今、白州次郎がにわかにブームです。
NHKでその伝記番組が放映されたり、出版が相次いだり、何故今、「白州次郎」なのでしょうか。
復興の日本を代表して、欧米を相手に、堂々と渡り合った男。
私利私欲に無縁で、名誉など欲しがらなかった男。
我流のジェントルマンシップを貫き、爽やかにスマートに生きた男。
今、混乱の世界で、求められている人物とは、こういう男なのでしょう。
この国を、白州のように引っ張る男はいないのか。
今までの物を変えなければいけないと、時代そのものが喘いでいます。
もう、息が途切れそうです。
ヒットラーやムッソリーニや、怪しげな宗教指導者のような男達ではない、ホンモノのリーダ-シップを持った男が、欲しいですね。