キムチの定義

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下の写真、これが、瀬戸内産の、「アミ海老」です。

上は、イシモチの赤ちゃん。たまに、海老に混じっています。
海老は、大量にキムチに使います。

本来のキムチの旨みの、主成分といっても過言ではありません。生の、アミ海老の塩漬けです。
太っていて、肉厚。

やがちゃんの使う量は、半端ではありません。韓国で一般的に使う量は、タレの総量の5%前後。
やがちゃんは・・・・その「数倍」です。

ところが、国内のキムチメーカーでは、これを使わないところも多数。

はっきり書きますが、魚介類塩辛を使わないものは、キムチではありません。

キムチの定義は、

 山海の素材に唐辛子、魚介素材を絡めて熟成させたもの

です。

安易に、化学調味料や醤油などの既成調味料で味付けしただけの漬物は、キムチではなく、ただの漬物です。

魚介の塩辛には、豊富な乳酸菌があります。

これが、乳酸発酵を促し、えもいわれぬ美味しさを、文字通り「醸しだす」のです。

 

 BY やがちゃん OF やがちゃんキムチ

 

無画像:一人の青年の些細な失敗

 

今日は画像はありません。

草なぎ君が逮捕された事件。

日本中が大騒ぎでした。

 

これはおかしいと思いました。

他に報道することは無いのかと思いました。

NHKのトップニュースで繰り返して報道するほどのことでしょうか。

逮捕され、家宅捜索を受けるほどの重罪なのでしょうか。

 

同じくお酒で失敗した中川元大臣の事件と比べ、どちらが悪質であるか、決められるでしょうか。
また、どちらが大きく報道すべきことなのでしょうか。
ちなみに、元大臣はいまだに、あれはお酒ではないと言っているそうです。日本は核武装もするべきだとも発言しています。

草なぎ君の謝罪会見を見る限り、32歳とはいえ、業界内しか知らない、一人の普通の青年であると感じました。

 

報じなければいけない重要事に目をつぶり、一人の青年の些細な失敗をこうまで騒ぐマスコミのあり方の方が問題あると考えたのは私だけでしょうか。

 

私達の大事な国、ニッポン。

いい国でありたいです。

 

交通安全ナントカ協会のなんとか測定器

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「なんとか交通安全なんとか協会」のフェアを、近所の公園でやっていました。

このマシンは、「なんとか運転適性測定器」。

たいそうな機械で、昔のウルトラマンの「科学特捜隊」の本部に、こんな機械があったなあ、と思ったりしました。

このマシンで遊ぶ、いや、測定するのに、長蛇の列。

1時間近く待って、ようやく順番。

9歳の息子は、腕の長さが届かないのもあって、「適性なし」

私は、「非常に優秀」とでました。

息子、悔しがること・・・・。

 

でも、こんな機械、こんなフェア、いや、こんな「なんとか協会」って、交通安全に役立ってるでしょうかね?

 

北の達人のものすごさ

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北海道札幌に、すごい会社があります。

お店の名前は、ずばり、「北海道シーオージェイピー

会社名は今年からは、「北の達人」となりました。

インターネットで北海道の産物を扱う地元の会社です。

 

カニ・・・・アマエビ・・・・ホタテ・・・・・行者にんにく・・・・・スイーツ・・・・鮭・・・・・・いくら・・・・・
北の大地と海が育んだ美味しさを、全国に直送しています。

その「品質追求」への徹底した姿勢は特筆モノ。

必ず産地に足を運び、納得いくまでメーカーさんと話し合いを重ね、より美味しいものをより安全にお届けすることに全力を注がれています。
社長以下スタッフさんの食通ぶりはかなりなもので、北海道の通津浦裏まで歩かれて「隠れた味」を探し回り、その上で、「これはいける!」と確信の持てるものしか扱われていません。

実は、北海道名産専門と謳いながら、単なるペーパー会社が横行していたり、ろくに品質を吟味しないでネットで大量宣伝、大量販売している例が、後を絶たないのがこの世界。

そんな中で、本当に信用の置けるお店です。
やがちゃん、自信を持って、おすすめいたします。

と、くどくど書くより、まずは北の達人さんのホームページをご覧ください。

メールマガジンに登録すれば、定期的に、楽しく美味しいお知らせが届きます。

 

ああ・・・・

おいしそうですね!

 

千葉の花園

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東京は既に桜が散ってしまったとのことですが、千葉北部のこの辺りは、まだまだ鑑賞できます。

手賀沼の遊歩道には、延々と桜のトンネルが続き、湖からのそよ風に、花びらを散らしていました。

 

千葉の松戸には、有名な桜の名所がひしめいています。

小金原、常盤平、と言った、古い公団住宅のある辺りには、桜の古木がぎっしり。
今が満開の色の濃い「八重桜」の桃色の花は見事でした。

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車の後部座席の母が発する、「きれいだねえ」という言葉の回数を、助手席のその孫が、指折り数えていました。

その回数、50回を越えていました。

 

手賀沼の湖畔には、早くも「梨の花」も満開。

そう、この地域は、梨園が多い場所でもあるのです。

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梨園・・・・・・音楽や舞踊を演じる者が集まる、限られた世界という意味もありますね。
唐の玄宗皇帝、楊貴妃の時代に生まれた言葉だそうです。

春満開。

花の園。

千葉は、花園と果実に充ちた、薫り高い大地です。

 

幾夜重ね待てども君の文終に来たらず
夜花香胸に満ち明日よりの命作らんと思ふ

          (シェイクスピア「恋人の嘆き」より )

 

この地で、気持ちを込めたキムチ作りに邁進出来ることに、喜びを感じています。

 

by やがちゃん of  やがちゃんキムチ

 

光る風、がきデカ

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東漸寺の山門を吹き抜ける朝の風に、陽の光が差し込みました。

光る風。

 

「光る風」といえば、山上たつひこ氏の、社会派漫画の名作でした。
高校時代夢中で読みましたが、圧力がかかり中断されてしまいましたね。

その後大学時代に、電車の中で、漫画を読んで大笑いする若者が増えました。
週刊少年チャンピョンの発売日には、特にそうでした。

理由は、「がきデカ」。
こまわり君扮する少年警察官が巻き起こすドタバタコメディでしたが、これがあの「光る風」と同じ作者が書いたことも話題になりました。

しかし、「がきデカ」のすごいところは、場面場面の時間の移り変わりを縦横無尽に組み立てたこと。

この手法は、やがて、小山ゆうの「がんばれ元気」に受け継がれ、その後の日本コミックの質の高さの基礎となります・・・・・

というのが私の漫画歴史観ですが、いかがでしょうかね。

 

      by やがちゃんof やがちゃんキムチ

 

龍角寺前の、ダルビッシュと現役ポスト

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千葉県栄町の、「龍角寺」。

飢饉から民を守る為に、龍が自分の命を捧げたという伝説のあるお寺です。

いまでは、建物跡しか残っていません。

奈良時代作とされる国宝の「薬師如来坐像」がプレハブの建物に納められているだけ。

プレハブの入り口から覗くと、ずっと向こうに像が見えて、しかも、撮影禁止。
ちょっと過保護状態でした。

その向かい側に、かなり前に閉めたと思われる「よろず屋さん」が一軒。

ダルビッシュの真新しい写真と並んで、錆び付いたポスト。

てっきり使用不可と思ったら、一日2回の集便時間がちゃんと記載されていました。

現役でした。

   by やがちゃんofやがちゃんキムチ

 

安食の乾隆君

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このワンちゃん、血統書つきの名犬。

名前は、「乾隆号」

オス、17歳。かなりのおじいちゃんです。

やがちゃんキムチ安食店の大家さんの庭で「番犬」をしています。
数年前は、もっと毛艶もよく、私がたまに行くと、大喜びで飛びついてきました。

この日は、なかなか起きて来ません。

アップで写真を撮ろうとすると、顔を背けられてしまいました。

番犬なのに、野良猫の姿を見ると、尻尾を巻いて小屋に逃げ込んでしまいます。

一度は、蜂に刺されて、キャンキャン泣いた事もありました。

 

乾隆くん、元気でいろよ。

 

ヤンニョムジャン、タレ、旨さの原点です

 

やがちゃんキムチの味の大元を成す「ヤンニョムジャン」。いわゆる、「タレ」ですが、タレと呼ぶには、あまりに濃厚。

その製造に携わるのは、昔も今も、私だけです。

 

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この黄金色の液体。これが、「ヤンニョムジャン」のベースとなる、「スープ」です。

鶏肉、豚肉、利尻昆布、野菜、ワタリガニ、羅漢果、等々を10時間に渡って煮詰めて、コクと旨みを極限まで搾り出したスープです。

タレ作りの半分は、このスープ作りであるともいえるのです。

 

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アミエビの塩辛、にんにく、しょうが・・・・・その量も、半端ではありません。

 

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北海道ホタテも、広島牡蠣も、大量に加えます。

 

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それを、工業用のミキサーを改造した攪拌機で、1時間以上練り上げます。

 

こうして出来上がるヤンニョムジャン。

ここからさらにさまざまのブレンドを繰り返し、各素材に一番合うタレ達が出来上がっていきます。

キムチたちの美味しさの根本です。

 

    by「やがちゃん」of やがちゃんキムチ

 

ローカルな祭りも、密やかなスミレも

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やがちゃんキムチの安食店がある、千葉の栄町は、成田空港から車で20分。
有名な県立の「房総の村」と同じ場所に、「ドラムの里」という公園があります。

昨日はそこで、「桜まつり」

12月の「御酉様」と並ぶ、町のビッグイベントです。

桜は未だ七分咲き。

でも、桜の真下でお弁当を食べたり、演芸会を楽しんだり、で大賑わいでした。

このローカルな雰囲気がまたいいですね。

 

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でも、公園脇にひっそりと咲くスミレの慎ましい美しさも、忘れてはなりません。

本当にきれいな物は、静かな佇まいをしているものなのですね。

 

    by「やがちゃん」of やがちゃんキムチ

 

仲間達の肖像

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やがちゃんキムチは、独自ドメイン(楽天やヤフーのようなモールではない、独自出店サイト)を始めてから、5年目に入りました。

独自ドメインは、大海の中にポツンと就航するようなもので、東に行くのか、西に行くのかサッパリ分かりません。

そんな出店者の有志が集まる勉強会があり、とても高度な情報交換が出来ます。

やがちゃんの属する団体には、1000近いお店が集まり、日々、お互いに情報発信。
OSMCというこの団体の会長さんは、若いけれど、「人物」です。

たまにはこの写真のように、実際に会って発表会をしたり、飲み会があったりします。

 

「どのように儲けるか」

ではなく、

「どのように正しくやるか」

を学ぶ、とても真面目で気のいい仲間達です。

 

これからも、仲間を大切にしていきたいです。

 

     by「やがちゃん」of  やがちゃんキムチ

 

富士宮焼きそばのよねやまさん

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富士宮やきそば、ご存知ですよね。

「B級グルメ」の連続日本一に輝いて、全国的に有名になってしまいました。今はもう、インターネットでもたくさんの会社が扱っています。

しかし、この人。米山貞実さん。
富士宮焼きそばのよねやま」の店主です。
この人なくして、日本の焼きそばは語れません。

 

まだ名前も売れず、一富士宮のローカルメニューに過ぎなかった頃から、この焼きそば一筋に生きてきた人。
富士宮で生まれ育ち、50軒ある焼きそば専門店でも、知らない人がいない人。

紛れも無い、ミスター富士宮焼きそば。

 

この米山さんの扱う焼きそばは、富士宮やきそばの中の富士宮やきそば。

コシが違う、脂の美味しさが違う、だしの旨みが違う、ソースのコクが違う。

 

これからの行楽シーズン。

富士宮焼きそばを持って出かけて、現地で焼いて食べましょう。
安い、旨い、楽しい、の三拍子です。

ついでに、やがちゃんのキムチ焼きとりもいいですね。

 

   by「やがちゃん」of  やがちゃんキムチ

 

戻って来い、蜂たちよ!

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アメリカでは、ミツバチが数百億匹、消えたそうです。

日本でも、数十パーセント居なくなったという報告もあるそうです。

原因は、環境ストレスによるものという説もあるそうですが、不明です。
ちょっと気になりますね。

今美味しい、イチゴ。

うちの隣の八百屋さんは、私の息子が店に遊びに来るたびに、

「ほい、坊主、これ食え」

と、イチゴをくれます。

それを牛乳の中でつぶして食べるのが大好きな息子、大喜び。

 

しかし、イチゴも、ミツバチが居ないと育ちません。

やがちゃんのキムチにだって、蜂蜜を使っていますし。

戻って来い、蜂たちよ!

 

パン屋、凧揚げ、カレー、森田健作知事

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いい天気の日曜日、息子と馴染みのパン屋さん{ZOPF}に出かけたら、長蛇の列。

このお店、お店が5坪しかなく、これだけ並んでいたら、まず1時間待ち。あきらめました。

 

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そこで、冬の間行かなかった、手賀沼へ。

堤防の土手の桜は3分咲き。風が強いですが、空気はあたたか。

 

土手の脇で凧揚げをしたら、風に助けられて、よく揚がりました。

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このあと、実は息子、凧揚げに夢中になり過ぎて、小川にドボン。
すぐに救出しましたが、胸までびしょ濡れ。

車に戻り、裸にして自宅に帰って、すぐお風呂に入りました。

 

夕食は私の手作りのカレー。

じっくり煮込んだから、最高の出来でした。

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片づけを終わってテレビを見たら、森田健作氏が千葉県知事に当選の報。

あ、選挙行くの忘れてた・・・・。

 

サムライ、原監督

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やがちゃんキムチのあるお客様からのメール・・・・

「WBC決勝の時には私達は富士急ハイランド・“ええじゃないか”の2時間待ちの行列の中でした。皆さん地デジ対応の
携帯を持っている為、同じ場面で一喜一憂して、イチロー選手が決勝2塁打を放った場面では拍手大喝さいでした。
行列の人も行き交う人も《ニッポン・チャチャチャ!!!》のドンチャン騒ぎ。
お蔭様で2時間待ちの行列も苦になりませんでした。
いろいろ世知辛い世の中ですが《日本もまだまだ捨てたモンじゃない!》と嬉しく思いました!」
電車の中でも、スーパーの魚売り場でも、同じような光景が見られたそうです。
素晴らしかった、サムライ・ジャパン。
中でも、私が一番心を打たれたのは、原監督のジェントルマンシップ。
戦後には必ず、相手をたたえる。
審判には従う。城島選手が退場になったときに、抗議するのではなく、謝りに行ったそうです。
そして、あのシャンペンがけの際の、「おまえさんたちは・・!」という掛け声。あのシーンでああいうことが言えるのは、「できた人」の証拠ですね。
次の総理大臣にふさわしい人、で、名前が上がりそうですね。

 

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先週は、春というより初夏の温かさで、九州では桜も満開。
今週に入り、寒の戻り気味で、関東はまだ三分咲きから五分咲きですね。
写真は小倉城公園です。

 

桜といえば、関東では、以前は4月の花。
そう、入学式などが行われる、「出会いの季節」の花でした。

それが最近はどうも、3月の「別れの季節」の花になりましたね。

別れ。別離・・・・・・・・・。

3月も終わりの今の季節は、いろいろなお別れがあります。

どうして人は、好きなものやことから、離れるのでしょうか・・・・・・そう考えたことはありませんか?

親しい人や慣れたものから離れることは、悲しいことです。
そして、とても寂しいことです。

でも、そうしないと、新たな所に行けない、新たな人に出会えない。
生まれ変わる為には、今までの服を脱ぎ捨てなければならない。
そういうこともありますよね。

そんなことを考える3月末、桜の季節です。

 

松本清張と、姪の結婚式

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東京駅始発の博多行きで福岡に行き、博多発最終便で東京に帰る、日帰り旅行。

電車搭乗12時間、姪の結婚式出席4時間、小倉の松本清張記念館見学2時間、博多ラーメン食べるのに1時間。過酷な一日でした。

往復の新幹線の中で読んだのが、松本清張の名作、「眼の壁」。「点と線」と並ぶ、社会派推理小説の傑作です。ぴったり読みきりました。

この「知の巨人」の作家は、40台中盤でデビューして、その後40年間でなんと1000作に及ぶ作品を世に出しました。

推理小説だけでなく、純文学的な心理小説、古代歴史考証作品、現代史考証作品、社会評論作、等々、膨大なジャンルで気の遠くなるような取材を繰り返し、超人的な力量で作品に残しました。

旺盛な創作意欲と智識欲には、圧倒されます。

 

姪は、披露宴で涙一つこぼさず、堂々と感謝のスピーチ。
「賢さと逞しさ」を与えてくれてありがとう、と語ってくれて、満場の涙を誘いました。
新婚旅行にも行かず、明日から、障害者教育の現場に立つそうです。

松本清張は、まさに、逞しさと賢さの人。

83歳で倒れるまで書き続けるあのタフネスとインテリジェンス。

見習いたいです。

 

グリコのおまけを持っていますか?

グリコのおまけ・・・・幼いころに、たくさん貯まって、大切に取っておいたあの「おま」けはどこにいったのでしょうか・・・

私たちは、多くのものを、失くします。

物も

人も

思い出も

皆、あれほど大事にしていたものなのに、何故失くしてしまうのでしょうか。

 

グリコのおまけも、そのひとつ。

やがちゃんキムチ、春のおまけセールを開催中。

いろいろなおまけが選べます。

食べれば無くなってしまう。
でも、おいしい! の感動は、残って欲しい・・・・

そんな思いが込められています。

東京は今朝、桜が咲きました。

 

春爛漫:船橋アンデルセン公園

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千葉の船橋にある、「船橋アンデルセン公園」は、大人も子供ものんびり過ごすのにいいところです。

入場料はすこし掛かりますが、広大な敷地にひろがるさまざまの遊具は子供を夢中に。

水遊びも出来ます。

大人は、花が咲き誇る広場を散策したり、昼寝したり。

 

この日は、フリーマーケットも開かれていました。

100円を渡されて、「好きな物を買っていいぞ」といわれた息子は、散々悩んだ挙句に買わずじまい。
男のクセに人形が好きで、クレーンゲームの人形が1個10円で売られていたので、ジッと考えていた息子は、

「やっぱり貯金する」

と断念。それを見聞きしていた出店者の奥様が感激して、

「すきなだけもって行きなさい」

と、人形をごっそりタダでくれました。

あれれ。そんなにもらってどうするんだ・・・・・・。

 

春爛漫。

 

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近江牛ドットコムさんの、飽くなき品質の追求

お肉、お好きですか。

どんなお肉を召し上がってますか。

それぞれのご家庭に、それぞれのお肉の食べ方がありますよね。

 

ここに、すごい牛肉屋さんがあります。

日本三大牛のひとつ、滋賀の『近江牛』の専門店です。
その名も、「近江牛ドットコム」。

すごいのは、

◎牛は必ず契約牧場からの一頭買い

◎牛の生育方法まですべて指示、確認する

◎その日の発送分だけ、カットする。切り溜めは絶対にしない

◎お肉に手をかけるのは、社長か店長の二人だけ。他の誰もがお肉には触れない

 

等々の、徹底した品質本位姿勢。

ここまで徹底しているお肉屋さん、私は他に知りません。

 

新保社長は、食への造詣が特別に深い方でもあります。
また、有り難いことに、やがちゃんキムチのヘビーリピーターさんでもあります。

牛肉なら、ここ。

お奨めします。

 

ついでに、新保社長の大好きなキムチは、やがちゃんの「スーパーボッサム」です。

 

松戸の戸定邸で、もの思い・・・・・。

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東京から一番近い千葉の町と言えば、「松戸」

やがちゃんキムチのある柏の隣町です。

その松戸には、史跡が多くありますが、先般国の重要文化財に指定されたのが、この「戸定邸」(とじょうてい)。

最後の将軍、徳川慶喜が愛した邸宅。
そして、吉宗の弟の昭武公の住まいとなった場所です。

江戸期の武家造りの典型的な様式が見られます。

それに、洋風庭園が、見事。

重要文化財とはいえ、まだあまり知られていないので、訪れる人もわずか。

庭園にたたずみ、しばし黙考する時間をもつには、最適な場所です。
駐車場も無料、入場も無料。

 

邪魔されずに物思いにふけりたい方、どうぞ。

おすすめです。

 

外食より、うち食

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自宅の周りには、歩いて5分以内のところに、大手外食のチェーン店が15店以上ひしめいています。

牛丼3店

スパゲティ1店

イタリアン1店

ラーメン2店

洋食5店

和食2店

中華1店

ステーキ2店

 

数箇所は、行きました。そして、2度以上行ったところはありません。

本日の朝食は私の当番。
 
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鮭のカマの塩焼き、玉子焼き、わかめの味噌汁、かんぴょうと油揚げの煮付け、ごはん・・・・

製造所要時間、20分。

うん、やはり、内食(うちしょく)が一番!

 

何故今、白州次郎か

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今、白州次郎がにわかにブームです。

NHKでその伝記番組が放映されたり、出版が相次いだり、何故今、「白州次郎」なのでしょうか。

 

復興の日本を代表して、欧米を相手に、堂々と渡り合った男。

私利私欲に無縁で、名誉など欲しがらなかった男。

我流のジェントルマンシップを貫き、爽やかにスマートに生きた男。

 

今、混乱の世界で、求められている人物とは、こういう男なのでしょう。

この国を、白州のように引っ張る男はいないのか。

今までの物を変えなければいけないと、時代そのものが喘いでいます。
もう、息が途切れそうです。
ヒットラーやムッソリーニや、怪しげな宗教指導者のような男達ではない、ホンモノのリーダ-シップを持った男が、欲しいですね。

 

中華お玉の別称は?

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長さおよそ、80センチ。鉄製。丈夫です。重さ、2キロくらい。結構重いです。

「おたま」の大きいやつ・・・・といえば分かりますかね。
中華料理の職人が、これを使っていろいろ炒めたり、混ぜたり、チャーハンを盛ったりしますよね。

この道具、何て呼びますか?

一応、「中華お玉」と呼ぶそうですが・・・・・中華業界に長く居た私は、中華お玉と言う言葉を聞いたことはありません。

これ、私達職人の間では、

  「テッペイ」

と呼んでいました。皆、普通に、「テッペイ」と言っていました。

漢字でどう書くのかというと、多分、「鉄柄」。 柄とは、持つところで、恐らくこれを、「ヘイ」と読んだのでは無いでしょうか。

違うかな・・・・。

テッペイは便利です。

やがちゃんキムチは、「ヤンニョムジャン」を容器から掬うとき、「キムチカレー」を混ぜるとき、「豚キムチ」を作るときなどに、これを使っています。

 

心の通うお店でありたい

 

今日は、写真無しで、個人的なお話です。

 

酒飲みで人好きの父は、酔っ払って家で大騒ぎするのが毎日のよう。
親戚や知人を勝手に下宿させるので、私の子供の頃は、家族も入れて常に10人以上の人がいました。

自宅で商売をして、茶の間と店と縁側がつながっていて、どこからも、誰でも家の中に入ってきてしまう。常に、「人」の匂いがする家でした。

その父は早逝し、残された妻、つまり私の母は今83歳。
足が不自由であまり動けません。

頭だけははっきりさせておこうと、図書館から本を借りてきてあげると、日中は読書で時間を使います。

読むだけでは足りないと、8歳の孫に向けて手紙を書き出しました。
辞書と首っ引きで、結構長い手紙を書いています。

足が早いのでクラスの人気者の彼はよく女の子から手紙をもらってきますが、おばあちゃんからの手紙にも、満更では無いようです。

並べば、もう背の高さは殆ど同じです。

 

今、ネットでの仕事をしていると、人とのお付き合いは、「メール」が中心となります。

何事も、一方的なメールで済ますこの文化は、未だに慣れません。

良かれと思って書いたことを誤解され、慌てることもしばしばです。

 

やがちゃんキムチには、古いお付き合いのお客様が沢山いらっしゃいます。

「おたくのキムチには、気持ちが入ってるんだよ」
と、お褒め頂くことも多いです。

小さい頃、人だらけの中で暮らしたあの下町での体験が、そうさせるのかも知れません。

 

心の通うお店でありたい・・・・。
ネットのお店でも。

いつもそう思っています。

 

柳兼子 美しい声、美しい人生

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柳兼子。

白樺派の精神的支柱、柳宗悦の奥さんです。

激しい恋愛で結ばれた後、気難しい宗悦との生活に悩みながらも、声楽家として活躍しました。

まだ、女性の社会進出が少ない時代ですが、そのレベルの高さは国際的にも評価され、西欧までにも活動の足を伸ばしたということです。

戦争前夜のあの時代、日本にはそういう明るさがまだあったのですね。

我孫子市の「白樺派記念館」のエントランスに立つと、階下から女性の清らかな声が聞こえて来ます。
釣られて階段を下りると、誰もいない部屋で、兼子の声が響いています。

椅子に腰を下ろして、じっくり聞いてみましょう。

世界を股に掛けて活躍した日本女性がいたことに、感動します。
心が、洗われる思いがします。

 

兼子の活躍は、戦後も続き、最後のコンサートは、なんと88歳のとき。

美しい人生ですね。

兼子が宗悦と暮らした邸宅の跡は、いま「三樹荘」として残っています。あの嘉納治五郎の別宅だったということです。

筑波ハムの絶品ハム料理

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筑波ハム。

研究学園都市筑波の中心に近い、森の中に佇む、高級手作りハムのメーカーです。

工場に隣接して、レストランがあります。
レストランの脇には、綺麗な庭園も。冬でも夏でも楽しめる、美味しい美味しいお店です。

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私はこれで3回目。
いつ行っても大満足の料理が出てきますが、この日も文句なしの内容でした。

頼んだのは、一番安いランチメニューの、「ワンプレートランチ」。

自分で食堂も長年経験していますが、飲食店の一番美味しい料理は、一番安い物にあることが多いのです。

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大皿の上に、

 チキンソテー、ローストビーフ、ウィンナソーセージ、コンビーフ、ベーコンサンド、ハンバーグ、季節の野菜がぎっしり。

 これに、ライス、スープ、コーヒーまたはドリンクヨーグルトがついて、1680円。

驚きの価格。そして、驚きの旨さ。

肉料理はどれもこれも超一流。特にチキンソテーとハンバーグ、コンビーフは絶品。
ライスも、恐らく茨城のコシヒカリで美味しいこと。

そして、最後に出てきたドリンクヨーグルトには絶句しました。

私、ヨーグルトはあまり好みません。
しかしこのヨーグルトなら、何リットルでも飲めそうな、そんなフレッシュな味わいに充ちていました。

何せ、濃厚。グラスを傾けると、ほら、もう真っ白です。芳醇。新鮮。参りました。

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お昼時、行列が出来るほどの人気でしたが、殆どが中高年のお客さんで、落ち着いた雰囲気でした。

筑波ハムの創業者、現会長さんは気さくな方で、よくお店でお客さんと話されています。
うちの息子にも、「僕、試食品を一杯食べていけよ」と声を掛けてくれました。

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レストランの待ち時間には、数十種のハムの試食で楽しめるお店です。

 

筑波ハムはネットでの販売がご本業。ぜひ、ご覧ください。

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やがちゃんのお友達の佐藤店長さんが責任を持って販売をしてくれます。

京北スーパー + やがちゃんギョーザ

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柏市中心に8店舗を展開する高級リージョナルスーパー、「KEIHOKU」。

 

やがちゃんキムチの周囲にも数店あります。

 

このスーパーの特徴は、一にもニにも、「いいもの」。

その姿勢がとても明解なスーパーです。

 

紀伊国屋や成城石井も凌ぐハイブロウな品揃え。

でもよく見ると、千葉周辺の地域メーカーの物が多く置いてあります。

チーズの品揃えも、この見事さ。

 

果物も、間違いのなさそうなものばかり。

バレンタインチョコも高級ブランドが勢ぞろい。

 

やがちゃんキムチが置かれてもよさそうなお店ですが、基本的に卸はしない当店なので、考えたことはありません。

 

お客の中心は中高年層で、とても落ち着いた雰囲気です。

 

この日は、築地「佃権」の練り物を買って帰り、私の手作りギョーザとともにおかずにしました。

KEIHOKUさんにもギョーザは置いてありますが、キムチとギョーザだけは、やがちゃんにかないません。

村上春樹氏のエルサレム賞スピーチ

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「高くて、固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立ちたい」

 

作家村上春樹さんが、エルサレム賞の授賞式で語った感動の言葉です。

ガザ紛争でもめるエルサレムの地で、よくぞ、この語りが出来たものと思います。
よほどの胆力、勇気、そして何にも増して、人間という物を考え抜いて来た深慮に感じ入ります。

外国での会見というと、恥ずかしいことがあった日本ですが、このスピーチは誇れるものですね。

卵・・・個人

 

壁・・・その個人が自らを守るために作ったシステムだが、時に自己増殖して、個人を襲う

この例え、心に残ります。

 

心に残ったので、今日は商品リンクを貼りません・・・・・。

銚子丸は安くて美味しい

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回転寿司、銚子丸。

千葉、東京東部に展開する、大繁盛チェーンです。

ネタは殆ど銚子港から。だから、毎日お奨めが違います。その日の水揚げで選ぶのだとか。

回転もしますが、殆どはオーダーして握ってもらいます。
たまに、ピチピチしたマグロを目の前で捌いて、「おすすめ」されることも。おすすめされたお客さんは、殆どがオーダーしてしまいます。

この日は、バレンタインにちなんで、「鯛」が奉仕価格。
2貫でなんと、136円。
それも、新鮮そのものの大きなネタで、美味しいこと美味しいこと。

都心の気取ったおすし屋さんにもずいぶん行きましたが、私の今のおすすめは、この銚子丸。

うまい、安い、活気がある。
大人気だから、時間をずらしていかないと、一時間以上待つこともありますが、この日は、早めに行って、たっぷりと食べました。

それでも3人分で3000円台。
え?! こんなに食べたのに・・・・。
息子が何度も計算していましたが、間違いはありませんでした。

やがちゃんキムチも、安くて美味しいですよ!

志賀直哉と小林多喜二

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今日はちょっと「文学な」話題。

 

最近、「蟹工船」がブームですね。

高校の頃読んだ記憶がありますが、あまりいい印象はありません。もう一度読もうという気も起きません。

ところで、
我孫子市の手賀沼の畔に、「白樺派文学館」があります。

我孫子は、講道館の始祖、嘉納治五郎が住み、その関係から、白樺派の思想を担った柳宗悦、その妻で声楽家の兼子、そして、あの志賀直哉や武者小路実篤らが住んだ場所です。

その志賀直哉が、彼を慕う若き小林多喜二の「蟹工船」の感想を書いて送った、自筆の手紙が展示されていました。

さすが、小説の神様。

平易で簡潔な文章の中で、多喜二の才能を褒めながらも、作品の弱点をずばり指摘しています。

「芸術と思想は決して両立しません」と、強調していました。

 

多喜二は官憲に捕らえられ、非業の死を遂げましたが、作品自体は過剰に評価、美化されてしまったようです。

新たな「貧困の時代」の今、多喜二が生きていたら、どんな作品を書いてくれるでしょうか。

シースケーキと、幻のようかん

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姪が九州の青年と恋をして、来月結婚式です。

そんな遠くに何故・・・・と叔父さんとしては不満ですが、燃える恋心には勝てません。

挙式は福岡の小倉でですが、すこし足を延ばせば、そこは長崎。オランダ坂、浦上天主堂、グラバー邸と、見たいところが沢山あります。

などと考えていたら、昨晩のテレビの「ナントカ県民ショー」で、長崎県民の間で定番のケーキが紹介されていました。

生クリームのカステラケーキの上に、缶詰の桃とパインが乗せられた物で、どこのケーキ屋さんでも圧倒的に売れ筋ナンバーワンだそうです。
イチゴショートケーキなど、問題にならないくらいの人気だそうで。

名前は、「シースーケーキ」
シースとは、エンドウのサヤのことだとか。

他県にこのシースケーキが無いことを聞いた長崎県民は皆ビックリ。
「え!?東京で売っていないんですか!?」と絶叫するさまに笑いました。

私の故郷の長野県にも、そんなデザートがあります。
信州産の寒天と小豆を使って作る、「ようかん」です。

普通のようかんとは違い、プリプリと柔らかで、小豆の粒がぎっしりと残り、大好きでした。

母がこのようかん作りの名人でしたが、もう高齢で台所には立てません。

小学生の頃、学校に行くときに、

 「今日はようかんを作っておいて上げるからね」

と母に言われると、もう一日中それが楽しみで楽しみで。
学校が終わると飛んで帰り、出来立てのようかんを夢中で食べました。

信州の子供達は、今でもこのようかんをおやつに食べているのでしょうか。

バレンタインデーを前に、そんなことに思いを馳せました。

 

あのようかん・・・もう食べることが出来ないのでしょうか。

京都イージーのTシャツ

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京都イージー。

 

私が尊敬する、ネット販売界の「巨人」、岸本社長が運営する、USAのTシャツ販売の専門店です。

 

岸本さんは、「正しいネット販売」を考え続けて来た方。

 

楽天市場等の「モール」には絶対出店せず、全て自前の店つくりで、インターネットの黎明期からご活躍をされている方です。

 

品質本位。

 

即日発送。

 

ネット販売のあるべき姿を、ご自身で実践されているだけでなく、殆どボランティアで、全国の業者に伝え続けています。

やがちゃんキムチも、その薫陶を受けた店の一つ。

まだまだ、半人前ですが。

 

アメリカ文化の象徴、Tシャツ。

 

買うなら、イージーで。

水上アスレチック

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さあスタート!

 

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道なき道を渡り、

 

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坂を上り

 

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水の上を歩き

 

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水上の難関を渡り

 

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最後は

落ちてずぶぬれです。

 

千葉野田市の「清水公園」の水上アスレチックの一こまでした。

冬でも営業中。

参加者少数。

「七人の侍」とやがちゃんキムチエキストラ

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僕がこの映画を初めて見たのは、アメリカの大学の「映画鑑賞」の授業ででした。

一年間で30作ほどの世界の名作をただで見れる時間で、単位もくれるとあって、いつも大盛況。
その最初の映画が、この「サムライ セブン」でした。

それ以来、ビデオで、テレビで、いったい何回見たでしょうか。
紛れも無く、世界映画史上ベストワンの作品だと思います。

黒澤作品はどれを何回見ても、見飽きない。
心の中で色あせないのです。

テーマが深遠かつ明快なこともありますが、もう一つの特徴は、一つ一つの映像が、どのシーンでも一枚の絵画のようにバランスが取れた美術作品のように仕上がっているところだと思います。

音声を出さないで、画面だけ見ていても、美しい。

上の三枚の写真は、先日BSで放送された物をデジカメで写したものですが、その真ん中の写真を見てください。
中央に居る武士が、刀を斜に構えていますよね。これが、周囲の農民達の竹やりの向きと一致しています。これが野武士の襲撃を待ち構えるシーンで、5秒ほど続くのですが、この刀の向きが少しでもずれていたら、緊張感がこれほどに感じられないでしょう。

そこまで計算された「絵」なのですね。

 

「七 人の侍」で、初めて野武士の一団が山を駆け下りて来るシーンは、その凄まじさ、壮絶な演技、全体の芸術的配置に、文字通り身の毛がよだちました。今見て も、毎回背筋が寒くなります。アメリカの学生もその場面では、誰もが「ワオー」とため息をつき、その音が教室内に低く響き渡ったったのが、今でも記憶に残 ります。

黒澤監督は、シーンの一枚一枚の絵コンテを全て自分で書いたとのこと。

やはりこれは、「芸術」なのですね。

芸術というには口幅ったいですが、新作の「やがちゃんキムチエキストラ」、一つの作品です。

漢字検定と月島慕情

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息子が、漢字検定にトライ。

会場まで付き合って、試験の1時間の間は、手持ち無沙汰で、近所のスーパーをブラブラ。

書籍売り場に入ったとき、すでに30分が過ぎていましたが、浅田次郎の新作に目が止まり、立ち読み開始。

 

浅田次郎・・・・。

私に読書の楽しさを教えてくれた人は、この人かもしれません。

もともと文学青年だった私も、今の仕事に入ってからは、長い間小説などには触れていませんでした。

それが、たまたま読んだ「プリズンホテル」に夢中になり、以後、浅田作品を次々と。そして、他の作家にまで手を伸ばし、文学中年の仲間入り。勢い余って、幾つか小説を自作までしました。

今日読んだ新作は、「月島慕情」。

やはり、すごい。

ここまでシーンを瞼の裏に描かせる作家は、浅田氏以外に居ないでしょう。あっという間に入り込み、読みきってしまいました。

時計を見たら、漢検終了時間が過ぎていました。慌てて会場に戻ると、既に息子が会場の外に出ていて、怒っている顔。

「遅いよ、パパ。どこ行ってたの。もう暗くなっちゃうじゃない」

「ごめんごめん、本読んでたから。どうだ、満点取れそうか」

「ダメ。どうしても書けない字があった」

「何だそれは?」

「おいる、って言う字」

「おいる?」

「年取るって言う字」

「ああ、老いる、ね。そんな簡単な字、書けなかったのか」

「パパ。パパだって立ち読みしてて、時間忘れたんでしょ。僕だって忘れちゃうことあるんだよ。パパ、老いたんじゃないの?」

 

ギャフン。

でもまあ、たぶん合格しただろうし、浅田次郎は読めたし、いい一日ではありました。

「月島慕情」のラストシーンには、夜空に浮かぶ月が出てきます。帰路空を見上げると、見事な下弦の月が輝いていました。

あ、そうだ。

本屋さんでの立ち読みは、いけませんよ。

とろーり甘海老キムチと圧力鍋

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以前、甘海老キムチ、ボタン海老キムチ、バナメー海老キムチの三種の海老キムチを作っていました。

原料の手配等で問題があり、最近しばらくやっていなかったのですが、問い合わせもあり、再チャレンジ。

今回の素材は、

  カナダ原産 北海道内加工の、ムキ甘海老です。もちろん、お刺身用。

 

さて、問題はタレ(ヤンニョムジャン)です。

海老には、独特の「エグ味」があり、それがイヤだ、という方もいらっしゃいます。
生臭さも。

しかし、それを消して、さらに、海老も持つ甘味と旨みを最大限に引き出すには、・・・

第一のポイントは、「果汁」にありました。りんごとレモンの生絞りの果汁です。
これが、海老の臭みを消します。
ご存知の通り、やがちゃんは手絞り。ジューサーなんて使いません。疲れますが・・・。

そして、日本固有の調味料、醤油と味噌。
海老の旨みを引き出します。

そして、最大のポイントが、和風だし。これは、昆布や魚やきのこから取るのですが、だしの取り方は常識破り。そう、このほど導入した、大型圧力鍋で、一挙に煮出します。

上の写真を見てください。36リットル鍋。でかいです。これで、ガンガンだしを作ります。

 

何度も何度も試作を繰り返し、ついにこのほど完成。
夜半に及ぶことも数回。
でも、出来上がった時の喜びは、この上ありません。

 

いやー。

美味しい。

このプリプリ感。後を引くタレの風味。たまりません。

昨晩はこれでご飯をお代わりしました。

傑作、誕生。「とろーり甘海老キムチ」です。

 

禁断のビビンバセット

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これ、禁断の写真です。

何がって?

つまりですね・・・・・・・これ、「焼きビビンバセット」を作り終えて撮った写真なのですが、今まで、公開したことの無い写真なのです。

何故公開しなかったかというと・・・・

この商品は、7品セット。

7品それぞれを、全く違う工程で作るので、手間が掛かること、この上無いのです。
しかも、ほとんどが「加熱」の作業が入ります。
1セットのご注文でも、たっぷり1時間以上の製造時間がかかります。
賞味期間も短いので、作り置きはもちろん出来ません・・・・。

 

ですから、ホームページ上はなるべく目立たないようにして、あまりご注文が来ないようにしてあります・・・・・邪道ですが。

でも、このセットで作る「焼きビビンバ」、本当に美味しいので、リピーターさんが多いです。

 

バグース渋谷店

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沖縄特産、アグー豚。

柔らかさ、赤身の美味しさ、脂の滑らかさ・・・・はっきり言って、「イベリコ豚」より上です。

このアグーを、贅沢にしゃぶしゃぶで頂く。堪りません。
この御店、この半年で4回も行きました。

 

もう一つの売り物、「生春巻き」。

友人の中には、これにはまって、通い詰めている人が居ます。

 

串焼きも、アレンジが施されて美味しい。
画像が不鮮明ですが、この串焼き、実は「ギョーザ」です。

 

渋谷駅南口から歩いて3分。
東急プラザを入った通りの「大島ラーメン」の向かい側2階に、この「バグース」さんがあります。

すっかり顔なじみになったこの御店。

「やがちゃんから聞いた」とおっしゃってください!
若い店員さんの最高の笑顔が迎えてくれます!

 

富山湾ホタルイカキムチ、このお店にもあります!

 

ブーランジェリの3周年

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柏は、美味しいパン屋さんやケーキ屋さんが多いことでも有名。

柏レイソルサッカー場の近く、名戸ヶ谷地区にも、何件もあります。

その中の、「ブーランジェリ」
昨日は、開店3周年セールでした。

駐車場待ちの車で道が渋滞し、お店の中も、お客さんでぎっしり。

行列に並んでようやく買い終わり、外のテラスに出て、無料のコーヒーを
飲みながら、温かな日差しを受けてしばしのブレイクタイム。

デジカメを忘れたので、これは携帯画像。

日曜午後のノンビリタイムの後は、「手賀の丘公園」で、凧揚げをしました。

 

やがちゃんキムチは、柏に移転後まだ2年。

でも、この町は空気も綺麗で、いい町です。

ぜひ皆さん、遊びに来てくださいね。

やがちゃんがお店で今お奨めしているのが、やっぱり「白菜キムチ」。
今の時期が、旬です!

 

テビロンのサンテそれいゆさん

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寒いですね。

日本列島、この冬最大の寒波に襲われています。
そんなとき・・・・

テビロンがおすすめ!

ヒートテックとか、ヒートなんとかとか、新素材はいろいろありますが、草分けはこのテビロン。

とにかく、温かい。
それでいて、むれない。さわやか。冬の必需品です。

下着、靴下、スポーツウェアなど、ラインナップも豊富です。

このテビロンをほぼ独占的に扱うのが、神戸の「サンテそれいゆ」さん。

丁寧、迅速な対応が自慢の、ネット通販の老舗です。

ぜひ一度、お試しください!

やがちゃんの親友ですから、ぜひ一言、お書き添えて!

 

私の手作り、やがちゃんキムチ

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上から、

 白菜の塩漬けをしているところ(冷たいですよー!)

 キムチカレーのベーススープを作っているところ(火加減がポイント)

 焼肉のたれ(もみだれ)を煮ているところ(醤油の焦げた匂いが香ばしいです)

 

の写真です。

 

キムチメーカーといっても、通常は、

 「白菜漬けを作る会社」 「タレを作る会社」 「たれを塗る会社」 「パッケージを請け負う会社」というように、分業化が進んでしまっています。

やがちゃんキムチのように、あらゆるものを素材から作り上げるところは、非常に稀有。
私自身、他には知りません。

「手作り」を謳っていても、実情は、誰の、どこの手作りかがわからない例があまりに多いです。

やがちゃんは、手作り。

誰の?

はい。私のです。

100%。

 

アメリカの祈り

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オバマ新大統領を祝う為に、200万もの人が、首都に集まりました。

力強い演説に聴衆は沸きましたが、興奮というよりは、オバマ、頼む、という「祈り」の気持ちの方が強いのではないかと見受けられました。

牧師の説教に祈りを捧げるオバマさんの姿が、一番印象的でした。

人が、人らしく生きれる世界を。

オバマさんも、私達も頑張らなくては。

 

やがちゃんキムチも、キムチ屋として出来る事をやってまいります。

明日から、新春スペシャルサービス、開催予定です。

 

タラバガニケジャンの裏話

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やがちゃんの人気商品、「本タラバガニのケジャン
 

インターネットでの販売も好調ですが、あちこちの業務用の会社からも、「うちでも売りたいから卸してくれ!」との要望が寄せられます。

基本的には、業務用のご注文はお受けしないので、ほとんど、断ります。

断る理由は、もうひとつ。

生のタラバガニを切る作業が、大変だということです。

ケジャンを10個分作るのに、まず、カット作業だけで1時間以上かかります。

甲羅と肉身を離さないように、そして、十分洗浄するために、水をかけるのですが、かけすぎてやわらかくなると、カット自体が出来なくなります。

そのタイミングと包丁さばきは、20年以上の経験者の私でも、厄介。

 

そんな時、長い間カニのカットに使っていた出刃包丁の柄が壊れました。

やむなく、新たな出刃包丁を買いに出かけたのですが、いろいろ悩んだ末、この中華包丁を買ってみました。

結果・・・・・大正解。

考えてみれば、中華料理には、上海ガニ料理などもあり、カニの甲羅割りは得意技なのですね。

お世辞にも高くないこの包丁、タラバの甲羅をバチバチ叩き割ってくれまして、非常に楽に作業が終わりました。

 

キムチ用の中華包丁、役に立ちます!

諸岡長蔵の言葉

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上手なうそよりも、下手な正直がよろしい・・・・・・

 

この言葉を、真面目に考えた方がいいですね。

たとえば、食品偽装。

たとえば、政治の疑惑。

たとえば、国際紛争。

 

私達が子供の頃の大人は、もっと正直だったような気がします。
私も含めて、今の大人には、嘘が多すぎます。

キムチに関しても・・・

「手作り」
「無添加」
「国産」

等と謳って、買い手の興味をそそる手法・・・・・

でも、本当に手作り?

本当に無添加?・・・・・・

消費者は、ただ信じるしかありません。

やがちゃんのことは、信じてくださいね。

 

(この文章、米屋ようかんの創業者の諸岡長蔵氏の言葉です)

 

タトリタンに牡蠣ご飯

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昨晩。

帰宅時、気温は多分、0度近辺。

風が無いだけ助かりましたが、キンと張った冷気の中を身を固まらせて歩きました。

 

さて、夕飯。

まずは、炊飯器で炊き上がったご飯の中に、三陸の生牡蠣(生食用)を入れて、かき回します。
そして蓋をして10分。

これで、極上の「牡蠣ご飯」の出来上がり。
ご飯に牡蠣の美味しさが染み渡ります。

あとは、店から持ち帰った「タトリタン」の封を開けて、温めるだけ。

牡蠣の味わいが口いっぱいに広がったところに、大山地鶏がごろごろ入った辛味スープ。

温まります。

ぽかぽかに。

ついでに、日本酒を冷でゴクン。

 

うん、日本人に生まれてよかった・・・・・。

 

竹虎四代目は、日本の巧&やがちゃんヘビーユーザー

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やがちゃんキムチのお客様は全国に拡がっていますが、人口比から考えて、高知や愛媛の四国地方の比率が非常に高いのです。

その理由は・・・・・

この人です。

 

経済産業省「日本の巧」100選にも選ばれた、高知の創業120年の「竹細工」の会社、「竹虎」の四代目社長、山岸義浩さんです。

山岸さんは、長い間のやがちゃんのお客様。

いつも「作務衣」を来ていらして、物静かに語る紳士です。

その山岸さんが、地域のお知り合いに「やがちゃんキムチ」を次々とご紹介下さるので、四国のお客様が続々と増えているのです。

山岸さんは、「竹」の伝統の技を、独特のアイデアを生かして、いろいろなジャンルで商品化されています。その全てが、折り紙つきの高品質。

私も、竹篭を愛用させていただいていますが、夏場のお弁当の容器などにはうってつけです。

不思議に、中身が長持ちするんですよ。

 

その、「日本の巧」の山岸さんもお好きな、「タコチャンジャ」。

チャンジャに「和」の技法を用いた、人気のチャンジャです。

 

鬼怒川温泉駅は寒い!

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連休のど真ん中の、東武鬼怒川線の終点、「鬼怒川温泉駅」です。午後6時。

まっくら。

駅前も駅の中もお店のシャッターが閉まっていて、始発電車を待つスキーの帰り客達は、たった一軒の個人コンビニで時間をつぶすか・・・・

ポツンとある「足湯」に浸かるか・・・・・。

でも、この足湯、ぬるいんです。

外気温は0度くらい。さむい!

その横にある、カクテル光線に照らされた人工の滝。

近づくと、これまた冷たい水しぶきで、すぐに避難。

 

その名も高い鬼怒川温泉駅も、不況の影響下でしょうか。
温泉の熱気は、どこへ・・・・。

 

寒い夜は、やがちゃんの「タトリタン」で、ホカホカになりましょうね。
鶏肉ゴロゴロのタン(スープ)です。

 

自然な無添加:塩原郷の雪山たち

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低気圧が荒れ狂った週末のあと、栃木県塩原郷は快晴、微風。

久々に山頂に上り、雪を被った山々の遠影を楽しみました。

 

正月明けの連休のど真ん中、塩原はスキー客でごったがえしていましたが、どこか、のんびり。

若者のグループやカップル客に並んで、熟年のカップルや、道具持参のベテランスキーヤーの姿も目立ちました。

ゲレンデ内のマナーは、数十年前のスキーブーム当時と比べると、とても良質。

当時流行った「ゲレンデ暴走族」だった私には、なにか拍子抜けするところもありました。

が、やはり安全第一。
美しい自然が第一です。

 

やがちゃんキムチ、一粒も添加物を加えていない「完全無添加シリーズ」は、売り上げが増え続けています。基本の「完全無添加白菜キムチ」、今が一番美味しい季節です。

無添加で安全第一、美味しさ第一です。

 

職人の今川焼き:職人やがちゃんが見つけました

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再び、成田ネタ。

成田山の面白いところは、沿道のお店とともに、無数の屋台の露店が並んでいること。

露店といっても、馬鹿にしてはいけません。
そんじょそこらの固定店より、よほど上質なものを売っているところが多いです。

この「大判焼き」のお店もそう。

見てください、このあんこ。

甘すぎず、上品な味で、生地も卵をケチらずに使っているので、ソフトで美味しい。

行きに1個買って食べて、あまりに美味しかったので、帰りには3個買いました。

本当の「職人」は、意外なところにもいるのです。

 

やがちゃんキムチは、嘘隠し立て無く、私がキムチの「職人」を務めるお店です。

今年のイチ押しは、「スーパーボッサムキムチ 2009年バージョン」。
本タラバガニの生肉や北海だこも入り、美味しさを極めています。

 

ビビンバは、かき回すから美味しい

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この写真、「ピビンパ」です。

最近では、日本人がこのピビンパを食べるとき、ようやく、混ぜて食べるようになりましたが、以前はほとんどの方がこの形のまま、行儀良く崩さずに食べていましたね。

ピビン、というのは、「混ぜる」という意味です。

パ、は「ご飯」。

だから、混ぜご飯なのです。

 

韓国の「食」は、「混ぜる」ことが基本です。
何でもかんでも、ミックスして、かき回して、一緒くたにして食べる。これが基本のスタイルです。

鍋物をしていても、鍋の具だけを食べると言う食べ方はしません。

鍋の具を取り、ご飯に混ぜ、キムチも混ぜ、かき回して食べます。
韓国特有の銀の平べったいスプーンは、かき回すための道具でもあるのです。

何故かき回すか?

その理由は、かき回して見れば分かります。

かき回すと、モノは、まったく違うモノになるのです。

新たな美味が出現し、季節の食材を隔たり無く、おいしく食べることが出来るのです。

 

ピビン文化は、食の進化した形でもあります。

やがちゃんが、作るのを嫌がる、手間ひま掛かる「焼きビビンバ7点セット」。
ご注文があれば、もちろん作ります。

 

完全無添加の意味・・・米屋に学ぶ

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米屋(よねや)の羊羹。

成田の参道に沿って、その総本店があります。

本店の裏には、米屋の歴史が語られている記念館があり、さまざまの展示が見れます。

羊羹のリーディングカンパニーであり、最近は「なごみの米屋」の郊外型店舗も展開するこの会社には、一本の筋が通っています。

「会社は世の中の為の物」

そういう哲学が常に働いています。

 

創始者が莫大な寄付をして創立された大学まであります。
現在の「麗澤大学」がそれで、やがちゃんキムチから歩いて3分のところに、麗澤大学の森は広がっています。

今年の箱根駅伝では、「関東学連選抜」のメンバーの麗澤大学の選手が大活躍もしました。

「派遣切り」が問題になっている今、米屋のこの姿勢には、考えさせられますね。

 

やがちゃんキムチは、例えば、「完全無添加」の商品を送り出すことで、お役に立ちたいと考えております。

完全無添加キムチ」、「完全無添加チャンジャ」、「黄金律キムチ 海の幸、山の幸」、「コチジャン」は、すべて、完全無添加の商品です。

調味料も含めて、あらゆる添加物をシャットアウトしています。

これは、実はキムチの世界では、非常に困難なことなのです。

 

スターチャイルド、犬専門のファッション店

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横浜元町の「GAP」のビルの脇道を進んだ突き当たりの半地下に、「スターチャイルド」というお店があります。

 

店主夫妻は、大の犬好き。

それが高じて、とうとう、犬のファッション専門店を開いたのです。

可愛らしい数々のおしゃれ用品やインテリア商品が、コンパクトなお店にたくさん並んでいます。

フランクな夫妻は、犬の育て方などの相談にも気軽に応じてくれます。

また、お店の商品は、ネットでも販売中。
スターチャイルドをご覧ください。

 

やがちゃんも成田のウナギも、安くて美味い

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初詣客でごった返す、成田山新勝寺。

「表参道」には、数件の「ウナギ屋」さんが軒を並べています。ウナギは、利根川や印旛沼に近いこの地域の郷土料理なのです。

目の前で、生きたウナギを次々と捌き、タレに漬けて炭火にかける、原始的な製法。
通りには、甘い香りの煙がもうもうと噴出しています。

私は、ウナギフリーク。

本場浜松や、東京銀座などでも、一流といわれるウナギ屋さんにも何度も足を運んでいますが、一番美味しくてお安いのが、この成田のウナギ。

捌きたて、焼きたて。ふっくらと焼きあがり、タレも甘すぎずに、ご飯が進みます。

うな重の「上」で、吸い物とおしんこがついて、1580円なら、安いじゃないですか。

お腹一杯になって、初詣に出向きました。

 

やがちゃんキムチ、何でも美味しくてお安いですが、代表格は、「チャンジャ」。

原料不足で値上げ必至ですが、まだ耐えています。

はまると、離れられなくなるのが、チャンジャです。

 

やがちゃん、横浜に遊ぶ

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横浜元町。

おしゃれなこの町を、正月の夜に散歩してきました。

ファッショナブルではあるけれど、どこか落ち着いた雰囲気が漂う、ヤングアダルトの町でしょうか。

浮ついた雰囲気がありません。

ZARA、ヴィトン、GAPといった人気ショップの雰囲気も、吉祥寺辺りとはちょっと違います。

さすが、老舗の繁華街、それなりの伝統が根付いているのですね。

 

すぐ近くの中華街に歩き、夕食。
でも滅多に来ないので、土地カンがありません。

どのお店に入ればいいのか、見当がつきません。

「お腹すいたよー」と息子に訴えられ、当てずっぽに入ったお店の前には、テレビの漫才コンビの宣伝写真がデカデカ。

残念ながらこのお店はハズレました。

期待の「フカヒレの姿煮」は明らかにコピーフカヒレ。
「伊勢海老の姿蒸し」も、噛み切れない肉質。

息子もほとんど箸をつけませんでした。

マスコミ宣伝に頼るお店は、大体ダメですね。

帰宅後、「パパの料理が食べたい」とせがむ息子にチャーハンを作ってあげると、ぺろりと平らげ、「さっきのお店より1万倍美味しい!」と言ってくれました。

 

ご馳走続きのお正月の後は、やっぱりやがちゃんキムチ。

お奨めは、やがちゃん商品のエース、白菜キムチの定番、「やがちゃんスペシャル」。

2008年売り上げ個数、トップでした。

 

箱根駅伝、サッカー、やがちゃんキムチ

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明けましておめでとうございます。

昨年中は、「最後の職人・やがちゃん」が大変お世話になりました。

本年も何卒ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

やがちゃんキムチは、本店が千葉県の柏市。安食店が成田空港に近い栄町にあります。

本店の柏市は、「東のジョージ(吉祥寺)」と呼ばれる、百貨店やブランドショプが集まるファッショナブルな町でもありますが、あの、「柏レイソル」のお膝元でもあります。

元旦の「天皇杯」は、延長後半までもつれ込んだ末、ガンバ大阪に惜敗・・・。

残念でした。

でも、今年は、レイソルの年になります。がんばれ、柏レイソル。

 

そして、中央学院大学。

100年以上の伝統があるこの大学は、柏の隣の我孫子市にあります。

今日から始まる、「箱根駅伝」の優勝候補でもあります。

頑張れ、中央学院。

 

やがちゃんの周りには、こんなに素晴らしい町と自然と、一流のスポーツチームがあります。

やがちゃんキムチは、頑張ります。

 

キムチ作りは一期一会

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12月31日、大晦日です。

昨日、年内の製造出荷が終了いたしました。

最終日は大掃除もあるので、時間に余裕を持ったはずでしたが、やはり制限時間
ぎりぎりの出荷となり、結局、また日付変更線をまたいだ仕事納めとなりました。

すべてが終わったあと、沢山のご注文を頂いたお客様に対し、心底感謝の念が沸

いてきました。

やがちゃんキムチは、ほとんど私一人で運営し、作り、お送りしているキムチ屋です。

どんなに忙しくても、一つ一つの製品作りには、全身全霊を傾けています。

全ての商品を、一期一会の精神で手つくりしています。

 

冬の水は冷たいです。

あらためて見ると、今、手の甲が赤くなっています。

それでも、

 「やがちゃん、美味しかったよ!」

 「注文して良かった。また来るからね!」

とおっしゃって頂けるのは、無上の喜びです。

 

来年もまた、その喜びを味わう為に、頑張ろうと思います。

どうぞ、変わらぬお引き立てをお願い申し上げます。

大変有難うございました。

やがちゃんの今年、あと一日

12月29日終了。

 

といっても、この時間(翌日午前2時)にようやく終わりました。

 

キムチ屋の作業の20%は、「洗い物」です。特にやがちゃんキムチは、60種のキムチに、60種のタレのバリエーションを持ちます。

全て容器を換えて作るので、洗い物もそれだけ出ます。

 

仕事納めまで、あと一日です。

 

今は緊張の連続でキムチ作りと発送作業にに集中していますが、最後の製造発送が終わった瞬間、工場で立っていられるか。

 

全力を掛けて、今年最後の製造に挑みます。

 

やがちゃん、年末奮闘中

おかげさまで、予想を遥かに上回るご注文を頂きまして、現在、製造と出荷のピークを迎えております。

出荷作業自体は、出来た物を箱詰めして送り状を貼るだけですから、何と言うことはありません。

 

でも、やがちゃんキムチは、私の一人手作りのキムチ屋。

それも、当日製造、当日出荷が原則です。

作り置きなど、一切致しません。

 

だから、全商品、毎日仕込み、製造の連続です。

 

皆様に、

 

 「ああ、やがちゃんキムチは本当に美味しいね」

 「頼んでよかった。しかし、旨いなあ・・・」

と、年末年始の食卓でお喜びいただけるように、毎日、深夜まで頑張って作っています。

 

 

キムチ屋の仕事は、慣れた私にもかなり過酷。

特に冬は、冷たい・・・・。

 

それでも、お客様の笑顔を思い、嬉々として作ります。

 

年末の製造出荷は、30日まで続きます。

 

年始は5日始動。

23日以降のご注文は、7日以降のお届けとなっています。

 

どうぞよろしく!

「乱」とやがちゃんキムチ

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NHKのBS放送で、黒澤明監督の全作品をシリーズで放送しています。

 

先日は、「乱」でした。

もう数回見ている作品ですが、やはり、ついつい見入ってしまいます。

 

黒澤作品は、「シェイクスピア劇」を土台にしている物が多いといいます。

 

私はたまたま学生時代の専攻がシェイクスピアでしたので、この「乱」を予見無しに初めて見た時に、あ、これは「リア王」のリメイクだな、と、冒頭の部分で気がつきました。

 

「リア王」といえば、完全な上演は不可能とさえ言われる、シェイクスピア劇の最高峰のスペクタクル悲劇です。

あまりにテーマが壮大、深遠で、演じる方も見る方も、感性も体力も追いつかない巨大な悲劇。

 

その「リア王」を、ここまで完璧にリメイクした黒澤明氏の偉大さは、やはり語り尽くせませんね。

 

ちなみに、「乱」を英訳すると、「CHAOS」です。

混乱、では無く、「混沌」なのですね。

 

今の世界の様相を一言で言えば、「混沌」です。

 

今見るにふさわしい作品でした。

 

さて、やがちゃんキムチは、さまざまの素材の味を、混沌の中から一つにまとめ上げています。

黒澤さんにも召し上がっていただきたかった・・・・。

 

混沌キムチの最高峰は、「海の幸、山の幸」 や、「スーパーボッサム」ですね。

カニなら、温泉市場

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カニ、うに、鮭、数の子、タコの地獄漬け・・・・・・

世の中に、「北海道特産物」屋さんは数あれど、

   ◎すべて生

   ◎全て自社調達

   ◎全て自社配送

そして

   ◎最高の物だけを送る

に徹したお店は、ネット業界に長くいる私が知る限り、このお店と、あと数件しかありません。

 

この店の名は、「温泉市場」。登別温泉に位置する、正真正銘の北海道のお店です。

社長の吉田君は、「ナイスガイ」を絵に描いた様な好青年。ファイトと善意にあふれた道産子です。

 

「訳ありガニ」とか、「在庫が余って大特売」とか、そんな過剰宣伝文句は一切ありません。

ひたすら、いい物を、ひたすら、お買い得に、ひたすら、すぐに送る・・・・・・。

 

私が尊敬するナンバーワンのお店です。

 

温泉市場、今日が年内配送の受注最終日です。

 

カニやウニのご注文がまだなら、ぜひ、温泉市場に。

いい物が届かないことは、絶対にありません。

立野商店の有田みかん

みかんとコタツが無い日本の冬なんて・・・・

 

コタツは少なくなりましたが、みかんは、相変わらず冬の必需品です。

 

スーパーに、八百屋さんに、みかんがあふれています。

 

みかんといえば、紀州。

そして、有田みかん。

 

私は、すごいみかんのバイヤーさんとお友達です。

 

「立野商店」の立野さん。イケメン顔、身長180センチのナイスガイですが、本職は、市場の青果の仲買人。毎日、山ほど入荷する青果を見て育ちました。

 

その徹底した品定めは、尋常な物ではありません。

 

何せ、愛読書が「美味しんぼ」です。味に対する姿勢が徹底しています。

 

その立野さんが選び抜いたみかんが、ネットで買えます。

年内配送はまだ間に合うとか。

 

立野商店の有田みかん、お奨めです。

 

やがちゃんキムチ、年内配送は間も無く受注締めです。

 

やはり白菜キムチが無い年末年始なんて・・・・。

 

仏教徒のクリスマス

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千葉県内の大型ショッピングモールの中の、おもちゃ売り場の一角。

 

クリスマス商戦の中で、羽子板や破魔矢飾りのコナーもありましたが、お客さん、いません。

 

クリスマスって、キリストさんの誕生日。

日本のクリスチャンは、100万人。

仏教徒は数千万人。

 

うーーーん。

 

不景気といわれる中、このキリスト教と関係のないクリスマス騒ぎはなんでしょうかね。

毎年毎年思うことですが。

 

あなたさまは、何教徒?

 

私は・・・・・なんだろう・・・・・・?

 

下弦の月

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  下弦の月、目の高さに光るオリオン座

  鶏頭の赤

  ひまわりの黄色

  海に洗われた小石

  この世界の美しさをずっとあなたと

  見られますように

    (by 吉田美和)

 

 

下弦の月が目の高さに現れた昨晩。

 

イエスキリストが2008年前に生まれた晩と同じ日が、間も無くやってきます。

赤子のイエスの顔も、この月に照らされたのでしょうか。

 

馬小屋で生まれた貧しい彼が多くの人を助けたように、人の苦しみ、貧しさを知る人こそが、他の人を救うことが出来るのでしょう。

 

飢え、病に伏し、愛する人と別れて彷徨う全ての人々の苦難が、軽くなりますように。

 

やがちゃんキムチ 安食店のメニュー

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これ、やがちゃんキムチ安食店の店内メニューです。

 

手書きです。

 

実は、2年前に私が書いたものです。

 

現店長の深谷さん、2年間値上げをしないできました。

いまも、この値段で食べられます。

 

味を作った私が言うのもなんですが、こんなに美味しいラーメンやキムチ、ギョーザを、こんなにお安く提供できるのは、多分このお店だけです。

 

成田空港から車で20分。電車だと、我孫子から成田線で20分。

緑多い安食の町は、名物の酉の市も終わり、年末を迎えました。

 

やがちゃんキムチ安食店は、29日までフル営業します。

 

北千住の飲み屋横丁、最果てのイタ飯屋さん

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北千住。

 

宿場町の趣を残すこの下町の駅前に、その名も高い「飲み屋横丁」が迷路のように

拡がります。

 

その迷路の果ての果て、何十回も角を曲がりたどり着いたのが、このイタリア料理店、「OKU」。

 

マスターは腕のいい中年の職人さんで、サブマスターは、ハンサムなイタリア青年。

 

そして、カウンター横には山盛りの一品料理が数十種。

 

さらに、パスタ、ピザはオーダーし放題で、一人何と2800円。

 

 

お味は最高。

ローストビーフの上質な味付けには脱帽。

ピザも、生麺のカルボナーラも、滅多に出会わない美味しさでした。

 

もう一度行けといわれても、決して行けない最果ての店。

 

いい思い出になりました。

 

イタリア料理には、熱いスープが良く合いますが、やがちゃんキムチにも、

 

があります。潮の香りたっぷり。好評です。

 

キムチが美味しい冬が来ました

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早暁。

 

名残惜しく照る月の光りを見上げながら、千葉の台地を歩きます。

 

霜が降りました。

 

道を急ぐ小学生の背中も丸まり、いよいよ冬が来ましたね。

 

千葉の冬は、それでも、東北や北海道のそれと比べれば、赤子のようなもの。

顔を切る風も、目覚ましにちょうどいいほどの穏やかさです。

 

冬、野菜が一挙に美味しくなります。

 

理由は、寒さの中、野菜たちが身を守る為に自らの中に糖分を溜め込むため。

だから、冬野菜はしっかりとして、甘いのです。

 

やがちゃんの基本商品、「白菜キムチ」。これからが味の本番です。

 

焼肉チェーン店さんにて

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都内のある焼き肉チェーン店さん。

 

以前は、「高い、うまい」で有名でした。

 

久しぶりに行って見ましたが・・・・

 

真ん中の写真のお肉は、「スタミナカルビ(はらみ)」と書いてありました。

 

私、一応肉のことも分かりますが、これは、カルビの端肉(フランケン部位)や、近在の肉片を集めて結着剤で固めた「成型肉」です。

 

成型ですから、柔らかく、味はタレでごまかせますから、まずまず。

 

でも、一番上の写真のカルビ&豚カルビと同じ値段である理由は、「成型」だからです。

 

「成型肉」と表示しなけりゃいけませんね。

 

ビビンバはまずまずでした。

 

やがちゃんが、手間が掛かるのであまり売りたがらない「焼きビビンバセット

20日まで販売中です。

 

ZOPF,再び謎のパン屋さん

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再び、あの「謎のパン屋」さん。

 

店名は、 ZOPT ではなく、 ZOPF でした。ツオップ。

 

見てください、コロッケパンの詰まり具合。

 

3坪の店に入り、分速30センチでラッシュの中進みながら、写真を撮って参りました。

 

松戸市小金原。ZOPF。

 

やがちゃんキムチから、車で5分です。

 

今日のおすすめは、海鮮キムチの代表格、「ブロークンホタテキムチ

 

大間のマグロ、俺こそマグロだ!

マグロの話題があちこちから聞こえてきます。

 

漁獲制限が厳しくなりそうで、落ち着きませんね。

 

私の古くからの友人で、築地でマグロ専門でやっている方がいます。「マグロのみやこ」の高橋さんという方です。

 

もともと、印刷会社のセールスマンだったのが、マグロの魅力に取り付かれて、築地でお店を開いてしまいました。

 

そして、マグロといっても、「大間」のマグロ専門なのです。

 

何度もいただいたことがありますが、大間のマグロは、抜群に味が濃い。

 

「俺こそマグロだ!」と叫んでいるような強烈な味わいです。

 

この味を一度口にしてしまったら、いつものマグロが弱々しく感じてしまいます。

 

年末年始、一度は「大間」を食べましょう。

私のおすすめは、「大間のマグロの赤身」です。

 

その横に似合うのは、サッパリした大根のキムチ、「カクテキ」ですね。

 

天晴みりんの質感

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流山市内のお酒屋さんの店頭に、この大きな樽が展示してありました。

 

みりん用の一斗樽です。

 

「あっぱれみりん」は、みりんの代名詞として、江戸期から昭和初期まで、その名声を恣(ほしいまま)にしたとか。

当時のみりんは、今のように調味用ではなく、純粋な「飲用」だったそうです。

 

みりんの材料や製品を江戸に運ぶ為に水運が発達しました。

今も、「運河」という名の駅が残っているほどです。

 

この地は、同時に「醤油」の大産地でもありました。

 

今でも流山市とお隣の野田市には、キッコーマン醤油の工場があります。

キッコーマンは、醤油のほかにも、みりんの「万上」というブランドも持っています。

万上みりんも、天晴みりんのように、陶器樽で運ばれたのでしょう。

 

 

この樽の質感。相当なものです

 

豊かな時代の産物といえるでしょう。

 

 

やがちゃんキムチは、味で勝負のキムチですから、器にはこだわりません。

それでも、新作の「黄金律キムチ 海の幸 山の幸」には、専用容器とカット用はさみがついています。

 

ZOPT・・・・・・ツォップ 謎のパン屋さん

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千葉県の松戸と柏の境目辺り、古い住宅街の中に、そのお店はあります。

 

一見、お店とは気付かない質素な店先。

 

読めない看板。

 

ZOPT・・・・・・ツォップ と読むそうです、ロシア語で。意味は、「編み上げパン」。

 

朝早くから、夕方まで行列しています。

繰り返しますが、商店街や駅前では無いです。

ほとんどの人が、車に乗ってわざわざやって来る、手作りパン屋さんなのです。

 

お店の中は、たった3坪ほど。

7.8人で、もうラッシュアワー状態です。前の人が動くまで、じっと待ちます。

3坪を一周するのに、10分は掛かります。棚には、100種を超えるパンがぎっしり。

次から次へ、店員さんが補充していきます。

 

お客さんにカメラを向けるのは失礼なので、お店の了解を頂いて、パンだけを撮りました。

 

すごい品種数です。そのどれもが、美味しい。

 

私のおすすめは、180円のカレーパン

カリッとした揚げパンに、ほんのりと辛いカレールーが詰まり、まあ美味しいこと。

 

3坪のお店の奥には、かなり広い厨房。4,5人のシェフ姿の職人さんが見えます。

 

2階は、パンがメニューの中心のレストラン。こちらも、予約がいつも一杯だそうで。

 

 

しつこいようですが、ただの住宅街。

この繁盛、信じがたいですが、現実です。

 

やがちゃんキムチで、一番売れているのは、実は「チャンジャ」。

 

どこにも無いマイルドさと深い旨みで、行列です。

 

豚キムチと酢豚:ニジマス6匹!

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一昨日の日曜に息子と行った「手賀沼 道の駅」

 

釣りでお腹がすいていたので、ハンバーグと酢豚を食べました。

 

合計1360円。

 

どうせ美味しく無いだろうと、高を括っていたら、酢豚が旨い。

 

酢豚は、なかなか美味しく作れない物で、私も自分では作ったことが無いです。

 

お肉をカラッと、しかもふんわりと上げて、甘酸っぱいタレを絡ませる・・。

お上手な腕前でした。

 

でも・・・・。

 

酢豚には、パイナップルが無ければ・・・・・!

パイン大好きな私には、それだけが不満でした。

 

天気のいい午後、ニジマス6匹の大収穫。

 

やがちゃんキムチには、酢豚は無いですが、豚キムチがあります。

 

シクラメンの香り と ほたるいかキムチ

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  真綿色したシクラメンほど

  清しいものはない

  出会いのときの君のようです

 

と歌ったのは、小椋桂。

 

私の高校の先輩です。

 

小椋さん、大学受験に失敗して絶望し、山中湖まで一人で行き、湖畔で波の音を聞き、

 

 潮騒の浜の岩陰に立って

 潮騒の砂に涙を捨てて

 思い切り呼んでみたい

 果てしない海へ

 消えた僕の若い力 呼んでみたい

 

という曲を作りました。

 

デビュー曲、「しおさいの歌」です。

 

18歳の青年の作る詩として、なんと秀逸なことでしょうか。

 

シクラメンの色を「真綿色」とする感性にも驚きます。

 

感性といえば、キムチ屋にもあります。

 

感性を満開にして作ったつもりのこの作品。

 

3ヶ月以上にんにくをつけた醤油だれをベースにした、創作キムチです。

 

クロスフォーニューヨーク、あの人に

クリスマス。

 

大好きなあの方に、何を送りますか?

私もさんざん探しました。

それで行き着いたこの店。シルバージュエリーの銀屋さん。

そして見つけたこのお品。

1万円のシルバーネックレス、クロスフォーニューヨーク

これなら、贈れる。

 

やがちゃんキムチにも、一万円キムチ。

 

畑は数字では無いです

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一番上の写真は、収穫間近の白菜。

隣の玉とぶつかって、それ以上横に大きくなれなくなる時が、出荷の目安です。

 

真ん中の写真のネギの育つ地面を見てください。この黒土。

 

下の写真の通り、畑というところはただの地面ではありません。

 

土にさんざん手を入れて、改良に改良を重ねて初めて、種を撒ける状態になるのです。

 

土地ごと売ってしまえば、一坪いくら、という数字の話になりますが、「生命」を育てる畑は、数字では書き現せません。

 

学生街のそそる名前から、キムチカレーを思う

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沖縄食堂・・・・・・・入りたい!

 

安くてうまい、ママキムチ・・・・・・入りたい!

 

ホルモン商事・・・・・・・不動産屋さんじゃなくて、ホルモン屋さんなら、入りたい!

 

早稲田界隈の商店街の一角です。

 

学生街は、安い。それでも競争が激しいから、そそる看板が目立ちますね。

30年前の味の記憶は無いですが、今の味はどうなんでしょうか。

 

そそるネーミング・・・・・。

 

そそる味といえば、やがちゃんのキムチカレー。もっといいネーミングがあったかな。

 

この味、よそには無いです。絶対にありません。だって、カレー粉じゃなくて、ヤンニョムジャンで作ってますから。

 

こだわり商店を解放しよう!

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西早稲田の商店街の一角にある、「こだわり」のお店。

 

「こだわり」とは、漢字で書くと、「拘泥」。

 

泥に捉る・・・・・・・あまりいい言葉ではないですね。

 

本来は、「よからぬ考えや習慣に引きずられて、いやいや行動する」というような意味の言葉のはずです。

 

「こだわりラーメン」という看板を良く見かけますが、なにに捕まえられて作っているラーメンなのか・・・・そんなラーメンはあまり食べたくないです。

 

この八百屋さんも、「こだわらず」に、農薬から「解き放たれた」野菜を売るお店の表示にしなければ。

 

ネーミング・・・・・・

 

  「自由商店」

 

  「解放商店」

 

・・・・・・政治的になっちゃうな。

 

やがちゃんの「解放商品」の、「完全無添加チャンジャ」、ご注文が増えています。

 

白菜を鍛えて、キムチは美味しくなる

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やがちゃんキムチは、白菜をカットして塩漬けするという、邪道な方法は採りません。

野菜の本来の美味しさは、丸ごと漬けてこそ、生まれるのです。

 

 

でも・・・

 

冬の白菜は、肉厚で頑丈。

ちょっとやそっとでは漬かりません。

なかなか浸透圧が効かないのです。

 

そこで、「漬物石」を乗せるのですが、そん所そこらの石ではいけません。

 

写真の石、一つ35キロあります。直径30センチほどですから、すごい重さ。

 

実はこれ、バス会社の停留所用の立て札の重石なのです。

操車場の片隅に積んであったものをもらって来たのです。

 

塩を振って、この石を2、3個重ねて白菜を鍛える・・・・・・。

 

白菜は、そのみずみずしさを蘇らせ、ジワジワと漬かって行きます。

 

白菜の上下を入れ替える「天地返し」を5日間繰り返して、ようやく「タレ」を塗ってもらえるところに辿りつくのです。

 

やがちゃんの白菜キムチは、こうして、鍛えられて育ちます。

 

渋谷は眠らない

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金曜日は、ネット勉強会の最終日。

 

セミナー後、どこかで飲もうと渋谷の町に繰り出しましたが、若者の群れで町は埋まっています。

 

どこの店の前にも行列。

この町で飲み屋さんを開けば、だれでも繁盛できるのでは思うほどです。

 

恐慌でも不景気でも、人は物を食べ、お酒を飲みます。

渋谷という超一等地で店を出すことは難しいですが、インターネットならば・・・・・。

 

この喧騒を見て、またその思いを強くしました。

インターネットも、眠りません。

 

眠れない人は、やがちゃんの蒸し牡蠣キムチでワインをどうぞ。

 

高級手作りコンピューター

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半導体どころか、トランジスタも真空管も無い時代に、すでにあったコンピューター。

(上の写真)

堅牢なボディ、精密な螺子とバネの組み合わせ、重厚な操作感。

 

サラリーマンの月給5か月分でようやく買えた計算機だそうです。

 

それだけ高いということは、その製造販売に携わる多くの人が、これ一台で潤ったということにもなりますよね。

今のパソコンが束になってかかっても適わない、存在価値があるわけです。

 

下の写真は、「ガリ版」と呼ばれた手書きの板で作った原稿を、ローラーで擦って印刷する、「謄写版」です。

カリカリと原紙を削り、手作業で複写する、懐かしい印刷機ですね。これだって、月給の半分くらい出さなければ買えませんでした。

まだコピー機の出回らない昭和40年代まで、学生はこれにお世話になりました。
私も高校時代、これで同人雑誌を印刷した思い出があります。

 

物の価値は、その機能だけで決まるわけでも無いし、需給のバランスだけでも決まりません。

それを使う人々の思いの、重さ、深さ。

形にならない、人々の「手」や「心」の思い出の数だけ、価値が高まるのです。

 

やがちゃんの思い出がたっぷり詰まった、「キムチカレー
この辛さを味わうたびに、涙が出ます。
ただ辛いから、ではありません。

 

辛い=からい・・・・・つらい・・・・・・とも読めます。

 

近藤勇とキムチの関係・・(?)

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私が生まれたのは、信州の標高1000メートルの山の中。赤石山脈の東の端です。

 

親戚ばかりの8軒の家しか無いその集落には、昭和30年代まで、里から一日二便のボンネットバスが走っていました。

今は過疎で閉鎖して山も崩れ、バスどころか、オートバイも行けません。

 

親に連れられて東京に出て来て、昭和39年、オリンピックは、四本足のテレビで見ました。

重量挙げの三宅やハードルの依田郁子の活躍に、夢中になっていました。

 

その頃の東京足立区には、家庭のトイレから肥料用に集める「肥えたご」を担いだ農家の人が結構いました。

今思えば、自然循環のエコ農業ですよね。

大根もきゅうりもにんじんも、今よりずっと太く、しっかりしていた記憶があります。

 

千葉の流山市立博物館は、そんな東京近郊の現代史の展示が面白いミュージアムです。

 

その建物がそびえる小高い丘は、幕末、近藤勇率いる「新撰組」の最後の陣屋を張った場所ということでした。

この地で、近藤は官軍に捕らえられます。

 

昭和や江戸時代のそんな話に思いを馳せながら、今晩は、松戸や流山地域の農業の名産品、「小松菜のキムチ」でご飯が進みました。

あ、そういえば・・・

近藤勇も土方歳三も、もともとは多摩の農民の出だったんですよね。

新時代の近代装備の官軍に投降した、剣の達人、近藤勇の心模様や、いかに・・・・・・・。

 

 

ウェイパーとヤンニョムジャン

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外食従事の経験値から言うと、

外食に慣れた人の共通の弱点は・・・・

「添加物、化学調味料の味に鈍感になる」 ということ。

 

外食用に流通している食材が、いかに添加物だらけかを知ると、恐ろしくて食べられなくなることもあります。

調味料も、その化学合成素材の多さには驚きます。
例えば醤油も、9割がたの店は、「保存料入り」のものを使います。安息香酸ナトリウムという保存料で、独特の化学臭がします。それを消すために、さらに添加物を入れるという悪循環になるのです。

 

ついでにもう一つ。

関西中心に家庭用の中華調味料として売れている「ウエィーパー」は、手軽な本格派の味を出せるし、低添加なのでおすすめです。

唯一の難点は、主婦が使うと、あまりに簡単に本格的な味を出せるので、調理の基本を怠けることになることでしょうか。

 

似た存在が、やがちゃんの「ヤンニョムジャン」。

シチュー、カレー、煮物、炒め物、漬けもの、等々、ちょっと入れるだけで、なんでもかんでも、美味しく辛く、旨くしてしまいます。

主婦の方、使わないでくださいね!

 

太陽がキムチを美味しくする

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銀杏の葉が綺麗に色づきました。

 

しかし、街路樹の中には、まだ葉の青いものもあります。

そこは必ず、建物の陰などで日当たりが悪い場所なのです。

 

やがちゃんで使う、茨城産の冬白菜。

見てください、この大きなお尻!

白菜は、お尻が丸くて大きな物ほど、「美人」です。味が良いのです。

 

その白菜も、上の写真のように、塩漬け直前に、こうして陽の光に数時間当てます。

こうすると、日光の作用で、生白菜の中の組織が活性化して、旨みがぐっと増すのです。

やがちゃんの工場の裏手には日当たりのいいところがあり、こうして毎日、干しています。

 

天の恵み、太陽の光。

自然を頂く幸せを味わっていただきたいです。

やがちゃんの白菜キムチ、美味しさ満開です。

 

朝焼け  夢と希望と

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午前5時30分。

朝焼け。

東の窓際に立ち、こわばった腰を伸ばしながら、この光景を見て一日が始まります。

このずっと向こうは、太平洋、そしてアメリカ大陸。

夢と希望の大地です。

私の作るキムチが、また今日も全国のあちこちのお客様の元に向かいます。

召し上がる全ての方に、ひと時の幸福を感じていただき、明日への夢と希望を持っていただければ。

そう思い、20年間キムチを作り続けてまいりました。

これからも、作り続けます。