Share |
和食の味つけの特徴
和食、洋食、中華、韓国食と、食のジャンルは様々ですね。
さらには、各国の独特の料理店が、東京などの大都市には無数に並んでいます。
メキシコ料理、トルコ料理、インド料理、タイ料理、ハワイ料理、ブラジル料理、・・・・などなど。
その中で、日本食(和食)というものは、味付け上どういう特色を持っているのでしょうか。
考えられることを書いてみます。
和食は・・・・
●素材の味そのものを味わうことに重点が置かれる
旬の食材を、一番美味しい時期にできるだけそのまま味わうことが最高とされていますね。
●味つけは、基本のだし(昆布、かつお、いりこなど)をベースに、塩、醤油、酒、みりん、酢などで薄い味付けにする。
揚げ物以外は、油は多用しない。
●基本的に「まぜこぜ」はしない。和え物というものもあるが、それでも、ひとつひとつの素材の味を消してはいない。
これは、たとえば、韓国食との大きな違いの一つです。
韓国では、ご飯におかず類を入れ込んで混ぜて食べる「ピビンパ」というものがありますが、ピビンが「混ぜる」、パは「飯」だそうです。
チムというメニューも、素材に野菜やキムチなどを混ぜ込んだ「ごった煮の和え物」ですね。
韓国の方は、すべてを「一緒にして」、新たな味にして食べる、ということを好むようです。
私はこれを、「ピビン文化」と呼べると思っています。
もちろん和食にも「混ぜる」 はありますが、あくまで、基本は「その素材そのものの味の重視」だと思います。
●もちろん、無添加が基本。化学調味料は使いません。
ただし、小売りされている加工食品では、化学調味料を使っているものが多いです。
これでは、和食本来の味は楽しめませんね。
せっかくこの国に生まれた私達。自分の国の食文化をもっと深めたいと思います。
by やがちゃん of やがちゃんキムチ