キムチ作りは一期一会

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12月31日、大晦日です。

昨日、年内の製造出荷が終了いたしました。

最終日は大掃除もあるので、時間に余裕を持ったはずでしたが、やはり制限時間
ぎりぎりの出荷となり、結局、また日付変更線をまたいだ仕事納めとなりました。

すべてが終わったあと、沢山のご注文を頂いたお客様に対し、心底感謝の念が沸

いてきました。

やがちゃんキムチは、ほとんど私一人で運営し、作り、お送りしているキムチ屋です。

どんなに忙しくても、一つ一つの製品作りには、全身全霊を傾けています。

全ての商品を、一期一会の精神で手つくりしています。

 

冬の水は冷たいです。

あらためて見ると、今、手の甲が赤くなっています。

それでも、

 「やがちゃん、美味しかったよ!」

 「注文して良かった。また来るからね!」

とおっしゃって頂けるのは、無上の喜びです。

 

来年もまた、その喜びを味わう為に、頑張ろうと思います。

どうぞ、変わらぬお引き立てをお願い申し上げます。

大変有難うございました。

やがちゃんの今年、あと一日

12月29日終了。

 

といっても、この時間(翌日午前2時)にようやく終わりました。

 

キムチ屋の作業の20%は、「洗い物」です。特にやがちゃんキムチは、60種のキムチに、60種のタレのバリエーションを持ちます。

全て容器を換えて作るので、洗い物もそれだけ出ます。

 

仕事納めまで、あと一日です。

 

今は緊張の連続でキムチ作りと発送作業にに集中していますが、最後の製造発送が終わった瞬間、工場で立っていられるか。

 

全力を掛けて、今年最後の製造に挑みます。

 

やがちゃん、年末奮闘中

おかげさまで、予想を遥かに上回るご注文を頂きまして、現在、製造と出荷のピークを迎えております。

出荷作業自体は、出来た物を箱詰めして送り状を貼るだけですから、何と言うことはありません。

 

でも、やがちゃんキムチは、私の一人手作りのキムチ屋。

それも、当日製造、当日出荷が原則です。

作り置きなど、一切致しません。

 

だから、全商品、毎日仕込み、製造の連続です。

 

皆様に、

 

 「ああ、やがちゃんキムチは本当に美味しいね」

 「頼んでよかった。しかし、旨いなあ・・・」

と、年末年始の食卓でお喜びいただけるように、毎日、深夜まで頑張って作っています。

 

 

キムチ屋の仕事は、慣れた私にもかなり過酷。

特に冬は、冷たい・・・・。

 

それでも、お客様の笑顔を思い、嬉々として作ります。

 

年末の製造出荷は、30日まで続きます。

 

年始は5日始動。

23日以降のご注文は、7日以降のお届けとなっています。

 

どうぞよろしく!

「乱」とやがちゃんキムチ

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NHKのBS放送で、黒澤明監督の全作品をシリーズで放送しています。

 

先日は、「乱」でした。

もう数回見ている作品ですが、やはり、ついつい見入ってしまいます。

 

黒澤作品は、「シェイクスピア劇」を土台にしている物が多いといいます。

 

私はたまたま学生時代の専攻がシェイクスピアでしたので、この「乱」を予見無しに初めて見た時に、あ、これは「リア王」のリメイクだな、と、冒頭の部分で気がつきました。

 

「リア王」といえば、完全な上演は不可能とさえ言われる、シェイクスピア劇の最高峰のスペクタクル悲劇です。

あまりにテーマが壮大、深遠で、演じる方も見る方も、感性も体力も追いつかない巨大な悲劇。

 

その「リア王」を、ここまで完璧にリメイクした黒澤明氏の偉大さは、やはり語り尽くせませんね。

 

ちなみに、「乱」を英訳すると、「CHAOS」です。

混乱、では無く、「混沌」なのですね。

 

今の世界の様相を一言で言えば、「混沌」です。

 

今見るにふさわしい作品でした。

 

さて、やがちゃんキムチは、さまざまの素材の味を、混沌の中から一つにまとめ上げています。

黒澤さんにも召し上がっていただきたかった・・・・。

 

混沌キムチの最高峰は、「海の幸、山の幸」 や、「スーパーボッサム」ですね。

カニなら、温泉市場

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カニ、うに、鮭、数の子、タコの地獄漬け・・・・・・

世の中に、「北海道特産物」屋さんは数あれど、

   ◎すべて生

   ◎全て自社調達

   ◎全て自社配送

そして

   ◎最高の物だけを送る

に徹したお店は、ネット業界に長くいる私が知る限り、このお店と、あと数件しかありません。

 

この店の名は、「温泉市場」。登別温泉に位置する、正真正銘の北海道のお店です。

社長の吉田君は、「ナイスガイ」を絵に描いた様な好青年。ファイトと善意にあふれた道産子です。

 

「訳ありガニ」とか、「在庫が余って大特売」とか、そんな過剰宣伝文句は一切ありません。

ひたすら、いい物を、ひたすら、お買い得に、ひたすら、すぐに送る・・・・・・。

 

私が尊敬するナンバーワンのお店です。

 

温泉市場、今日が年内配送の受注最終日です。

 

カニやウニのご注文がまだなら、ぜひ、温泉市場に。

いい物が届かないことは、絶対にありません。

立野商店の有田みかん

みかんとコタツが無い日本の冬なんて・・・・

 

コタツは少なくなりましたが、みかんは、相変わらず冬の必需品です。

 

スーパーに、八百屋さんに、みかんがあふれています。

 

みかんといえば、紀州。

そして、有田みかん。

 

私は、すごいみかんのバイヤーさんとお友達です。

 

「立野商店」の立野さん。イケメン顔、身長180センチのナイスガイですが、本職は、市場の青果の仲買人。毎日、山ほど入荷する青果を見て育ちました。

 

その徹底した品定めは、尋常な物ではありません。

 

何せ、愛読書が「美味しんぼ」です。味に対する姿勢が徹底しています。

 

その立野さんが選び抜いたみかんが、ネットで買えます。

年内配送はまだ間に合うとか。

 

立野商店の有田みかん、お奨めです。

 

やがちゃんキムチ、年内配送は間も無く受注締めです。

 

やはり白菜キムチが無い年末年始なんて・・・・。

 

仏教徒のクリスマス

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千葉県内の大型ショッピングモールの中の、おもちゃ売り場の一角。

 

クリスマス商戦の中で、羽子板や破魔矢飾りのコナーもありましたが、お客さん、いません。

 

クリスマスって、キリストさんの誕生日。

日本のクリスチャンは、100万人。

仏教徒は数千万人。

 

うーーーん。

 

不景気といわれる中、このキリスト教と関係のないクリスマス騒ぎはなんでしょうかね。

毎年毎年思うことですが。

 

あなたさまは、何教徒?

 

私は・・・・・なんだろう・・・・・・?

 

下弦の月

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  下弦の月、目の高さに光るオリオン座

  鶏頭の赤

  ひまわりの黄色

  海に洗われた小石

  この世界の美しさをずっとあなたと

  見られますように

    (by 吉田美和)

 

 

下弦の月が目の高さに現れた昨晩。

 

イエスキリストが2008年前に生まれた晩と同じ日が、間も無くやってきます。

赤子のイエスの顔も、この月に照らされたのでしょうか。

 

馬小屋で生まれた貧しい彼が多くの人を助けたように、人の苦しみ、貧しさを知る人こそが、他の人を救うことが出来るのでしょう。

 

飢え、病に伏し、愛する人と別れて彷徨う全ての人々の苦難が、軽くなりますように。

 

やがちゃんキムチ 安食店のメニュー

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これ、やがちゃんキムチ安食店の店内メニューです。

 

手書きです。

 

実は、2年前に私が書いたものです。

 

現店長の深谷さん、2年間値上げをしないできました。

いまも、この値段で食べられます。

 

味を作った私が言うのもなんですが、こんなに美味しいラーメンやキムチ、ギョーザを、こんなにお安く提供できるのは、多分このお店だけです。

 

成田空港から車で20分。電車だと、我孫子から成田線で20分。

緑多い安食の町は、名物の酉の市も終わり、年末を迎えました。

 

やがちゃんキムチ安食店は、29日までフル営業します。

 

北千住の飲み屋横丁、最果てのイタ飯屋さん

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北千住。

 

宿場町の趣を残すこの下町の駅前に、その名も高い「飲み屋横丁」が迷路のように

拡がります。

 

その迷路の果ての果て、何十回も角を曲がりたどり着いたのが、このイタリア料理店、「OKU」。

 

マスターは腕のいい中年の職人さんで、サブマスターは、ハンサムなイタリア青年。

 

そして、カウンター横には山盛りの一品料理が数十種。

 

さらに、パスタ、ピザはオーダーし放題で、一人何と2800円。

 

 

お味は最高。

ローストビーフの上質な味付けには脱帽。

ピザも、生麺のカルボナーラも、滅多に出会わない美味しさでした。

 

もう一度行けといわれても、決して行けない最果ての店。

 

いい思い出になりました。

 

イタリア料理には、熱いスープが良く合いますが、やがちゃんキムチにも、

 

があります。潮の香りたっぷり。好評です。

 

キムチが美味しい冬が来ました

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早暁。

 

名残惜しく照る月の光りを見上げながら、千葉の台地を歩きます。

 

霜が降りました。

 

道を急ぐ小学生の背中も丸まり、いよいよ冬が来ましたね。

 

千葉の冬は、それでも、東北や北海道のそれと比べれば、赤子のようなもの。

顔を切る風も、目覚ましにちょうどいいほどの穏やかさです。

 

冬、野菜が一挙に美味しくなります。

 

理由は、寒さの中、野菜たちが身を守る為に自らの中に糖分を溜め込むため。

だから、冬野菜はしっかりとして、甘いのです。

 

やがちゃんの基本商品、「白菜キムチ」。これからが味の本番です。

 

焼肉チェーン店さんにて

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都内のある焼き肉チェーン店さん。

 

以前は、「高い、うまい」で有名でした。

 

久しぶりに行って見ましたが・・・・

 

真ん中の写真のお肉は、「スタミナカルビ(はらみ)」と書いてありました。

 

私、一応肉のことも分かりますが、これは、カルビの端肉(フランケン部位)や、近在の肉片を集めて結着剤で固めた「成型肉」です。

 

成型ですから、柔らかく、味はタレでごまかせますから、まずまず。

 

でも、一番上の写真のカルビ&豚カルビと同じ値段である理由は、「成型」だからです。

 

「成型肉」と表示しなけりゃいけませんね。

 

ビビンバはまずまずでした。

 

やがちゃんが、手間が掛かるのであまり売りたがらない「焼きビビンバセット

20日まで販売中です。

 

ZOPF,再び謎のパン屋さん

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再び、あの「謎のパン屋」さん。

 

店名は、 ZOPT ではなく、 ZOPF でした。ツオップ。

 

見てください、コロッケパンの詰まり具合。

 

3坪の店に入り、分速30センチでラッシュの中進みながら、写真を撮って参りました。

 

松戸市小金原。ZOPF。

 

やがちゃんキムチから、車で5分です。

 

今日のおすすめは、海鮮キムチの代表格、「ブロークンホタテキムチ

 

大間のマグロ、俺こそマグロだ!

マグロの話題があちこちから聞こえてきます。

 

漁獲制限が厳しくなりそうで、落ち着きませんね。

 

私の古くからの友人で、築地でマグロ専門でやっている方がいます。「マグロのみやこ」の高橋さんという方です。

 

もともと、印刷会社のセールスマンだったのが、マグロの魅力に取り付かれて、築地でお店を開いてしまいました。

 

そして、マグロといっても、「大間」のマグロ専門なのです。

 

何度もいただいたことがありますが、大間のマグロは、抜群に味が濃い。

 

「俺こそマグロだ!」と叫んでいるような強烈な味わいです。

 

この味を一度口にしてしまったら、いつものマグロが弱々しく感じてしまいます。

 

年末年始、一度は「大間」を食べましょう。

私のおすすめは、「大間のマグロの赤身」です。

 

その横に似合うのは、サッパリした大根のキムチ、「カクテキ」ですね。

 

天晴みりんの質感

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流山市内のお酒屋さんの店頭に、この大きな樽が展示してありました。

 

みりん用の一斗樽です。

 

「あっぱれみりん」は、みりんの代名詞として、江戸期から昭和初期まで、その名声を恣(ほしいまま)にしたとか。

当時のみりんは、今のように調味用ではなく、純粋な「飲用」だったそうです。

 

みりんの材料や製品を江戸に運ぶ為に水運が発達しました。

今も、「運河」という名の駅が残っているほどです。

 

この地は、同時に「醤油」の大産地でもありました。

 

今でも流山市とお隣の野田市には、キッコーマン醤油の工場があります。

キッコーマンは、醤油のほかにも、みりんの「万上」というブランドも持っています。

万上みりんも、天晴みりんのように、陶器樽で運ばれたのでしょう。

 

 

この樽の質感。相当なものです

 

豊かな時代の産物といえるでしょう。

 

 

やがちゃんキムチは、味で勝負のキムチですから、器にはこだわりません。

それでも、新作の「黄金律キムチ 海の幸 山の幸」には、専用容器とカット用はさみがついています。

 

ZOPT・・・・・・ツォップ 謎のパン屋さん

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千葉県の松戸と柏の境目辺り、古い住宅街の中に、そのお店はあります。

 

一見、お店とは気付かない質素な店先。

 

読めない看板。

 

ZOPT・・・・・・ツォップ と読むそうです、ロシア語で。意味は、「編み上げパン」。

 

朝早くから、夕方まで行列しています。

繰り返しますが、商店街や駅前では無いです。

ほとんどの人が、車に乗ってわざわざやって来る、手作りパン屋さんなのです。

 

お店の中は、たった3坪ほど。

7.8人で、もうラッシュアワー状態です。前の人が動くまで、じっと待ちます。

3坪を一周するのに、10分は掛かります。棚には、100種を超えるパンがぎっしり。

次から次へ、店員さんが補充していきます。

 

お客さんにカメラを向けるのは失礼なので、お店の了解を頂いて、パンだけを撮りました。

 

すごい品種数です。そのどれもが、美味しい。

 

私のおすすめは、180円のカレーパン

カリッとした揚げパンに、ほんのりと辛いカレールーが詰まり、まあ美味しいこと。

 

3坪のお店の奥には、かなり広い厨房。4,5人のシェフ姿の職人さんが見えます。

 

2階は、パンがメニューの中心のレストラン。こちらも、予約がいつも一杯だそうで。

 

 

しつこいようですが、ただの住宅街。

この繁盛、信じがたいですが、現実です。

 

やがちゃんキムチで、一番売れているのは、実は「チャンジャ」。

 

どこにも無いマイルドさと深い旨みで、行列です。

 

豚キムチと酢豚:ニジマス6匹!

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一昨日の日曜に息子と行った「手賀沼 道の駅」

 

釣りでお腹がすいていたので、ハンバーグと酢豚を食べました。

 

合計1360円。

 

どうせ美味しく無いだろうと、高を括っていたら、酢豚が旨い。

 

酢豚は、なかなか美味しく作れない物で、私も自分では作ったことが無いです。

 

お肉をカラッと、しかもふんわりと上げて、甘酸っぱいタレを絡ませる・・。

お上手な腕前でした。

 

でも・・・・。

 

酢豚には、パイナップルが無ければ・・・・・!

パイン大好きな私には、それだけが不満でした。

 

天気のいい午後、ニジマス6匹の大収穫。

 

やがちゃんキムチには、酢豚は無いですが、豚キムチがあります。

 

シクラメンの香り と ほたるいかキムチ

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  真綿色したシクラメンほど

  清しいものはない

  出会いのときの君のようです

 

と歌ったのは、小椋桂。

 

私の高校の先輩です。

 

小椋さん、大学受験に失敗して絶望し、山中湖まで一人で行き、湖畔で波の音を聞き、

 

 潮騒の浜の岩陰に立って

 潮騒の砂に涙を捨てて

 思い切り呼んでみたい

 果てしない海へ

 消えた僕の若い力 呼んでみたい

 

という曲を作りました。

 

デビュー曲、「しおさいの歌」です。

 

18歳の青年の作る詩として、なんと秀逸なことでしょうか。

 

シクラメンの色を「真綿色」とする感性にも驚きます。

 

感性といえば、キムチ屋にもあります。

 

感性を満開にして作ったつもりのこの作品。

 

3ヶ月以上にんにくをつけた醤油だれをベースにした、創作キムチです。

 

クロスフォーニューヨーク、あの人に

クリスマス。

 

大好きなあの方に、何を送りますか?

私もさんざん探しました。

それで行き着いたこの店。シルバージュエリーの銀屋さん。

そして見つけたこのお品。

1万円のシルバーネックレス、クロスフォーニューヨーク

これなら、贈れる。

 

やがちゃんキムチにも、一万円キムチ。

 

畑は数字では無いです

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一番上の写真は、収穫間近の白菜。

隣の玉とぶつかって、それ以上横に大きくなれなくなる時が、出荷の目安です。

 

真ん中の写真のネギの育つ地面を見てください。この黒土。

 

下の写真の通り、畑というところはただの地面ではありません。

 

土にさんざん手を入れて、改良に改良を重ねて初めて、種を撒ける状態になるのです。

 

土地ごと売ってしまえば、一坪いくら、という数字の話になりますが、「生命」を育てる畑は、数字では書き現せません。

 

学生街のそそる名前から、キムチカレーを思う

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沖縄食堂・・・・・・・入りたい!

 

安くてうまい、ママキムチ・・・・・・入りたい!

 

ホルモン商事・・・・・・・不動産屋さんじゃなくて、ホルモン屋さんなら、入りたい!

 

早稲田界隈の商店街の一角です。

 

学生街は、安い。それでも競争が激しいから、そそる看板が目立ちますね。

30年前の味の記憶は無いですが、今の味はどうなんでしょうか。

 

そそるネーミング・・・・・。

 

そそる味といえば、やがちゃんのキムチカレー。もっといいネーミングがあったかな。

 

この味、よそには無いです。絶対にありません。だって、カレー粉じゃなくて、ヤンニョムジャンで作ってますから。

 

こだわり商店を解放しよう!

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西早稲田の商店街の一角にある、「こだわり」のお店。

 

「こだわり」とは、漢字で書くと、「拘泥」。

 

泥に捉る・・・・・・・あまりいい言葉ではないですね。

 

本来は、「よからぬ考えや習慣に引きずられて、いやいや行動する」というような意味の言葉のはずです。

 

「こだわりラーメン」という看板を良く見かけますが、なにに捕まえられて作っているラーメンなのか・・・・そんなラーメンはあまり食べたくないです。

 

この八百屋さんも、「こだわらず」に、農薬から「解き放たれた」野菜を売るお店の表示にしなければ。

 

ネーミング・・・・・・

 

  「自由商店」

 

  「解放商店」

 

・・・・・・政治的になっちゃうな。

 

やがちゃんの「解放商品」の、「完全無添加チャンジャ」、ご注文が増えています。

 

白菜を鍛えて、キムチは美味しくなる

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やがちゃんキムチは、白菜をカットして塩漬けするという、邪道な方法は採りません。

野菜の本来の美味しさは、丸ごと漬けてこそ、生まれるのです。

 

 

でも・・・

 

冬の白菜は、肉厚で頑丈。

ちょっとやそっとでは漬かりません。

なかなか浸透圧が効かないのです。

 

そこで、「漬物石」を乗せるのですが、そん所そこらの石ではいけません。

 

写真の石、一つ35キロあります。直径30センチほどですから、すごい重さ。

 

実はこれ、バス会社の停留所用の立て札の重石なのです。

操車場の片隅に積んであったものをもらって来たのです。

 

塩を振って、この石を2、3個重ねて白菜を鍛える・・・・・・。

 

白菜は、そのみずみずしさを蘇らせ、ジワジワと漬かって行きます。

 

白菜の上下を入れ替える「天地返し」を5日間繰り返して、ようやく「タレ」を塗ってもらえるところに辿りつくのです。

 

やがちゃんの白菜キムチは、こうして、鍛えられて育ちます。