渋谷は眠らない

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金曜日は、ネット勉強会の最終日。

 

セミナー後、どこかで飲もうと渋谷の町に繰り出しましたが、若者の群れで町は埋まっています。

 

どこの店の前にも行列。

この町で飲み屋さんを開けば、だれでも繁盛できるのでは思うほどです。

 

恐慌でも不景気でも、人は物を食べ、お酒を飲みます。

渋谷という超一等地で店を出すことは難しいですが、インターネットならば・・・・・。

 

この喧騒を見て、またその思いを強くしました。

インターネットも、眠りません。

 

眠れない人は、やがちゃんの蒸し牡蠣キムチでワインをどうぞ。

 

高級手作りコンピューター

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半導体どころか、トランジスタも真空管も無い時代に、すでにあったコンピューター。

(上の写真)

堅牢なボディ、精密な螺子とバネの組み合わせ、重厚な操作感。

 

サラリーマンの月給5か月分でようやく買えた計算機だそうです。

 

それだけ高いということは、その製造販売に携わる多くの人が、これ一台で潤ったということにもなりますよね。

今のパソコンが束になってかかっても適わない、存在価値があるわけです。

 

下の写真は、「ガリ版」と呼ばれた手書きの板で作った原稿を、ローラーで擦って印刷する、「謄写版」です。

カリカリと原紙を削り、手作業で複写する、懐かしい印刷機ですね。これだって、月給の半分くらい出さなければ買えませんでした。

まだコピー機の出回らない昭和40年代まで、学生はこれにお世話になりました。
私も高校時代、これで同人雑誌を印刷した思い出があります。

 

物の価値は、その機能だけで決まるわけでも無いし、需給のバランスだけでも決まりません。

それを使う人々の思いの、重さ、深さ。

形にならない、人々の「手」や「心」の思い出の数だけ、価値が高まるのです。

 

やがちゃんの思い出がたっぷり詰まった、「キムチカレー
この辛さを味わうたびに、涙が出ます。
ただ辛いから、ではありません。

 

辛い=からい・・・・・つらい・・・・・・とも読めます。

 

近藤勇とキムチの関係・・(?)

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私が生まれたのは、信州の標高1000メートルの山の中。赤石山脈の東の端です。

 

親戚ばかりの8軒の家しか無いその集落には、昭和30年代まで、里から一日二便のボンネットバスが走っていました。

今は過疎で閉鎖して山も崩れ、バスどころか、オートバイも行けません。

 

親に連れられて東京に出て来て、昭和39年、オリンピックは、四本足のテレビで見ました。

重量挙げの三宅やハードルの依田郁子の活躍に、夢中になっていました。

 

その頃の東京足立区には、家庭のトイレから肥料用に集める「肥えたご」を担いだ農家の人が結構いました。

今思えば、自然循環のエコ農業ですよね。

大根もきゅうりもにんじんも、今よりずっと太く、しっかりしていた記憶があります。

 

千葉の流山市立博物館は、そんな東京近郊の現代史の展示が面白いミュージアムです。

 

その建物がそびえる小高い丘は、幕末、近藤勇率いる「新撰組」の最後の陣屋を張った場所ということでした。

この地で、近藤は官軍に捕らえられます。

 

昭和や江戸時代のそんな話に思いを馳せながら、今晩は、松戸や流山地域の農業の名産品、「小松菜のキムチ」でご飯が進みました。

あ、そういえば・・・

近藤勇も土方歳三も、もともとは多摩の農民の出だったんですよね。

新時代の近代装備の官軍に投降した、剣の達人、近藤勇の心模様や、いかに・・・・・・・。

 

 

ウェイパーとヤンニョムジャン

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外食従事の経験値から言うと、

外食に慣れた人の共通の弱点は・・・・

「添加物、化学調味料の味に鈍感になる」 ということ。

 

外食用に流通している食材が、いかに添加物だらけかを知ると、恐ろしくて食べられなくなることもあります。

調味料も、その化学合成素材の多さには驚きます。
例えば醤油も、9割がたの店は、「保存料入り」のものを使います。安息香酸ナトリウムという保存料で、独特の化学臭がします。それを消すために、さらに添加物を入れるという悪循環になるのです。

 

ついでにもう一つ。

関西中心に家庭用の中華調味料として売れている「ウエィーパー」は、手軽な本格派の味を出せるし、低添加なのでおすすめです。

唯一の難点は、主婦が使うと、あまりに簡単に本格的な味を出せるので、調理の基本を怠けることになることでしょうか。

 

似た存在が、やがちゃんの「ヤンニョムジャン」。

シチュー、カレー、煮物、炒め物、漬けもの、等々、ちょっと入れるだけで、なんでもかんでも、美味しく辛く、旨くしてしまいます。

主婦の方、使わないでくださいね!

 

太陽がキムチを美味しくする

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銀杏の葉が綺麗に色づきました。

 

しかし、街路樹の中には、まだ葉の青いものもあります。

そこは必ず、建物の陰などで日当たりが悪い場所なのです。

 

やがちゃんで使う、茨城産の冬白菜。

見てください、この大きなお尻!

白菜は、お尻が丸くて大きな物ほど、「美人」です。味が良いのです。

 

その白菜も、上の写真のように、塩漬け直前に、こうして陽の光に数時間当てます。

こうすると、日光の作用で、生白菜の中の組織が活性化して、旨みがぐっと増すのです。

やがちゃんの工場の裏手には日当たりのいいところがあり、こうして毎日、干しています。

 

天の恵み、太陽の光。

自然を頂く幸せを味わっていただきたいです。

やがちゃんの白菜キムチ、美味しさ満開です。

 

朝焼け  夢と希望と

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午前5時30分。

朝焼け。

東の窓際に立ち、こわばった腰を伸ばしながら、この光景を見て一日が始まります。

このずっと向こうは、太平洋、そしてアメリカ大陸。

夢と希望の大地です。

私の作るキムチが、また今日も全国のあちこちのお客様の元に向かいます。

召し上がる全ての方に、ひと時の幸福を感じていただき、明日への夢と希望を持っていただければ。

そう思い、20年間キムチを作り続けてまいりました。

これからも、作り続けます。