韓国の家庭には、ちょっと大型で高さの低い冷蔵庫があります。
中を見ると、キムチばっかり。
そう、キムチ用の冷蔵庫なのです。
この冷蔵庫、日本でも最近買えますが、主に、韓国の方が本国から
送らせたキムチを保存するのに使うようです。
そんなにキムチを食べるのか?
はい、食べるんですが、それ以上に大きな理由は、
●韓国では11-12月に新白菜が出たときに、いっせいにキムチを作り、
それを一年かけて食べる
という習慣があるんです。
このキムチ漬けの季節のことを、「キムジャン」と呼び、学校も休みになるとか
だから、大型の専用冷蔵庫が必要なんですね。
以前は陶器製の「ツボ」に入れて地面を掘った格納庫に入れておいた
らしいですが、都市化が進んで、今はこういう専用冷蔵庫に入れるように
なったということ。
で、日本で、日本の人は・・・・・。
●まず、日本の野菜は水分豊富なので、発酵が早く、それほど日持ちしません。
●それほどの大量のキムチは食べません
●魚介系のキムチ(やがちゃんに多い)は、冷凍は出来ますが、冷蔵では
日持ちしません
●低塩傾向が強いので、長期保存は向かない
等の理由により、キムチ専用大型冷蔵庫はあまり普及しない、ということに
なります。
ご家庭でお奨めの保存方法は、「チルド庫」に入れる方法です。
これだと、相当期間長持ちします。
また、容器も、プラスチックより、ステンレス製の方が冷えが良く伝わり、
長持ちすることが確認されています。
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