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ご飯に生卵。生姜ヤンニョム。忙しい朝は、これに日本茶で、十分な朝食です。
生姜ヤンニョムのおかげで、体がぽかぽか。
卵かけごはんは、私の世代にとっては、子供の頃は贅沢品。あまり食べさせてもらえませんでした。
あのころ、卵は1個30円くらいしていました。物価は今の10分の一くらいでしたね。
私は不器用で、卵を持つと必ずつぶしてしまいました。緊張で、つい力が入ってしまったのです。
今、卵は相変わらず20円くらい。物価は10倍。
そして私は、卵は片手で器用に割れます。
毎朝、こうして食べて出かけます。
残念ながら、子供の頃にはたまに卵かけごはんを食べさせてもらう時には、醤油と「味の素」を掛けるのが常でした。
人工的なあの味が、とても好きでした。
あの世界にいったん入ると、抜け出るのは大変ですね。
最近のテレビCMででさえ、「卵かけごはんに味の素」というコピーがあって、驚きました。
味の素等に代表される化学調味料、つまり、グルタミン酸ソーダ。、表示上は、「調味料(アミノ酸等)」です。
これがあるから、天然の本来の素材を使わずに済むのです。
原料は当然希薄となります。
味は全て、化学調味料の味となります。
実験したことがありますが、10グラムの味の素と同じ強さの旨味を昆布から煮出そうとしたら1kgから2kgの昆布を必要としました。
コストとして、数百倍、数千倍ですね。
でも、昆布から取っただしは、本当に美味しかったです。
何の為に、化学調味料を使うのか。
天然の素材を使わないためです。
化学調味料には栄養等ありません。
味覚障害の元凶ともなります。
それだけではありません。
保存料や着色料等の悪質な添加物を加えることによって、狂う味の「補正材」でもあるのです。
コンビニやスーパーでは、必ず表示をチェックしてください。
調味料(アミノ酸等)という言葉を見つけたら、私は買いません。
食べ物つくりの職人の一人として、言語道断の行為だと思うからです。信用が置けません。
by やがちゃん of やがちゃんキムチ