「高くて、固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立ちたい」
作家村上春樹さんが、エルサレム賞の授賞式で語った感動の言葉です。
ガザ紛争でもめるエルサレムの地で、よくぞ、この語りが出来たものと思います。
よほどの胆力、勇気、そして何にも増して、人間という物を考え抜いて来た深慮に感じ入ります。
外国での会見というと、恥ずかしいことがあった日本ですが、このスピーチは誇れるものですね。
卵・・・個人
壁・・・その個人が自らを守るために作ったシステムだが、時に自己増殖して、個人を襲う
この例え、心に残ります。
心に残ったので、今日は商品リンクを貼りません・・・・・。