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「本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争
でした。
各戦場で亡くなった人々,広島,長崎の原爆,東京を始めとする各都市の爆撃な
どにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に,満州事変に
始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくことが,
今,極めて大切なことだと思っています。
この1年が,我が国の人々,そして世界の人々にとり,幸せな年となることを心
より祈ります」
これは、天皇陛下が年初に発表された年頭所感です。
ここまで天皇陛下が具体的に「戦争」の事実に踏み込んだ発言は、初めてだそうです。
今、日本が変わりつつあります。
特定秘密保護法、集団的自衛権・・・・以前なら考えられなかった法律や政策が、
次々と決められていきます。私たちの手の届かないところで。
天皇陛下は政治的発言をしないものですが、精一杯の政府への警鐘を鳴らされた
と見るのは、穿(うが)ち過ぎでしょうか。
戦争は愚か者の所業・・・・そのことを、日本人は一番良く知っているはずです。
やたらと戦争を美化する言葉が氾濫するようになった昨今。
愚かな事を繰り返すことは、まさか無い様に願うばかりです。
by やがちゃん of やがちゃんキムチ
(2013年1月から6月までのブログはこちらです)