茨城へ行こう!

茨城が注目されています。朝の「ひよっこ」、見ていますか? 史実ではなく全くの創作だそうですが、いいドラマですね。

主人公のみね子の一家が住む「奥茨木村」という村は実在しませんが、高萩から常陸の一体の農村部を想定しているということです。

高萩という駅名は、常磐線の利用者なら、東京の人でも知っています。上野発高萩行きという電車があるからです。

その手前、電車で数十分のところに、「牛久」(うしく)という駅があります。この牛久は、最近急に話題になりました。そう、あの横綱稀勢の里の出身地なのです。

牛久には牛久沼という湖があり、うなぎが名産とされています。稀勢の里さんもうなぎが好きなようですね。

さらに東京方面に20分も電車に乗ると、やがちゃんキムチの町、千葉県柏市です。

ということで、やがちゃんキムチと、茨城は非常に近い「沿線のつながり」です。

そこでこの連休に、ちょこっと牛久に行ってきました。車でもわずか30分ほどの距離です。

牛久沼の辺を散策していると、畑の地面を歩く大きな鳥を見つけました。この画像は、50メートルほど離れた位置で撮りました。

そっと近づくと、なんと、もう一羽! そうです、これはキジの番(つがい)です!

都会では見ることは決してありません。私の生まれた信州の山奥でも、めったに見ません。
それが、都会に近いこの牛久沼で見られたことに感動しました。

お腹も減っていたので、湖の入り口にある料亭でうなぎを食べ、その後、有名な牛久大仏に向かいました。

この大仏は、過去に数回訪れたことがありますが、とにかく、大きい。
いや、大きすぎる。
ただ、その一言です。

有料で大仏の体内に入れるのですが、そのエレベーターに乗るのに、70分待ちだそうです。
もちろん諦めて、霞ヶ浦産(と書いてあります)の佃煮を買って帰りました。

牛久沼には、河童の伝説があります。
河童は想像の生き物ですが、私には、どうも「存在」するような気がしてなりません。

周辺には、印旛沼、手賀沼、という、沼という名の湖が散らばっています。少し進むと、琵琶湖についで大きい、霞ヶ浦です。それでも「湖」という名前は、このあたりでは使わないのですね。河童が住むには、お似合いのように思えます。少し泥でにごっていて、魚が沢山いて、豊かな沼。

キジも棲み、河童が隠れる沼。

沼には、河童の匂いがします。気のせいでしょうか? でも、ザバーっと、河童が水の中から現れても、あまり驚かないような気がします。

東京、柏、牛久、奥茨城。まっすぐつながる、茨城への道。

茨城。行きましょう!