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どういうだしを、作っていらっしゃいますか?
昆布も鰹節もしいたけも煮干しも、天然の旨味を、干して乾燥させたりして凝縮させたものです。
素材は天然のもの。加工方法は化学的なものではありません。
例えば、昆布。
昆布の旨味の成分は、「グルタミン酸」です。
一方、ある著名な化学調味料の成分も、グルタミン酸です。
化学式の上では、双方同じ物質です。
しかし、その旨味の感じられ方は、全く違います。
昆布の旨味は、口、下、喉を通過する時に強く感じられますが、すぐに消えます。
一方、化学調味料の旨味は、いつまでも口に残ります。
同じ化学式なのに、何故でしょうか?
化学調味料は、素材を化学的に加工します。
そして強い旨味の成分を化学的に「抽出」します。その際、いったん物質が変質するので、それが体に有害ではないかとも言われるわけです。
いずれにせよ、この「変質」が、いつまでも口に残る強い味わいの原因であると思います。
しかも、安価。
経験的には、10gの化学調味料と同じ旨味を出すためには、その50倍の、500gの昆布が必要です。
単価の差を勘案すれば、コストの差は、なんと100倍以上です。
100倍の差は、どう縮められるか・・・。
今後、ご説明を続けます。
by やがちゃん of やがちゃんキムチ
(2013年1月から6月までのブログはこちらです)