焼き鳥もうなぎも、タレが決め手〈作り方教えます〉

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焼き鳥、お好きですか?

焼き鳥もうなぎも、タレが決め手

私思うのですが、日本人の一番好きな味わいが詰まっているもののひとつが、焼き鳥ではないでしょうか。

それと、うなぎ蒲焼。焼肉も。

焼き鳥がお好きな方は、例外なく、うなぎもお好きなはずです。焼肉もそうですね。

その理由は、「タレ」ですね。
しょうゆ、みりん、酒、砂糖などから作る、あの「タレ」の味が皆さんお好きなのです。

つまり・・・逆の言い方をすれば、「タレがおいしくなければ、焼き鳥もうなぎもおいしくない!」ということになってしまいます。タレが決め手、なのですね。

 

市販のタレの添加物・・・

さて。市販の「焼き鳥のタレ」「うなぎのタレ」「焼肉のタレ」・・・結構あります。ネットでもあちこちで売ってはいますが、さすがに、醤油主体の味が濃いものだけに、「保存料」を使っているものは余りありませんね。
(ただし、原料の醤油自体に安息香酸という保存料が使われている例は多いです。これは、その手の業務用醤油のコストが安いからです。原料にもともと含まれる添加物は、製品の原材料表示には表示しなくていいという、妙な法律〈キャリーオーバー非表示制〉があって、消費者にはわからないようになっています)

しかし、タレの「粘度」を高めるために、多くの場合、「増粘剤」という添加物が入っています。
増粘剤自体には危険性は低いですが、しかし、本来「薄いもの」を濃く見せかけているのですから、大いに問題ですね。

そして、何よりも、味をごまかすために「化学調味料」(アミノ酸等)を使う! これが圧倒的に多数です。

私に言わせていただければ、これはもう、本当に「下の下」の行為です。

しょうゆ、みりん、という日本独特の優秀な調味料を主素材に使うものに、こんな科学的なものを使う必要など、本来はないのです。

いかに、日本の調味料メーカーが、安直に、経済性重視の姿勢でものつくりをしてきたか・・裏表示を見て、こういう添加物の表示を見つけるたびに、私は思います。

そして、日本の消費者は、まだまだ、こうした添加物に非常に寛容です。いけませんね。けしからないです。

タレなどは、ご自分でご家庭で、簡単に手作りできます。市販のものより、はるかにお安く、はるかにおいしくできます。

簡単に「さわり」をお教えしましょう。

しょうゆ 1  砂糖1 みりん 1

これが基本のタレです。これだけでも、十分にいけます。

これにアレンジを加えるなら、煮干や昆布から「だし」をとって加えると、抜群に深みが増します。また、レモンやりんごの果汁を加えると、さらに「切れ」のいい味わいとなります。少量の酢やりんご酢でも、近い効果が出ます。この辺の工夫は、お好きにやってください。

どうですか? かなりいいお味になったでしょう?

さらに、これに「味噌」と「唐辛子」の隠し味が加えられたら、最高ですよ。
これができたら、もう、プロ中のプロと変わりありません。

極上のタレが簡単にできる方法

やがちゃんキムチの「丸大豆醤油だれ」と「コチジャン」を合わせる方法です。

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これだけで、上に書いたすべての要素を満たします。

このタレで、まずは焼き鳥をどうぞ。

そして、コチジャンを少なめにして、うなぎをどうぞ。

さらには、にんにくやごま油を加えて、焼肉にどうぞ。

驚く美味が、ご家庭で出現します。

丸大豆醤油だれはこちら

コチジャンはこちら