お客さんを大切に思えば、自然と無添加になる

世の中には食べ物があふれ、売られている加工食品のほとんどに添加物が入っていることは、周知の事実です。

添加物でも、どうしても必要なものもあります。

たとえば、ラーメンに含まれるかんすいだとか、豆腐の「にがり」も添加物です。それらは、その食べ物が成立するために必要なものですから、使用する理由があります。

それでも、ほとんどの添加物が、「安く作るため」「きれいに見せるため」「味をごまかすため」「経済性のため」等の理由で使われています。この使用の理由は、すべて、「作る側」「売る側」の論理です。それは「食べる側」、つまりお客さんの側の論理ではありません。

ここが一番重要な点であることを、どなたもお分かりいただきたいと思います。

やがちゃんキムチが長年にわたり、無添加で不器用な作り方を続けているのは、すべて「お客さんにもっと安全で美味しいものを」と思う一念からなのです。

そうでなければ、化学調味料を入れ放題入れて、着色料で着飾って、長期間売れるように保存料を入れて、中身が希薄でも持つように増粘材をたくさん入れます。そして、「半額セール」「ポイント50倍」などと銘打って安く売りまくります。

それができる店では、当店はありません。

高いお金を払って全国からご注文を下さるお客さまに対し、そんなことはできません。

少しでも美味しく、笑顔になっていただくように。

日ごろのお疲れが和らぐように。

強張ったお気持ちがほぐれるように。

ああ。自然の美味しさは本当にいいなあ・・・と、心休んで思っていただけるように。

これからも、無添加で、さらに美味のキムチや関連商品を作り続けます。

正直申し上げて、無添加のキムチは、コストがかさみ、技術的にも難点が多く、大変なことの連続です。

それでも、お客様を大切に思うとという原点を忘れずに、当然のごとく、今後も無添加で参ります。

外国の方を大切に

kk999 (1)

 

私は日本人ですが、キムチ製造という業種上、多くの韓国人の方とお付き合いがあります。

例外なく善良な方ばかりで、皆さん、ここ数年の政治的な妙な風潮について、話題にしてきたこともありません。

先日、日本に来て7年経つという方に、「日本語上手だねえ。僕なんか、キムチ屋なのに一言も韓国語しゃべれないよ」と私が言うと、真面目な顔で、「だって、外国で暮らすのには必死ですから。やがちゃんも、韓国で暮らすのなら、すぐに韓国語を覚えるようになりますよ」とおっしゃいました。

日本に生まれて住んでいる私たちにはわからない苦労が、垣間見えた瞬間でした。

言葉だけではなく、生活上のさまざまの苦労が重なる、外国での生活。

それでも懸命にがんばる方々と、仲良くやっていくのは人間として当然のことです。

心を豊かに持ち、お互いに力を合わせて行きたいですね。

あなたの新たな恋人、生まれました(生タコチャンジャのご紹介)

tako1

 

北海道産の生たこ。正確には、「水タコ」といいます。日本最大のタコで、その足の味の良さは特筆ものです。

普通は湯がいて使いますが、鮮度がいいこの水タコの「生」は刺身で抜群に美味しいのです。
その場合、通常は「わさび醤油」で食べますよね。それはそれでもちろん美味しいのですが・・・。

これを、独特の「チャンジャ」にしたのが、やがちゃんの「北海生タコチャンジャ」。

やがちゃんの新商品です。

今まで、「生タコチャンジャ」はあるにはあったのですが、タレ(ヤンニョム)の味を100%変えました。

今回の新たな味わいは、信州味噌と唐辛子、三温糖で作ったコチジャンに、あの「オリーブ七味」を大胆に加えたのです。ですから、従来の味とは、180度違う味付けなのです。

takoch

 

今まで使っていた油は、ごま油でした。

今度の生タコチャンジャは、エクストラバージンのオリーブオイルです。

ですから、サラサラ感が生き、レモンとりんごの果汁とあいまって、爽やかな香りを振りまいています。

たこ好きの方、チャンジャ好きの方。キムチ好きの方、必食です。

滑らかな食感と、華やかな香り、峻烈な辛さと、深いうまみ。
もちろん、完全な無添加です。

 

新たな味わいとの出会いは、新たな恋人との出会いにも似ています。

あなたの新たな恋人、生まれました。

 

 

 

お蕎麦屋さんでのおはぎ事件

soba

 

昨日は、やがちゃんキムチから車で5分ほどのところにできた新しいお蕎麦屋さんで遅いランチ。
おなかがペコペコの状態で行きました。

午後3時過ぎでしたから、50名は入る新店舗のお客は私だけ。

注文を取りに来た若い女性パートさんに、「野菜天もりそば」を頼みました。
ついでに、100円の「おはぎ」も。食後の甘いもの、大好きなんです。

「おはぎはいつお持ちしますか?」と聞かれたので、「(そばと)一緒に」と答えました。

座った場所は厨房に近い位置で、そば職人さんが3名ほど立っているのが見えます。
私の注文も、おそらく聞こえたと思いました。

10分ほど待って出てきたおそばは、写真のとおり。

よく冷水で締められたおそばは、歯ごたえも良く、香りも鼻に抜け、いい味です。

あっという間に、天ぷらもそばも食べ終えてしまいました。

でも、おはぎが来ません。お茶を飲んで待つこと、5分。それでもこないし、先ほどの女性の姿が見えないので、厨房に声をかけました。

「すみません、おはぎが来ないんですが」。・・・・・

3人のうち一番若い男性が、確認に来ました。「はい?御用は?」

「おそばと一緒に、と頼んだおはぎが来ないんだ。もうおそば食べ終わっちゃったのに・・」と繰り返す私。

男が男に対して、「甘いもの」を大っぴらに欲しがる図というのは、あまり格好のいいものではありません。

「かしこまりました。もう少々お待ちください」と帰っていく男性。 厨房に何か伝えて、それに最初にオーダーをとった女性の受け答えがあったようですが、姿は見えず、よく聞き取れません。

おそらく、女性がおはぎのオーダーを出すのを忘れていたのだと思いました。あるいは、「おそばと一緒に出す」のを、「食後に出す」と勘違いしていたのかもしれないです。

いずれにせよ、また数分待たされました。私、既に時間がありませんでした。

「もういいや!」と思い、席を立ち、先ほどの男性に、「おはぎまだなら、持って帰ります」と言ったところ、男性はまた「かしこまりました!」と厨房に向かって「おはぎ、お持ち帰りです!」と一叫び。

それに対して、奥のほうから女性の声で、「え! 持ち帰りじゃないです! 食後です!」との声。

厨房の男性がそれに対して、「どっちなの?」との声。よく見ると、職人さん、暇そうに突っ立った状態でした。

男性が私に、「あの、お持ち帰りですよね?」とさらに聞いてきます。

「いや、とにかく時間がないから、早く帰りたいの。テーブルに出すか、持ち帰りにするか、とにかく早くして!」と、少しイラついて答え、また席に戻りました。

直後に、小さなおはぎがお皿に盛られてポン、と出てきました。「お待たせしました」

複雑な心境で、無言でうなずき、一口で食べる私。あっという間です。

食後の甘いものを、一人で一瞬で食べるわびしさ。私の望んだ味と時間は、これではなかったのです。

もしこのお蕎麦屋さんに、従業員さんが一人か二人しかいなかったら、こういうミスはなかったでしょう。

サービスを充実させるための人の配置と、それゆえの無駄。

慣れないお店では時々体験することですが、せっかくのおそばの美味しさ、かなり台無しです。

おはぎが美味しかったかそうでなかったか、思い出せません。

人を減らすか、おはぎをなくすか。どちらかにしなくてはいけませんね。

老舗は何を変え、何を変えないか

1

老舗とは何か

老舗の味、とよく言います。
「100年間変わらない作り方で、変わらない味を出しています」というようなこともよく聞きます。

果たしてそれは、本当でしょうか? 私は、違うと思います。

まず、「同じつくり方を守れば、同じ味が出る」というのは、ありえません。

長い年月の間には、原料自体が無くなってしまったり、品質が変化したりすることは当然です。
変わってしまった原料を同じ作り方で加工したところで、同じ味は出るはずがありません。それは必ず、変わるのです。

原料だけではなく、気候も変わります。文化も変わります。社会的背景も変わります。
そのような外部的要因から無縁であることは、どんな老舗のメーカーにも出来ません。
社会が必要としなくなった名品は、すでに名品ではないのです。

江戸時代に日本橋の目抜きとおりに並んでいた天下の名品達のうち、いったいいくつが今の世に残っているでしょうか。たった100年か200年のうち、ほとんどすべては姿を消してしまったのです。

本当に変わらないものとは

それでもなお、昔も今も世に受け容れられ、変わらず人気を誇る「老舗」は、何が変わっていないかといえば、作り方や材料ではなく、ものつくりに対する「考え方」、つまり、「哲学」が変わっていないのです。

少しでもいい素材を使い、少しでもお客様に満足感を感じさせるように、作り方の工夫をする。絶えず、研鑽する。他の店のいいものは研究し、可能なら取り入れる。

常により良いものを。
常にお客様の幸せを。

その姿勢こそが変わっていないことなのです。

やがちゃんキムチが守るものは

やがちゃんキムチは、たった25年ほど前に私が始め、いまだに私が運営しております。
その間、このような姿勢を変わらず持ち続けてきたからこそ、素材もレシピも、どんどん変わってきました。それが当然のことなのです。

老舗とは到底名乗れない当店ですが、ご支持いただいている多くのお客様のご期待に沿うために、今後も「変わらぬ姿勢、恐れぬ変化」で参りたいと思います。

無添加、美味、安心。

これだけは守ってまいります。

手賀沼は健康パラダイス

tega11

延々と続く、ハス。

今日はキムチの話題はゼロです。

はるか向こうにも水面が見えますが、ここは千葉県の柏と我孫子、印西にまたがる湖、「手賀沼」です。
手賀沼の南側のほとりには、延長10キロほどの舗装された堤道が整備されていて、人と自転車が自由に遊べる道となっています。湖からのさわやかな風を受けながら、昨日はここを数時間歩いてきました。

◎日曜ごとのミニ歩行旅行

実は私、春先に成人病の傾向が見つかり、「運動」と「ダイエット」を医師から命じられました。

そこではじめたのが、日曜の休みごとの、「ウォーキング」です。
自宅の周辺を、1-2時間歩く。
私の自宅は水戸街道の近くにあって、街道の周辺には神社やお寺が点在しています。適当に目標を定めて歩き、疲れたら帰ってくる、ということを続けてきました。
以前書いた「牛久大仏」への歩行も、そのひとつでした。
先週は、歩きで自宅から手賀沼まで12,3キロ歩いて、帰りは電車で帰ってきました。

そして昨日、今度は車で手賀沼まで行き、畔を歩いたのです。

◎手賀沼は健康パラダイス

手賀沼は近いので、何度も訪れています。
子供が小さいころは、レンタル自転車を借り、この堤道をサイクリングしました。

それでも、長時間歩くのは、初めての試みです。

ここには、マラソンやサイクリングをしている人がたくさんいて、みなはつらつとしています。

これはなんというのでしょうか?
スキーのような、ローラースケートのような。
「撮っていいですか!?」と聞いて、「はい!」と答えていただいたので、パシャリ。

tega2
四季の植物も楽しめますが、昨日は湖に広がるハスの群生が見事でした。

 

tega5

手賀沼を訪れる人にはすっかりおなじみ、「ハクチョウ」です。

どうも、10羽くらいはいるようです。人には慣れているようですが、以前私は「接写」して嘴で突かれたことがあるので、昨日は遠巻きにパシャリ。

tega3

 

東の端の「曙橋」が、この道の終点、つまり折り返し点です。
ここまで来るのに、約7キロ、1時間半かかりました。

tega8

安全でさわやかなこの湖の畔。

唯一の難点が、日本の公園にはどこでも豊富にある、トイレと水のみ場です。あまりないのです。
いままでは、トイレが10キロ先、といったような感じで、特に子供連れの場合など、非常に不便でした。

特にトイレは、手賀沼浄化活動の関係で、敢て控えてきたようです。それでも今回、畔の中間地点で、新設のトイレを見つけました。これは安心です。

tega13

ただ、この新設のトイレにも、「手洗い水道」がありません。

当初から曙橋の脇にあるトイレの手洗いにも、こんな表示があります。

tega9

そうなんです。

手賀沼で遊ぶ場合、「水」は必需品です。現地の水道で何とか補給、ということができません。
必ず、ペットボトルで持参しなくてはなりませんね。

私が片道7キロの行程で唯一見つけた飲み物が、畔から降りたところのこの自販機。いや、助かりました。
カラカラの喉を、何とか癒せました。

tega7

 

◎週に一度は心を入れ替える

私たちは、1週間単位で動いていますね。週の始まりから終わりまで、あっという間です。

その中で、アクセントをつけていかないと、ただ漫然と働き、時間だけが過ぎていくということになりかねませんね。
飲食の誘惑は多いし、成人病へまっしぐら、となるのも、当然のような気がします。

さて・・・・来週はどこに行きましょうかね!

キムチ屋だからこそ、真剣に和風だしを研究して来ました!(本日のメルマガより)

yagadashi0

 

*********************************************************************
最後の職人、全て無添加の「やがちゃん」からです
2015.06.05
やがちゃんキムチ
http://umakim.com
**************************************************************

《 やがちゃんのだし、「やがだし」。無添加の旨みの真髄です 》

★羅臼昆布、マイワシ、干し椎茸から、極上の旨みを取り出しました!★
やがちゃんの、純だし液、「やがだし」登場です!
http://www.umakim.com/yagadashi/

こんにちは! やがちゃんキムチの矢ケ崎です。

あちこちで入梅が続き、季節の風が吹いていますね。日本は、四季があるから日本
なのだ、と今更ながらに感じます。

その日本の食事、「和食」。

その和食を支える、「だし」の文化。これはすごいです。

和食とキムチとは関係ないとお思いでしょうが、とんでもない!
やがちゃんキムチは、だしがなければ成り立たない、だしのキムチなのです!

やがちゃんキムチは、もう何十年も、この和風のだしを研究し、利用してきました。
やがちゃんキムチの美味しさの大きな部分は、この「だし」によるところが大きい
のです。

◎昆布  ◎煮干  ◎椎茸

この3つの素材から、丁寧に丁寧に、旨みを煮出します。水につけたり、煮出したり。
本当に手間のかかる作業なのです。

和食屋さんでも、ここまで丁寧に取らないよ、と友人の和食の料理人にも言われたこ
とがありますが、この旨みがあってこそ、やがちゃんの無添加の美味しさが光るのです。
その「だし」のそのままの液体を、「やがだし」として、そのまま販売することにしました。

ご家庭で、本当にどんな場面でもご利用できます。

「この料理に、ちょっと旨みを加えたいな」「これ、コクが足らないな」・・・

和洋中華、どんな料理にも、少し加えてみてください。

このだしのいいところは、もともとの料理の美味しさを消さないことです。
穏やかな旨みなのです。無添加ならではですね。

論より証拠、一度お使いください。
360mlで780円で、販売開始です。

yagadashi1

なお、本日より一週間、なんと半額! たった390円! 美味しさを知っていただく
ための、特別措置です!
http://www.umakim.com/yagadashi/

なお、だしをとった後の、昆布、しいたけ、にぼしは、「だしかす」として、これも
たった100円で販売します。栄養たっぷりです。やがだし1本につき、1パックの
販売です。

yagadashi4

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

《 お奨め4品 すべて無添加! 》

★毎日の「頂」は、活力の源。こんなに美味しい白菜キムチ、ほかにありますか?
http://www.umakim.com/betu/

★スーパーボッサム・・・すごいの一言!!
牡蠣、ホタテ、カニ、タコ、えび、栗、あさりが、宝石のように散りばめられます!
http://www.umakim.com/superpossamu-kimuchi/

★「オリーブ七味」を使うプロが増えています。様々のお料理にお使いください!
白いご飯でもいけますよ! 驚きの超美味!
http://www.umakim.com/neri/

★この生タラバのお肉の美味しさときたら・・・やがちゃんの本タラバケジャン!
もうたまりません! 絶賛のケジャンです
http://www.umakim.com/taraba.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

《 四方山話 》

ちょっと、昔の戦争の話ですみません。

私の父は、昭和18年に徴兵され、中国戦線で戦いました。

終戦後は抑留され、日本に帰ってきたのは、22年です。
程なく母と結婚し、私たち子供3人を設けました。

その父は、よく酒を飲み、よくしゃべる、豪快な性格の人でした。

近所の人をよく呼び、誰彼ともなく酒を振舞い、飲んで賑やかにするのが大好きな
人でした。その分、母は相当苦労したと思います。

ただ、その父から、4年間も過ごした中国での戦争体験、抑留体験の話は、殆ど
聞きませんでした。
何度か、「戦友会」という集まりに呼ばれたことがあったようでしたが、出ていきま
せんでした。

その父は50代で早く亡くなり、何故戦争の話をしなかったのか、今では聞くすべが
ありません。

ただ、間違いないのは、子供に語りたくないほどの、辛い苦しい体験だったから、
だと思います。あの父が、ほとんど一言も話さなかったのですから。

母も亡くなり、あの時代を知る人は私の家から居なくなりました。
そして今、戦争関連の法律を変える云々で世の中はいろいろと喧しいです。

キムチ屋として、一言だけ言わせていただけるなら・・・・。

平和があってこその、家族です。
家族があってこその、食事です、
食事があってこその、美味しさの喜びです。

戦争は、愚か者の所業です。

平和な日本が、いつまでも続きますように。

——————————

たった一回だけでも、一生の思い出。

思い出、作っておきたいですね!

——————————————————————-

それでは、よろしくお願い申し上げます!

公式ブログも、更新続行中です
https://umakim.jp/

フェイスブックもよろしくお願いします
http://www.facebook.com/umakim

それでは、よろしくお願い申し上げます

(このお知らせは、やがちゃんキムチ本店サイトでお買い上げのお客様に
お出しいたしました。今後お知らせメールがご不要の方は、このまま
ご返信くださいませ。次回以降の配信を停止させていただきます。

有限会社ワタマン  (やがちゃんキムチ)
http://www.umakim.com
メール   yagachan@gmail.com
〒277-0062
千葉県柏市光ヶ丘団地4-200-1-12
TEL&FAX 0471-71-5701