あなたの新たな恋人、生まれました(生タコチャンジャのご紹介)

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北海道産の生たこ。正確には、「水タコ」といいます。日本最大のタコで、その足の味の良さは特筆ものです。

普通は湯がいて使いますが、鮮度がいいこの水タコの「生」は刺身で抜群に美味しいのです。
その場合、通常は「わさび醤油」で食べますよね。それはそれでもちろん美味しいのですが・・・。

これを、独特の「チャンジャ」にしたのが、やがちゃんの「北海生タコチャンジャ」。

やがちゃんの新商品です。

今まで、「生タコチャンジャ」はあるにはあったのですが、タレ(ヤンニョム)の味を100%変えました。

今回の新たな味わいは、信州味噌と唐辛子、三温糖で作ったコチジャンに、あの「オリーブ七味」を大胆に加えたのです。ですから、従来の味とは、180度違う味付けなのです。

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今まで使っていた油は、ごま油でした。

今度の生タコチャンジャは、エクストラバージンのオリーブオイルです。

ですから、サラサラ感が生き、レモンとりんごの果汁とあいまって、爽やかな香りを振りまいています。

たこ好きの方、チャンジャ好きの方。キムチ好きの方、必食です。

滑らかな食感と、華やかな香り、峻烈な辛さと、深いうまみ。
もちろん、完全な無添加です。

 

新たな味わいとの出会いは、新たな恋人との出会いにも似ています。

あなたの新たな恋人、生まれました。

 

 

 

お蕎麦屋さんでのおはぎ事件

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昨日は、やがちゃんキムチから車で5分ほどのところにできた新しいお蕎麦屋さんで遅いランチ。
おなかがペコペコの状態で行きました。

午後3時過ぎでしたから、50名は入る新店舗のお客は私だけ。

注文を取りに来た若い女性パートさんに、「野菜天もりそば」を頼みました。
ついでに、100円の「おはぎ」も。食後の甘いもの、大好きなんです。

「おはぎはいつお持ちしますか?」と聞かれたので、「(そばと)一緒に」と答えました。

座った場所は厨房に近い位置で、そば職人さんが3名ほど立っているのが見えます。
私の注文も、おそらく聞こえたと思いました。

10分ほど待って出てきたおそばは、写真のとおり。

よく冷水で締められたおそばは、歯ごたえも良く、香りも鼻に抜け、いい味です。

あっという間に、天ぷらもそばも食べ終えてしまいました。

でも、おはぎが来ません。お茶を飲んで待つこと、5分。それでもこないし、先ほどの女性の姿が見えないので、厨房に声をかけました。

「すみません、おはぎが来ないんですが」。・・・・・

3人のうち一番若い男性が、確認に来ました。「はい?御用は?」

「おそばと一緒に、と頼んだおはぎが来ないんだ。もうおそば食べ終わっちゃったのに・・」と繰り返す私。

男が男に対して、「甘いもの」を大っぴらに欲しがる図というのは、あまり格好のいいものではありません。

「かしこまりました。もう少々お待ちください」と帰っていく男性。 厨房に何か伝えて、それに最初にオーダーをとった女性の受け答えがあったようですが、姿は見えず、よく聞き取れません。

おそらく、女性がおはぎのオーダーを出すのを忘れていたのだと思いました。あるいは、「おそばと一緒に出す」のを、「食後に出す」と勘違いしていたのかもしれないです。

いずれにせよ、また数分待たされました。私、既に時間がありませんでした。

「もういいや!」と思い、席を立ち、先ほどの男性に、「おはぎまだなら、持って帰ります」と言ったところ、男性はまた「かしこまりました!」と厨房に向かって「おはぎ、お持ち帰りです!」と一叫び。

それに対して、奥のほうから女性の声で、「え! 持ち帰りじゃないです! 食後です!」との声。

厨房の男性がそれに対して、「どっちなの?」との声。よく見ると、職人さん、暇そうに突っ立った状態でした。

男性が私に、「あの、お持ち帰りですよね?」とさらに聞いてきます。

「いや、とにかく時間がないから、早く帰りたいの。テーブルに出すか、持ち帰りにするか、とにかく早くして!」と、少しイラついて答え、また席に戻りました。

直後に、小さなおはぎがお皿に盛られてポン、と出てきました。「お待たせしました」

複雑な心境で、無言でうなずき、一口で食べる私。あっという間です。

食後の甘いものを、一人で一瞬で食べるわびしさ。私の望んだ味と時間は、これではなかったのです。

もしこのお蕎麦屋さんに、従業員さんが一人か二人しかいなかったら、こういうミスはなかったでしょう。

サービスを充実させるための人の配置と、それゆえの無駄。

慣れないお店では時々体験することですが、せっかくのおそばの美味しさ、かなり台無しです。

おはぎが美味しかったかそうでなかったか、思い出せません。

人を減らすか、おはぎをなくすか。どちらかにしなくてはいけませんね。