みんな「おまけ」が大好きです

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上野のアメ横で有名な、「お菓子のおまけ屋さん」。志村商店さんというらしいです。

「テレビ見た人手を上げて! はいー、おまけだよ! はい、チョコもおまけ、アメもおまけ、ビスケットもおまけ、これもおまけ、あれもおまけ・・」といいながら、どんどん袋に入れていきます。

「はいーーー、これでも1000円! いや、もうひとつ、はい、ふたつおまけ! それでも1000円!」
というように、おまけのお菓子をどんどん入れて、手を上げたお客さんに1000円で売る・・・

お客さん、「おまけ」が大好きですね。

さて、やがちゃんキムチも、年の二度の大おまけセール中です。

3000円お買い上げごとに、お好きなおまけ商品を選んでもらえる。大人気のセールです。

今回はなんと、今をときめく、あの「キム唐」もおまけに入っています!

おまけ一覧は以下のとおり!

  《おまけ商品》(価格は税込みです)

1)白菜キムチ 頂 300g簡易パック入り(定価1004円)
2)甲羅なしケジャン 100g(定価950円)
3)マイルドヤンニョムジャン400g(定価950円)
4)チャンジャ200g  (定価1069円)
5)プレミアカクテキ(大根キムチ) 500g (定価972円)
6)有機ねぎキムチ 300g(定価950円)
7)オリーブ七味 160g(定価777円)
8)キム唐(唐揚げ用肉)350g (900円相当)

これが、3000円お買い上げごとにひとつずつもらえるのだから、これはお得。

28日までです。お忘れなく、どんどんおまけをもらってください。

こちらからどうぞ!

KED 開催!

先週18日の金曜日、「KED」という催しを主催しました。

KEDとは、「唐揚げ エンターテイメント デザイン」(KARAAGE ENTERTAINMENT DESIGN)の英語の頭文字です。

有名な「TED」(テクノロジー~~^)や、1月に参加した「PED」(ピースト~~)のもじりだといわれますが、そのとおりです・・。

ただ、唐揚げがテーマではありません。

もちろん、懇親会のメインメニューは「唐揚げ」でした。ですが、スピーチのテーマは、「私の生き方」です。

参加16名。いつものネット勉強会のメンバーが12名で、地元の光ヶ丘商店会や、お客様から4名です。やがちゃんキムチの真向かいの建物内にできた、新装のコミュニティスペースを使わせていただきました。

16名が、30秒の紹介、入場テーマソングとともに入場、9分間スピーチ、そして評価コメントと、時間割に沿って、都合3時間、ノンストップで行いました。

3時間の間、全員が集中して参加。片時も息つく間もない、濃厚な時間でした。

終了後は、キム唐やホールタトリタン、サムゲタン、キムチなどで、大懇親会。地元の方とネット関連の方もすっかり打ち解けて、また新たな交流の輪が広がりました。

やがちゃんキムチは、ネットのキムチ店であると同時に、地元の商店街の一員でもあります。
「朝市」などにもでております。

ネットでも店舗でも、まったく姿勢は同じです。

おいしく健康なものを、笑顔でご提供。

このKEDを契機に、さらに大きな笑顔を広げたいと思います。

キムチは「お金儲けの道具」ではなく、「哲学のある作品」です

やがちゃんキムチは、無添加のキムチを作り、実店舗とネット通販で売るキムチ屋です。

商売ですから、たくさん売れたほうがいいに決まっています。

そのための勉強もかなり積んで来ました。
(実際、そういうネット通販の勉強会も主宰しています)

ですが、実際には、広告宣伝にお金はまったく使っていませんし、SEOという、ネット検索で上位に表示されるような手法の実践もほとんど行っていません。

なぜか・・?

理由は単純に、二つだけです。

1)実質一人で運営しているので、忙しくてそこまで手が回らない。

2)たくさん売ることがいいことだと、実は思っていない。

以上です。

やがちゃんキムチが関心を持つのは、

たくさん売ったり利益を上げたりすることではなく、自分で作るさまざまの形のキムチという「作品」を、お客様に喜んでいただけるか否か、その一点なのです。

その結果としてたくさん売れて儲かるなら、それはそれでもちろん嬉しいです。

ただ、品質を落として原価を下げたり、添加物を入れたりすることは、絶対にいたしません。

それを行う時は、やがちゃんキムチが無くなるときです。

無添加を貫くということは、こういう覚悟がなくてはできないことだと思います。

あらゆる誘惑が、食品製造にはつきまといます。「こんな高価な食材を入れなくても、味は大して変わらない」とか、「少しくらい化学調味料を使ったってわかるはずがない・・・」とか。

その誘惑を敢然と断つには、キムチ屋の目的を「売り上げや利益」に置いてはいけないということです。

まず、哲学を。それがない会社や人が食品を作るから、間違いが起こるのだと思います。

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震災後5年で考えること

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あの日・・・

あの日、所要で店の裏口から出ようとした時に、建物が軋みだしました。

掛けっ放しだったラジオから、女性のキャスターの悲鳴に近い声が聞こえてきました。

揺れは大きくなり、よろけながら戸外に出て、そこにあった自分の車のボンネットにつかまろうとして、車が飛び跳ねるように上下に揺れていることを知りました。子供の泣き声が聞こえ、電線が撓み、金属音が激しく響きました。2分間もそれが続きました。

柏は震度6弱でした。

あの日を境に、世の中の色が変わりました。

ただ物を作り売っていただけの時代が終わりました。

「悪いことをしないだけでよかった」時代は終わり、何か人のため、社会のために「よいことをする」時代に入ったと思いました。

それから今日で5年

私たちは、どう変わったでしょうか。変われたでしょうか。

毎年この日を迎えるたびに、それを思います。

震災後約半年間、売り上げの一割を毎日郵便局から義援金送金し、何度か東北の諸施設にキムチをお送りし、やがちゃんキムチの「直接的な震災支援」は終わりました。

世の中のためにもなっていると自信を持って言えるキムチを

直接的な支援は終わったのですが、5年間、品質にうそはつかないということは守り抜いてきました。

無添加で体に安心な製品だけを作ること。

決して手抜きはしないこと。

より一層の美味を目指すこと。

このようなことを、頑なに守ってきたつもりです。そしてそのことこそが、大きな意味での震災支援につながり、さらには回り巡って、自分の生き方に意味を与えてくれて来たのだと思います。

美味しいもの、安心なものを食べるだけで、人は心を和らげることができます

たかがキムチではありますが、いや、たかがキムチであるからこそ、この道を外れずに、この先も地道に進みたいと思います。

世の中のためにもなっていると自信を持って言えるキムチを。

それを作り続けること事が、やがちゃんキムチがこの国に存在する理由であると思います。