手賀沼の驟雨

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手賀沼の畔の遊歩道の葦の群れの隙間から、ちょこちょこと可愛い白い鳥が歩み出てきました。

後ろには親の姿も。

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ぺたんと座り込んだり、小さな羽根をバタバタさせて飛ぶ真似をしたり、毛づくろいをしたりする、4羽の子供達。お母さんが心配そうに見守ります。

この撮影距離、わずか1メートル。

まったく私を怖がりません。

 

手賀沼の水系には、本埜村のように、冬になると1000羽を超える白鳥が飛来する場所があります。

この親鳥は、春になってもシベリアに帰りそびれて、ここで子供を産んだのかもしれません。

 

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手賀沼には、作られたばかりの菖蒲園がありました。

まだ半分ほどしか花が開いていませんが、たおやかな細い姿を見せる若い菖蒲たちには、青春の色気があります。

 

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並びには藤棚もありました。

来年の5月は、藤も楽しみです。

 

このあと、突然の驟雨。

初夏の雨は、肌に優しく柔らかに降ります。

びしょ濡れになりましたが、爽快でした。

 

  by やがちゃん of やがちゃんキムチ