1Q84、日本の夏

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アマゾンに注文を出して約20日目。
ようやく着きました、村上春樹氏の話題の新作「1Q84」

私は滅多に新刊のハードカバーの本など買いません。
理由は、

 重たいから、 汚しにくいから、高いから

です。

読書は、寝ながらとか、電車に乗りながら、とかいう細々と時間をつなぎあわせてしか出来ない為、読んだところまでで折り目をつけたり、ズボンのポケットに押し込んだりするので、安い文庫本が一番です。

でも、あまりの話題に、この「1Q84」は買いました。

昨晩最初の一章だけ読みましたが、 「ノルウェイの森」以来久しぶりに触れたの村上氏の文章は、翻訳調の独特のトーンはそのままに、よりリアルな映像を醸しだしている印象がありました。
この先が楽しみです。

村上氏といえば、先日のエルサレム賞授賞式でのスピーチ

 「体制、社会という壁があり、個人という弱い卵がある。卵は壁にぶつかり、壊れてしまう。私は常に、卵の側に立ちたい」

という感動的なスピーチが記憶に新しいですね。

 

卵が壁を作ることができる唯一の手段の選挙も間近。

様々のことを深く考えなくてはならない、日本の夏です。

 

     by やがちゃん of やがちゃんキムチ