新店舗が開店しました

やがちゃんキムチの新店舗が開店しました

新たな店舗の詳細は以下のとおりです。

開店日 11月20日(火)

やがちゃんキムチ南柏駅前本店

営業品目

キムチ  唐揚げ  お弁当  サムゲタン等 店頭売りと通販(従来と同じです)

住所 千葉県柏市豊四季508-16 1F
JR常磐線 南柏駅 東口下車徒歩1分

 営業 10時30分~20時
 定休日 日曜日

駐車場 あり(店に隣接する No.1 の1台分です)

 電話 0471-71-5701 (以前と同じ)
FAX 0433-32-8861
メール yagachan@gmail.com

今までの「光ヶ丘団地店」では、12年間お世話になりました。
今般、南柏駅前に、拡大移転をすることになりました。

何とぞご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

マヨラー的発想では味は出来ない

マヨラー

マヨラーという言葉があります。

何にでも、マヨネーズをかける方々。
サラダはもちろん、和食にも中華にも。白いご飯にかけるのも当たり前。
それがマヨラーにはたまらなく美味しいそうです。

味の好みはもちろん自由ですが、そこを少々考えてみました・・。

世の中は「レシピ自慢」が花盛り

料理専用サイトなどで、ご自分で作ったおいしい料理レシピが無数に公開されていますね。これは私などもよく利用させてもらっていて、とても参考になります。

そんな中でよく気になることがあります。

まず、化学調味料(うまみ調味料と書かれることが多いですね)がレシピに入っているとがっかりしますね。

それから、関係のない異質な食材が「味の決め手」として使われることにも、違和感を覚えます。

たとえば、よく出てくる「昆布茶」。

ある料理上手タレントさんの得意技ですが、実はこの昆布茶にも、塩、砂糖、昆布だけでなく、化学調味料がたっぷり入っているんですね。

マヨネーズも、そうなのです。
普通のマヨネーズには、化学調味料が多量に使われています。

「あれとあれを合わせれば意外とうまい!」という例は多く、それは楽しくもあり、私も否定するわけではありません。

それでもよくよく見ると、結局は化学調味料か・・・という「結末」になってしまう場合も多いので、気をつけていただきたいです。

化学調味料を少しでも使えば、その味はそのメニューのすべてを覆ってしまう。
それは、必ずそうなります。
素材が何であれ、その素材の味を生かすことはありません。
素材の味を消し、化学調味料自体の味が最前面に出てくる。
これが、添加物である化学調味料の作用であり、特徴なのです。

新素材も・・・

ついでですが、「新素材」にも要注意です。

でんぷんや米などから新たな食素材がどんどん開発されています。

そういうものに飛びついて、「ああいうのもできる」「こういうのもできる」と、色々な「新商品」が山ほど出てきます。

もちろんそういうことを全否定するわけではありません。

それでも、「これとこれを合わせただけ」「あれにこれを入れただけ」というような安易な発想では、本当に有益な味や食べ物は作れないと思います。

食の基本はやはり、「自然食材から作る」です。

自然の食材が、自然の美味しさを自ら生んで行く

素材と素材が絡まって、相乗効果で新たな美味しさを作り出す。

自然のもの同士が絡まると、自然の新たな美味しさが、自然に出現する。そういうものです。

強引に、科学的なものを「振り掛ける」とか、「ある味で覆い尽くす」というような味の作り方は、褒められたものではありません。

マヨラー的発想の食の摂り方から、自然の工夫を楽しむ食べ方へ。

ぜひ変えていきたいですね。

 

 

 

 

 

お買い物が便利になりました!

やがちゃんキムチの本店サイトのお買い物システムが一新しました。

今まで、「注文のたびに顧客情報を入力しなければならないので、大変!」というお声を数多く頂戴してきました。

使っていたシステムが古いもので、お店サイドではシンプルで扱いやすいものだったのですが、お客様には長い間ご不便をおかけしてきました。

9月から、新しいものに変えました。

 

1)マイページ機能がつきました!

●まず、アマゾンにアカウントを持つ方なら、それだけで簡単に「会員登録」が出来ます。
アマゾンにアカウントを持たなくとも、最初の1回だけのお手間で、会員登録出来ます。

いったん登録されると、その後は「ログイン」するだけで、ご注文情報を入力する必要がなくなります。

 

2)決済機能が豊富になりました!

●アマゾン支払いが出来ます。アマゾンの会員さんなら、そのアカウントで簡単に決済!

●その他、従来のクレジットカード、代引き、銀行振り込みのほか、コンビニ払い、楽天銀行決済なども導入しました。

 

★旧システムの残ポイントは、新システムに移行できます。まずは、新システムで会員登録をお願いします! やがちゃんキムチサイトはこちら   ご登録はこちら!

味作りには哲学が必要である

あなたのお口は肥えていますか?

「私は味にうるさいのよ」

「ひと口食べれば、その料理のレベルがわかるさ」

と、食通を自認する方は多いです。それはすばらしいことで、それぞれにご自分の味覚である「基準」をお持ちであることの証明なのです。

料理は、素材を加工して味付けし提供するものです。

味を決める技術的な3つのポイント

ですから、料理の技術的なポイントがあるとすれば、次の3つでしょう。

1)●素材が良質でなければなりません
2)●加工技術(切る、焼く、煮る等)が優れていないとなりません
3)●味付けが上手でなければなりません

どれかひとつが欠けていても、美味しい料理は出来ません。
すべてが調和したとき、「ああ、美味しい!」ということになるのです。

ですから、お口が肥えた方というのは、

●素材の良し悪しが分かる
●加工技術の良し悪しが分かる
●味付けの良し悪しが分かる

方であるわけです。普通はなかなか、この全てをクリアーできる方は少ないですね。

一般的には、日常的にこういう作業をしている人たちが、それに当たりますね。つまり、プロの料理人の方々は、日々こういうお仕事をしているわけですから、自然と素材を見る目は肥え、技術は磨かれ、たくさん味見をして、お口も肥えるのです。これは当然のことですよね。

ただ、それでも・・・・

なかなか、「本当の味の価値」を測ることは難しいものです。
私自身も、キムチやラーメンや唐揚げなどの、自分の専門分野については理解できますが、専門外の味の判断はなかなかしずらいものです。

ただ、こうした「技術的な側面」とは別に、料理人の「哲学的な側面」が、さらに重要になるのです。

料理には、哲学が必要である

料理人は、その料理を作ってお客様に召し上がって頂いて、 何をお客様に伝えたいのか・・。何をお客様から得たいのか。そこが問題となります。

単純に、売り上げが欲しい、利益が欲しい、お金が欲しいだけなのか。
あるいは単純に、空腹を満たしてあげたいだけなのか。

私は、「食は哲学である」「食は芸術である」と、よく考えます。

食べることは、ただの生きるための栄養摂取行為では無いのです。

食べるもので人は成り立つわけですが、体の一部になるということは、物質的な意味だけではなく、精神的な意味も大いに含みます。物心両面での「価値」を提供する行為が、料理なのです。
言葉を換えれば、食に対する考え方、自然に対する考え方、健康に対する考え方、あるいはさらに、人生に対する考え方、社会に対する考え方等をメニューに詰め込む行為が、料理です。

つまりは、あらゆる意味での「人間としての考え方」を表現する行為が料理であると言っても、過言ではないのです。
「哲学」を持たない料理は、決して一流のものではない、と言えるのです。

経済性、利便性のみを考えたものは、一流の料理とは呼べません。

化学調味料などの添加物を私が遠ざけるのは、こういう理由からなのです。

味を追求すれば、必ず無添加に行き着く

食品添加物を使う行為は、多くの場合、「食」を「お金」を稼ぐための行為として捉える姿勢から来る物です。
お金を稼ぐことは決して悪いことではありません。
ただ、それが第一の目的になったり、唯一の目的になったりしてはいけないのです。

なぜなら、添加物を使わないでも美味のものはできるからです。
いや、それだけではありません。

本当の美味を追求すれば、食は必ず「無添加」に行き着くのです。

やがちゃんキムチは、その姿勢で、製品つくりを日々しております。

 

 

 

血圧は化学調味料で上がる

ナトリウムこそ血圧を上げる

高血圧は、健康の大敵ですね。

そして、「食塩の摂り過ぎ」が、高血圧の原因となるということも、周知の事実です。

ですが、食塩と同等に、「化学調味料」が高血圧の原因となることは、あまり語られていません。これは不思議なことだと思ってます。

化学調味料の主成分は、主につぎの3つです。

●グルタミン酸ナトリウム

●イノシン酸ナトリウム

●グアニル酸ナトリウム

すべて、「ナトリウム」ですね。

食塩は、化学的にいうと、「塩化ナトリウム」ですね。

血圧に影響を及ぼすのは、この「ナトリウム」です。ナトリウムの摂り過ぎこそが、高血圧の大きな原因となるのです。

 

キムチの場合はどうなるか

白菜キムチの仕込みの場合、普通、白菜総量の3~5%前後の塩で塩漬けをしますが、その後水洗いをしますので、残存塩分は、2%前後となります。

海の水の塩分が3%程度ですから、キムチの白菜漬けの塩分は、海水より低いわけです。

100gの白菜キムチの塩分は、2gにしか過ぎないこととなりますね。

ところが、化学調味料がどれだけ一般的に使われてるかというと・・・・これがまた、驚くべき数字です。

やがちゃんキムチは無添加ですから、もちろん、ゼロです。

生協等でも扱う「低添加」化学調味料入りのキムチは、2~3%。

スーパーに並ぶ低価格のキムチにいたっては、その数倍のものも、珍しくありません。それくらい入れないと味が感じられないほどに、素材を削っているからだと思われます。

また、化学調味料以外の添加物(保存料や着色料等)にも、ナトリウムであるものが多いので、ナトリウム総量は、相当のものとなります。

つまり、無添加のやがちゃんキムチのナトリウムは塩分だけなので、キムチ100g中で、2g前後。
添加物入りのキムチは、塩分と化学調味料とその他の添加物を入れて、なんと、4~10g以上となるわけです。

 

化学調味料は無害とは言いがたい

化学調味料は「無害」だという説が、よく言われます。

しかし、少なくともこの「血圧」の側面で見る限り、それは説得力が無いと思います。

そして、加工食品のほとんどに、「調味料(アミノ酸)」と表示される化学調味料が含まれている現状こそ、もっと問題にされてしかるべきだと、私は思います。

無添加でも、美味しいものは出来ます

無添加でも、素材を選び、技術を駆使すれば、美味しいものは出来ます。

というより、こう言い換えた方が適切でしょう。

◎本当に美味しいものを作ろうとすれば、無添加に行き着く

やがちゃんキムチが、そのひとつの例です。

しかしそれは、商品の製造販売という世界での「利益」を考えると、困難になることも事実です。

必要なのは、「食とは何か」「なぜ人は食べるのか」という、根本的な問題をよく考えることだと思います。

過剰な利益追求、過剰な宣伝、過剰な添加物利用。
それはなかなか、止みません。

こういうことを踏まえた上で、高血圧、気をつけましょうね。

 

 

「キムチ 和の味」登場・・・見えないところに味がある

キムチ 和の味

震災と頂の創作から7年

やがちゃんキムチの看板商品、「白菜キムチ 頂」を作ったのは、あの震災直前の2011年2月でした。

白菜を丸ごと漬けないで、カットしてから特製の風味をつけた極上塩で漬ける、という逆転の発想。
バランスの取れた無添加のマイルドヤンニョムジャンで味付けし、「別物キムチ」という名前で売り出したのでした。

当初からご好評をいただいていたところに、地震。しばらくはキムチも作れませんでした。

それでも、再開後はこの「頂」だけはよく売れてくれて、各地からの引き合いも頂き、やがちゃんキムチの代表商品となってきたのです。

震災で半分無くなった「タレ」

あれから7年。

キムチ屋の命ともいえる「ヤンニョムジャン」に、まったくの新作ができました。

まったくの新作といっても、すぐ出来上がったわけではありません。

20年以上に渡って「継ぎ足し」で作り続けている、にんにくの醤油漬け。この上澄みの醤油だれをベースとして使用します。

このにんにく醤油だれは、実は、あの震災で冷蔵内で容器がいくつも倒れ、半分以上が流出してしまったものです。当店のある柏市にも、震度6弱の揺れがあったのです。

それでも半分は残り、従前からの「継ぎ足し」の歴史は途絶えないで来ました。

まさに、「見えないところに味がある」という当店のコンセプトの象徴のようなタレです。

その見えない歴史のタレで出来た、和の味

そこに、伝統のヤンニョムジャンを加え、レモンとりんごの果汁をたっぷり加えて、みりんや清酒といった日本伝統の発酵調味料も使います。

このタレで、特製塩で漬けあがった白菜を味付けすると・・・

口当たりが、かつてないほどマイルドです。

それでいて、軽いというのではありません。

奥深く、コクのある味わい。

そして、特筆すべきは、食後感の良さです。まるで果物を食べた後のような、爽快感が広がります。

食べはじめから食べ終わりまで、自然と体になじむ爽やかさ。「和の味」と呼ぶ理由は、ここにあります。

7年かかり、辿りつたこの味わいです。いや、震災前の長い歴史も継ぎ足しで受け継いだ、「見えない歴史」も背負ったタレの味わいなのです。

従来の「頂」は、もちろん今後も作り続けます。

そこに並んで、今回発売した「和の味」です。

お試しください。

「キムチ 和の味」誕生です。

 

魚は頭から腐る

30年近く前の韓国で

キムチ業を始めて間もない1990年代のころ、私は何度も韓国に渡り、唐辛子やチャンジャの原料を探して歩きました。
当時は今のように、韓国食材が日本で十分に流通していなかったから、本場韓国で探す必要があったのです。

韓国語がわからない私は、いつも現地のガイドさんを頼み、車も運転してもらっていました。

ある時、市場回りでソウルの裏町を走っていたとき、急に白バイが私たちの乗った車の前に割り込み、停止させたのです。

運転していたガイドさんが車の運転席の窓を開けると、白バイのお巡りさんが覗き込んで何事か言いました。

するとガイドさん、猛烈な勢いで言い返し、大声を上げ、怒鳴ったのです。

しばらく言い合った後、お巡りさん、そのまま諦めたように白バイに乗って走って行ってしまいました。

呆気に取られて見ていた私が「何があったんですか?」とガイドさんに聞くと、驚く内容の返事がありました。

「スピード違反だから金を払え、というんですよ。正式な罰金じゃありませんよ。警官が自分で懐に入れてしまう金なんです。最近それが社会問題になってますから、私、言い返してやったんです。罰金なら払うが、切符をちゃんと切って、あんたの名前も書け、と。自分は直接あんたに金は一切払わない。切符をもらったら、それを警察に持っていって、あんたに賄賂を要求されたと騒いでやるから。それでもいいのか、とね」

ソウルオリンピックも終わってかなり経っており、すさまじい経済発展をしている「アジアの先進国」の韓国で、まだそんなことが起きているのかと、私は驚きました。

きちんとした先進的法治国家である日本では考えられないことだな、と思ったのです。

今から、30年近くも前のことです。

先進国家日本では・・・・今・・・

その、「先進的法治国家・日本」という言葉は、確かにそのころの日本には当てはまったと思います。

ところが、30年経った今。わが日本。どうでしょうか?

まさか、と思うような政治や行政の腐敗らしきニュースが、最近後を絶ちませんね。

しかも、政治や行政の最高位の方が関わっているのでは、とされるニュースが多いのです。

魚が腐るのは頭から

魚は頭から腐る、と言います。

しかしながら、まだまだ、実際の我々の日常はいたって正常であるとは思います。
腐った魚は、まだ普段は見ていない気がします。

どうか、今後もそうでありますように。

本当に魚が腐った国では、無添加キムチも、キムチ作りの哲学も、何の役にも立たないとされてしまうことになるのでしょうから。

 

ふるさと納税返礼品、スタートしました

やがちゃんキムチが、地元の柏市の「ふるさと納税」の返礼品に指定されました

 

ふるさと納税というのは、

●住んでいる自治体以外の自治体に一定金額を「寄附」することにより、実質2000円の負担をするだけで、住民税が控除され、寄附先の自治体から「返礼品」がもらえる、という仕組みです。人気の制度ですね。

しかも、返礼品を選べます。各地の特産品が用意されていますが、千葉県柏市の返礼品に、

 やがちゃんキムチの商品も仲間入りいたしました!

いまのところ、5品です。こちらです。

「無添加やがちゃんキムチ」白菜キムチ「頂」とチャンジャセット 1万円の寄附でもらえます↓

 

「無添加やがちゃんキムチ」本タラバ蟹ケジャン800g 3万円の寄附でもらえます

 

「無添加自家製サムゲタン 1.9キロ」2個セット 25000円の寄附でもらえます ↓

 

「無添加やがちゃんキムチ」本タラバ蟹ケジャンと白菜キムチ「頂」セット 2万円の寄附でもらえます 

 

「無添加やがちゃんキムチ」ホールタトリタン(丸鶏のキムチ煮)とサムゲタンの紅白セット 2万円の寄附でもらえます 

 

今後は商品数を増やし、からあげグランプリ最高金賞を目指す「キム唐」なども導入してまいります。

どうぞ、その納税を、柏市に!

そして、無添加やがちゃんキムチをもらってください!

無添加で美味を作る最終段階・・発酵の力

発酵の力はものすごい

さて、このテーマの最終項です。

発酵とは・・・単純にいえば、微生物の力で起きる変化のこと・・・でしょう。専門家で無いので、こんな表現しかできませんが。

その発酵の結果、食べ物の味も変わります。そして人間にとって、それが強い「美味」として感じられることが多いのです。無添加で美味しいものを作ろうとするときに、これを利用しない手はありません。

発酵調味料を多用する

気候的なものでしょうか、日本には特有の菌や微生物が多く存在するとされ、「発酵大国」といっていいくらい、種々多様の発酵食品、発酵で出来た調味料があります。

醤油、味噌、酢、みりん、清酒、焼酎、麴・・・・どれをとっても、優秀な「味」です。

そして、発酵調味料の味は、「強い旨み」を伴います。
もちろんこれは、自然の発酵作用の生む天の恵みです。これをどんどん利用すればいいのです。

化学調味料など、不要なのです。

「残念な調味料」に要注意

ここで注意点が一点。

せっかくこうした優秀な発酵調味料であるのに、わざわざ化学調味料を添加して販売している「残念な調味料」も多数あります。

アミノ酸入りの醤油、だし入りと表示されているアミノ酸入りの味噌、「味酢」的な品名のアミノ酸入りの酢加工品、合成清酒、麴加工品等等・・・・。

まさに本末転倒のこうした「残念な調味料」は、いくら安くとも、いくら便利でも、使ってはいけません。

こうした時には、これをこう使おう

清酒・・・「柔らかな旨みを出そう」を出そうという時(加熱してアルコールは飛ばす)

みりん・・・「コクのある甘みを出そう」という時(加熱してアルコールは飛ばす)

味噌・・・「強い旨み」を出すのに最適

醤油・・・「味に奥行きを与える」時に最適

・・・「甘酒」にして、コクの深い甘みを出す時。また、上級者向けとして、自分で麴を培養し、独特の旨みを出す方法もあります。

乙類焼酎・・・「香り・雑味を与えたい」時(加熱してアルコールは飛ばす)

さて、キムチの場合

やがちゃんキムチの商品は、「キムチ」です。

キムチは、それ自体が生きた発酵食品です。菌が生きています。当然、旨みも生きています。いわゆる、「生」の状態なのです。

塩だけで漬け込む「浅漬け」の場合と大きく違うのは、アミや他の魚介類に含まれる天然の菌が作用して、強力な乳酸発酵が行われる点です。このような食品は、世界に他に例がありません。

そのため、やがちゃんキムチでは、アミだけでなく、牡蠣、ホタテ、あさりなど、天然の魚介類を大量に使用してヤンニョムジャン(キムチのタレ)を作ります。
それがあの、えもいわれぬ美味につながっていくのです。

ですから、無添加で十分過ぎるほどの美味しさが出るのです。

添加物を入れて嘘の旨みを出すことなど、考えられないことです。

 

 

無添加で美味を作る第3段階、「旨み素材の使い方」

前号の続きです。

味の仕組みを理解したら、最後に来る「旨み」を、無添加で最大化する努力をしなければなりません。

「旨み」を出す物質の代表的なもの

1)アミノ酸の中では、「グルタミン酸」がそれです。もっともポピュラーなのが、「昆布」の旨みですね。

2)核酸の中では、「イノシン酸」「グアニル酸」が代表的です。イノシン酸は、魚介の旨みで、かつお節や煮干などに多く含まれます。グアニル酸は、干しシイタケに多く含まれます。

 

 

3)このほか、あさりなどの貝類に含まれる「コハク酸」も、強い旨みをもっています。

 旨み素材は大量に使います

では、その旨み素材は、どれくらい使えばいいのでしょうか?

答は・・・・「大量」にです。量を使わなければ、望む強さの旨みが出ません。これはひとつの真実です。常識的に考えられる量の、数倍を使うと思ってください。

つまり、「ケチってはいけない」のです。

旨さは複合効果で倍化します

1)味というものは、傾向の違うものを合わせると、強くなる、という現象を示します。

たとえば、味噌は赤味噌と白味噌を合わせた「合わせ味噌」が、一番旨みを強く感じます。コーヒーに砂糖を入れると、苦味と甘みが作用して、おいしく感じますね。
カレーにビールを入れたり、コーヒーを混ぜたりすると、より美味しくなるのも事実です。

旨みも一緒です。

グルタミン酸とイノシン酸を、それぞれ個別の料理に使うより、同時に使うと、新たな強い旨みが生まれます。これを、「旨みの相乗効果」と呼びます。

これにグアニル酸とコハク酸などを加えれば、さらに複雑で深い旨みが、強く現れます。

そうなのです。

何をどういう量で、どういう組み合わせで使うかは、どういう味わいを出したいかで、決めていけばいいのです。

やがちゃんキムチの場合、「昆布」「しいたけ」「いわし煮干」の3つから、出汁(だし)を取っています。

素材は大量に使います。その量たるや、半端ではありません。

ケチってはいけない。

複合効果を狙い、組み合わせで使う。

これが、旨み素材の使い方の極意です。

無添加で美味を作る最初の2段階

無添加で美味しいものを作るためには、順序があります。

まず第一に、「無添加にする理由をはっきりさせる事」です。

これについては、非常に多くの議論があると思いますので、詳細はここでは割愛しますが、やがちゃんキムチの場合の「理由」だけを書いておきますね。

それは、

美味しいものを作ろうとすると、結局は無添加に行き着く

と言う事なのです。

つまり、「食べ物は絶対無添加でなければいけない」というところから出発していません。「本当に美味しいものを作ろう」という地点から出発しています。そうすると、終着点は「無添加」になるものなのです。

 

第二に、「味の仕組みを考える」ことが必要だと思います。

これが無いと、どこをどうすれば味がどうなる、と言う事がわかりません。

やがちゃんキムチの場合は、以下の図を用いて、味の設計図を組み立てます。

これは、科学的な図などでは決してありません。あくまで、私的に考えているものです。

ものをたべると最初に感じる味は、図の通り、「甘み」だと思います。

その次が「酸味」

次が「辛味」(辛さを感じるのは舌の別部位だからこれは間違っている、と言われる方もいますが、繰り返しますが、あくまで私の主観的判断です)

その次が「苦味」

最後に「旨味」です。

この旨味が「美味しさ」の根源になるのですが、必ず最後に来ます。感覚的には、物をかんで飲み下して、3秒から5秒後くらいでしょうか。「あ、美味しい」と感じるあの感覚。あれが「旨味」だと、私は理解しています。

ですから、口に入れた瞬間に「旨い!」と思ってしまうような味は、実は天然の旨味ではなく、「化学調味料」で人工的に加えた旨味である、ということに気づかなければいけません。

旨味は、あとから来るのです。

図にはその下に「塩味」が書いてありますが、これは、「あらゆる味の下支え」をする味、と言う意味です。
塩味が無いと、旨味や他の味わいもなくなります。

いわば、味の源、電源のようなものが「塩味」だと考えていいと思います。

以上が、「無添加で美味を作る」という作業の、最初の二段階です。

次の段階については、また次回以降書きますね。

最後に宣伝。

やがちゃんキムチは今、「春の大おまけセール」を開催中です。

楽しく美味しいですよ。ご利用ください!

 

私がよそでキムチ鍋を食べない理由

寒い冬です、キムチ鍋が人気だそうですね。

 

だそうですね・・・と他人事の様に書くのには理由があります。
私は、他所(よそ)では「キムチ鍋」なるものを食べないからです。
メニューにあっても、奨められても食べません。
何故かといえば、「キムチ鍋もどき」がほとんどだから、と思っているからです。

本来のキムチ鍋には、主に2種類あるのだと思います。

(1)文字とおり、キムチ(白菜キムチ)を鍋に入れて作るやり方。キムチの味が鍋にしみて、辛い、旨い味が出ますね。タレが鍋に染み出た白菜は、そのまま鍋の具材となります。一緒に入れる具材はお好みで。魚あり、練り物あり、肉あり、野菜あり。

(2)好きな具を入れるのは(1)と同じですが、白菜キムチは入れません。入れるのは、キムチのタレ(ヤンニョムジャン)です。タレの辛味、甘み、旨みがストレートに利用できて、濃厚な味わいになりますね。

どちらも本来おいしいのですが、それでも私が食べない理由は以下の理由からです。

◎市販のキムチやキムチのタレのほとんどは、その味を「添加物」で出している。

◎キムチだけならまだしも、せっかくのさまざまの具材にも、その添加物の味が行き渡り、「逃げどころがない」

という理由です。

ところが、

「添加物がいけないのか! 貴殿は添加物を入れるのはいけない、とばかり言うが、食品添加物は合法であり、安全性は保証されている。何故それほど添加物を悪視するのか?」

というご意見もたまに頂きます。

そう言われるのもごもっともなことで、確かに、食品添加物は、データ上は安全性を保証されています。

ですが、そういうことではないのです!

つまりは、

「添加物を入れなくても出来るものを、わざわざ入れるのは、コストを下げるために、自然の食材を入れるべきところを入れずに、その分を安価な添加物で補うからでありそれは、美味なるものを提供してお客様に喜んで頂くという目的からはほど遠いから・・・・

ということなのです。

やがちゃんキムチの全品は無添加です。

そして、当然、やがちゃんキムチの商品は、他社さんのものより、お値段が高めです。

自然の食材の値上がりが激しい昨今、ますますそうなりつつあります。

ですが、お値段の高い低いの問題ではなく、「本当に美味しいものを食べる幸せ」を味わえるか、添加物で偽装した味を味わうか」という側面で見てください。

お宅様のキムチ鍋、それでいいのですか?

お鍋は、家族やパートナー同士や仲間たちが、一緒につついて楽しく食べる、「喜びのメニュー」の最たるものでしょう。

ぜひ、「一番いい味」で、召し上がってください!

ぜひ!

やがちゃんキムチがお奨めするキムチ鍋用のタレは、「スーパーヤンニョムジャン」と「マイルドヤンニョムジャン」です!

 

 

年頭ご挨拶

 

あけましておめでとうございます。

2018年、平成30年ですね。

やがちゃんキムチ、今の柏の地に移って、満11年となりました。

キムチ製造業の創業以来、30年目です。紆余曲折もあり、移転も何度かありましたが、この地に根を下ろして、11年です。ここまでこの仕事をやり続けて来られたのは、偏に、お客様のおかげです。まことに有難い限りです。

ネット通販では特に、様々の業者さんが生まれては消え、また生まれては消え、を繰り返しています。

そんな中、「やがちゃんキムチ」(登録商標です)の名で30年近くも続けて来られたのは、お客様の、「無添加でおいしいキムチを!」というご要望に応え続けて来られたからこそだと思います。
グーグルの検索で、「キムチ」「無添加」という二つの言葉をお好きに組み合わせて、検索してみてください。
結果はすべて、「やがちゃんキムチ」になります。もう、10年以上も、それが変わったことがありません。

少人数の零細規模での経営ではありますが、商品品質だけには、間違いがございません。

うちのキムチの製造現場を、一度ご覧くださればわかります。

入った瞬間、「何か」が香ります。

にんにくやキムチの匂いだけではありません。無添加キムチだけが持つ、純粋な発酵菌が工場中に浮遊し、それが濃厚な「気」となって漂っているのがお分かりいただけると思います。

うちの工場には、添加物と呼ばれるものは、一粒も置いてありません。まったく必要がないから、置いていないのです。

当店に追随して、最近は他社さんも「無添加キムチ」をずいぶん出してこられています。

それらとぜひ、お比べいただきたいです。

単純に「無添加」を名乗るキムチと、2重、3重、4重以上の「美味しさの備え」をしているやがちゃんキムチとでは、無添加のレベルがまったく違うという事が、お分かりいただけると思います。

やがちゃんキムチは、敢えて無添加にしているわけではありません。

「売らんかな」で、無添加のキャッチフレーズが欲しいから無添加にしているわけでもありません。

本当に美味しいものを、いや、もっともっと美味しいものを、という希求心で作っているうちに、自然と無添加になるのです。

無添加の成り立ちの違いを、ぜひご実感ください。

年始は5日より製造発送を行います。

やがちゃんキムチは、単なる商品ではなく、「作品」である。

このポリシーをさらに深めて、進んで参ります。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

化学調味料(うまみ調味料)使用は職人の恥

先日あるテレビ番組を見て、絶句しました。

食欲が出ずに栄養摂取がままならないある一流アスリートの食事改善で、ご飯に化学調味料を入れて炊いて、解決に導いた、というものです。

本来、ご飯自体にも旨みは十分あります。おいしく炊く方法は、古来いくつも提唱されています。

それでだめなら、炊くときに天然の出汁を入れるなど、工夫次第でおいしく炊く方法はいくらでもあります。
あるいは、一緒に食べるおかずにでも、食欲を湧かさせる方法は無数にあります。

それを、化学的に合成された旨味調味料の粉末を入れるだけで、間単に済ませてしまう。

なんという安易で、またある意味、なんと危険な方法でしょうか。

これをいつまでも繰り返していたら、味覚の異常をきたし、刺激物を好むようになり、理想的な栄養摂取とはかけ離れた方向に進むことは目に見えています。塩分過多で高血圧症を招いたり、糖分を過剰に摂って糖尿病になる可能性が大きくなることも考えられます。

まさに、本末転倒です。

ところが、後でわかったことですが、この番組のスポンサーは、化学調味料のメーカーさんでした。

笑えない、「大人の事情」だったのですね。妙な意味で、納得しました。

食材には、どんなものでも、もともと「味」があります。

その味をさまざまに組み合わせて、「料理」として作る。それは人間だけが出来る高尚な作業です。

さらに、日本には独特の「出汁の文化」があり、おだやかな天然の味わいを、料理の味わいの基調として使います。昆布、かつおぶし、にぼし、しいたけなどが、その代表素材です。他にも、いくらでもあります。

また、日本には、独特の「発酵調味料」群があります。

良質の発酵菌が活躍できる風土を持つ日本は、良質の「発酵調味料」の宝庫の地なのです。

日本酒、みりん、酢、味噌、醤油・・・・これらは、無添加で強い旨みを醸し出す重要な仲間たちです。これらの発酵調味料の優秀さは、他国にぬきんでています。これを利用しないわけにはいきません。

さらに、海に囲まれた島国日本には、百千の海産物を気軽に手に入れられます。

「海のもの」には、旨みが詰まっています。魚にも、貝にも、海草にも。
これを利用しない料理をするなど、私には考えられません。

出汁、発酵調味料、海産物。

これらを利用すれば、化学調味料など、使う必要などこれっぽっちも無い筈です。

使うとしたら、それはその職人さんの「失格」を意味します。

恥なのです。

無添加は、料理人として当たり前の鉄則。

これを日本の料理人の共通ワードとしたいですね。

 

 

 

 

ため息の出るサムゲタン


サムゲタン(参鶏湯)は、若鶏を煮て、中に薬膳素材を詰め込んだ伝統の健康食です。

当店でも、長年専門業者に製造を外注して販売し、好評を博して参りました。

ですが今回、研究を繰り返して「自社製造」に踏み切り、非常に高品質のサムゲタンを開発しました。それはもう、思わず

  ため息の出る美味しさ

です。

商品特徴は、

1)安心の国産鶏を使用します。市場のサムゲタンは、ほとんどすべて、ブラジル等の外国産です。

2)鶏のサイズは、最低1キロ以上の大型サイズです。市場のほとんどは、700g前後の小サイズです。

3)やがちゃんの製造ですので、味付けはまったく無添加です。アミノ酸調味料や酸化防止剤等の添加物は一切使用しておりません。

4)無添加で旨みを出すために、さまざまの技術を駆使します。無添加製法は、やがちゃんの大得意分野。
たとえば、素材の味を損なう圧力釜は用いません。大型の普通鍋で、時間をかけてコトコト煮ます。また、酒や海鮮素材も多用し、奥行きのあるふくよかな旨みを実現します。

5)メインの味付けは、瀬戸内海産の高級塩の「藻塩」です。海の旨みがたっぷりです。

6)レトルトではなく、美味しさそのままの。作ってすぐの冷凍保存。賞味期間は、冷凍で半年。解凍後は3日以内にご消費ください。

大型1.5キロ以上、無添加 国産

ため息の出る美味しさです

こちらで販売しています。

アマゾン販売はこちらです。

送料値上げのお知らせ

 

お知らせです。

ニュース等で大きく報じられているとおり、宅配便の送料が大幅に上がります。

長年今の設定送料を維持してまいりましたが、このような状況に伴い、やむを得ずに当店の送料も上げさせて頂きます。(今まで送料の消費税部分は当店で負担してきましたが、それも修正させて頂きます)

10月10日より、以下のような送料体系とさせて頂きます。

(すべてクール便での送料です)

お買い上げ(税込み)5400円未満の場合  

   現行送料 800円 → 10月10日より 972円

お買い上げ(税込み)5400円以上 10800円未満の場合

   現行送料 400円 → 10月10日より 486円

お買い上げ(税込み)10800円以上の場合

   現行と変わらず10月10日以降も無料

 

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

なお、10月9日までのご注文でも、12月末までの先日付配送のご予約も特別にお受けしますので、どうぞご利用くださいませ。

 

 

 

今必要なのは、ミサイルでもなく、スマホでもなく・・・

iphoneⅩが発売されましたね。先週発表され、今週には販売開始だそうです。

私がスマホを持ったのは。初代のiphone3からでした。
パソコンの代わりになる携帯電話は衝撃でしたね。これでずいぶん便利になると思ったものです。

その後、4、5、7と変えてきましたが、2年ほど前からはiphoneではなく、使用料の安いアンドロイドの機種に変えました。特に不便もなく、便利に使っています。

元々は、30年ほど前に、「自動車電話」や、ショルダーバッグ型の重く大きな携帯電話から使っています。

その後30年で、いったい何台の携帯を使ってきたでしょうか。

そして、30年の経験で今間違い無く言えることですが・・・・

◎携帯電話がどう変わろうと、パソコンがどう変わろうと、自分自身はそれによって少しも変わっていない。確かに便利ではあるが、それによって自分が成長したとはまったく思えない◎

ということです。

文科系出身の私ですが、20代のころに、ソードPIPSという巨大なコンピュータを仕事に導入し、給与計算や売り上げ分析に使った記憶があります、1980年前後のことです。

それも、単に「計算が便利になる」程度のことで、それで経営が上向いたなどということはありませんでした。

その他の電動機材も、すべて同じです。

ビデオがVHSからMD,CD,ブルーレイ、HDになっても、パソコンの容量が数万倍になっても、自家用車の燃費が数分の1になっても、wifiを日常的に利用するようになっても、確かに生活の様式は変わっては来ましたが、自分の本質は何一つ変わって来てはいない。どう考えても、そうなのです。

では、自分は何によって変わってきたのか。

それは、読んだ書物、お付き合いしてきた人々、経験してきた数々の失敗、などからだと思います。成功体験からは、あまり学ばなかったような気がします。

自分が自ら手垢をつけてきたこと、深く考えて来た事、失敗をして後悔や反省をして来たこと・・・そういう経験の積み重ねが、自分を変えて来ました。

逆に言えば、人は、便利になったこと、うまくいったことからは、ほとんど何も学べないのではないでしょうか。少なくとも、私自身の場合は、そうなのです。

今、スマホの新型が出ても、関心が沸かないのは、こういう理由からなのでは無いか。

そう思えた、秋の1日です。

今必要なのは、ミサイルでもなく、スマホでもなく・・・

ミサイルや核実験で揺れる国際社会。

先の大戦から、軍事技術も格段の進歩をしてきました。

1発で地球が破壊されるほどの爆弾も作られました。何万発も。

それこそが、技術の進歩と人間の英知がまったく逆の方向に進んでいる証拠でしょう。

世界が今なすべきことは、深く考えることです。「失敗」してしまっては、世界が無くなるのですから。

 

八月や六日九日十五日

八月や六日九日十五日

俳句です。日本人なら、意味は書かずともわかりますね。

毎年毎年、うだるような暑さの中の盆の時期、広島長崎の惨禍や、戦争の無意味さ、悲惨さがメディアで表現される時期です。

八月の3つの日にちを並べただけのこの俳句は、一瞬でその日本人の記憶と心に働きかけます。

私自身は、ラジオで永六輔さんがこの句の紹介をされたのを聞いて、すぐに記憶に刻みました。忘れようのない言葉の句だからです。記憶では、「八月や」ではなく、「八月は」だったと思うのですが、どちらでも同じですね。

実は作者が6人もいる

それで、この句の作者は誰か?・・・と調べましたら、なんと、複数いらっしゃるんですね。

ブログ等で「自分が書いたのに、先行で書いた人がいる」と書かれている方が、少なくともお二人います。記事をよく読むと、なんと、6名もの方が同じ句を書かれていることがわかります。真似をしたということではなく、まったく別の時期と場所で、偶然6つの同じ句が生まれたということなのです。

そして、まったく同じものが6つも生まれたこと自体が、実はこの俳句の価値を語っているように思えます。

戦争は起こしてはいけない。人は殺してはならない。傷つけてはならない。戦争は愚か者の行いである。・・・・・この真実に、日本人は、大戦で300万人もの命を失ってようやく、気がついたのです。

偶然の一致の、6つの同じ言葉の俳句が存在するということは、日本人なら誰しもそのことをわかっていることのひとつの証明であるのでしょう。私にはそう思えます。

権力は何のためにあるか

広島、長崎、終戦。

毎年その日に、記念式典が開かれ、為政者が演説します。ですが、ここ数年のそれは、空々しく聞こえてなりません。

国である以上、為政者は必要です。その為政者が「権力」を持つことも、もちろん必要です。

ですが、その権力をどのように使うかに関しては、厳格な規制と監視が必要です。
それが出来なかった最も不幸な結果の例が、「八月や六日九日十五日」の句に示される、日本の国を挙げての戦争だったのだと思います。

権力は、その国の人々の幸福の実現のためにだけ、使うべきものです。
それ以上でも、以下でもあってはなりません。

権力を私することは、絶対にあってはならない。

特定の思想や宗教のために使うこともあってはならない。

権力とは、弱い立場の人を救うために、使うべきものなのです。

平和だからこそ、美味しさが味わえる

八月や六日九日十五日

今一度この句を、為政者にも、人々にも、読んでいただきたいです。

やがちゃんキムチは、一介のキムチ屋です。政治や宗教には関わりません。

ですが、平和な世の中でなければ、やがちゃんキムチも、その味も、存在しません。

八月のこの時期、その思いを強くします。

利益なのか、お客様なのか

最近、「売り上げより利益を重視しろ」という主張をよく聞きます。

ある会計・経営セミナーでは、「いくら儲けたいかを先に決めて、そこから売価や販売数を逆算して決める」と教えます。私もそのセミナーを受け、「なるほどな」と思ったものです。

ですが一方で、「果たしてそれだけでいいのか?」という思いは、常に感じていました。

商売というものが「儲ける手段」であるだけのものなら、それは正しい教えだと思います。ですが、それだけでしょうか?

ここに、ハンバーグ屋さんが2軒あるとします。

Aというハンバーグ店は、月に30万円儲けたいと考え、ひと月30日だから、1日1万円儲けようと決めます。お客さんが1日20人来るとして、一人500円ずつ儲ければ、1万円になります。一皿1000円のハンバーグの原価を500円にすれば、500円が儲かります。それで、500円で済むような材料のレシピを決めるのです。

このとき、お肉を輸入にすれば500円儲かり、国産にすれば400円儲かるとすれば、輸入肉を選びます。すべてその考え方でレシピを決めます。コストダウンのために、化学調味料も使い、「まあまあの味」が出ればいいとします。とにかく、月に30万円儲けることを優先するのです。

一方、Bというハンバーグ屋さんがあります。

Bは、とにかく味と品質を重視します。お客さんに最高の味を提供し、喜んでもらうことを目指します。

肉なら国産、玉ねぎなら北海道産、卵なら地鶏の産む健康卵を、と決めます。
そして計算してみると、一皿の原価が700円になってしまいました!

大体原価の2倍で売ろうと決めていたたので、「なんとなく」価格を1400円にしてみました。1400円で売れるか売れないかは、その時点でわかりません

結果、あるときは1日20人のお客さんがあって、700×20で14000円の儲け。

またあるときは10人のお客さんがあり、7000円の儲けしかありませんでした。

 

・・・・といったことがあった場合、さて問題です。

数年後、A店とB店は、どう変化していくでしょうか・・・?

私の答・・・。「わかりません!」

利益を重視する人たちの答・・・・「利益を決めてかかる考えのA店が成功し、あやふやなB店は失敗する」

・・・・ということなのだろうと思いますが、

さらに私の考えでは、

◎お客さんを儲けの対象と見なすA店と、お客さんにより美味しいものを食べてもらおうという姿勢のB店とでは、商売の考え方が逆だ。「私は、B店に成功してもらいたい」!

ということになります。

実際のビジネスの世界では、A店のほうが成功率が高いのかもしれません。

しかし、「こういうお店が残ってもらいたい」という希望的観測を持つ私のような人間からすれば、B店のような「お客さま第一」のお店が残れる社会であってほしいと思います。

やがちゃんキムチも、常にB店のような考え方でやって来ました。

お客様から、多くのご支持をいただけるようにもなりました。ですがA店のような考えでやれば、ビジネス的には、今より成功していたのかもしれないです。それはどちらかは、分かりません。

しかしながら、これだけは言えます。

  「今の道を進んでよかった!」と。

なぜなら、今、やがちゃんキムチが出すすべての商品は「無添加」を貫き、「超美味」を目指し作った、自信をもって出せる商品ばかりだからです。後ろめたさの一点もありません。やっていて、迷いも後悔もありません。お客様の真の喜びの方向を向いてやってきたと、断言できます。

これが、私の答です。

さて、あなたの考えは?

 

ボランティアと人間の本能

ボランティアという言葉の意味は?

「ボランティア」という言葉は、元々「慈善事業」とか、「無料奉仕」という意味ではありませんね。

元々、「自発的な行動(者)」という意味なのです。

ですから、災害ボランティアと言う時には、「自発的な支援活動」という意味なのです。自発的という時に、「利」を考える余地はありません。損得勘定などは抜きなのです。

ただ、困っている人を放っておけない。何とかしたい。それでも何も出来ないから、せめてお手伝いをしたい。それも出来ないから、傍に寄り添って、一緒に話をしたい。泣きたい。

そういう自然と湧き出る善意の感情に裏打ちされた行動こそが、ボランティア活動なのだと思います。

被災地への義援活動は?

東日本大震災の時はもちろん、昨年の熊本地震、今年の九州北部豪雨など、多くの人が、ボランティア活動に参加しています。行政の出来ないこと、足らないことを補填し、またそれ以上に、心の通った地域支援の活動が展開されています。

その全てが、「自発的」なものです。

原始時代は、弱肉強食であったのか?

最近聞いた話です。

アフリカの数百万年前の地層から人間の骨が発見されました。衣服など無い、原人の時代です。

女性の遺骨で、年齢は20歳前後で、足の骨に先天的と思える異常があり、歩けなかったと推測されます。その女性の胃の部分から、魚の骨が発見されたのです。

未開の原始の時代です。文化的なものはありません。みな、生きるために必死の時代です。

弱肉強食であったと想像しがちなその時代に、生まれつき歩けない人は、邪魔にされたのではないかと、現代のわれわれは考えがちです。

しかしこの女性は、成人しているのです。魚も食べているのです。

つまりは、ハンデを背負った人を助ける精神と行動が、この時代にも存在していたということの証明でもあるのです。

驚きですよね。弱肉強食ではなかったのです!

優れたものを優先する、「優性志向」ではなかったのです!

今、我々は?

それと比べて、我々はどうでしょう?

これだけ文化が発展し、毎日お腹いっぱい食べられて、命の危惧も感じないで、安心して生きていられる現代。ハンデのある方を、邪魔にする方はいませんか? 体のことだけではありません。人種や国や言葉によって、差別をする人はいませんか?

原始の時代に、歩けない女性に食べさせ、一緒に生きた人々には、きっと笑顔があふれていたのだと思うのです。

それに比べて、自分の仲間だけの「利」を優先し、ほかの人たちを排斥し、殺し、殺される、現代の地球。この国。この時代。

被災地へのボランティア行動を、文字通り、自発的に行う、行える社会、国、そして自分でありたいと思います。

本来は、それが人間の本能だと思うのです。

 

 

 

 

人の数だけ物語がある。声の大きくない人々の物語です。

声の大きな人の言う事には、心は動かされません。社会の片隅で静かに暮らす人の真実の物語にこそ、感情が動きます。

「やがちゃんキムチ」が、今の柏店の場所に移って来たのは、10年と少し前の、12月。

当初は私が一人で営業しておりました。
営業といっても、店はほとんど開けません。通販が主体であったため、表のシャッターは閉めてキムチを作り、宅配便の集荷時間にだけシャッターを開ける、といった具合でした。

一人ですので、寂しいです。

しばらくしてその寂しさを紛らわせるためにラジオを買い、聞きながら仕事をするようになりました。

高層団地の中にある店のためか電波の通りが悪く、ラジオは一部の局しか鮮明に聞こえません。一番綺麗な音で聞こえるのが、「文化放送」です。開店の翌5月に、その文化放送で始まった番組が、午後一時からの「大竹まことのゴールデンラジオ」でした。

1時から3時半までの、2時間半。キムチつくりの仕事を一番集中して行う時間です。

不思議なもので、真剣にキムチを作れば作るほど、同時にラジオにも真剣に聞き入ることが出来ます。

そしていつからか、午後2時からの「ゴールデンヒストリー」というコーナーを特に楽しみにするようになりました。ある時そのコーナーで放送された「江ノ電の奇跡・鉄道少年」という物語には涙を禁じえず、声を出して泣きました。

このコーナーには、光の当たる場所にいる人、声の大きな人は出てきません。

人生に失敗した人、逆境にある人、目立たない人、障害を持つ人、弱い人、負けた人など、とても表舞台には出て来れない人達の物語です。

大竹まことさんが、その物語を、静かに読み上げます。

読み終えた余韻の中、物語に関連する楽曲が流されます。

楽曲が終わったあと、女性キャスターが、補足の情報を読みます。
感動のため、涙でその声が詰まることもしばしばあります。

この「ゴールデンヒストリー」のコーナーはしばらく続いた後、長く中断して、最近また復活しました。

徹底した取材に基づいた物語の書き起こし、大竹まことさんの抑揚を抑えた朗読。

その魅力は今も変わりません。

やがちゃんキムチの味わいの裏には、このコーナーで感動した私の心が反映されています。

味は心で作るものですから、それは確かです。

 

数年前から従業員が入り、会話や指示が必要となり、また、店もシャッターを開けて小売をするようにもなり、現在はあまりラジオを聴く余裕が無くなりました。

そんな最近のある日、所要で店を出ていた私が午後2時過ぎに戻ると、パートさんが、キムチのタレを白菜に塗りながら、泣いています。

「どうしたの?」と聞くと、「ラジオを聴いて、泣いちゃった・・」と。

文化放送がかかっていて、「ゴールデンヒストリー」で、重い病のお子さんのストーリーが流されていたようなのです。

このパートさんには、小学生のお子さんが二人います。「子供のことは泣けますね」と、目を真っ赤にして言っていました。

別に宣伝するわけではありませんが、この「ゴールデンヒストリー」の中の物語をいくつか所収したCDつきの本が、発刊されました。

私は早速買い、CDを聴きました。

そこには、病の人、障害のある人、故郷を奪われた人、戦争ですべてを亡くした人など、弱い立場の人の物語が並んでいました。弱いだけではありません。その中で必死にもがき、明るみに向かって進む人たちの物語です。

最終章には、あの「江ノ電の奇跡・鉄道少年」もあります。

私は文化放送と無関係ですから、頼まれて宣伝しているわけでは全くありません。

それでも、このCDつきの本は、お奨めします。

人の数だけ物語がある」です。

AIに「やがちゃんキムチ」が作れるか

ネット通販のお店は、個人も含め、どんどん増えていますね。

新たな技術の登場で、誰でも気軽に、ネットで物を売れる時代になりました。
詳しい知識など、ほとんど要りません。

やがちゃんキムチがネット通販を開始したのはもう20年近く前のことですが、当時と今は、様相がまったく変わって、隔世の感があります。

特に「AI」・・・電子知能の登場は衝撃ですね。
今後、AI が物をつくり、売り、AIが接客し、人間が入り込む余地が無くなってしまうのでしょうか?

ある部分はそうなるのでしょうね。工程が定型化しやすい商品は、すべてそうなる可能性もあると思います。

やがちゃんキムチはどうでしょうか?

やがちゃんキムチのレシピをAIに渡し、製造から販売まですべて任せたら、どうなるでしょうか?

今よりはるかに売れるようになり、品質も安定するのでしょうか?

答え・・・・・・「分からない」・・・です。やってみなければ、そんなことは、分かりません。

ただ、これだけはいえると思います。

◎AIには絶対作れないものがある。

それは、人が「何故美味しいものを欲するのか」ということを考えると、分かると思います。

人は、出来上がったそのグルメを食べているようで、実はそれだけではないのです。

あなたが一番好きな味噌汁やカレーライスの味は?、と聞かれたら、一流料亭やレストランのメニューを挙げる人は、多くは無いでしょう。ほとんどの方は、「母の味」と答えると思います。

ものを「美味しい」と判断する基準には、「愛情」があります。愛情といって悪ければ、単に「感情」でもいいでしょう。人は、ものを食べながら、さまざまの感情を味わうのです。

それを作り出すことは、人工知能にはできませんね。

やがちゃんキムチは、小さなお店です。
その分、作り手の「感情」を、たっぷり「作品」に乗せることが出来ます。

単純なレシピの味に乗せたその「それ以上のもの」を、お味わい頂けたら、幸いです。

練れば肉は旨くなる

やがちゃんハンバーグ、大好評です。

 

まかない用に作っていた「贅沢つくりハンバーグ」を、商品にしたものです。

原材料は、合い挽き肉、炒めたまねぎ、牛乳、卵、パン粉、塩、です。これに「オリーブ七味」を少量加えて、練ります。

ハンバーグの美味しさの原点は、お肉の美味しさ。

この肉の旨みを引き出すため、最初に、肉に塩を加えて、練ります。よく練ります。糸を引くまで練ります。

続いて、牛乳や卵を加えて、また練ります。徹底的に練ります。

この練り作業、機械ではできません。

5本の指を微妙に動かしながら練り、均一に混ざるように練らなければいけないからです。

この作業、やがちゃんキムチのある別の商品と共通するところがあります。

そう、「ギョーザ」なのです。

やがちゃんキムチの「安食店」では、手つくりのギョーザが大人気メニュー。
(※ギョーザはネット販売をしていません)

このギョーザの具を作るときに一番肝要なのが、同じく、「肉の練り作業」なのです。
肉に醤油等の調味料を加えた後、徹底的に手で練ります。糸を引くまで練り続けます。

練れば練るほど、美味しくなります。

まさに、「ハンバーグ」と一緒なのです。

なぜ、練れば美味しくなるのでしょう。

それは、「肉の旨み成分が絡まり合い、うまみの相乗効果で、いい味になる」としか、言いようがありません。

カレーやシチューのように、時間が経てば旨みが増す料理と、理屈は一緒でしょう。

敢て混ぜ合わせることで、その時間を縮めている、ということだと思います。

キムチのタレ(ヤンニョムジャン)も、同じことが言えます。練れば練るほど、美味しさが増します。

うどんやそばでも、粉をよく「練る」ことで、グルテンが生まれ、旨みが増します。

味は、「練り」で、旨くなるのですね。

裏でもなく、まかないでもない、闇メニュー

大手ハンバーガーチェーンで、「裏メニュー」というのを盛んに宣伝していますね。

「裏」が気になって、数日前にドライブスルーで裏ナントカマフィン、というのを買って食べました・・・・が・・・

どこが裏なのか、表なのか、よくわからなかったです。普通に売っていましたし。

裏メニューとは、本来、メニューにも書いていなくて、こっそり店員さんに頼んで出してもらう・・・というイメージでしたが・・・何か違いますよね。

それから、飲食店ではよく、「まかないメニュー」というのがありますね。

まかないというのは本来、、お店の従業員さんが、しごとの合間に自分たちの食事を作って食べる行為のことを言うのですね。
お店では出さない、特別に美味しいものだったりします。

それが最近は、「当店のまかないメニュー」などと、堂々と売り出している例があります。
なにか、おかしいですね・・・・

などと書いている私ですが、実は、裏でもなく、まかないでもなく、もっとすごいものを発売する決意をいたしました!

これ、店の「まかない」で、自分だけのために、自分で作って食べているものです。

あの「キムチカレー」に、大粒の牡蠣を酒蒸しして、牡蠣だけでなく、染み出る牡蠣のエキスもろとも入れたものなのです。

キムチカレーには、大量の国産鳥の「振袖肉」を使います。すごい量ですよ。
10キロのキムチカレーを作るために入れる振袖肉、何キロだと思います?
企業秘密ですから詳細は書けませんが、おそらくあなたの頭に浮かんだその量の、大体3倍以上は使うのです。

振袖肉のゼラチンのうまさが、たっぷり。

そこに持ってきて、酒蒸し牡蠣も、ゴロゴロと入れる!

そして、無添加のカレーパウダーとヤンニョムジャンで味付けして、この超裏メニューのカレーができるのです。

何とこれを呼びましょうか?

裏でもなく、まかないでもなく、・・・・・そう、「闇」です。闇メニュー!

やがちゃんの、闇カレー!

闇から這い出て、発売しました。こちらです。

 

原点はここ。諏訪の山奥にて。

先日の日曜日、自分が生まれた信州の山奥の土地に行ってきました。

中年の仲間たちに「俺が生まれた山は僻地の中の僻地で、もう人はいない。家があった広い土地はそのままであるよ」と酒飲み話で自慢したところ、「見てみたい、連れて行け!」というのです。

彼らは、大型バイクを操る「おじさんライダー」。バイクに無関心な私だけが四輪で、天気のいい日曜日にその場所に向かいました。

諏訪湖から「有賀峠」という急峻な峠を登り、さらに車一台がやっと通れる山道を上り下りし、「後山」(うしろやま)という山間の集落に着きます。ここまで諏訪湖から4.50分です。

後山には今でも数十軒の人家が建ち、廃校になった校舎が依然と壊されずに建っています。

ここからさらに、伊那方面に10分ほど進むと、私が生まれた旧「椚平」集落に着きます。廃墟となった家が数軒。住んでいる人はゼロ。

私は4歳のときの昭和35年に親に連れられてこの集落を出たまま、東京、千葉でずっと暮らしています。

私の生まれた家そのものは隣の後山集落の方に移築されていて、今回はその外装を見られましたが、人様のおうちなので、画像は控えます。

肝心の生まれた土地はこのとおり。

山すそには、山桜。緑も濃いです。

家跡の裏山を少し登ると、滾々と水が流れ出る場所があります。この上には人家もありません。純粋な「山の水」です。

ライダーの友人たちが、それを「美味しい美味しい」と、ごくごく飲んでいました。

私も飲みました。実は、初めてです。幼いころは飲んでいたのでしょう。でも、何度かその後ここを訪れても、飲みませんでした。

恐る恐る口に入れたその水は、土の香りでしょうか、味でしょうか、豊かな風味を感じました。これが本当の、自然水なのでしょう。

土地の前には、田無川と呼ばれる、川が流れています。魚影も見えそうです。

その川の水音。キジの鳴き声。山裾を二羽の鮮やかな青の冠を被ったキジが、ケケー、ケケーと鳴きながら歩いていました。

それ以外には、何も聞こえません。

何度来ても思います。人は、生まれてくる場所を選ぶことはできない、ということを。

この場所から、隣の集落のあの学校まで、歩けば子供の足で2時間。それを皆、当時の子供は歩いて通ったのです。私の姉も、熊除けの鈴をつけて通ったそうです。

父は時代の流れを感じ、ここで子供を育てられない、と思い、私たちを連れて東京に出ました。
記念碑にその名前と年が刻まれています。矢ケ崎茂というのが、私の父です。

その流れの上に、今の私がいて、今は千葉でキムチの商いをしています。

その原点は、ここです。生まれた場所です。そう、私の原点は、この場所なのです。
つまり、この場所で生まれたから、今は千葉に居る。そういうことなのだと思います。

今度はいつここに来るのでしょうか? 実は、水を飲むどころか、この土地の中に足を踏み入れたことも、初めてなのです。以前何度か来た時は、車の中から「すごいところだなあ」と眺めていただけです。実際その場に立った今回、表現できない感覚を覚えました。

友人たちは、ここを何かに利用したいそうです。それもまた、いいと思います。

原点は、実は、目に見えるものの中にはありません。原点は、心の中にあるものです。土地の上に立った時に感じたあの不思議な感覚・・・それは、土地から心に伝わる、見えざるものです。そうに違いありません。

仮にこの場所に新たな建物が作られたとしても、私の心の原点は、変わりません。4歳の時、裏山で遊んで湧き水を飲み、飼っていたヤギの乳を飲み、時々キジ鍋のご馳走を食べて喜んでいたあの頃。

あの頃から今に至る時間は、遠いようで一直線です。しっかりと、今の心につながっています。

 

キムチ屋の弁当は美味しいか?!

やがちゃんキムチは2店舗ありまして、ひとつが私のいる、柏本店。

もうひとつが、成田空港近くの栄町安食(あじき)にある、安食店です。

安食店は、店内で飲食もできるし、「お弁当」のテイクアウトもしています。カルビ弁当、スタミナ弁当等、「安くて美味しい」お店として、昼時には行列のできる、地元で知らない人はいない人気店です。

そして今回、柏店でも、ついにお弁当を始めました!

ラインナップは以下のとおりです。

やがちゃんですから、お弁当も手つくりで「無添加」ですよ!

キム唐弁当・・・500円!(国産鶏肉使用)

牛焼肉弁当・・・600円!(オーストラリア産牛バラ肉使用)

マーボ丼・・・・・400円!(国産合挽き肉使用)

キムチカレー丼・・400円!(国産鶏肉使用)

 

キムチ屋のお弁当・・・・・意外や意外、美味しいですよ!

お問い合わせ・ご注文は  TEL          0471715701

場所は  柏市光ヶ丘団地4-200-1 (ビッグA向かい) です

無料駐車場あります。

(日曜定休です)

茨城へ行こう!

茨城が注目されています。朝の「ひよっこ」、見ていますか? 史実ではなく全くの創作だそうですが、いいドラマですね。

主人公のみね子の一家が住む「奥茨木村」という村は実在しませんが、高萩から常陸の一体の農村部を想定しているということです。

高萩という駅名は、常磐線の利用者なら、東京の人でも知っています。上野発高萩行きという電車があるからです。

その手前、電車で数十分のところに、「牛久」(うしく)という駅があります。この牛久は、最近急に話題になりました。そう、あの横綱稀勢の里の出身地なのです。

牛久には牛久沼という湖があり、うなぎが名産とされています。稀勢の里さんもうなぎが好きなようですね。

さらに東京方面に20分も電車に乗ると、やがちゃんキムチの町、千葉県柏市です。

ということで、やがちゃんキムチと、茨城は非常に近い「沿線のつながり」です。

そこでこの連休に、ちょこっと牛久に行ってきました。車でもわずか30分ほどの距離です。

牛久沼の辺を散策していると、畑の地面を歩く大きな鳥を見つけました。この画像は、50メートルほど離れた位置で撮りました。

そっと近づくと、なんと、もう一羽! そうです、これはキジの番(つがい)です!

都会では見ることは決してありません。私の生まれた信州の山奥でも、めったに見ません。
それが、都会に近いこの牛久沼で見られたことに感動しました。

お腹も減っていたので、湖の入り口にある料亭でうなぎを食べ、その後、有名な牛久大仏に向かいました。

この大仏は、過去に数回訪れたことがありますが、とにかく、大きい。
いや、大きすぎる。
ただ、その一言です。

有料で大仏の体内に入れるのですが、そのエレベーターに乗るのに、70分待ちだそうです。
もちろん諦めて、霞ヶ浦産(と書いてあります)の佃煮を買って帰りました。

牛久沼には、河童の伝説があります。
河童は想像の生き物ですが、私には、どうも「存在」するような気がしてなりません。

周辺には、印旛沼、手賀沼、という、沼という名の湖が散らばっています。少し進むと、琵琶湖についで大きい、霞ヶ浦です。それでも「湖」という名前は、このあたりでは使わないのですね。河童が住むには、お似合いのように思えます。少し泥でにごっていて、魚が沢山いて、豊かな沼。

キジも棲み、河童が隠れる沼。

沼には、河童の匂いがします。気のせいでしょうか? でも、ザバーっと、河童が水の中から現れても、あまり驚かないような気がします。

東京、柏、牛久、奥茨城。まっすぐつながる、茨城への道。

茨城。行きましょう!

 

揚げたての美味しさが1ヶ月続く唐揚げとは?

Q:唐揚げが一番美味しいのは・・・?

A:揚げたての時!

正解!・・・・ですね。

冷めた唐揚げも、特に「キム唐」などは十分美味しいのですが、やはり揚げたてにはかないません。揚げたその直後・・・・を逃すと、一番美味しい時も逃すのです。

ですが・・・手立てはありました。
揚げたてでなくても、その美味しさをずっと保つ唐揚げ・・・。それを、作りました!

それが、「キム唐肉味噌」です。一言で言えば、唐揚げの味噌漬けです!

この製法ですが、

1)まず、キム唐を揚げます。そして、小切れにします。

2)ねぎを油で炒め、そこに、味噌と甘みを加えます。

3)「オリーブ七味」をたっぷり加えます。オリーブ七味は、アミ、いわし、くるみ、ゴマ、オリーブ油、ニラ、レーズン等で作る、やがちゃんオリジナルの「薬味」です。

4)そして最後に、唐揚げを加えて火を通し、混ぜます!

こうして、手間をかけてできた「キム唐味噌漬け」なら、冷蔵で約1ケ月の間、揚げたての唐揚げの美味しさを、肉味噌、味噌漬けという形で味わえるのです。

4月下旬から発売したこの「キム唐肉味噌」ですが、店頭で、予想以上に売れています。うわさを聞いて、買いに来られる方も増えています。

味噌漬けですから、唐揚げのように「がぶり」と食べるのではなく、ご飯のおかずとして、少しずつ食べるといいです。

唐揚げの量は・・・それこそ、「ゴロゴロ」状態で、たくさん入っています。

どんなものかは・・・まず、「食べればわかります・・・!」

からあげグランプリで連続金賞受賞!その一日。

4月28日、GW前の繁忙日でしたが、お店の運営を従業員さんに託して、私は単身で大阪に行きました。成田から関空への飛行機便の日帰り往復です。強行軍でした。

関空に到着後、すぐに路線バスに乗りました。バスの行き先は、あの「USJ」です。

乗り込んだときには私一人。でも、その後、アジア系の観光客の団体がどどっと乗り込んできて、あっという間に満席。通路の補助席まで全部埋まりました。
後部に乗っていた私は焦りました。

この観光客さんたちは、全部間違いなく、USJ行き。
そして私の目的地は、USJの一歩手前の「インテックス大阪」という、イベント会場だったからです。

インテックス前について、「すみませーん、降ります!」と声を上げ、補助席の人に全部降車してもらって、なんとか地上に。車内から、アジアの人たちが不思議そうに私を見下ろしています。

私が日帰りでインテックスに来た目的。それは、「からあげグランプリ」の授賞発表会への出席のためです。

インテックスでは、4年に一度の食品の大博覧会、「食博」の開催中。その中のステージでの発表会なのでした。

そして午後2時。いよいよグランプリの発表です。

「唐揚げ協会」のやすひささんが登場です。

そして、発表。

「東日本味バラエティ部門」で、今回も「金賞」を頂きました。2年連続です!
大阪に来た甲斐がありました。

今回の総エントリー数は、全国の約600店舗。
投票総数は、11万票以上あったそうです。

事前に授賞したかどうか、知らされませんでした。ですから、会場に来て、受賞しないで帰られた店も多かったようです。

賞状を頂いてからも、そうはゆっくりは出来ません。

翌日も、唐揚げを揚げ、キムチを作る仕事が待っているからです。

それでも、4年に一度の食博。急いで見て回りました。

まずは、ビールに唐揚げ! 唐揚げが少し硬かったかな?

次に、大阪名物、「鳥天」です。あれま。こんなにやわらかく揚げるのはどうするんだろう?ここでもまた。生ビール。

ほろ酔いになって、さあ帰ろうと思ったら、「祭りの広場」から「ねぶた」の音が聞こえてきました。慌てて、覗きました。

そしてとうとう会場を後にして関空へ。
今度は地下鉄とJRを乗り継いで帰りましたが、電車の車内の広告ポスターが少ないのが気になりました。大阪は、景気が悪いのでしょうか? 東京の電車広告は常に満杯ですから、意外でした。

千葉に帰った後の深夜、空港で買った「551豚まん」と「生八橋」を食べながら、考えました。

2年連続受賞に向けて、ご投票にご協力くださった皆様に、何か御礼をしたいな、と。

何が出来るだろうか・・・と。そして、一晩寝て、考え付きました。そうだ!

「2年連続受賞記念 謝恩内祝い 500円クーポン」です!

どなたも、このクーポンを利用してお買い物をすると、500円分のお値引きをいたします。
こちらからどうぞ。

ご遠慮なくご利用いただきたいと思います。

やがちゃんキムチは、千葉の名もない町の、名も無いキムチ屋です。

ですが、全国から、「おたくのキムチで無ければだめ」と、ご指名を受けて、買って頂いております。

作るものは、すべて「無添加」。この一線だけは、何があっても、崩せません。
そして、無添加でありながらの「美味」の実現。この困難な道を、この先も歩み続けます。
これは、職人としての、矜持でもあります。

先日のように、テレビがわざわざ取材に見えるようにもなりました。

また、からあげグランプリの金賞という、貴重な賞もいただけるようにもなりました。

すべては、お客様のおかげです。

どうもありがとうございます。

 

 

実るほど 頭を垂れる 稲穂かな

「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」

いい言葉ですね。

成功して偉くなった人ほど、言動は謙虚になるものだ、というたとえですね。日本人にぴったりの教えだと思います。

ところが最近、うちもそうですが、この言葉を忘れがちな傾向がありますね。

記者に激高して暴言を吐いたかと思えば、「震災は東北でよかった」などと口を滑らせた復興大臣。「言葉のあや」では片付けられませんね。復興大臣に一番なってはいけなかった人だと思われます。

フェイクニュースを鵜呑みにして、学芸員が諸悪の根源などと言い放った閣僚もいます。学芸員さんたちがどれだけ苦労して、国の宝を守って来てくださったか、学び直すべきです。(学ばないでしょうが)

不透明な寄付金問題を覆いかくそうとしているとしか思えない、首相。一言真実のことを言えばいいだけなのに、取り繕い、時に興奮する姿は、日本のリーダーとして似合わないとも思えます。

自分の腹を見せて、天下国家を論じて、誤ったことは正直に訂正謝罪する。
そういった「男の中の男」のような「偉い人」は、居ないものですかね?

昔は、そういう指導者がたくさんいたような気がしますが・・・。

・・・

などと、私自身も偉そうに言える訳はありません。

まだまだ、道途中。この歳になっても、毎日、わからないことだらけです。

あなたの職業は? と聞かれれば、今はすぐに「キムチ屋です」と答えます。

以前なら、「食品商社です」とか「グルメ関連です」などと、格好つけて答えていました。
そうすることが自分を「偉く」見せるような気がしたからだと思います。

でも、

キムチ屋です

 この手で作っています

 すべて無添加です

 和食や洋食からも学んでいます

などと、自分が本当に気持ちを入れてやっていることを一生懸命表現したほうが、よほど格好がいいですよね。

まだ、頭を垂れるほどに、実っていません。

まだまだ、現場で試行錯誤し、お客様から叱咤激励されながら、味つくりにまい進するしかありません。

冒頭の大臣さんたちを見ながら、「人の振り見てわが身を直せ」ですね。

がんばります。