韓国の家庭の食卓では、チゲ(キムチ鍋)が日常的に食べられます。
お鍋の無い日が珍しいほど、毎日毎日、チゲ、チゲ、です。
まず、その日の主材料を決めます。
お肉か、お魚か。
韓国には、「下味」という概念があまりまりません。
その主材料を直接煮込んで、直接「だし」を取ってしまいます。
そして、副菜を入れます。
キムチ、野菜、惣菜の残り、どんどん、どんどん。
いわゆる、「ちゃんこ」ですね。
味付けには、「ヤンニョムジャン」が活躍。
各家庭で作るヤンニョムは、その家の味の好みが如実に現れます。
昔の日本の地方の家庭の、「手作り味噌」と同じような感覚です。
そうして食べつくして。最後にご飯も入れてしまう。
これが、「クッパ」ですね。
そう、キムチ鍋には、たった一つのルールしかありません。
そのルールとは、「何でも入れて食べ尽くす」、これです。
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