薬のネット販売規制は何故?

 

水虫薬、「エフゲン

水虫に悩んだ町工場の社長が自ら開発し、その効能が話題になった有名な薬です。

インターネットで、5月末まで自由に買えました。

しかし・・・

6月からは、基本的に買えなくなってしまいました。

薬事法が変えられ、コンビニやスーパーでの大衆薬販売は許可されるのに反して、ネット販売は禁止されてしまったからです。

禁止の理由は、薬害を促進したり、誤用の危険があるから・・・・ということですが、

なぜ、コンビニで買う害と、ネットで買う害を区別するのでしょうか。
また、それ以前に、実際のネット販売上の実害があったのでしょうか。

ネットで売られることのメリットとデメリットを、きちんと検討したのでしょうか。

反対運動に配慮して「パブリックコメント」も形式的に公募しましたが、8割は、「規制反対」の意見でした。

それでも、6月から禁止。

楽天の三木谷さんが怒り、100万人の消費者の署名を持っていっても、規制は始まってしまいました。

エフゲンだけでなく、風邪薬、胃薬、シップ薬・・・・・・こういったものも、もうネットで買えなくなってしまいました。

 

これが当たり前でまかり通れば、たとえば、次は「お酒」。
その次は「化粧品」
そして「食品」・・・・

こうして「ネット販売規制」が強化されていくことも予想されます。

何故、規制か?

その裏にあるものは何か?
既存業界の圧力は本当に無いのか。
どうしてそうまで強引に進めるのか

規制=権限=許認可権=担当省庁=特殊法人=天下り先

連想ゲームでこんな言葉が並んだりします。

 

もっと深く考えていきたいですね。

    by やがちゃん of やがちゃんキムチ