千葉県の松戸と柏の境目辺り、古い住宅街の中に、そのお店はあります。
一見、お店とは気付かない質素な店先。
読めない看板。
ZOPT・・・・・・ツォップ と読むそうです、ロシア語で。意味は、「編み上げパン」。
朝早くから、夕方まで行列しています。
繰り返しますが、商店街や駅前では無いです。
ほとんどの人が、車に乗ってわざわざやって来る、手作りパン屋さんなのです。
お店の中は、たった3坪ほど。
7.8人で、もうラッシュアワー状態です。前の人が動くまで、じっと待ちます。
3坪を一周するのに、10分は掛かります。棚には、100種を超えるパンがぎっしり。
次から次へ、店員さんが補充していきます。
お客さんにカメラを向けるのは失礼なので、お店の了解を頂いて、パンだけを撮りました。
すごい品種数です。そのどれもが、美味しい。
私のおすすめは、180円のカレーパン
カリッとした揚げパンに、ほんのりと辛いカレールーが詰まり、まあ美味しいこと。
3坪のお店の奥には、かなり広い厨房。4,5人のシェフ姿の職人さんが見えます。
2階は、パンがメニューの中心のレストラン。こちらも、予約がいつも一杯だそうで。
しつこいようですが、ただの住宅街。
この繁盛、信じがたいですが、現実です。
やがちゃんキムチで、一番売れているのは、実は「チャンジャ」。
どこにも無いマイルドさと深い旨みで、行列です。