頂キムチと夢味噌2000円セール!(巻末小説あり)

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最後の職人、無添加の「やがちゃん」からです
        2011.09.30

      ◎ やがちゃんキムチ ◎
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 ★ 「頂」に「夢味噌」のセット!
    朝食しっかり、ダイエットばっちり。

   この二品で。2000円で健康朝食! ★
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こんにちは。無添加キムチ職人の「やがちゃん」です。

今日は爽やかな秋晴れです。
明日から10月。雨のないカラッとした秋を期待したいですね。

さて、味噌汁、飲んでますか?

よく、味噌汁は塩分が多いので、高血圧に良くない、といわれます。

高血圧に良くないのは、厳密に言うと、「塩」ではなく、「ナトリウム」です。
ナトリウムを大量に含む食品は、塩だけではありません。
特に、化学調味料は、ナトリウム(グルタミン酸NA)の塊りなんです。

ですから、化学調味料入りの食品をとると、塩分を控えても、元の木阿弥。

無添加食品は、そういう意味でも、体にいいのですよ。

味噌汁一杯の味噌は、大体20gです。
普通の味噌は、塩分が10%前後ですから、つまり塩分は2g程度。

高血圧の方の塩分目安は一日10gといわれていますから、味噌汁一杯程度では
心配はあまりないのですね。

それより、味噌の健康効果は、もう、語りつくせません。
日本が世界に誇る発酵調味料の味噌は、がん予防にも効果が確認されていますし、
放射性物質の排出にも効果があるといわれています。

一日1杯、無添加の味噌汁を!

やがちゃんの「夢味噌」は、いりこ、昆布、かつお、しいたけからだしをとり、
加えてありますから、後はお湯に溶くだけです。美味しさ、手前味噌ですが、最高。
自然の旨みで、まさに「無添加の美味しさ」です。

私は毎朝、夢味噌の味噌汁と、「頂」キムチで朝食です。

おかげで、元気元気。元々血圧は高いのですが、最近は安定しています。

「頂」400gと「夢味噌」400gのセットで、2000円。
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どうぞ、寒い冬に備えて、お体に抵抗力をつけておいてください!

お奨めします!

白菜キムチ、秋が深まるにつれ、ますます美味しくなっています!

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《 おすすめ3品 》

 ●エゴマの葉のキムチ  150g(葉が10-15枚入り) 580円
 http://www.umakim.com/egoma-kimuchi/index.html

 ●やがちゃんの凄さは、タレの凄さ。ヤンニョムジャンを使いこなせれば、
  あなたは料理の達人です!
  http://www.umakim.com/kimuchi-tare/index.html

 ●チャンジャなら、やがちゃん。やめられませんね。
  http://www.umakim.com/chanja/index.html

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   《四方山話》

私は、ネットで物を売る業者の勉強会に入っていて、そこのお仲間うちで毎日
情報交換をしています。

もともと小説などを書くのは趣味でしたので、たまに、短文を書いたりしています。

この夏、いくつかのミニ小説を書きました。

その中で、有難くもご好評を頂いたものを、本日は下記に転記させていただきます。
お暇なら、どうぞお読みください。
真夏に書いたものですが・・・。

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  題名 「ラーメン店にて」

暑い。昨日山梨では、39度。千葉も35度を越えた。

ただ暑いだけでなく、蒸すのだ。節電でクーラーを使うなと政府は言うが、国民の
健康をナンだと思ってるんだ。大丈夫、ガンガンとクーラーは使うべきだ。

そんなことで、頭がボーっとしていた昼下がり。

幾ら暑くても食欲だけは旺盛な僕は、近所のラーメン屋に昼食に出かけた。
最近出来た個人店だが、うちのキムチを使ってくれていて、ここの味噌ラーメンに
キムチを乗っけると、抜群にうまい。

暑いときには、熱いものと辛いもの。これは常識。
ヒーフー言いながらカウンターでキムチ味噌ラーメンを必死で食べながら、若いマ
スターに、

「どう? 景気いい?」

と聞くと、俯いてギョーザをまきながら彼は、

「ええ。やがちゃんさんのおかげで、キムチも良く出るし、なんとか」

と答えてくれた。

「ところでさ、マスターって、幾つ?」

「今、39です」

「ふうん。結婚してるの?」

「いや、今はチョンガーです」

「今は? 昔してたの?」

「ええ」

「へえ。子供は居たの?」

「はい。二十歳前に出来た息子で、もう、4歳のときに別れたきりです」

「そうなんだ。そりゃあ、会いたいよなあ」

壁に吊られたテレビでは、原発の報道番組をやっていた。避難した親子が子供の通
学の問題で、離れ離れに暮らさざるを得ないと、レポーターが訴えている。

そこに、ガラっと店のドアを開ける音がした。振り向くと、若い背の高い学生風の
男子だ。Tシャツにジーンズ姿。入り口で立ち止まり、じっとこちらを見ている。

「いらっしゃい! どうぞお好きな席へ」

若者は頷き、目の前のテーブル席に着いた。

マスターが水を運ぶ。その間、若者はじっとマスターの顔を見ていた。

「何にします? ラーメンなら味噌ラーメンがお奨めですよ」

若者は黙っている。

「味噌ラーメンでいいですか?」とマスターが繰り返す。若者は、こくんと頷いた。

「はい、了解!」

マスターはそういい、厨房に戻り、背を向けて味噌ラーメンを作り出した。僕は若者
の方をちらちらと見ていたが、相変わらず彼はマスターの背中を見ている。どうも様
子が普通ではない。

僕はキムチ味噌ラーメンを食べ終えた。汗をたっぷりとかいた。

そして水を飲みながら、マスターが若者のラーメンを作り終えるのを持った。

やがて若者の味噌ラーメンが出来上がり、マスターがそれを持って、客席に出てきた
。手元のラーメンを見て、ぼくは、あれ?と思った。

「お待ち。はい、味噌ラーメン」

そういって若者の前においた味噌ラーメンには、僕のラーメンに入っていなかった
チャーシューが何枚も乗せてあった。

黙って頷いた若者は、またマスターを見ている。そしてマスターも、立ったままじっ
と若者の顔を見下ろしている。

そのまま、5.6秒が経ったろうか。

マスターがくるりと僕のほうを向き、歩いて来た。顔色が青い。

「すみません、キムチ味噌ラーメン、700円です」

レジでお金を渡しながら、僕は小声でマスターにささやいた。

「マスター。何でチャーシューをサービスしたの?」

「いや・・・」とマスターは言い淀んでいる。

「まさかさ、息子さんじゃないの?」

マスターは、黙ってしまった。お釣りを僕に渡し、下を向いている。

「4歳の頃さ、その息子さん、チャーシューが好きだったんでしょう。違うの?」

マスターは、コクリと頷いた。

「え、まさか・・・」

僕は若者に振り返った。若者は、背を曲げて、ラーメンをすすっている。その横顔は
、マスターに瓜二つだと僕には思えた。

僕は慌ててマスターに言った。

「ひょっとしたらということもあるよ。ねえ、声かけてやりなよ」

「いや」と、マスターは首を振った。

「どうしてさ。もし本人だったら、どうするのさ!」

と僕は少しだけ声を荒げた。するとマスターはまた下を向き

「だって・・息子は、俺が離婚した後すぐに、ハシカをこじらせて死んじゃったんで
すよ。だから、もうこの世にはいないんです。」

僕は絶句した。

汗をかいていた背が、スーッと寒くなった。

また振り返る。若者はまだラーメンを食べている。しかし、心なしか、その姿がボヤ
けて見える。

「じゃあ、何でチャーシューをサービスしたの?」

「いや・・だから・・」

「似てるから?」

マスターは頷いた。その目頭は、赤くなっていた。

じっと見つめる僕に耐えられなくなったのか、マスターは、

「ありがとうございます。毎度!」

と言い、足早に厨房に戻ってしまった。僕は仕方なく、店を出た。

だが・・・・。

強い日差しに手をかざして見返した店のガラス窓。

そこに、居ない。

あれ?と思ってよく目を凝らした。

奥の厨房では、マスターがこちらに背を向けているのが見える。だが、あの若者の
座っているはずのテーブルには・・誰もいない。ただ、空になったラーメン丼が、
ポツンと置かれているだけだった。

背筋は、凍った。
だが僕は、戻ることは出来なかった。
この後、あの若者は、マスターに話しかけるかも知れない。それを僕が邪魔をして
はいけないと思った。

35度の千葉。その後は、涼しく過ごせました。

            《 以上です 》

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