練れば肉は旨くなる

やがちゃんハンバーグ、大好評です。

 

まかない用に作っていた「贅沢つくりハンバーグ」を、商品にしたものです。

原材料は、合い挽き肉、炒めたまねぎ、牛乳、卵、パン粉、塩、です。これに「オリーブ七味」を少量加えて、練ります。

ハンバーグの美味しさの原点は、お肉の美味しさ。

この肉の旨みを引き出すため、最初に、肉に塩を加えて、練ります。よく練ります。糸を引くまで練ります。

続いて、牛乳や卵を加えて、また練ります。徹底的に練ります。

この練り作業、機械ではできません。

5本の指を微妙に動かしながら練り、均一に混ざるように練らなければいけないからです。

この作業、やがちゃんキムチのある別の商品と共通するところがあります。

そう、「ギョーザ」なのです。

やがちゃんキムチの「安食店」では、手つくりのギョーザが大人気メニュー。
(※ギョーザはネット販売をしていません)

このギョーザの具を作るときに一番肝要なのが、同じく、「肉の練り作業」なのです。
肉に醤油等の調味料を加えた後、徹底的に手で練ります。糸を引くまで練り続けます。

練れば練るほど、美味しくなります。

まさに、「ハンバーグ」と一緒なのです。

なぜ、練れば美味しくなるのでしょう。

それは、「肉の旨み成分が絡まり合い、うまみの相乗効果で、いい味になる」としか、言いようがありません。

カレーやシチューのように、時間が経てば旨みが増す料理と、理屈は一緒でしょう。

敢て混ぜ合わせることで、その時間を縮めている、ということだと思います。

キムチのタレ(ヤンニョムジャン)も、同じことが言えます。練れば練るほど、美味しさが増します。

うどんやそばでも、粉をよく「練る」ことで、グルテンが生まれ、旨みが増します。

味は、「練り」で、旨くなるのですね。