今日は無添加の話をさせてください

———————————————–
最後の職人、無添加の「やがちゃん」からです
      2011.01.21
◎ やがちゃんキムチ 美味しさ通信 ◎
http://www.umakim.com
—————————————————–

こんにちは!

無添加キムチ職人の「やがちゃん」です。

今日は、私がなぜ「無添加」にこだわるかの話をさせてください。

20年前、ラーメンやギョーザの職人だった私にキムチ作りの基本を教えて
くれたのは、韓国から来たパートさんの「ヤンおばさん」でした。

でも、習っているうちに、あまりに大量の添加物を使用するのを見てびっくり。

思わず、「おばさん、化学調味料をこんなに使わなければ、キムチって出来ない
ものなの?」と聞いてしまいました。

おばさんは、「じゃあ、調味料ゼロのキムチがどんなものなのか、食べてみな」
といい、調味料抜きのキムチを作ってくれました。

その味は・・・辛いだけで、全く美味しくない・・・!

「よそではもっと調味料を使っているよ。私は少ないほうだよ」とおばさんは
言いました。
「日本人はね、この味がないと美味しいと言わないんだよ。私だって入れたく
ないよ。でも、売れなきゃ仕方ないでしょう」

その時の化学調味料の使用比率、製品の1.2%でした。

「韓国でもこんなに調味料を使うの?」と聞くと、

「昔の人は使わないわよ。でも、日本の影響で最近は入れるところが多いわね。
それに、調味料を使えば安上がりだし、いろいろ材料を入れなくていいし、商売
にするなら、入れなきゃね」

白い、魔法の粉・・・化学調味料・・・。
それを入れれば、簡単、安上がり、そして儲かる・・。これは衝撃でした。

おばさんはすぐにビザが切れて帰国してしまい、それから私が自分で作る様になり
ました。そこから今までの20年間が、やがちゃんキムチの歴史です。

即座に私は調味料を全廃してみました。すると、それまでのお客さんから苦情の嵐。

「旨みが全然無くて辛いだけだ! これじゃ食えない!」

・・・・・

やむなく調味料を少量復活させましたが、「自然の素材だけで美味しく安全に召し
上がって頂けるキムチは出来ないものか」と考え続けました。

まず、唐辛子を溶く液体を「水」から「肉スープ」に変え、ベースの旨みを増加さ
せる研究をしました。

スープの中に、ワタリガニや利尻昆布、羅漢果なども入れ、豚肉や鶏肉をメインに
10時間も煮出す・・・ここではラーメン屋の経験が生きました。
手間は掛かりますが、味の土台がしっかりして、調味料比率を一気に0.3%にま
で落とすことが出来たのです。
この時点で既に、市販キムチの中では、最も低い比率の添加だったと思います。

その後、高価な牡蠣やホタテも入れ、アミえびやにんにくの比率も増やすことで、
0.1%まで下げました。0.1%とは、つまり、1000分の1です。ほとんどゼロ
も同然なのですが、それでも、入れると入れないとでは、味覚の最後の「刺激感」が
違います。

しかし、どうしてもゼロにしたい。

他の添加物はもともと使っていませんから、この1000分の1を削りさえすれば、
「完全無添加」となるのです。
最高の美味を、完全無添加で実現したいと・・・。

そして最後にトライしたのが、日本の伝統的な旨み素材の利用です。

昆布、しいたけ、煮干で濃厚な旨みだしをとり、ヤンニョムに加える。
それでも足らない刺激感は、日本の伝統の発酵技術の粋である、「味噌」「醤油」を
加えたらどうか・・・。りんごやレモンの果汁を絞って加えたらどうか・・。

数限りない試作の末、ようやく結論にたどり着いたのが、昨年の6月。
キムチ屋創業から20年経っていました。
ヤンおばさんが、海の向こうから、「あんた、ようやく出来たね」と言ってくれたよ
うな気がしました。

今、やがちゃんキムチの全商品は、完全な無添加です。
添加物の類は、工場内に一粒もありません。

やがちゃんの美味しさの全ては、天然の素材の美味しさです。

もちろん、製法は私の手作り。一品一品、オーダーを受けてから、気持ちを込めてお
作りしています。

全ては、「美味しかったよ!」の笑顔のために。

そして、「全部自然のものから作りました」と笑ってお答えを返せるように。

これからも頑張ります。

寒さのなか、皆さん、どうぞご健康に!

  やがちゃんキムチ
   http://www.umakim.com

——————————————————————–

公式ブログも、更新続行中です。
http://kimuchishokunin.blogspot.com/

フェイスブック、始めました!
http://www.facebook.com/umakim

それでは本年もよろしくお願い申し上げます

(このお知らせは、やがちゃんキムチ本店サイトでお買い上げのお客様に
お出しいたしました。今後お知らせメールがご不要の方は、このまま
ご返信くださいませ。次回以降の配信を停止させていただきます。)

有限会社ワタマン  (やがちゃんキムチ)

〒277-0062
千葉県柏市光ヶ丘団地4-200-1-12
TEL 0471-71-5701
http://www.umakim.com
メールyagachan@gmail.com

「ちょっと食べたい」やがちゃんスペシャルに半分サイズ登場!

———————————————–
最後の職人、無添加の「やがちゃん」からです
2011.01.21
◎ やがちゃんキムチ 美味しさ通信 ◎
http://www.umakim.com
—————————————————–

★《やがちゃんスペシャルにハーフサイズ登場! 》★
http://www.umakim.com/special-kimuchi/index.html

こんにちは!
無添加キムチ職人の「やがちゃん」です。

やや寒さがぬるんだ関東ですが、西日本中心に、厳しい天候が続く毎日
ですね。
みなさん、お元気ですか?

さて、やがちゃんキムチの「白菜キムチ」の最高級品といえば、
あの特大の「スーパーボッサム」。

これだけでパーティのメインディッシュになるような豪華さですが、その
ベースとなっているのが白菜キムチのスペシャル版、その名も

    やがちゃんスペシャル
  http://www.umakim.com/special-kimuchi/index.html
です。

いったん白菜キムチを作り、そこにさらに、牡蠣、帆立、にんにく、松の実
を刻んだものを塗りこんだものです。

ですから、旨み、深み、抜群のお味で、やがちゃんでは長年、売れ行きトッ
プの白菜キムチとして、大人気の商品です。

レギュラーサイズの750gだけで販売してきましたが、「ハーフサイズ」
のご要望も複数頂いたため、

    やがちゃんスペシャル ハーフ 400g  1100円

を新発売いたしました!

「ちょっと食べてみたい」とおっしゃる方に、最適サイズです。

ちょっと、食べてみてください!
  http://www.umakim.com/special-kimuchi/index.html

このキムチ、いいね! とおっしゃっていただけると思います!

———————————————————————–

おすすめ4品!

★東京農大の有機大根なます、丈夫なタッパ容器に入れて、1050円です
http://www.umakim.com/namasu.html

★パーティの主役に! 絶品、本タラバケジャン
http://umakim.com/taraba.html

★キムチの頂点、1.6キロ 3300円の、スーパーボッサム!
http://www.umakim.com/possamu/spb.html

★味噌チャンジャ・・・感動の美味です。リピートが凄いです。
http://www.umakim.com/chanja/miso.html

———————————————————————–

 《やがちゃんの四方山話》

あの「ハンカチ王子」の斉藤投手、現在は千葉県の鎌ヶ谷市の宿泊所にいます。
連日、「おっかけ」のファンが押しかけて、大賑わいだそうですね。

斉藤投手の偉いところは、こんな大騒ぎにもいやな顔一つせず、爽やかな対応を
見せるところ。
これはプロ根性というより、生まれもっての性格の良さに起因しているように思
えます。

ゴルフの石川選手も同様で、最近はこうした、「人格の優れた若いスーパースター」
が多いですね。

鎌ヶ谷は、当店の柏に隣接していて、車で20分も走ればいけるところです。
ちょっと覗いてみてはいかがですか?

あ・・・あまりけしかけてはいいけませんね・・・
でも、近隣にはイチゴ園も多く、いいところですよ!

——————————————————————–

公式ブログも、更新続行中です。
http://kimuchishokunin.blogspot.com/

フェイスブック、始めました!
http://www.facebook.com/umakim

それでは本年もよろしくお願い申し上げます

(このお知らせは、やがちゃんキムチ本店サイトでお買い上げのお客様に
お出しいたしました。今後お知らせメールがご不要の方は、このまま
ご返信くださいませ。次回以降の配信を停止させていただきます。)

有限会社ワタマン  (やがちゃんキムチ)

〒277-0062
千葉県柏市光ヶ丘団地4-200-1-12
TEL 0471-71-5701
http://www.umakim.com
メールyagachan@gmail.com

何故無添加か

163239_161796803868377_5177979_n

何故無添加か、という設問は、取りも直さず、「naze添加物を入れなくてはならないか」という設問と同じ意味になります。

◎なぜ保存料を入れるのか

流通や店頭展示用の理由。作られてから消費されるまでのタイムラグの大きさに起因することが多いのです。

◎なぜ着色料を使うのか

自然の素材を少量しか使わないから、それだけでは色が出ない。だから、着色料で補うのです

◎なぜ増粘材を使うのか

素材自体が少量で薄いので、そのままでは希薄で流れてしまうので、ガム材等で固める必要があるのです

◎なぜ調味料(アミノ酸)を使うのか

これだけ他の添加物を使い、そして天然素材を少量しか使わないのであれば、当然。味が十分に出ません。
だから、アミノ酸の味を加えて、補うのです。

添加物は、本来は「使う必要の無いもの」です。

しかし、商業主義が添加物の塊りのような商品を生み、消費するほうもそれが当然の姿であるかのように思い、購入し、食べてしまうのです。
本来の作り方さえすれば、『無添加』は達成されます。