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ソチ五輪が終わり、選手も帰国してあれこれインタビューを受けています。
今回の冬季五輪で最も感動したのは、何といっても浅田真央選手のフィギアのフリー演技でした。
前日のショートプログラムで大失敗した後、わずか24時間であの演技。
6種の3回転ジャンプを8回すべて成功させるという、史上初の離れ業。
演技順番が序盤だったため点数は伸びませんでしたが、あれを終盤見せていれば、フリー演技のナンバーワンは間違いなかったでしょう。
普通、前半で失敗してメダルの可能性が無くなっていれば、あのような見事な演技ができるはずがありません。
何故浅田選手はあれほどの力を発揮したのか・・。
その答えは、おそらく単純なことだと思います。
真面目で、人一倍練習に打ち込んで来たから。 これに尽きるでしょう。
精神面の強さというのでは、前日のあの失敗は説明できません。
誰にも負けないくらいにスケートに打ち込んできたというギリギリの自負と確実に積み重ねてきた実力が、最高の舞台で最高の演技を見せてくれたのだと思います。
亡くなられた浅田選手のお母さんは、
「フィギュアスケートは勝った、負けたではないと思うんです。生き様をどう氷の上でみせるか。それがフィギュアではないですか」と言われたそうです。
浅田選手の生き方・・・それに私たちは心を動かされたのですね。
金メダル、贈りましょう!
by やがちゃん of やがちゃんキムチ
(2013年1月から6月までのブログはこちらです)