美味も幸せも、すべては平和があってこそ

今日はキムチの話題からは離れます。

 

 

 

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昨日の休日、天気も良かったので、「手賀沼公園」にひさしぶりに行って散歩しました。

のんびりとくつろぐ家族連れや、沼に棲みついた白鳥、鮮やかに咲いた彼岸花などを見ながら、ゆっくりとした時間がすごせました。

公園の隅に、見慣れないモニュメントが建っていました。

「平和の灯火」というのだそうです。

その横には、原爆を落とされた広島の市役所の敷石と壁もありました。

 

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この灯火は、平和を祈念する12の宗教団体が中心となって、全国各地に広げているものだそうです。この公園に灯されたのは、先月のこと。

もともとの火は、原爆投下の日に生まれた女性たちが、1964年、つまり前回の東京オリンピックの日に、広島の地で灯したそうです。

以来50年。ようやくこの、千葉の我孫子の地にも灯りました。

この前の日には、深夜の国会で、新しい安保法制が成立しました。国会の外では、若者たちの戦争反対の叫びがこだましていたようです。

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50年間燃え続けているこの「平和の灯火」は、そして、原爆を受けた市役所の壁は、それをどう受け止めていたでしょうか。

いろいろな議論があるのは当然ですが、ただひとつ確実にいえること。

それは、日本は二度と戦争を引き起こしてはならないということです。絶対にです。

私が毎日勤しむ「美味」の仕事も、公園でくつろぐ親子の幸せな生活も、うちのキムチを召し上がってくださるすべてのお客様のお仕事も家庭も、平和な日本であるからできることなのです。

二度と、二度と同じ過ちをしないように。

切に願うばかりです。