上の奇妙な形の図、実はこれ、私の頭の中にある「味の図形」です。
何か味を作ろうとするときには、これらの図形を頭の中で組み立てながら、味のイメージを作るのです。
たとえば、甘みと酸味が同居していて、しかも舌触りが滑らかなプリンを作ろうとしたら・・・
こんな図が浮かんでくるのです。
「旨みは感じられるけど、化学調味料のツンツンした味わい」を表現するなら、こんな感じ。
つまり、「味つくりは、味そのもののイメージを、形のある図形に置き換えると、やり易くなる」ということなのです。
お分かりいただけるでしょうか・・・。
やがちゃんキムチのさまざまの味わいには、こうして、すべて「形」があるのです。
文字通り、「美味の設計図」を書く作業をするわけです。
この作業、本当に楽しいですよ。ぜひ、やってみてください!