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台所にある白い粉・・・そう。化学調味料。
どういうときに使っていますか?
何か一味足らない・・・そういうときに使うのですよね。
「旨み」という味。これは、酸味や甘み、苦味、塩味などとともに、5つの味の要素
のひとつとされています。
ですが、化学的に合成された「旨み」は、本来の旨みではありません。
早い話、これは「くすり」なのですね。
その証拠に、この化学調味料の旨みを使いすぎると、ほかのすべての味の要素が
死んでしまいます。
せっかくのお料理の味付けも台無し。
そればかりではありません。
化学調味料の多用は、味覚障害、情緒不安定、糖尿、肥満、高血圧・・・こういった
病気につながらないとも限りません。
いえ、つながるのです。
ならば、化学調味料なしで、どうやって旨みを出せばいいか。
今流行の「だしパック」ですか?いえ、それもだめです。
その手のものには、ほとんどの場合、酵母エキス、たんぱく加水分解物などが使われ、ひどい場合には、化学調味料(アミノ酸)も使われています。無意味ですね。
ではどうすればいいか?
自分で自分の「だし」を作ればいいんです。
たとえば、昆布と煮干を煮出した液体を、冷蔵して取っておく。
昆布と煮干を弱火で煮て、沸騰直前に火を止めて、そのまま冷めるまで1時間ほど
天然のグルタミン酸とイノシン酸がたっぷりと含まれています。
1週間は持ちます。
この液体を、自分なりの「味の素」として使ってみてください。
最初は「味が薄いなあ」と思うかもしれません。
しかし、徐々に味覚が修正されて来ます。
そう、あなたの味覚は、化学調味料によって狂わされていた部分が大なのです。
それに気がつけば、あとは大丈夫。
素材の旨みそのものの重要さが分かった証拠です。
これが、料理上手への第一歩ですね。
台所の白い粉・・・・追放してください。
by やがちゃん of やがちゃんキムチ
(2013年1月から6月までのブログはこちらです)