坦々麺。
最近出すところが増えてきましたが、味が濃い分だけ、スープの濃淡がくっきりと分かり、なかなか美味しいところに出会いません。
丁寧にスープを取る昔ながらのお店に美味しいところが多いのです。
坦々麺とともに、「辛味」のつぼも出てきました。
これを入れると、さらに辛くなります。
うまい!
このお店は、創業40年とか。
茨城県日立市の国道6号沿いで、2代に渡って営業されている、「蘆山」というお店です。
メニューの値段を見てください。
いまどきこんな値段・・・・。良心的です。
ギョーザもなかなかでした。
「2代目の息子が研究熱心でね。食べるラー油も作ってるのよ」と語る奥様は、とても客あしらいも上手で、次々と入るお客を丁寧かつ効果的にさばいていました。
途中、中年カップルの席にギョーザの出し忘れが発覚した時も、「あら、申し訳ありません。悪いわねえ。10分くらいかかるけど、どうします? ジュースでも飲んで待ってます?」 などと笑顔で謝り、事なきを得ていました。
ベテランの接客の妙でした。
次々と現れては消える、新しい業態の飲食店の中で、40年間変わらずやり通すこと。
その裏には、さまざまの経験と努力が隠れています。
さすがです。
by やがちゃん of やがちゃんキムチ