも大事。
うちは、最近は必ず二種類以上のお米を合わせて使っています。
今は、「コシヒカリ」と「彩の輝き」を半々。
コシヒカリの粘りと旨み、彩の輝きのしっかりとした食感の良さが合わさって、
旨いですよ。
そして、氷を入れる小技より、十分水を吸わせることの方が大事なので、
必ず朝の分は前の晩、夜の分は朝にセットします。

こうして炊きあがったご飯に、キムチ納豆!
最高です。

キムチ納豆の驚異的効果

キムチ納豆は、キムチと納豆を同量混ぜるだけ。
ダイエットや免疫力アップに抜群の効果ががあるそうです。

でも、キムチ納豆の健康効果は、キムチの側の栄養成分が豊富でないと意味がありません。
納豆菌のパワーでそれが増幅するのが醍醐味だからです。
ポイントのひとつは、「アミ塩辛」等の魚介類を使っているかどうか。市販のキムチには、
これがゼロのものも多いですね。

それから、にんにく、しょうが、唐辛子などの血をきれいにする野菜、果実類
(唐辛子は果実です)が豊富に使われているかどうかもポイントです。これも、
納豆パワーでパワーアップするからだそうです。

ちなみに、やがちゃんキムチの魚介類、唐辛子、香辛野菜類の使用比率は、
群を抜いています。
この最後の「タレ」の写真を見てください。崖やクレーターの写真ではありません。
樽の中のタレを指ですくった跡です。一滴の水も加えずに、天然素材のみを無添加
で練り上げたから、これだけ濃密で固いのです。
http://www.umakim.com/betuntk.html

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味の閾値、臨界点

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写真は、マトンのタレ付けの拡大図です。

味付けをする時に、「閾値(いきち)」や「臨界点」の概念を知らないと失敗します。

たとえば、100gの砂糖を使ったタレにあと50gの砂糖を足せば、甘さが
5割増になるかといえば、そうではありません。
また、50g減らせば、甘味が半分になるわけでもありません。
このタレの砂糖による甘味の閾値、臨界点が何gであるかで、
それは決まります。
閾値、臨界点というのは、人の味覚で甘味を感じ出すポイントの事です。
もしこのタレの場合の閾値が60gなら、50gに減らしてしまうと、
甘味は半分どころか、ゼロになってしまいます。
でも・・・結局は味付けというのは、「勘」の世界なんです。
勘で作ったものは、理論で作ったものに勝ります。
あとから分析してみて、閾値や臨界点の問題も、勘で難なくクリアーして
いるものです。
だって、閾値や臨界点は、「感覚の値」ですから。
味の勘を養う唯一最良の方法は、「無添加」のものを愛すること。
これ以外にありません。常に味覚を純粋に保つために、添加物を口に
入れないように努めましょう。

味付けの閾値(いきち)、臨界点

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写真は、マトンのタレ付けの拡大図です。


味付けをする時に、「閾値(いきち)」や「臨界点」の概念を知らないと失敗します。

たとえば、100gの砂糖を使ったタレにあと50gの砂糖を足せば、甘さが5割増になるかといえば、そうではありません。
また、50g減らせば、甘味が半分になるわけでもありません。

このタレの砂糖による甘味の閾値、臨界点が何gであるかで、それは決まります。
閾値、臨界点というのは、人の味覚で甘味を感じ出すポイントの事です。
もしこのタレの場合の閾値が60gなら、50gに減らしてしまうと、甘味は半分どころか、ゼロになってしまいます。

でも・・・結局は味付けというのは、「勘」の世界なんです。
勘で作ったものは、理論で作ったものに勝ります。
あとから分析してみて、閾値や臨界点の問題も、勘で難なくクリアーしているものです。
だって、閾値や臨界点は、「感覚の値」ですから。

味の勘を養う唯一最良の方法は、「無添加」のものを愛すること。

これ以外にありません。常に味覚を純粋に保つために、添加物を口に入れないように努めましょう。


by やがちゃん of やがちゃんキムチ

生タラバガニの切り方

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人気の本タラバガニケジャン。今日もオーダーがいくつか入りました。

収穫後すぐに船上で凍結した生タラバガニを使うのですが、これを小切れにカットするのは、私の仕事。
凍結したまま切らないと、綺麗に切れません。ところが、たらばの殻は硬い! 普通の出刃包丁では、刃こぼれしてしまうし、よほどの魚屋さんの名手でも綺麗には切れません。

経験30年の私が使うのが、この特製の平包丁。薪を割るように振り下ろして使うと、スパスパ切れます。
でも、慣れない方が真似をすると怪我の元。お気を付けくださいね!

タレ屋の人生

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白菜キムチは、塩漬けの白菜に、ヤンニョムジャンというタレを塗ったものです。

価格だけ言いますと、タレの原価は、白菜の数十倍です。当然です。
野菜より、はるかにタレが高いのです。

では、やがちゃんキムチの得意技である、カニやホタテ、エビなどの魚介類のキムチの場合
どうでしょうか。

カニやホタテは、単価も高いですよね。

それでも実は、タレの方が高い場合もあるのです。

このことはなかなか信じていただけませんが、本当のことです。

やがちゃんキムチのタレは、無添加でいてあれだけ美味です。

その為には、それこそホタテや牡蠣などの高級食材も豊富に使い、しかも使い方が
難しいので、熟練の職人しか作れません。(というか、今は私にしか出来ません)

手間と暇がかかっているのです。

ですから、タレがたっぷりかかっているやがちゃんキムチを見たら、お喜びください。

タレこそ、わが命ですから。

私の人生は、タレ屋の人生です

食べれば食べるほどやせるお肉とは

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やがちゃんのマトンをご存知ですか?

オーストラリア、NZ産のマトンに、やがちゃんで作った無添加のタレで味付けしたものです。

味付け、パッケージ作業は、すべて北海道標茶町の野崎ジンギスカンさんで行っています。

現在、味噌風味のロース肉の「無添加吟醸マトン」と、醤油風味のもも肉の「無添加天使のマトン」の二種類を販売中です。

マトンは、高たんぱく低カロリーのお肉の代表的なもの。

また、脂肪を燃やし細胞を活性化させる「カルニチン」が、あらゆる食品の中でも、ダントツに含まれているお肉です。
食べれば食べるほどにやせるお肉、と言う方もいます。

そして、不思議に後を引きます。

やがちゃんのマトンの場合、無添加ですから後味がさわやかで、なおさら後を引きます。

無添加の味付けマトンは、知る限り当店だけ。(あったらお許しください)

和食のノウハウを生かしたフレッシュな味付けは、発売以来大好評です。

お肉がより美味しく感じられる季節の到来。

あくまで無添加。どこまでも無添加。そして、どこまでも美味。

マトンでどんどん若返りたいですね。

こちらで販売中です。

マトンで若返る!

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やがちゃんのマトンをご存知ですか?

オーストラリア、NZ産のマトンに、やがちゃんで作った無添加のタレで味付けしたものです。

味付け、パッケージ作業は、すべて北海道標茶町の野崎ジンギスカンさんで行っています。

現在、味噌風味のロース肉の「無添加吟醸マトン」と、醤油風味のもも肉の「無添加天使のマトン」の二種類を販売中です。

マトンは、高たんぱく低カロリーのお肉の代表的なもの。

また、脂肪を燃やし細胞を活性化させる「カルニチン」が、あらゆる食品の中でも、ダントツに含まれているお肉です。

そして、不思議に後を引きます。

やがちゃんのマトンの場合、無添加ですから後味がさわやかで、なおさら後を引きます。

無添加の味付けマトンは、知る限り当店だけ。(あったらお許しください)

和食のノウハウを生かしたフレッシュな味付けは、発売以来大好評です。

お肉がより美味しく感じられる季節の到来。

あくまで無添加。どこまでも無添加。そして、どこまでも美味。

マトンでどんどん若返りたいですね。

こちらで販売中です。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

ネットが発達しても、心は進化しない

ネットは発達してきたけれど・・・・

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SNS、利用していますか?

インターネットを始めたのは15年ほど前の話で、そのときには、大きなパソコン、キーボード、ブラウン管のあるモニター、プリンターなどのセットで、50万円くらいかかったと思います。

ネット接続も、ISDNという方式が始まったばかりで、時間がかかりました。

このときから、「インターネットメール」という連絡を始めました。
最初は慣れずに、いろいろとミスもありました。

同時に複数の人にメールを送信する「CC」という方式では、重要なミスを何度もやらかし、今でもCCメールは怖いです。

そのうち、メーリングリストという方法を覚え、これは重宝しました。

その後、SNSが始まり、ツイッターも始め、今は、フェイスブックが主体です。

途中から、携帯電話(ガラケー)での利用が多くなりました。

今のパソコンはノートパソコン。wifi使用ですね。

タブレットも利用しましたが、、今はほとんどが、スマホです。音声入力も便利ですね。

LINEもやってみましたが、あまり使いこなせないので、今はフェイスブックのメッセージ機能で連絡を取り合うのが、知人とのコミュニケーションの主要な方法なのです。

ほとんどの知人が、私と同じような変遷をこの10年、15年で体験してきました。

このような機器に投資してきた金額、相当なものになりますね。

でも、一番大事なこと。

それは、「人格」であり、「友情」ですね。

パソコンやスマホがなくても、常につながっている「心」の関係。

結局はそこに行き着くと思います。

最近、そのことを強く感じます。人の心の様相は、進化するものではないですから。

夢コチジャン登場。お料理上手の秘密兵器です。

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コチジャン、ご存知ですか?

コチというのは、唐辛子のこと(唐辛子を表す「コチュガル」の略語)。

ジャンはタレ、味噌のこと。

だからコチジャンは、唐辛子味噌、ということになります。

韓国では、主原料は米の粉です。米粉を煮て、唐辛子や砂糖で味付けします。

ですが、生憎私は米粉が苦手。そこで、苦心惨憺の末、信州味噌を使う方法を
思いつきました。

ですが、味噌の風味も強烈で、なかなかいいコチジャンになりません。

そこで、信州味噌の中でも特別熟成の進んだものを使い、甘みにはコクのある
三温糖などを使います。

唐辛子は極上の韓国種。

練りに練って、この稀有な味わいのコチジャンが完成しました。まさに、コクの塊。

名づけて、「夢コチジャン」です。

夢コチジャンは、どんな料理も味わいを深くして、美味しくします。
何にでも入れてみてください。

老若男女、これで美味しく感じない人はいないと思いますよ。

こちらで販売を開始しました。

中にアーモンドを入れた「アーモンドコチジャン」、大変美味しいですが、実は無料です。
お試しください。

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コチジャンに慣れると、料理の世界がぐっと広がりますよ。

まさに、お料理上手の秘密兵器です!

霧多布の自然と小松牛乳・・自然も文化も保守しなければ

北海道の東南部の果て、霧多布岬を訪ねてきました。

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岬は断崖絶壁の景勝地。
   その先は、太平洋。

  陸側には、霧多布湿原が広がります。 

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25年ぶりに訪ねたのですが、残念ながら「一面の緑」とは行かず、かなり雑草が混じった  緑でした。

管理の問題かもしれないです。

あるいは、観光客とともに、外の地の雑草の種が落ちてしまったのでしょうか。

天然記念物の「エトピリカ」は一羽も飛んでおらず、カラスが幅を利かせていました。

カラスも、人と一緒に来たのでしょうか。25年前にはいませんでした。

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売店で飲んだこの牛乳。

一口飲んで、あまりの美味しさに絶句して、写真を撮りました。

後で聞いたら、この浜中町の牧場で生産して、町内でしか売られていないそうです。

濃厚です。深いコク。自然な甘み。この牛乳を飲めただけで、霧多布に来た甲斐がありました。

この牛乳がほかの町で飲めるようになってしまったら、また事情は違ってくるかもしれませんね。

物事には、「その場所でしかやらない、その場所にしかいない、作らない、食べられない」というものがあるべきでしょう。

美しい自然を見に旅に出るのはいいことですが、汚してしまってはいけませんね。
自然、文化を守るためには、恐ろしく保守的になることも必要でしょう。

霧多布の自然よ。戻れ!

一個1000円の白菜はどれだけおいしいか?

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一箱の価格ではありません。白菜一個の価格です。

こんなことがあるのでしょうか。

誰が1000円の白菜を買うというのでしょうか。理解に苦します。

悪天候のせい?
それもあるでしょう。

ですが、馬鹿げた価格にならないように導入されている「相場制」が、機能しているとは
思えません。

高すぎて誰も買わない白菜はどんどん萎れていきます。

本末転倒ですね。

新米は、軽く研いで、水分少なめで炊く!

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関東の新米が早くも出始めました。
千葉の房総半島南部は、大米作地帯。
ていひょうのコシヒカリをはじめ、フサコガネ、フサオトメなどの新種の収穫が8月中に始まっています。

長雨ばかりのような印象の今年の関東の夏も、前半は猛暑で、お米の成りもまあまあのようです。
お値段は、昨年並みとか。

新米は水分を多く含むので、炊くときの水は、古米のときより若干少なめにしましょう。

研ぎ方ですが、

1)まず水を加えたら、すばやくかき回し、すぐに汚れた水を捨てる。
 これは、時間をかければかけるほど、糠臭さの原因となりますから、とにかく、すばやく。

2)研ぐのは、指先で軽くざざっと、10数回。力は特に入れません。

  以前は、手のひら全体で力をこめてやったものですが、最近の精米技術は優秀で、軽く
  研ぐだけで十分です。

3)その後、水を数回入れ替えます。白い濁りがなくなってきたら、終了。

炊き方は、炊飯器なら、すぐにスイッチを入れてOK.

釜炊きなら、火をつける前に3時間は置いておきましょう。

炊き上がったら、炊飯器ならすぐに食べてOK.

釜なら、5分は蒸らしましょうね。

江戸切子に心奪われる

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今井美奈さんという陶芸家さんのこちらのブログ「はんなりモダン女の宙ごと~器の世界~」
でもご紹介されていますが、若林幸男さんという、江戸切子の作家さんがいらっしゃいます。
83歳。

この若林さんと、群馬のとある催事場で出会いました。

ご自身の江戸切子の展示をされていたのです。

その美しさに、一瞬で心を奪われてしまいました。

じっと見ている私に、若林さん、「どんどん触っていいんですよ」 「質問をどんどんしてください」

「こういうものは、実際に食器として使ってこそ、価値が出るものなんですよ」

と、やさしく語りかけてくれました。

華やかな色彩のグラスは、一個4~5万円で売られていました。

思わず、なけなしのお金をはたいて買おうとしましたが、寸前で思いとどまりました。

でも、帰宅してからも、あの輝きは、なお記憶の中で光り続けています。

あのような美しい江戸切子の作品、今まで見たことがありません。

次にどこかで再会したら、今度は迷わずに買おうと思います。

若林さん、いつまでもお元気で!

安くて危険、高くて安全美味、どっちを選びますか?

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これは、和風のだしを取っている画像です。スライスしたシイタケ、煮干、昆布が
見えますね。
鍋の上から下まで、こんな感じでぎっしり詰まっています。水の中に素材があるの
ではなく、素材の中に水分が浮いている、という感じ。これほどに使わないと、
無添加のキムチのタレには使える濃厚なだしは取れません。
経験値で言いますと、たとえば、「味の素」10gと同じ旨みを出すためには、
昆布500gは必要です。つまり、重量にして50倍。コストから言うと、500倍には
なります。
500倍!
誰もやろうとしないはずですね。
ですが、方法はあります。
ほかの素材を合わせたり、全体のバランスを考えたり。
それにしても、無添加で美味しいものを作ろうとすれば、相当のコストがかかり
ます。
最近は200円台の弁当や牛丼など珍しくも無いですが、食べるものの価格の下落は、
添加物の使用率の増加と比例している気がしてなりません。
安いには安いなりの理由があります。
無添加が高いのは、当然なのです。
安くて危険なものと、高くても安全で美味しいものの、どちらを選びますか?

ラーメンのお湯切りを派手にやるパフォーマンスは全く無意味

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最近はそれほど見かけなくなりましたが、ラーメン店で、面の湯切りをするときに、
派手な動きのパフォーマンスをする店がたまにあります。

いかにも格好良く、「演じる」方も、客の注目を浴びているのを意識して、さも、
「俺は名人だ!」というような動きをしていますね。

でもこれ、ラーメン店経験者の私に言わせれば、全くの無意味。
よく湯を切らなくてはいけないのは、水分をよくきらないと、麺を入れた後のスープが
薄まってしまうからです。

でも、そのためには、そんな派手な動きは要りません。

麺の入ったザル(てぼ)をお湯から上げて持っているだけで、ものの5秒でお湯は落ちます。

むしろ、あまり派手に湯切りをすると、ザルの金属製の網で麺が傷んでしまいます。

ですから、ベテランの職人は、ただ静かにザルを持ってお湯切りするだけです。

格好も大事ですが、無駄なことなら、しないほうがいいですね。

飲食店の差は、実は「ご飯」でつく!

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最近、昼食は外食も多くしてます。いろいろ勉強できるし。
今日は「天丼」。美味しいんですが、最後に気がつきました。
うなぎでも天丼でも、ご飯に乗るメインの具材は、どこでも美味しい。
大きな差がつくのは、「ご飯」です。
今日の天丼のご飯は、水気が多くて、天丼の汁も吸って柔らかくなりすぎでした。
お米は多分コシヒカリでしょうが、コシヒカリは炊くときに水分を入れすぎると、

もともと柔らかで粘りのあるお米なので、ぐちゃぐちゃした感じになります。


職人さん、お米の選択と炊き方にも力を注いで欲しいですね。
研ぎ方、水の吸わせ方、炊き方、蒸らし方・・・特に研ぎ方と水の吸わせ方が重要でしょう。

コシヒカリ全盛の今ですが、いろいろな新型米も出てきています。
僕のおすすめは、埼玉の「彩の輝き」。食味ランキングはコシヒカリの下ですが、
程よく柔らかな「芯」が残り、旨みも適度です。コシヒカリ のように、妙に「旨過ぎ」でも
ありません。お米らしいお米とでもいいましょうか。比較的安価でもあるし、これから伸びる
と思いますよ。

ザイグルで天使のマトンを焼いてみたら・・

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ザイグルという、話題のホットプレートというか、赤外線ロースターを買いました。

2万円くらいで、金利手数料無料のジャパネットから。

 

焼いてみたのは、うちの自慢の「天使のマトン

味付けマトンの最高傑作です。

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この天使のマトンの素晴らしさはまたあとで書きますが、とにかく、ザイグルについて。

 

煙はほとんど出ません。

脂は落ちて、受け皿にたまるので確かにヘルシー。

赤外線で中から焼けるので、外見よりも内部は焼けている。

 

で、結論。

味的には、かなり落ちますね。

肉を焼いて一番美味しいのは、やはり煙がもうもうと上がる焼肉網。

表面が焦げる手前で、中がまだやわらかい程度が一番美味しいです。

山型のジンギスカン鍋(プルコギ鍋)でも、うまく焼けますね。

フライパンで焼く場合は、数枚ずつ強火でさっと表裏を焼けばいいです。

一番だめなのが、フライパンに一度に大量の肉を入れて、結局「煮る」
状態になってしまうこと。これだと、肉も硬くなり、台無しです。

 

で、肉の上手な焼き方ランキングです

 

1)焼肉用網で、煙をだしながらあぶる(いぶす)焼き方

2)ジンギスカン鍋(山の形に盛り上がっている焼き鍋)で焼く焼き方

3)フライパンで強火で数枚ずつ表裏を焼く焼き方

4)(合格と不合格の境目)ザイグル

ーーーーーーーー

5)(不合格)フライパンで大量に煮るように焼く焼き方

 

天使のマトン」は、幻の羊肉といわれたサフォーク種の最高級肉を、
和風だしを多用した完全無添加のタレで味付けした、味付けマトンの最高傑作。

え? これがマトン!? と思わせる、極上無比の味わいです。

キムチとの相性も抜群。

美味しい焼き方で焼いてくださいね。

行列のウナギ屋さんでも、タレとご飯をケチっては残念!

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私の地元、柏で大人気のうなぎ屋さんがあります。店名はあえて書きませんが、
有名どころ。
いつ前を通っても、行列。いつかは食べたいと思っていたので、今日の猛暑の中、
行ってきました。

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列に並んだのが、11時30分。日陰がなく、うなぎ並みに焼けました。
席に座れたのが、一時間後。
頼んだのが、3200円(だったかな?)の「重ね重」(だったかな?)。
ご飯の上と中とに、二重に蒲焼が入ってる豪華なものでした。
結果・・・。
うなぎは上等でした。
注文を受けてからさばくといううたい文句のとおり、新鮮そのもの。
焼き具合も最高でした。

主役のうなぎは、最高だったのです。その意味では、大満足。

ただ・・・。
ただ、タレがいけないと思いました。味はいいんですよ。でも、タレのかけ方が
少ないんです。
私はキムチ屋ですから、タレが命だと思っている食べ物屋です。
キムチ屋の生命線は、「タレ」(ヤンニョムジャンといいます)なのだと固く信
じています。

今日のうなぎ屋さんは、うなぎは最高、タレも美味ですが、タレの量があまりに
少ない。これがいけないです。蒲焼の命のうちの半分は、私は「タレ」だと思っ
ていますので。
それから、これは決定的でしたが、「ご飯」が出来が悪いです。
いかにも「急いで炊いた」とわかるような、芯がある炊け具合。うなぎのタレが
薄い、ご飯が硬い、では、せっかくの最高級うな重の価値が減じます。
私のやっている「やがちゃんキムチ」の場合、たとえば、白菜キムチの場合は
もちろんですが、「ホタテのキムチ」とか」「カニのキムチ(ケジャン)」とか
の場合でも、そのホタテとかカニの原価より、タレの原価のほうが高いのです。
これはキムチ屋では普通ありえないことですが、それだけ、無添加でありながら
旨みを出そうと思えば、タレにお金がかかるんです。だからうちのキムチは、
よそ様よりかなり高めなんですね。値段が。味もですけど。
(申し遅れましたが、やがちゃんキムチは、全商品無添加のキムチ屋です)

ですから、最大の「ウリ」であるタレをケチることは絶対に考えられません。
うちのキムチは、どの製品もあきれるほどに「タレだらけ」です。
それから、うなぎは良くても、もうひとつの主役のご飯がこれでは、がっかり
しますよね。お重屋さん、丼屋さんなのですから、ご飯は最高のものを出さない
といけませんね。お米も、高くても粘り気があって旨みの強いものを使うべきですね。
ちゃんと研いで、数時間置いて、炊いて、ちゃんと蒸らさなければだめです。
費用と時間を惜しんではいけません。今日出たものでは、少なくとも、
牛丼チェーンのうな丼のご飯の方が、出来がいいです。

食べものは、その素材すべてが主役です。
どんな素材でも、手を抜いてはいけません。
せっかくのあのうなぎ、今度行くときは、ほかの主役たちもいい出来合いで
ありますように!

化学調味料も流行のだしパックも使わないで、自分でだしを取る方法

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台所にある白い粉・・・そう。化学調味料。

どういうときに使っていますか?

何か一味足らない・・・そういうときに使うのですよね。

「旨み」という味。これは、酸味や甘み、苦味、塩味などとともに、5つの味の要素

のひとつとされています。

ですが、化学的に合成された「旨み」は、本来の旨みではありません。
早い話、これは「くすり」なのですね。
その証拠に、この化学調味料の旨みを使いすぎると、ほかのすべての味の要素が
死んでしまいます。

せっかくのお料理の味付けも台無し。
そればかりではありません。

化学調味料の多用は、味覚障害、情緒不安定、糖尿、肥満、高血圧・・・こういった
病気につながらないとも限りません。
いえ、つながるのです。

ならば、化学調味料なしで、どうやって旨みを出せばいいか。

今流行の「だしパック」ですか?いえ、それもだめです。
その手のものには、ほとんどの場合、酵母エキス、たんぱく加水分解物などが使われ、ひどい場合には、化学調味料(アミノ酸)も使われています。無意味ですね。

ではどうすればいいか?

自分で自分の「だし」を作ればいいんです。

たとえば、昆布と煮干を煮出した液体を、冷蔵して取っておく。

昆布と煮干を弱火で煮て、沸騰直前に火を止めて、そのまま冷めるまで1時間ほど
天然のグルタミン酸とイノシン酸がたっぷりと含まれています。
1週間は持ちます。

この液体を、自分なりの「味の素」として使ってみてください。

最初は「味が薄いなあ」と思うかもしれません。

しかし、徐々に味覚が修正されて来ます。

そう、あなたの味覚は、化学調味料によって狂わされていた部分が大なのです。

それに気がつけば、あとは大丈夫。

素材の旨みそのものの重要さが分かった証拠です。

これが、料理上手への第一歩ですね。

台所の白い粉・・・・追放してください。

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巨額違約金700億を請求するエアバスの将来をむしろ心配する

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格安航空会社のパイオニア、スカイマークが苦境に立っています。

最新鋭航空機導入をキャンセルしようとしたら、メーカーのエアバス社から、巨額の違約金を請求されているとか。

その額、なんと700億円! 予約していた航空機の金額は、全部で1900億だというのに、この巨額のキャンセル料は・・・!

 

日本人の感覚からすれば、とんでもない金額ですが、欧米の「契約優先」の概念からすれば、当然の請求。

一歩の譲歩の余地もないということでしょう。

 

日本人の持つ、「惻隠の情」が、欧米の方には希薄です。
約束は約束。
違反は違反。
書いてあるとおりにする。それだけです。

しかし、これから先の長い時間のことを考えれば、多少の譲歩はするべきでしょう。

敵か味方かは、その時によって変わります。

敵は作らない、という考え方は、欧米の会社にはなじまないのでしょうか。

むしろ、エアバスの今後に、不安を感じます。

強き者には、余裕がなくてはなりません。

 

 

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高校野球で9回裏の大逆転はなぜ多いか?

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9回裏大逆転が続く、高校野球の地方決勝。

石川県大会では、星陵高校が0-8の劣勢を9回裏にひっくり返して勝利。アメリカのニューヨークタイムスにも、報じられたそうです。

人間の「内なる力」の大きさは、計り知れません。

可能性の塊である高校生の少年たちの場合は、追い詰められたときにはその可能性が現実の力となって出るのでしょう。

私も先日、千葉県大会の4回戦で、9回裏の逆転の場面を球場で見ました。普段高校野球には関心が無いのですが、たまたま通りかかった公園内で600円を払って見たその試合、惹きつけられました。


ところで、人が病気になった場合、医師の治療や薬の力で治るのでしょうか。

それはそうですが、本質的に言うと、治るのはその人の体です。医師や薬は、その助けをするだけで、その人の体が、その体自体の力でで自ら治すのです。

それは、奇跡でも何でもありません。人には、そういう力があるのです。

そして、この世の中でもっとも大切なものは、「命」であることは言うまでもありません。

その「命」の力を呼び戻すもの。

それこそが、人間の「前を向いて歩く」姿勢なのです。生きていくという意志の力です。劣勢の挽回はいつでも可能です。9回裏の大逆転は、誰でも起こせるのです。

それは、奇跡ではありません。

前を向いて、自分の力を信じましょう。


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食は算術より命・・・中国の鶏肉工場の映像に

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中国の鶏肉加工工場のショッキグな映像。
ここから輸入していたというハンバーガーチェーンのお店は、やはり今かなり閑散としています。

中国の様子ばかり野次馬的に報道されているようですが、この問題の核心は、

●人様の命にかかわる「食」に、算術が優先している

という点です。

おそらく、日本で加工する場合と比べて、数分の一のコストで出来るから、発注しているのでしょうが、それならそれで、日本国内と同等の管理をさせなければいけません。
結局、今後のことを考えると、途方もなく高い代償を払うことになるのです。
万が一健康被害が出たら、それだけでもすみません。

安いものには理由がある。

原発のことを考えてもわかりますね。

あれだけ夢のエネルギーといわれた原発が、とんでもないコストを流出させ続けています。

それでもさらに再稼動させようとしているようですが、食品の場合も、算術優先の経営姿勢が変わらない限り、また同じことが起きそうです。

命を優先してください。


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天使のマトン。高タンパク低カロリーの最高級肉

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味付けマトンの決定版。「天使のマトン」です。従前の「吟醸マトン」は、味噌風味。

この「天使のマトン」は、醤油フレイバーです。

とひと口に言いますが、この味付けのタレを作った私にとって、これは25年係りの大仕事でした。

キムチを無添加にするのに15年掛かり、そこから派生して、焼肉用の「丸大豆醤油だれ」や、無添加で旨みを出すための「和風だし」の研究開発に10年近く、。

発酵調味料の強みの発見から、信州味噌ベースの「コチジャン」の開発にも数年。

そして、さまざまの「隠し味」研究にも数年。

気がついたら、ここまで25年なのです。

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この白い粒粒は、にんにくとゴマです。

このブラウンの液体だけを飲めば、このすごさが分かります。旨みの強さ、深さ、継続性。鼻を抜けたときに印象深い、華やかな香り。

果汁の甘さ。にんにくの辛さ。ゴマのふくよかさ、

そして何より、トータルのバランス。

私が今まで作ってきた「タレ」の中での、間違いの無い、ナンバーワンの出来です。

これが、いわゆる「幻のマトン」とも呼ばれる、最高級のサフォーク種の羊肉に絡むのです。

その肉の旨さと相乗効果を生じさせ、えも言われぬ美味を実現させました。

心踊らせ、美味しさに笑顔させ、安心の時間をもたらす、すばらしいマトン。

天使のマトン」の名前の由来です。

百聞は一食に如かず。

お試しあれ。



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仲間とバーベキュー

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7月6日の日曜日は、ネットショップ仲間が30人も集まって、大バーベキュー大会。

年に一度の恒例イベントです。

場所は、東京練馬区の「都立光が丘公園」のバーベキュー広場です。

互いに食材を持ち寄って、ワイワイと楽しみました。心配された雨も降らず、良かったです。

やがちゃんキムチからは、「無添加吟醸マトン」と、「白菜キムチ頂」が参加。

皆さん、争うように食べてくれました。

生ビール40リットル、ワイン10本以上も消化。
イベリコ豚の1本ハムの「原木」も参加。

楽しい一日でした。

 

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集団的自衛権の強引導入に、神も仏も怒る

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商人ですから、政治的な事は書きたくありません
これが黙っていられましょうか
憲法を、勝手に解釈で変えてしまう。
日本が尊敬されているのは、決して他国の兵を自ら攻めない、と国是で決めているからです。
それを弱腰と呼ぶなら呼べばいい。
人を殺す事が尊いと思うなら、その方が神に背を向ける行為です。
今回、仏法を説く方々で作る政党までもが、加担します。
許せない事です。
神も仏も、怒ります。


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ありがとう、ザック。あなたのことは忘れない。

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ザック3

ブラジルワールドカップ、日本敗退。

マスコミには、既に次期監督の話題が出ています。
ちょっと待って。。。。

確かに、結果は悪かった。采配でミスがあったかもしれない。
でも、これだけ日本全体を熱くさせてくれたのは、彼です。

現地で解散をしたときに、彼は選手たちにこう言ったそうです。

「もう一度代表選手を選考しろと言われたら、私は又君たちを選ぶ」

泣かせますね。

結果論ばかりのマスコミ記事より、しばらくはこの人に感謝をしましょう。
日本に夢をもたらしてくれて、ありがとう。


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時代はマトン。無添加吟醸マトン登場!

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夏ですね。

やがちゃんキムチが先日発売した「吟醸マトン」、大好評です。

羊肉は、日本で食べられる食肉の1%にも満ちません。ですが世界では、牛と並んで最も多く食されている肉なのです。

 

羊は、飼いやすい動物だそうです。
まず、性格が温和。おとなしい。
それから、牧草だけで飼料が足ります。
先頭の羊が動く方向に一斉に付いていく習性が強いので、広い草原でも、牧羊犬数頭でまとめやすい。
肉が食べられ、乳を飲め、毛を涸れる。

 

ただ、牧草は食べ尽くすと無くなるので、移動しながらの放牧となります。
だから広大なアジアや中東の平原で飼われるのですね。
日本でも、ほとんどが北海道での飼育だそうです。

 

羊肉は「カルニチン」という健康成分が、最も多い肉です。

 

高タンパク低カロリーで、脂肪燃焼作用が強く、滋養強壮、細胞活性化作用もあるそうです。つまりは、「不老長寿の肉」とか。

 

1歳以下の羊の肉がラム。2歳までがホゲット。それ以上がマトンですが、マトンの独特の風味は病み付きになります。

 

これを、無添加の吟醸酒入りのタレで味付けしたのが、「無添加吟醸マトン」です。

 

まずは、お試しください。クセになります。絶対に。

 

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ひき肉でスープを取れば、5分でプロの味

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ひき肉

よく、「鉄人」だとか呼ばれる「ラーメンのカリスマ」達が、ラーメン作りで一番気にするのは、「スープ」ですね。
スープこそラーメンの命だとも言われます。
何時間も鍋に付きっきりでアクを取ったり温度を調整したり。
ラーメン道は奥が深いというのも、ほとんどがこのスープ作りの関連の事を指しています。

豚や鶏の骨を、煮る。長時間。
そうすると、深いコクのあるスープが取れます。
でも、これはプロの話で、家庭ではそんな事は出来ないですよね。

でも、簡単にいいコクのあるスープを取る方法があります。
私はよくこの方法でスープを取ります。

それは。。。。「ひき肉」です。豚や鶏のひき肉を煮る。それだけです。
ものの5分でいいコクのスープが取れます。
アクはほとんど出ません。
コクも出ますが、旨味も強く出ます。
驚く程です。

鶏は、ムネ肉がおすすめ。豚は、普通の小間切れでいいでしょう。
旨味を強くするなら鶏を多く。コク重視なら、豚肉を多く。

 

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「素晴らしいマトンの世界」ご紹介(電子書籍)

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拙書「素晴らしいマトンの世界」

 

マトンの素晴らしさをまとめた電子書籍の小冊子です。

 

スマホ(iphone、ipad、アンドロイド機器)、Kindle機器等をお持ちなら、
アマゾンより99円でダウンロードできますが、プレミア会員の方は無料です。

 

また、5月31日午後5時から5日間、無料販売をいたします。

 

マトンがいかにいいか、どうぞお知りください!

 

こちらからどうぞ!

 

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吟醸マトン、試験販売開始!

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マトン、召し上がった事がありますか?

 

マトンは、2歳以上の羊のお肉。あらゆる食肉の中で最も世界中で広く食べられています。
ところが、日本では最も食べられていないお肉でもあるのです。

 

日本の風土は、羊の放牧に適さない事がその主要因ですが、戦後間もなく軍用羊が大量に放出され、
臭い、固い、という肉のイメージがついてしまった事も一因です。

 

現在、ニュージーランドやオーストラリア産を中心に、良質なマトン肉が入手出来ます。

 

北海道で長年マトンを扱われている「野崎ジンギスカン」さんと、やがちゃんキムチが全面協力し、「無添加吟醸マトン」を開発しました。

 

無添加です。
吟醸酒や果汁、信州味噌、丸大豆醤油などで、えも言われぬ美味の味付けを施しました。
あとは、フライパンで焼くだけです。油も要りません。

 

マトンは、カルニチンという健康成分を最も多く含むお肉です。
健康長寿の物質、カルニチン。
ダイエットにもいいとされ、脂肪燃焼力も最強とされています。
 
百聞は一食に如かず。
試験販売品、ただいま予約受付中です。

 

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百万本の薔薇

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100万本のバラを女優に送った貧しい絵描きの青年は、失意の余生を
過ごしました。

女優は、わがままな人生で幸福のまま死にました。
バラの花は、数日で皆枯れてしまいました。
あなたは、どちらの人生を歩みたいですか?

難しい選択ですね。

それにしても、絢爛豪華。

人が人のために作った花の最高品種は、ここまで美しく咲くのです。
ですが、それで幸福になるかならぬかは、人次第。
私は、いろいろな意味での「あしながおじさん」でいたいです。

 

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福島の未来のためには

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「美味しんぼ」、福島の件で書かれた問題の数冊、読んでいません。
報道で見るのみです。

でも、これだけは言えます。

作品の内容について、読者やマスコミがあれこれ意見を述べたりすることは、
全くの自由でしょう。

表現の自由は、作者側にも読者側にもあるからです。

しかし、権力を持つ側からの干渉は、絶対にいけない。

権力者は、作品の内容について、とやかく言っては行けない。

これが、大原則なのです。

私見ですが、福島に一日も早く安心な日々が来るためには、徹底した情報公開が
されなければなりません。

不安な部分も安心な部分も、すべて覆い隠さず。
それがあって初めて、先が見えて来ます。

 

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ASKAさん。恋する時の空は、いつも雨降り

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日本を代表する豪華客船、飛鳥Ⅱ。

48000トン。客数700。横浜が船籍港です。
世界1周クルーズなど、ラグジュアリーな旅が満喫出来る、憧れの船ですね。

同じ名前の、歌手の飛鳥さん。
繊細な感覚の楽曲で、私はファンです。
「始まりはいつも雨」という曲には、多くの人が思い入れがあるでしょう。
大切な人と会うときは、たいてい雨。
実際にはそういうことは無いのですが、それが恋の心理です。
若い頃の思い出で、雨の思い出の多いこと。
あの曲は、だから私たちの心を打つのです。

心に弱みがあるのは、誰でも一緒です。
必要な時期が終わってまた町に帰って来られたら、中年になったあなたの
心を、また切なく歌ってください。

待っています。

 

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食の衛生観念

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食中毒の多い季節に入ってきました。

家庭で中毒を防ぐには、次のコツを守ればおおむね大丈夫です。

1)食品には、生のままでは菌がついて食べられないものがある。

生肉、生魚介類、泥や汚れがついた生野菜、などがそれ

2)菌は、

   洗う(水で流す)

   加熱する(菌を殺す)

   拭く(菌を取る)

   乾かす(菌を殺す)

 等の方法で、避けることが出来る

3)手についた菌は、ほかのものに触らないで、すぐに洗い流す。

4)食器、まないたなどについた菌は、洗い流す

以上のことを守れば、そうやすやすと菌に負けることはありません。

今自分の手に、菌がついているかどうか

今時分の目の前の食べ物に菌があるかどうか

それを常に意識しましょう

 

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本物か偽物か

 
秒速で一億円稼ぐと言われた方が、何やら失敗されて、それを告白されたとか。

 

そのことには何も関心がないのですが、あらためて、「本物」と「偽物」の違いについて考えました。

 

「偽物」の言葉には、具体性がありません。情緒的、誇大的な表現が並びます。

 
「本物」の言葉には、裏付けがあります。余分な表現がなく、物足りないほどです。

 
昨今、味の世界でも、ブログやフェイスブックなどで、その道の「権威」のような方

が、しょっちゅう情緒的、誇大的な記事を並べ、多くの反響を得ています。

 
本当の本物でしたら、それをする必要もない訳です。

 
そのものズバリ、商品そのものが、一番雄弁なのですから。

 
そういう視点で、「専門家」の書かれることを読みましょう。

 
本物か、偽物か、区別がつきやすいです。

 
やがちゃんキムチ。。。。どっちでしょう?

 
それは、読まれる方のご判断にお任せします。

 
あと、実際にキムチを召し上がる方のご判断に。

 

一台あれば

秒速で一億円稼ぐと言われた方が、何やら失敗されて、それを告白されたとか。

 

そのことには何も関心がないのですが、あらためて、「本物」と「偽物」の違いについて考えました。

 

「偽物」の言葉には、具体性がありません。情緒的、誇大的な表現が並びます。

 

「本物」の言葉には、裏付けがあります。余分な表現がなく、物足りないほどです。

 

昨今、味の世界でも、ブログやフェイスブックなどで、その道の「権威」のような方

が、しょっちゅう情緒的、誇大的な記事を並べ、多くの反響を得ています。

 

本当の本物でしたら、それをする必要もない訳です。

 

そのものズバリ、商品そのものが、一番雄弁なのですから。

 

そういう視点で、「専門家」の書かれることを読みましょう。

 

本物か、偽物か、区別がつきやすいです。

 

やがちゃんキムチ。。。。どっちでしょう?

 

それは、読まれる方のご判断にお任せします。

 

あと、実際にキムチを召し上がる方のご判断に。

塩がなければ。。。

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知り合いのラーメン屋さんがいましたら、お店で作ったスープだけを飲ませて
もらってください。塩も調味料も何も入れない状態で。

「味」がしませんでしょう。

でも、まともに取ったスープなら、肉やガラ、昆布などの「旨味」が出ているはずです。

なのになぜ、感じないのか。

それは、「塩分」がないからです。

塩分がないと、「旨味」も感じません。

塩分が少し入るだけで、旨味がぐっと引き立つのです。
これは本当に不思議な現象だと思います

人は、いや、生き物は、海から生まれました。
塩水の中で、命は生まれたのです。

ですから、塩分がなければ人は生きていけません。
そんなことも関係しているのかもしれませんね。

塩分の摂り過ぎはもちろんよくないですが、適度な塩分は必要です。
「塩」の効能、見直したいですね。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

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味の5要素

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味覚の研究は20世紀後半から急速に進んで、現在では

 「 甘味  酸味  苦味  塩味  旨味 」
が、5つの基本の味の要素とされています。
(このほかにも、新たな味の概念を提唱しているひともいるようです)

ですが、私見でいえば、この5つの味のうち、塩味と旨味は、「味の根底にあるもの」、ほかの3つは「上から加える味」と定義するべきだと思います。
塩味と旨味がないと、ほかの三要素は全く違う姿となって現れるからです。
さらに、「辛味」という概念も加えるべきでしょう。舌の特殊な部位で感じられるという理由で辛味は基本要素から外されたようですが、世界中のほとんどの国の料理で唐辛子や胡椒の味付けがされているのに、無視はできません。キムチにも、唐辛子の辛味が不可欠です。
また、「旨味」は、味の根底にあるものですから、後で人工的に加えると非常に不自然であるといえると思います。
和食の「だし」の概念も全くその通りで、料理の基本を支える不可欠な味わいです。あとから化学調味料を振りかけることなど、邪道の中の邪道です。

このことは、すべてのジャンルの料理に対していえること。

 

基本の「旨味と塩味」を操ることこそ、料理のイロハなのです。

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

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ダイエットより、一汁三菜

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日本の若い女性の「骨密度」が低下しているそうです。
背後には、過剰なダイエットブームがあるそうです。

健康すなわち痩せた体、というのは妄信でしょう。

日本の食事には、「一汁三菜」という考え方があります。

主食のごはんに加えて出すもののことで、

みそ汁などの汁物
主菜(肉や魚)
副菜1(野菜の煮物など)
副菜2(豆、ひじき、豆腐など)

これが一汁三菜。材料や調理方法が重ならないことが望ましいとされています。

これに「香の物」(漬け物)を加えて、全部で6皿。これが「和食の基本」なのです。

しかし、、最近は「ごはん」を除いて「炭水化物ダイエット」をしたり、みそ汁を除いて「減塩メニュー」にしたり、特定の果物だけを食べて「なんとかダイエット」をしたりとか、一汁三菜の伝統を無視したダイエット法や「健康法」が唱えられてもいます。

一汁三菜という文化には、「味のバランス」という考え方が基本にあると思います。
味のバランスの根底にあるのは、「旨味」の文化。
今でこそ「UMAMI」として国際標準になっていますが、「旨味」は、最近までは日本独特の味の文化でした。
山海の素材が持つエキスを利用して、より自然の味わいで天然の食材をいただく、という伝統。添加物などもちろん用いません。和食には添加物と言う概念がないのです。つまり、世界に冠たる、「無添加」で「旨味」に満ちた食の文化なのです。

無理に、無駄に痩せることより、美味しいものを「旨味」という自然な風味付けで、バランスよくいただく。こちらの方がはるかに健康で、はるかに美味しいはずです。

 

 

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寒天本舗の雑炊!

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これ、「雑炊」です。
といっても、お湯を入れて3分待つだけ。インスタント。でも、侮れないのです。

ページはこちらです

実はこの商品、私の友人が中心となって開発したのですが、アドバイザーがすごい。この方です。

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そう。あの鎌田實先生です。ドクターかまちゃん。チェルノブイリの子供たちを助け、
そして今、福島の子供たちを助けようと奔走している、スーパードクターです

この開発会社は、「寒天本舗」の北原産業。長野県茅野市の会社です。
鎌田先生は、お隣の諏訪中央病院の先生。鎌田先生と北原さんは、地元のよしみで以前からの知り合い。

鎌田先生が、「寒天」の健康効果に着目して企画したのが、この寒天入りの雑炊なのです。
化学調味料無添加。超低カロリー。
そして美味。

小腹がすいたときに、パッと作っておなかに入れましょう。

すると、この自然な美味しさ! そして、寒天の効果で、腹持ちがいい!
つまり、最高のダイエット食品であるのです。

これは、すばらしい商品だと思います。

あ、実は私も、長野県諏訪市生まれです!



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本日のサイトについて

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お知らせ

 

本日、急遽サーバー会社でシステム工事がありまして、終日お買い物サイトがつながりません。

ご不便をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

あす16日より再開いたします。

 

なお、アマゾンサイトは通常通り営業しております。

 

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若返り、エゴマ!

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エゴマの葉

とても体にいいのです。アルファーリノレン酸という希有な物質が豊富に

含まれています。

「若返り」の野菜ともいわれてます。

これを使ったキムチはこちら

やがちゃんキムチ、エゴマの葉も、国産のものに換えました。

安心安全!

 

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人となり

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フェイスブックなどのSNSの発達で、知り合いの普段の行動が手に取るようにわかってしまいます。

それはそれで、悪いことではありませんね。

 

ただ、普段高尚なことを仰っている方が、意外に酔っ払っている画像があったりすると、あれ? と思ってしまうこともあります。
たまたまのことでしょうね。

私の場合、ほとんど毎日現場の作業に時間を取られているので、「飲み会」のような集いに出ることも希で、そういう画像を撮られることもあまりありません。

いずれにせよ、要は、その人が「どういう人なのか」。ここがポイントなのです。

食の安全とか、消費者の健康がどうの、と書き連ねている方が、
実は自分の「利益」を最上の目的としているような方だったら、がっかりしますよね。

やがちゃんキムチ、職人が一人で頑張っているキムチ屋です。

すべてが、無添加。

それでいて超美味。

さらに感動を呼ぶクオリティ。

この基本線だけは、絶対に譲りません。誰がなんと言おうと。

けっして、「利益本位」ではありません。

 

 

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味の形

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味が丸い、という表現があります。その時、人の頭には上のような味のイメージが浮かぶのでしょうか。あるいは、もっと立体的な球形かもしれません。いずれにせよ、ものを食べるとき、作る時には、紙に書いたレシピというよりは、私には味の「形」の方が重要と思えます。ところで、あなたは今、何を考えますか? 悩みがありますか?その悩みは、どういう形ですか?
ある人には、下のような形だったのですね。

 

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うーーん。なるほど。


悩んでいますねえ・・・。筋骨隆々なのに、考えに考えるんですね。果てしない悩みがあるようです。悩みとは・・と辞書で引いても、ネットで検索しても、これ以上の答えは見つかりませんね。
味にも形がある。
いい形を作って行きたいと思います。


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洗うということ

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洗いもの。

やがちゃんキムチの作業は、「洗い」に始まり、「洗い」に終わります。
すべての飲食関連の仕事はそうですね。

実際に調理する場面は、一日にごくわずか。

何かをしたら、すぐに洗う。

また何かをしたら。また洗う。

その繰り返しが、食品製造業の一日です。

少しでも洗い物が溜まると、仕事が詰まります。

洗う、洗う、また洗う。

それを嫌がっていたら、この仕事は出来ません。

そして、常に洗える人が、実は「腕」のいい職人になれるのです。

 

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命の味と対話する

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命には味があります。

 

写真は、高知産の「のれそれ」とそのキムチです。

のれそれとは、「アナゴの稚魚」です。

以前は漁師さんだけの珍味でしたが、冷蔵配送技術の発達で、少量ですが入手できるようになりました。

命の味は、無理に主張をしません。

その代わり、こちらの命と「対話」をしてくれるのです。

この言葉の意味、召し上がれば分かります。口に入れ、噛みしめ、飲みこむ。それだけのことですが、味には命がある。命には味がある。それが分かります。

臨時に作りました。限定で販売です。

http://www.umakim.com/nore.html

 

 

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季節の野菜のキムチ

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季節の野菜をキムチに・・・

四季折々の美味しさをキムチにする・・・これは、ネット販売では、
ページ作成の手間や、販売期間の短さなどから、なかなかできないものです。
もっと余裕があれば、どんどんとやりたいところです。

野菜のキムチの友は、やはり「ごはん」ですね。

炊き立ての白いご飯と、旬の野菜のキムチ・・・
いや、他のおかずなんていりません。
これだけで、十分に食事が成り立ちます。

今の時期なら、たとえば、昨年やった「芥子菜キムチ」や、一昨年やった
「フルーツトマトキムチ」等があります。
芥子菜は冬の野菜ですが。漬けて冷凍保存も効くので、後々少しずつ食べる
ことも可能です。

トマトキムチは、本当に美味しいのですが、湯むきの手間が煩雑で、見送って
います。
ご要望は多いのですが・・・。

芥子菜は事日も準備をしていましたが、増税対応などのバタバタでついに
実現できませんでした。

今後は、できるだけ小まめなご紹介をして行きたいと思います。

この写真は、実は今年少し作った「芥子菜キムチ」です。

白ごはんのおかずに食べましたが、美味しかったですよ!

 

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味は文化であり、化学ではない

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だし



「だし」(出汁)の文化は、世界中にあります。

国によっては肉から取りますし、野菜や魚介類からとるところもあります。
だしを取るという行為は、人間が「より美味しいものを食べたいと」いう欲求
の現れなのでしょう。天然の素材を加工して、より美味しくして食べるのは、
人間だけです。

「食文化」という言葉は、空腹を満たし栄養を摂取するだけでない人間の「食」
の側面を表す言葉です。
その文化の第一歩が、「だし」であると思います。

その中で、和食のだしは、非常に優秀で効果的な味の技術の現れです。

凡そグルメを自認する方は、まず、だし昆布を水に1分浸けて出てくる「味」
を確認してください。それが、グルタミン酸の本来の味です。

そして、鰹節を削ってさっとお湯をくぐらせた時の香りと味わいを見てください。
それが、イノシン酸の味わいです。

そして、干し椎茸を一晩水に浸けた時の旨さを知ってください。それが、
グアニル酸の味わいです。

そしてこの3つの味わいが重なったら、どういう事になるかも確認してください。

 

そういうこともせずに、ただ市販の化学調味料という添加物に頼るという事だけは
避けてください。
それは、人間の自然の営みから離れてしまうことだとも思います。添加物は安全である、添加物は食の安心のために必要なのだ、と主張する方もいらっしゃいます。
でも、少なくとも、それは「文化」ではなく、「化学」ですね。
やがちゃんキムチは、「味は文化」だと思っています。

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消費増税への対応

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《 消費増税への対応 》

ご存知の通り、4月から消費税がアップします。
増税だけでなく、運送会社の送料大幅アップ、野菜の慢性的高値、魚介類(ホタテ、タコ、カニ、牡蠣など)の
高値どまり及び更なる高騰を受けて、当店では、次のように対応させて頂きます。

 

表示は、内税表示を続行します。

 

●送料は据え置きとさせていただきます。お買い上げ5000円までは送料800円、5000円以上は400円のままです。ただし、沖縄県のみ、プラス400円とさせて頂きます。

 

●商品価格は、4月上旬の数日間で、最低限の改定をさせて頂きます。普通の商品は2%前後ですが、カニ、ホタテ、牡蠣、タコ等の魚介系商品は、10%前後の値上げ
となる予定です。

大変申し訳ありませんが、何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

なお、

★今月中の受注分で、来月以降配送のご予約は、大歓迎です。通常は1か月先までお受けしますが、今回の場合は特別に、3か月先までの配送予約」をお受けします。
どうぞ、今のうちにご注文下さい。もちろん、今月の価格のままでの販売となります。★

さらに、ささやかな企画ですが、以下の2商品は破格のお買い得商品としてご用意しました。
ぜひご利用ください。

 

 ★ 白菜キムチ頂(いただき)発売3周年価格、

   大好評のため 1週間延長しました!

     業務用ビッグな2キロ入のスペシャル価格

    3939円!

   http://www.umakim.com/betu.html

 

 ★ 頂3周年特別セレクション4点セット

       白菜キムチ頂400g+タラバガニケジャン200g+カニ入りチャンジャ200g

    +丸大豆醤油だれ360ml

   定価計 4800円のところ、3939円!

   http://www.umakim.com/betu.html

 

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全部手作りで25年

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白菜キムチの製造手順を簡単に書くと、以下のようになります。

1)白菜塩漬け過程・・・・2日間から3日間

●白菜を洗う、乾かす

●白菜を4分の一にカットする

●塩を振る

●重石をして、一晩か二晩待つ

白菜の塩漬けが出来る

 

2)タレ(ヤンニョムジャン)の製造過程・・・10時間以上

●鶏ガラ・肉、豚ガラ・肉でベーススープを取る.・・・① (8-10時間かかります)

●昆布や椎茸でだしを取る・・・②

●ニンニクや生姜等の香味野菜を刻む・・・③

●唐辛子、糖類、ゴマ等の調味料を混ぜる・・・④

●アミ塩辛、牡蠣、ホタテ、アサリ等の海産物を刻む・・・⑤

①から⑤までを合わせ、念入りに練る

タレが出来る

 

3)タレの塗り込み過程

●上記の白菜塩漬けの一枚一枚に、タレを塗り込んでいく。

キムチが出来る!

毎日毎日がこの繰り返しです。もう25年以上、これを続けてます。

全部手作りですよ。

 

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キムチは芸術ではないですが

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若い頃、トルーマン・カポーティという作家の「遠い声・遠い部屋」という小説を読んで、ああ、アメリカに行きたい、と思いました。

そして渡ったアメリカの美術館で、ピカソの「ゲルニカ」を見て、とてつもない衝撃を受けました。

一年一人で暮らしたカナダに近い田舎町では、安いトランジスタラジオで毎日音楽を聴いてました。

ピカソを見て、人生の見方が変わる人もいる。
小説を読んで、生きる指針を与えられる人もいる。
オーケストラを聴いて、悲しさを癒される人もいる。
芸術は、人のために役に立ちますね。

 

一方、芸術ではありませんが、私が今関わる「料理」というものは空腹を満たすためだけのものではないです。

ああ美味しい、と一時の心の安らぎを感じて頂けるだけでも、その方のお役に立てていると実感できます。

今日もその喜びを感じるために。

キムチを作ります。

 

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昨今の報道に思う

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妙なニュースが、ワイドショーを賑わせましたね。例の「ゴーストライター事件」。
当事者のお二人は、これからは対立するようです。

私は別に興味はありませんが、記者会見でご当人が笑いもののように扱われているのに、
違和感を感じました。
困る人の姿を見て笑うのは、質の低いレベルのことです。

 

それから、STAP細胞の件も。

今日現在、いろいろと騒がしくなっていますが、これも上の事件と同様、結果が分かった時点で簡潔に報道すればいいだけの話だと思います。
なにやら報道というものが、スキャンダルを眺めるエンタテイメントの場になってしまっているのを見るのは、不快です。

それより、もっともっと深く追求しなければいけないことが、この世にはたくさんあります。

なにより、言いたいことが自由に言える世の中が維持できるのかどうか。

他の国と無益な争いごとを起こそうとしているのかいないのか。

一介のキムチ屋ですが、誰が何といおうと「無添加で美味」を押し通してきたのも、
人様のためになろうとして来た心の表れだという自負があります。

人それぞれ、専門分野で出来ることは違います。

けれど、「いい国に住みたい」という思いは一緒のはずです。

マスコミには、もっと心にしみる知らせを流して頂きたいです。

 

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浅田真央という生き方

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ソチ五輪が終わり、選手も帰国してあれこれインタビューを受けています。

今回の冬季五輪で最も感動したのは、何といっても浅田真央選手のフィギアのフリー演技でした。

前日のショートプログラムで大失敗した後、わずか24時間であの演技。

6種の3回転ジャンプを8回すべて成功させるという、史上初の離れ業。

演技順番が序盤だったため点数は伸びませんでしたが、あれを終盤見せていれば、フリー演技のナンバーワンは間違いなかったでしょう。

普通、前半で失敗してメダルの可能性が無くなっていれば、あのような見事な演技ができるはずがありません。

何故浅田選手はあれほどの力を発揮したのか・・。

その答えは、おそらく単純なことだと思います。

真面目で、人一倍練習に打ち込んで来たから。 これに尽きるでしょう。

精神面の強さというのでは、前日のあの失敗は説明できません。

誰にも負けないくらいにスケートに打ち込んできたというギリギリの自負と確実に積み重ねてきた実力が、最高の舞台で最高の演技を見せてくれたのだと思います。

亡くなられた浅田選手のお母さんは、
 

「フィギュアスケートは勝った、負けたではないと思うんです。生き様をどう氷の上でみせるか。それがフィギュアではないですか」と言われたそうです。
 
浅田選手の生き方・・・それに私たちは心を動かされたのですね。
 
金メダル、贈りましょう!

 

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株漬けとカット漬け

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キムチ用の白菜を塩で漬けるときに、株のまま漬ける方法と、
カットしてから漬ける方法との2種類があります。株漬け派は、「カットすると白菜の旨味が出てしまう」と主張しますが、
そんなことはありません。白菜をカットして、カット面から
ダラダラ水が出ますか?出ませんね。

問題は、「重石」と「塩」にあります。カットして重石をすると、確かに白菜のエキスは流れ出やすくなります。その分、早く漬かるのも事実なので、スーパー店頭小売用のキムチは殆どがこの製法です。
しかし、塩が違えば、重石をする必要はありません。天然エキスが豊富でミネラルが豊富な塩なら、浸透圧が強く、重石をしないでも短時間で漬けあがります。ですから、カットしても白菜の旨味のエキスは失われません。

やがちゃんキムチの「頂」は、自社開発した天然エキス入りの塩を使います。
浸透圧が驚くほどに強く、重石をしないでも自然と漬かってしまいます。これは、驚くべき現象です。そして、驚くほどマイルドな食感と旨さが実現しています。

やがちゃんキムチの「頂」以外の白菜キムチは、株のまま漬けています。
株漬けとカット漬けは、それぞれの理由があるのです。単純に「株漬けが優位」とは言えないのが真実なのです。

 

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一滴の水も使っていないという意味

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   【一滴の水も使っていないという意味】

 

キムチの原材料表示で、ほとんど全ての他社さんが表記を怠っているものがあります。
「水」です。

 

唐辛子やにんにく、その他すべての材料は、混ぜるだけではタレになりません。
<水分がなくては。普通、一番安い水分の「水」を使うのです。だから、本当は原材料表示の一番先に「水」と書くのが正確なはずです。

 

何にせよ、キムチのタレのべ-スが「水」では、あまりにも寂しいです。

 

写真は、昨日の下茹でから約10時間煮出し続けた「肉スープ」です。

 

湯気で見ずらいですが、鍋に満杯だった40リットルの水分が、豚肉、鶏肉、野菜、
昆布、いりこ、しいたけなどを煮詰めて、わずか12リトルになりました。トロトロの肉スープです。

コクと旨味の塊です。これでラーメンを作ったら、行列のお店より美味しいものができますよ。

 

やがちゃんキムチのタレは、薄めても味が割れない。それは、これだけ濃厚な
スープを、タレのベースとして使うからです。

 

味というものは、立体的なものです。厚みも深みも広がりもあるものです。
紙に書いたレシピ通りに、同じものを同じ量使えば同じ味になるというものではありません。

 

「とことん美味しさを追求する心」があるとないとでは、大違いなのです。

 

一滴も水を使わない、という表現の意味は、こういうことです。

 

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やはり、頂。3周年

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白菜キムチ 頂(いただき)

発売以来3周年。

圧倒的な人気。衰えません。

当店でのご注文の方の、実に8割がこの「頂)」をご注文になります。

 

●天然うまみ成分をたっぷり含んだ、極上の塩で漬けて、重石はしません。

重石は白菜の旨味を流してしまうからです。
極上の塩は、天然成分のおかげで浸透圧が高く、重石無しで半日で漬かるのです。

 

●あらゆる旨味成分を配合した。自慢の無添加ヤンニョムジャンを塗ります

牡蠣、ホタテ、アミエビなどを多用した、空前の贅沢なヤンニョム。
これ以上の組み合わせはありません

 

「頂」は、漬かり立てもよし。
10日以上経った状態もよし。
20日以上経った熟成もよし。20日経つと酸味が出だしますが、これ程上品な酸味は、
他のキムチにはありません・

 

やがちゃんを代表するこの美味が、3周年です!

 

伝説から神話へ(葛西選手)

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41歳、葛西選手が銀メダル!

15歳のメダルも素晴らしいですが、7回目にして初のメダルはその数倍の価値がありますね。

しかも、「まだやる! 次で金を目指します!」とのインタビュー。

「伝説の男」から、「神話の男」へと。

応援して行きたいですね。

 
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ゴマのキムチ、不思議なお味!

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ゴマのキムチ・・・ってどうでしょう。

と思って試してみて、これが出来ました。

ゴマペーストヤンニョム」。

不思議なお味。

濃厚なゴマの風味。ナッツに近いです。

辛さが、3秒後にやって来ます。

不思議、不思議。

 

使い道は・・・

 

●鍋料理に入れてください!

驚くほどに、味が豊かになります! びっくり!

 

●ラーメンに入れてください。

担担麺です!

 

●パンに塗ってください!

ピーナツのような美味しさです!

 

●このまま舐めてください!

うん、行けます!

 

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スーパーボッサム、作って感動

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一月も、キムチがよく売れています。

キムチ鍋の季節だからということもありますね。

冬白菜は、今が一番美味しい時期です。


「スーパーボッサム」という、やがちゃんキムチで一番高い豪華キムチも、よく売れます。

白菜キムチに、ホタテと牡蠣のペーストを塗り、その中に、

牡蠣、ほたて、たこ、栗、甘海老、タラバガニ、あさり、レーズン、松の実

等を、ぎっしりと詰め込んだもの。

まさにぎっしり。

こんな感じです。

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すごいでしょう?

総量1.7キロ。ずっしりと重たいです。

これを、大胆にざく切りにして召し上がるものです。


作る側も感動する、豪華なキムチです!

 

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浅草「牡丹峰」の焼肉

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「関東NIC」 という名前の勉強会を運営しています。

関東中心に、ネット販売をされている方々の相互協力の会で、いろいろなノウハウを無償で提供し合っています。

現在、メンバーは50数名。

中には、ネット通販の世界では知らない人がいないほどの「ビッグネーム」も沢山いらっしゃいます。

 

17日は、北千住でその会の「新春セミナー」でした。

「きらきら姫」で有名な、ウェルカムボード、似顔絵販売の我孫子さんを講師に迎え、20数名でお勉強です。

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勉強会の後は、全員で浅草に移り、焼肉の新年会!

 

浅草の、花やしき裏。

通称「カスバ地区」と呼ばれる、焼肉屋さんが集まった地域の一角にある、「牡丹峰(モランボン)」という名前のお店です。
貸切で、4時間。大いに食し、大いに語り合いました。

 

この肉厚のタン。食べごたえあり。

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そして、圧巻のカルビ!

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いやいや、最高のお味でした。

また行きます!

お店のママさん、娘さんもフレンドリーで、いろいろよくしてくれました。

このブログを見た方、是非、このカルビをどうぞ!

写真は4人前です。一人前1000円と格安です!

 

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新年:流鉄線:小なる者

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新年ですね。

今年もどうぞよろしくお願いします!

 

今日、今年初めての野菜仕入れに行きました。

いつも行く流山市内の卸市場に行く途中に、必ずこの踏切を通ります。

「総武流山電鉄」、通称 「流鉄線」です。単線2両編成。電車ごとに名前がついています。

踏切の幅も、車一台がようやく通れる程度。

歩行者がいると、一緒には渡れません。

大都会に隣接する郊外の住宅街で、いまだに走るこの小規模路線。

今年も頑張ってほしいですね。
時代は、「小」なる者の復権の時代です!

ちなみに、流鉄線は、SUICA が使えません!

 

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常に弱きものの傍らに

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いろいろな素材が値上がりしています。

たとえば、唐辛子。

円安の影響で、グングンと。

それから、白菜を筆頭とした野菜類全般。

異常気象の影響で、前年比5割アップもざらな話です。

そして、宅配便の運賃も。

消費税も上がりますね。

困ったものです。

 

やがちゃんキムチは、最高素材を贅沢に使いながら、なるべく庶民的価格を維持するように努めてまいりました。
それも、もう限界に近づきつつあります。

でもたとえば・・・。

 

キムチのタレだけ買って頂き、野菜はご自分で漬けて、タレづけしていただければ、キムチはお安くなります。
そのコツ等もお教えします。

常に弱きものの傍らに。

これがやがちゃんキムチの「座右の銘」です。

 

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天皇誕生日

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年の瀬です。キムチ作りも佳境に入って来ました。

今日は天皇誕生日ですね。

昭和30年代生まれの私にとっては、「天皇」といえば、昭和天皇。外国では「エンペラー・ヒロヒト」として知られる存在ですね。威厳に満ちた方という印象が強いです。

平成の世になり、今の天皇陛下となり、天皇と我々の距離がぐっと近づいたと思います。

今朝のニュースで、震災の被災地で、被災者の方の手を取り、床に膝まづいて励まされた、との場面がありました。
政治家の先生方でもなかなかされないことかもしれません。

天皇は、政治に関わってはなりません。
憲法でそう決められています。

ですが、「平和であるjこと、争いが無い世であること」を強く希望されることは、「政治」とは何の関係もありません。

一方、中国や韓国の脅威を口に出し、軍備強化や集団的自衛権の法制化をしようとしている「政治家」さん方の真意は、一体どこにあるのでしょうか。

今のような状態では、いつまた、若者が戦場に駆り出されるようになってしまうか分かりません。
それくらい、今の政治は、国民感情と遠い場所で、次々と展開されていきます。

80歳になられた天皇陛下は、どう思われているのでしょうか。
お聞きすることができるのならば、お聞きしたいですね。

こういうことを書くことすら、何やら控えなくてはいけないような雰囲気もある、今の日本。

いえ。

私は、平和な日本で、美味しいキムチを作りたいだけなのですが。

自由にモノが言え、自由に「事実」を知れる世の中であって欲しいと思うだけです。

もっと明るく!

もっと人を信じて!

もっと美味しく!

 

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チャンジャの語源

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「チャンジャって、ご存知ですか?」
韓国式には「チャンラン」とか「チャンランジャ」とか呼ばれるものがありますが、これは、魚の内臓の塩辛のことです。韓国では、スケソウダラが良く使われますね。
日本で言う「チャンジャ」とは、戦後、焼き肉店などで「真鱈」の胃袋の塩漬けを使って、唐辛子やコチジャンを使って味付けしたものを「チャンジャ」と呼び始めたものが源流のようです。ですから、チャンジャは、日本生まれなんですよね。

 

チャンジャは今まで、臭い、しょっぱい、辛い、化学調味料だらけ・・といった味つけがメインでした。いまだにその傾向があります。

 

やがちゃんキムチのチャンジャは、徹底的に洗って匂いを取り去り、低塩(2.5%)で薄味を付けた後、旨味素材や信州みそ由来の自家製コチジャンで味付けしたものです。アミエビや牡蠣やホタテ、和風だしも使っています。
もちろん、化学調味料などの添加物は全くの無添加です。
当店では、白菜キムチ「頂」に次ぐ人気商品です。

 

写真:「チャンジャって、ご存知ですか?」

 

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柏の焼肉店、「ともさんかく」

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柏の焼肉店、とも三角。
小学校の同級生3人が.子供の頃からの約束を実現して、先月オープン、大繁盛!
この写真の中落ちカルビも美味い!

 

小学校時代からずっと、「大人になったらみんなで焼肉屋をやろう!」と誓い合って来た仲だそうです。

 

学生終了後、それぞれが別々の焼肉屋で修業し、給料の中からお金を貯めて、ついに出店にこぎつけました。

 

借金はゼロだそうです。三人とも、今26歳です。若いですね!

 

お肉も、三人であちこち捜し歩いて、岩手の牧場からの直接仕入れを実現したとか。

写真: 柏の焼肉店、とも三角。 小学校の同級生3人が.子供の頃からの約束を実現して、先月オープン、大繁盛! この中落ちカルビも美味い!

 

ところで、ともさん角とは、牛のロース肉「芯玉」の一部位の名前です。

このお店の一番のおすすめが、この「ともさんかく」なのです。

それにかけて、友人三人が力を合わせて出店した、という事実にもかけています。

ともさんかくのお肉も食べましたが、柔らかでジューシーで、美味しかった!

 

このお店のサイドメニューでの一番人気は、「キムチ」ですが、それはもちろん、やがちゃんキムチです!

 

柏駅東口に降りて、まっすぐ歩いて5分。「第一ホテル」の隣です。

ぜひどうぞ!

 

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醤油の安息香酸について

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こういうことを書くとまた嫌われかねないけど・・

世の飲食店さんで使う「醤油」のほとんどは、「徳用醤油」という、
安い業務用のものです。市場の食材店の在庫を見るとほとんど
そればかりです。

うちの使っている「丸大豆醤油」と比べたら、価格は5分の一。普通
の家庭用醤油(油を絞ったカスの大豆を使うもの)と比べても、半分
以下で買えます。

この徳用醤油に必ず使われている保存料が、「安息香酸ナトリウム」です。
どこかで最近聞いたでしょう? そう。歌手のAさんが吸ったと問題になった、
あの脱法物質が安息香酸ナトリウムです。
危険性があるので、使用比率が法律で決められています。

 

Aさんは活動自粛になったようですが、世の飲食店は、堂々とお使いに
なっています。
この醤油、匂いをかげば、ムっとする匂いがするので、わかる人には
わかりますが、普通は平気でラーメンにも刺身にも焼肉のタレにも使われます。
ムッとする匂いは、化学調味料でごまかせますし、最初から化学調味料
が入った「新味醤油」というものまであります。

 

一番の問題点は、使っているお店のほうが、そういうものが入っていること
すら知らないで、ただ安いから、ただそれでも醤油であるから、という理由で
使っていることです。
醤油を売る立場の人も、それを管理するお役所も、敢えて「そういうもの」
については触れないのです。

醤油だけでなく、ドリンクやマヨネーズなどにも安息香酸は使われていて、
しかも、飲食店では使われていることを表示する義務はありません。

また、この醤油を使った加工食品(タレなど)のラベルには、
「キャリーオーバー特例」として、表示義務が無いんです。

おかしいことですよね。

商売で食品を扱う人の多くが、あまりにも勉強不足。
安いから、とか、「そんなこといってたら商売にならん」という人が多いです。
というか、殆どがそうです。 情けないです!

家庭で使うなら、少々お高いですが、マイルドでコクのある丸大豆醤油を
お勧めします。 

メーカーさんの差し金ではありませんよ。

 

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極上素材に化学調味料?

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北の海に鍛えられた、大間のマグロがあるとします。

それを一流の職人が捌き、刺身にして出してくれたとします。

そして、小皿に醤油とワサビをを入れて出してくれて、「ささ、どうぞ」と勧めてくれたとします。

ああ、何とも素晴らしい瞬間ですよね。

刺身を箸で取り、ワサビを乗せて、醤油を付けて、お口にポイ!

じっくりじっくり、お口の中で脂を溶かします。

そして、溶けながら広がる甘味の世界に酔います。

噛もうとしたら、もう消えてなくなりそうです。ああ、大間マグロの世界は、こんなに素晴らしいものなんだ、と感動します・・・

 

が・・・・・

鼻に抜けて行く香りが、何か違います。 あれ?
なんか嫌味な味がする・・・なんだ?・・・
その不自然さは、ずっと口に残ります・

せっかくの大間マグロを食べ終えても、一時間以上、口にあと味として残ります。

何々、これ? 何の味なの? なんだか、嫌味な味だわ。不自然だわ。何、これ?

 

・・・そう。それは、醤油に入っていた、化学調味料なんですね。

無添加のいわゆる「生醤油」ではなく、刺身用に作られた添加物入りの醤油の味なんですね。

一体、何のために?

最高級の大間マグロなんだから、化学調味料なんか不要なのに・・なぜ?・・・

 

同様のことが、あちこちで起きています。

有機栽培の生野菜に、アミノ酸入りのドレッシング。

最高級の焼肉のタレに、たっぷりのの化学調味料・・。

枚挙にいとまがありません。

 

素材がいくら良くても、味付けがこれでは、台無しです。
むしろ、素材の嘘を隠すために、添加物入りの味つけでごまかしていると勘ぐられかねないです。

 

このことを、食に携わる方々は、よもや忘れてはなりません。

忘れてしまったら、そのうち、本当の嘘つきになってしまうことになりますから。

 

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ケジャンの味を知ってください

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オホーツクのタラバガニ秋冬漁が好調に始まり、水揚げが多いようです。


生タラバガニと言えば、当店の「生タラバガニケジャン」は、カニの生肉と無添加ヤンニョムジャンとの絶妙なハーモニーで、抜群の人気を博し続けています。(ケジャンとはカニキムチのことです)


タレにまみれた生タラバガニの肉を箸でほじくり、お口に入れる・・・カニ肉が、とろける…タレの辛さと甘さが、全身を刺激する・・・この体験ができるのは、間違いなくやがちゃんキムチでだけです。

 

豊漁記念で、タラバガニケジャンの30%増量セールを、10月17日まで開催中。
400g買うと520gが、800gを買うと、なんと1キロ以上が届きます。ドーンと!

 

このケジャンの味を知っているか居ないかで…あなたのキムチ経験が大きく違ってきます。私が言うのだから、本当です!
http://www.umakim.com/taraba.html


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秋の味覚は天の贈り物

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ブログの間隔があいてしまいました。
9月は結局、一つも書けませんでした。
フェイスブックではいくつか記事を書いてあります)

この間、2020年東京オリンピック開催の決定、という大きなニュースがありました。

また、台風による風水害があちこちでありました。

9月中旬まで、歴史的な猛暑が続きました。

 

そして今日から10月。秋本番です。

今年の秋の特徴の一つは、

★猛暑の影響で、味の良い山海の産物が多い★

ということです。

 

まず、米。新米の季節ですね。

今年のコメはおおむね豊作で、出来もかなりいいようです。当店で使っている利根川流域のコシヒカリも、いつも以上に美味しいです。
(特に冷めてからの美味しさは日本一!)

果物も、ナシやブドウなどで分かりますが、本当に甘い!

リンゴも美味しく出来ているようですね。

海の物も、北海道ホタテの今年の美味しさは、過去最高だと思います。

濃厚で、ミルキーで、実にいい味です。

 

天からの贈り物、味わいましょう!

 

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旨味の相乗効果

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旨味を感じさせるアミノ酸は、代表的なもので3種類あります。

 

1)グルタミン酸 (昆布の旨味)

2)イノシン酸(魚介の旨味)

3)グアニル酸(ホタテや椎茸の旨味)

 

そして重要なのは、この3種のアミノ酸は、たがいに作用しあって、旨味を倍加させる力がある、ということです。

 

昆布とかつお干し(グルタミン酸とイノシン酸)を1ずつ使うと、旨味は

1+1=2

ではなく、その二乗の  4 の強さになるとされています。

また、さらにそこに椎茸を加えると、

1+1+1=3

ではなく、その三乗の 9 の強さになるのです。

 

これは…覚えておきましょうね!

 

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だしのこと 100倍の差・・・

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「だし」、ご自分でお作りですか?

どういうだしを、作っていらっしゃいますか?

 

昆布も鰹節もしいたけも煮干しも、天然の旨味を、干して乾燥させたりして凝縮させたものです。

素材は天然のもの。加工方法は化学的なものではありません。

 

例えば、昆布。
昆布の旨味の成分は、「グルタミン酸」です。

一方、ある著名な化学調味料の成分も、グルタミン酸です。

化学式の上では、双方同じ物質です。

しかし、その旨味の感じられ方は、全く違います。

昆布の旨味は、口、下、喉を通過する時に強く感じられますが、すぐに消えます。

一方、化学調味料の旨味は、いつまでも口に残ります。

同じ化学式なのに、何故でしょうか?

 

化学調味料は、素材を化学的に加工します。

そして強い旨味の成分を化学的に「抽出」します。その際、いったん物質が変質するので、それが体に有害ではないかとも言われるわけです。

いずれにせよ、この「変質」が、いつまでも口に残る強い味わいの原因であると思います。

しかも、安価。

経験的には、10gの化学調味料と同じ旨味を出すためには、その50倍の、500gの昆布が必要です。
単価の差を勘案すれば、コストの差は、なんと100倍以上です。

 

100倍の差は、どう縮められるか・・・。

今後、ご説明を続けます。

 

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東京五輪誘致の事

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私が9歳の秋、東京オリンピックが開かれました。

あの半月間は、毎日テレビにくぎ付け。

何もかもが光り輝く、夢のような時間でした。

開会式に集った、94か国の選手の行進。最後に入場して来た日本選手団の真っ赤なブレザー。
聖火入場、国立競技場の階段を駆けあがる時、そして聖火台に点灯される時、皆息をのんで、「上手くいきますように」と祈りました。

天皇陛下の開会宣言。

真っ白な鳩が無数に飛び立ちました。

そして、競技開始。

三宅の、重量挙げ金メダル。

東洋の魔女、バレーボールの6回ものマッチポイント!

ボクシングの桜井の金!

陸上100メートルの、ヘイズの走りの豪快さ。
期待の飯島は準決勝で敗れる。
同門の依田郁子は、80メートルハードルで、よもや優勝の好レース!

無敵の柔道は、無差別級で神永がヘーシンクに押し倒されました。

マラソン、円谷の疲労困憊の銅メダル。

そして、感動の閉会式。

 

何もかもが、9歳の少年だった私の心の中に、いまだに鮮やかな映像とともに記憶されています。

 

50年後の今、また、東京オリンピックが現実のものになろうとしています。
あと1か月で、それが決定するそうです。

あのオリンピックの感動を、また味わえるのでしょうか・・?

 

いえ。

敢えて書きます。

今、今この時に、日本はオリンピック開催をするべきなのでしょうか。
200か国の外国からのお客様をお迎えするべきなのでしょうか?

本当に今、それをするべきなのでしょうか?

お金のことを言っているのではありません。
開催能力や設備の事を言っているのではありません。
それらは、日本が一番万全でしょう。

原発の事です。

福島第一のことです。

事故収束などとは程遠く、今でも毎日、放射能が流出しているこの事態。

15万人もの地元住民が、いまだに帰れないこの事態。

この事態を抱えて、200か国から人を迎え入れられるのでしょうか?

完全に事故が終息するどころか、環境汚染が日々進んでいるこの中で、国を挙げてオリンピックを開催するべきなのでしょうか。

もちろん、開催は可能です。半月間の宴は、滞りなく進むでしょう。
多くの感動がまた、生まれるでしょう。

しかし、その陰で、原発避難民は減らず、海は汚されていく。

それはやはり、あってはならないことだと思うのです。

オリンピックは見たい。心からそう思います。しかし、その前に何とかしなければならないことがあります。

皆様はどうお考えでしょう。

 

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アミエビの事

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アミエビです。オキアミともいいますね。これがキムチの美味しさの最大の源なのです。

本来キムチは、アミエビやイワシ、イシモチ等の魚介類やニンニクや生姜等の香辛野菜を、塩漬け白菜に挟み込み、唐辛子を塗ったものです。

旨味は、魚介類がから出ます。

やがちゃんキムチも、このオキアミやイワシの塩辛、牡蠣(蒸し)、あさり(ボイル)、ホタテなどをたっぷりとタレの中に使います。タレの4分の1は、こうした魚介類です。

これらの魚介類には、それぞれ、豊富な栄養素が含まれます。

そして、多量の乳酸菌も含まれるのです。

乳酸菌は、食品の鮮度を保ち、雑菌やウィルスを瞬時に殺し、風味も良くします。

発酵が進むのも、乳酸菌があるからです。

 

ところが、スーパーでよく見るキムチには、こうした魚介を使うものは稀有です。

何故でしょう?

コスト・・・手間・・・こういうものを掛けられないから、添加物で補うのです。

乳酸菌が無いから、保存料等で日持ちをさせ、味は化学調味料で調整する・。

 

そうしたことの、悪循環。

良くないですね。

 

アミエビは世界を救う!

 

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幻の母校を訪ねる

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信州の諏訪湖から、南アルプを登ると、有賀峠という急峻な峠道に出ます。

車で登ること、3-40分。「後山(うしろやま)」という集落に出ます。

民家が約、2-30軒。皆、お年寄りです。

若い人も子供も居ずに、学校もありません。里の学校までは、車で通わなくてははいけません。

しかし、この集落の一角に、以前は開校していた学校の建物が残っています。

「諏訪市立湖南小学校 後山分校」 です。

真夏の日を浴びて、まだそこに生徒たちが居るのではないかという雰囲気の中に、建っています。

 

実はこの学校、私も通う予定でした。

ここからさらに山奥に入った隣の集落で、私は生まれ育ったのです。

しかし、4歳の時に親に連れられて東京に出てきましたので、通うことはありませんでした。

廃校になり、すでに20年以上が経過している、とのことでした。

 

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そばつゆに、喝!

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業務用の食材の現金仕入れ市場です。今、公設市場に代わる存在として、関東一円に店舗網を増やしています。

生鮮食材(青果、魚介、精肉)の品ぞろえも豊富で、新鮮。
最近、利用者数がグングン増えているようです。

公設市場は、月に6-8日も定休日があります。
一方、この店舗は無休。
店舗自体が巨大な冷蔵庫になっているので、商品も鮮度を保ちます。

 

その「タレ・調味料コーナー」には、おそば屋さん向けの「つゆ・たれ」の既製品が並んでいます。

へえ、タレもこういうものを買って使うのか、と驚いて、少し見てみました。

原材料表示を見ると・・・なんと・・・・

無添加のものは、一つも無し。

すべて、「アミノ酸調味料=化学調味料」入りです。 これには、声も出ませんでした。

日本そばですよ。

和食ですよ。

自然の旨味を味わう、世界一のジャンルですよ。

そこに向けて、全ての商品に、「化学調味料」とは!
 

喝!

 
なぜ、もっと研究しないのでしょうか?

一流大学を出て、食品化学の粋を学んできた研究者たちが作る商品でしょうに。
なぜ、化学調味料を入れないと、そばつゆが出来ないのでしょうか?

これは、技術の問題ではないですね。

「哲学」の問題です。やればできるはずです。やらない理由は、コストがかかるという、算術の問題に帰結します。情けないですね。

おそば屋さんに行ったら、聞きにくいかも知れないですが、「つゆは自家製ですか?」と聞きましょうね。

「ええ、無添加で作っていますよ」と笑顔で答えてくれるお店のおそばは、美味しいはずです!

 

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参鶏湯(サムゲタン)復活!

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やがちゃんキムチと、韓国宮廷料理人 柳ジュンソク氏が共同開発した「無添加竹塩サムゲタン」は、昨冬に韓国の専門工場が火災に遭い、製造販売を休止しておりました。

今般、工場が再開できて、製造も始まりました。

販売再開です!
こちらです。

 

サムゲタンは、韓国では「真夏の食べ物」です。

夏に消耗した体力を回復させる、薬膳の料理なのです。

 

お試しください。
ほら、火照った体が、すーっと涼しくなりますよ!

このサムゲタンは、もちろん、無添加。それでいてこの美味しさ。他の追随を許しません!!

 

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寒天とフクシマ

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テレビに、我が故郷の長野県が「日本一長寿県」として紹介され、その立役者の一人、ドクターかまちゃんこと、鎌田先生が出ておられました。

先生、チェルノブイリや福島の支援活動も長らくされています。

また、「寒天本舗」の北原産業さんの会社の顧問でもあり、「トマト寒天」は先生のアイデアで、美容と若返りに抜群の効果が出るとか。トマトジュースに寒天を入れて固めるだけ、

(ぜひ、私の故郷の寒天の名門、寒天本舗の寒天をご用命ください)

 

さて、鎌田先生がおっしゃっていた「長寿の秘訣」は、

1)野菜をたくさん食べて、減塩食!

2)食物線維を摂る!(寒天が最適だそうです!)

3)健康幸せホルモンを出す!

  A)セロトニン・・・自分で幸福感を感じることで生まれるホルモン

  B)オキシトシン・・他人を幸福にすることで生まれるホルモ

 母親が子供の感染症に感染しないのは、オキシトシンが出るからだそうです。

鎌田先生のお話で、あらためて感じました。人の失敗や不幸を喜んじゃいけませんね、ローラさん、どんどん番組出ればいいですよね。
安藤美姫さん、子育て頑張れ!・・・ということですよね。

ところで今日、参議院選挙の期日前投票に行ってきました。
原発問題を争点にしない政府やマスコミの姿勢はおかしいな、と思い
ながら投票しました。「出口調査」も初めて受けました。

フクシマが報われる時代が早く来るように。

私は、個人的にはですが、東京五輪の開催を辞退して、その予算を全部福島のために使うべきだと思っています。

 

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アミノ酸使用は、職人の恥

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毎日の、猛暑。

息をするだけでもエネルギーが失われます。栄養を取らなければ、体が参りますね。

これ、豚丼です。お肉は、スーパーで100g150円程度の豚ロース。

これを、自家製の無添加のタレで焦がすように焼いたものです。お肉の下には、玉ねぎを炒めたものも。

今、安売り競争で牛丼チェーンがしのぎを削っています。牛丼1杯、280円。考えてしまうのは、「いたいどんな原材料を使っているのか?」ということです。

少なくとも、タレは「無添加」ではありませんね。アミノ酸の味を強く感じます。

 

外食で「無添加」を探すのは至難の技です。

ちょっと食べた口にはアミノ酸は美味しく感じられるし、お店側からしても、コスト低減には非常に便利な添加物です。

でも・・・・

大きな声で言わせて頂きましょう。

「アミノ酸調味料は、諸悪の元です。使用は断ちましょう! これを使うことは、食の職人としての大きな恥です!」

 

焼肉のタレを、無添加で美味しく作るのは、いくらでも可能です。
それをしないお店側の姿勢は、怠慢そのもの。

やがちゃんの「丸大豆醤油だれ」を使ってみれば、それは一目瞭然です。

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猛暑ですが・・

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半年ほどの間、ブログを違う場所に書いていました。
今日からこちらに戻します。

半年間の間の記事は、こちらからご覧ください。

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暑い年です。

でも、今日の千葉は、33度。

33度なら、まだ耐えられます。

暑いから、地球温暖化だから、やあhり「原発再稼働」を、という風には進んでほしくないですね。

原発は封印。

10万年間、核廃棄物を地中に埋め続けるなら、いっそ、どこかの星を「核の墓場」と決め、そこに捨て続けたらいかがでしょう。

作るだけ作って、後は知らん顔、という訳にもいかないでしょう。

賢い方々に、早く動いていただきたいです。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

雪の華

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 今年、最初の雪の華を
 ふたり寄り添って
 眺めているこの瞬間(とき)に
 幸せがあふれだす
 甘えとか弱さじゃない
 ただ、君を愛してる
 心からそう思った


中島美嘉さんの、「雪の華」から)


千葉の初雪。もうかなり積もっています。夕方都心にクルマで出る用がありますが、大丈夫かな?


私は寒い信州生まれ。北海道やカナダ国境のアメリカに住んだこともあり、雪には慣れています。

スキーも若い頃からの趣味で、今年も滑りに行くつもりです。


純白の雪が都会に降りしきる様は、感傷を呼びますね。

もう一つの趣味の創作で、雪をテーマにした小説を書いたこともあります。


しかし・・・雪国では、雪は難敵。感傷に浸ってはいられません。

早く春よ来い。

身も心も温まる春、町遠しいですね。


by やがちゃん of やがちゃんキムチ
 

明るいご挨拶を

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1月12日。日の経つのが早いですね。

年賀状も来なくなり、年始のご挨拶も一巡しました。

 

今年は5日に友人達と会う機会があり、ネットやハガキだけでなく、「リアル」なご挨拶も殆ど済みました。

 

年始には、ご家族やご親戚、お友達とどういうお話をされましたか?

 

私は、努めて明るい話題に触れました。

景気はよくなる、売り上げは上がる、健康で元気です、子共も母も元気です…もちろん自分も元気です・・と。

そういうご挨拶ばかりしていると、なんとなく気まで晴れてきます。

やはり、年始は明るくありたいですからね。

 

長い間会っていない友人にも、年に一度くらいは、「おめでとう」と言い合いたい

これは、ごくごく自然な気持ちですね。

 

連絡の取れない方々も、皆さんが明るく元気でありますように!

 

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お正月のご馳走達

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ウナギの山吹の国産ウナギ。これは本当に美味しかったです! ふっくら柔らか、コクのある味。

 

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流山の「和食すずき」の三段重。それに、温泉市場の毛ガニ。元旦のメインディッシュでした。

文句なしに最高でした!

 

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トップスのチョコケーキ。クルミ入りで大好きです、。

明治ミルクチョコレート。これがチョコでは一番好きです。

 

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やがちゃんの、「スーパーボッサム」。自作ですが、やはり正月キムチはここに極まれり。

牡蠣、ホタテ、タラバ、甘えび、栗、タコ・・・・ぜーんぶはさまってます。

我ながら、最高でした。

 

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   やがちゃんキムチの、「ギョーザ」。これは4日の食卓のメインディッシュ。
    やはり、ギョーザはこれだと思いました。あっという間に50個完食!
やがちゃんキムチ、本日より営業再開です。

 

本年もどうぞよろしくお願い申しげます。

 

さて、お正月には美味しいものをたくさんいただきました。

今年は、どこにも行かずに自宅で過ごしましたが、いろいろ食べたなかから、美味しいものをピックアップしてみました。

美味しいものは、高いものばかりではないですね。

 

十分に堪能しました。

 

さあ、今日からキムチを出荷です!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

明けましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。

新しい年がやって参りました。凛とした空気が、この千葉の大地を覆っています。

 

キムチを作り続けて22年。

多くの客様に支えられてきました。

お客様なのに、

●いつもおいしいキムチをありがとうございます●

というお言葉から始まるお便りを下さいます。

当店のお客様は、まことにありがたい方々ばかりです。

 

あくまで、無添加で。

絶対に嘘はつかず。

どこよりも美味しく。

 

おかげで他のキムチが食べられなくなりました・・・というお言葉を、もっともっと頂戴する一年でありたいと思っています。

 

本年も、どうぞご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

真っ直ぐ

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真っ直ぐ。

起伏はありますが、真っ直ぐ。

日陰もありますが、真っ直ぐ。向こうには明るみが見えます。

 

やがちゃんキムチ、今年も一年の営業を終えました。

無添加で、手作りで、嘘をつかずに進むこと。

そして、少しでも「美味しい」を目指すこと。

 

嘘をつくことは簡単ですし、一時的に効果が出てしまうこともあるでしょう。

けれど、必ず嘘は馬脚を現します。

それだけではありません。

嘘をついたことで、その後ずっと、「うしろめたさ」を感じなければいけません。

そのような状態では、まともな仕事はできませんね。

 

真っ直ぐ来ました。

 

来年も、その先も、真っ直ぐに進みます。

 

ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。





    by やがちゃん of やがちゃんキムチ

聖夜に思うこと

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クリスマスですね。 今日はどなたとご一緒ですか。 それともお一人ですか?

 

今年起きたこと、会った方…思い出して見ましょう。

交わした言葉。お手紙や電話。メール。何をやり取りしましたか?

一生懸命やったこと。働きかけたこと。実を結ばなかったこと。

誤解を受けたままの事。

関係が断たれてしまったこと。いろいろとあるものです。

上手に出来たことより、出来なかったことの方が多いのが人の常。

 

悔しかったこと、悲しかったことは、この雪の中に埋めてしまいましょう。

春になれば緑の大地が現れ、悲しい思い出は雪解け水の中に消えてしまいます。

 

「待つ人はつねに来る人より多くこの街にまた聖夜近づく」  (小島ゆかり作)



誰も見ていなくとも、神が見てくれています。 




by やがちゃん of やがちゃんキムチ

厳しさの中で花を咲かせる

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季節外れの桜の開花。

たまに話題になりますが、やがちゃんキムチの近くの「光ヶ丘公園」にも咲いています。

珍しいなあ、と思いながら見ていると、根元に樹の名前が書いてありました。

「十月桜」というのだそうです。季節外れではなく、こういう花なのだそうです。

秋から冬にかけて3分の1くらいが咲き、春の桜のシーズンに残りが咲く。

一年に二度楽しめるお得な桜ですね。

 

この寒さの中で、頑張って咲く姿。

 

厳しさが大きければ、実りも大きい。

 

様々の苦難を経て来た昨年と今年の日本。 その中でも花を咲かせている人もいます。

私達も頑張らなくてはと思います。




    by やがちゃん of やがちゃんキムチ

下町のだんご屋さん

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1日の仕事を終えて、茶の間でくつろぐ下町のだんご屋の一家。

隣の町工場の社長も一緒にお茶を飲んでいます。

テレビでは、「てなもんや三度笠」でもやっているのでしょうか。

 

今、こういったおうちはあるのでしょうか。

だんごだけでは、生活が成り立たない。

町工場も、不況にあえいでいる。

歳をとったら、介護の大問題が襲ってくる。

若奥さんはスーパーのレジのパートで安い時給で働かなければいけなくなる。

スーパーのお客が、まずくて安いメーカー品のだんごを籠に入れているのを見ると、恨めしくなる・・・。

 

日本は、本当に「開国」する必要があるのでしょうか。

一生懸命働く「普通の人々」が、それを本当に望んでいるのでしょうか。

ましてや・・・。

 

ましてや、おかあさんの膝に座るこの小さな子が、「国防軍」に引っ張られる時が来るとしても、それでも「わかりました!」と言うしかないのでしょうか・・。

 

庶民の暮らしを守れなくて、何の為の世界平和?

誰のための・・。

 

明日は、そういうことを考えて、投票してきます。

 

 

  by やがちゃん of やがちゃんキムチ

300の日本

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江戸時代の藩です。出典はこちら
ここに書いてあるのは、大きな藩だけのようです。
藩は、大小合わせて300あったということです。



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これは現在の衆議院の小選挙区の区割り図です。

その数、やはり300.

 

日本人は、300という数が好きなのでしょうか?

 

ところで、ここに書かれている、各都道府県の議員数。これは、人口にある程度比例していますね。

それなら、各都道府県でこの定数で、いわゆる「中選挙区制」で投票したらいかがでしょう。

そうすれば、選択肢は広がりますし、誰か「入れたい人」も見つかるでしょう。

今度の選挙。千葉のある選挙区に住む私には、投票したい人が居ません。

困ったものです。

ただ、「消費増税」 「原発推進」 だけはどうしても許せないので、これから選挙公報をよく読んで、選ばなくてはいけません。

 



by やがちゃん of やがちゃんキムチ

近江牛のすき焼きに!

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寒い冬です。

すき焼き、食べたくなりますね。

すき焼きなら、「近江牛」。

高級牛の中でも、肉(赤身)の美味しさが抜群の牛です。

 

草津市を拠点に、この近江牛の育成普及に努めておられるのが、「近江牛ドットコム」で有名な「サカエヤ」の新保社長。

私の親しい友人でもあります。

契約農場で国産飼料100%で育てたその牛は、噛むほどに美味しさが染み出る超美味のお肉。

食の安全とは、本当の美味とはこのことだ、と食べながら感じることが出来る、唯一のお肉かもしれません。

年末年始の食卓にぜひどうぞ。

 

さて、「味つくり」のやがちゃんとしては、すき焼きのタレくらいは自分で作りたいところ。

無添加で美味しいすき焼きの味付け、お教えします。

 

まず、お肉を煮るときには、半分の日本酒、半分の水。アクはきれいに取りましょう。

お野菜を入れた後の味付けですが・・・

●適量の、やがちゃんの「つけだれ

●その2割くらいの「お醤油」

●同じく2割くらいの「みりん」

 

これだけでいいです。

あとはお野菜が煮えたら、出来上がり。

美味しくて、びっくりしますよ。

甘すぎず、もちろん、無添加。つけだれに入っているリンゴとレモンの甘味と酸味が、いい隠し味になっています。

おためしください!

 

 



by やがちゃん of やがちゃんキムチ

大鰐、弘前へ出張しました

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青森県の弘前と大鰐に、トンボ返りの出張に行って来ました。

今年初の大雪にぶつかりました。

気温は0度前後。やはり寒かったです。

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泊まったホテルで頂いた、「ウェルカムリンゴ」。 弘前の名ブランド、「ふじ」ですね。
夕刻に着いてお腹が空いていたので、すぐに齧って食べてしまいました。

 

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夜訪れたイタリアンのお店で、シェフに作ってもらった、「牡蠣のバター炒め」 とてもとても美味しかったです。

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これは、大鰐の駅前に残る、シャッターを閉めたお弁当屋さん。

じつはここ、15年程前に私が指導して開店したところです。

いわゆる、「やがちゃんキムチ フランチャイズ店」の一つでした。

残念ながら閉店してしまいましたが、まだこうして残っているテントを見ると、いろいろな思いが湧いてきました。

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出張のメインテーマは、実はこれ。

「大鰐温泉もやし」です。

長さ30センチ。

温泉の水で作る、地元で伝統の豆もやしです。

これをキムチにする仕事で行って来ました。

今月下旬には、地元の「ワニカム」という保養センターで発売開始です。

通販をする可能性もあります。

ご期待ください!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

年末豪華セット発売!

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でました! やがちゃんの全てが詰まっている、8点セットです! これでキムチは万全!


本日から予約受付開始です!



やがちゃんキムチの粋を集めた、豪華8点セットです

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年末年始の食卓を彩る、豪華なキムチ達

「やがちゃんキムチ
年末豪華スペシャル8点セット」

定価11275円→予約特価9800円

お届けは12月15日~30日(ご指定可)
ご注文は12月4日~20日です。
 
やがちゃんの味の粋です 全ては無添加!

sp8set  年末豪華スペシャル8点セット内容
 (品名)              (定価)  
        
白菜キムチ頂 お徳用 1kg     2415

竹塩サムゲタン 1kg入り       1880  
   
農大有機カクテキ 500g         980  

チャンジャ 200g                980   

豚足チョッパル 300g            980   
 
北海巨大タコたこ乱切りキムチ300g 1680 

本タラバガニケジャン 200g     1380  

生姜ヤンニョム 200g            980 

————————————————————————–
定価合計 11275円

これが…・なんと・・・セット特価 
      9800円です!(税込、送料400円別)

白菜キムチ頂は、どーんと1キロ! キムチ鍋にも使えますね。

竹塩サムゲタンは、稀有な無添加。大好評です。

農大有機カクテキの大根は、東京農大上越農場から直接買っています!

チャンジャなら、無添加のやがちゃん! 20年のロングセラーです。

豚足チョッパルは、一層味が沁みて、さらに美味しくなりました。たまらん!

巨大タコキムチ、北海道の巨大タコを乱切りにしてヤンニョムを絡めました。

タラバガニケジャンは、年末に欠かせないご馳走です!

生姜ヤンニョムは、一度使うとやみつきになる、味の軌跡!

すべて無添加です。やがちゃんキムチは、添加物を使いません!

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★セット予約特価
9800円《税込み、送料400円別》

お届けは、12/15~31日です!
 

  

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

登別の温泉市場にご支援を

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北海道登別の「温泉市場」さん。

当店とは長く深い関係にあります。

タコキムチ、たらこキムチにも、関わらせていただいています。

 

先日の大停電で、厳寒の登別で、大変な被害をこのお店も受けました。

通電が止まり、冷蔵設備がすべて壊れてしまったそうです。

 

現在、不眠不休、全力で復旧に努めておられます。

ぜひ、皆様でご支援をお願いしたいと思います。

 

暮れのカニやタコのお買い物は、是非、温泉市場で。

http://www.onsenichiba.com/

 

すべて店内の大釜で自ら茹でて、即発送。

美味しさがまるで違います。

 

よろしくお願い申し上げます。

    by やがちゃん of やがちゃんキムチ

甘海老の頭のラーメン

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先日やがちゃんキムチ内で食べた、カップラーメン。

隣のスーパーで89円で買いました。

実はこの日、甘海老キムチのご注文があり、甘海老をむいた後の頭と殻が余りましたので、
それを5分ほどゆでてスープを取り、そのスープをカップの中に注ぎました。

待つこと4分。

4分後、醤油、みりん、自家製だし(昆布、いりこ、しいたけで常時作ってあります)を足して、
はい、特製ラーメン!

カップラーメンに付いていたスープはもちろん、使いません。

無添加。海老のだし。

ウマイ!

エビの頭は、捨てないでこういったご利用を!

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

あり得ないソーセージ

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アミノ酸の化学調味料、ゼロ。

リン酸塩、ゼロ。

亜硝酸Na,、ゼロ。

 

要は、完全無添加の、赤いソーセージ。

赤いのは、やがちゃんの色です。

 

実はこれ、現在、あるハムメーカーさんと共同で開発中の「キムチソーセージ」(仮称)

完全無添加のソーセージで、プッチンという食感、そして豊かな旨味!

あり得ないのです。

業界人なら分かります。あり得ないのです。

 

それが、実現しているのです。あり得ないことを実現した、ハム職人さんの腕前。

 

まもなく発売予定。価格等は未定です。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

おまけセール、あと2日間!

おまけセール、あと2日間です

     

やがちゃんキムチは、全商品無添加
恒例!「半期に一度のおまけキムチセール」
3000円お買い上げごとに一つ、無料でもらえます。


  

  

 

やがちゃんキムチは、「全商品無添加」で、職人やがちゃんが、全てをお作り致します。半期に一度の、大人気の「おまけキムチセール」、開催です。

期間 2012年11月16日~11月25日

この期間中にお買い上げの場合、 3000円以上お買い上げごとに一つ、下記の「おまけ商品」を選べます。

3000円なら1個。6000円なら2つ、9000円なら3つです。

 

必ず、下記の、0円の「買い物かごに入れる」ボタンを押してお申し込みください。 ボタンを押してお申し込み頂いたものを、お送りいたします。押し忘れにご注意ください。

 

《おまけ商品》

1)白菜キムチ 頂 300g簡易パック入り(900円相当)

2)生姜ヤンニョム 200g (880円相当)

3)マイルドヤンニョムジャン350g(800円相当)

4)チャンジャ200g  (定価 980円)

5)やがちゃんチョッパル(豚足味付け)試作品300-400g 定価未定  数量限定

6)塩こうじ 300g (定価880円)

7)プレミアカクテキ300g (定価 880円)

8)ブロークン帆立キムチ 300g(定価980円)

 

半期に一度
『 晩秋の大おまけセール』
(2012年 11/16~11/25)

 

他の商品を3000円お買い上げごとに、以下の商品を一つずつ、無料でお買い上げになれます!   必ず、0円のお買い物をする形を取ってください!

★白菜キムチ 頂
簡易パック入り 300g
(本年の大ヒット!)おまけセール商品

   3000円お買い上げに付き一つ

 特別価格 0円  

★生姜ヤンニョム 200g
(ブームの生姜! 脂肪が燃える実感!) おまけセール商品

   3000円お買い上げに付き一つ

 特別価格 0円  

★マイルドヤンニョムジャン
350g

(驚くほどに何でも美味しくする万能タレ) おまけセール商品

  3000円お買い上げに付き一つ

 特別価格 0円  

★チャンジャ 200g
(チャンジャなら、やがちゃん)  おまけセール商品

  3000円お買い上げに付き一つ

 特別価格 0円  

★やがちゃんチョッパル(豚足味付け)
トライアル(試作)品 300-400g
(数量限定:ごく少ないです)

   3000円お買い上げに付き一つ

特別価格 0円  

★塩こうじ300g
(日本の味の神秘、塩こうじを使いましょう)おまけセール商品

   3000円お買い上げに付き一つ

特別価格 0円  

★プレミアカクテキ 300g
(極上塩で冬大根を漬けた、風物詩的キムチ) おまけセール商品

   3000円お買い上げに付き一つ

特別価格 0円  

★北海道ブロークンホタテキムチ
300g
(形が悪いが味は正規品と同じホタテです) おまけセール商品

   3000円お買い上げに付き一つ

特別価格 0円  

卵かけごはんと、化学調味料のこと

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ご飯に生卵。生姜ヤンニョム。忙しい朝は、これに日本茶で、十分な朝食です。

生姜ヤンニョムのおかげで、体がぽかぽか。

 

卵かけごはんは、私の世代にとっては、子供の頃は贅沢品。あまり食べさせてもらえませんでした。
あのころ、卵は1個30円くらいしていました。物価は今の10分の一くらいでしたね。

私は不器用で、卵を持つと必ずつぶしてしまいました。緊張で、つい力が入ってしまったのです。

 

今、卵は相変わらず20円くらい。物価は10倍。

そして私は、卵は片手で器用に割れます。

毎朝、こうして食べて出かけます。

 

残念ながら、子供の頃にはたまに卵かけごはんを食べさせてもらう時には、醤油と「味の素」を掛けるのが常でした。

人工的なあの味が、とても好きでした。

あの世界にいったん入ると、抜け出るのは大変ですね。

最近のテレビCMででさえ、「卵かけごはんに味の素」というコピーがあって、驚きました。

 

味の素等に代表される化学調味料、つまり、グルタミン酸ソーダ。、表示上は、「調味料(アミノ酸等)」です。

これがあるから、天然の本来の素材を使わずに済むのです。

原料は当然希薄となります。

味は全て、化学調味料の味となります。

実験したことがありますが、10グラムの味の素と同じ強さの旨味を昆布から煮出そうとしたら1kgから2kgの昆布を必要としました。

コストとして、数百倍、数千倍ですね。

でも、昆布から取っただしは、本当に美味しかったです。

 

何の為に、化学調味料を使うのか。

天然の素材を使わないためです。

化学調味料には栄養等ありません。

味覚障害の元凶ともなります。

 

それだけではありません。

 

保存料や着色料等の悪質な添加物を加えることによって、狂う味の「補正材」でもあるのです。

 

コンビニやスーパーでは、必ず表示をチェックしてください。

 

調味料(アミノ酸等)という言葉を見つけたら、私は買いません。

 

食べ物つくりの職人の一人として、言語道断の行為だと思うからです。信用が置けません。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

純粋な子供の言葉

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アサガオの 咲いた笑顔に 一目ぼれ

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水しぶき 私の心は バタフライ

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マラソンに あえぐ道端 キンモクセイ


上記3つの俳句、いずれも、小学生の作品。アサガオのものは、なんと一年生が書いたそうです。
子供たちの言葉に対するこの清新な感覚。 大切に育ててもらいたいです。
一方、毎日新聞紙面をにぎわす、大人たちの離合集散、野合と紛糾の泥仕合。 権力と金を目当ての嘘つき合戦。目を逸らしたくなります。

私の場合は、単純に、

○消費税増税案成立に手を貸した人以外で

○処理できない危険性を孕む原発を全廃する政策を掲げている人で

○近隣国と仲よく外交できる人


ということで、投票したいと思います。

間違っても、純粋な子供たちを将来戦場に送るような人は選びません。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

ちょっと政治話

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12月16日に、衆議院選挙が行われるという報道で持ちきりです。

それはそれで結構ですが、どの政治家さんも、自分や自分の党の票読みばかりが先立って、

*日本のことを本当に考えている方が何人いるか疑わしい*

というのが見ていての感想です。

 

中には、「徴兵制を敷く」と豪語されている方もいるとか。

馬鹿なことをよくもまあ平気で仰るものです。

 

政治とは、それほどにややこしいものでしょうか?

 

経済をよくし、平和を守り、諸外国と仲良くし、国民の生活を安定させること・・・・

ほかに何かあるでしょうか?

 

これほど優秀な国民がこんなに一生懸命働いている国が、もっと栄えなくてはおかしいですよね。

一キムチ屋として、そう思います。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

見えないところで、手間暇かける

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黄金色のスープ。ここまでするのに、10時間かかります。

やがちゃんキムチの味の要、「ヤンニョムジャン」のベースとなるスープです。

このまま飲んでも、トロンとしてとてもおいしいスープです。もちろん、無添加。鶏ガラ、豚ガラ、野菜類、昆布、しいたけ、その他海産物等々、贅沢な素材をたっぷり使っています。

 

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これは、自家製和風だし。

鍋から溢れるほどの素材で、旨味を抽出します。

これも、二日かけて作ります。美味しい美味しいだしが出ています。

 

こうした液体が、やがちゃんキムチのタレの「ベース」となります。

普通はこんなことはせずに、「水」か、「ダシダ」と呼ばれる化学調味料入りの簡易スープの素を使うのが業界の常識。

 

見えないところに、これだけ手間暇をかける。

見えないから、見せられません・・・。

お味を見て、感じて頂くのみです。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

現場の力

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大型ミキサーの中に入っているのは、アミエビ、牡蠣、ホタテ、にんにく、人参、生姜・・。

この下には唐辛子が隠れています。

これを回し、そして、別途煮出しておいたスープを加えて出来るもの。

それが、やがちゃんの味の大元、「無添加ヤンニョムジャン」です。無添加です。

先週は、この作業が毎日トリプル、ダブルであって、大変でした。おかげさまです。ありがたいことです。
一週間、工場に入り詰めで、さすがに筋肉が痛いです。

 

天然の食材がたっぷり。

これだけの食材を豊富に用いてこそ、化学調味料などの力を借りないで、あの味が出せるのです。

 

ところで、インターネット業界で仕事をしていると、忙しそうな社長さんが全国で講演行脚をしている姿をよく見ます。

講演もいいのですが、現場を放ったらかしにしないで、現場の改善をどんどんと啓発して欲しいですね。

私のこの現場にも多くの先生方が見えますが、誰ひとり、現場での作業を見ようとはしません。

不勉強だなあ。と思いながらも、私は黙っています。

「口から出る言葉」には、嘘もあれば、誇張もあります。

やはり、一緒に並んで、触って、汚れて、味わってこそ、「現場めぐり」でしょう。

 

やがちゃんキムチは、「現場」からできるキムチです!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

霧は晴れる

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「遠い世界に旅に出ようか 

それとも赤い風船に乗って

雲の上を歩いて見ようか

太陽の光でにじを作った

お空の風をもらって帰って

暗い霧を吹き飛ばしたい」

 

フォークの名曲、「遠い世界に」の冒頭の詞です。

 

閉塞状況に置かれた時、人は遠くに行きたく思います。

 

しかし、霧がいつか晴れるように、太陽の光が見通しを明るくしてくれることもありますね。

 

それにしても、霧が長い間晴れないですね。

ただ、これが朝の霧であると分かっただけでも、多少は見通しが着いたのかも知れないです。

夜の霧と朝の霧は、やはり違いますから。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

こういうことが、無添加ということです

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「やがちゃんキムチは、独特の美味しさがある。

何か、深いのよね。

何を入れてるんだろう?」

・・・・・

というようなことを、よく言われます。

それから、タレ(ヤンニョムジャン)についても、

「おたくのタレは、薄めても味が割れない。しっかりした味だよねえ」

と言われます。

 

その最大の原因は・・・・ベーススープなんです。

 

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豚の背骨と、鶏の丸骨。

これに野菜や昆布、しいたけ、カニなどを入れて、数時間煮込むんです。

もう、トロトロに仕上がって、黄金色、

これが、やがちゃんキムチの「ベーススープ」です。

 

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そのベーススープを、鶏モモ肉に加えて、さらに煮ます。

これは、「キムチカレー」製造の第二段階なのです。

 

こうして、手間暇をかける。

だからこそ、薄めても味が割れず、いつまでも記憶に残る味わいが出て来るのです。

 

「無添加の美味しさ」とは、こういうことです。

ただ単に、「添加物を入れない」というだけではないのです。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

牛すじ煮込み屋わたまん オープン!

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やがちゃんキムチの会社名は、 「有限会社 ワタマン」 です。

店名が、「やがちゃんキムチ」。

私が「矢ヶ崎(やがさき)」という名前なので、このネーミングでずっとやって来ました。

 

さて、その当社が、新たなホームページを立ち上げました。

それが、牛すじ煮込みの専門店、「わたまん」です。

 

牛すじ煮込みは、当店が開業当初から作り続けてきた商品ですが、キムチ屋ということもあり、

あくまで、メインではなく、サブの商品でした。

それを、別店舗と言う形で、そこではメイン商品として扱うことにしたわけです。

もちろん、無添加、手作り、という大前提は変わりません。

キムチとの併売も変わりません。

 

変わったことと言えば・・・

 

製造量が増えることによって、原料の仕入れが安定し、より上質の商品が出来るようになったことです。

牛すじ本来の食感、味わいを、これからもより上等な形でお届けできると思います。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 



by やがちゃん of やがちゃんキムチ

新聞は何?

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新聞、取ってますか?

我が家は。某大新聞をずっと取ってきました。

契約期間が切れるそうで、新聞配達のお兄さんが、「継続してください」と言って来ました。

いつもなら、「はい、お願いします」というところなのですが・・。

どうも最近、その大新聞の報道姿勢に違和感を感じます。

 

順位
(日本)
順位
(世界)
新聞社名 発行部数(万部)
1 1 読売新聞

1002.1

2 2 朝日新聞

805.4

3 3 毎日新聞

391.2

4 7 日本経済新聞

305.3

5 10 中日新聞

275.5

 

この表のように、世界の新聞の発行部数の上位10紙のうち、5紙は日本の新聞。

 

こんなものすごい「報道の寡占状態」の中で、大新聞各社だけが「記者クラブ」を構成し、

いっせいに同様の報道姿勢を見せる・・・。

「そんなことは無い、日本は言論の自由の国だ」という方も多いとは思いますが、

たとえば、

 

●民主党を離党した小沢一郎氏の政党については、議員数が大いににも関わらず、「泡沫政党扱い」をする

●原発については、常に「後追い報道」である

●官邸デモ、ネット世論などは、意図的に報道を避けているフシがある

 

などと、いろいろな疑問が出てきます。

そして、

★沖縄の問題は、過少報道しかしない★

というのも、最近特に感じることです。

米兵の女性暴行事件を受け、現地沖縄は、「米軍基地全面撤去」「日本からの独立」を叫ぶ動きも出て来たとか。

今、日本は一つの国ではないのかもしれません。

それを殆ど報道しない、大新聞。

おかしいなと思うのは、私だけではないでしょう。

 

次の新聞は、「東京新聞」にしようかな、と考えています。

でも・・・販売店が近くにないのです。それに、主婦が大好きな「チラシ」が挟まれるかが不確か。

 

「長いものに巻かれる」ことになってしまいそうです。どうしましょう?

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

筑波ハムの「アイスバイン」

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筑波ハムさんの「アイスバイン」を送っていただきました。

これ、豚の「すね」(脛)の肉なんです。

塩に漬けて長時間熟成させたものを、茹でたものということです。骨が付いています。

漫画の「原始人」が食べていたような、あんな形をしています。

非常に柔らかいです。

 

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これを、ポトフ風にしてみました。
キャベツ、ニンジン、メークインと一緒に煮るだけ。
お肉はもう柔らかいので、メークインがホクホクしたら、食べられます。

 

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いや、美味しい!
こんなに美味しい豚肉料理、初めてかも知れません。
柔らかくて、旨味満載(無添加ですよ)で、すね肉のすじの美味しさが抜群で、完璧にノックアウトされてしまいました。

キムチの世界、というか韓国料理では、同じ部位を使った「チョッパル」という料理があります。

すね肉を茹でてスライスしたもので、この専門店が数多くあります。

が・・・私はこれは今一つ気に入らないのです。

固いし、すじの味が出来っていないので・・・。むしろ、すねでは無く足先を茹でた「豚足」の方が好きです。

しかし、この「アイスバイン」にはまいりました。

 

肉の美味しさだけで、これだけ楽しめる・・。

ネット販売はこれからのようですが、これは絶対にお勧めします。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

お客様が最大の味方です

非常に少人数で運営している「やがちゃんキムチ」。

接客担当も製造担当も発送担当も、全部私の兼任です。
ホームページ作成も、私の拙い腕でだけです。

ですから、特に「接客」に於いては、不備なところが多いです。

例えば、他店さんで必ず出している「発送番号お知らせメール」とか、到着後数日後にお送りする
「いかがでしたか?メール」等も出せていません。お恥ずかしいです。

そんな中、お客様からは、有難いメールをたびたび頂戴しております。本当にうれしい限りです。

今朝も、夏以来二度目のご注文を頂いたお客さまから、嬉しいメールを頂きました。

「先日はありがとうございました!
キムチ大好きな息子のために、無添加(安全)でおいしいキムチをずっと探していました。
何軒も何軒も試して、やっとこちらのキムチに巡り合えました。送料等がかかるので、
頻繁に買えないのが残念ですが、我が家の定番になりそうです。
これからもがんばってください。」

 

心から、有難いです。感謝、という言葉しか出てきません。
何よりも、お客様が一番の味方です。

これからも、よりおいしく、より安全に・・・で、進んでまいります。どうもありがとうございます。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

キムチの哲学

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10時間煮出した肉スープ

唐辛子

アミエビ

人参

しょうが

にんにく

牡蠣

ホタテ

 

・・・・・

以上、

やがちゃんの「ヤンニョムジャン」に使うものの一例です。

 

気の遠くなるうような、高価な素材と、手間ひま。

これだけのものを使って初めて、「無添加でも超美味」のものができます。

ここにあるのは、単純な「技術」だけではありません。

「哲学」があります。

お客様に、常に最高のものを。

添加物でごまかさずに。

 

お分かりいただければ、幸いです。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

スカイツリーのご親切

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東京スカイツリーに来ました。

やはり、巨大です。

 

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といっても、ツリーには登らずに、隣の「ソラマチタウン」の31階のレストラン街へ。

「もつ鍋の蟻月」さんです。

座席から見える夜景は見事。

 

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白もつのみそ風味の鍋は、絶品でした。

 

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帰りのタクシーの中に、この財布を落としてしまいました。
もちろん、現金入り。
でも、翌朝一番で、向島警察さんから連絡がありました。
タクシーの運転手さんが届けて下さっていたのです。
大都会でのご親切に、ただただ、感謝です。


by やがちゃん of やがちゃんキムチ

ソーセージの哲学

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ソーセージです。

友人から送ってもらいました。

鹿児島黒豚100%です。

生です。

1本だけ、間違って生で食べてしまいましたが、お腹は大丈夫です。
(真似はしないでくださいね)

その時も美味しい! と思ったのですが、焼いてみて、その美味しさにさらに輪が増しました。

このソーセージ、実は無添加なのです。

 

味付けのアミノ酸はもちろん、色付けの亜硝酸ナトリウムや、結着材のリン酸塩なども、無添加。
自然の食材100%で作られています。

それで、その美味しさは・・・・

無添加なのに、「獣臭さ」もなく、実に美味しい! 驚きました。

 

さて、大手ハムメーカーさんでは、添加物について、こういうページを作られているところもあります。日本ハムさんの例です。
http://www.nipponham.co.jp/customer/faq/additives.html

 

一方で、こうして無添加でこれだけおいしいソーセージを作っているところがある。

これを、技術の差、と呼ばないのなら、何の差でしょうか?

哲学の差、なのかも知れないです。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

対立は解消せよ

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あるセミナーがあるそうです。もちろん、有料。

私はそのセミナーを主催する方と親しいので、いろいろとエッセンスを教えて頂けました。無料で。すみません・・。

 

要は、「対立解消セミナー」。

人間、生きていればいろいろなことがあります。人と人が一緒に生きていれば、何らかの「対立」が生まれますよね。

その対立を解消するにはどうしたらいいか・・。

まず、対立している物事を書きだして、次に、その物事を生んでいる原因の物事を書き出します。

それを繰り返していくうちに、対立している人々は、実は大元では同じような考え方に立っていることが多いのに気がつきます。

大体、双方とも、「幸せになるために」そうしている、というような根本原因に突き当たるのです。

であるのなら、ちょこっと途中の諸条件に細工をしてあげるだけで、対立が解消される事が多いことに気がつきます。

だって、もともとは同じ「幸せになるために」という動機で始めたことなのですから、必ず一致点はあるはずなのです。

たとえば、時間をずらす、場所を変えてみる、というよなことで、一気に解決することも多いのです。

中国で、日本企業がデモや破壊の被害に遭っています。
今こそ、政治家たちが「対立解消」に動くべきでしょう。
勇ましい言葉ばかり並べてもダメです。
大元まで遡って、じっくりと話し合うべきです。政治家の道具とは、心と言葉。
それを駆使して、無益な破壊や殺生を止めさせましょう。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

化学調味料のこと

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スーパー等で売っているキムチの「原材料表示」を見てください。

必ず、「調味料(アミノ酸)」という文字がありますよね。

稀にこれがない場合、「たんぱく加水分解物」という文字があるかも知れません。

どちらにしても言えることは、

 

●その時点で、「ニセモノ」 である、ということです。

おそらく、異論がある方は多いと思います。

その方々に当店として言えることは、「なぜ、そういうものを入れるのですか?」ということです。

入れるからには、必要があるからですよね。

アミノ酸が必要ということは、天然の味わいが出ていないから、化学調味料(=アミノ酸)を入れているということです。

これに反論出来る方は、一人もいないはずです。いるはずがないのです。化学調味料とは、そういうものだからです。

 

●化学調味料は安全だ・・・という反論がたまにあります。

それは、直接的には、ある程度までは安全かもしれません。

しかし、化学調味料の恐ろしさは、人間の自然の味覚を麻痺させることです。

本来の旨味を分からなくなった人間が、どのような食生活を送るようになるか、追跡調査したことはあるのでしょうか?

無いでしょうね。

私は、食の仕事に長年携わって来て、恐ろしい現実を幾つも見てきました。

化学調味料は、人間にとって、必要のないものであることは、間違いがありません。

 

●化学調味料は、もっと怖い添加物のカムフラージュにも使われる

 

イケメンシェフとして人気の某氏がプロデュースしたという、スーパーのキムチ。

化学調味料だけでなく、保存料や着色料等の添加物のオンパレードです。

料理評論家でしょう? なぜこんなことを平気で行うのでしょうか。

 

そういう危険性の高い添加物を入れると、キムチの味は一層おかしくなります。

それを補うために、化学調味料をさらに入れる・・・。そう。おかしさのカムフラージュなのです。

イケメンシェフは、一体何をしたいのでしょうか?

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

スギちゃんと「いじめ」

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「ワイルドだぜえ」で人気の「スギちゃん」が、番組収録中に大けが。
ブームになる前からファンだった私はびっくり。

 

10メートルの高さからプールに飛び込んで、骨折したそうです。

 

いったいその番組は、飛び込みの選手でも無い彼にそのようなことをさせて、何を描こうとしたのでしょうか?

 

おそらく、恐怖におののく彼の姿を面白おかしく映そうとしたのだと思います。

テレビのバラエティ番組では、お笑い芸人に同様の行為をさせて、視聴者を笑わせようという魂胆の番組が溢れています。

こういう傾向、どこかで見聞きしたことがありませんか?

 

そう・・。「いじめ」です。

困る表情を見て、溜飲を下げる。発想は一緒です。

こんなことが堂々と行われること自体、異常と言わざるを得ません。

低能低品質の番組が横行するマスコミの世界を、何とか正してもらいたいと思うのは私だけではないはずです。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

智恵子のレモン

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そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白いあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした

 

 (高村光太郎 智恵子抄より  レモン哀歌の冒頭)

 

この時、死の床で智恵子は、丸のままのレモンを齧ったのでしょうか。
それとも、スライスしてあったのでしょうか?

「がりりと噛んだ」のですから、まるのままでしょうね。

そして、香気が飛び散るほどに、です・・。

このころ、おそらくレモンは国産品だと思います。
それも小さな・・。

「サンキスト」などのアメリカ産は、大きくてなかなか病人が丸ごと齧りつけませんし・・。
しかも、皮にはワックスが塗ってありますし・・・。

 

レモンを買うなら、少し高いですが、国産品を。皮ごと食べられます。

皮ごとジューサーにかけると、薫り高いレモンジュースが。

これにリンゴジュースを混ぜると、甘味と酸味の調和した、とてもおいしい天然ジュースになります。

間違っても、「サンキスト」ではだめですよ。発がん性のあるワックスがたっぷり塗ってありますから。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

この道22年

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もともとキムチとは縁のなかった私ですが、様々ないきさつから、22年前にこの仕事を始めました。それ以前は、酒屋、ラーメン屋、おもちゃ屋、などの商売をやっていました。

全くの素人として始め、当初のわずかな期間は、韓国の方にお手伝いをいただきましたが、その後今まで、ほとんど「独学」でやってきました。
ですから、「業界の常識」とは、無縁の道を歩いてきました。
キムチでアミノ酸やたんぱく加水分解物までをの「無添加」を実現するというのは、業界内では殆ど類例を見ません。

僅かな例としては

 

●単純に、それらを入れないだけ

これは、ただ「まずい」キムチとなるだけです

 

●天然系のエキス類(しいたけ、昆布等)を加える例

これも、ただそのエキスの味がするだけ、という結果に終わります

 

というようなものがあるだけです。

 

やがちゃんキムチの製造工程は、そのような単純なものではありません。

かつて好意で、他の同業者さんにお教えしようと思ったことが何回かありましたが、いずれの時も、あまりに煩雑複雑で手間のかかる作業であることに驚かれ、途中で帰られてしまいました。

 

仮にこれから誰かに教えるとして、今の私のように作れるようになるまでには・・・

そうですねえ・・・

やはり、20年くらいは必要なのかも知れません。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

斬新な新商品! 頒布会、わずかな追加可能です

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写真上三枚は、「天使の海老」とそれをキムチにしたものです。

「天使の海老」は、ニューカレドニアで純水飼育されたクルマエビ。旨味に満ちて、とても美味しい海老です。

ですから、このキムチは絶品!

 

写真下三枚は、「ベニズワイガニのカニ味噌のキムチ」です。

これまた、磯の香りたっぷりの珍味。ご飯に乗せて召し上がれ!

 

と・・・・これ、やがちゃんのどこで売ってるの? とお思いでしょうが、「売っていません」

 

実はこれ、7月から12月までの6回定期配送企画「第一回頒布会」の限定商品なのです。

こう言った、斬新な新商品をいち早くお届けする、「頒布会」。

当初は、初めての試みで、会員数限定で募集して、すぐに定員になりました。

7.8月と企画をこなして来るうちに慣れてきまして、若干ですが、余裕も出来ました。

 

そこで、全6回はもう間に合いませんが、5回か4回の「途中参加」の少数の追加募集をいたします。

こちらからどうぞ

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

いじめについて

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学校での「いじめ」が話題になっています。
いじめから逃れるために、自ら命を絶ってしまう悲劇も続いています。
駄目です。命を軽く捨ててはいけない。
君の辛さは、想像するにあまりある。それでも、絶対に駄目だ。そんなことをして、
幸せになる人は誰も居ない。


逃げろよ。徹底的に逃げて、学校の先生や親が駄目なら、声をあげて、他の人に訴えよう。警察でも、役所でもいい。大人に訴えよう。きっと誰かが、動いてくれる。
  生きろ! 生きろ! 生きろ!
生き延びて、大きくなったら、いじめの無い世の中を作るように、若い世代のために、働こう。人様のために働こう。そして、世の中を明るくして行こう。
  お父さん、お母さん。
あなたの子が、いじめをしたり、されたりしていたら、それがすぐに分かりますか?
子供の顔つき、言葉遣い、目の光、いつも見ていますか?
子供に、ちゃんと三度の食事を作ってあげていますか?
インスタント食品で間に合わせてばかりしていませんか?
一緒に、向き合って食事をしていますか?
子供を守れるのは、まずは親です。
寄り添って、一緒に食べてあげてください。少なくとも1品は、手作りのおかずを出してあげてください。子供は、その味に飢えているのかもしれません。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

お刺身に添加物?

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スーパーで見つけた。美味しそうな「マグロ切り落とし」。

598円と安いので、あ、買おうかなと思って手に取ったのですが。

この底面に、ラベルが貼ってありました。え? と思ってよく見たら・・・

 

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韓国とイタリアのマグロ。 イタリアの本マグロは20%。
これはまあいいとして・・・
PH調整剤と酸化防止剤入り。 なぜ?


つまりは、「保存料」なのですよね。スーパーでの販売のために必要なのでしょう。

それと同時に、「色落ち」を防ぐためにも使われます。
綺麗なマグロの色が墜ちないように。

もちろん許可された添加物なので、使用を批判するわけではありません。

しかし、本来の「マグロの刺身」には、これらの添加物は全く必要のないものですね。

日本最大のチェーンのスーパーで並んでいたものです。

 

私は、買いません。

 

それに・・・・なぜ、底面表示なのでしょう? ひっくり返して見る人はあまりいないでしょうに。
表面に堂々と表示すればいいのにと思うのは、私だけではないと思います。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

お盆です

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お盆ですね。

お墓参り、行きましたか?
亡くなった肉親や先祖にお花やお線香を手向けることで、こちらの気持ちも清らかに、神妙になるものですね。

 

亡くなっていますから、姿を現したり声を掛けたりすることはあり得ないですが、墓前に立つと、墓石の向こうから懐かしい人が語りかけて来るような気がしてなりません。
こちらも、ついつい、心の中で答えてしまいます。

「すみません。もうちょっと頑張りますから」

何故謝る?

何を頑張る?

あれも、これも。

できなかったこと。やったけれど途中になってしまったこと。やれたはずなのに、手を付けなかったこと。

 

一時、「頑張らない」という生き方が、話題になりました。
それはそれで、ほっとする考え方でした。

けれど、頑張れるうちは、頑張らなくてはと思います。
自分がお墓の中に入るのは、まだまだ先。止まるわけにはいきませんね。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

五輪精神とやがちゃんキムチ

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ロンドン五輪が閉幕しましたね。

これほど五輪に熱中したのは初めてかもしれません。
毎日、夜遅く、朝早く、日本選手の活躍に拍手し、世界のスーパーアスリートたちの技にため息を漏らしました。

 

今回目立ったのは、「判定」 「公平公正」 の問題です。

各競技で「ビデオ判定」 「上位審判(ジュリー)」 が機能して、より公平な結果判定に繋がっていましたね。

また、あらためて五輪憲章の厳しさを思い起こさせる、「竹島フラッグ」問題も起きてしまいました。

メダルはく奪の可能性もあるそうで、複雑な思いにさせられます。

 

オリンピックは、小国同士の戦争に明け暮れていた古代ギリシャ地方の諸国が、4年に一度だけは。平和な時を過ごそうと決めて始まったものだそうです。

近代オリンピックになっても、飽くまで「政治から超越した平和主義を徹底して」 「参加することに意義がある」平和の祭典として、100年以上の歴史を刻んで来ました。

ドーピングやセックスチェックも厳しく行われ、真の公平公正の実現をさらに目指しているようです。

「嘘はつかない」

「余計なものは加えない」

この姿勢は、あらゆるスポーツの原点であり、さらに、我々の日常の活動にも影響を与えてくれるものです。

 

やがちゃんキムチは、小さな小さなキムチ店です。

しかし、素材と製法には、嘘はついていません。

余計なもの(=添加物)も加えていません。

聞こえの良い宣伝文句とともに並んでいる量産キムチとも、コンセプト無しに各地で作られるキムチとも、立ち位置が全く違います。

あらゆる添加物を排除することと、抜群の美味を実現することは、同時に成立させることがいかに大変であるかということは、あまり一般には知られていません。

ですが、支えて下さるお客様方のために、この姿勢は崩さずに邁進してまいります。

 

さあ、お盆ですね。

お墓参りをして、心新たに過ごしましょう!

 

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凄い金、キムチ100キロ送りたい!

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村田諒太選手、ミドル級(75kg)で金メダル!

とんでもない快挙です!

実は私、学生時代に少しだけボクシングを齧った経験がありまして、このニュースの素晴らしさに興奮しております。

 

ミドル級は、世界でも最も選手層が厚いところ。世界中に、強い選手が数限りなくいます。

そして、オリンピックの金メダルは、4年に一度のチャンスに、一度も負けないで初めて手に入れられる、至宝の勲章です。

プロの世界王者になることよりも、はるかに価値がある快挙です。

 

48年前の東京五輪で桜井孝雄選手が獲って以来の金メダル。
桜井選手はその後プロで大活躍しました。

村田選手も、ぜひプロに転向して、頂点を目指してもらいたいです。

おめでとうございます!

送っていいなら、キムチを100キロくらいお届けしたいです!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

なでしこにありがとう! (お盆休みご案内)

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なでしこ、無念。 しかしよくやってくれました。

最後まで米国に挑んだ素晴らしいプレーの数々、胸に沁みました。

ありがとう、と言いたいですね。

 

さて。

お盆ですね。

当店は、

 

★14.15.16日の3日間はお休みさせて頂きますので、よろしくお願いいたします★

 

もちろん、ネットでの受注は365日行っております。

 

感動のロンドン五輪、間もなく終了ですね。

「第三国」へもフェアな応援をしてくれる、ロンドンの観客の方々にも感動しています。

さすが、産業革命や民主主義の発祥の地。歴史の奥深さを感じて、尊敬の念を持つようになりました。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

泣くな、ジャパン!

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ロンドン五輪、日本勢のチームプレイの強さが光りますね。
バレー、サッカー、フェンシング、アーチェリー、卓球、水泳のリレー・・・・続々と「●●年ぶりのメダル!」の速報が入ってきます。

 

男子サッカーも、初戦の強敵スペインを倒してから、目が離せなくなってしまいました。

女子の「なでしこ」は決勝へ。男子も行け!・・・と昨晩も応援しましたが・・・無念。

 

泣くな、大津。

泣くな、ジャパン。

 

ここまで楽しませてもらえれば、私たちは大満足です。
おかげで、サッカーを見る目がかなり肥えてきました。
日本チームの強さも、十分に分かってきました。

 

最後の3位決定戦も、もちろん応援致します!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

15年ぶりの故郷

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長野の親戚に急用ができ、トンボ返りで伊那まで行って来ました。

 

帰りの中央高速で、絶景で知られる「諏訪湖サービスエリア」に寄りました。
眼下に諏訪湖の眺望が広がっています。

湖の向こうに見える街並みは、岡谷市。その向こうの山は、上高地へと連なります。
画面右手の山頂は、霧ヶ峰、車山、蓼科の高原地帯です。

 

空気がきれいなこの町では、今でも精密工業が盛んですね。

冬にはこの湖が凍り、ワカサギ釣りの名所ともなります。

冬の諏訪の底冷えは、北海道在住経験もある私の経験でも、日本一です。

 

カメラを持つ私の背中には、南アルプスの東端の山地が聳えています。

その中で、私は生まれました。

今ではその集落は過疎で解散し、人は住まずに熊やイノシシの天国となっているようです。

 

15年ぶりに訪れた故郷の空気は、美味しかったです。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

水の味

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水の味が分かりますか?

 

恥ずかしい話ですが、私は長い間、「水の味」が分からないでいました。

 

数十年間東京下町に住んでいましたが、生まれ故郷の長野県の親戚が訪ねてくると必ず言われることが、「東京の水は、臭くて飲めない」でした。

 

私が生まれた山奥の実家には、裏山からパイプが敷いてあり、そこから常に冷たい清水が流れているのですが、4歳の時までしか住んでいなかったので、味の記憶がありません。

私にとって水と言えば、東京の水道水のことでした。

長い間、水とはそういうものだ、と思って飲んできました。

東京の水がカルキ臭くてまずいと感じるようになったのは、30代を過ぎて、キムチの無添加製造にこだわり始めてからのことなのです。

 

アミノ酸の化学調味料を廃し、すべて天然の食材から味を作るようにしてから、水に対する味覚も敏感になって来たようで、「雑味」「薬臭さ」「化学的な味」というようなものに敏感になって来た気がします。

 

ミネラルウォーターにもいろいろあって、それぞれに「味」がありますね。

イオン分解をしただけの水、天然の水、硬水、軟水、湯冷まし・・・・それそれに違う風味です。

本当に美味しい水の味が分かれば、食べ物全体の「味」に関しても正しい評価が下せるようになるはずです。

 

まずは、水から比べてみませんか?

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

ミョウガの味噌キムチ

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夏、ミョウガの季節!

ミョウガは、「香りの野菜」ですね。

味よりも、鼻から抜ける独特の香りを楽しむもの。

日本人の味覚、嗅覚に訴える代表的な「香り野菜」です。
外国の方に、これが分かるかな? とも思いますね。

 

このミョウガに合わせて、「味噌ヤンニョム」を作ってみました。

あの「夢味噌」をベースに、ヤンニョムジャンを配合した、絶妙のタレ。

 

ミョウガの味噌キムチ」、発売です!

ビールにも合います!

 

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うな丼に、ミョウガ味噌キムチを一切れ乗っけて・・・。

美味しかったです。

 

ミョウガを食べすぎると頭が悪くなる、というのは、根拠のない迷信です。
貴重なミョウガを食べすぎないようにということからいわれたとか。

むしろ、集中力を増す効果があるそうですよ!

 

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座敷童を信じますか?(メールマガジンより)

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本日配信のお客様向けのメールマガジンをご紹介します

 

 

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 最後の職人、無添加の「やがちゃん」からです

                                     2012.7.27

      ◎ やがちゃんキムチ ◎

       http://www.umakim.com

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こんにちは

無添加キムチ職人の「やがちゃん」です。
暑いですね!

 

今日は、キムチの話題から離れて、雑文をお届けします。

 

8月のお盆には、妻の実家のある会津の山奥に行きます。
昨年は、こんなことがありました。

実家は田舎らしく古い大きな家で、庭も広いです。背後には鬱蒼と木々の生い茂る山
が控えています。
例によって、夕食は庭先でのバーベキュー。
会津では定番のマトン肉やニジマスを焼いて食べて、ビールも平らげて、さあ、寝ま
しょう、ということになりました。

山に囲まれ、街灯などもなく、夜はひたすら暗い。月も出ずに、真っ暗な二回の部屋で
私はすぐに寝入ってしまいました。

そして、深夜。柱時計が午前3時の音をボーン、ボーン、ボーンと打った音で目を覚ま
しました。
いけない、電池の切れていたアイフォンの充電をしておかなくては、と、部屋の隅のコ
ンセントにつなげて充電をしようとしたら、うまくいきません。うんともすんとも動きません。
まったく駄目です。

残りの電池残量は5%。もう切れる寸前。困ったなあ、と思い、暗闇の中であれこれ試
していたら、障子越しに、目の前の廊下を小さな影がすっとよぎるのを感じました。

うわ! と驚いて、顔を上げたら、真っ暗で何も見えません。

ん? 小学生の息子が起きてトイレにでも行ったのか?と思い振り返ると、息子は大の
字で部屋の中央で寝ています。ならば今のは誰だ・・・。

手を伸ばして、そっと障子を開けてみました。

廊下は古い木の廊下で、歩くとミシミシと軋みます。
でも影を感じた時には、何も聞こえませんでした。おかしい。気のせいでしょうか。

それでも私は、アイフォンの電源が気になって、あれこれと端子をいじったりしていま
したら、今度は天井が、ガタ! と鳴りました・・・。

びっくりして見上げたら、真っ暗。でも、天井の隅に、何かがぼんやりと浮かんでいる
感じもします。

え?・・・・なんだろう。

アイフォンの隣に、デジカメが転がっていたので、それを持って、そのぼんやりとして
いるものに向けて、シャッターを切ろうとしました。

でも。

デジカメは、動きませんでした。こちらはまだ充電が満タン近く残っていたはずなのに
作動しません。なぜでしょうか。

すると背後で、またすっと影が動く気配が・・。

私は、霊だとか黄泉の世界とか、その類のことはまるで信じていません。
でも、、さすがに気味が悪くなり、そのまま10分ほど・・・いや、もっと長かったか
もしれませんが、畳の上で、寝ることもできずにじっと身を起こしていました。

影はその後も何度か、す、す、と障子の向こうで動きます。
天井は数回、ガタ、ガタ、と鳴りました。

気がついたら、朝でした。鳥が鳴き、裏庭のせせらぎの音が聞こえました。
いつの間にか、寝入っていたようです。

朝、居間で義父に顔を合わせて、おはようございます、というと、無口な義父はいつも
のように何も答えないでお茶を飲んでいましたが、急に変なことを言いました。

「ワラシが出たべ」

「え?」

「二階で音がしてたな。ワラシだ」

「ワラシ?」

「ワラシだんよ。知らねえか」

何のことだか分かりませんでした。

朝食後、山道を登ったところにある義母の墓参りをしました。
リンドウや秋桜が道端に咲いていて、それをたくさん摘んで墓前に飾りました

午後、千葉に帰る高速道路で、私は妻子に昨晩の話をしました。

 「俺、お化けを見たかもよ」と。

すると妻が、「ワラシじゃないの? あたしは信じないけど」と言いました。

「ワラシって何だよ? お義父さんも同じこと言ってたな」

「知らないの? 座敷童子よ。あの辺ではよく聞く話よ」

「え! 座敷童子のことか! 本当にいるのか!」

「馬鹿ねえ。居る訳ないじゃない。お酒飲み過ぎて、変な夢でも見たんじゃないの?」

言葉に詰まると、息子が、「仮面ライダーでも、座敷わらしが出てくるよ!」と割って
入ってきました。

充電できなかったアイフォンは、自宅でつなげたら、すぐに復活しました。
デジカメも、ちゃんと動きました。

あれは、夢だったのでしょうか?

 

・・・・・・・

 

以上、夏の夜の夢のお話でした。

夢でしょうか、本当に? 当の私は、そうは思っていないのですが・・・

 

今日はこれで失礼します。

美味しい無添加キムチで、酷暑を乗り切ってください!

  http://www.umakim.com

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公式ブログも、更新続行中です

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フェイスブックもよろしくお願いします

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それでは、よろしくお願い申し上げます

 

(このお知らせは、やがちゃんキムチ本店サイトでお買い上げのお客様に
お出しいたしました。今後お知らせメールがご不要の方は、このまま
ご返信くださいませ。次回以降の配信を停止させていただきます。)

 

有限会社ワタマン  (やがちゃんキムチ)

  http://www.umakim.com

 メール   yagachan@gmail.com

  〒277-0062

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

この手が、最大のレシピ

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やがちゃんキムチの各商品には、もちろん所定の「レシピ」というものがあります。

タレつくり、各製品作り、その微に入り細に亘り、詳細なレシピがあります。

では、そのレシピさえあれば、だれでも同じものが出来るのか?・・・ですが、答えは NO ですね。

 

理由は、レシピには書き込めない、微妙なニュアンスの要素が多々あるからです。

例えば、素材の手触りに合わせてタレの塗り方を調整するとか、季節の天候に応じて、タレの配合自体をその日ごとに変えるとか・・・

 

日々、全く同じ作り方をしている訳ではないのです。

全部が手作業ですから、全ては「手や体で感じる感覚」に応じて変化します。

つまりは、

          「全てこの手で作っているから」です。

「手作り」を標榜する製品は世に数ありますが、やがちゃんキムチは、「この手による」、100%の

手作りです。

長年ご愛顧頂けている最も大きな要因が、そこにあると思っています。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

冷やしメニューブームですが

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冷麺! 暑いときには美味しいですよね。

冷麺は、最初から冷やして食べるように作られています。

寒い冬でも、冷やして食べます。

焼き肉料理の後などは、実に美味しいですよね。私も大好きです。

 

ところで最近は、「冷やし食」ブームだそうです。

凍らせてビールを飲んだり、ラーメン全体を冷やして食べたり、野菜を冷凍させて食べたり・・。

カレーライスやパスタをを冷たくしたりと・・・

まあ、それなりに美味しいものではあることはわかります。

 

が・・・・。

冷麺のように冷やして食べるように作られたものならいいのですが・・・

本来熱くして食べるものまで冷やして食べることで、起きやすい弊害には気をつけましょうね。」

 

●せっかくの味や香りが分かりずらくなる

  これは、作り手からしても食べ手からしても、もったいないことです

  カレーやラーメンを冷たくすることは、私自身は絶対にしません。

  もちろん、冷やし中華のように、初めから冷やして食べるように作られたものならいいのですが。

 

●衛生面が心配

  熱くすることで殺菌している側面があります。くれぐれも衛生面にはご注意を!

 

●体を冷やし過ぎてはいけません

  冷えは万病の元。

  たとえば、キムチ自体は冷やして食べるものですが、しょうがやにんにく、唐辛子など、

  体を熱くする素材がたっぷりです。だから、ポカポカしますよね。

  とにかく、体を、冷やしすぎないようにしましょうね!

  冷やし過ぎると、また外界が熱く感じてしまいますし。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

レモン牛乳

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高速道路のサービスエリアの売店で見つけた、「レモン牛乳」。

あの「ゆうじこうじ」の漫才で、栃木には当たり前に売っていると聞いていたので、どんな

ものかと・・。

このサイズで、90円でした。

飲んでみて・・・・うん。まあ、レモンの香りはしましたね。

うん。

以上。

そうですねえ・・。

どうせつくるなら、もっと高くてもいいから、牛乳やレモンの味が濃厚な方がいいかな、と。

でも、高くちゃ売れないのかな?

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

和食の味付け

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和食の味つけの特徴

 

和食、洋食、中華、韓国食と、食のジャンルは様々ですね。

さらには、各国の独特の料理店が、東京などの大都市には無数に並んでいます。

メキシコ料理、トルコ料理、インド料理、タイ料理、ハワイ料理、ブラジル料理、・・・・などなど。

その中で、日本食(和食)というものは、味付け上どういう特色を持っているのでしょうか。

考えられることを書いてみます。

 

和食は・・・・

 

●素材の味そのものを味わうことに重点が置かれる

旬の食材を、一番美味しい時期にできるだけそのまま味わうことが最高とされていますね。

 

●味つけは、基本のだし(昆布、かつお、いりこなど)をベースに、塩、醤油、酒、みりん、酢などで薄い味付けにする。

揚げ物以外は、油は多用しない。

 

 

●基本的に「まぜこぜ」はしない。和え物というものもあるが、それでも、ひとつひとつの素材の味を消してはいない。

 

これは、たとえば、韓国食との大きな違いの一つです。
韓国では、ご飯におかず類を入れ込んで混ぜて食べる「ピビンパ」というものがありますが、ピビンが「混ぜる」、パは「飯」だそうです。
チムというメニューも、素材に野菜やキムチなどを混ぜ込んだ「ごった煮の和え物」ですね。
韓国の方は、すべてを「一緒にして」、新たな味にして食べる、ということを好むようです。
私はこれを、「ピビン文化」と呼べると思っています。

 

もちろん和食にも「混ぜる」 はありますが、あくまで、基本は「その素材そのものの味の重視」だと思います。

 

●もちろん、無添加が基本。化学調味料は使いません。

 

ただし、小売りされている加工食品では、化学調味料を使っているものが多いです。
これでは、和食本来の味は楽しめませんね。

 

せっかくこの国に生まれた私達。自分の国の食文化をもっと深めたいと思います。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

添加物を摂り過ぎると、こうなる

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  添加物を摂取しすぎるとどうなるか

 

添加物を使った食品は

 

●味も色も粘性も濃く、見た目には綺麗です

●化学調味料のおかげで、表面的には「美味しさ」を感じさせます。

 

こういう食品に慣れてしまうと、人は、簡易的な「味覚障害」に陥ってしまいます。

素材の本来の味が分からなくなり、人工的なものを「美味しい」と感じるようになってしまいます。

素材が薄いため、得られるはずの自然の栄養も足らなくなります。

足らない分、量を食べるようになってしまい、また、場合によっては「サプリメント」に頼ることにもなりかねません。

 

元来、「本来不要なもの」を過度に摂取すれば、体にいいわけがありませんよね。

個別の添加物の摂取が体にどう影響するかは、実にデリケートです。
科学的なデータがあるわけでもありません。

ですが、本来不要なものは、その言葉の通り、要らないのです。

全くの私見ですが、、添加物まみれの物は、性格も変えてしまうのではないかとさえ思います。
もちろん、根拠ははっきりと書けません。ですが、確かにそう感じています。

 

手作りで無添加の家庭食を、お母さんが毎日作ってくれるような家庭のことを想像してみてください。

 

そのような家庭は、きっと家族の絆がしっかりと出来ています。

親は子のことを、子は親のことを愛し、家庭がすべての生活の基本になっているに違いありません。
愛し合い、信頼し合っているからこそ、「手を掛けた食」を作ることが出来るのです。

 

一方、インスタント食品ばかりを与えて、簡易な食品ばかりを摂らされている子供のことを想像してみてください。

常に個食で、会話も無く、もちろん笑顔も無い。テレビのアニメを見ながら、カップめんばかりをすすている・・。
そういう食習慣が、何を呼ぶのか。

いろいろと想像できますよね。

 

添加物に慣れた体、味覚を元に戻せるのか

 

できます。これは、経験的に言うことですが、間違いなくできます。

一つの方法を書きましょう。

 

●家庭の台所から、化学調味料を一掃する

まずは、無くしてしまうのです

 

●薄味の食事を心がける

素材の美味しさを知るためには、味付けを薄くするのが一番です。

最初は物足りなく感じますが、やがて慣れてきます。

 

●和風のだしを作っておいて、利用しましょう

昆布、いりこ、干し椎茸などを一晩水につけて置いて、翌日一回だけ沸かします。

覚まして、冷蔵庫で補完しながら、化学調味料を使うような場面で代わりに使ってみてください。

え? というような味の世界に気づくようになります

 

●外食は、高くても無添加のお店へ

安い外食店舗が増えていますが、素材や調味方法には、大いに疑問があります。

事前に堂々と「無添加ですか?」と問い合わせて、お店を選んで行ってください。

こういうお店は確かに高いですが、プロの味付けで感動することに繋がります。

中華や韓国食等のアジアンのお店には、無添加の店はほとんど見当たりませんが。

 

こうした生活を、一か月ほど続けると、必ず変化が現れます。

 

まず、従来美味しいと思っていた添加物多用の加工食品が、不味く感じられます。

水道水のカルキ臭も感じられるようになります。

そして、自然と「無添加のもの」を好んで選ぶようになって行きます。

 

こうなれば、もうあなたの味覚は、プロ級といって差し支えないでしょう。

体調もぐんぐんと良くなって行くはずですよ。

 

勝負は、一か月。そう思います。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

添加物の基準について

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    食品添加物の認可基準

日本は、諸外国に比べて、食品添加物の規制が厳しいとよく言われます。

では、その「厳しい規制」の規準は、どのように決められるのでしょうか。

簡単に書くと、以下のような決め方らしいです。

 

Aという食品添加物の認可基準を下す場合・・・

●ラット(ねずみ)に、所定量を食べさせたり注射したりします。

●何らかの異常が発症した時に使用をやめ、その量を計測します。

●仮に1キロのラットだとしたら、人間の体との体格差を計算して、ラットで10gまで異常なしだったら、人間ならその70倍程度の、700gまでならOKと、「推定」します。

 

●その推定値を、さらに100倍します。この場合なら、700gの100倍、つまり7000g(7キロ)までなら、使用可能、という結論を出し、それを認可します。

 

 

というようなことだそうです。

 

つまり、

 

 

●実験対象は人間でなくネズミ

 

●100倍の基準にしてあるから安全のようですが、複数の添加物の「相乗効果」については、勘案していません。

 

●そもそも、添加物を禁じようという精神は無く、認可する方法を巧みに構築しているように感じられます。

 

●政治的な配慮をすることもあります。

 

 

たとえば、アメリカ産の柑橘類に使われているワックス剤は、アメリカ本国でも認可されていないほどに毒性が強いのですが、なぜか、日本では認められています。

危ない、と思いませんか?

前の記事でも書きましたが、

 

本来要らないものを、なぜここまでして認めて、使わせるのでしょう。何のために??

 

 

それは、どう考えても、

 

大量生産、大量消費の消費生活を促進するため

 

と考えざるを得ません。

 

人間の生活とっての食生活の重要さ、本来のあるべき食品の姿のことなど、
見逃されているのです。

 

これでいいのでしょうか?

 

こういうことを続けていたら、添加物ばかりを食べる日本人は、どうなっていくのでしょうか・・。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

添加物は品質の低さの証明

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      あらためて、無添加 のこと

やがちゃんキムチの全ての製品には、

●保存料 着色料 酸味料 増粘材 PH調整剤

などだけでなく

●アミノ酸(調味料) たんぱく加水分解物

までも、無添加です。 一粒も加えていません。

 

理由は

加える必要がない

からです。

 

加える必要ということは、どういうことでしょうか

 

保存料・・・スーパー等での長期陳列販売等に耐えるために、一種の「殺菌剤」を使う必要

着色料・・・本来の素材を使っていないか、稀薄であるかのため、人工的に着色する必要

酸味料・・・人工的な風味づけと保存性を増す必要

増粘材・・・素材が薄いために、流れ出てしまうことを防ぐ必要

PH調整剤…保存性を増す必要

アミノ酸・・・味が美味しくないために、化学的、人工的に旨味を増す必要:さらには、上記

       のような添加物の味を「消す」必要

たんぱく加水分解物…同上

 

というようなものです。

 

上質な素材を十分な量使えば、添加物などは入れる必要がないのです。

 

端的に言えば、

 

添加物というものは、品質の低さの証明であるのです。

 

品質の低いものを添加物を大量に入れて、「ごまかし」で作る行為は、横行しすぎるほどに横行しています。

保存料や着色料等を使うのは、論外な行為です。その時点で、既に失格だと私は思っています。
たとえば、イケメンシェフのプロデュースキムチなどと銘打って並んでいるものも、そのひとつです。

保存料や着色料等が無添加でも、アミノ酸やたんぱく加水分解物を入れる例は、枚挙に暇がありません。
なぜか。理由は簡単です。
添加物を入れずに本来の味を出すのには、途方もない手間とお金がかかるからです。

化学調味料10gと同じ味を出すためには、昆布やカツオを数キロ使わなければなりません。

 

コストだけを考えても、かたや数円、かたや数千円がかかるのです。

 

しかし、これを技術的に克服することこそ、製造者の責務であるのに、ほとんどすべての製造者は、それを放棄しているのが現状です。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

宇都宮ギョーザ!

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美味しいギョーザを食べたくて、餃子の町、宇都宮にやってきました。

駅前の有名どころを何店か回りましたが、今一つ。

そこで、宇都宮在住の友人に知らせたところ、

「それはけしからん! 本当においしところに連れて行ってやる!」

と言われて来たのが、ここ。正嗣」 (まさし)です。

 

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店内、大行列。

友人の話だと、このお店はあまりPRにお金を掛けないので、お客さんはほとんど地元の方だとか。

 

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ギョーザを焼くのは、店主一人。 二つの焼き用の丸鍋と、一つの水餃子用の大なべを、一人で駆使しています。

 

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上が焼き餃子(2人前)

下が水餃子。

水餃子は、お湯に入って出てくるものに、醤油やラー油で味付けします。

 

キャベツとニラとひき肉だけの具材。

味つけもシンプル。

いくつでもスイスイお腹に入ってしまいます。

私は結局、5人前を平らげてしまいました。

 

シンプルな美味しさが、40年続いている秘訣なんですね。

美味しかったです!

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

帯広競馬場で

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仕事で、北海道の帯広に行って来ました。

終了後、地元の方と一緒にお食事。この写真の場所です。

ここは・・・・そう。競馬場です。

あの、重たい荷物を引っ張って歩く、「ばんえい競馬」の帯広競馬場なのです。

4か所あったばんえい競馬場も、今はここだけになったそうです。

 

この競馬場の敷地内に、レストランがありました。

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上から、ラム肉。 キムチ(?)。牛肉。

キムチは、持参した「やがちゃんキムチ」の、「頂」、「チャンジャ」、「タラバガニケジャン」です。

お肉は、全部地元産です。

 

スパイシーな味付けで、堪能できました。キムチとの相性も抜群でしたね。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

おまけとデモのこと

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半期に一度の大おまけセール、本日で終了です!

お忘れなく!

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さて、一年の半分が今日で終わり。

ここまで、いかがでしたか?

原発再稼動に反対する市民デモ、画期的ですね。

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今後も続くようです。

時間があれば、私も出かけたいと思います。

皆さんもいかがですか?!

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

政局を離れて、お中元ですね

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実に不可思議なプロセスで、消費税増税案が衆議院を通過してしまいました。

次の選挙で、ご自分の選挙区の候補者さんが、これに賛成したか反対したか、が、投票の基準になりますね。マニフェストではなくて、「約束を守るか守らないか」で選べて、却って好都合です。

さて。

政局を離れて、季節は6月末。お中元の時期です。

お中元って、一か所においくら使いますか?

それは、さまざまですね。

「ちょっとご挨拶」程度のお中元だってあるでしょう。ならば、2000円程度でも十分ですね。

 

やがちゃんキムチ、自信の二品セットを、2000円のお買い得価格で設定しました。

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http://www.umakim.com/chanja/index.html

 

この二品、もちろん綺麗なプラスチック容器入り。

ギフト対応も致します。「のし」も指定できます。

送料を入れても、2800円。 お奨めいたします。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

大おまけセール始まりました!

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半年に一度企画する、「大おまけセール」

始まりました!

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やがちゃんキムチは、全商品無添加
恒例!「夏のおまけキムチセール」
3000円お買い上げごとに一つ、無料でもらえます。

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やがちゃんキムチは、「全商品無添加」で、職人やがちゃんが、全てをお作り致します。.

半期に一度の、大人気の「おまけキムチセール」、開催です。

  期間 2012年6月22日~6月30日

この期間中にお買い上げの場合、 3000円以上お買い上げごとに一つ、下記の「おまけ商品」を選べます。

3000円なら1個。6000円なら2つ、9000円なら3つです。

必ず、下記の、0円の「買い物かごに入れる」ボタンを押してお申し込みください。 ボタンを押してお申し込み頂いたものを、お送りいたします。押し忘れにご注意ください。

   《おまけ商品》

1)白菜キムチ 頂 300g簡易パック入り(900円相当)

2)生姜ヤンニョム 200g (880円相当)

3)マイルドヤンニョムジャン350g(800円相当)

4)チャンジャ200g  (定価 980円)

5)夢味噌 400g(定価 980円)

6)塩こうじ 300g   (定価 880円)

7)甲羅無しケジャン 100g (定価 880円)

8)カナダ産ホッキ貝峻烈キムチ 6枚 (900円相当)

半期に一度
『 夏の大おまけセール』
(2012年 6/22~6/30)

他の商品を3000円お買い上げごとに、以下の商品を一つずつ、無料でお買い上げになれます!   必ず、0円のお買い物をする形を取ってください!

★白菜キムチ 頂簡易パック入り 300g
(本年の大ヒット!)おまけセール商品

 betu88  3000円お買い上げに付き一つ
 特別価格 0円   

★生姜ヤンニョム 200g
(ブームの生姜! 脂肪が燃える実感!) おまけセール商品

 shouga22  3000円お買い上げに付き一つ
 特別価格 0円   

★マイルドヤンニョムジャン
350g

(驚くほどに何でも美味しくする万能タレ) おまけセール商品

 mts11 3000円お買い上げに付き一つ
 特別価格 0円   

★チャンジャ 200g
(チャンジャなら、やがちゃん)  おまけセール商品

 kk21222 3000円お買い上げに付き一つ
 特別価格 0円   

★無添加「夢味噌」 400g
(他の味噌が使えなくなります) おまけセール商品

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特別価格 0円   

★塩こうじ300g
(日本の味の神秘、塩こうじを使いましょう)おまけセール商品

  kouji344 3000円お買い上げに付き一つ
特別価格 0円   

★甲羅無しケジャン 100g
(ワタリガニの身だけのケジャンです) おまけセール商品

  kk2215 3000円お買い上げに付き一つ
特別価格 0円   

★カナダ産ホッキ貝の峻烈キムチ
6枚
(ホッキの甘味、青唐の辛み、ねぎの風味!) おまけセール商品

  hokki715 3000円お買い上げに付き一つ
特別価格 0円   

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

消費増税の大ペテン

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キムチ屋のブログに、政治のことは書きたくありません。

ですが、あまりにひどすぎる。

この「三党合意」とやらをした人は、実際、人として恥ずかしくないのでしょうか。

自公両党は先の選挙で国民から「退陣」を突き付けられたのに。

民主党は、さまざまの政権公約を掲げて勝ったのに、です。

 

これでは、選挙など必要ないではないですか。

 

なぜ、こういうことをする前に、選挙をやらないのですか。

あなた方は、詐欺師の集団なのですか。

国民を愚弄するのもいい加減にしろと書きたい。

この三党の人たちは、次の選挙でまとめて失業して頂きましょう。

 

消費税増税の大ペテン。

どう思われますか?

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

生姜ブームですが

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生姜(しょうが)が話題になっていますね。

ダイエットがらみの食材がテレビでその効能を報じられると、我も我も、という風潮になります。

最近では、トマトとかアーモンドとかも。

そして、生姜。

体を温めるという、基本的なパワーを持った生姜の実力は、ずっと以前から語られてきました。

 

やがちゃんキムチは、毎日のキムチ作りで、創業以来、必ず生姜を使っています。

ヤンニョムジャンに含まれる生姜の量も、相当なもの。

そして、1年半前から、

 「生姜ヤンニョム

という商品も発売し、「生姜だけのキムチ」 として、人気を博しております。

 

生姜の産地は、もちろん、国産。  高知産の根ショウガのみを使っております。

 

やがちゃんキムチが体にいい、数多い理由の一つには、もちろんこの生姜パワーがあるんです。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

手賀沼:最後のあやめ祭り

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我孫子と柏の境にある、「手賀沼」

この我孫子側の畔で今、「あやめまつり」が行われています。

天気のいい日曜日には、太鼓の演奏もありました。

 

このあやめ、菖蒲、藤棚の園、実は私有地だそうです。

初めて聞いて、驚きました。

手賀沼の畔の一軒の農家さんが解放しているもので、この大量のアヤメなどの育成管理も全てご自分で行ってきましたが、高齢のため、今年で終わられるそうです。

そうとは知らず、毎年のんびりと眺めていただけでした。

 

最後の年になるので、こうしてご近所の方が「祭り」形式にしたそうです。

知らなかったとはいえ、今までのご苦労を想像し、頭が下がります。

この美しいアヤメや菖蒲が見られなくなるのは、寂しいですね。

今まで、ありがとうございました。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキム

最初の海鮮キムチ(ホタテキムチ)

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北海道産のホタテで、形が崩れたものを使って作る、「ブロークン帆立キムチ

人気の品です。

 

実は、このキムチは、やがちゃんキムチが初めて作った「海鮮もの」のキムチなのです。

たっぷり300gも入って、980円。

このお値段は、もう原価すれすれ。

それでも1000円以下でお売りしたい、と頑張っています。

 

生のホタテの身とやンンニョムジャンの絶妙なマッチング・・・

あらためて、

美味しい!

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

ダイチャンのお母さん

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松戸市小金原の、「駄菓子屋ダイチャン」

店主の大村さんが体を壊し、閉店されたのが昨年の夏。

でも、75歳になる大村さんのお母さんが、どっこい店の灯を守っています。

日曜の午後だけ、子供たち相手に笑顔で開店。

「あたしの健康の元なのよ。子供の笑顔を見るのが楽しくて楽しくて」とおっしゃるお母さん。

 

いつまでも続けてくださいね。

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

ヤンニョムジャンの成り立ち

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大型のミキサー。

直径1メートルくらいある、工業用ミキサーの改造版です。

ここに見えている素材は、

牡蠣、ホタテ、にんにく、アミエビ、しょうが、人参

この下には、唐辛子や粉の素材

そして、10時間煮出した「肉スープ」も加えてあります。

 

この写真、スイッチを入れる直前に撮りました。ここまで来るのに、スープつくりから数えて

丸三日近くかかります。

スイッチを入れて、約一時間練り上げると、下のようになります。

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そう。これが、味の大元、「ヤンニョムジャン」です。出来立ての写真です。

ここからさらに手を加え、和風だしやコチジャン、醤油だれ、果実果汁を加えたのが、「マイルドヤンニョムジャン」。下の写真です。

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まだできたてですので、素材が粒状に残っています。

これらも、数日かけて唐辛子の刺激で溶けて行きます。

 

こうした過程を経て、やがちゃんの味の世界が展開されていきます。

もちろん、添加物の類は、一粒たりとも加えていません。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

がんばれ、おかわり君!

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西武ライオンズ、中村剛也。

通称、おかわり君。

私の一番好きな、プロ野球選手です。日本を代表するホームランキング。

 

今年は開幕から不調が続き、4月はホームランゼロ。チームも最下位。

ところが、交流戦前後から目覚めだし、昨日(5月26日)現在、5本。復調して来ました。

 

「飛ばないボール」になっても、この中村選手だけは、ポンポンと打ちまくり、注目されています。

打っても、ニコリともしない仏頂面。

この体躯で、猛然と走る俊敏性。

笑った時の、子供のようなあどけなさ。

これから先、また爆発してくれるでしょう。 がんばれ、おかわり君!

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

みんなでバーベキュー

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天気の良い20日日曜日。

ネット通販の勉強会の仲間と、都立光が丘公園でバーベキューを楽しみました。

全員で食材を持ち寄って、ワイワイと。

美味しく楽しかったです。

 

一番上の画像は、「キムチギョーザ」。

大阪から見えた、雁飯店の大岩さんのギョーザの具の中に、私が持参した「マイルドヤンニョムジャン」を加えて、即興で作りました。

これがまた、最高に美味しかった!

皆さんも、ご自宅のギョーザデーでお試しください。

マイルドヤンニョムジャンはこちらです。

 

いやあ、楽しかったです!

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

登別タコキムチ! テレビでブレーク中!

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登別のタコキムチ! 通称、「タコ地獄漬け」。

今、北海道内で大人気です。

地元のテレビ局で紹介され、「登別 鬼のイチオシ」 という地元の名品ブランドとしても

指名され、ブレーク中。

下のURL(アドレス)をクリックしてください。プリプリの大タコをゆでて、キムチにする

様子が放映されています!

 

http://www.stv.ne.jp/tv/jounetsu/movie/index.html?idno=20120507211124

 

この「登別タコキムチ」には、やがちゃんキムチがご協力しています!

このタレ味は、やがちゃんのエッセンスが詰まっています!

だから、美味しいはずです!

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

毛糸のマルカさん

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昔はどこの町にでもあった、手芸屋さん。

 

最近、トンと見なくなりましたね。

でも、東京は足立区の、竹ノ塚駅の駅前(東口、吉野家となり)にありました。

「マルカ」さんです。

歴史のあるお店で、毛糸、手芸用品なら、何でもそろいます。

 

私…実は、手芸屋さんというところに入ったのが、初めて。

この溢れんばかりの品ぞろえを見ても、すごいなあ、と思うばかり。

 

でも、巷は今、手芸ブームが巻き起こりつつあるとか。

マルカさんでは、ホームページでも販売しています。

こちらです

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

キムチバイキング、開始!

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やがちゃんキムチの人気アイテムが、24品。

その中から、お好きな7品を選んでいただく、「キムチバイキング」。

どれを選んでも、5900円です。

お値段的にもお得、そして、あれこれ選べる楽しさもあります。

 

発売した昨日から、多くのご注文を頂いております。

やがちゃんの神髄、これでお気楽に味わってください!

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

日本は報道後進国

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小沢一郎氏。さらに控訴される。

扱われている事件は、政治資金報告書上の、「年度違い」という些末な事案。
国を挙げて検察が「捜査」し、不起訴にしたものをさらに検察審査会が強制起訴し、それでも無罪になり、そして今回また、検察(指定弁護士)側が控訴。

 

この顛末を見ただけでも、なんらかの「意図」を感じるのは私だけではないでしょう。

小沢氏を特に支持している訳ではありませんが、小沢氏は、与党の中で「消費税増税反対」を唱え続けている存在です。反主流派であることは、明白な事実。

一方、現在の首相は「増税に命をかける」とまで言い切っています。

 

声を大にして書きます。

 ●新聞・テレビのマスコミが追いかけねばならないのは、この「国」の「意図」です。

  権力の濫用をチェックすること自体が、メディアの使命なのです●

 

この一か月間、メディアが馬鹿騒ぎのように報じて来たのは、あの「二股騒動」。

知的な国民にあんなものを流して辟易させているうちに、また「権力の裁判」が続いています。

 

日本は、報道後進国ですね。

 

 



by やがちゃん of やがちゃんキムチ

生きものの記録

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黒澤明監督  「生きものの記録」

 

1955年作。

米ソの原爆実験による放射能の恐怖に取り憑かれた一人の老人が、一族を引き連れてブラジルに移住しようとして、、そしてすべてが壊れて行く物語。

50年以上前の作品なのに、斬新なリアリティを持って我々に迫ります。

我々は今、原爆ばかりではなく、「原発」の恐怖と間近に対峙しているからです。

 

三船敏郎扮する老社長が、一言吐き捨てる場面があります。

「何という馬鹿なものを作っちまったのだ」

原子力は、人類にとって福音だったのでしょうか。

2012年、あらためて考えさせられる作品です。

狂人となった老人と、そうでない我々と、どちらが「まとも」であったのか・・・

いや、そんな議論自体が、無意味ではないのか。

何故なら、原子力というものは、すでに我々が制御できないものであるから。

 

ひとたび撒き散らされた放射性物質がその力を失うまでの時間・・・・25万年です。

25万年。

必見の映画がここにあります。

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

頂:電撃…ワイルドなんだぜえ・・・

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人気ナンバーワンの白菜キムチの「頂」に、新バリエーションが出来ました。

生青唐辛子を散らした、「頂:電撃」です。

ビビッと辛さが走ります。

でも、ひどい辛さではありません。適度な刺激。

マイルドよりもワイルドを、とお望みの方にはおすすめな新商品です。

「ワイルドだぜえ」の「スギちゃん」のように、新発売以来、人気上昇中です。

頂と同じページ で販売中です。

 

ワイルドだぜえ・・・・・。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

水戸大洗、癒えぬ震災の傷

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上の写真は、水戸の「弘道館」です。

幕末の創設以来、幾多の風雨に耐えたこの旧水戸藩の藩校も、昨年の震災でご覧の通りに甚大な被害を受けました。

現在は、文化財としての被害調査が進んでいます。秋口には改修が始まるとのことでした。

 

下の二枚は、地割れした大洗港の埠頭。

立ち入り禁止になっていますが、釣り客がちらほらと見受けられました。

早く復旧し、大型船舶が着くようになってほしいです。

 

このすぐ脇では、アウトレットモールが出来て賑わっています。

が、やはり復旧復興が先でしょう。

早く工事が始まりますように。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

大洗の明太子

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茨城県の大洗港に行って来ました。

アウトレットモールが出来たりして、以前よりずっと華やかですが、その一角に、明太子の「かねふく」の観光工場がありました。

 

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明太子がずらり!

試食コーナーに並んで、二種類の明太子が食べられます。

 

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工場の様子も、全面的に見られるようになってます。

計量、タレ漬け、等々、興味深く見学してまいりました。

明太子、美味しいですよね!

やがちゃんキムチの「スーパー明太子」、美味しいですよ。

 

    by やがちゃん of やがちゃんキムチ

世論調査されたこと、ありますか?

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 日本の「デモ」、以前よりかなり行われるようになったようですが、それをマスコミが報じないことが問題になっていますね。

何故でしょうか?

それと、新聞の「世論調査」で、いろいろな「世論」が作られていく事実・・。

私は今まで、世論調査をされたことが一度もありません。

選挙の時の「出口調査」をされたこともありません。

けれど、新聞やテレビでは、「世の中の人がこう考えている」、という報道が頻繁に流されます。

 

私一人がどう考えようと、世の中は変わりませんね。

しかし、そういう「私」が増えてしまうと、本当に変わらないですね。

 

今、ブログ、フェイスブック、ツイッターと、私たち個人が「発信元」になれるツールがそろっています。

声を上げても簡単に世の中は変わりませんが、そうかといって、黙っていたら本当に変わらない。

そう考える人が増えてくれば、いつかは変わる時が来る、と思います。

消費税、TPP,原発・・・・

 

私たち自身の頭で考え、決めて行きましょう。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

牡蠣を蒸すわけ

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牡蠣を蒸している画像です。

韓国の牡蠣と日本の牡蠣とでは、味がまるで違います。

日本の牡蠣の濃厚でミルキーな味わいは、世界のどこに行ってもそれに勝るものはありません。
しかし、高価。
そして、震災の影響で、さらに価格が高騰しています。

けれど、牡蠣は、やがちゃんキムチにとっては無くてはならないものです。

ホタテやアミエビ、ニンニクや生姜と言った生素材の一つとして、タレ(ヤンニョムジャン)の重要な素材の一つだからです。

 

こうして、生の牡蠣を蒸します。

工場には牡蠣のいいにおいが充満します。

蒸せば、味は逃げません。

もちろん、牡蠣も安全に殺菌されます。

 

やがちゃんが美味しいわけ、そして、それほどお安くできない理由の一つが、ここにもあります。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

除染に思う

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(画像は、ブログ うつくしまふくしま さんのものです)

 

福島第一原発の事故による放射能汚染を減らす「除染」。この4月から法制化もされ、本格化してきました。

けれど、国による作業は待ちきれないと、住民自ら共同して除染作業をするところが増えています。

あまりに広範囲で、あまりに国の動きは遅い。

こうした中、実際にその地域に住まう方の動きの方が、はるかに実効的で早いのですね。

 

ところで・・・・

こうした、費用も労力も自発的に出されている「協働除染」に対して、事故の原因を作った電力会社はいったい何をしているのでしょうか。
どの記事を見ても、除染に協力している、という内容は見当たりません。

おりしも、関西電力の大飯原発の再稼働を、政府が提唱しています。

この動きの方向性、矛盾を感じるのは、私だけではないですね。

この夏、原発なしで乗り切りたい。

強くそう思います。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

桜の誓い

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千葉の公園の桜はまだ八分咲きでした。

明後日に予想される風雨で散ってしまう前に、満開の姿を見せてほしいものです。

 

桜が咲くたびに、「ああ、今年も頑張ろう」と思います。

そう思い続けて、もう何十年でしょう。

 

望むことは、そのままの形ではできないことの方が多いのです。

それがこの世の常でしょう。

 

でも、キムチ屋としてできることは、しっかりと。

安全と美味を、今まで以上に両立させて。

 

お客様の「美味しかったです」が、唯一最大の励みです。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

新年度に新ページ

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個人でブログやホームページをお持ちの方も多いですね。

最近はツイッターやフェイスブックなどでも発信が出来ますし、スマートフォンの普及で、発信場面も増えてきましたね。

やがちゃんキムチのような、販売用のホームページは、近頃では、ほとんどのお店が、プロのデザイナーに依頼して作ってもらっています。

当店は・・・

はい、そうなんです。自作のページなんです。

だから、結構表示が崩れたりしていて、お客様からご指摘いただくこともしばしばです。

お恥ずかしい・・・。

そんな中、トップページのデザインを少し変えてみました。

ご覧くださいね。

やがちゃんキムチ 新しいページはこちら
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さあ、4月です。

新生活、スタート!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

ついにこの塩が登場!

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これ、お塩です。

彩湧塩(さいゆうえん)といいます。

この一瓶、40グラムです。

おいくらだと思います?

1680円です。

1キロに換算したら・・・・うわ・・!

 

でも、お味を見てください。納得されます。

しかもこの塩、なんと・・・「無添加」なのです。

 

沖縄宮古島の深層海洋水から作る塩をベース、昆布、しいたけ、あさり、酵母のエキスを配合。

驚くべき旨味を呈しています。

 

実はこの塩・・・・やがちゃんキムチとは深い関係があります。

あのベストセラー・・・「白菜キムチ 頂」に使っているのがこの塩なのです。

開発段階で分けて頂き、「頂」の販売が先行していましたが、このたび、この塩の一般販売も開始されたわけです。

とにかく一度お試しあれ。

あらゆる食生活の「味」が一変いたします。

お求めがこちらから。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

キムチは美人を作ります

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東京農業大学の新潟上越市の農場

ここで作られる「JAS有機大根」を使った「農大カクテキ」・・・本当に美味しいです。

 

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ところで・・・・

 

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韓国は「整形美容大国」だそうです。KARAの皆さんは違うと思いますが、若い女性の50%は、整形を経験済みだとか。驚くべき数字ですね。

しかし、整形はまさかしていないだろう年配の女性でも、韓国の方は、肌艶がよく、お若く見えますよね。

 

これは、食生活のおかげです。(とおもいます)

日本人などと比べると、日常的に、

唐辛子

にんにく

しょうが

魚介塩辛(乳酸菌豊富)

 

を摂取することがはるかに多い韓国の方々。

体内の血行を活発にし、老廃物質を排除し、新陳代謝を活発にして体を温めるものばかりです。

 

代表的なものが、「キムチ」

これは間違いのない事実です。

 

キムチに関してはいろいろな情報が氾濫していますが、やがちゃんキムチのリピーターのお客様なら、どれが「いいキムチ」であるか、もうお分かりですね。

 

やがちゃんキムチは、どれをとっても、無添加、正しい作り方、そして抜群の美味。

上記の「農大カクテキ」も、美人を作るキムチの一つです。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

添加物は、「売る人のため」のもの

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電気料金の「値上げ詐欺」が騒がれています。

増税なのに「一体改革」という「ごまかし呼称」が問題になっています。

お上がそうなんですから、下々の現場には、まやかしとごまかしが蔓延しています。

 

ところで・・・

 

スーパーに氾濫するキムチ。

言い飽きたことですが、

   なぜ、添加物をそんなに使うのでしょうか

 

保存料・・・人工的に日持ちを良くし、保存に耐えるように素材を痛めつけるもの。より多く売り、利益を上げるために使います。決して、食べる人のためではありません。売る人のためのものです。

着色料・・・天然の素材を使わないので、自然の色合いが出ないから、人工的に色を出すもの。ごまかしであり、「売る人のためのもの」です。

酸味料・・・クエン酸等ですが、キムチの酸味は、発酵によって自然と出るもので、最初から酸味料を加える必要はありません。入れると、保存性が増します、保存性が増すということは、自然の成分組成が壊れるということです。ごまかしであり、まやかしです。

PH調整剤・・・これも、保存性を増し、長期間の販売に耐えるためのものです。決して、「安全」のためのものではありません。キムチを正しく作れば、こんなものは不要です。ごまかしの材料であり、「売る人のためのもの」です。

●増粘材・・・粘り気を出すためのもので、本来必要な素材を少量しか入れないために、粘性が足らないので使う添加物です。キムチとは何の関係も無い合成物です。ガム材が原料のものが使われrます。「売る人のためのもの」です。

調味料(アミノ酸)、たんぱく加水分解物・・・・上記のような添加物を多用し、本来使うべき素材を経済性を考えて使わなければ、味が全く出ません。
だから使うのが、化学調味料やたんぱく加水分解物です。
キムチとは、何の関係もありません。
皆さんがこの手の多くのキムチを召し上がって「美味しい」と感じるのは、調味料やたんぱく加水分解物の味なのです。
ごかましの典型的な手口です。まさに、「売る人のため」のものです。

 添加物の使用は、「売る人のため」です。

よく、ご理解くださいね。

やがちゃんキムチは、添加物は使いません。
 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ
 

電柱も鉄塔も要らない

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街を歩きました。

少し視線を上げると、電柱、送電鉄塔が必ず目に入ります。

千葉県だから、すべては東京電力。ここまでの設備投資は大変なものだったでしょう。

電気が足らないから、電気料金を上げるという一方的な通告が問題となっていますが、東電にすれば、ここまでの歴史と実績があって初めて、電気の安定供給があるのだから、値上げは当然だ、という考えであるようです。

ちょっと待ってほしい。

この無数の設備への投資も、すべては、料金支払いという形で利用者が負担してきているのです。
原発の設置も含めて。
その「一番儲かる」原発を、準備を怠って破壊に至らせ、数十万の生活を奪っておいて、「値上げは当然」と言い張るその傲慢な論理はどうでしょうか。

これを破綻させられない国が、どれだけ東電に支配されて来たか。政治家も官僚も。

しかし、その源泉は全て、我々の払って来た、「世界一高い電気料金」なのです。

 

この不条理な構図を是正していくには、二通りの方向があると思います。

 

●東電を動かせる人々を選挙で選ぶこと

   こうすれば、発電送電分離や、東電の破綻処理が出来ます。

●そもそも発電所など要らなくなるほどの機器技術の開発をすること

   これが決め手となると思います。

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このマンションの一戸一戸のベランダに、その家庭のすべての必要電力を賄えるような、ソーラー発電機を置けば・・・。そうすれば、鉄塔も電柱も送電線も要りません。

発電所そのものが要らなくなります。

え? 何を絵空事だって?

 

ところが・・・技術開発は猛烈な速さで進んでいて、すでに、理論値ながら、太陽エネルギーの60%程度を有効に電力化できるソーラー機器を、大手メーカーが開発中というニュースもあります。
従来のソーラー機器では、10%台だそうですから、一気に5倍。
これなら、きっとまかなえます。

 

東電の不条理が明らかになればなるほど、技術者の情熱は燃えると思います。

きっとあと数年後には、「電柱除去」が話題になる世の中になる・・・楽観的すぎるかもしれませんが、町を歩いて、そんなことを想像しました。
そうなってもらいたいと思います。

次の世代の若者たちが安心して暮らせる社会にするためにも。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

流山の東福寺

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千葉県の松戸から流山に至る街道の脇に、このお寺がありました。

なんと、1200年前に作られたという真言宗の名刹、「東福寺」です。

 

街道からこのお寺に行くのには、この恐ろしく急な階段を登らなければなりません。

上から見下ろすと、崖から転げ落ちそうな感覚になります。

段数、登りながら数えました。 49段!

 

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建てられたばかりの「千佛堂」です。

この中に、有名な「千仏」が入っています。

 

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すごいですね、この数・・。

 

流山は、史蹟がたくさんある街です。

JR馬橋駅から「総武流山電鉄」の二両編成の電車に乗って、のんびりと巡ってください。

とても楽しいですよ。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

南国フルーツトマトキムチ

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高知産のフルーツトマトキムチ!

あの「南国土佐ドットコム」の井口ファームさんから送っていただきました。

そして、この極上の完熟フルーツトマトを使って、

南国フルーツトマトキムチ

を作りました。

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口に広がる、トマトの甘味、酸味、そして、ヤンニョムの辛み、酸味!

 

たまりませんですよ・・・。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

がれきの処理

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東北震災がれきの処理が遅れています。

野田総理は、他の自治体でも受け入れるように要請を出しました。

それに対する賛否両論ははありますが、一言書きたいのは、

   遅すぎる

です。

同じ国民、前に向いて再建をしていかなければなりません。

九州だろうが北海道であろうが、同じ国です。

東北の再生が無ければ、この国は立ち行きません。
この国が立ち行かなければ、私たち個人も生きていけません。

二度とこの悲劇を繰り返さないためにも、日本人には「覚悟」が必要だと思います。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

トマトキムチ?

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トマトがブーム?

一日数個で、ダイエット効果?

そんなニュースが流されたので、スーパーのトマトの値段がうなぎのぼり。

でも、トマトって、どうやって食べるのが一番でしょうか?

それはこれ。

トマトキムチ!

やがちゃんの特製ヤンニョムに漬ければ、いやはや、辛味と甘味と酸味がマッチして美味しいこと!

臨時販売を考えています。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

希望の虹

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虹を見つけた時に浮かぶ言葉なんですか。

「希望」ですね。

 

表しつくせない悲劇が、東日本の広大な地域で起こってから一年。

復興の歩みは遅く、絶望の二字が心に浮かぶ方も多いと思います。

 

自分には何もできない。日々の暮らしを送るだけで精一杯だ、と思う人も多いと思います。

正直に書けば、私もその一人であるとも言えます。

 

ただ、敢えて書きたいです。

希望だけは失ってはいけない。一歩でも、いや半歩でもいいから、前に進むことだけは、忘れてはならない、と。

そして、

「余裕が出来てからやる」

のではなくて、

「今、無理の無い程度にやる」

ということ。今、この時からでも。

希望の虹を、心に掲げましょう。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

FOODEX、日本は食の王国

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茨城の「筑波ハム」さんからチケットを頂き、「国際食品飲料展」を見学してきました。

FOODEX (フーデックス)です。

 

今年のテーマは、  「やるぞ、日本!!」でした。

例年なら、外国ブースがメインで、日本企業は端っこ少しだけでしたが、今年は国内メーカーが主役。

人だかりが大きいのも、国内ブースでした。

 

筑波ハムさんも人気でした。

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あれこれ試食してみても、海外の食品と比べて、日本の食品のレベルの高さが歴然として感じられました。

 

食材の特徴を生かし、繊細な感覚を生かして丁寧に加工を施す・・・。

そこには、土、水、空気とともに生きてきた日本人の特性が顕れています。

 

やはり、日本は世界一の食の王国です。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

ギョーザラーメンとは

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やがちゃんキムチ安食店の、裏メニュー

  「ギョーザラーメン」 です。

塩味の細麺。 野菜がたっぷり。 ギョーザの具の中身を炒めて、入れてあります。

裏メニューだから、店内には小さなPOPが壁の片隅に一枚貼ってあるだけ。

でも、段々と評判を呼び、これ目当てのお客様が増えてまいりました。

 

一度お試しあれ。 600円です!    うまい!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

にんにく醤油、十年の味の蓄積

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これ、にんにくの醤油漬けです。

中身のにんにくは、「にんにく玉と茎のキムチ」として売っていますが、にんにくのエキスが染み出たこの醤油は、継ぎ足し継ぎ足しで、もう10年以上も。

 

腐りません。常に新たな醤油とにんにくを補給していますし。

無添加の「丸大豆醤油」を使っています。角の取れたマイルドな味わいは、タレの主素材として最適です。

 

10年の蓄積で味が付いたこの醤油だれ、濃厚です。素晴らしい風味がついています。

 

これを、

富山湾ホタルイカキムチ

エゴマの葉キムチ

のタレの材料として使っています。

 

だからあの味が出るんですね。

 

10年の味の蓄積です。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

藤吉憲典氏の器たち

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一番下の写真は、「桜の箸置き」です。いいですねえ・・。

 

佐賀の陶芸家、藤吉憲典氏の「花祭窯(はなまつりがま)」の作品たち。

ネットで静かなブームになりつつあるようです。

 

鮮やかな中にも哀調を帯びた色合い。

滑らかな手触り。

日々の生活に、こういう器があると幸福ですね。

 

昨年の東京の個展で拝見し、ファンになりました。

東京では、5月27日から、また西麻布で個展があるようです。

 

現在、3月中旬まで、「佐賀城下雛祭り」というイベントで、唐津焼の市の中で、これらの独特の作品たちを展示販売もされています。

藤吉氏の奥様が器の説明もしてくださるそうです。

お近くの方、ぜひお立ち寄りください。

ネットでは、以下の2サイトで運営されています。

 

やきものやふじゆり

 

蕎麦猪口倶楽部

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

総理の嘘は疾しさの証拠

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政治のことはあまり書きたくないです。

でも、日本を代表する政党のトップ二人が、実際は「会った」にもかかわらず、子供のように「会ってない」と言い張るご様子・・・・見ていて、呆れた方は多いと思います。

 

会ったなら会ったでいいではないですか。信じた道を、堂々と進むのが男。嘘隠し立てをするのは、

疾(やま)しい心を持つ証拠です。

 

以前も書きましたが、今一度書きます。

この方々は、一体どこを見て政治をしているのか。ますますわかりません。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

頂 発売一周年 謝恩増量セール 本日まで

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白菜キムチ 頂 (いただき)

 

昨年3月に正式発売して、今月で発売一周年です。

 

ますます高いご評価を頂き、「頂」ファンは増える一方で、大変ありがたい限りです。

400g1260円のところ、 増量で 500g、お値段そのままの「一周年セール」も本日まで。

 

一度食べたら、元には戻れないですよ。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

高梨沙羅さん、ゆとりの大飛躍

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 高梨沙羅さん、中学3年生、15歳。

身長152センチ。

ごくごく普通の、小柄な女の子が、ついにジャンプワールドカップで優勝。

飛ぶ台飛ぶ台、記録を次々に更新。

恐れを知らない大飛躍を続けています。

 

こういった天才的な少年少女が次々と現れる日本スポーツ界。

なんとなくですが、「ゆとり教育」の賜物だと思えたりするのですが、ちがうかな・・・?

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

安食のギョーザ

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美味しそうなギョーザ・・!

実はこれ、「やがちゃんキムチ」のギョーザなのです。

やがちゃんキムチは、もともと、キムチとギョーザとお弁当の小売店でした。

発足したのは20年前。

それから変遷を経て、現在は下記二店が営業しています。

 

●柏本店  やがちゃんキムチのキムチ類は全部ここで作ります。

柏市光ヶ丘団地前。

キムチ類のインターネット通販と、店頭小売を行っています。

 

●安食店  もともともスタイルを守る、フルラインのお店です。

印旛郡栄町安食 ナリタヤ前。

弁当、ギョーザ、キムチ類の店頭販売と、ラーメンや焼肉メニューの
店内飲食提供もしています。

 

このギョーザは安食店で作って売っています。

通販もしています。こちらからどうぞ!

 

毎日食べても飽きないお味。この味で、20年間ずっとやって来ました。

栄町(人口2.5万人)でこのギョーザを食べたことのない人は、まずいないでしょう。

人気です。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

ネットの情報ツール

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ネット上にはいろいろな情報公開ツールが出来ました。

 

やがちゃんキムチの場合も、いろいろあります。

 

ホームページ

 

ブログ(ここ)

 

ツイッター

 

フェイスブック

 

あとは・・・・ グーグルプラスとか、ミクシイとか・・・。

 

発信する者は一人で、発信する場所がこれだけたくさんあると大変です。

一つ書けば全部連動して発信してくれるソフトもあるそうですが、私の場合は、それぞれに違うことを書いています。

情報も、取捨選択、整理が大変です。

さあ…次はどこに何を書きましょうか・・・。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

四日市 麩饅頭

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四日市で焼き肉屋さんを営むお客様から、頂いてしまいました。

名物、「麩饅頭」です。

栄昌堂さん謹製。

 

笹の葉のような葉でくるんであり、丸い小さな大福のようなお饅頭。

口に入れてみると・・・おお、やわらか! 麩の柔らかさ、滑らかさが出てますね。

餡は上質で甘さ控えめのこしあん。

うわ、これは美味しい。

 

生菓子だから、2日で食べなくてはいけませんが、これからどんどんいけそうです。

ご馳走様!

     by やがちゃん of やがちゃんキムチ

ソーラー発電

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私、はっきり言って「文科系」の人間です。

理科系、科学系の知識が希薄です。

電気のことについても、ほとんど分かりません。

ソーラー発電についても、全くの無知識といってもいいです。

でも、ちょっとネットで見て驚きました。

こんなの、あるんですね。

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アマゾンで売ってました。

5万円くらいです。人気のようで、ただいま売り切れ中です。

パシコンやテレビくらいなら使えるようです。

 

もっともっと技術開発してもらって、原発なんかいらないようにしましょうよ。

原発は、膨大なお金と必要とし、その経済効果に頼る社会を作ってきてしまいました。
確かに、j経済発展の牽引力だったのです。それは否定できません。

ですが、

直せないものは、作るべきでない

という単純な視点に戻るべきです。

何兆というお金は、この写真のような、安全無害であるものに使いましょう。

もっと実用的なものは、あっという間に出来るはずです。

そして、原発マネーがあるゆえの社会矛盾を一から断つ。

 

それをしなければ、もう日本は成り立たなくなって行くと思いませんか。

 

同じ国なのに差別を生む道具は、もう沢山です。

福島は泣いています。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

麹チャンジャ 頂  「あの味」です!

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定評の「チャンジャ」に、塩麹とヤンニョムジャンを配合した、

麹チャンジャ 頂

新発売しました。

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驚くほど深い味わい。甘味と辛みと旨味のマッチング・・・。

 

衝撃の美味しさでありながら、「ああ、この味!」と懐かしさを感じてしまう不思議さ。

 

とにかく、お試しあれ。

 

「あの味」です。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

農家のお蕎麦屋さん

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千葉県印西市の農村地帯。 こんな農家のところに

 

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看板も無いお店がありました。

お蕎麦屋さんのようです。

 

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お店というより、普通の畳間。

 

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柱時計も年季物。

 

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メニューは普通のお蕎麦屋さんです。

 

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美味しいお蕎麦でした。

店名・・・・忘れちゃった・・・・・。すみません。

北総線沿いの、鎌ヶ谷から走って左側。ニュータウン手前の農村地帯です。

 
by やがちゃん of やがちゃんキムチ

消費増税は大きな詐欺行為です

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再び、消費税のこと。

税金を上げるか上げないかを決めるのは、国会です。

増税を唱える議員さんたちは、こういうグラフをよく出して来ます。

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おお! 日本の所費税は安いんだ! と誰でも思ってしまいますよね。

でも、これは真っ赤なウソ。

このグラフの税率は、その国の「最高税率」のことで、食品や生活必需品の非課税制度があるなど、国情は様々です。
また、消費税以外の「直接税」の比率が日本よりはるかに低い国が大半。

さらに、税金ではないですが、水道光熱費や医療費、教育費など、生きて行くうえで必ずかかるコストは、日本が断トツで第一位です。

電気料金などは、世界中で群を抜く高さなのです。

そういう例も引かないで、こんなグラフを出して来るなんて、

 

国民は愚鈍である

 

と思い込んでいる、政治家や官僚さんの大きな勘違いです。

おかげさまで教育レベルが高く、情報も手軽に手に入る今の日本人は、以前の民度とは全く違う知識と判断能力を備えています。

こういう図もあります。

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消費税導入とともに、税収は減り続けています。

こういう事実は、政治家さんが誰もも語らないのが不思議です。

消費税は、一般大衆課税です。逆進性があり、所得の少ない人ほど負担率が上がります。

日本の貧困率がさらに高まることになるのは、間違いがありません。

気がつきましょう。

問題なのは、税の集め方ではなく、使い方なのです。

国民から1000兆円も借りて無駄遣いの限りを尽くして、もう借りられなくなったから増税をしようというあさましさ。

早く選挙をやって、そういう主張の方々の退場を促すしかないですね。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

キムチ塩こうじ、塩こうじ、発売!

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「キムチ塩こうじ」

 

「塩こうじ」

発売しました。こちらです

 

ご家庭のメニューに何にでもご自由にご利用ください。とにかく、「味の奇跡」が起きます。

 

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チジミのたれに使いました。

酢醤油に、キムチ塩こうじを垂らすと・・・・わあ・・・・・・!

 

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塩鮭にこうしてもみ込んで、一晩。翌朝焼いたら、うわあ・・・

 

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木綿豆腐にこうして塗って、冷蔵庫で3日置くと、すごいグルメの新メニューに・・・・チーズケーキのようです。

納豆のたれに使う・・・・GOOD

豚肉に漬けて1時間後に焼くと・・・・特上のお味。

麹って不思議な魔力を持ってますね。

やがちゃんのキムチ塩麹、塩麹は、低塩ですからとても使いやすいです。

塩も、韓国木浦産の海水塩ですから、ミネラルたっぷり。

そしおて、キムチ塩こうじの方は、あの、極上のヤンニョムジャンの辛みと旨味が・・・。

ご利用のその日から、お料理が数段美味しくなります。

 

キムチ塩こうじ

塩こうじ

 

どうぞ。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

大飯原発を何故・・・

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これは、関西電力の大飯原発。

ストレステストに問題が無かったそうです。

 

日本に50数基ある原発。

この再稼働が始まろうとしています。

 

福島であれだけの事故を起こし、あれだけの人々の故郷を奪っておいて、国はなお原発を動かそうとしています。

そのために、何十もの虚偽報告を繰り返し、なんとしても原発を動かそうとしています。

そこには、理由があるはずです。

いったん壊れたら二度と直せないばかりではなく、世界中に害悪を垂れ流すのが分かり切っている、原発。

動かすのも壊れたものを廃炉にするのも、故郷に戻れない人々の補償をするのも、国民です。

原発は、原発を保証しません。

 

こんなものを作った人間こそ、得体のしれない化け物です。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

日光  別邸 向日葵(ひまわり)

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日光駅から歩いて10分ほど。

 

別邸 向日葵(ひまわり) さんの瀟洒な佇まいがあります。

 

いわゆる、「デザイナーズホテル」ですが、日光の自然と史蹟に囲まれたこの立地に、この設備。

階段を上がれば、プライべートな露天風呂。

窓を開ければ、満天の星座たち。

 

わたしは先日、ある勉強会の折にこちらに泊めて頂きました。

あんなにぐっすり寝た夜は久しぶりでした。

豪華な夕食はもちろん、朝食のオムレツも最高です。

ホームページはこちら

 

「やがちゃんキムチ」から聞いて、とおっしゃって頂ければ、お話が弾むかもです。

先日、うちのキムチを召し上がっていただきましたので。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

総理の目はどこを向く

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ダルビッシュ、アメリカへ。

退団会見には、1万人のファンが集まったそうです。

まさに、日本球界を代表する「顔」でしたね。

 

会見を見ていて思ったのは、

「なんてきれいな目をしているんだ」

ということです。

真摯に自分の内心を吐露するその姿に、心が動きました。

 

 

同じ日に、野田首相の施政方針演説。

こちらは、他人の演説の引用と「増税は正義」という強弁ばかり。

最後まで原稿を見ながら読んでいたので、目の光を見ることもできませんでした。

 

野田さん。ごまかさないで。

あなたほど頭のいい人が、何故、今増税なのか。

何故、今、TPPなのか。

何故、原発稼働60年なのか。

 

あなたの目は、どこを向いているのですか。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

キムチチャーハン、おすすめです

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キムチチャーハン、お好きですか?

 

やがちゃんキムチは、作りたてをお届けしますので、白菜キムチの「酸味」が出るまで、相当の時間がかかります。

酸味のキムチもまた、無添加の場合は格別に美味しいですが、おすすめなのは、豚キムチやキムチチャーハンなどの加熱利用です。

酸味が旨味に変わるからですね。

 

キムチチャーハンのおすすめの作り方(3人前)

 

1)サラダ油で豚肉50gを炒めます。

2)人参やピーマンをお好みで加えます。

3)ご飯3人前を加えて炒めます。

4)やがちゃんの白菜キムチ150gを加えて、さらに炒めます。

5)適当なところまで炒めたら、味を見ます。味が薄いな、と思ったら、おすすめは、「つけだれ」です。

つけだれが無かったら、醤油でも代用できますが、これを少量(大匙1杯程度)加えます。

6)最後に、日本酒を加えて、香りをつけます。

 

炒めるときには、焦げ付かないように混ぜながらも、適当に焦がせるのがポイント。

カリッとして、美味しくなりますよ。

 

お試しください!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

空より高く

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岩手県の幼稚園の子供たちが、3月に歌った合唱。

 

もともと、この園で歌い継がれてきた歌だが、震災の悲劇に逢った人たちのために、子供たちが出来ることは何か、と考えた末、この合唱を録音し、ラジオの岩手放送に投稿したそうです。

 

合唱前、先生達は「本当にいこの歌でいいのか」と悩んだそうです。

なぜなら、「海より深く」という詩があり、それが、津波で被災した方々には酷なものでは無いかと思ったということです。

それを聞いたある園児が、「大丈夫だよ! 海より強くって続く歌だもん!」と主張したそうです。

先生たちは、それを聞いて、決断したそうです。

録音直前、歌の前に何かメッセージを入れた方がいいのではないか、と思いつき、子供たちに「出来るか?」と聞いたら、元気よく手を上げて、「出来る出来る!」と答えたそうです。
それが、冒頭の言葉なのです。

 

録音は部屋の窓を閉じて始めましたが、1回は失敗しました。

そこで、雑音が入ってもいいから、と窓を開け放ち、

「みんな、苦しんでいる人たちに声が聞こえるように、大きな声で歌ってね!」と二度目の録音をしました。

そしてこのテープが出来ました。

園長先生はそれを回想して、「もう二度とあんな出来栄えでは歌えないでしょう」と語っています。

それほどに子供たちの熱い想いが乗ったこの歌。

なんと、今では、リクエストのトップを占めるようになってきました。

 

昨日、このことを報じたTBSラジオの番組を聞き、涙が流れてたまりませんでした。

 

子供たちが元気で歌い、笑い、走り回る世の中こそ、当たり前の明るい世の中です。

被災地にその当たり前の日常が、早く戻りますように。

 

心から願います。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

2012年もよろしくお願い申し上げます

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 あけましておめでとうございます

 

箱根駅伝も終わりました。

新たな年が時を刻み始めています

今年はどんな年になるのでしょうか

 

昨年3月11日の大震災。

いまだその傷は癒えません

原発の危機は依然続いており、故郷に帰れない方々がたくさんいます

 

大増税の話も出てきています

TPPはどうなるのでしょうか

北朝鮮では何が起こってくるのでしょうか

ヨーロッパ経済はどうなるのでしょうか

ロンドン五輪では、何がもたらされるのでしょうか

アメリカは

中国は

日本は・・・

あなたの町では・・・・?

 

ひとつだけ確実なこと

それは・・・

私たちは隣人と

私たちの町は隣の町と

私たちの国は隣の国と

世界の人々と

つながっているということ

お互いに心を通わせているということ

そう信じなければいけないということ

そうすることが、全ての出発点であるということ

 

そう思う、2012年の新春です

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

年末ご挨拶

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12月31日、大晦日です

 

今年も大変お世話になりました。

 

震災で揺れ続けた、今年の日本。今まだ、被災が続いている方々がたくさんいらっしゃいます。

やがちゃんキムチの商売も、少なからず影響を受けております。

ですが、

『無添加で最高の美味を提供し、お客様に笑顔になっていただく』

という、やがちゃんキムチの経営方針は揺らぐことがありませんでした。

おかげさまで、この年末は、従来以上のお買い上げを頂き、嬉しい悲鳴を上げさせて頂きました。

「美味しかったから又頼みました」というお客様

「お歳暮でもらって食べたらおいしくて感激したので、今度は自分で買いました」

「無添加なので安心して頼めます」

・・・こういうご連絡が、本当に多い年末でした。

明年も、「よりお客様に支持される店」になれますよう、努力してまります。

相変わらぬご指導とご支援のほど、お願い申し上げます。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

年末ご注文はお早めに!

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やがちゃんキムチ、年末用にたくさんのご注文をいただいています。

年内にお届けの商品のご注文は、 26日までで締め切ります

ただし、受注状況によっては 24日あたりで締めさせていただく可能性もありますので、何卒お早めのご注文を。

私「やがちゃん」の一人手作り。

何卒、ご理解のほど、お願い申し上げます。

 

 本日現在の予約状況

 

12/20 発送分・・・終了

21~24日発送分(到着は22~25日)・・・・・まだ余裕あり

26日発送分(到着は27日)ほぼいっぱい

27日発送分(到着は28日)若干余裕あり

28日発送分(到着は29日)あまり余裕なし

29日発送分(到着は30日)若干余裕あり

30日発送分(到着は31日)まだ余裕あり

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

赤穂浪士

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元禄15年12月15日。(旧暦)

今から307年前の今日、あの「赤穂浪士事件」が起きました。

その40数年後に、この事件を題材にした人形浄瑠璃で「仮名手本忠臣蔵」が上演され、一気に世間の注目を浴びるようになり、今に至ります。

まさに、国民的物語。

47士という登場人物の多彩さ、忠義を尽くして仇敵への復讐を果たすという筋書きの小気味よさ。

最後は全員自害してゆくという結末・・。どれをとっても、「日本人好み」の物語です。

ですが、この物語はあくまで浄瑠璃の作品内のことであり、実際の赤穂事件の真相は、まだまだ闇の中のようですね。

諸説ありますが、私が読んだものの中で最も「物語」とかけ離れた説は、当時江戸を跋扈していた盗賊の一団が吉良邸に忍び入ったが捕縛され、打ち首になった事件が下地になっているという説。

まさかそれが真実だとは思いませんが、人の世の常は、「真実」は時間によってどのようにも変わって行ってしまうということ。

いったい真相はどうだったのでしょうかね。

やがちゃんキムチが「無添加:安全:美味」であるという真実は、変わりません。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

クリスマスにサンゲタン!

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先日発売した、「無添加 竹塩サンゲタン

おかげさまで売れ行きがよく、また、召し上がったお客様から続々と「美味しかったです!」のメールが寄せられています。

肉質がソフトな若鶏。
20種類の薬膳素材

それと、韓国伝統の高級塩「竹塩」。

サンゲタンは、韓流ブームにも乗り、多くの製品が韓国から輸入されていますが、殆どは、化学調味料入りで中国産素材使用。

このサンゲタンは、無添加。素材はすべて韓国国内産。

上品な味付け・・・。

もっともっと食べたい、と思わせる奥の深い美味しさです。

これぞ、韓国薬膳。

ローストチキンもいいですが、ぜひ、今年のクリスマスは、無添加竹塩サンゲタンで、HOTクリスマスを!

 

 

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柏、柏、柏

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Jリーグ柏レイソル、優勝!

万歳!

柏の町は歓喜の叫びに揺れました。 万歳!

 

今年の柏は、震度6の地震に遭遇し、そして、原発事故による汚染の「風評被害」に苦しみました。

けれど、柏の40万住民は、この美しい街並みと自然を愛しています。

「東の吉祥寺」とも言われるファッション性豊かな柏の駅前初め、柏の町には、若者も戻ってきています。

そこにやってきた、わがレイソルの優勝!

感無量です。

柏、柏、柏。

上野からわずか30分で、この活気ある柏の町にやって来れます。

ぜひ、ぜひ、お越しください。

やがちゃんキムチは、南柏下車徒歩20分、光ヶ丘団地の真ん中にあります!

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

無添加サンゲタン発売

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参鶏湯、ご存知ですか?

サンゲタン、または サムゲタン、と読みます。

雛鳥を一話丸ごと、煮込んだ韓国の薬膳です。

お腹の中に、薬膳素材が詰め込んであります。

韓国では、「夏のスタミナ料理」なのですが、まだ日本では「冬場の鍋料理の一種」ととらえられていますね。

レトルトパックのサンゲタンは各種ありますが、やがちゃんキムチは、韓国薬膳料理の第一人者、

柳ジュンソク氏と共同で、無添加のサンゲタンを開発しました。

アミノ酸その他、添加物はまったく使っていません。

使用している塩は、韓国伝統の高級塩、「竹塩」です。

現在、アマゾンで販売中です、。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%84%E3%81%8C%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%82%AD%E3%83%A0%E3%83%81-%E7%AB%B9%E5%A1%A9%E4%BD%BF%E7%94%A8%EF%BC%9A%E7%84%A1%E6%B7%BB%E5%8A%A0%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%82%BF%E3%83%B3/dp/B0069QOTMY/ref=sr_1_7?ie=UTF8&qid=1322355000&sr=8-7

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

ヤンニョムジャンの最終工程

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やがちゃんキムチの味の要、「ヤンニョムジャン」の最終工程です。

 

全ての素材をこうして混ぜ合わせます。

この量、約100キロ。

これを毎日繰り返しています。

 

牡蠣、ホタテ、あみえび、にんにく、しょうが、唐辛子、たまねぎ、人参・・・・・

 

あらゆる美味しさが詰まっています。

美味しいはずです。

 

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

OSMC優秀実践者賞、受賞しました

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あらためてご報告いたします。

オンラインショップマスターズクラブ(OSMC)は、全国の「独自ドメインショップ(楽天やヤフーなどのモール所属ではなく、独自に運営をするインターネット通販のお店)」の、日本最大、最高峰の団体ですが、毎年数名を選び、「優秀実践者賞」を授与しています。

業界では最も権威ある賞とも言われ、各店舗が一年間、この賞の獲得に向けて努力しているほどの賞です。
その賞を、なんと、当「やがちゃんキムチ」が受賞してしまいました。
ご一緒に受賞したのが、

「OZIE」ブランドで有名なオーダーワイシャツ専門店の「柳田織物」の柳田さん(最優秀賞)、

本場ヨーロッパの生ハムで大人気の「グルメミートワールド」の田村さん、

防音カーテン等の建材会社を女手一つで運営する九州の有名人、室水さん

です。

13日の日曜日、大阪産業創造館で、授賞式が行われ、ありがたく受賞いたしまして、講演もさせていただきました。

他の御三方と比べても、圧倒的に規模が小さい当店を、敢て授賞対象に選んでくださったOSMC森本会長は、

「震災後の義援金などの支援活動、関東の仲間店舗への支援活動」を、その理由に挙げてくださいました。

まことに有難いことで、身に余る光栄であります。

この大きな「賞」の権威を辱めることの無いように、今後も、「善を成す」ネットショップとして邁進してまいります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

キムチ鍋で風邪を吹き飛ばそう!

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うわ、辛そう!

でも・・おいしそう!

 

これは、豆腐やタラの鍋に、「ヤンニョムジャン」を入れたものです。いわゆる、「チゲ」ですね。

濃厚で美味しくて辛くて、冬には欠かせません。体中が温まります。

具材はお好み次第ですが、タラ、ワタリガニ、豚肉、鶏肉など、あるいは白菜やネギの野菜など、本当にお好み次第。
お好きなものをお好きなだけ入れてください。

味付けは、ヤンニョムジャンだけで結構です。

 

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スーパー等で売られている「キムチ鍋の素」・・・・と比べてください。

あまりの味の質の違いに愕然となるはずです、

 

やがちゃんのヤンニョムジャンは、「無添加」です。原材料表示も見比べてください。
「素性」が全く違います。
化学調味料の味に絡みをつけた程度の市販のタレとは、比べ物になりません。

 

・・・・つい、力が入りすぎました。

キムチ鍋、召し上がってください。

風邪、吹き飛ばしましょう!

 

 

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肖像権?

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文化の日。

東京、芝増上寺。

この日、たくさんの人がこのお寺を訪れていました。

「三門開放日」ということで、歴史建造物の門の中に入れる日(500円かかりました)であると

同時に、ラジオの文化放送のイベントで、正面の御堂の前でお笑い芸人のショーが行われていました。

その様子を、記念に収めようとカメラを向けたら、警備員さんに腕をつかまれ、「撮影はだめです!」

ときつい注意を。

すみません・・・。

 

芸人さんを撮ろうとしたわけではありません。

御堂と、東京タワーと、出し物と、観衆と。

その様子を撮ろうとしただけなのに・・・いきなり・・・。

そういえば、浜松町駅前の「ポケモンセンター」前のステージでも、「撮影禁止」の立札があちこち

に立てられていたので、注意されるのを恐れて、下のような遠巻きの写真しか撮れませんでした。

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肖像権と、表現の自由、などという難しい問題を書くつもりはありません。

せっかくの休日外出が、「やめてください」「禁止です」だらけでは、楽しくなくなる、と、ちょっとだけ

愚痴が言いたいだけ。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

生姜ヤンニョムの威力

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   生姜ヤンニョム  発売からまだ半月ほどですが

 その威力、自ら実感しています

 

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卵かけご飯

バタートースト

味噌汁

 

どれにでも合い、美味しさが倍増・・・。

驚きでした。

 

それと、どの場合にも体が温まり、着ているものを一枚脱ぐほど。

生姜パワー、全開です。

 

生姜ヤンニョム

140gのお試し的サイズもあります。

 

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

行け、ライオンズ!

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野球にはあまり関心がなかった私が、いつの間にか、西武ファンに。

実は仕事中に聞くラジオの局が、感度の関係で殆ど「文化放送」。文化放送といえば、「ライオンズびいき」の曲ですから、いやでも耳から西武関連の情報が入ってきて、いまではすっかり、西武びいきです。

 

一昨年の日本一は見事。

昨年の屈辱を経て、今年は夏の間はなんとパリーグ最下位。

それが、9月以降の「ぎりぎりの戦い」続きで、微差でオリックスに競り勝ち、クライマックスシリーズへ。

その勢いを借り、ダルビッシュの日ハムも倒して、とうとうファイナルステージに進みました。

こうなったら、最強のソフトバンクにも勝って、日本シリーズに進み、2年ぶりの日本一まで突進してもらいたいです。

 

行け、ライオンズ!

 

やがちゃんの地元「柏」でJリーグトップを走る「レイソル」とともに、日本一の競演を!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

OSMC優秀実践者賞を戴きました

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このエンブレム、友人の照明器具の名店、「てるくにでんき」さんが昨年受賞した、「OSMC優秀実践者賞」の印です。

てるくにでんきさんは、シャンデリア、照明器具一般を、幅広い新ぞろえと迅速な配送、近辺は直接取り付け、等で、ネット販売の有名店としてその名は鳴り響いています。

照明なら、なんでもこの「てるくにでんき」さんにご相談、ご利用ください。

 

さて・・・・この賞。

今年2011年度のこの賞を、なんと、「やがちゃんキムチ」が受賞してしまいました。

この賞は、てるくにでんきさんはじめ、日本の名だたる有名店ばかりが表彰されてきたもので、やがちゃんキムチのような、一人職人の小さなキムチ屋がなぜ戴けるのか、本当に驚きであり不思議でした。

OSMCとは、オンラインショップマスターズクラブの略で、楽天やヤフーなどの「モール」の中の店ではなく、独立して営業する「独自ドメイン店」が約700店以上集まる、日本最大級、最高峰の集まりです。

ネット有名店のほとんどすべてが加盟しております。

 

受賞の理由は、

「震災後の関東で、勇気を持って仲間を鼓舞し、新たな販路開拓にも立ち向かった」

ということだそうです。

勇気どころか、震災以降これまで、ただ必死に、「こういう時だからこそ、安全で美味しい無添加キムチを作り続け、食の喜びをお客様にお届けしたい」と思い続けてきただけです。

一人の職人の行為に目を止めてくださり、こんなありがたい賞を下さったことに、深い感謝の念を感じています。

そしてもちろん、震災以前も以降も、やがちゃんキムチを支えてきてくださったすべてのお客様に、心より感謝を申し上げます。

大変ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

授賞式は11月13日、大阪で行われます。

皆さんを代表して、胸を張って行ってまいります!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

北杜夫さんのこと

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北杜夫さんが亡くなりました。

 

 

「どくとるマンボウ航海記」・・・・・今思い出しても、胸躍る作品でした。

私はこれを中学生の時に読み、世の中にはこれほど面白い本があるのだと初めて知りました。
文学というものに目覚めた、最初の瞬間であったかもしれません。
本当に、面白かった。

 

そううつ病という言葉も初めて知り、それを明るく解説して、茶化すでもなく深刻になるでもなく、ユーモアセンスたっぷりに描くその文章に、ある一つの生き方を見出した気がします。

自分を、描く対象として見る。

その余裕から、ユーモアが生まれる。

あの時代、そういう余裕を持った人はいなかったように思えます。

 

その後大学で、北さんのお兄さんの授業にも出たりしました。ああ、あの北さんのお兄さんだ、と必死に聞いた記憶があります。お兄さんもやはり、お優しそうな方でした。

北さんこそ、青春時代を通じて、最も好きな作家さんであったことは間違いがありません。

 

これほどに人の心に残る思い出を下さった、北さん。

一読者として心より御礼を申し上げると主に、ご冥福をお祈り申し上げます。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

添加物に喝!

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上記、あるお弁当のラベルの表示です。添加物の種類、すごいですね、

特にお弁当などの場合は、すでに調理済みのおかずを使うことが多いので、各おかずにもともと使われてる添加物も表示されます。これを、「キャリーオーバー表示」ともいいます。

それはそれとして・・・・。

添加物って、もともと使う必要のないものですよね。

卵焼きに使う添加物・・・って、分かりますか? おそらく、調味料、保存料、膨張剤などとは思いますが、ご家庭で卵焼きを作る場合に、こうしたものを使いますか?

私の場合は、醤油と砂糖しか使いません。

 

なぜ、こんなに添加物を使うのでしょうか。

 

味に限って考えると・・・。

本来のおいしさが出ないから、アミノ酸やイノシン酸などの化学調味料を使う。これが一番の理由でしょうね。

それともう一つ。

保存料やビタミンなどの添加物を使うことによって、もともとの素材の味が消えてしまう。

それを補うために化学調味料を使う、という理由もあるのです。

・・・・

それが本当の「美味しさ」ですか?

 

私に言わせると・・・・・・・「喝!」 です。

もっと工夫と努力をしなさい。

無添加にするとコストがかかる、というのなら、かけなさい。

そのほうがよほど、お客様の健康な生活に役に立つ。

 

それが食の職人の務めだと、私は思っています。

 

by やがちゃんキムチ

新聞はただの広告紙

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   これは今朝の朝日新聞のある見開きの面。

 記事と広告のスペースが、大体半分半分です。

 

広告と記事のスペースを図ってみると、殆どの場合、広告のほうが多いです。
これでは、マスコミという名を借りた、広告紙ですね。

 

記事の掘り下げも、首をかしげざるを得ないものが増えています。

「リーク」という名の記事で、無実の人を有罪に追い込む手助けをしたことは数知れず。

しかも、それに対する反省すらもない。

原発事故では、政府発表の広報役に徹しただけで、結果として福島の多くの人々を多大な悲劇に追い込むことを防ぐ動きが何らできなかった。

それに対する、反省は皆無。

 

私は、最近新聞を読まなくなりました。

半分は広告で、記事は薄い。

社会の木鐸などという表現からは、ほど遠い。

際限なく繰り返す「世論調査」は誘導的で、いったい何を向いて記事を書いているのか、訝しい。

 

怒りを感じることが多いです。

マスコミよ、うぬぼれるな。常に庶民を見なさい。

 

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生姜ヤンニョムは、脂肪を燃やす!

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味噌汁

 

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厚揚げ

 

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お刺身

 

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さつま揚げ

 
以上、「生姜ヤンニョム」の活用例の写真です。

どれもこれも、美味しかったです。

そして・・・・

 
    生姜ヤンニョムを食べると・・・・

     体が燃える!

食後、体がぽかぽか!  脂肪が燃えている実感があります。

 

これからの季節、いいですよ。風邪の引き始めにもいいと思います。

   生姜ヤンニョム  400gお徳用 1480円

   140g 瓶入り  880円

   です

 
by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

イタリアンに味噌

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友人がSNSで、「パエリア」を作ったとご報告。

あ・・ブログもありました。お友達の、愛知の「カーヴィン店長」のナベさんこと、渡辺さんです。

http://blog.goo.ne.jp/carvin_direct/e/f810d4f61ead4f32d27c4dae3b813e82?fm=rss

 

そこで発奮して作ったのが、上の写真の料理。

お米の代わりにキャベツを入れて、炒めものにしました。

メイン素材はエビとアサリ。にんにくも加えて、オリーブ油で炒めました。

白ワインもかなり入れました。

 

「イタリアン」は初めての経験でした。

味付けは・・・・ほのかに塩味がするので、塩コショーを少し足して、そして、ひらめきました!

 

味噌がいい!  きっといい!

 

で、下の写真のように、うちの夢味噌を加えたのです。

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結果・・・・・大成功!

とてもコクのある、素晴らしいイタリアン料理、できました!

 

イタリアンに味噌・・・・合うんですね。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

何を守ろうとしているのか

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15日のこと。

 

1%の者が潤い、99%の人々から奪うこの「貧困の構図」を何とかせよ!・・・と、「世界同時多発デモ」が起きました。

日本でも起きましたが。あまり報道はされませんでしたね。

 

震災で苦しみ、不景気で苦しみ、真面目に働く人たちが悲鳴を上げている今、「増税」の二字が踊り出しています。

 

この国を上のほうで動かす人たちは、何を守ろうとしているのか、分かりません。

 

国民を守るのが、仕事であるはずなのに。

 

そう思う秋の日々です。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

がんばれ、千葉の子供たち!

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千葉のある小学校の文化祭。

ここの合奏部がすごい、と聞いてコンサートを聴いてきました。

コンサートといっても、体育館で小規模でやるだけですが、和やかに始まったその演技、素晴らしかったです。

最終曲のジャス演奏が終わったあと、観衆からは自然と「アンコール」の大合唱。

すると全員立ち上がり、金管楽器を振り回しながら激しいジャス演奏を追加してくれました。

 

小学生です。ブラボー!

 

千葉県の松戸、柏地域では、伝統的に音楽教育が盛んです。

この学校だけでなく、全国コンクールで金賞を取る小中学校がいくつもあります。

やがちゃんキムチの近くでも、柏市立酒井根中学校が、全国一に輝いたばかりだそうですね。

高校でも、市立柏高校は、たびたびテレビに出る名門校。

 

音楽でもがんばれ、千葉の子供たち!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

生姜の朝食で、ぽかぽかに

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生姜(しょうが)の朝食・・・

 

今朝のうちの朝食は、鮭塩焼き、ご飯、味噌汁。あと、キムチもありました。
健康的ですねー。

 

そして、この鮭とご飯の上には、「生姜ヤンニョム」が。

これ、いいです。

まず、美味しい。

そして、体が温まります。

 

さらに、味噌汁にも入れてみましたら・・・・・・

 

体がぽかぽかに!

 

  ええ!? と思うくらいに、温まります!

 

冷え性の方にも、いいですよ!

風邪ひきの方にも!

 

これはダイエットにもよさそうです・・・。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

生姜ヤンニョム、新発売!

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新発売!   生姜ヤンニョム !

高知県産の根ショウガを用いて、特製のヤンニョムとコチジャンで味付けしました。

生姜のおいしさはそのままに、食べやすく、活用しやすい万能の「無添加調味料」」です。

 

例えば、こうして野菜サラダにつけて召し上がってください。

油脂分の多い通常のドレッシングやマヨネーズとと比べたら、低カロリーで済みますし、それに、生姜のおいしさ、効能が満載です!

 

生姜は・・・・

 

●脂肪燃焼効果抜群!

●抗菌防菌効果抜群!

●覚醒効果抜群! (目が覚めます!)

 

もっともっと生姜を食べましょう!

 

商品ページはこちらです!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ
 

消費税増税?

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消費税増税だそうです。

来年一月、法案を国会に上げるそうです。

 

その前にするべきことが山ほどあるはずなのに、何も変わろうとしていません。

それならそれで、まずは民意を問うことが先でしょう。

今の与党を私達が選んだ時には、「向こう4年間は消費税の議論すらしない」と言って、票を集めたのですから、早く解散して増税の是非を問う総選挙をするべきです。

 

政治家という人種は、嘘をつくことが当然なのですね。

呆れます。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

キムチクッパの美味しさ

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キムチクッパ   美味しいです!

 

材料

残りご飯

しめじ

豚肉

白菜キムチ「頂」(いただき)

生卵(1人前 1個目安)

 

作り方

残りご飯に水を入れて、煮ます。

豚肉、シメジを入れます。

10-15分ほどグツグツ煮た後、「頂」を入れます。

味を見て、塩が必要だと思ったら、適当に入れてください。

 

最後に卵を溶いて入れて、混ぜて出来上がり。

 

美味しいですよ!

 

「頂」の美味しさは、クッパでも光ります。

添加物入りのキムチは、クッパにすると妙な味が目立ちます。

他社の無添加キムチ(滅多に無いですが)では、旨みがまったく足りません。

 

やがちゃんキムチの味の良さ・・・・クッパでご確認ください!

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

 

しょうがのパワー

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国産の根しょうが

お値段は高いですが、風味が強く、香りが爽やか。

私が大好きな食材の一つです。

 

やがちゃんキムチの全キムチには、この国産しょうがを相当量使っています。

しょうがは、風味を豊かにするだけでなく、

抗菌殺菌作用

温熱作用(体を温める)

強壮作用(抵抗力をつける)

などが確認されていて、漢方薬には殆どのものに使われています。

 

これからのシーズン、風邪予防にもうってつけですね。

 

しょうがをメインとした新商品、開発中です!

お楽しみに!

 

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何の原発展示か

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これは、昨年(平成22年)の8月に見学に行ったときの、茨城県の東海第二原子力発電所の原子炉建て屋です。

 

日本最初の大型原発施設で、今は停止しています。

ここの発電量は、1日110万キロワット。

建物は巨大でした。建物の向こうは太平洋です。

福島第一発電所では、これと同じような建物がいくつも吹っ飛んだということですね。

すさまじい事故であることが、それだけでも分かります。

 

この建屋を見上げる位置に、「東海テラパーク」という展示館がありました。

今でも展示は続いているようです。

 

この近くにある、「原子力科学館」にも行って来ました。

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原発の歴史や、原子力の仕組み、安全性についての展示があり、無料で見れます。

ここも、今でも展示が続いています。

 

今、何を展示し、何を主張しているのでしょうか。

原発の安全性の説明でしょうか。

 

展示するなら、故郷を失いさまよう福島の人たちへの謝罪の展示をすべきでしょう。

 

一体どうなっているのか。

近々、この目で確認して来ようと思っています。

 

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絶品、新橋の「まこちゃん」!

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新橋ガード下、烏森口に黄色い看板が目印の「やきとん まこちゃん」

これで3回目ですが、昨日はこのチェーンの西田社長さんにもご同席頂きました。

 

20代で小さな居酒屋を開業、その後苦難の末、今では10店舗以上を各地に展開し、一方ではウニをを中心とした海産物の輸入加工業も営んでおられる、立志伝中の人物です。

迫力あるトークに引き込まれました。

また、その中にある大きな優しさ、包容力も大いに感じました。
なるほど、大人物です。

 

やきとん・・・・お肉が新鮮。誠に美味しい!

うに・・・・いやはや、さすが、絶品でした。

 

そして、お安いこと!

焼酎ハイボールは300円。

板前さんは、もと一流ホテルの料理長さんだということです。

 

安い、美味い、活気にあふれる、新橋の「まこちゃん」。

仕事帰りのサラリーマンの聖地でした。

 

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スティーブ・ジョブス逝去

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引退したばかりの、アップル創始者のジョブズが亡くなりました。まだ56歳です。

私自身は、アップルの製品とはあまり縁が無かったので、ジョブズの名も、つい最近知った次第です。

ですが、ここ数年、アイフォンやマックミニを使っていて、知らず知らずにジョブズワールドに生きていることに気がつきました。

 

「死と隣り合わせにいることを常に忘れないことが、自分は今日何をなすべきかを考えるために最も重要なことだ。日常の些細なことに縛られてはならない。失うものなど、何もないのだ」

「墓場で金持ちになっても仕方が無い」

 

などの多くの金言を残したジョブズ。

 

早すぎる死です。

合掌。

 

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三河島「おもにの店」

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これ、何だと思います?

フグです。

フグのキムチ、というのか、チム(煮物)というのか・・。

餡かけ状で、全体にフグのだしが出ていて、美味しいこと・・・・。夢中で食べました。

 

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これが驚愕のメインディッシュ・・・「ポッサムキムチ」

ええ!?  という内容。

角切りの三枚肉の中に、野菜のキムチがぎっしり。

これを一緒に食べます。 いやはや、美味しいこと・・・。

 

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ヒラメのお造り・・・これを、辛い酢味噌(チョコチュジャン)でいただきます。

下段は、ウナギのチム。

肉厚のウナギが、ごろごろ・・・・。

 

以上すべて、東京荒川区の「三河島」駅から歩いて1分の「おもにの店」でのお料理です。

日本人板前のマスターと、韓国人のママさんが二人三脚で運営する、こじんまりとしたフレンドリーなお店。

 

とにかく、美味しい。

そして、驚くほどにお安い。

 

「やがちゃんキムチに聞いた」と言って、ぜひどうぞ。

年中無休ですよ。

 

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頭を垂れない、お偉いさんたち

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(写真は 「信州写真館」 よりお借りしました)

 

「実るほど 頭をたれる 稲穂かな」

 

私の好きな言葉です。

 

日本は今、「ギリシャ化」しつつあるという人が居ます。

国の膨大な借金はさらに膨らみ続け、もうすぐ経済破綻するからだそうです。
だから、「増税」が必要だという論理です。

待ってください。

おそらく、ギリシャの国民よりも日本国民の方が、はるかに勤勉です。

おそらく、教育レベルもかなり高いです。

おそらく、納税の意識も高いです。

日本で「ギリシャ化」しているのは、国民ではないのです。

日本は、税金の徴収をする立場の側が、「ギリシャ化」しているのではありませんか?

一般の国民よりも、公務員の給与のほうがはるかに高い。

休日もはるかに多い。

年金や社会保障もはるかに充実している。

それを是正しようという動きは、全く無い中、増税ばかりが語られています。

頭の方がどんどん大きくなって、そのうち国が傾いてしまう。

本来の「頭を垂れる」意味ではない、文字通りの倒産に向かっているように思えてなりません。

早く頭を軽くしなければ。

 

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お弁当パワー

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時間のない月末は、お弁当を作る時間も惜しいので、白いご飯だけ持って出かけます。

そして、「さば味噌煮缶詰」だけ100円で隣のスーパーで買ってきて、あとは「」を添える。

うーん。栄養価も十分。

何より、美味しい!

 

さあ! 午後からもがんばるぞ!

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夢のニュートリノ

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素粒子の一種の「ニュートリノ」は、光より早く飛ぶ・・・・

こんな実験結果が公表されて、3日目です。

それでも、世界は相変わらず動いています。日本の秋は天候異変で大変ですが、今日も時間通りに朝が来ました。

 

夜は、夢を見る時間ですよね。

私も、今まで数限りない夢を見てきました。

その夢が現実になることはありませんでしたが、それでも、夢を見ること自体に意味があるのでしょう。

人間は過去にも未来にも行ける・・・・・少なくともそれが、ただの絵空事ではないかもしれないと分かった、2011年、天災の夏。

 

これからも夢だけは見続けて行きましょう。

 

 

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エゴマの葉、食べましょう

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これは、エゴマの葉のキムチです。

やがちゃんキムチでは以前から作っているキムチですが、手間は大変なものです。

この、ニンニクの醤油漬け。これを、数ヶ月かけて作るところから始まります。

ニンニクのエキスをじっくり沁み込ませたこの醤油ダレは、継ぎ足し継ぎ足しで、同じタルで

もう何年も作り続けているので、非常に深みのある味わいになっています。

 

これをべースに、専用のヤンニョムジャンを作って、エゴマの葉を漬けるわけです。

 

エゴマの葉で、たとえばお刺身などを包んでみると、その日持ちの良さに驚きます。

韓国では「毒消し」に使うほど、防腐保存作用があるのです。

必須アミノ酸である「アルファーリノレン酸」が最も豊富な食べ物でもあります。

 

今、新米が美味しい時期。

ぜひ、「エゴマの葉」、ご体験ください。

 

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やがちゃんキムチ 安食店

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やがちゃんキムチ安食店の、「やがちゃんスペシャル定食」。

ギョーザ、カルビ、キムチ、ご飯、スープがついて、なんと750円!

その美味しさとボリュームで、、長年変わらぬ人気です。

しかも、お持ち帰りも可能ということで、予約の電話が引きも切りません。

 

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カルビを焼いている写真です。

客席から見えるところで調理をするお店なので、迫力満点。

美味しさは、素材やレシピだけでなく、この雰囲気にもあるんです。

 

「やがちゃんキムチ安食店」は、成田駅から二つ目の「安食駅」から歩いて10分。

スーパー「ナリタヤ」の向かい側です。

地元で開店してもう17年。

安食(あじき)の町には無くては無いお店になりました。

 

 

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花火に思う

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愛知県日進町で、福島県産の花火を上げなかったというニュース。

「放射能をばらまくつもりか」というクレームが約20件。

「なぜ、復興支援で上げなかったのか!」という抗議が50件、だそうです。

放射能とは何の因果関係もない花火を上げなかった当局の措置は、批判されてしかるべきです。「1年後の来年に上げる」ということだそうですが、合理的な理由が見つかりません。
福島と名がつくだけでの差別、と取られても、反論はできないでしょう。
ただ、50件の正当な抗議があったことには、救われます。

かろうじて、日本の民意はまだ健全だ、と信じたいですね。

台風も過ぎ去りました。

他者のことを慮る(おもんぱかる)人間でありたいですね。

 

 

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秩父のかき氷

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真夏の暑さがぶり返しているこの頃、「今年の夏に一番美味しかったもの」として思い出されるのが、「奥秩父のカキ氷」です。

切り立つ岩山の中の洞窟を歩く「橋立鍾乳洞」の入り口前にある茶店で、カキ氷を食べました。

これに使われているのが、有名な「秩父の阿左美冷蔵」の天然氷。

サクサクとしていて、猛暑の中でもなかなか溶けずに、そして「ほの甘い」。

この会社の本店では、カキ氷のための行列が何百メートルも続いていました。

今日のこの暑さの中で、もう一度食べたかったです。

 

 

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エネルギーは誰のものか

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「あなたたちは自分たちが不自由なく暮らしているから(庶民のことが頭になく)需要が急増しているから切ってしまおうという考えで(輪番停電を)したのではないのか。この責任を皆さんは痛感しなければいけない。明確に責任の所在を問う」

以上、韓国中央日報の記事から、大停電を起こした韓国電力(韓電)本社で、イミョンバク大統領が韓電幹部相手に30分以上叱責をした、という部分です。

 

 

似た様な場面を日本で聴いたことがありますね。

 

震災翌日、福島第一原発に乗り込んだ菅首相が、収束作業を諦め現場から避難しようとした東電を相手に、叱責をしたという報道。

 

 

二国の電力と権力者は、どう違うでしょうか。

 

東電はあの時、素早く「計画停電」に動きました。
あっという間に発表して、即日実施でした。

 

あの背後にどんな葛藤があったのでしょうか。

 

 

エネルギーは誰のものか。

 

国は誰のものか。

 

国民の権利とは、何を指して言うのか。

 

 

困難な設問ですが、今私達は、それに明快な答えを持っていなければけませんね。

 

 

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たらこのキムチ

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この写真、何だと思います?

つぶつぶの・・・・・これは、「たらこ」のキムチなのです。

わざわざ、棒状のきれいなタラコの皮を剥いて、中身だけを出して、そして、やがちゃんの「ヤンニョムジャン」につけたもの・・・・・

これ、最高に美味しいんです。博多の高級明太子と比べても遜色ないですよ。

やがちゃんのお取引先、「温泉市場」さんで開発したものです。

ご飯のおともに最高です!

同様の商品、やがちゃんでもサンプル販売を予定しています!

 

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カンピョウを見直そう

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畑から取ってきたばかりの「夕顔」の実を、機械で剥きます。

それをまとめて干して作る、「カンピョウ」。
この作業、日が昇る前の早朝にしか出来ないそうです。

 

カンピョウは栃木県の名産品。
(上の画像は、テレビ東京「和風総本家」のものです)。
栄養価にも優れ、もっともっと食べてもらいたい農産物です。

カンピョウの食感と美味しさを生かして、キムチが出来ないものか・・・・今、考えています。

 

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小松崎茂 そして次期総理

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ダイチャン 最後の日に、ごった返す店内で見つけた、「小松崎茂画集」・・。

古びた本でしたが、引きこまれました。

この、ワクワクする躍動感はなんでしょう・・。

この、斬新な発想・・・。子供ならずとも、この歳にして、夢中に見入ってしまいました。

 

1915年生まれの小松崎さんは、戦後の進駐軍に「ギブミー」と菓子をねだる子どもたちの姿に心を痛め、この子らにもっと豊かな夢を与えようと、猛然と「未来の絵」を書き始めます。

2001年に86歳で生涯を閉じるまで、それは続いたそうです。

原案が映画化されたことも数々あり、「地球防衛軍」は、私が子供時代に大感動した映画でした。

今、日本の子に必要なのは、将来への「夢」でしょう。

夢のエネルギーと言われた原子力が、夢を奪ってしまっている2011年。

大人の責任は重いです。

今日、次期総理が決まるそうです。

 

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ダイチャン 閉店

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このブログでも度々ご紹介してきた、松戸小金原の、「駄菓子屋ダイチャン」

ご主人の体調不良により、本日で閉店。

今では、やがちゃんキムチのキムチも扱って下さり、すっかり仲良しになったダイチャンと私ですが、ご本人の体の具合が理由と聞けば、止めるわけにも行きません。

3年間、週2日の営業の間、子どもたちの夢を育んでくれて、ありがとう。

うちの子も、仲良く遊べる友達がたくさん出来ました。

ダイチャンにも、おかあさんにも、大いに可愛がって頂きました。

本当にありがとう。

早く体を治して、また復活してくださいね、

みんなで  待っています!

 

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次期総理

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総理大臣が退陣するそうです。ようやく。

今、次の総理候補が続々と名乗りを挙げています。誰がなるのでしょうか。

誰がなってもいいです。何党でもいいです。

ただ、「国民の方を向く政治をする」・・・・この一点さえ守ってくれれば。 官僚や一部企業の既得権益の保護をするような政治なら、認めません。

増税・・・?  冗談じゃないですよ。
その前に、やるべき事は山ほどあるでしょう。

胆力と実行力のある人の登場を望みます。

 

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ライフジャケット

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先日、長瀞に遊び、「川下り」を楽しみました。

急流の場所もあり、スリル満点、爽快でした。

上の写真は、私達が終了後に、岸辺から後続の船を撮ったものです。

 

が・・・今朝これをあらためて見て、驚きました。

この船の皆さん、「ライフジャケット」を着けていないんですね。

 
 

実は、私達が乗ったボートには、客席にライフジャケットが置いてあり、いやでも着けなければいけない、という状態でした。
事実、全員が乗船直後に着けていました。

ただし・・・着脱の指示や、説明は一切無かったです。

全員が座ったと見るや、無言で出発したのを覚えています。

 

 

天竜川の悲惨な事故・・・・原因は同じところにありますね。

 

改善して欲しいものです。

 

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秩父37度、川下りに天ぷらビールに二八そば!

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特大の舞茸の天ぷら

そして、秩父名物の二八そば。10割そばより、私は好きです。

 

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秩父の長瀞の駅前から少し奥に入ったところにある「みやま」さんで食べました。

 

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この日、秩父は気温37度。

荒川の川下りでずぶ濡れになってからいただく秩父そばは、格別でした。

冷えたビールもうまかった!

 

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お盆の営業日程

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お盆ですね。

やがちゃんキムチは、お盆の営業は以下の通りです。

 

◎8/13まで平常営業  ただし、お盆前、お盆中のお届けご注文は、8/11までに!

 

◎8/14~16・・・・・お盆休みをいただきます。ホームページでのご注文はお受け

        いたしますが、お届けは8/18以降となります。
 

◎8/17~     平常営業です 

 

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祭りと電気

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(昨年の祭りの画像です)

 

夏祭りの季節。

毎年この季節になると、あちこちから盆踊りや花火大会の音や光が届きます。

でも今年は・・・・静かですね。

自粛や延期の波は、まだ続いています。

 

それに、今年の夏は暗い。明らかに、「節電」の影響でしょうが、しかし本当に電気は足りてないのか足りているのか、いまだにわかりません。

 

大臣は国会で泣いてしまうし、頑固総理はいつになって辞めるのかいまだに不明・・・

 

そして、町の灯は消されたままで・・・

 

と思っていたら、東北電力の昨日の電力使用率が、97.7% に達してしまったとか・・・。

 

この「不思議さ」は、今年だけにして欲しいです。

 

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