ロブスターを食べに行ったら、逮捕?!

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今日はキムチと全然関係ない話です。。

若いころ、アメリカの田舎町にしばらく住んでいました。
あるとき、日本人の友人と「そうだ、ボストンにロブスター食いに行こう!」と意気投合し、オンボロ車で6時間もかけて走っていたとき、スピード違反でパトカーに捕まってしまいました。

おまわりさん、私たちを降りさせたあと、拳銃を取り出して、後ろ向きに車に手をつかせて、ボディチェック! これには恐怖!

そして、「パトカーに乗れ。裁判所に行く!」というのです。

ありゅありゃ、逮捕されちゃったのかと、戦々恐々で言われるままにパトカーに乗り、自分の車はそこに放置して、町外れの小さな裁判所に。
中には、白髪のご老人の裁判官が一人いるだけです。

そこで「即決裁判」です。裁判官がなにやらもごもご言ってよくわかりませんでしたが、とにかく、アイムソーリー、アイムソーリーと謝っているうちに裁判終了。交通違反は確定し、罰金も数十ドルその場で取られました。友人とお金を出し合って、何とか払いました。

そしてすぐに、またパトカーで車の元に送ってもらいました。
帰り道の際はおまわりさんは打って変わって上機嫌で、「日本とアメリカの法律は違うから気をつけな」などとアドバイスをくれました。

罰金のおかげで二人の持ち金は半減したのですが、それでもボストンに行き、一人前のロブスターを二人で分けて食べました。巨大なロブスターだったので、それでも量的には十分でしたよ。

ところで今月はじめに、病院でいろいろ検査を受けました。CTやらレントゲンやら、10種類ほどの検査で、半日かかりました。
支払い金額は、2万円超! うわ、高い!と思いましたが、もしこれがアメリカで保険が無かったら、数百万は取られるのでしょう。うかうか病気にもなれない国ですね。怖い怖い。

アメリカにどんどん似てきているといわれる日本ですが、駄目なところまでは真似しないようにしてほしいものです。