GooglePhotoで思い出した、100年後の日本への手紙

Google Photo(グーグルフォト)という機能を最近知り、使えるように設定してみました。

設定といっても、スマホにこのアプリをダウンロードしただけです。

そうしたら・・・なんと・・・スマホで撮りだめていた画像やビデオが、一気に「全部」、グーグルのサーバーにアップされていました! その数、約6000!

私のスマホはipone5sなのですが、iphoneは、3、4、5、5sと4台使ってきています。
そのすべてのiphoneで撮った画像がアップされていて、もう、びっくりびっくり。ituneというアプリが上手に使えない私は、このGoogle Photoで、「何もせずに」保存ができて、助かりました!

それで、・・・・・アップされた画像をパソコン上で眺めていたら、2010年6月に撮ったこんな画像が出てきました。

千葉県の松戸にある、「戸定亭」という、徳川昭武(15代将軍 慶喜の弟)の邸宅です。
ここを訪ねた時のスナップ画像です。

2010年6月といえば、あの震災の9ヶ月前。

私だけではないでしょうが、最近は「震災の何年前」「震災の何ヵ月後」というような時間の数え方をするようになりました。

邸の外にはこんな花が咲いていました。依然ここを訪ねられた皇后様がお好きな花だそうです。

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邸の中は、明治の時代のまま保存されています。この庭の向こうには、富士山が見えたそうです。

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そこに、こんな部屋があり、なにか書けるように紙と鉛筆がセットされていました。

 

 

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これ、「100年後の日本人に残す手紙」を書こう、という試みでした。

この静かな部屋で、机に向かい正座して、しばらく目を瞑り考え、私は文章を書き、「百年箱」という箱の中に納めました。

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その文章がこれです。

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書いたことすら忘れていましたが、こうして GooglePhotoで思い出せました。

震災の9ヶ月前。あの時は、民主党の政権でしたね。

そのときも、こういうことを考えていたようです。

今書けといわれたら、同じことを書くかもしれないです。

100年後。この美しい国と花々と人々が、平和で続いていますように。