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もともとキムチとは縁のなかった私ですが、様々ないきさつから、22年前にこの仕事を始めました。それ以前は、酒屋、ラーメン屋、おもちゃ屋、などの商売をやっていました。
全くの素人として始め、当初のわずかな期間は、韓国の方にお手伝いをいただきましたが、その後今まで、ほとんど「独学」でやってきました。
ですから、「業界の常識」とは、無縁の道を歩いてきました。
キムチでアミノ酸やたんぱく加水分解物までをの「無添加」を実現するというのは、業界内では殆ど類例を見ません。
僅かな例としては
●単純に、それらを入れないだけ
これは、ただ「まずい」キムチとなるだけです
●天然系のエキス類(しいたけ、昆布等)を加える例
これも、ただそのエキスの味がするだけ、という結果に終わります
というようなものがあるだけです。
やがちゃんキムチの製造工程は、そのような単純なものではありません。
かつて好意で、他の同業者さんにお教えしようと思ったことが何回かありましたが、いずれの時も、あまりに煩雑複雑で手間のかかる作業であることに驚かれ、途中で帰られてしまいました。
仮にこれから誰かに教えるとして、今の私のように作れるようになるまでには・・・
そうですねえ・・・
やはり、20年くらいは必要なのかも知れません。
by やがちゃん of やがちゃんキムチ