幻の母校を訪ねる

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信州の諏訪湖から、南アルプを登ると、有賀峠という急峻な峠道に出ます。

車で登ること、3-40分。「後山(うしろやま)」という集落に出ます。

民家が約、2-30軒。皆、お年寄りです。

若い人も子供も居ずに、学校もありません。里の学校までは、車で通わなくてははいけません。

しかし、この集落の一角に、以前は開校していた学校の建物が残っています。

「諏訪市立湖南小学校 後山分校」 です。

真夏の日を浴びて、まだそこに生徒たちが居るのではないかという雰囲気の中に、建っています。

 

実はこの学校、私も通う予定でした。

ここからさらに山奥に入った隣の集落で、私は生まれ育ったのです。

しかし、4歳の時に親に連れられて東京に出てきましたので、通うことはありませんでした。

廃校になり、すでに20年以上が経過している、とのことでした。

 

by やがちゃん of やがちゃんキムチ

(2013年1月から6月までのブログはこちらです)