ホールタトリタンを自ら食べて感じたこと
今、この「ホールタトリタン」が、非常に好評です。
作り手は私ですから、もう自分でも何十回も試食を繰り返していますが、本日は、純粋に「夕食」として食べました。
ジャガイモを別途茹でて加えて、「カムジャタン」風にして食べました。
よく味のしみた鶏肉は、もちろんおいしい。
何より、この濃厚なスープが、壮絶に旨い。辛い。辛いですが、小学生さんでも、高学年でしたら問題なく食べられる程度です。
鶏肉が減ってきたら、うどんを入れて食べました。最高でした。
素性が確かなら、後から何を加えても、素性は崩れない
美味しさの根源は、「一滴も水や添加物を加えない、食材の美味しさの純粋な集約である」ところにあります。鶏一羽丸ごとの旨みと、やがちゃん伝統の「無添加ヤンニョムジャン」の凄みのある辛味と旨みが醸し出す、壮絶な味わいです。
表現を変えれば、「どうやっても、味が割れない美味しさ」なのです。
このホールタトリタンのスープは、それ自体の本質があまりに純粋なため、「できた後に薄めても、味がまったく崩れない」のです。ですから、たとえばジャガイモを茹でた茹で汁を入れても、美味しさはまったく変わりません。素性が確かなものは、後からいろいろ調整しても、その質は落ちません。
インスタントラーメンに余計にお湯を入れて薄めると、美味しくなくなりますね。
それとは、まったく違うということです。
大量生産品の悲しさ
この坦坦麺、本日午後のウォーキングの後に、あるお店で食べました。
すぐに出てきたのでビックリしましたが、食べてみてわかりました。
インスタントの「坦坦麺の素」のようなものを、お湯で溶いただけのものだと感じました。
味が完全に「割れていた」のです。
添加物を多用して大量生産するものの、これは宿命のようなものです。
深みがまるで無く、表層的な味わいに終始し、食後に残るのは、化学調味料のベタベタとした不快な味わいです。
ですから、お約束します
仮にやがちゃんキムチが大工場で大量生産されるようになったら、この坦坦麺と同じことが起きると思います。真実の美味しさというものは、作り手がその手で、係りきりになって、必死で全力でやり遂げてようやく出せるものだからです。
私自身、今の売り上げの3倍を越えたら、もう自分だけではできません。それは私の望むところではありません。
ですから、やがちゃんキムチは、今後もずっと私が作り続けます。
これがお客様へのお約束です。