紫の藤棚の下に集う人々
花の香りを浴び、しばし現の憂さを忘れ、そぞろ歩く
真白き花の群れは
遠方より来る人々とのただ一度の出会いのために
さらに真白くなろうとする
足利フラワーパークの藤に圧倒されて歩く我々の頭の上を、たくさんのハチが飛び交っていましたが、何故か誰も避けようとしていませんでした。
ハチは、人が無駄な動きをしなければ、襲うことは無いのです。
花と人と、ハチ。
あふれる花の中、皆一つに溶け込んでいるようでした。
by やがちゃん of やがちゃんキムチ