千葉の花園

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東京は既に桜が散ってしまったとのことですが、千葉北部のこの辺りは、まだまだ鑑賞できます。

手賀沼の遊歩道には、延々と桜のトンネルが続き、湖からのそよ風に、花びらを散らしていました。

 

千葉の松戸には、有名な桜の名所がひしめいています。

小金原、常盤平、と言った、古い公団住宅のある辺りには、桜の古木がぎっしり。
今が満開の色の濃い「八重桜」の桃色の花は見事でした。

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車の後部座席の母が発する、「きれいだねえ」という言葉の回数を、助手席のその孫が、指折り数えていました。

その回数、50回を越えていました。

 

手賀沼の湖畔には、早くも「梨の花」も満開。

そう、この地域は、梨園が多い場所でもあるのです。

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梨園・・・・・・音楽や舞踊を演じる者が集まる、限られた世界という意味もありますね。
唐の玄宗皇帝、楊貴妃の時代に生まれた言葉だそうです。

春満開。

花の園。

千葉は、花園と果実に充ちた、薫り高い大地です。

 

幾夜重ね待てども君の文終に来たらず
夜花香胸に満ち明日よりの命作らんと思ふ

          (シェイクスピア「恋人の嘆き」より )

 

この地で、気持ちを込めたキムチ作りに邁進出来ることに、喜びを感じています。

 

by やがちゃん of  やがちゃんキムチ