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「節電の夏」が始まりましたね。
どう思われ、どう行動されていますか?
複雑に思われる人も多いでしょう。
原因が、原発の事故であるのに、節電をしないと罰金まで取るというやり方が、
どこまで正当性を持つというのでしょうか。
「電力が足らないから原発が必要というのは、まるで霊感商法」
と語った橋下府知事のご意見、もっともです。
さて・・・・
江戸時代、電気などはまだない頃にも、日本には多くの人が生活し、優れた文化を生み出してきました。
その頃の時間の単位は、今の24時間法ではありません。それは、明治6年から太陽暦が採用されるまでは、日本独自の「不定時法」で時が刻まれていました。
以下、「学研」さんのホームページから借用しました
以上、借用です。
1日は24時間ではありません。ひと月は30日か29日で、何年かに一度、「閏月(うるうづき)」として、一年が13ヶ月になります。
一日は、日が出てから次の日が出まで。
太陽が出ている時間を6つに分け、沈んでいる時間も6つに分ける。分けた単位を、「いっとき《一時》」と呼びます。
当然、季節によって、この一時の長さが変わります。
24時間制に慣れた現代の私たちには摩訶不思議な時の決め方ですが、しかし、「明るいときは活動するとき。暗いときは休むとき」という精神なのですから、無駄なエネルギーも必要ないわけです。
電気がなくとも、暗くなるまでに帰ってこれるわけですから、問題もないでしょう。
自然の日の長さに逆らって、一日を強引に24時間に分けてしまったことが、ひょとしたら環境破壊や人間らしさの喪失などの、「諸悪の根源」なのかも知れません・・。
人間は、ひょっとしたら、必要のない活動をしてきたのかも知れません。
しかし、暑いですね。
扇風機、使いましょう!
by やがちゃん of やがちゃんキムチ