Share |
若い頃、トルーマン・カポーティという作家の「遠い声・遠い部屋」という小説を読んで、ああ、アメリカに行きたい、と思いました。
そして渡ったアメリカの美術館で、ピカソの「ゲルニカ」を見て、とてつもない衝撃を受けました。
一年一人で暮らしたカナダに近い田舎町では、安いトランジスタラジオで毎日音楽を聴いてました。
ピカソを見て、人生の見方が変わる人もいる。
小説を読んで、生きる指針を与えられる人もいる。
オーケストラを聴いて、悲しさを癒される人もいる。
芸術は、人のために役に立ちますね。
一方、芸術ではありませんが、私が今関わる「料理」というものは空腹を満たすためだけのものではないです。
ああ美味しい、と一時の心の安らぎを感じて頂けるだけでも、その方のお役に立てていると実感できます。
今日もその喜びを感じるために。
キムチを作ります。
by やがちゃん of やがちゃんキムチ
(2013年1月から6月までのブログはこちらです)