青き陽を 浴びて椋鳥 恋の舞 (敏 一也)
海外にしばらく居て、成田空港に降り戻る時に、その緑の濃さ、厚さに圧倒されます。
日本は、水と緑の国です。
これほどに肥沃な大地を湛える国は、他にありません。
緑があふれ、果実が成り、小さな生き物が跋扈し、作物が実り、小川が流れる国土には、それを守リ平和に暮らす人々が活(いきづ)きます。
生きるすべ、場所はいくらでもあります。
他社の物を奪わなくとも、どこでも安らかに暮らせるのです。
一方、砂漠や荒野に暮らす人々は、わずかなオアシスを巡り、常に争いを繰り返します。生きる道は、一つしか無いのです。
これが、日本や東洋における「森林と共生の論理」、西洋に於ける「砂漠と収奪の論理」の根本的な違いなのです。
これほどに住み良い国で、いつまでも平和に暮らしたいものです。
by やがちゃん of やがちゃんキムチ