松本清張作、「点と線」。
ビートたけし主演で、テレビ放映されましたね。
迫真の演技でした。
準主役の高橋克典始め、江守徹、竹中直人、小林稔侍、橋爪功等々、重厚な
脇役陣に支えられながらも、ビートたけしの演技は、
●偉大なる大根●
でした。
そう、大根役者。
表情は貧弱、台詞の区切りは朴訥、博多弁は中途半端・・・・。
しかし、見るものを惹きつけるあの強烈な存在感は、筆舌に尽くしがたいものがありました。
細部にやや練り不足の感もあったものの、抜群の映像美とこのビートたけしの演技で、この番組は最高度の出来栄えを示し、原作の価値を少しも辱めることもありませんでした。
無料でいいものを見せてもらいました。
いいものは、理屈抜きにいいですね。
by やがちゃん of やがちゃんキムチ