安くて危険、高くて安全美味、どっちを選びますか?

20140810101736

これは、和風のだしを取っている画像です。スライスしたシイタケ、煮干、昆布が
見えますね。
鍋の上から下まで、こんな感じでぎっしり詰まっています。水の中に素材があるの
ではなく、素材の中に水分が浮いている、という感じ。これほどに使わないと、
無添加のキムチのタレには使える濃厚なだしは取れません。
経験値で言いますと、たとえば、「味の素」10gと同じ旨みを出すためには、
昆布500gは必要です。つまり、重量にして50倍。コストから言うと、500倍には
なります。
500倍!
誰もやろうとしないはずですね。
ですが、方法はあります。
ほかの素材を合わせたり、全体のバランスを考えたり。
それにしても、無添加で美味しいものを作ろうとすれば、相当のコストがかかり
ます。
最近は200円台の弁当や牛丼など珍しくも無いですが、食べるものの価格の下落は、
添加物の使用率の増加と比例している気がしてなりません。
安いには安いなりの理由があります。
無添加が高いのは、当然なのです。
安くて危険なものと、高くても安全で美味しいものの、どちらを選びますか?