高校野球で9回裏の大逆転はなぜ多いか?

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9回裏大逆転が続く、高校野球の地方決勝。

石川県大会では、星陵高校が0-8の劣勢を9回裏にひっくり返して勝利。アメリカのニューヨークタイムスにも、報じられたそうです。

人間の「内なる力」の大きさは、計り知れません。

可能性の塊である高校生の少年たちの場合は、追い詰められたときにはその可能性が現実の力となって出るのでしょう。

私も先日、千葉県大会の4回戦で、9回裏の逆転の場面を球場で見ました。普段高校野球には関心が無いのですが、たまたま通りかかった公園内で600円を払って見たその試合、惹きつけられました。


ところで、人が病気になった場合、医師の治療や薬の力で治るのでしょうか。

それはそうですが、本質的に言うと、治るのはその人の体です。医師や薬は、その助けをするだけで、その人の体が、その体自体の力でで自ら治すのです。

それは、奇跡でも何でもありません。人には、そういう力があるのです。

そして、この世の中でもっとも大切なものは、「命」であることは言うまでもありません。

その「命」の力を呼び戻すもの。

それこそが、人間の「前を向いて歩く」姿勢なのです。生きていくという意志の力です。劣勢の挽回はいつでも可能です。9回裏の大逆転は、誰でも起こせるのです。

それは、奇跡ではありません。

前を向いて、自分の力を信じましょう。


by やがちゃん of やがちゃんキムチ

(2013年1月から6月までのブログはこちらです)